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雄武町議会 平成27年6月議会 2015年6月10日

水産業者の振興対策について

2015年6月10日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「水産業者の振興対策について」質問し、町長 中川原秀樹が答弁しました。

質問者
花田一夫 議員
答弁者
町長 中川原秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 9番 花田一夫

9番、花田です。通告に基づいて4点ほど伺いたいと思います。まず、第1点目でございますが、新聞等で大々的に報道されていますようにオホーツク海のホタテの被害が予想以上に凄かったということで、3月の議会でも私早くこの被害状況を掌握して支援策をしなければ、将来の雄武町に禍根を残すような大変なことになるのじゃないかということで、お話した経緯がございます。所管の組合も出来るだけ早く調査をして被害状況を把握したいということで、いろいろと行っていたんですが、平成16年の時には雄武町が1番被害が凄かったということで、他地区についてはあまり被害が少なかったという関係もあってスムーズに調査の結果が出たんですが、今回はオホーツク海、北は宗谷から南は網走まで全域に渡って総体的に計画の25%水揚げが減ということになったわけでございます。1番この管内で被害の多かったのは隣の枝幸町は3万トンの計画に対して1万6千トン、沙留は1万3千トンに対して6千トン、頓別が1万5千トンが7千2百トン、雄武は1万5千トンに対して9千,5百トンということで、それでもまず6割程度の被害になっているという中で、これは私から申すまでもなく、ホタテについては作り育てる漁業ということで4年のサイクルがなければ、稚貝を撒いてからホタテの水揚げが出来ないということで、これからお話しする中で組合さんもさることながら、町の支援を相当しなければ、このホタテ漁業を含めて雄武の水産業界、しいて言うと加工業者を含めて雇用の場を失う大変な事態になるのではないかという思いで質問させていただきますが、今お話ししましたように本年度の水揚げは1万5千トンの計画に対し9千5百トン、1万5千トンのこの今年水揚げ予想になるまでに平成16年から9年かかりました。その間、町に対してもこのホタテの生産の早期復旧についていろいろと応援をしたんですが、やはりお金の掛け方が足りなかったというせいも、私、大いにあるんじゃなかろうかと思って9年の歳月を介したわけですが、今年は9千5百トンなんですが、来年の幌内場所についてはいくら水揚げされるか、獲って見なければ分からない、恐らく4千トンなのか5千トンなのか、あるいは3千トンなのかというような大変悲痛な状況でございます。町長もそれは恐らく知っていると思うんですが、いま組合さんからどのようなこの支援に対しての要望があって、町はそれに対してどういう支援をする予定になっているのか、お尋ねしたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

今年のホタテの被害につきましては花田議員さんが言われるとおりですね、今年の本操業海域である沢木海域、来年の本操業海域となる幌内海域及び再来年の本操業の海域となる漁田海域の、その向こう3年間の水揚げが減少するということになりまして、ご指摘の通り本町の漁業水産業に大きな影響を与えられますので、漁港につきましては再来年の本操業海域となる魚田海域に緊急的に稚貝を追加放流することによりまして水揚げ量の減少を2年間に抑えるという計画として日本海側や各方面に依頼し、既に緊急的に稚貝の追加購入を行うなどの対応を実施しておりますが、計画外の稚貝購入資金の調達につきましては、御指摘のとおり多額の資金を要しますので組合経営に大きな負担となる事は目に見えているところであります。したがって稚貝購入資金の無償貸し付けを町としては支援したいというふうに思っております。このホタテの減産による、いわゆる水産加工業の減量獲得や従業員の雇用等は地域経済に与える影響が非常に大きいものでありますので、漁港はもちろん水産業にとっても、この3年間のホタテの減産は深刻でありまして、死活問題になるというふうに私は認識しております。今回の減産につきましては町といたしましても最大限の支援を行いたいというふうな決意を持っております。具体的な支援内容につきましてはですね、いま申し上げました漁協が実施する緊急的な稚貝購入に対する資金、6億円弱のうち5億円を無償貸し付けしたいというふうに思っております。この償還につきましては31年度からの5か年で返済を受けるという内容で貸し付けを行いたいというふうに思っております。

質問 9番 花田一夫

町長今おっしゃるようにですね、今年は9千5百トンなんですが,来年のホタテについてはもうどうにもならない、手の打ちようがない、せめて再来年獲る魚田の水揚げ分として本来ならば4年サイクルで獲るホタテをですね、3年でもいいですから、追加稚貝を撒いて、いくらかでも水揚げの量を増やしたいということで伺うところ3億7900万粒を漁組さんは今年度稚貝放流をして終わったそうです。この全体的な金額がですね、13億5千万円、これにはですね、投入をするための漁船の賃借料、あるいは乗組員の人件費等が入ってないんだそうでございます。いま町長1年ということだったんですが、私はそれじゃ今年の分は良いんですが来年はどうするのかなと。例えばこれ2年、3年も通してこの支援を、例えば組合さんからお願いがあった時についても考えていただけるのかどうか。その辺ちょっと伺いたいと思いますし、また別な面でまだいろいろとご質問させていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

今回の減産の前にですね、今年は1億、来年が2億という、1億ということで一応計画は議員さんにお示ししました。今回がなりましたんで、今回は今年度5億を貸付して、その後につきましては様子を見て、状況に応じて対応したいというふうに思っております。

質問 9番 花田一夫

それでですね、伺ったらですね、このいま13億、それから来年もそれに近い、少なくとも今年は3億7900万粒放流したんですが、それは先ほどお話ししましたように追加時撒きの分があるもんですから、3億約8千万粒になったんですが、来年も恐らく最低でも2億8千万粒を稚貝を買って放流する、しなければならないということになると少なくてもまた13億ぐらいの資金が必要となってくるということの中でね、私、昨日組合長と専務さんに会って伺いして来たんですが、町長も知ってる通りに今から7年前に平成16年度の被害対策としてホタテの漁場を沖合に移動しましたね。その沖合の場所がですね、元々ホタテの場所じゃなかった関係上、ホタテの稚貝が放流できるような状況になってないと。ということは漁場造成、極端に言うと畑の耕作がきちんとされてないような状況になっているんだそうです。そのためにですね、今回もこのような大きな被害になったんじゃなかろうかということで、できればその沖合の漁場の改良整備にも相当のお金を掛けないと、また同じようなしけが来た時には今年と同じような状況になり得るようなお話もされてました。それと私昨日写真を見せていただいたんですが、町長もご存知だと思うんですが、昭和30年代にですね、浅海漁業の増殖のために漁礁を入れたわけですね。数についてはちょっと私も記憶がないんですが、当時私も漁師やってまして、この漁礁を入れに作業に行ってきて手伝った経緯があるんですが、その漁礁がですね、海の底に埋まってないで、歴然として残っていて、それにですね、波と潮が交差して、その漁礁の周りにですね、ホタテ貝が重なって死んでいると写真を見て、組合もこれを撤去しなければまた同じようなことになるんじゃないかということで。この稚貝の放流についてのお金、そしてこの漁礁の撤去のお金、そして沖合に漁場を求めた、この漁場造成の金ということで、何もかにも組合さんでも出来るような状況にないということなんですよね。それで私からお願いしたいというのはですね、町から漁組さんに5億の融資については、これはあくまでも融資ですから当然返済されます。負担になるのは当然金利の分だけだと思うんですが、町長もご存知のように1日でも早く、1年でも早くということで田原町政時代に私お願いしまして、漁場造成に2年の時限立法で3千万、町からお願いをして2年間やった経緯があるんですが、そのようなことをですね、町も何とかこの事業を1年でも早く回復して元の雄武町の水産業になっていただくように考えていただけないかなという思いで質問させていただいているんですが、先ほど言いましたように、この事業がきちっと軌道にならなければですね、雄武町の加工業者は相当のダメージを受けるということですから地元産業のためにですね、何とか協力してあげていただけないかと思うんですが、如何なものでしょうか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

具体的に漁組さんの方から要請あれば、それはもう支援するのは吝かでありません。どんなようなね、支援を要望しているのか、その辺も聞いてみなきゃならないし、まだその話は聞いてませんのでね、具体的に来たらこちらの方で前向きに対応したいというふうに思います。

質問 9番 花田一夫

ありがとうございます。是非、そうして1日も早くホタテ漁業が復活することを強く希望したいと思います。次にですね、関連しまして加工業者がですね、先ほど言いましたように全道、全海域の漁場が水揚げ減になったということで、どこからも加工原料の購入が出来ない、以前は旅から搬入した分の減量輸送費ということで町にお願いをした経緯があるんですが、今年、来年は、少なくても2年間はそのお先が真っ暗な状況の中で加工業者に対する支援というものが加工業者からなされたのか、なされてないとした場合にどういうことをしてあげようとしてるのか、お尋ねしたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

以前に加工協の方から町に対して支援をお願いしたいというふうにきた経緯があります。町としては組合として加工協としてどのような支援を町にお願いしたいのか、組合の考え方を持ってきて下さいというふうにお願いしました。先般、加工協の方から町の支援内容についてお願いする内容を持って来たのを聞きますと、いわゆる融資につきましては加工屋さん全てもう今手一杯の融資を受けている中で、これ以上の融資はもう無理でないかと。あるいは融資を受けると返さなきゃならないこともあるんで、体力的に無理じゃないかと。町としても融資に関してもね、利子補給なんか考えられるんですけど、それをちょっとあまり加工屋さんではね、望んでないような話でした。そうすると組合としては融資ではなくて、水産施設利用協同組合、これへの支援、それからうろの処理の支援、これを取りあえずお願いしたいと。町としてはそれは支援しますと。その他に町としては加工屋さんの雇用対策、これは町内の経済の活性化に非常に重要なものです。町としてもそれは見捨ててはおけない問題でありますのでね、まだそういう具体的な、いわゆる水利施設の支援の他に来てませんけども、町としては雇用対策に対しての補助を何かしらしたいというふうには思っています。それについては町としても制度設計しなければなりませんのでね、いま財政、あるいは産業振興課にそういう制度設計をするようにというふうに指示しておりまして、加工協からは要望は来てませんけども、町としては経済活性化、あるいは雇用問題、大変重要な問題でありますのでね、それは是非したいと、支援したいというふうに私は強い決意を持ってます。

質問 9番 花田一夫

実は私、過日加工協の役員会にオブザーバーとして出席させていただいて、いろいろとそれらの件についても御相談を受けました。それでですね、当然、仕事がないということはうろも出ないんですよ、町長、うろの処理する、に補助すると言っても、補助する理由がなくなっちゃうんですよ。そういうこともあって、それが良い悪いは別にして、別な方法はないのかなということで、私先ほど言いましたオブザーバーとして参加した中で、こういう方法はどうかということで提案したことがあるんですが、この水産業界も関連ありまして、ふるさと納税の中で、それらについて質問させていただきたいと思うんですけど、よろしゅうございますか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

うろについては加工協さんの方から、そういう支援してくれと来てますのでね、町からこれだと言ってはいませんで、それに対してね、しますというふうに町はしてる。それからふるさと納税の、いわゆる町が受けたら商品をやる、商品のことなんでしょ。

質問 9番 花田一夫

その町長ね、うろについて向こうでそういう話はしたんで、それじゃうろの処理に対する負担をお願いしようという話だったでしょ。だから処理するうろの量が少ないと負担する金額ないわけですよ。ということはキロ何ぼで負担する。原料が無いと処理する量が無いんだから。だから固定経費を負担するというんだったら別ですけど、稼働しないと電気料も掛からないわけですからね。

出典:雄武町議会 平成27年6月議会 2015年6月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる