小樽市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月11日
中国の水産物輸入停止による本市水産業者への影響と必要な支援措置について
2023年9月11日、小樽市議会の一般質問で、白濱聡議員が「中国の水産物輸入停止による本市水産業者への影響と必要な支援措置について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 白濱聡 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 白濱聡
4項目め、中国の水産物輸入停止による本市水産業者への影響と必要な支援措置について伺います。東京電力福島第一原発の処理水放出をめぐり、中国が日本産水産物の輸入を全面停止したことにより、北海道のホタテやナマコは、多くが中国に輸出されていて、輸入の停止により大きな影響が懸念されています。今後、少なからずとも本市の漁業者や流通、加工業者に影響が出てくるものと思います。特に、ホタテ養殖水産業者においては、昨年の道産ホタテの輸出額433億円のうち約7割が中国へ、輸出量9万5,000トンのうち約9割が中国へと聞き及んでおります。そのうち、小樽の水産物の昨年の中国への輸出量、輸出額及び量について、輸出データ、経済産業省の通関統計や財務省の貿易統計、北海道漁業協同組合連合会等をお示しください。ホタテに関しては、かなり損失や二次的影響が出てくると推測しております。二次的影響というのは、例えば、オホーツク産のホタテが輸出停止になることにより在庫を抱えるため、オホーツク産は人気ブランド力が勝るため、その在庫が優先的に流通されることとなればという危惧があります。科学的根拠に基づくものではない中国の禁輸措置に伴う本市水産業者への影響を市長はどのように捉えているのかをお示しください。我が会派といたしましては、国が全責任を持って中国政府と外交上の対応を行い、輸入停止措置を即時に撤廃させること、このたびの輸入停止措置により、漁業者や流通加工業をはじめとする関係者が被る損失の全てに対して国が全責任を持って対応すること、中国向けの輸出が現状では困難なことから、国内の消費拡大や他国への輸出の取組への支援など万全な対策を講じることなど必要な措置を切にお願いするわけであります。以上で、第4項目めの質問を終わります。
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、中国の水産物輸入停止による本市水産業者への影響と必要な支援措置について御質問がありました。初めに、小樽の水産物の昨年の中国への輸出額及び量につきましては、小樽市漁業協同組合等に確認したところ、水揚げされた魚介類はほとんど買受人等に卸売りしており、卸売後の流通については承知していないことから、輸出額及び量について把握していないと伺っております。また、函館税関小樽支所に輸出実績を確認したところ、同支所に申告された昨年の中国向けの水産物及び加工物の輸出はなかったと伺っております。次に、中国の禁輸措置に関わる本市水産業者への影響につきましては、小樽水産加工業協同組合に確認したところ、中国の禁輸措置に伴い、香港でも輸入品の検査が強化され、水産加工品の新規取引に影響が生じた事例があると伺っております。また、小樽市漁業協同組合に確認したところ、今年度はホタテの成貝は生育不良で出荷しておらず、ナマコは処理水放出前後の操業による水揚げはないため、現時点で影響は生じていないと伺っております。しかしながら、禁輸措置が長期化した場合、水産業のみならず他業種についても影響が拡大するおそれがあるため、引き続き、市内事業者や関係団体から情報を収集し、状況の把握に努めてまいりたいと考えております。