雄武町議会 平成26年3月議会 2014年3月17日
「がんばる地域交付金」に対する考え方について
2014年3月17日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が質問し、町長 中川原秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 福原峯雄 議員
- 答弁者
- 町長 中川原秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 福原峯雄
通告でがんばる地域交付金に対する考え方、これは全体として町長の考え方を聞くにとどめたいと思うんですよね。昨年の元気臨時交付金に引き続いて今回ですね、地域の元気づくり事業費ということで予算が計上されて、恐らく決まるでしょう。予算規模というのは元気臨時交付金に比べてだいぶ小さくなるんですけれどもね、その配分方法、それについて国が指定しているんですけれども、そこにちょっと見逃せない問題が私あると思うんですよね。去年の元気臨時交付金の時には新規事業でハードの公共事業という使い方が決められていました。それはそれで問題はないというわけじゃなかったんですけれども、各自治体でやり方によってどうにでも使えるというふうにいうことができます。対応はできたわけですね。今回の対応僕は本当は不満なんだけれども、対応は出来たと思います。ところが今回の地域元気づくり事業費というのは交付額を算定するにあたって、いつ、どれだけ交付するよという算定の基準、手法の中に例えば農業産出額がどれだけあるか。これがそうなんですけれども、恐らく同じもの持ってると思うんですね。それから製造品出荷額はどうなってるか。多い方が有利なわけです。それから小売業年間商品販売額、これが産業関係で、これを指標の中に、算定の指標の中に入れますよと。雇用関係では若年者失業率がどれだけあるか。従業員者数はどれだけか。それから事業所数、この三つを雇用関係では、これを入れて算定するよということになってます。その他としてここに書かれているのは、一人当たり地方税収、一人当たり地方税収ですね、それから転入者人口比率というのも算定の基準の中に入ってます。私ね、雄武町の場合で言いますと都市部と違って雄武町などの地方というのは圧倒的にこういったことでいうと条件が不利になってしまうわけですよね。またここでは行革の努力の取り組みという欄があります。市町村で言いますと、職員数をどれだけ削減したか削減率、それからラスパイレス指数、三つ目に人件費の削減率、どれだけ職員を減らしたかという事。もちろん減らせばそれだけ有利になるということです。人件費を除く経常経費削減率というようなこの算定の対象になってるんですよね。あとは地方債残高削減率ということになります。私ね、交付査定の条件がこういったことを挙げているということが大問題だと思うんですよね。そもそも地方交付税制度というのは、全ての自治体に安定した運営を保証するための制度だということですよね。だから時の政府にこのような、これは正に政策誘導だと思う、政策誘導だと思うんですけれども、政策誘導は絶対許されないんだということを言いたいと思うんですね。財政局で出している地方財政対策のポイントです、そうですね。という文章の中で27年度以降の検討のことも、これ実は書いてあります。書いてあるということは今年度だけじゃないよということですね。この方向を継続するつもりだ、そういうことだと思います。多分これは今後ね、町村会なんかでも、会長会かい、町村長会なんかでも問題になると思うんですけれども、私ね、これは地方自治の根幹に関わる問題だと思うんですね。是非、この点についての町長の考え方を伺いたいと思います。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
平成26年度の地方財政計画では地方が地域経済の活性化に取り組みつつ安定的な財政運営を行うことができるよう、地方交付税等の一般財源総額について社会保障の充実分等を含め、平成25年度の水準を相当程度上回る額が確保されたことは地方として評価できるものと考えます。地域の元気創造事業費は普通交付税算定時に新たな費目を設けて地域活性化の取り組みに必要な財政需要を人口を基本として算定することとし、その際、各団体の行革努力や地域経済活性化の成果を反映することとしておりますが、平成26年度の算定額は全体で3500億円と規模が小さく、工業品出荷額や若年者就業率の指標を用いる地域経済活性化は市町村分算定額全体の15%ほどに留まるほか、農業産出額等も指標に用いられることから、算定結果が即座に地域間格差を強いるものではないと考えます。また残りの85%を占める行革分の算定額は職員数、人件費、削減率等の過去5か年の平均値を指標として用いるものでありますが、算定においては行革など努力した団体が報われるべきものと考えております。
質問 1番 福原峯雄
一つだけ肝心なことが抜けてると思うんですね。その地方自治の根幹に関わる問題だと私さっき言いましたけれども、政府の政策誘導つながると。しかも来年度以降も継続するつもりだというと、このことについてやっぱり地方自治との関連でどう思うかという事、これを実は一番聞きたかったことなんですけれども、その点を聞きたいと思います。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
ですから私後段で言いました通り、行革分で地方が、その自治体がいわゆる頑張ればこの交付税に跳ね返ってくるということですので、これは当然努力した自治体が報われるものだというふうに思っております。
質問 1番 福原峯雄
私ね、問題を指摘したのは、それじゃどう頑張るんだっていう中味を政府が決めるべきじゃないんだと、それを決めるのは地方なんだと、こんな指標を示してね、これに沿わなかったら要するに減らされるわけですね。これが正に地方自治の精神から反してるということを最後に言いまして質問を終わりたいと思います。