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雄武町議会 平成22年3月議会 2010年3月15日

保育所の調理部門の委託について

2010年3月15日、雄武町議会の一般質問で、村田博子議員が「保育所の調理部門の委託について」質問し、町長 田原賢一が答弁しました。

質問者
村田博子 議員
答弁者
町長 田原賢一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 7番 村田博子

村田です。通告に従って質問を行いたいと思います。まず1点目の質問は保育所調理部門の民間委託についてです。未来を担う子供達をしっかりした健康な身体としなやかで優しい心を育てる責任は私達大人です。保育所は子供の教育の重要な一時期を担います。現場の方達心を一つに子供達を育んできました。新しい素敵な施設の完成で一層新鮮で充実した取り組みが展開されていくこととなるでしょう。今年度、新しい施設の完成を機に町長は全ての保育士を正職としました。私は正にこの姿勢こそが子育て支援の基本だと思います。しかし残念なことに調理部門が委託となり、調理の方の賃金が現在の賃金の20%の減額となることが分かり、愕然としました。今まで正職も臨職も皆さん現場では保育や食育に力を注いできたことでしょう。これからも子育て支援を一丸となってやってもらわなければなりません。その調理員の現行賃金をしっかりと確保する委託の条件が必要だったのではないでしょうか。そのことは町長の仕事ではないでしょうか、伺います。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

調理部門の委託のご質問でございます。実は議会行財政改革調査特別委員会設置を頂きましてね、平成15年の3月末日まで設置を頂いて、この特別委員会で町に対して考え方を示されております。給食部門の民間委託についてでございまして、この病院の給食、それから給食センター、そして特別養護老人ホーム、保育所関係、特に保育所関係においては議会行革調査委員会の考え方としては、保育所統合の中で対応することということで、早くから議会の方々から要請を受けておりまして、当然、町もその考え方に基づいて行財政改革の中で給食部門の民間委託ということで、この度打ち出したわけでございますので、ご理解を頂きたいと思います。

質問 7番 村田博子

私は色々この民間委託に関して聞いた中で、民間委託がだめだと言ってるんではないんです。民間委託をする時に、その行政サービスの中心になって働く人のその賃金を二割もカットしたことを認めた委託が私はこれは違うんじゃないでしょうかと、町長にそのことを伺っています。このことをしっかりね、そういう仕事をしていく、住民サービスの仕事をしていく職員を守り育てるのも町長の仕事でないかというふうに思ってますので、もう一度お答えお願いします。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

住民の生活を守る立場と行財政改革の中で民間委託である部門を経費節減のために民間委託するということとは、自ずから大きく異なるわけでございまして、先ほど特別委員会からの要望にもありました通り過去には病院の給食、それから学校の給食センター、それから特別養護老人ホームの関係についても民間委託をしてきたわけでございますけども、それらと整合性を持たせないわけにはいかないわけですよね、当然。ですから病院給食も町側の考え方として民間委託の方に条件として提示したのは現行の八割だけは何とかして給与保証をしてほしいということを申し添えておりますし、今回の保育所の給食関係についても、それを条件として提示をさせて頂いてなおかつ、そこに携わっておられます臨時職員の方々の同意も得て相互理解の中で今回行革に臨んだということでございますから、是非ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

質問 7番 村田博子

私、民間委託がだめだということ先ほどからだめだということで言ってるのではないので、私は働く人の賃金の問題を言いました。それで去年の5月、国会で公共サービス基本法が全会一致で成立致しました。この基本法の11条で公共サービスの実施に従事する者の労働環境の整備という部分があります。そこにおいて国及び公共団体は安全かつ良質な公共サービスが適正かつ確実に実施されるようにするため、公共サービスの実施に従事する者の適正な労働条件の確保、その他労働環境の整備に関し、必要な施策を講ずるよう努めるものとすると定めています。国、地方公共団体の責務が明記されています。また官民を問わず求められていることでもあります。この基本法の観点からも委託の条件に調理員の現行賃金の確保を入れるべきだったと私は本当に残念です。働く人が心を一つにみんなで子供を育てていく。安上がりの民間委託で決して教育とか子育てというのはお金で、お金がないからやらないんじゃなくて、子供成長を期してやる、未来を担う子供を育てていくための必要なお金をきちっと確保する、そしてそのお金はどのように生み出すのかっていうことも、またこれも行政の仕事だと思います。それでもう1点、そういう基本法が出来て、そしてそういう働く人の賃金をしっかり守って、行政サービスの質の向上を図りなさいという法律が出来てるんですけども、それでもやはり整合性を持たせて、そして安上がりに八割は確保したんだよっていうことで、民間委託はそのようにこれからもしていくのかどうか、私はそれは時代の流れに逆行するんじゃないかというふうに思ってますけど如何でしょうか。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

今、国の法律で安全で良質な条件の下で適正な労働条件というふうに出されましたけど、私は決して不適切な労働条件だというふうに思ってないんですよね。適正な労働条件だというふうに思っております。繰り返しますけども、病院の給食の時点でもそうでござましたし、今回も整合性を持たせて八割の賃金保証をお願いをしておりますし、これは守られる内容になっております。それでこれは行政が民間委託した事例で申し上げましたけども、今雄武町で社会的に賃金を求めて就労している、そういう種類の人達の賃金体系を見た時にはですね、今回町が示した保育所の給食部門の賃金よりも一般的には下回っておるんですよ。ですから決して雄武町に存在するそういう人達の給食に携わってきた方々の条件を守ってないということではなくて、きっちり生活も守った中で行財政改革の中で取り組んだということでございますから、是非ご理解を頂かないと他の給食部門の民間委託の人達と整合性がなくなるということでございますから、その点も勘案した上でご理解を賜りたいというふうに思います。

質問 7番 村田博子

私いま大変世の中厳しい中で、本当に格差がひどい中で、賃金です、給食の方達、臨時職員です。その方達の臨時職員の賃金が20%減額することが民間委託によって起こるわけですね。町民の税金です、これは。ですから町民の税金で子供達にやりながら、片っ方で雄武の町民の労働条件を下げるということは私は納得できない。違うんじゃないかというふうにおもっています。そして、いま私この中で、いや町長ね、20%、22、30万の人が20%下がるということは、どういうことだと思いますか。だから他は安いから、民間は安いからということは私はおかしいし、むしろ町長は民間の賃金はどうなっているのか、生活は大丈夫なのかっていうことを心にかけなきゃならない立場にあると思います。そして今、公務員のバッシングは民間が大変だから公務員だけっていうことがあって公務員の賃金切り下げ、そうすると民間も公務員でさえ下がったんだから下げる。そういう状況が生まれています。この間、今年の初めですか、東川の町長は、新聞に載ってたんですけども、大変だからって役場の職員も精一杯頑張ってると、大変だからといって公務員が切り下げて、そしたらまた民間も下がる公務員と民間が給料の下げっこをしてて地域の経済どうなるんだというような、そう思って手当の削減をしなかったという新聞を読んで、私は私がいつも思ってること、こういう自治体の首長もいるんだと私は思いました。そういうことで是非整合性を持たせる、全て8割だったんだから八割を努力したんだじゃなくて、今後是非、公が民間委託をしたところの働いてる、住民サービスのために働いてる人達の、そういう賃金とか労働条件を是非把握してみてください、全て。ということを今なかなか平行線なので、これ以上は、国の基本法にもあるけども、そこはっていうことで、進んでいるところでは大きなところで指定管理も、指定管理料が大変で働く人に大変な思いがいってるということで、適正なきちっとした労働条件をやるために、行うために指定管理料の見直しをきちっと話し合ってやっていかきゃならないというような、そういうことをし始めてるところもあります。それで是非、公が、町が委託をしたところの労働者の人、サービスに携わってる人がどんな状態に、また民間がそうせざるを得ないということもあるでしょうし、どういう状況になってるかを把握する調査というか、調査とまではいかない、できないかも知れませんけども、きちっと民間委託した先と話し合いをして、把握して頂きたい。そしてそれをお知らせして頂きたいというふうに思います。次に移ります。ごめんなさい、お話しね、はい、すいません。

答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)

何回も繰り返しますけども、行財政改革は特別委員会で町に求められた内容ですから、行政もそれは尊重しながら進めているんですよ。ですから基本的にはご理解いただきたい。ただ村田議員は民間委託は否定しない、ただ賃金がどうの、賃金だけにこだわりますけども、決して賃金特別ね、8割って言った2割に対しては非常に刺激的な数字なんですけども、この現実の八割は例えば町の一般事務職の臨時職員の人件費と同じなんですよ。比較して。ですから決してね、決して給食の人達が特別低いって話でない。それから最後にお願いされましたそのこと、これは事実でしてね、要するに民間委託を決めた時とどんどん時代が経過しますよね、ですから社会の情勢に合わせて委託の金額を変えていくのは当然あると思いますよ、私も。ですからそれは実勢を調査した中できちっと定めていくということを考えております。ご理解いただきたいと思います。

質問 7番 村田博子

ごめんなさい、先を急いだものですから。私決してね、行財政改革の中で賃金は8割ぐらいにというようなことはないと思うんです。要するに民間委託をしなさいということなので、そこの部分で、比較の問題で言われるとね、今の民間が安くて、それより多いんだからいんだと。だけど現実に切り下がるわけですよね、2割、そこのところはやはり町長、町民の生活を守るんであれば、そこのところはやっぱり痛みを感じないで民間より高いからいいということには、私はどうしても、そういうことは納得できない。調べて下さい、把握して下さい、それはよろしくお願いします。

出典:雄武町議会 平成22年3月議会 2010年3月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる