みんなの議会

音更町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月4日

昭和商学校Paletteの3年間の評価と今後の展開について

2026年3月4日、音更町議会の一般質問で、伊藤萌里議員が「昭和商学校Paletteの3年間の評価と今後の展開について」質問し、町長 小野信次、企画財政部長 大井規彰、まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌、まちづくり推進課長 西岡淳一が答弁しました。

質問者
伊藤萌里 議員
答弁者
町長 小野信次、企画財政部長 大井規彰、まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌、まちづくり推進課長 西岡淳一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 伊藤萌里

通告に従いまして、昭和商学校Paletteの3年間の評価と今後の展開について一般質問いたします。旧昭和小学校を活用した昭和商学校Paletteは、本町における起業支援や企業誘致、産学連携を担うビジネスの創出拠点として整備され、開設から3年が経過します。シェアキッチンやシェアオフィスなどの運用に加え、地域共創推進員の配置、小樽商科大学音更サテライトの開設など、様々な機能に加え、今後は民間企業からの寄附を活用した宿泊施設整備も予定されており、更なる機能評価に期待が寄せられています。本施設は、起業支援や交流の場にとどまらず、外部人材の活用や関係人口の創出など、多面的な役割を担う拠点へと発展しつつあると言えます。一方で、これらの取組がどのような成果につながっているのか、町民の理解と関心を更に深める視点からも検証と整理が求められる時期にあると考えます。そこで、昭和商学校Paletteを本町のまちづくりを推進する拠点としてどのように位置付け、今後、どのような将来像を描いていくのか。これまでの成果と課題を踏まえ、次の点について、町の見解を伺います。1、開設から3年を経過した現時点での評価と課題は。2、起業支援機能(シェアキッチン、シェアオフィス等)の利用状況及び企業・事業化へのつながりと雇用創出や地域経済への効果は。3、大学サテライトの役割と学生等の関わりを通じた人材育成や関係人口の創出の実態は。4、地域共創推進員の役割とこれまでの取組状況及びその成果は。5、整備予定の宿泊施設により、どのような人の流れや交流の創出を目指すのか。また、拠点機能の強化にどのように活かしていく考えか。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

昭和商学校Paletteの3年間の評価と今後の展開の御質問につきましては、関連がありますので、一括してお答えをいたします。昭和商学校Paletteにつきましては、令和2年3月に閉校となった旧昭和小学校校舎を改修し、町のビジネス創出拠点として貸事務所、コワーキングスペース、シェアキッチンなどを備える施設として、5年4月から供用を開始しております。6年9月には、昭和商学校条例を制定し、コワーキングスペースのフリーエリア無料化やシェアオフィス制度の導入、第2シェアキッチンの整備などを進め、6年11月からは、施設の受付、管理をはじめ、入居事業者などとの連携やイベントの企画、施設利用者のサポートなどを担う地域共創推進員として、地域おこし協力隊員1名を配置し、現在に至っております。現在、貸事務所には五つの事業者と小樽商科大学が入居しておりますが、町も参加する毎月1回のミーティングを通じて、それぞれの活動に関する情報交換や昭和商学校の運営などに関する意見交換を実施しております。施設の利用状況につきましては、供用開始から、年度ごとの延べ利用者数で申し上げますと、コワーキングスペースは、5年度が77人、昨年度が227人、今年度が1月末現在で318人、シェアキッチンは、5年度が142人、昨年度が211人、今年度が1月末現在で254人とそれぞれ増加傾向にあります。このほか、入居事業者などが主催するイベントによる集客や学生のフィールドワークの拠点としての利用のほか、国の機関をはじめ、自治体、企業、団体などの視察も数多く、町といたしましては、音更町の関係人口や交流人口の拡大に寄与しているものと評価しているところであります。昭和商学校の大きな特徴の一つであるシェアキッチンにつきましては、本格的な調理機器を備え、保健所の営業許可取得できる仕様で、使用料も廉価であることに加え、同様の条件の類似施設が近隣にないことから、供用開始後、利用予約が集中し、時期によっては全く空きがないといった状況が続いたこともありましたが、第2シェアキッチンの整備により、現在のところその状況は緩和されております。現在のシェアキッチンの利用登録者数は36名で、そのうち29名が保健所の営業許可を取得し、何らかの形で起業しております。中には、町外在住の方がシェアキッチンの利用をきっかけに音更町に移住し、自宅兼工房を構えて営業するなどの事例もあり、昭和商学校の利用が移住につながるといった動きも出てきております。また、町では、シェアキッチンの利用者同士が互いの技術や現状などについて情報交換を行う場や、起業を目指す利用者が実際に起業した先輩利用者に相談などができる交流の場を設けているほか、地域共創推進員が中心となって、販売経験のない利用者を町内の各種イベントへの出店や道の駅おとふけでのトライアル販売につなげる取組なども進めております。これらの経験を積み、自ら各種イベントに出店するようになった利用者もいることから、その効果は確実に広まっているものと考えております。シェアオフィスにつきましては、昭和商学校で法人登記を行い、フリーエリアの一部を事務所として使用することができる制度であり、現在4法人が利用しております。この制度の利用企業は、昭和商学校に常駐しておりませんが、入居事業者などと連携して新たなビジネスに取り組む事例も出てきており、今後の動きに期待しているところであります。このほか、昭和商学校には、国内で唯一の商学や経済学など、ビジネスの分野の学びに特化した国立の単科大学として豊富な知見や人材を有している高等教育機関である小樽商科大学がサテライトを設置しております。大学は、町との包括連携協定に基づき、民間事業者と連携し、音更高校の生徒を対象に起業家精神や想像力を育むためのワークショップなどを定期的に実施しているほか、昭和商学校を会場としたビジネスイベントの開催や商工会研修会への参加など、様々な形でまちづくりに関わっていただいております。また、昨年度には、小樽商科大学を含む道内11の大学及び高等専門学校から25名の学生が昭和商学校に集まり、町内を中心にフィールドワークを実施し、まちの課題解決に資するビジネスアイデアを考案、発表する「アントレワークキャンプ」が行われたほか、音更町出身者を含む商大の学生が観光振興を研究テーマとして、町民へのアンケート調査や関係者へのヒアリングを実施し、その研究成果を町職員と共有する取組なども行われております。町といたしましては、これらの取組を通じて、多くの学生が音更町のまちづくりに関わることで、学生自身の成長につながり、学生とつながりを持った町民や事業者の皆さんにとっても大きな刺激を受ける貴重な機会になるものと認識しております。今後も、これらを含めて、町としてどのような形で連携した取組ができるか、大学の教員や学生に加えて、町内の経済関係団体とも引き続き協議を重ねてまいりたいと考えております。このように、様々な形で利用されている昭和商学校でありますが、長期間の利用を前提とした滞在型の学びや交流を考える場合、宿泊先までの移動に時間とコストがかかることが課題の一つであったことから、株式会社オープンハウスグループからの寄附を活用して、昭和商学校の敷地内に宿泊施設を整備することといたしました。これにより、「滞在」を伴う学生によるフィールドワーク研修やゼミ合宿のほか、企業や団体によるインターンシップ研修や企業研修、ワーケーションなど、滞在型の活動を目的とした新たな人の流れを創出することが可能になりました。また、利用者が一定期間滞在しながら活動できる環境が整うことで、利用者同士に限らず、利用者と地域、自治体、入居事業者などが時間をかけて交流し、関係性を築く取組が可能となることから、関係人口の創出にも大きな役割を担うものと考えております。さらに、関係人口の創出は、潜在的な地域課題や新たな魅力の発見に加え、地域資源の磨き上げや企業の創出などにつながるとともに、継続的に訪れる方との関係性が深まることで、将来的な人材確保や移住・定住の促進にも寄与するなど、地域の活力向上に資する効果も期待されます。町といたしましては、昭和商学校及び今後整備する宿泊施設がビジネスや関係人口を創出する拠点として多くの方々に利用され、音更町をはじめとした十勝地域の活性化につながるよう、引き続き取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上答弁とさせていただきます。休憩(午前11時55分)

質問 8番 伊藤萌里

御答弁ありがとうございました。昭和商学校Paletteが開設して3年が経過する中で、様々な事業を実施してこられているということ、また、3年という期間の中で、費用対効果といった面での数値的評価はなかなか難しい部分もあるのかと思いますが、起業支援ですとか、学生と企業のワークショップを通じた交流の拡大など、本当に様々な新しい取組をされてきたということが分かりました。今後、更に機能強化という視点で宿泊施設を整備するといった新たなフェーズにきているというところから、現状を確認しながら、昭和商学校におけるまちづくり推進策に関する町の考えについて再質問させていただきます。まず、開設から3年を経過する現時点での評価と課題ということで、一括して御答弁いただいたんですけれども、昭和商学校において、地域共創やまちづくり推進の視点から、起業支援や交流創出など一定の取組が積み重ねられてきたものと認識しております。当初掲げた目的に照らし合わせ、どこまで到達し、何が不足していると捉えているのか、現時点での率直な認識をお聞かせください。

答弁 企画財政部長 大井規彰

当初想定していたところと現状ということであります。当初からビジネス創出拠点と位置付けまして、関係人口又は産業振興の拠点、このように施設を運営していこうということで開始いたしました。現状、当初掲げた目的どおりに運営できているのではないかなと担当としては認識しております。大きな課題として宿泊施設の関係がございます。これまで視察等にこられた企業であったり、学生、大学から、宿泊施設が近くにあれば、よりもっと地域に根差して、音更町に根差して活動できるという御意見もいただいておりましたので、それらの課題に対してようやく手をつけられる状況に至っているのかなと思っております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

本来の目的に向かってどんどん進めていかれているというところと、不足しているというところでは、やはりちょっと地理的な問題がネックになっていたというところで、その点について、今後、新たな宿泊施設の整備という形につながっていったということで分かりました。次に、昭和地区という地域において、令和2年に旧小学校が閉校したというところで、その利活用ということで、きっと地元の地域の方々にとっても期待も大きいものではあったんじゃないかと想像しております。昭和地区、農村地域でありますが、その地域においては、この昭和商学校Paletteができたことにより、どのような影響が及ぼされたのか、どう評価しているか、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 企画財政部長 大井規彰

昭和地域の方々には、施設オープンに当たりましても、都度都度施設の説明、今後の展望なども御説明いたしまして、皆さんから御了解いただきながら、今、進めてきているところであります。地区の皆さんからは、非常に好意的に受け止められているのかなと思っております。閉校して使われなくなっているという状況ではなく、様々な方がそこを出入りされて、新たなにぎわいの拠点になっている、そのように地域の方々と我々も認識を共有している、そういうことで理解をしております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

昭和地区においても、学生さんとかも来られたりとか、起業したい方とか、多くの方が来られているというところでは、やはり人の姿があるというのは、地域の活気にもつながっていくのかなというふうに感じました。では、次ですけれども、ここで昭和商学校の構造について1点だけ確認したいんですけれども、バリアフリー対応についてですが、入口スロープや2階への昇降設備については設置の予定はないという認識でよろしいか、お伺いいたします。

答弁 まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌

昭和商学校についての、まず、スロープにつきましては、外の玄関、エントランスの部分と目の前に道路がありまして、そこの段差があります。常設のスロープはない状態でございますが、ただ、昭和商学校Palette、この供用開始した際に準備したものになりまして、これまで利用されたことはないと把握しているんですが、簡易的な取り外しのできるスロープは用意してあります。ただ、これ、傾斜がきつくて後ろから押す必要があるものでありますので、これをもってバリアフリー化がされているというふうに言えるものではありませんので、車椅子に乗ったまま中に入ることができるようなものは備えてあります。また、昭和商学校の中なんですけれども、中には、確かに2階に上がれるようなエレベーターですとか、あと、例えば、階段のところに取っ手をつけて車椅子がそのまま登っていけるような、そういった細工はしておりません。今、先ほど申し上げたとおり、昭和商学校自体にまだ車椅子を使って入った、入られた方がいらっしゃらないということもあって、ただ、今現状としてはそうなんですけども、これから宿泊施設を整備されることによって、車椅子を使うような方々がこれからより多く昭和商学校にも訪れるようなことがある可能性もありますので、こういった昭和商学校との利用者層の幅の広がりという状況も見ながら、抜本的な改修というのが必要になるのかどうか注視していきたいなと考えております。以上でございます。

質問 8番 伊藤萌里

今までは車椅子であったりとか、例えば、足がちょっと不自由だったりとかという方がいらっしゃらなかったというところで、必要性を認識していなかったという意味なのかなと思うんですけれども、やはりそのPaletteという名前自体も、その多様性を尊重しているというところを確か最初に掲げていたと思うんですよね。その多様性の尊重を掲げるのであれば、事前に誰もが利用しやすいという施設環境の整備という視点も重要であると考えますので、是非そういったところで、今後も検討をお願いいたします。次に、移ります。次に、二つ目の起業支援機能としてのシェアキッチン、シェアオフィスなどについて質問いたします。利用状況については、詳しくお答えいただき、どちらも右肩上がりで利用者が増えているという状況があるということで認識しました。シェアキッチンについてお伺いしますけれども、これまでの利用された方のうち、利用登録者が36名で、そのうち29名の方が保健所の営業許可を取得されたということでありました。実際に起業に至ったという、何らかの形で皆さんその29名の方が起業されているということでしたけれども、その内訳として、実店舗を開業して営業されているケースや、あと、もしくは間借り営業だとか、スポット出店とか、そういった形で様々な形態があるんだと思うんですけれども、具体的なケース、事業化状況をお示しください。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

シェアキッチン利用者の方の起業後の形態ということでございます。中には、町長の答弁にもありましたとおり、町外にお住まいの方がシェアキッチンの利用をきっかけとして音更町内に自宅を構えて、そこに工房を構えて、主に対面ではなくて、委託販売をされている方もいらっしゃいます。中には、御自宅の隣に工房兼店舗を備えて、店舗で対面販売している例もございますし、中には、シェアキッチンを利用して、町内の空き店舗で店舗として営業されている方もいらっしゃいます。それと、もともと自宅にあった部屋を改修して、そこでお菓子を製造するというふうにしている方もいらっしゃいまして、形態については、いろいろな状態で今、営業されているといった状況でございます。

質問 8番 伊藤萌里

様々な形態で事業化されているということで分かりました。シェアキッチンを利用されている方同士の情報交換を行う場所ですとか、先輩利用者に相談ができるなどの交流の場を設けたり、道の駅などでトライアル販売につなげる取組などもされてきたということで、やはりそういった支援が起業により後押しされているのかなとは思いました。自立していくための支援というところはこれまでされていたということで理解しました。自立後については、もうそこからは個々の努力に委ねるという状況なのか、もしくはその継続的な町としての何かフォローだとか、必要な場合は支援を行うなど、そういった状況があるのか、町の基本的な考え方をお聞かせください。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

起業された方のフォローということでございますけれども、継続的に、特定の形でフォローしているということはないんですが、シェアキッチン卒業された方も、町長の答弁にもありましたとおり、じゃあ、その後輩の方がどんなことにお困りかというようなことを先輩の、実際に起業した立場の視点でアドバイスをしていただく機会を設けたりですとか、あるいは実際に起業した後でも、我々のほうにこういうものをしたいんだけど、どうだろうというような形で相談にいらっしゃる方も中にはいらっしゃいます。そういった形で、こちらのほうから何か積極的にフォローというようなところまでは至ってはいないんですが、都度都度情報交換をしながら、お互いにやり取りはしているというような状況でございます。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

先輩後輩の関係ができてくるなど、本当に正に学校のような環境になっているんだなというところで理解しました。今後も起業された方が長く事業を継続できるような相談体制など、そういった仕組みをしっかりと続けていかれるようにお願いいたします。では、次に、シェアオフィスについてお伺いします。起業の支援を目的としているということですが、テレワークの拠点や地域活性の拠点という位置付けも含まれているのでしょうか、事業の目的を改めてお示しいただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

シェアオフィスの事業の目的ということでございますけれども、昭和商学校の設立の目的であります地場産品の振興ですとか、地域経済の発展ですとかというところにつなげるというところは、ほかの商学校内のほかの施設と同じ目的であります。シェアオフィスの一番の大きな目的としては、個人の方が起業した際に、住所が御自宅の住所というところになってしまうというところの抵抗感が一つあるといったところで、首都圏等では、いわゆる住所貸しというんでしょうか、法人の拠点としての住所として使っていいですよというような制度があるといったところを参考にしまして、本社が昭和商学校にいっぱいできれば、その中での交流も生まれますし、当然税収という面でも、音更町にとってはメリットのあることだと思っておりますので、そういった形でシェアオフィス制度というのを開始したというところでございます。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。シェアオフィス、現在四つの企業や事業者が法人登記されていると伺いました。可能な範囲でいいんですけれども、具体的にどういった業種の企業の方が利用されているのか教えていただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

シェアオフィス、利用いただいている法人様が今、4法人ということです。一つが、ベンチャーキャピタルの会社で、もともと昭和商学校の貸事務所に入居されていた事業者なんですが、会社の事情等でシェアオフィスの制度ができるということを聞きつけて、そちらの制度のほうが会社としては都合がいいなということで、貸事務所からシェアオフィスの制度にシフトしていただいた事業者様が1件です。それと、もう1件の事業者が、もともと理学療法士をやられている方で、企業の健康に関するコンサルタント業務等々行っている事業者の方で、こちらの方についても、昭和商学校のその趣旨等に賛同いただいて、シェアオフィス制度を御利用いただいていると。もう1件につきましては、IT系の会社で、こちらも、もともと昭和商学校に入居している事業者とのつながりから、昭和商学校を選んでいただいて、シェアオフィス制度を使っていただいていると。もう1件につきましては、我々でも協力しておりますベースボールパークを整備する事業者さん。こちらも入居いただいている山忠ホールディングスさん等々との関係性もあって、シェアオフィスを御利用いただいているというような状況でございます。以上でございます。

質問 8番 伊藤萌里

シェアオフィスについては、法人登記が可能というところで、また、年額の利用料も大変比較、ほかと比べるとかなり安い状況であり、実際に使われている方からも、やはり起業するに当たってハードルとなっていた部分で大変助けられたという声も耳にしております。ハードルを下げるというところで一定の役割は果たせていると評価できると私も思います。そこからどうするかといった点が重要なのかなと思うんですが、町として、こういった企業がどのような経済効果を町にもたらすことを期待しているのか。そして、今後、どのようにそれを評価していくか、その考えをお伺いいたします。

答弁 企画財政部長 大井規彰

ただいまの課長からもお話しありましたように、様々な業種の方がシェアオフィスを使っていただいております。やはり多様な業種の方々がより御利用いただければ、我々も含め、入居企業さんとの様々なつながり、新たなつながりがどんどんどんどん人と人がつながって新たなビジネスなり、事業が生まれてくる、これを我々としてもどんどん進めてまいりたいなと思います。名義貸しという側面もありますが、実際は我々の職員ともきちんと話もしながら、御自分の事業にも取り組んでいただいておりますので、更に今後登録していただける事業所が増えるように努めてまいりたいなと思っております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。まずは、様々な業種同士がつながり合うこと、そして、新たなビジネスへの展開というところを期待しているということで理解しました。シェアキッチンとシェアオフィスの利用料についてお伺いします。やはり多くの人に利用していただきたいという思いから、かなり低廉な価格に設定されていると認識しておりますが、この点についてはどのように評価しているのか、利用による収益がどれぐらいになっているのかも含めてお示しいただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

利用料の設定につきましては、シェアオフィス、シェアキッチンともに、昭和商学校を設立して利用料を決める際に、シェアオフィスは設立した後の制度ですけども、近隣自治体ですとか、類似施設の料金体系、それと、こちらでは、法人登記の住所貸しはできないけど、こちらはできるとか、そういったような機能の違い等も比較しながら設定したという経緯がございます。それと、収支の関係でございますけれども、昭和商学校の経費としては、貸事務所の賃貸料ですとか、あるいは、その個人の方が使っていただいた際の利用料、その辺の歳入が令和6年度の実績で言いますと、使用料等の歳入が180万円ほどとなっております。それに対しまして、施設を維持するのに必要な燃料費ですとか、光熱水費ですとか、そういったもろもろの歳出を合わせますと900万円ほどの歳出となっておりまして、差引き720万ほど、年額としては、維持経費としてはかかっているというような状況でございます。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

収益を生むための施設ではないというところで、どうしても歳入に比べると維持費のコストがかなり多いというところは、理解するところではあります。今後も長く続けていくに当たっては、なかなかその利用料を上げるというところはちょっと難しいところもあるのかなとは思いますが、今後のそういった部分での見通しはどういう状況にあるか教えていただきたいと思います。

答弁 企画財政部長 大井規彰

利用料については、現時点では上げるという考えは持ち合わせてはおりません。先ほど720万ほど毎年かかっているという話もありましたが、やはり我々としては、事業者の方々の経済活動であったり、町の産業が活性化する、これによって税収という形で町に還元されてくるといいますか、そういうのも期待しておりますので、一概に赤字という考え、我々としては持っているわけではありません。以上になります。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。直接的な経済的な効果というのはなかなか目に見えにくいものがあるのかなとは思いますけれども、長期的に、将来的に事業者の発展だとかというところで、将来的な町内への経済波及効果につながっていくという考えであるということで理解しました。貸事務所が現在5か所入居されているということなんですけれども、入居期間などの定めはないという認識でいいのか、その点確認させてください。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

貸事務所の入居期間の定めということでございますけれども、例えば、5年とか、10年とか、そういった定めはありません。ただ、毎年、入居いただくに当たって、年度ごとに申請はいただいているというような状況でございます。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。起業支援については、いろいろお聞きしましたけれども、今後、地域経済の発展として雇用創出なども更に裾野が広がっていくという認識で確認いたしましたので、今後も引き続き、事業展開しながら、多くの方が起業につながるような支援を続けていただきたいと思います。では、次の質問に移ります。大学サテライトや学生との交流による関係人口の創出についてお伺いしていきます。小樽商科大学、包括連携事業という、包括連携協定を結ばれているということで、昨年度、6年度にはフィールドワークを実施して、アントレワークキャンプということで事業を行われているということで答弁の中でありました。具体的には、令和6年度の決算の中で、小樽商科大学包括連携事業補助金として28万4,324円という形で補助金の額が、決算の報告がありました。これは具体的にどういったところで使われたのか、確認させていただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

小樽商科大学への補助金の関係でございますけれども、決算が28万4,324円ということで、小樽商科大学が実施した二つの事業に対して補助しております。一つにつきましては、今、議員がおっしゃいましたアントレワークキャンプの事業、こちらの学生さんの宿泊ですとか、移動に係る経費の補助ということで、こちらが21万5千円ほど補助しております。もう一つが、小林ゼミという小樽商科大学のゼミがあるんですけども、ゼミ長が音更町の出身の方ということで、このゼミが音更町の観光に関する研究をするということで、道の駅おとふけであったり、ガーデンスパであったり、学生さんがいらっしゃってヒアリング調査ですとか、アンケート調査を実施して、その結果等について、町の職員と結果について共有するというような事業を行いました。これに対しての補助が7万円ほどということで、この二つの事業に対して、合わせて28万円ほどの補助をしたというような状況でございます。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

6年度の状況については分かりました。ちなみに、今年度の小樽商科大学さんとの連携については、どういった事業が行われたのか確認したいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

令和7年度の状況でございますけれども、令和6年度に行ったような、例えば、アントレワーキングですとか、そういった大きな事業については、ちょっと大学さんのほうの事情等もあって、令和7年度、現在においては実現には至っていないという状況であります。ただ、小樽商科大学、一応経済とか、商業に特化した大学ではあるんですけれども、いろいろな人材の先生方がいらっしゃっていまして、今年度、新たに男女共同参画の専門の方ですとか、あるいは事業承継の専門の方ですとか、そういった方々と何か一緒に取組ができないかということも検討は今、している段階でありますし、あと、夜間種の担当の先生と、今後の小樽商科大学の夜間種の授業内容について、地域と一緒に何か課題解決に向けた取組ができないかということで打合せ等々しております。昨年のような実績は今のところまだないんですが、そういった形でいろいろな取組ができないかという検討は引き続きしているというような状況でございます。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。やはり単発的な受入れにとどまらず、協定も結ばれているということなので、今後の計画もいろいろと立てられているという状況は確認できましたが、引き続き、継続的な関係人口の創出、もしくは人材育成など、つなげていくということがやはり大切であると思います。アントレワークキャンプの中で、協定を結んでいない大学の方々も来られているということで認識しているんですけれども、全国、一番遠くて熊本の方もいらっしゃっているというお話も以前ちょっと聞いたんですけれども、また、今年1月は北海道科学大学とも包括連携協定を結ぶなど、本当に学生さんとの広がりを大変見せているという状況があると認識しています。全国の学生さんとの交流を今後も進めていくということに関しては、どのような活動を予定されているのかお示しいただきたいと思います。

答弁 企画財政部長 大井規彰

やはり町といたしましては、大谷短大さん、小樽商科大学さん、北海道科学大学さん、この3校と今、包括連携協定、大体高等教育機関というくくりでは、この3校と結ばさせていただいておりますが、ほかの学校とも御縁があれば、是非いろいろ連携しながら、まちづくりを進めていきたいなという考えを持っております。入居企業の中には、道外のいろいろな大学と既にコネクションを持っている企業がございますので、そのような企業さんを介して、道外いろいろな大学から学生さん来ていただけるように、これからも取り組んでまいりたいなと思っております。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。やはりフィールドワークということで、音更に実際に来ていただいて現地の状況を見ながら、課題に向けてどういった取組ができるか、地元の人と話合いも重ねながら、学生さんたちが解決に向けて、課題解決に向けて考えて主体的に取り組んでいくというのは、すごく意義のある活動なのかなというふうに思っています。その取組がアントレワークキャンプという形で取り組まれたと、取り組まれているんですけど、これが町にどのような効果をもたらしたと認識しているか確認したいと思います。

答弁 企画財政部長 大井規彰

アントレワークキャンプ、道内外から多くの学生集まっていただきました。我々も、都度都度発表会等に立ち会って、学生さんのいろんなアイデアに触れさせていただきました。効果としては、我々、一緒に懇親会もやったり、人との交流、学生さんと我々との交流も図れたのかなと。あと、町内、様々な団体にも学生さん行ったり、たしか町外にも行っていたと思います。十勝管内、広くフィールドとして見ていただきました。これによって、十勝音更という存在、これを学生さんに知っていただくとてもいい機会になったのかなと思います。あと、まちづくりについても御提言もいただきまして、我々も刺激を受けたということもあります。いろいろ関係人口の面であったり、我々職員の意識、地域の方々の意識、このようなところの高まり、これにつながったのかなと思っております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

そうですね。音更の存在を知っていただく機会という、大きな機会になったというところは感じます。全国の大学生の方との交流も本当に一定の意義があると考えています。一方で、町内の大谷短期大学、大谷短期大学ですとか、高校生など、地元の地域の学生の育成や挑戦の場としても、この昭和商学校が活用されるべきではないかと考えています。先日の教育行政執行方針の中にも盛り込まれておりましたが、帯広大谷短期大学と小樽商科大学との高大連携の推進というところが重要であると感じておりますが、町内の学生さんとの具体的な連携が今まで実施されてきたのか。また、今後、次年度以降になるのかもしれませんが、どういったことを具体的に予定しているのか、確認したいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

地元の学校との連携ということでございますけれども、昭和商学校に入居いただいている小樽商科大学につきましては、令和5年度から、音更高校さんと連携して、音更高校の総合の学習の時間を使って、ビジネスセミナーですとか、あるいは実際に起業した方を招いた講演会ですとか、あとは、起業に向けたワークショップというようなことを継続して実施しております。小学校ですとか、中学校ですとかというところで、具体的に何かそのビジネスに特化した取組ということに関しては、昭和商学校を発でというところでは、今のところないんですが、例えば、入居いただいている企業の中には、夏休みですとか、冬休みの期間を使って、最新の機器に触れながら、ものづくりをするというような機会を、昭和商学校を場所にやっていただいている。そこに地元の小学生、親御さんと一緒に参加して、最新の機器に触れるというような機会はございます。学校と連携している状況については、現状については、そういった形なんですけれども、当然地元にある施設でありますし、地元にある学校との連携というのは、今後、必要かと思っておりますので、庁内関係部署と連携しながら、どういった形で結びつきができるかというようなことについては、今後考えていきたいと思います。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

帯広大谷短期大学のほうとは今まで何か一緒に事業とかされてきたのか、ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

帯広大谷短期大学の、例えば、学生さんと何かをというところで言いますと、実績としてはないんですけれども、帯広大谷短期大学と町で協働して実施しているOOJC、こちらのほうに我々のほうから出向いて、昭和商小学校の概要ですとか、成り立ちですとか、そういったことを紹介したというケースはございます。これも先ほどの小中学校の話とも絡むんですけれども、帯広大谷短期大学、地元にある大切な学校でありますので、どういった形で連携できるかも含めて、今後検討していければなと思っております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。高校のほうにおいては、総合学習の時間などを通してビジネスセミナーだとか、起業された方を招いてワークショップをしたりということで、実際に活動されているということで理解しました。小中高生に関しても、何かしらの形で昭和商学校に来ていただく機会をつくるなどといった部分で関わりを持てているということでした。短大については、今のところ実績はないということでしたが、今後、ちょっと学科の編成などもあり、学生数もちょっと減っていく傾向にあるのかなとは、帯広大谷短期大学さんですね、あるんですけれども、やはりせっかく昭和商小学校があるというところは、町にとっての大きなメリットであると思うので、短大生の方でも、例えば、その起業に興味がある方も中にはいらっしゃると思いますので、是非そういった部分での取組、今後、真剣に取り組んでいただきたいと思います。それでは、次に、四つ目の地域共創推進員の役割とこれまでの取組状況などについて再質問していきます。地域おこし協力隊員として1名の方が、令和6年の11月から活動されているということで、様々な役割を担われているということで理解しております。企業間の連携ですとか、共創を促進するといった目的も、その一つとしていると認識していますが、実際にその施設管理ですとか、常駐することで相談対応など、起業される方の、希望される方の仲介的な役割も担っているということで認識しております。また、SNSでの発信なども結構積極的にされているなという印象があり、やはりその多くの方に昭和商学校を知ってもらうというところで活動されているということで理解しました。地域おこし協力隊員として、地域共創推進員の方を導入する前と後での変化はどのような状況であるか確認したいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 西岡淳一

昭和商学校、閉校した昭和小学校を改修して、新たにビジネスの創出拠点としてスタートした施設でございまして、建物の性質といいましょうか、我々としても、ある意味実験的な施設ということで、試行錯誤を繰り返しながら始まった施設というふうに認識しております。初めは、昭和商学校に入居いただいている中央コンピューターサービスさんが、あそこの施設を無人で管理できないかというような実験の場というような状況もございました。施設の構造等の問題もあって自動化には至らなかったんですけれども、施設を訪れる方に関しては、そこに誰かが常駐してくれているということが本当に、何というんでしょうね、何かあったときにすぐ聞けるですとか、あるいは困ったときに、こういうところに相談したほうがいいですよというような、つなぎをできる人がやっぱりいないと駄目だなということが我々も分かりまして、令和6年の、当初から、地域おこし協力隊員は募集していたんですけれども、なかなかその応募がなくて、どうしようかといったところに、今現在、勤務いただいている方が手を挙げていただいて、採用に至ったということでございます。何より初めて昭和商学校を利用される方に関しては、その地域共創推進員が親切に施設の概要等教えたりですとか、あるいは、保健所と連絡するときはこういうことに気をつけたほうがいいよですとか、そういったアドバイスをしながら、特に新規で利用する方の信頼感というのは増しているのかなというふうに理解しております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。任期の中でその施設の発展に大変尽力されてきたと存じております。やはり自動化もね、目指したということでしたけれども、やはり機械より人というところはどうしても、何よりも大事なのかなと、安心感を与えるという意味では人は大事というところで確認できました。今後も、起業したい方とか、あとは、起業を考えている方々をサポートするために引き続き頑張っていただきたいと思います。それでは、最後の質問に移ります。昭和商小学校の敷地内に整備予定の宿泊施設についてお伺いします。十勝地域の活性化に寄与することを目的として、民間企業3社と本町の4者で締結した地域共創に係る連携協定に基づき整備するものということで、先日の総務文教委員会では、令和8年度に係る宿泊施設整備事業費予算として3億302万3千円、そして、施設の概要、目的、想定される利用方法など、事業内容に関する提案が多々ありました。御答弁の中でも、人の流れや交流の創出についてお答えありましたが、この宿泊施設は具体的に年間どの程度の利用や滞在を想定しているのかお示しください。

答弁 まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌

年間の利用者数という質問でありますが、現時点におきましては、宿泊施設の供用開始後利用者数ですとか、また、稼働率だとか、今、どの程度見込むかといった検討には至っておりません。ただ、今後、宿泊施設の利用料を決定する上で、当然その年間の利用者数ですとか、稼働率の見込みというものは必ず必要になってきますので、当然その検討はしてまいります。それで、令和8年度の事業費で予算計上しておりますけど、来年度、昭和商学校の宿泊施設の管理委託料ですとか、こういったものを検討するための委託料、委託を行おうとしております。その中で、どのような管理運営の仕方が宿泊施設をより機能させることができるのか、また、その中で宿泊料というのは幾らぐらいが妥当なのかといった検討をしていこうと考えているところでございますので、今現時点におきまして、年間の宿泊者数というところの検討には至っていないというところでございます。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

部屋数ですとか、そういった部分の結構具体的な設計図なども上がってきているので、ちょっと利用の想定をしていない中で話が進んでいるというところについては、どうなんだろうなという思いも感じております。立地条件も踏まえた需要見込みについては、どのような根拠に基づいて計画しているのかをお示しいただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌

本来旅行者ですとか、ビジネス客を中心とするようなホテルであれば、当然年間を通した利用者数、こういったものを想定した上で、施設の大きさなどを決めることだと認識しておりますけど、今回の宿泊施設につきましては、先ほど説明にもありましたとおり、アントレワークキャンプですとか、こういったものの昭和商学校で開催された自治体ですとか、民間ですとか、大学主催の研究、研修へのそれぞれの参加人数などを参考に施設の大きさを決めております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。一般の宿泊施設とは違う目的を持つというところで、ちょっと通常とは違う流れになっていくのかなというふうには理解しました。では、交流創出の構想を実現するには、運営の在り方も極めて重要であると考えます。宿泊施設の運営主体、運営手法について、現時点でどの程度具体化しているのか、拠点機能の強化につながるような運営をどのように担保していくのか、お聞かせください。

答弁 まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌

新たな宿泊施設の運営手法ということでございますけど、宿泊施設という、今回自治体が管理する事例の少ない特殊な施設であります。また、今回は昭和商学校の機能強化施設という、非常に特殊な性格を持つ施設でありますので、その管理ですとか、運営ですとか、経営というのは、当然その特殊なノウハウですとか、戦略だというものが必要だろうと認識しております。どのような管理手法が昭和商学校の機能強化に最もつながるのかということでございますけど、先ほど申し上げましたとおり、令和8年度に行う予定としております委託業務の中で検討を進めていきたいと考えているところであります。ただ、当然町としましては、宿泊施設の管理運営を昭和商学校と連携を取りながら行うことが最も重要であると考えておりまして、その中には、昭和商学校に入居されている事業者ですとか、大学、また、ほかの自治体などとも連携しながら、フィールドワーク研修ですとか、インターンシップ研修などの呼び込みができるような管理運営の仕組みづくりというのが非常に大事なのかなとは感じております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

そうですね。学校との連携も重要というところで確認いたしました。財源としては、寄附を活用させていただけるということと存じておりますが、その上でも多額の公費も投じることになるであろうという事業である以上は、持続可能な運営見通しも重要であると考えますが、その点についてはどのように検討されているのでしょうか。

答弁 まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌

今回の宿泊施設につきましては、確かに寄附金を頂いた上で整備をすることとしております。当然その寄附金を適正に生かしていくためには、これからできる宿泊施設が適正に運営されていくというところは絶対条件であろうかと思います。また、先ほどのちょっと回答に戻ってしまいますけど、そのための管理運営の在り方というのが、どのような在り方というのが一番適切なのか、また、宿泊施設単独で管理するのが望ましいのか、もしくは今、昭和商小学校は町が独自に管理しておりますけど、昭和商学校と合わせた管理というのが望ましいのか、そういったところも含めまして、委託業務の中で検討を進めていきたいと考えております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。今後、様々な内容を検討しつつ、委員会などで詳細上がってくると思いますので、委員同士でもしっかりとその点チェックしながら進めていければと思っております。合宿利用ですとか、一般利用も含めて宿泊を想定しているということですので、昭和商学校も含めて、今後積極的なPRですとか、営業活動も不可欠になってくると考えますが、その点についてどのような戦略を描いているのかお示しください。

答弁 まちづくり推進課土地利用担当課長 齋藤隆昌

宿泊施設の利用促進に向けた情報発信、先ほど説明にもありましたけど、昭和商学校につきましては、当然音更町のホームページでも示しておりますし、インスタグラムといった各種SNSで情報発信をしております。ただ、それだけではなくて、今後は、フィールドワーク研修ですとか、課題解決型の研修、いわゆるPBLと言われるものですけど、こういったものに力を入れている大学、もしくは、商工会、音更町だけではなくて、全道的に商工会ですとか、もしくは企業研修だとかに講師を派遣されているような企業、こういったところに情報提供を行いまして、いろいろな多角的な方法から新しい宿泊施設への呼び込みを行いたいと思っておりますし、また、昨年、音更町地域共創推進アドバイザーに就任された方もいらっしゃいますし、また、今回、宿泊施設の整備に当たって視察をしてまいりました中小企業大学校、ここにつきましては、全道、全国的に社会人の新人研修ですとか、幹部研修、こういったものも受け入れている施設でございますけど、こういったところとも連携しながら、新しい呼び込みの仕方がどのような形でできるのか研究をしていきたいと考えております。以上です。

質問 8番 伊藤萌里

分かりました。是非多くの方に利用していただけるように発信をお願いいたします。昭和商学校と合わせて、交流拠点や宿泊機能など多面的な機能を持ち合わせているほかにはない、本当に挑戦的な取組であると感じています。うまく機能することで町の将来につながる大きな財産になり得る事業だと思います。だからこそ建設だけでなく、運営体制、需要見込み、PR戦略まで含め、実効性のある仕組みづくりを今後丁寧に積み上げていただきたいと思います。最後になりますけれど、昭和商学校に在籍している事業の中で、ママと子どもの交流の場を提供している企業さんがいらっしゃいます。そこをきっかけに育児中のお母さんが自分で新たにマルシェを立ち上げ、主催者となって町内で継続的に開催をされているという事例があります。ママ同士の交流をきっかけにハンドメイドを始めた。その中でつくる楽しさ、誰かに届ける喜びを知って、その活動を続ける中で参加する側から支える側に興味が広がったというお話を聞きました。夫がその方は数年ごとに転勤することで、なかなかちょっと町内などへの就職が難しい状況もありますが、やはり社会的な居場所づくりですとか、自分のやりたいことを形にして自己実現の場として挑戦し、それが地域のにぎわいにもつながっているという状況です。これまでに町内でマルシェを4回開催していまして、出店舗数も回数を重ねるごとに拡大していて、来場者の方も4回目には約650名にまで達し、確実に広がっているということです。頑張る人が一歩踏み出せる場所をつくりたいという思いが、このように広がりを見せているわけで、こうした動きは、昭和商学校が持つ可能性を示している好事例であり、本当に人と人をつないで挑戦を後押しする場として機能しているあかしでもあると、大いに評価すべき点であると感じています。だからこそ、今後整備される宿泊施設も、建物が整備することが目的ではなく、こうした人との挑戦、つながりを更に広げられる拠点となるよう、運営面まで丁寧に設定していただきたいと思います。将来世代に誇れる事業となるためにも、順調な稼働と持続可能な運営となるよう改めて強く要望し、私の質問を終わります。ありがとうございました。

答弁 町長 小野信次

ありがとうございます。強く要望されたことを今までやってきております。そして、結果としてこういった事例があるというお話がありました。それが、一番大事なところでありまして、その効果をもはや生んでいるということも、互いに共有すべきだというふうに思っています。私たちは何を目的にするかというお話も伊藤議員からお話がありました。どうですか。今、最近、この1、2年、首長選挙がある中で打ち出しているのは、種をまくという言葉を皆さん使い出したじゃないですか。音更町はそれをずっと続けてきたんです。だから、みんなが、じゃあ、種をまくということはどういうことなのかということは、伊藤議員がおっしゃったように、持続可能、この持続可能性をどうやって抱くかということは、あなたが最初おっしゃった費用対効果という言葉を出して、公共という中で費用対効果だけを求めるんであれば、それは単純に言ったら、グロスという債務だけを皆さん方が最も求めるというか、指摘をする。その逆に、じゃあ、ここから何を生み出すのか。ネットっていってね、僕が今更説明しなくても、あなたは十分分かっていると思うけども、そこに生み出す資産、そういったものをどうやって生み出していくかということの、この基本構造を我が町は声高らかにやったんじゃなくて地道にやってきたんです。その上で、昨日も士幌のね、町長選挙があった、同じこと言い出したでしょ、皆さん、種まくって。環境ももちろん大事だよ。でも、行政体がこれからも持続可能なものをどうやってつくっていくかということは、精神論だけじゃない。そこには具体策が必要で、それは最終的に何を生むかっていったら、そこには課税客体、税収が上がるようにどうしていくのか。それは、ただ、町でこんだけ投資をしたからこんだけの利益が上がりますよというのは、それは公共性とは言わないんだよ。だからこそ、いかに人を育てる、そこに人が集まるような環境をつくるというのがたまたまだよ、たまたまこの廃校跡の昭和商学校ですよ。あなたが今、大谷短大のお話もしていただいたけど、私たちは、今、教育委員会が中心になりながら地学連携、ここで得るね、そのプレゼンも大学生に負けじと劣らずのプレゼンをしますよ。そういうものをいかに、プレゼンを受けるだけじゃなくて、私たちはそれを、従来であれば、その一つでも使えればいいねって話だけども、そうじゃなくて、この昭和商学校に来る多くの学生さんも本気になって、そして、学生のうちに起業しようとするわけだから。そういったことの環境をね、このまちだからって、ここは選ばれるまちというのはそういうことだと思いますよ。全国からそうやって、最初は3大学、それが5大、6大となって今は11大学であろうが、何であろうが、みんながここでそういった機会をつくりたい、そういった機会をつくりたいという、その願いをどうやって形に変えるかという中での、今回のこの昭和商学校のね、お話になったと思いますし、十分今、伊藤議員からお話しなられたことは大変ためにもなるし、また、我々は、それを持続可能なものに変えていくための責任と説明をしっかりと果たしていきたいので、あるいは議員の皆さん方も、さっき委員会っておっしゃったでしょう。十分に委員会の中で論議じゃなくて、そこでしっかりとしたお互いの共有認識を持つための時間もですよ、提供してくださいよ。是非よろしくお願いいたします。以上。

出典:音更町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月4日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる