みんなの議会

音更町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月15日

災害時における高齢者及び障がいのある方などの避難について

2023年9月15日、音更町議会の一般質問で、柴田秀樹議員が「災害時における高齢者及び障がいのある方などの避難について」質問し、町長 小野信次、総務部次長 危機対策担当、総務部長 吉田浩人が答弁しました。

質問者
柴田秀樹 議員
答弁者
町長 小野信次、総務部次長 危機対策担当、総務部長 吉田浩人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 16番 柴田秀樹

おはようございます。通告書に従い、災害時における高齢者及び障がいのある方などの避難について質問いたします。今年も全国各地で集中豪雨や台風による甚大な被害が発生しました。8月から9月にかけては「台風の季節」と言われており、例年、局地的大雨や集中豪雨による河川の氾濫、土砂崩れなどにより、多くの人的被害及び住家被害が発生しています。テレビで河川の氾濫の様子が映し出されるたび、平成28年8月に十勝地方を襲った台風による音更川の増水を思い出される町民の方は多いと思います。平成30年7月に西日本を中心に、広域的かつ同時多発的に河川の氾濫や崖崩れなどが発生し、死者223名、行方不明者8名、家屋の全半壊2万663棟の極めて甚大な被害が広範囲で発生しました。岡山県倉敷市を流れる小田川の堤防が約100メートルにわたって決壊し、市内の真備地区の27%が浸水し、51名の方が亡くなられました。その80%が70歳以上の高齢者でした。こうした災害を機に河川の水位情報や警戒レベルの見直しが進められ、令和3年5月には災害対策基本法が大幅に改正されております。超高齢社会を迎えている我が国では、災害時に自力で避難できない高齢者や障がいのある方への対応が重要で、日頃から地域で十分な支援体制を整備すると同時に、医療的ケアが必要な方などが避難する福祉避難所の整備が必要と考え、質問いたします。1、本町の福祉避難所の状況は。2、「平成28年台風10号災害対応検証報告書」に基づく本町の対応及び取組状況は。3、自力で避難ができない高齢者や障がいのある方の避難に対する町の考え方は。以上、御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

おはようございます。災害時における高齢者及び障がいのある方の避難についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の本町の福祉避難所の状況についてでありますが、本町の福祉避難所につきましては、「音更町福祉避難所開設・運営マニュアル」に基づき運用しております。災害が発生した際には、まずは身の安全の確保を最優先として指定避難所に避難していただきますが、災害が長期化して避難所生活に困難を来す方がいる場合は2次的避難所として福祉避難所を開設することとしており、指定福祉避難所として、学校の保健室や支援教室などを専用スペースとして開放し、対応いたします。また、社会福祉施設を福祉避難所として利用するため、社会福祉法人などと協定を締結しており、この運用といたしましては、受入れの対象を平素から利用している方に特定し、施設の受入体制が整い次第直接避難できるよう体制を構築しているところであります。現在、指定福祉避難所と協定による福祉避難所を合わせて53施設を確保しており、災害時には、状況に応じてこれらの福祉避難所を開設し、対応してまいります。次に、2点目の「平成28年台風10号災害対応検証報告書」に基づく本町の対応及び取組状況についてでありますが、平成28年の台風災害では、幸いにも町内における人的被害は発生しておりませんが、検討すべき課題も数多く確認されたことから、平成29年8月に報告書を取りまとめ、町のホームページで公表しております。報告書の中では、「既に取り組んだもの」、「短期的に取り組むもの」、「経済的な検討・取組を要するもの」に分けて課題を整理しておりますが、主な取組といたしましては、関係機関や団体、町民の皆さんと連携した総合防災訓練の実施のほか、ハザードマップや防災ガイドブックの見直し、防災行政無線の整備、緊急速報メールや防災ライン、エックスなどの多様な情報伝達手段を構築しております。また、避難所運営につきましては、分散避難の周知や指定避難所の増設、車中避難場所の指定、感染症対策などの避難環境の整備・見直しを行ったところであり、今後におきましても、引き続き各種マニュアルの見直しや備蓄品の計画的な整備などを進めてまいります。最後に、3点目の自力で避難できない高齢者や障がいのある方の避難に対する町の考え方についてでありますが、令和3年に災害対策基本法が改正され、自ら避難することが困難で支援が必要な「避難行動要支援者」の避難を迅速に行うため、要支援者ごとに個別避難計画の作成が努力義務とされました。本町では、令和3年度に、福祉防災学の第一人者である同志社大学の立木茂雄教授の御協力の下、町内の福祉関係者を交えて講習会を開催し、4年度には、2名の要支援者に御協力をいただいて避難訓練を実施をいたしました。これらを踏まえて、現在、真に支援を必要とする高齢者や障がいのある方などの個別避難計画の作成を福祉専門職の協力を得ながら進めているところであり、その計画を関係部局、福祉関係者、自主防災組織などと共有しながら、自力で避難できない方などの避難を支援してまいりたいというふうに考えております。今後、気候変動による水害の激甚化・頻発化が予測されている中で、災害のたびに被災の確率が高いとされる高齢者、障がいのある方など特に助けを必要とする方の避難を支援するためには、日頃から地域での助け合いについて備えておくことが重要であると考えております。町といたしましても、これまでも自主防災組織の設立促進など、災害に対処できる防災体制の強化に取り組んできたところでありますが、人命の保護を第一として引き続き地域防災力の向上に努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。訂正をさせていただきます。先ほどのくだりの中で、報告書の中でという中で、既に取り組んだもの、短期的に取り組むもの、さらに継続的に検討・取組を要するものというところを、継続と言わないで経済的と言ったそうでございまして、訂正をさせていただきます。以上。

質問 16番 柴田秀樹

御答弁ありがとうございました。東日本大震災で避難所を巡回された医療チームから、避難所生活が長期に及ぶ場合、避難所における災害関連死を防ぐために、高齢者、障がいのある方、基礎疾患を有する方、妊産婦などの要配慮者専用の福祉避難所の充実が重要であると報告されております。全国的に福祉避難所の設置数が少ない現状で、災害が長期化して要配慮者が福祉避難所に移動できないなど、課題があると認識しています。指定避難所となる小中学校の保健室を福祉避難所のスペースとして開設するとのことですが、私が福祉課に確認したところ、町内の要配慮者数は2,300人ほどに及ぶと言われております。災害時、この2,300人の要配慮者が音更町が確保している福祉避難所に収容できるのかどうか、これを伺います。

答弁 総務部次長 危機対策担当(総務部次長は2024年3月まで)

兼危機対策課長(永谷全功君)要配慮者が本町の確保している福祉避難所に収容できるのかという問いだと思いますが、大勢の避難者と同じ空間にいることで精神的不安定になる方や人工呼吸器、酸素供給装置などを使用する在宅の医療的ケアが必要となる方など、一般の避難所での生活に支障がある場合に、本人の意向や家族、付添人と調整を行いまして、必要に応じて福祉避難所に移動していただくということになってございます。おおむね本町の要配慮者数につきましては、変動はいたしますけれども、議員おっしゃるとおり、約2,300人と認識してございます。その要配慮者のうち、大雨によるハザードエリアに居住している人を対象といたしまして、分散避難や協定による社会福祉施設へ直接避難される方などを除きますと、おおむね500名程度が一般避難所である指定避難所に避難するということを想定してございます。現在本町が指定しています各福祉避難所の収容人数を合わせますと、約1,500名が収容できるというふうに想定をしてございます。収容には問題ないと考えておりますが、災害の規模や状況により、想定を超える避難者が発生した場合には、協定を締結しております十勝川温泉旅館組合の四つのホテルが福祉避難所としての機能を有しておりますので、必要に応じて開設をいたしまして、各ホテルへの避難を可能としております。以上でございます。

質問 16番 柴田秀樹

ありがとうございました。災害発生時の対応ですので、ある程度の想定をする必要があるとは思いますが、その中で収容人数については問題ないことを確認しました。しかし、福祉避難所の取扱いについては広く周知する必要があると思います。様々な関係者や地域住民に福祉避難所に関する情報を伝えていただきたいと思います。また、福祉避難所の開設訓練などを実施していますでしょうか、伺います。

答弁 総務部次長 危機対策担当(総務部次長は2024年3月まで)

兼危機対策課長(永谷全功君)福祉避難所の開設訓練についてでございますが、福祉避難所としての開設訓練を実施したことはございませんが、一般の避難所の開設訓練に、車椅子等を利用したり、障がいのある方を対象とした訓練を実施したことはございます。また、本年2月に、福祉避難所として協定を締結いたしました帯広大谷短期大学の学生を対象として、福祉避難所開設訓練を来月の10月上旬に行う予定でございます。この訓練には、より実効性を図るため、更葉園様に入園されている高齢者や障がいのある方を対象に実際に避難者として参加をしていただき、受け入れる予定でございます。以上でございます。

質問 16番 柴田秀樹

やはり福祉避難所についても定期的な訓練を行う必要があると思います。ただ、福祉避難所となる施設の関係など問題があると思いますが、今後は定期的に進めていただくことを要望いたします。次に、「平成28年台風10号災害対応検証報告書」に基づく本町の対応及び取組状況についてですが、町長の答弁にありました総合防災訓練の実施については、今月3日に開催された避難所開設訓練を間近で拝見させていただき、女性消防団員や自主防災組織の方々が避難所開設を行うなど、町内企業や町民が一体となる訓練でありました。消防団では避難所開設の訓練を日常的に実施しているとも伺いました。また、自主防災組織の方々も定期的にこのような訓練を実施しているようで、音更町が進める地域防災力向上に向けた取組が見える訓練だと感じました。情報伝達についても、近年はスマートフォンの普及が進み、平成28年に発生した台風のときとは状況が変わっていると思いますが、防災行政無線などの整備が進められて、適切に対応されていると認識しています。その中で、災害時は災害対策本部の役割が非常に重要であり、報告書にも、災害対策本部設置運営訓練の実施を取り組むと明記されています。しかし、実際災害時には、職員も被災している方が相当数いる中で災害対応をしなければならず、避難指示、避難所開設など災害対策本部が決定しなければならないことが数多くあり、今年5月に音更町災害対策本部訓練を実施したと報道されていましたが、この災害対策本部訓練の実施内容について伺います。

答弁 総務部次長 危機対策担当(総務部次長は2024年3月まで)

兼危機対策課長(永谷全功君)災害対策本部訓練についてでありますが、本訓練は、町長を本部長に、副町長、教育長、企業会計管理者を副本部長に、各部局長を本部員として、平成28年の台風災害の対応を基本として、情報の伝達、共有について訓練をしたものでございます。昨年度にも実施をしておりまして、その際の反省点を改善し、本年度は防災DXを意識した災害対応の記録、通称クロノロジーというものを行いまして、情報資料の整理と共有についての実習を行いました。また、展開した地図を活用し、UTM座標を用いた位置情報の共有の実習、これは現場の確認です。そういった実習を行いました。また、災害応急対策の一連の流れを段階的に気象状況などの推移をもって訓練をいたしました。いわゆる気象、雲の動きを実際に動かしながら、その雲の動きを見ながらどのような対応、対策を決めていくかという流れを一連で行うという訓練を実施いたしました。この訓練により、情報共有をもって迅速かつ的確な判断と指示につながるとの意識確認を行った、そういった訓練でございます。以上でございます。

質問 16番 柴田秀樹

ありがとうございます。情報共有について意識確認とのことですが、避難所指示などの判断で、よく、空振りを恐れて避難指示が遅れたとの報道を聞いたことがあります。私は、災害発生あるいは発生のおそれがある場合に空振りはないと思っています。災害対策本部において、少しでも危険がある場合は迷わず避難指示を発令して問題ないと思いますので、今後も災害対策本部訓練を継続して実施し、空振りを恐れず、ちゅうちょせず避難指示などの発令をしていただきたいと思います。

答弁 総務部長 吉田浩人

訓練の重要性と、避難指示の発令はちゅうちょなくという御提言かなというふうに思います。災害が発生したときは状況に応じて対応しなければならないですし、あらかじめ想定できないことが発生することもありますので、マニュアルどおりにいかないというのが災害かなというふうに思っております。そういった中でも対応が遅れることのないよう、また、台風あるいは大雨につきましては刻一刻と状況が変化していきますので、そういった変化に対してタイミングを逸することなく適切な対応、指示が出せるように、私どももふだんからの訓練の大切さというのを認識をしているところであります。御指摘のとおり、災害時には町民に対する指示というところが極めて重要なところだというふうに考えておりますので、対策本部の設置に当たりましても、特に台風、大雨、そういった警報が発令された場合には、危機対策課のほうに緊急事態連絡準備室を設置をいたしまして、関係機関等からの情報収集をしながら対応することとしておりますけれども、その前の注意報が出た段階でも状況によっては準備室を立ち上げて、円滑に対策本部を設置できるように対応をしているところでもあります。少し話がそれるかもしれませんけれども、毎年、関係町のほか、開発局ですとか気象台、それから総合振興局などで組織しております音更川流域連絡協議会を開催しておりまして、その中で治水対策ですとか災害対策などを情報交換をしているんですけれども、今年7月に開催した会議では、災害時を想定して、通信環境を確認する意味も含めて、あえてウェブ、インターネットを介しての会議といたしました。その際、実は会議の途中で一つの関係機関との映像、音声が不通になるトラブルが発生いたしまして、その後、双方で原因を確認してトラブルを解消したということがございました。やはり事前にこうしたことがあることであらかじめ改善、修正等もできますので、訓練での失敗ですとか反省を災害時に生かすということも訓練を行うことの大きな目的の一つかなというふうにも思っております。いずれにいたしましても、今後も対策本部訓練のほか、関係機関、それから町民等とも協力しながら有事に備えました各種訓練を実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 16番 柴田秀樹

ありがとうございました。次に、自力で避難できない方の避難に対する町の考え方ですが、音更町では個別避難計画を福祉専門職の協力を得て作成するとのことですが、全国的にこの個別避難計画の作成が進んでいないようです。個別避難計画は、災害時、特に支援が必要な方の避難行動要支援者名簿を作成し、その名簿において災害危険区域に居住する方を抽出し、本人の同意を得て計画を作成するものと認識しています。しかし、本人の同意が得られないことや支援者が見つからないなど様々な課題から計画作成が進まないようです。そこで、個別避難計画の作成に向けた音更町の取組についてお伺いします。

答弁 総務部次長 危機対策担当(総務部次長は2024年3月まで)

兼危機対策課長(永谷全功君)本町における個別避難計画に向けた取組ですが、議員おっしゃるとおり、全国的に個別避難計画の作成が進んでいない状況にございます。理由としては、やはり誰が助けるのかという担い手の問題が大きいようでございます。要因としては、やはり地域のつながりが希薄になっていること、支援者の確保が難しいこと、支援者がうまく避難させれるか不安であること、あと、支援者個人に対する責任の重さなどでございます。本町では、内閣府を通じまして個別避難計画作成に向けた先進的な取組をしております大分県別府市の福祉専門職、ケアマネジャーとかの福祉専門職が要支援者の声を基に計画を作成し、役場職員がつなぎ役として地域住民と調整を行う会議を開いて実効的な計画を作成することを参考とし、町長の答弁にもございましたが、別府市を指導した同志社大学の立木教授に協力を求めまして、3年度に講習会、4年度には訓練を実施し、問題、課題を出して調整をしたものでございます。今後の作成につきましては、保健福祉部と連携し、福祉専門職の協力の下、7年度までに100件程度作成する予定で進めているところでございます。また、支援者の確保、これは全国的に問題になっているんですが、支援者の確保につきましては、自主防災組織を中心に、個人ではなく、地域で助ける、これ重要なのでもう一回言います。個人ではなく、地域で助ける、みんなで助かるという取組を進めているところでございます。以上でございます。

質問 16番 柴田秀樹

ありがとうございました。テレビで大雨による災害が報道されるたび、自力で避難できない方は、災害が発生したときの状況に応じて誰に助けを求めればいいか、そしてどのように避難したらいいか、不安を抱えたまま生活しています。私の家族にも、右手右足に麻痺がある障がいがあり、自力で避難が困難な一人がおります。水害や地震など自然災害は大規模化する可能性があります。北海道、特に十勝地方は災害が少ない地域でもあり、非常に住みやすいとは思っていますが、その反面、いざ災害が発生すると、避難を経験したことがない方が多く、経験不足から避難をちゅうちょされる方、正常性バイアスにより、避難指示が発令されてもなかなか避難しない人もいると言われています。先ほど、地域で助けるという取組を進めているとのことですが、町内会の加入率が低迷している現状から、防災というカテゴリーで地域コミュニティの活性化が図られればよいと感じました。この個別避難計画作成には、やはり要支援者と支援関係者との協議に時間を要すると思います。しかし、より実効性のある計画策定に向けた取組をお願いして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

答弁 町長 小野信次

今、柴田議員の災害時における高齢者及び障がいのある方への避難と銘打っての一般質問でありますけれども、とても身近な、そしてまた、気象災害というのは今本当に深刻な状況にあるということであります。あわせて、今、永谷次長のほうから細かく説明をしていましたけれども、冒頭の答弁でもお話しましたが、この音更町にあっては、柴田議員がおっしゃるように、28年のときの台風災害が大きいと思われているけれども、逆に、ほかのところでまだこういう災害が起きていなかったときに、平成23年、これがあるのさ。それで、さっき永谷次長から、音更はこういう取組をしているよという中での7団体のお話したでしょう。この音更川流域の中での音更町、士幌、上士幌、そして奥にあるJパワーダム、こういった人たちが、これからでなくて、今まさにこういった状況の中で一堂に会して話してみましょうやという話を、私の前任者であった寺山町長がそういった音頭を取ったんだけれども、平成23年、今から考えたらもう12年前ですよ。しかし、その頃こんなに緊迫した今日のようなお話がなかなか理解されなかった。でも諦めず、音更町の今、永谷次長を含めながら、ここにいる皆さん方が、やはり音更というのはそういう状況を早くから見据えながら今からでもしっかりと運動していくべきだと言って、やがては今お話があったように3町、そして、振興局と言ったけれども、道、国、そしてJパワー(電源開発)さらには気象台と、この7団体を組んで、そして今に至っているんです。そして国も、こういった運動を展開してきたということを国会議員の皆さん方も最初は、こういう被害を受けてきて、お話に来るんだけれども、法律が、やっぱり無理ですという話だけしか返ってきていなかったんですよ。それが平成28年、皆さんおっしゃっているように、そこに来たときに、音更のような取組がやはり大事だということがみんな分かってきたんですよ、全国的に。それで平成29年、こういった取組に関して国も積極的な形に取り組むようになった。至るところでこういうことが起きてきたから。なぜかといったら、その平成23年のときは、皆さんは記憶にある人とない人がいるだろうけれども、ここは晴れているのさ。なのに、今日堀井議員いらっしゃるけれども、あの地帯の堤防が破堤したんだよ、晴れているにもかかわらず。そして音更では緊急事態として当然災害本部を設けて、そしてあの近辺の人たちに避難もしていただいた、そういう経過があるんですよ。ところがその時代は、さっき言ったように、まだまだ認識はなかったんです。でも、そんなこと言っていられない。それの積み重ねによって今、柴田議員が質問していただきました。その上に立って、早くからの取組と、それから早くからの仮定、仮想をした訓練、その中に、一つの紹介がありましたが、今の7団体もそうだけれども、併せて災害対策本部をつくっての訓練を毎年やっている。毎年やっている中で、今の言ったように災害対策本部と、もう一つの音更川の流域の連絡協議会の訓練とね。音更川の流域の連絡協議会の訓練というのは国も全部入ってやっているわけだから。広範囲。その中で、実践さながらという外へ出てやってきたというのは昔よくやったけれども、今は、おっしゃっているように、この情報をいかに収集して早く対応するかという上の、ここの組織をしっかり組み立てていないと。例えば、今スマホの話したけれども、それがあろうがなかろうが、机上訓練もそう、HUGという訓練もそう。そしてその中で最終的には動かしてみて、平時でさえも、さっき永谷次長が言ったようにプロが集まってるんだよ。そして、皆さんと同じようにコンピューター簡単にいじるような人たちで集まってさえもそういった不具合が出るわけ。だから、そのときどうするかということもそういうときにさっき言ったように勉強になったわけさ。あわせて、その話は今ちょっと前段長くなったけれども、そういったことを繰り返しながら、特に音更町には、今日小学生の皆さん方来ているけれども、音更は、福祉、そういった生活の安全ということを守るために社会福祉施設、いわゆる、いろんな施設があるけれども、その施設が181あるんですよ。だから、柴田議員さんがおっしゃるように、その福祉施設というものを一つだけ捉えるんじゃなくて、あらゆるものを取り上げて、そして今や連携協定を、63の個人も団体も含めて連携協定を結んできているわけ。これだけの条件をつくっているということに対して、さっき同志社大学の立木教授、この人はカナダに在住していたり、奥さんもそういう仕事をやりながら、遠くから見ていて、そしてその先生の知見が非常に高いと。見識が高いということで、永谷次長がその先生にお電話をまずしてくれたらしいんだよ。ところが、いろんな会話の中で、最初はなかなか意思疎通の中では遅れているというような感じで多分言われたんだと思う、結構厳しくね。ところが先生が来てみた。そして音更町の現状を調べてみたり研究生にいろいろ調査をさせたら、日本でこんなに優れた災害対応を、福祉対応を、福祉に対する災害対応をしている町はないってまで去年。去年だったっけ。去年だな。そこまでね。ただ、これで安心するものじゃないんです。だからこそ、今柴田議員がおっしゃったように、今一番、言ってみれば、柴田議員がさっきおっしゃってくれたような要配慮者、このものについてどうしていくかという中で今までも組み立ててきて、通常だったらそういう福祉施設がみんなで協力し合うというだけの話で終わっているけれども、我が町では、後段にも言っていたけれども、十勝川温泉含めて、そういったところも含めて要配慮者の協力をもらうと。そしてあとは、一番は、さっき次長も話していたんだけれども、今まで言われてきた災害というのは、分かりやすく言ったら自助、共助、公助と。さっき永谷次長が言ったように、しかしながら、せっかく連絡しても、柴田議員が言ったように、まだいいだろうだとかいろんなことがあった。その中で今言われていることの中には、自助、共助、公助、近所、いわゆる自分の身の回りの人たち、これのコミュニケーションが物すごい大事だという話した。この間も僕は防災訓練のとき、三浦和子議員にその話したんだよ。自助、共助、公助、近所と言ったら、近所って何ですかというお話されていたけれども、皆さん方もこういう機会に、今日小学生来てくれているから特に、今までの教えたまんまのスタイルでいったら、今、永谷次長の言うように、隣近所が今や、町内会の話しているけれども、しっかりとふだんからコミュニケーションをしていく。自分事として物を捉えるという機会にぜひしていって、その中で、生活の中で弱い条件にある人たちをいかにフォローアップしていくかということは、これは重ねて私たち行政の中でも、それから民間を含めて、議会の皆さん方と一緒に、これからもここに向かっての進化をさせていきたいと思います。こうした中で、柴田議員もせっかく議会にこうやって議員としてなられて、今日のような貴重な考え方を一般質問していただいたことに改めて感謝をしてお礼申し上げますし、今後ともぜひ御活躍を期待もしますし、私たちと一緒にこれに取り組んでまいりますことをぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。ありがとうございました。

出典:音更町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる