みんなの議会

音更町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日

議事録に件名の記載なし

2022年9月15日、音更町議会の一般質問で、三浦和子議員が質問し、町長 小野信次、建設部長 下口谷茂、副町長 宮原達史が答弁しました。

質問者
三浦和子 議員
答弁者
町長 小野信次、建設部長 下口谷茂、副町長 宮原達史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 三浦和子

通告に従い、一般質問させていただきます。これからの音更町の景観づくりのために。音更町の景観は、平成9年に制定された音更町景観づくり基本計画に基づき整備が進められてきました。国道241号の木野市街地区は、交通安全と景観の観点から、国や関係者の努力で念願であった無電柱化工事が進められ、電線が埋設されています。今は、視線を上げると大きな空が広がり、田園都市十勝の空を取り戻したという町民の大きな喜びの声が聞こえます。しかし、残念ながら、周辺の環境変化で大きな看板が目立つようになってきました。音更町の玄関口であります十勝大橋を渡るとすぐに目に入るのは大きな広告の看板です。また、商業地においては、色、形、大きさ、高さがふぞろいの看板が林立しています。音更町の良好な景観といえるのかという町民の声が聞かれます。看板が町の景観に大きな影響を与えていることは第6期総合計画でも指摘しているところです。幸い、新しい道の駅への来客は、8月中旬で既に70万人も突破いたしました。十勝平野の真ん中に位置する音更町を満喫したいと訪れる方々に満足していただき、またリピーターとして来てみたいと思える、さらに、町民として誇りに思える景観づくりが必要です。そこで、町の意向を伺います。1、商業地や沿道の屋外広告物についての認識は。2、これから設置されるであろう屋外大型看板についての対応は。3、沿道の景観についての認識は。4、基本計画の推進方策に記されている景観条例の制定、景観アドバイザー制度の確立、町民組織の育成・支援などは、自然との調和や心安らぐ美しい景観に配慮したまちづくりのために今こそ取り組むべきと考えますが、その見解は。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

音更町のこれからの景観づくりについての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の商業地や沿道の屋外広告物についての認識及び3点目の沿道の景観についての認識につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。近隣商業地域としての土地利用が図られている木野地区の国道241号沿線につきましては、御質問のとおり、色や形、大きさなどがふぞろいな看板が掲出されておりますが、音更町景観づくり基本計画では、これらの看板が電線や電柱と合わせて雑然とした景観をつくり出しているとしております。また、近年では総合広告代理店による大型屋外広告物の掲出も把握しておりますが、近隣商業地域は商業活動その他の業務の利便を増進するための地域であることを勘案いたしますと、著しく景観を損ねているとは言い切れないと認識しております。次に、2点目のこれから設置されるであろう屋外大型看板等への対応についてでありますが、屋外広告物の掲出に当たっては、北海道屋外広告物条例により、広告物の特性を踏まえ、許可地域ごとに高さや表示面積の基準が定められており、北海道への許可申請が必要になるほか、北海道景観条例第4条では、事業者の責務として、自らの事業活動が地域の良好な景観の形成に深い関わりを持つことを認識し、事業活動を行うに当たってはその周辺の景観に十分配慮することが定められておりますので、これらの条例に基づき適正に対応されるものと考えております。最後に、4点目の基本計画の推進方策に記されている景観条例の制定、景観アドバイザー制度の確立、町民組織の育成・支援への考え方についてでありますが、本町の景観づくりにつきましては、音更町景観づくり基本計画を基本として、景観法や北海道景観条例の趣旨を踏まえながら、第6期総合計画に基づき、町民、事業者、行政が一体となった景観に対する意識の向上をはじめ、地域特性を生かした景観の形成や保護に取り組んでおります。こうした取組により、町民と協働した景観づくりや意識の高揚は着実に図られているものと考えておりますので、本町独自の景観条例を制定する考えは持ち合わせておりませんが、今後も引き続き、景観法や北海道景観条例により、地域における景観の保全を図りつつ、地域が一体となった本町らしい景観づくりを行ってまいりたいと考えております。町民、事業主及び設計者などの要請に基づき、専門的な知識や経験を有する方を派遣し、地域の景観づくりやまちづくりの取組を支援する景観アドバイザー制度に関しましては、既にこういった制度を導入している自治体へのアンケート結果によりますと、アドバイザーの指摘に強制力がないことやアドバイザーの開拓が難しいことなど制度に関する課題が散見されていることから、現段階で制度を導入する考えは持ち合わせておりません。また、町民組織の育成・支援につきましては、潤いと思いやりの地域づくり事業における地域緑化事業などのほか、多面的機能支払交付金事業における農村環境を保全する活動や地域資源の質的向上を図る活動を支える事業により取り組んでいるところであります。これらを有効に活用しながら町民の皆さんの意識の醸成を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 10番 三浦和子

今回の質問に当たりまして、今から25年も前に作成されました音更町景観づくり基本計画をしっかりと読ませていただきました。また、基本計画策定に関わった方々のお話も伺ってまいりました。その上で私は、音更の景観づくりを継承し、さらに発展させたいという立場から再質問させていただきます。音更町景観づくり基本計画は、もっと音更を好きになるためにということで、町民、企業、行政が一体となり、優れた景観をつくるために回を重ねて論議を尽くし、そしてつくり上げてきたものでした。当時の方々の先見の明と音更町がこれまで景観づくりに情熱を持って取り組んでこられたことに敬意を表するものでございます。基本計画に基づいて様々な景観づくりがなされてきました。それについても、大変すばらしい作業が進められてきたなというふうに思っております。町理事者をはじめ、町民の皆さんの御協力のおかげというふうに思っております。策定会議の参加者名簿には小野町長のお名前もありました。山口町長、寺山町長、そして小野町長にこの景観づくりがつながっているということについて、私は深いものを感じました。それで、25年前のこの基本計画には、十勝川にかかる十勝大橋は町への入り口を印象的にする最大のシンボルであるというふうに押さえ、町の入り口部分の未整備な沿道景観が町全体のイメージを悪くしているとも言っています。また、国道241号沿いの大型店舗群の看板類については、大きさがふぞろいで、電線と合わせて雑然とした景観をつくり出しているというふうに指摘しております。基本計画の21ページでは、音更らしい景観づくりを構成する要素として、音更らしい構造物景観に看板、広告塔を上げております。音更らしい看板、広告塔とは、町として具体的なイメージをどのように認識されているのかお伺いいたします。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

基本計画におけます音更らしい景観づくりを構成する要素の中の、音更らしい構造物景観という中の看板のことかと思います。この計画後に、本町の公共施設の案内看板におきまして、デザインとかそういったものを統一した中で、町内50か所程度だったと思うんですけれども、公共施設の案内看板を設置しておりまして、そういったデザインに関しては、まずは公共施設からということで進めてきたところでございます。まずはそういった公共施設からといったことでございますので、御理解いただければと思います。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

音更らしさというところのイメージかと思いますけれども、木野市街におきましては、帯広圏域の、川を渡っておりますけれども、帯広市と一体となった市街地形成がされておりますと同時に、農村部におきましては広大な農地があり、そういったところの地域ごとにちょっと環境が違うといったところで、そういった農村部らしいところと町場の土地利用が図られているというふうに考えておりますので、そういったところを大事にしながらというイメージというふうに捉えております。以上です。

質問 10番 三浦和子

国道241号の木野市街のところは無電柱化が実現いたしました。基本計画から20数年経てようやく木野地区の無電柱化が実現したことに私は大変感動しております。しかしながら、音更の玄関口である十勝大橋付近は大きな屋外看板が建ち並んでおりますし、音更に入ったというイメージはあそこでは持てないものがあると思います。時にはあの看板は景観を乱しているように私には感じられるときがありますし、それを指摘する町民の声もあります。それで、木野地区の景観づくりの目標には、身だしなみの整った清潔な普段着で来訪者を迎えるようなまちなみづくりと掲げられています。現在のこの状況はこの目標とマッチングしているのかどうかというふうに私は甚だ疑問に思っております。基本計画策定から25年経た現在、広告看板がさらに乱立しているように私には感じられますが、町として、ふぞろいな看板等に対してこれまでどのような、先ほど商業地なのでということもありましたけれども、町としてどのような手だてを取ってきたのか伺います。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

十勝大橋を渡って町の入り口ということで、屋外広告物の看板が乱立しているということでございます。あそこの橋渡ってすぐのところは、十勝大橋の架け替えに伴いまして橋の位置が変わったことによって、若干昔の土地利用とはちょっと変わったのかなというところでございます。それで、道路が若干線形が変わったものですから、土地が、鈴蘭公園通りとかもその後整備され、余った土地といいますか、土地利用が図られていないようなところに総合看板みたいなものが建っております。それで、町としての手だてということでございますけれども、答弁にもありますように、北海道の屋外広告物条例にのっとって大きさ、高さが定められておりまして、基本的にそれらに合致するものは北海道において審査がされていると。ある一定の高さ、4メートルを超えるものにつきましては、建築基準法において工作物の確認申請が出されておりまして、審査をしているといったところでございまして、基本それらに基づき設置されているというふうに考えておりますので、御理解いただければと思います。

質問 10番 三浦和子

音更町の玄関口というのは大変重要なところだと思っております。しかし、25年たちまして、音更町の玄関口は増えております。十勝大橋、十勝中央大橋だけではなく、平原大橋、すずらん大橋、そして高速道路のインターチェンジ、これらの入り口付近は今後さらに大型広告物が乱立するのではないかと私は予想し、もう既に建っておりますけれども、非常に不安を感じています。このことに関して町の認識をお伺いいたします。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

今、川を渡った四つの橋を渡って音更町に入ったところに看板類が乱立することを懸念されているということでございますけれども、先ほども申しましたように、北海道景観条例ですとか屋外広告物条例に基づき設置されるものでございまして、それらに基づき設置されるものというふうに考えております。それで、その中で、良好な景観または風致を害するおそれの広告物は設置してはならないというふうなことも書かれておりますので、それらに基づいた看板は設置されるものというふうに考えております。

答弁 副町長 宮原達史

先ほど十勝大橋の話もございましたけれども、この音更町景観づくり基本計画にもありますように、そういった看板につきましては、例えば、何とかしたい景観というところにもこの項目あるんですけれども、それを直す、なくす、隠すというふうに、修景というんですか、景観の、直していくという形であるんですけれども、企業が大きな看板を民有地に建てていたとすると、何とか直すためには、これは企業主体で、それから行政と企業が協働でというふうに基本計画にも掲載されていると思います。どうしても、今、部長から答弁ありましたように、看板を設置するときには、その大きさによってどこで許可するかとかそういうものは違いますけれども、それが、景観というよりは構造、構造物に対しての許可ですので、それが合致していれば違反の看板ではありません。町としてこれを、例えばちょっと見栄え悪いからというような主観的な考えで直してくださいというのはなかなか難しいというのは御理解いただきたいと思います。町としてそういうことを言える、言うための根拠というのが、音更町住みよい生活環境づくり条例というのがこの計画の後、多分7、8年後だと思うんですけれども、その条例が制定されまして、その中に、看板については、広告物については、違反している場合には町は勧告することができるというような、そのような根拠条文があるのみで、条例については。それに基づいて勧告する、行政指導するということはあると思うんですけれども、今のところ、各種法令に違反しない広告物については、特に民有地にあるものについてはなかなか規制できないというのが現状でございます。したがいまして、町としても、広告が建ってみないと分からないというような、そのデザインについてはなかなか分からないというのが現状でございますので。ただ、企業としても、見た目、見る人にとって不快感を与えるようなものは多分設置しないのではないかというような考え方はしております。今のところ、法令違反でない限り、なかなか建てる前に規制できないというのが現状だということは御理解いただきたいと思います。以上です。

質問 10番 三浦和子

北海道の景観条例もありますし、屋外広告物条例もありますので、それに見合うような形での設置にはなっているというふうに私も認識しております。問題なのは、音更らしい景観に合うかどうかということなんです。そこを私は問題にしていっております。音更らしさ形成の施策というようなことも基本計画では上げております。また、第6期総合計画でも、幹線道路沿道では大型広告物の色彩などの景観に与える影響が大きいことから、業者なども連携して優れた景観づくりに取り組んでいくことが必要だというふうに述べられておりますし、さらに、沿道景観づくりのために、景観に配慮した大型広告物への指導助言に努めるというふうにあります。今、副町長がおっしゃられましたけれども、企業のほうも今、いろいろ景観に配慮されたということは確かにされていると思います。ただ、それが音更らしい景観ということになっているかどうか、建ってみなければ分からないということでは、私はもう手の尽くしようがないように思います。それで、6期総でうたっているように具体的にどのような手だてを取って企業と連携したり指導助言されるようなことを想定されているのか、そこをお伺いしたいと思います。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

企業に対してのお話でございますけれども、大型施設、商業施設とかになりますと開発行為といった都市計画上の手続がございまして、その中で、その協議の中で音更町と、緑地の配置ですとか音更らしい景観に配慮したものにしてほしいといった指導助言ということで、そういった部分で努めております。そういった看板の設置は規模にもよりますけれども、十勝総合振興局で許可をするといったことになっておりますので、本町といたしましては、開発行為時にそういった協議の中でお願いをしているといったところであります。以上です。

質問 10番 三浦和子

先ほども申しましたように、北海道の景観条例、それから北海道屋外広告物条例、確かにありまして、これは北海道というくくりの中での良好な景観ということをうたっているわけです。そこには音更らしい景観について細かく規定しているわけではないんです。音更の基本計画見せていただいて私すごくすばらしいと思ったのは、地区ごとにイメージカラーを設定してあるんです。それ、すごく地区を分析し、象徴するような企画だと思いました。そういうようなことを考慮するような、そういう条例には道のほうのはなっていないわけです。ですから、そこを実現できるのは、やっぱり音更らしい景観として町が力を尽くすところではないかというふうに思われるのですが、その辺はいかがでしょうか。今の開発行為でというところはまた次のところですけれども、商業地や木野地区の看板についてはその開発行為には当たらないと思いますので、その辺よろしくお願いいたします。休憩(午前11時18分)

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

音更らしい部分ということで町が何をしているかということでございますけれども、241号線沿いではないんですが、住居系とかですと、本町、町独自で地区計画とかを定めまして、その中で、色彩等に関しては刺激的な色を使わないこととかということで制限をかけております。それで、商業地におきましては、先ほどから申し上げていますように、今のところ北海道の条例とかでしか制限がかけられないといったことで御理解願います。

答弁 副町長 宮原達史

町として何をやってきたかということなんですけれども、この景観づくり基本計画は平成9年に策定したものですけれども、なぜこれが策定されたかということなんですけれども、ざっくり言いますと、昭和の終わり頃、文化センターが建って、そしていろんな建物が張りついて木野地区、音更地区がつながり出したときに、国道241号線沿いもいろんな商業施設、多分大型スーパー、あの辺りは平成5年、6年辺りでオープンした記憶があります。そういうものがありまして、音更町の景観を何とかしようと。議会のほうから、その以前からも景観についてはいろいろ御質問いただいいていた記憶があります。それで、町民の皆さんを巻き込んでこの計画を立てたわけなんですけれども、その辺りから公共事業、例えば基線道路と北6線、7線道路のイチョウ並木、それから道路に、街路に付随した植樹ます、そこは、同じ景観づくりのために地域の方のボランティアでお花を植えていただいたり草刈りをしていただいたり、そういった景観づくりも始まりました。それから、たくさんもっとあるんですけれども、その頃クリーン作戦というのを年に2回、ごみ拾いなんですけれども、それも景観づくり基本計画の精神で、いろんな方の、地域の方、それから事業者の方の御協力をいただきながらやってきました。それから、今やっている空き家対策もその一環になるというふうに思います。10年ぐらい前だと思いますけれども、農村部の景観づくりということで、離農後の古くなった家屋、使っていない家屋を農業委員会、農業委員さんが中心になって全てパトロールしていただいて、それを農地に戻したり壊したりということを目的だったかもしれませんけれども、それも景観づくりのためということで町としてもやってきました。なかなか農家については整理つかない部分も多かったんですけれども、そういう努力はしてきた、農業サイドでもしてきております。いずれにいたしましても、景観条例に基づくものではありませんので、あくまで計画、あとはこの計画を時代の移り変わりとともにどのように発展させていくか、直していくか、そういうことに今後は尽きるんじゃないかなと思っています。以上です。

質問 10番 三浦和子

ありがとうございます。時代は流れていることは確かです。それで、私が問題にしている看板について、音更町がこれまでいろいろな、様々なことをされてきたのは私も認識しておりますし、町のその御尽力については本当に敬服いたしております。でも時代は変わってきて、やっぱり看板がすごく目立ってきている。商業地においての看板というのは全然音更らしくないというふうに私は思うんです。どこの町へ行っても商業地には広告用の看板が立ち並び、どんどん高くなったり大きくなってきたりしています。そこにやっぱり音更らしさを生かしていく必要があるんじゃないかと思って今回質問しているわけですけれども、景観づくりの基本計画の経緯はお聞きしてよく分かりましたけれども、やっぱりそれに基づきまして、町の理事者をはじめ町民や議員や、その当時の議員なり町職員などが本当に知恵を出し合って今日までのこの景観をつくり上げてきたというふうに思います。そして、今日の、今現在の私の立場で基本計画を読み直しても、読み直すたびに新しい発見があり、ここをもっと充実させたらという思いがありました。当時の策定に関わった方々の先見の明を持ったすばらしい計画内容に私は本当に感銘いたしております。25年前に策定された基本計画によって現在の音更の景観が築かれているんだというふうに考えますと、景観づくり基本計画は本当にすばらしいものだったというふうに思いますし、この景観によって音更町を気に入って、音更がよかったということで永住した人を私は何人も知っております。そこで伺います。御答弁にもありましたけれども、景観条例の策定や景観アドバイザー制度などについては検討していないということでしたけれども、なぜそうなのか、どのような検討をされてきた上にそのような判断なのか、そこをお伺いいたします。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

景観条例の制定及び景観アドバイザー制度の考えはないという御答弁させていただいて、検討の経緯ということでございますけれども、答弁したとおり、景観アドバイザー制度につきましては先進地の事例を見ますといろいろな課題が散見されるということで、現段階では制度を導入するという考えは持っていないということでございます。景観条例の制定に関しましては、先進地の状況を見ますと、景観条例の制定だけではなかなか細かい部分まで制限かかっていないというところが実態でございます。議員おっしゃられます看板等の規制については、景観条例だけでは厳しい制限はかけられないということも御理解いただきたいと存じます。以上です。

質問 10番 三浦和子

町が持つ景観条例では細かい部分まで制限ができないということでしたが、それでは、今現在の北海道の景観条例なり広告条例で町の看板について何か規制ができるというふうにお考えの部分があるのでしょうか。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

看板ということでございますので、看板等の屋外広告物につきましては、企業や店舗などのシンボルということで、お客様を引きつける道具だということで、企業のブランドの顔ということでございます。そういった企業活動とかにとって非常に重要なものではないかなというふうに思っておりまして、北海道の条例の中、広告物条例、景観法の中では、けばけばしい色という言い方でございますけれども、そういった規制がかけられておるところでございまして、北海道ではないですが、京都など、ああいう古都において看板の色とかそういったものを規制されているところはございますけれども、北海道においてはなかなかないのかなという認識を持っているところでございます。以上でございます。

質問 10番 三浦和子

基本計画の目的には次のように書かれていました。すぐれた景観をつくり、維持していくことは、その地域社会や生活文化の魅力を代弁するものであって、そこに住む人たちの誇りにつながります。また、景観への期待は人々に心の豊かさを感じさせ、見た目の美しさだけでなく、人間的な豊かな感性を呼び起こし、そこに住む人たちの地域への愛着につながりますと書かれてあります。ここに書かれている内容は、一点の修正もなく、25年たった現在においても生かされるべきだと私は考えます。まちの景観は一朝一夕にして出来上がるものではありません。20年30年を見通して実行していかなければなりません。十勝平野の真ん中に位置する音更は、西に日高山脈、北に大雪山系を望み、四季を収穫する農業の営みによって作られる実り豊かな大地、整然とした住宅街、抜けるような大空、この音更らしい景観を人工的な広告物で遮ったり乱すことがないよう、今こそしっかり手を打つ必要があるのではないかと私は思っております。今、部長からもありましたけれども、全国的にも、また道内的にも行政団体として独自の景観条例を策定していますし、その準備をしているところもあると聞いております。また、行政団体にはなっていませんけれども、独自の景観条例を策定し、地域や業者と話し合い、協働で景観づくりを進めている自治体も多くあります。自治体の景観条例自体がそんなに大きな拘束力を持つかどうか、その場によるとは思いますが、景観条例を持つことにより、様々な景観に対する町の考え、意向を反映していくことができると思いますが、その辺りについてどのようにお考えか、もう一度お伺いいたします。

答弁 副町長 宮原達史

優れた景観をつくる、それがその地域の文化度であるとか社会環境、こういったものを高めるという認識は町も同じでございます。これは景観づくり基本条例に書かれてもいますし、これをまず否定する人はいないと思います。そのために、いろんな施策の中で緑を多くしたり、緑の基本計画をつくったり、それから、先ほど申しましたように、公共事業の中でも、基本計画に基づくような完成形を描きながら公共事業も今までも進めてまいりました。看板に特化して今お話しいただいていますけれども、看板に特化した景観の規制条例というんですか、そういうことをやると、規制はできるかもしれないですけれども、優れた景観というものの主観が人それぞれによって違うというのもありまして、これは具体的な話じゃなくて一般的な話なんですけれども、規制条例つくるときには、法制の立場から言いますと、支障となっている立法事実がないと駄目だというのがまず原則にあります。例えばクレームだとか苦情だとか、そういうものが来るような事実がまずないと規制条例はつくらないというのが原則であります。それを予防するための条例というのも近年は出てきていますけれども、それを規制するためには一体どこで線を引けばいいのかとなると、これは行政主体ではなく、町民、町でつくる条例でいえば、町民の皆さんが話し合って、様々な立場から、どこで線を引くか、どういう表現にするかというのをつくり上げていかなければ、町が一方的に、赤い色は使っちゃ駄目だとか、そういうのはよほどの根拠がないとできないと。これは訴訟になると負けると言われています。だから、そういうことを勘案しながら規制条例をつくっていくというのは、これは町民生活、それから事業活動、それから訪れる人、そういう人たちのために本当にそこまで規制していいのかという議論もあります。議会の中でも過去何年かに1回か、景観条例どうなんだというような御質問をいただいているようなんですけれども、一番近いところでは、もう10年ぐらい前になりますけれども、景観条例まではつくらなくていいというような御意見もいただいております。景観づくり基本条例の理念を持ちながらいろんな分野の行政を進めていくというのが今までのスタンスだったんですけれども、看板に特化して景観を規制するようなということになりますと、今申し上げましたように主観もありますし、企業の考え方もありますし、非常に難しいものがあるのではないか。そこはやはり、音更らしいというものを文字で表現するのではなく、先ほどの開発行為であるとか、そういうできるところで町としての考え方を指導助言していき、そして、今ちょっと足りないなと思うのはやはり、景観づくり基本計画の、もう時間たっていますから、町民の皆さんへの周知がちょっと足りないかなと思っています。それはこれからまだ努力していかなければならないかなというふうには考えております。以上です。

質問 10番 三浦和子

条例つくるに当たってはいろいろ難しいことがあるということについては分かりました。主観がという、受け止め方というようなことも言われましたけれども、やっぱり町民としていろいろ思うところがある、その思いを話し合ったりまとめたりする場が今はないと思うんです。それがこの基本計画にあるように、町民組織の育成・支援というようなことじゃないかと思います。そういう意味では、ぜひそんなような場を町としてやっぱり設定しなければ、皆さん個々にはいろんな思いを持っていても、それをまとめるということはなかなか個人のレベルではできないのが現状だと思いますので、その辺御尽力をお願いしたいと思っております。それで、景観づくり基本計画に沿ってこれまで音更の景観がつくられてきていますけれども、これを維持管理していくということも景観づくりの大きな課題ではないかというふうに思います。現在、町内見回しますと、設置して何年も経過して、色あせたり傾いたり、時には破損したままの看板というのが見られるところがあるんです。それはやっぱり音更らしい景観を乱していると思います。大型広告物に限らず、町全体にある大小の看板を総点検し、整理する必要があるのではないかと思っております。さらに、その場合、そこは国道だから道道だから、または町道だからという管轄というんでしょうか、にこだわらず、関係機関や関係所轄などと連携しながら、町の景観づくりという観点から点検、整理ぜひ進めてほしいというふうに考えますが、そこはいかがでしょうか。

答弁 建設部長 下口谷茂(建設部長は2023年3月まで)

屋外広告物に関しましては、その広告物の所有者が安全管理を行うという義務がございます。また、振興局を主体として、道路管理者も含めた中で、年に2回ほど屋外広告物クリーン月間とかという、6月、9月だったと思うんですが、そういったものの中で点検をしているということもありますので、そういった点、維持管理という面ではやっていっているというふうに認識をしております。以上です。

質問 10番 三浦和子

9月がそのクリーン月間だというページは見ました。ですけれども、音更町に随分古い、行政が建てたのではないかと思われる、ごみ捨てるなとかそういうような看板ありますので、もう一度点検お願いしたいと思います。破損されたところもありますし、所有者ということもあるので、私有地に建てられているものについてはなかなか難しいものがあるのかもしれませんけれども、ぜひその辺の点検、指導もお願いしたいものだと思っています。最後です。この夏本州から私のところに若者が遊びに来まして、木野にある私の家から十勝川温泉方面にサイクリングに行きました。十勝の平野を満喫するつもりで勇んで出かけたんですけれども、帰ってきましてから、ちょっとがっかりしたというようなことを感想言われました。路面が悪い、これは皆様の御指摘と、今までも御指摘ありましたけれども、路面が悪いとか雑草が伸びて走行の邪魔になるというようなこともありましたけれども、途中に廃屋があり、破損した看板などが斜めってあったりして、とても何かいい印象を持てなかったというようなことを話していまして、私は町民として大変悲しい思いになりました。いろいろ問題あるとはいえ、やっぱり景観条例を策定することによって、看板だけじゃなく、音更らしい景観をやっぱり維持管理していくことができるというふうに考えますので、ぜひともそこは検討していただきたいというふうに思います。20年後、30年後に音更らしい景観を残していくことができるよう、今しっかりと手だてを取ることを強く希望いたします。そのために、基本計画にある景観アドバイザー制度とか景観パトロール制度、これ、いろいろ問題あるというさっき御指摘でしたけれども、再度検討され、音更町に合うような形で確立させ、美しい町並みづくりを進める上で阻害しているものや不要なものなどの早期発見と予防ができるよう、また、改善要請や修景要請を積極的に働きかけていくことができるよう私として強く要望し、私の発言を終わります。ありがとうございました。

答弁 町長 小野信次

三浦議員のふだん思われていることを今日はお話しされたんだと思いますが、今最後におっしゃった部分につきましては、副町長をはじめ部長からもお話ありましたように、それは日々今までも努力はしてきておりますが、今お話にあったように、他から来た人たちがそれを見たときに目についたと。廃屋の話もですけれども、空き家に対してもそういった方策を用いながら今までもやってきたところであります。まずそれはそれとして、この計画、私の名前も書いてあったというお話でありますけれども、25年前、今思い起こしてもそうだなと思っていますし、一番最初に例を一つ申し上げると、公共物にあっては統一しようという考え方で、そして、皆さんの地域会館、この地域会館の案内看板、これは皆さんも御存じのようにみんな紺色ですよ。そして白地で地域会館の名前を書いている。そうやって統一していったんですよ。あとは、以前に、こういうときに必ず神長さんの名前使わせていただくけれども、ゾーン30の緑陽台の小学校のところの30キロ、あれ三浦さん見ていると思うけれども、かなり小さいでしょう。ああいうのも、それぞれうちの担当部局が皆さん方の声を研究しながら、その地域に合ったそれこそ景観、そしてそのものがどんな形がいいのかということを、25年前ですから、まだ緑陽台小学校できてそんなにたっていないときですよ。そういいながらも、そういった公共物に対してもそういった考え方を用いながら、結果としてああいうものも進んであったということであります。しかし、それ以降ですよ。大きく発展し、ただ、議員、ぜひその辺は、我々も早く手をつけなさいというということも言われて、当然それはとは思いますよ。ただ、あの大橋から入ったところから、さっきもお褒めいただいたけれども、無電柱化になって初めて、電線が取れて、なぜ、無電柱化になったからきれいになったんでなくて、あそこの電柱にさえも広告がされるという、それはまさに、事業者含めてそれは持っているその人たちの権利でもあるので、これは認めざるを得ないと思いますよ。ただ、そのことによってあの入り口がもっとすっきりさせてほしいということと、交通混雑の緩和も含めながら、景観も含めながらそういった計画を今取り進めていて、一方、その結果が出たところを見たときになるほどなと皆さんが思われたというのは、今三浦議員がおっしゃったとおりだと思います。一つ一つ、時間はかかりますけれども、そういった対応をしてまいりたいと思いますし、副町長からも先ほどお話しいただいたと思います。景観条例のみならず、緑の計画も含めてそうですけれども、そういった全体像をこのまちづくりに、先輩たちはもちろんでありますが、その後を引き継ぐここにいるみんなが次に向かって心がけていかなければならない。そして、先ほどクリーン作戦の話も出ました。これも、やはり景観の中に、一番都会から来て言われるのは、都会ほどごみないと言われるんですよ。先ほどの廃屋の話していたけれども、それよりもむしろそういった中ではごみの問題、ポイ捨ての問題、特に、町なかばっかりじゃなくて、農村部行くと、お勤めに行った人が行くとき投げていくのか帰り投げていくのか分からないけれども、極めて道路はそういったことであります。だからこそ看板も立てなければならない。でも、これは農村部の中でも、農地・水の事業を使ってポイ捨て禁止だとか大きな看板建てるんだけれども、それすらも、なぜ道路から引っ込めて建てているのかなというと、さっき部長が話したように、道の条例を含めて支障にない場所に建てなさいということなんだわ。本当だったら見えるようにどーんと建てて、ごみ投げないようにしてもらいたいところだけれども、そうはいかないんですよ。だから、そういったことも含めて世の中全体で景観というのをどう保っていくかということを今日、三浦議員がおっしゃっていただいたような声が、むしろこういった声を含めてそれを拾い上げていって、さっき三浦議員がおっしゃったように、せっかくの計画がある中で、今後これをみんなで話せるような機会をつくってはどうかという御提案ありました。そういったことはこれからできるかなというふうに思いますし、ぜひそういった意味での環境づくりが、僅かでも歴史が深まってきたから、そういったことが話せるような時期が来て、みんなが共有して、まずはごみの問題も含めて、看板はあくまでも、さっきお話しさせていただいたように、これは事業者にとってみたらやっぱり顔というか命でもあるんです。だから、そこも含めてみんなで共有して、どういうふうな形がいいのかということも話題として話せるようなことが、これからも町としても向き合いながら、今の今日のお話も含めて相手方に伝えるような機会ができればこれもいいなとは思いますけれども、とにかく一気に規制というお話では、なかなかそれは簡単なものではないというんでなくて、やっぱりそれぞれの皆さん方が生活を持ってやっているという中で大変な苦労をされているということ。あともう一つの事例としては、音更の町の入り口のお話ありました。これは、事業者との協力というと、一番分かりやすいのはネクスコさん。音更のインターチェンジの降り口のところに、当然音更の代表する十勝川温泉の看板はもちろんですけれども、それとあわせて花壇を作ってくれている。これは音更高校さんも含めてだけれども。そうやって事業者がその入り口に、音更らしい入り口としてふさわしいそういった協力をして、長年こうやってやってくれているということも、そういったこともぜひ取り上げて、皆さん方も、たまにもしそういう人たちに会ったら、ぜひ御礼も申し上げていただきたいなというふうに思います。様々ありますけれども、今、三浦議員からお話しいただいてそうだなと思うのは、やっぱり計画を、せっかく立派な計画ができました。25年たったときに、そのことが基にしてこれだけの、副町長からもお話ありましたが、街路にしても公園にしてもすばらしい状況に来ています。それを今の理想と、それから今との乖離を三浦さんが指摘したのかなと思っていますし、そういったことを共有しながら今後のまちづくり、さらに景観を含めた中で関心のみんなが持つようなやはりメッセージを町も出していくべきだと私たちも思ってございますので、そういったところに注視して、そして力を注いでまいりたいと思いますので、どうぞ御理解のほどをお願いいたします。ありがとうございました。

出典:音更町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる