音更町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日
気象変動に対する早急な対応について
2020年9月15日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「気象変動に対する早急な対応について」質問し、町長 小野信次、町民生活部長 荒井一好、副町長 宮原達史、環境生活課長 原弘美が答弁しました。
- 質問者
- 山川秀正 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、町民生活部長 荒井一好、副町長 宮原達史、環境生活課長 原弘美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 21番 山川秀正
通告に従いまして、気象変動に対する早急な対応について質問を行います。近年、世界各地で、記録的な高温、山火事、洪水、干ばつなどの極端な自然災害が頻発しております。我が国においても、猛暑、大型台風、局地的大雨、集中豪雨等により痛ましい被害が各地で発生しております。本町でも、音更川の氾濫や降雪のない正月、連続する猛暑など同様な傾向であると思います。WMO、世界気象機関は、一連の異常気象は温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化が大きな要因であると警鐘を鳴らしております。また、IPCC、国連の気候変動に関する政府間パネルも、温暖化は疑う余地がなく、主な要因は人間の経済活動の可能性が高いと科学的に評価をしております。このような危機的な状況の中、2015年12月に日本を含む175の国と地域が署名し採択された「パリ協定」では、「産業革命前からの気温上昇を2度より低い状態に保つとともに、1.5度に抑える努力を追及する」ことを世界共通の目標としております。WMOによると、この1.5度の上昇に抑えるためには、二酸化炭素排出量を2030年までに45%削減し、2050年には実質ゼロにする必要があると言われております。これらの気候変動は私たちの日々の行動が引き起こしているものであり、社会や自然界に大きな影響を及ぼしていることを意識していかなければなりません。気候変動の緩和と、それに適応するまちづくりについてお伺いをしたいと思います。1、現在本町で行っている地球温暖化対策は。2、再生可能エネルギー推進の現状と目標は。3、気候の温暖化抑制のため普及啓発を。4、気候非常事態宣言の宣言について、御答弁をよろしくお願いをいたします。
答弁 町長 小野信次
気候変動への対応についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の町で行っている地球温暖化対策についてでありますが、本町では、役場庁舎のほか、小中学校、体育施設、文化施設など、町が所管している公共施設及び公用車を対象として温室効果ガスの排出抑制に取り組んでおります。具体的には、昼休みや退庁時の不要な照明の消灯をはじめ、自動ドアやエレベーター使用の自粛、クールビズ・ウォームビズの推進、また、公用車の急発進・急加速やアイドリングの禁止、用紙類の使用量削減、節水、リサイクル、さらには新たな施設整備や改修における太陽光発電や高効率なヒートポンプの設置など、取組の内容は多岐に渡っております。現在は、平成25年度を基準とし、30年度から令和4年度までの5年間を計画期間とする「第3次音更町地球温暖化対策実行計画」に基づき、最終年度には温室効果ガスを22%削減する目標を掲げて対策を実施しており、30年度の実績は21.85%の削減となったところであります。なお、平成20年度から24年度までを計画期間とする第1次計画では、5%の削減目標に対して3.27%の削減、25年度から29年度までの第2次計画では、6%の削減目標に対して4.8%の削減となりました。温室効果ガスの排出量は、燃料ごとの使用量に定められた排出係数を乗じて算定しておりますが、その中で大きな割合を占めている電気については、東日本大震災以降の原子力発電の稼働停止による電力の不足分を火力発電で補っているため、このことが排出係数を押し上げて、本町における結果にも影響を与えているものと考えております。町といたしましては、今後も引き続き、温室効果ガスの排出削減に努め、地球温暖化対策の推進を図ってまいりたいと考えております。次に、2点目の再生可能エネルギー推進の現状と目標についてでありますが、再生可能エネルギーは、太陽光、バイオマス、風力、地熱など一度使用しても比較的短期間に再生が可能であることから、温室効果ガス抑制の一翼を担っており、町内でも、太陽光及びバイオガス発電施設が整備されております。本町では、住宅用太陽光発電システムの普及を促進するため、平成19年度から太陽光発電システム設置費用の一部を補助しており、昨年度末までの実績は876件となっております。このほか、民間の事業者による大規模な太陽光発電施設も整備・運用されており、温室効果ガスの削減が図られております。また、町内には音更町農業協同組合などが管理するバイオガス発電施設がありますが、同様の施設を新設しようとする場合、送電網の空き容量がない状況から、町内を含めた十勝管内や道内では、現在、大規模なバイオマス発電施設の建設が難しい状況となっております。このため、十勝圏活性化推進期成会を通じ、空き容量の確保に向けた送電網の強化を国に要請するなど、関係団体と連携して要請を行っているところであります。なお、再生可能エネルギー推進に関する本町独自の具体的な目標は設定しておりませんが、こうしたエネルギーの普及や活用の促進は、温室効果ガスの削減に大きく寄与することから、今後も積極的に推進してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の温暖化抑制のための普及啓発の取組状況についてでありますが、町では、ホームページや広報紙を通じて、地球温暖化対策として家庭でも実践できる具体的な対策や、車の運転方法の改善によって実際に削減できる二酸化炭素の量などを掲載し、町民の皆さん一人ひとりが取り組める内容を周知しているほか、手軽にできる環境対策として、買い物の際にエコバックを持参することやレジ袋の再利用、ごみの削減についての啓発など、温室効果ガスの削減につながる周知を行っております。また、地球環境を取り巻く問題を町民の皆さんに認識していただき、環境に配慮した生活や行動につながるよう、毎年度「おとふけ環境週間」を設けております。本年度は6月22日から7月10日までの19日間で、木野支所と図書館で環境パネル展を開催して、リーフレットの配布や図書館に地球環境について考えるコーナーを開設したほか、クールアース・デーを推進するための取組として、各家庭で照明を消して、ろうそくの明かりで家族などとの時間を過ごすガイアナイトの実施について、ホームページや広報紙を通じて呼びかけたところであります。このほか、十勝総合振興局では、「とかち環境貢献企業宣言」を表明し、環境に貢献する取組を行っている十勝管内の本町を含む28社の企業における環境対策をホームページで公表し、それぞれの取組を紹介しております。最後に、4点目の気候非常事態宣言を行う考えについてでありますが、地球温暖化は、大気中の二酸化炭素など温室効果ガスの濃度が増加することによって、太陽からの日射と地表面から放射する熱のバランスが崩れ、地表面の温度が上昇する現象であり、海面水位の上昇に伴う陸域の減少、豪雨や干ばつなどの異常気象の増加、生態系への影響や砂漠化の進行、農業生産や水資源の減少など、私たちの生活のみならず、全世界に大きな影響を及ぼすと言われております。持続可能な開発目標、いわゆるSDGsの17の目標にも環境に関しているものが多く含まれており、その中でも目標13では、「気候変動に具体的な対策を」の達成に向けて直接的に行動の変容を訴えかけております。このような中、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組の「パリ協定」では、世界共通の長期目標として、平均気温の上昇を産業革命以前と比較して1.5度に抑える努力をすると定められております。これを受けて国では、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」において、最終到達点として「脱炭素社会」を掲げ、今世紀後半のできるだけ早期の実現を目指すとともに、昨年6月には、将来のあるべき姿として、2050年までに80%の温室効果ガス排出の削減に取り組むという基本的な考えを閣議決定し、各種取組を進めております。その中で、本年6月に環境省は、地球温暖化により、今後、豪雨災害などのさらなる頻発化、激甚化が予測されるとして、気候危機宣言を発表したところであります。また、自治体においても、脱炭素社会の実現に向けて、2050年に二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と森林などの吸収源による除去量の均衡を達成する、いわゆる「二酸化炭素排出実質ゼロ」に取り組むことを表明する団体が増えており、併せて、気候非常事態宣言している事例もあります。こうした中、道は、温室効果ガス排出実質ゼロを目指すことを本年3月に表明し、本年度は、目指すべき姿や取組の方向性について有識者から意見を聴き、年度末までに「北海道地球温暖化対策推進計画」の見直しを行うとしていることから、今後は、道が中心となって温室効果ガス排出実質ゼロに向けた取組が進められるものと考えております。このため、御質問の町独自の気候非常事態宣言を表明する考えは現在のところ持ち合わせておりませんが、町としても、温室効果ガスの排出抑制を図るため、今後も町民の皆さんとともに取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午前11時34分)
再質問 21番 山川秀正
それでは、再質問をさせていただきたいと思います。今、二つの計画に基づいて具体的な御答弁をいただきましたけれども、まず1点目、地球温暖化対策という部分では、音更町地球温暖化対策実行計画、2008年の3月に制定をして、その後、今答弁にあったとおり第3次まで、現在は第3次、令和4年までを目指した第3次の計画のさなかということは資料も見まして理解はしたんですけれども、それで、その実行計画を見たときに、答弁にあったとおり、役場庁舎をはじめ公共施設等々の中で、職員の皆さんをはじめ削減のために努力されている姿は十分理解できたんですけども、ここで私が一番気になったのは、役場の職員の皆さんが努力されていると。それが町民全体といいますか、町民全体、音更町全体を包含した削減のための実行計画、そこが残念ながらないといいますか、そこの姿が見えてこないというところが非常に私自身残念だという思いで見ていたんですけれども、そういった点で、協働のまちづくり等々掲げている音更町として、4万4,200という昨日議論もありましたけれども、その町民皆さんを包含した計画、これを持つ必要があるんでないかなという点が強く私は印象に残ったんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
今御質問にありました第3次音更町地球温暖化対策実行計画、こちらにつきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律、この規定によりまして、市町村の事務及び事業に関し、温室効果ガスの排出の量の削減並びに吸収作用の保全及び強化のための措置に関する計画、こういったものを作成することとされております。こういったことから地方公共団体、音更町の計画を策定していると、そういうような計画になっております。また、法では、区域施策分といたしまして、例えば都道府県ですとか政令市ですとか中核市、こちらにつきましては、今議員がおっしゃられた都道府県全域ですとか政令市、中核市全域、こういったものを包含した計画、こういったものを義務付けているというような形になっております。ですから、本町としては現時点ではその対象になっていないということで、この地方公共団体のみの計画を策定しているという状況でございます。今御質問にありました、町全体を対象とした計画を策定すべきではないかというような御質問かなと存じます。最後のほうで町長から答弁申し上げましたように、現在北海道が中心となりまして北海道地球温暖化対策推進計画、こちらの見直しを行っているというふうにお聞きしております。ですから、北海道が中心になって温室効果ガス排出の取組が進められてくるものというふうに考えております。そういったことから、現時点では町全体を包含した計画、こういったものは持ち合わせておりませんので御理解をいただきたいと存じます。
再質問 21番 山川秀正
計画を持ち合わせていないのは理解しているんですけれども、そういう必要性が私はあるんでないのかというふうに率直に感じているわけです。それで、その実行計画の中では、公共施設、ここの総排出量、基準年、平成25年が1,026万9,094キロというふうに数字は出ているんですけれども、この総排出量、この数字、音更町全体での二酸化炭素排出量というのは算出することが困難なのか、推定値としてもそういう試算をされていないのか、この点についてはいかがですか。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
あくまでも推計値でございます。環境省が公表しております部門別二酸化炭素排出量の推移による、こういったものを用いた推計結果でありますので、あくまでも参考値でございます。推計したところ、音更町全体の二酸化炭素の排出量は50万3千トンになろうかなというような試算は持ってございます。以上でございます。
再質問 21番 山川秀正
その音更町の全体の推計値を持っているということで、その点では問題意識として理解されているというふうに思います。その音更町全体の推定排出量、ここを2030年までに45%、2050年には実質ゼロにという、そういうことが町全体としても、今法律で義務付けられているのは、地方自治体に対して実行計画を持ちなさいと。そういうことだから今持っている計画は公共施設等々の部分の実行計画ということでありますけれども、町全体に及ぶような取組にしていかなければならないんでないかなというふうに率直に思っておりまして、ぜひそういった点ではその努力も求めておきたいなというふうに思います。それで、2点目の再生可能エネルギーの推進の現状と目標、今回この質問を取り上げる一つのきっかけといいますか私の心の中にひっかかっていたのは、どうも再生可能エネルギーへの取組が弱いのではないか。確かに今答弁ありましたとおり太陽光発電等々、そこの部分は一定普及しておりますけれども、そのほかの部分の普及というふうに考えたときに、再生可能エネルギーを音更町としてどのように利活用していくかという点が弱いのではないかと。それからあわせて、音更町地域新エネルギービジョン、これをつくったのが2005年、15年前なんです。そして、今音更町が様々な計画等々を持っておりますけれども、そのほとんどの計画が、例えば前段触れました温暖化対策の実行計画においても第1次、第2次、第3次ということで5年刻みでの実行計画を見直しているといいますか検証しているわけですけれども、この新エネルギービジョンだけは2005年に成立、つくったそのまま今現在も引き継がれている、こう理解してよろしいんでしょうか。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
今、議員から2005年度に作成いたしました音更町地域新エネルギービジョンの改定ということで御質問をいただいたところでございます。私も今現在手元に持っているところでございますけれども、このエネルギービジョンにつきましては、当時、新エネルギー導入の可能性を探り、町民や事業者の意識を高めることが大きな目的であり、その考えのもとに方向をまとめたものというふうに理解をしております。国の動向、地域の状況なども見極めながら、評価にとらわれない導入の検討は必要と考えておりますが、この当時の基本的な考え方、大きな変更はないというふうに現在は考えておりますので、これを再度見直すということにつきましては現時点では考えておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。
再質問 21番 山川秀正
その新エネルギービジョン、その目的として、目的は、豊かな環境と営みを次に時代を担う子ども達に引き継ぐためと。このように明確に規定されているビジョンといいますか計画なんですけれども、それがこのままの状態で、このビジョン、計画そのものは膨大になりますから、ちょっと概要版を参考に見させていただくと、導入の可能性について、可能性が高いのは太陽光発電、雪氷熱利用、そしてバイオマス、温度差エネルギーと。この4点については利活用する上での可能性が高いというふうに位置づけられているんですけれども、この4点についても、太陽光発電以外についてはなかなか音更町全体の取組としては弱いのではないかなというふうに率直に感じているんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 副町長 宮原達史
2005年の新エネルギービジョンですけれども、ちょっと振り返って、10年ぐらい前の話なんですけれども、東日本大震災がありまして、その後大きくクローズアップしたのが節電でした、まず。この計画を、いろんな導入の可能性を探る中で、太陽光発電は割と取り組みやすくて、補助事業は行っておりましたけれども、節電ということで、音更町の取組としては、その中、今言われた四つの中以外に小水力発電というのも議会でも話題になったことがございまして、ちょうど私担当しておりまして、その可能性の調査も町内の幾つかの河川、それから道外の施設を視察したり、そういうこともやったことはありました。ただ、小水力発電は音更町内の川ではちょっと弱いと。可能性がないだろうということで諦めて。ただ、節電意識、それから再生可能エネルギー意識を高めるために、むつみ公園に小水力発電の施設を、デモ機を置いて展示したこともございました。そういったこともありましたし、多分6、7年前だと思いますけれども、町内の防犯灯と街路灯を全てLEDあるいはナトリウム等に取り替えたと。イニシャルコストはすごく高かったんですけれども、数年で電気料で元は取れるだろうということで思い切って、ほかの自治体に先駆けてやったこともございました。エネルギービジョンに乗っていないことも情勢の変化によっていろいろアタックしたり導入したりさせていただきましたけれども、2005年ですから、もう既に15年たっている計画ですから、中身については今現在のパリ協定の後のこの時代になかなかそぐわないところもあるかもしれません。これにつきましては、先ほど町長からの答弁の最後のほうにありました北海道の計画、これも見ながら、その後、その内容を見ながら、時代に合った、北海道全体にくるまれたこの計画の中で考えていきたいと思いますので御理解をいただきたいと思います。音更町の取組は割と早く何でもやっていますので、何%削減と言われるとなかなか厳しいものがあるというのは御理解いただきたいと思います。以上です。休憩(午後 0時00分)
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
先ほど一部答弁漏れがございましたので、改めて説明をさせていただきたいと存じます。まず、新エネルギービジョンで記載されております有望な新エネルギーについてでございます。最初に太陽光発電でございますけれども、役場ですとか小中学校15施設、こういったもので公共としては導入をしております。また、先ほど町長から答弁申し上げましたように、個人の住宅向けに太陽光発電のシステム設置費用の一部補助を行っております。また、別に民間で設置しているメガソーラー等、こういったものの施設もございます。バイオマスにつきましては、町長から答弁申し上げましたように、音更農業協同組合などで施設がございます。氷雪熱利用でございます。氷雪熱利用につきましては、民間のマンゴー栽培施設が現在ございます。今後、新しい道の駅、こういったもので氷蓄熱式空調システム、こういったものの導入を検討しております。温度差エネルギーにつきましては、公共でございますけれども、新しい施設設備整備で、改築等の場合に検討をしております。音更中学校では地中と空気ヒートポンプ、役場では空気ヒートポンプ、こういったものの導入をしております。なお、先ほど、新エネルギービジョンにつきまして、導入の可能性を探り、町民や事業者の意識を高めることが大きな目的であり、その考えのもと方向性をまとめたものというような御答弁をさせていただきました。その基本的な考え方は、今もこの考え方は生きていると、この新エネルギービジョンの。こういった部分の答弁ということで、それが趣旨でございましたので、若干私、紛らわしい答弁になってしまったことをお詫び申し上げます。以上でございます。
再質問 21番 山川秀正
ちょっと今の答弁に関わりまして若干お聞きをしたいと思いますけれども、午前中の答弁にもありました住宅用のソーラーシステム、一部補助をしてということで876件という報告がございましたけれども、音更町の世帯数、約2万2千ぐらいあると。そういう状況の中で876ですから約4%程度と。96%はまだ未設置ということになるのかなというふうに思うんですけれども、ただ、補助を受けないで自力とか、町の補助は受けていないけれども、民間だけの補助を受けているとかという部分もおありかと思うんですけれども、そういった点で、住宅用のソーラーの設置件数876は補助を受けた分と。自力等々で設置をした人たちがどの程度いらっしゃるのかというあたりを把握していたらお願いもしたいと思います。それからあわせて、事業用のソーラー、あちこちでたくさん目につくんですけれども、その設置数と発電量、どの程度あるのか、この点についても掌握しておりましたら御答弁をお願いします。それからあわせて、先ほどバイオガスプラント、音更農協が設置している1か所という話しありましたけれども、これは確かに町の補助を受けているのか。そういった部分ではそうなのかもしれませんけれども、当然すぐそばにバイオガスプラントを設置されている牧場もあるのは皆さん目に映っていると思うんですけれども、そういう設置者といいますか、設置する中にそういうところもカウントする必要があるんでないかなというふうに率直に思うんですけれども、なぜそういう、例えばバイオガスプラントにしても、音更町1か所だけというのは現実をきちっと反映した数字ではないんでないかなというふうに思うんですけれども、そのあたりについて御答弁よろしくお願いします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
まず太陽光の自分での設置部分、町の補助を受けていない部分押さえているのかというような質問かなと思います。残念ながら本町ではその実態については分からないというのが実態でございます。3点目のバイオガスプラントでございますけれども、町長から答弁したときに音更町農業組合などがというような、「など」ということで、一応民間もあるというのは認識はしておりましたので「など」という表現を使わせていただきました。あと2点目の質問につきましては課長から答弁をさせますので、よろしくお願いします。
答弁 環境生活課長 原弘美(環境生活課長は2022年3月まで)
民間が設置しております俗に言うメガソーラーという太陽光発電システムでございますけれども、町のほうで町内にある全ての箇所を把握はできておりませんけれども、分かる範囲ですが、町で押さえている範囲としましては13か所で、総最大出力は約9,600キロワットと押さえております。以上でございます。
再質問 21番 山川秀正
それでは、今のところ掌握しているのはそれだけということは理解しましたけれども、先ほど触れましたけれども、音更町の世帯数、2万2千という状況の中で、例えば住宅用のソーラー発電等々というのはまだまだ普及が可能かなという気が率直にするんですけれども、その点についてのお考えと、それから、今個人の住宅というよりもマンションに住んでいる、アパートに住んでいる方でも、オフグリッドソーラー、要するに完全に個人の、自分の部屋の窓等々というところも含めてのそういうソーラーの導入によって節電に努力している家庭もあるやにお聞きするんですけれども、そのオフグリッドソーラーという部分については町としては掌握されているのかどうかについても答弁お願いします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
2点御質問をいただきました。町内の世帯、約2万強の世帯に対して千もないというような太陽光のパネルの設置の状況です。この太陽光の設置、補助をさせていただいておりますけれども、年々今太陽光、設置の件数が減ってきている状況下にございます。ですから、やはり費用の問題もあると思います。そういった部分から、当初の太陽光の設置のときよりはかなり金額は減っているのは事実でございますけれども、一定程度のお金がかかるということでやはりなかなか設置が進まないのかなというふうには押さえております。2点目のオフグリッドソーラーにつきましては、町としては現在のところ状況等について押さえているものはございません。以上でございます。
再質問 21番 山川秀正
ぜひこのオフグリッドソーラーについても、一戸建ての住宅でなくても、アパート、マンション等々でも導入が可能という非常に小規模な発電ですけれども、そのことによって節電に努めているというか、そういう現実も目の当たりにあるわけですから、例えばそういう視点での支援をするということもあったらいいんでないのかなというふうに率直に思っていますのでよろしくお願いをします。それで、いろいろこの電力の問題についても調べていると、例えば東京都の場合は二酸化炭素排出量の3分の2が電力消費で占めているというふうに言われておりまして、音更町も、ちょっと正確に覚えてはいないんですけれども、約6割程度が電力の消費による二酸化炭素排出かなというふうに思うんですけれども、そういった点でいいますと、電力、ここを再生可能エネルギーにするということは非常に温暖化対策としても有効な手段だというふうに考えていますので、ぜひその点についての更なる検討と具体的な推進を求めておきたいと思います。続きまして3点目、温暖化抑制のための普及啓発という部分は、先ほど答弁では広報紙等々、それから展示会とか様々な取組はされているのは理解をいたしましたけれども、音更町、今第6期総の審議会や特別委員会等々も行われておりますけれども、5期総でも強調されておりました協働のまちづくりと。そういう視点から温暖化抑制のための取組を町民と力を合わせて協働の取組として行う必要があるんでないかということで普及啓発というふうに触れさせていただいておりますので、ぜひその視点をこの温暖化対策の中でも貫いていただきたいということで、この点については要望をしておきたいと思います。最後に、気候非常事態宣言、これを発する考えはという部分では、現時点では持ち合わせていないと。今北海道が新たな動きをしているので、その動向も注視しながらということでありました。この気候非常事態宣言、最初に宣言をしたのは、2016年12月にオーストラリアのビクトリア州デアビン市で始まったということなんですけれども、日本でも30を超える自治体が今、2019年からですけれども、非常事態宣言を発して、CO2削減、カーボンゼロを目指して取組を強めているというような状況だとお聞きをしております。そういった点でいいますと、音更町、今の時点ではということですけれども、このまま推移しますと、2050年に実質ゼロにするという部分での目標を達成する上でもそういう、例えば音更町、様々な宣言をされております。非核平和の町とか様々な対外的な宣言をして、町民に対する喚起、それから国や他の自治体との協働・連携の関係をつくっている、そういうことは十分理解しているんですけれども、そういった視点からもぜひこの気候非常事態宣言というところを早期に宣言を行って、その取組、町民に対する普及啓発という部分も含めて私は大事な取組でないかなというふうに思っているんですけれども、その点についてもう一度御答弁をお願いをしたいと思います。あわせて、今全国の自治体の中でそういう宣言をしている自治体、何がきっかけになっているかといいますと、地球環境を考える自治体サミットと。これに参加をしていて、その議論の中で気候非常事態宣言というところまでたどり着いているということであります。そういった首長さんの発言もあるわけですけれども、そういった点では、この地球環境を考える自治体サミットという存在そのものを承知しているのかという部分と、それに対する参加するような考え方があるかどうか、この点についてもあわせて答弁をお願いします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
地球環境を考える自治体サミットというような御質問でございました。残念ながら我々そこまで調べるのに至っておりませんので、ちょっと承知していないというような状況でございます。以上でございます。
答弁 副町長 宮原達史
気候非常事態宣言です。これにつきましては、今、山川議員おっしゃられたように、日本国内でも、直近では38の自治体というふうに調べてはおりますけれども、昨年から宣言をしている自治体があります。世界的にも国自体が、国として宣言している国も幾つかあるとお聞きしております。また、この、今38と申し上げましたけれども、8のうち10は議会が宣言しているということもあります。したがいまして、私どもも、先ほど町長から御答弁申し上げましたように、道のほうの計画見直しがあって、それを見て、道は音更町にもかぶっていますから、音更町の方針を定めて、そしてその後その辺について考えていきたいと思っていますけれども、町が先行するというより、町民の皆さんの機運が高まって、そして議会の皆さんもそのような機運が高まって、そして一体となって宣言していくのが一番いいのではないかと考えております。したがいまして、今これからいろんな状況を見ながら、道の計画の見直しの内容を見ながらその宣言に向けて検討してまいりたいと思いますので御理解いただきたいと思います。以上です。
再質問 21番 山川秀正
北海道の状況を見ながら、機運を見ながら検討を重ねていきたいということでございますので、今の時点の到達点としては、ぜひそういった方向について前向きに進まれますよう強く要望して質問を終わりたいと思います。