音更町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日
まちづくり基本条例の検証について
2019年3月7日、音更町議会の一般質問で、山川光雄議員が「まちづくり基本条例の検証について」質問し、町長 小野信次、企画財政部長 渡辺仁が答弁しました。
- 質問者
- 山川光雄 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、企画財政部長 渡辺仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 山川光雄
一般質問させていただきます。まちづくり基本条例の検証についてであります。まちづくり基本条例は、平成18年6月に制定されてから10年以上経過いたしました。この条例は、まちづくりの基本原則として、情報の共有や町民参加と協働の推進を定め、本町の自治の基本を定める最高規範に位置づけております。同条例第28条では、社会情勢の変化により見直しの必要性が生じた場合は遅滞なく条例改正を行うことが明記されておりますが、近年の自然災害の発生に伴い危機管理の重要性が増しており、見直しの時期が来ていると思います。また、情報の共有や参加と協働などの取り組みについて、町民アンケートにより町民意識調査を実施しておりますが、まちづくりの参加意識は低いのではないかと思います。まちづくり基本条例の目的である、町民みずからの意思に基づいた自治の実現を図り、町民の参加意識や職員の意識改革を高めるため、町民による条例検証委員会を設置して、条例の意義と条例に該当する施策の適合状況を検証すべきと考えます。よって、次の点をお伺いいたします。一つ、町民アンケートの結果、まちづくりへの関心や参加について町民の意識はどのように変化しているでしょうか。二つ目、町民参加と協働のまちづくりについて、これまでの行政運営の評価につきましてお伺いします。3点目、同条例は、町民の参加と協働を推進することを目的としておりますが、職員の意識改革も期待されております。条例制定から職員の意識改革は進んでいるのでしょうか、お伺いいたします。4点目、同条例第26条には、さまざまな活動、交流等を通じて、他の市町村及び他の国の人たちの知識、意見をまちづくりに取り入れるよう努めるとありますが、施策に反映された例はあるかお伺いをいたします。以上、質問とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。大変失礼いたしました。5点目、危機管理項目を追加するなどの条例改正の考え方についてお伺いいたします。6点目、町民による条例検証委員会の設置の考え方についてもお伺いいたします。よろしくお願いをいたします。失礼いたしました。
答弁 町長 小野信次
まちづくり基本条例の検証についての御質問にお答えいたします。初めに、町民の意識の変化についてでありますが、まちづくり基本条例につきましては、住民自治によるまちづくりを進めるための理念や基本原則、町民や行政、議会の責務と役割など、まちづくりのルールや仕組みを体系的に整理、明文化したものであり、平成18年6月に制定しております。町では、町民の皆さんのまちづくりに対する満足度を初め、定住意向や将来の方向性などを伺うことを目的にまちづくり町民アンケートを毎年実施しております。昨年実施したアンケートでは、まちづくりへの関心について、「音更町の行政活動に関心があるか」との問いに対し、「そう思う」が13.6%、「やや思う」が49.7%で、合計すると63.3%となっております。なお、過去3年間では、29年が61.0%、28年が65.6%、27年が64.5%となっており、町民の6割以上の方が、まちづくりに関心があるとの結果となっております。また、まちづくりへの参加については、「審議会や町民会議など、音更町の行政活動に意見を提言する機会に参加したいか」との問いに対し、昨年は「そう思う」が4.6%、「やや思う」が25.3%で、合計すると29.9%となっております。過去3年間では、29年が26.2%、28年が30.3%、27年が32.3%となっており、3割前後の方が参加について意欲を示しているところです。このように、アンケートの結果では、町民の皆さんのまちづくりへの関心は比較的高いものの、参加については、ややちゅうちょする傾向にあるものと認識しております。次に、これまでの行政運営に対する評価についてでありますが、本町の第5期総合計画では、重点施策の一つに「情報の共有を進め参加の輪が広がるまちづくり」と掲げておりますが、その中には、「情報共有や意見交換の場の充実」を初め、「まちづくりの場への町民参加の促進」、「情報公開への推進」など七つの施策を位置づけております。これらについては、最終的には町民の方々で組織する総合計画推進委員会で毎年推進状況の評価を行っており、施策ごとに5点満点で評価した平均値は本年度は4.57で、評価区分としましては「順調に進んでいる」との結果となっております。次に、職員の意識改革についてでありますが、この条例制定以降、各種計画の策定や施策の推進にあっては、パブリックコメントや、必要に応じて町民説明会を実施しております。また、各種審議会等の構成においては、公募や女性委員の登用に努めるなど、町民参加や情報共有を図っているところです。また、条例の推進に当たっては職員用マニュアルを全職員に配布しているほか、毎年、新規採用職員に対しては、研修の場でマニュアルに基づいて条例の制定趣旨等について講習を行っております。職員にあっては、まずは現場に出向き、町民の方と直接対話することにより意思疎通を図ることを初め、まちづくり懇談会等を通していただいた御意見を十分に踏まえて、町民本位の事務事業となるよう努めており、そうした中で、町民との協働のまちづくりへの意識は高まってきているものと思っております。次に、他の市町村や他国の人たちの知識や意見を施策に反映させた事例についてでありますが、他自治体との連携については、十勝圏複合事務組合や消防の広域化など管内の市町村と連携した事務事業を実施しているほか、北十勝4町と池田町との広域観光の推進、首都圏からの移住・定住を促す取り組みなど、広域的な連携を行っております。また、姉妹町の岩手県軽米町とは30年以上にわたって町民を含めた相互交流を行っているところです。他国の方との交流といたしましては、小・中学校において英語指導助手が授業の支援を行っているほか、町民に向けての英会話教室や国際交流のつどいでの講師を務めていただくなど、限られた機会でありますが、国際交流も図られているところでございます。次に、危機管理項目を追加するなどの条例改正についてでありますが、条例改正につきましては、必要に応じて随時対応していくものと考えており、平成27年3月には、地方自治法の一部改正に伴い、総合計画を策定する根拠を位置づけるため条例改正を行っております。災害等の緊急時への対応として、一部の自治体では危機管理について規定している事例もありますが、本町においては地域防災計画において規定しておりますので、改めて条例に盛り込む考え方は持っていないところです。最後に、町民による条例検証委員会についてでありますが、まちづくり基本条例は、質問にもありますように、まちづくりの基本的な理念を定めた最高規範であり、まちづくりの具体的な考え方や各種施策として体系的にまとめたものが総合計画であると考えております。総合計画の推進に当たっては、先ほどもお答えしたように、総合計画推進委員会で評価を行い、その結果をもとに実施計画や各分野別の計画に反映しているところであります。したがいまして、条例自体についての検証は行っておりませんが、条例で規定した理念を具現化する施策や事務事業については、行政評価を行うとともに所要の見直しを行い、町民福祉のさらなる向上を図るべく努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。答弁の中で数値の間違いがございましたので訂正をさせていただきます。審議会や町民会議などのというところで発言をしたわけですけれども、「そう思う」、「やや思う」という中での過去3年間ではという中で、平成27年が「32.5%」と言うべきところを「32.3%」と申し上げたそうであります。32.5%が正しい数値でございますので、訂正しておわびを申し上げます。
再質問 3番 山川光雄
答弁いただきましてありがとうございました。再質問をさせていただきたいと思います。町政執行方針によりますと、町民みんなで協働のまちづくりを進めるということをこのたびの町政執行方針では表明されておられます。私も同じ考えでございます。また、その理由につきまして、この同じ執行方針の中で最後、結びで述べておられますけれども、人口減少が進む中で、地域経済や福祉、財政運営に大きな影響を受ける。そのために町民の積極的にまちづくりに参加してもらう行政を進めたいというふうに述べておられます。私も全く同感であります。私は4年前に議員になりまして、さまざまな質問をさせていただきましたが、その基本は協働のまちづくりを進めることでありました。そこで今回、任期最後に当たりまして、まちづくり基本条例につきまして最高規範条例としての取り組みについてお伺いし、まちづくりの考え方を再確認したいという思いで一般質問をさせていただきましたので、よろしくお願い申し上げます。このまちづくり基本条例の制定は、平成18年4月1日施行であります。これまで1回改正されております。また、この条例は9章、第28条から成り立っております。この条例の前文でありますが、条例制定の重要な位置づけになっております。この条例をつくるときに、この前文をどのように文章を入れるかということがこの条例制定の中では非常に重要な位置だというふうに私は認識しております。この前文で時代の変化についてうたっております。それは、人口減少社会に入ったことで、町政執行方針でも、少子高齢化による人口減少対策はまちづくりの最大の課題であるというふうに執行方針で述べておられます。町長も人口減少を課題としているということで、私も同じ考えであります。そこでお伺いいたしますが、時代背景については町政執行方針で述べられたとおりでありますが、このまちづくり基本条例の質問に当たりまして、協働のまちづくりについて必要不可欠な町民参加、コミュニティ活動が中心だろうと思いますが、その現状をどのように捉えておられるか、その認識についてまずお伺いをしたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
現状のまちづくり基本条例の推進に当たってコミュニティ活動をどのように捉えているかということだと思いますけれども、御質問にありますとおり、まちづくり基本条例については、情報共有、町民参加、そして協働という三つの基本原則に基づいてまちづくりを進めることによって町民自治の実現を目指すということが根本的な目的であります。その中でコミュニティ活動については、今山川議員参加とおっしゃったと思いますが、基本条例上は11条が協働ということで、12条に、その協働を進めるためにコミュニティ活動を進めるんだというような条例のつくりです。それで、特に、今人口減少というお話もお伺いしましたが、やはりその中で地域の結びつきを支える、そして地域の課題解決という意味でコミュニティ活動の重要性は非常に大きなものがあると。そのため町も各種施策を講じてそれを支援しているというような現状でございます。
再質問 3番 山川光雄
ありがとうございます。私もそのように思います。まず1点目の町民アンケートの結果でありますけれども、先ほどの御答弁の中で、まちづくりに関心を持っているというアンケート調査のパーセントが示されましたけれども、27年が64.5、28年が65.6、29年が61というような数字であります。約6割の方が関心を持っておられるということでありますが、余り変化はないのかなというふうには思うわけであります。また、参加をしたいという町民意識につきましては、27年が32.5、28年が30.3、29年が29.9というようなことで、これについては若干下がってきているのかなというようなことで、先ほどの答弁の中でも、参加についてはややちゅうちょする傾向があるというような認識を御答弁いただきました。一番この町民の参加意識をアンケートでとるということがこの目的でありますので、非常に参考になる数字かなとは思いますが、全体として参加については若干傾向的には低い、低く、高くはなっていないというようなことでありますが、ここで、町民の参加といってもいろいろな方がおられますが、特に総合計画等では若者と女性の参加というものの意識について高めたいと。高める必要があるのではないかというようなことでありますが、この女性や若者の参加意識についてはどのような状況にあるのかお伺いをしたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
参加意識における女性や若者、若年層の意識の変化といいますか、現状はどうであるかという御質問と思います。まず、まちづくり基本条例でまちづくりに参加、参加の定義といいますか参加の意味でありますけれども、これは先ほどの関連ですけれども、第10条に、町は重要な計画の企画立案及び実施の過程において町民参加の機会の拡大に努めるということが根本にあります。ですので、こういった意味での参加意識ということで、この設問は審議会や町民会議などに参加をしてみませんかというような設問になっているというようなつくりでございます。それで、この設問に対しまして、先ほど、昨年が「そう思う」、「やや思う」が29.9%でしたという御答弁させてもらいましたが、男性の中ではこれが41.1%あります。女性では22.1%、女性の中では22.1%ですから、それは、昨年の女性が21.4%なので、微増といいますか、そう変化はないのかなということです。ただ、男性については32.7から41.1なので、ちょっとはふえているという傾向にあります。それで、次に年代構成でありますが、このアンケートは18歳以上の方を対象としている。それで、18歳から29歳までの方が28%、その中で、18歳から29歳の全員の中で、「参加したい」、「そう思う」、「やや思う」という人が28%、同様に30歳代の中では33.4%、以下40歳代では29.5、50歳代では30.2、60歳代では29.5、70歳以上の方では29.0といって、大体3割程度といって、年代にそんなに差はない結果になりました。その中で一番多かったのが、30歳代の33%というのが一番多かったという結果です。それで、18歳から29歳の方が28%ですが、去年は20.6%だったんです。だから約8ポイント上がっていると。それから、30歳代の方については去年は18.8だったんです。それが33ということで15ポイント近く上がっていると。ということを考えれば、男性の若年の方がこういった意識が高まっているのではないかというのが去年のアンケートからうかがえるというような分析でございます。
再質問 3番 山川光雄
ありがとうございます。この女性や若者の参加意識を高めていくということがまちづくりの原動力になってくるというふうに私は思っておりまして、これからもそういった女性や若者の参加を進めていくようなことでお願いをしたいなというふうに思います。2点目の町民参加と協働のまちづくりについて、これまでの行政運営についての評価をお伺いをいたしました。情報の共有、町民参加、協働のまちづくりが、これがこの条例の三原則であります。そのほかにコミュニティ活動や男女共同参画、未成年者の町民参加などの規定があります。これがこの条例の主なものであろうというふうに思っておりますが、今回、行政運営についてどのようにされているかというのが今回の質問の趣旨でございます。情報共有について一つずつお伺いをしたいと思いますが、三原則の一つずつについてお伺いをしたいと思います。情報共有でありますが、提供のあり方についてどのような取り組みをされているかということをお伺いをしたいと思いますが、総合計画の中では広報紙とかまちづくり懇談会とかホームページなどについての取り組みが記載されておりますが、それらも含めてこの情報共有についての進め方、今までのあり方、今後どのような取り組みを考えておられるのかというようなことも含めてお願いをしたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
町からの情報提供の取り組みという御質問でありますけれども、今山川議員の御質問にありましたように、広報紙の掲載、ホームページの掲載というのがありますけれども、ほかの部分としては、報道機関への情報を提供する、また、関係部署等で資料等の閲覧を行う、その他としては町内会を通じて回覧をお願いするといったこともあろうかと思います。また、取り組みとしては、そういった情報の提供に当たりまして、議会への情報提供が必要な場合には当然議会の所管の委員会にも提供を行うというようなことで情報の提供を進めているということであります。また、平成28年度からは行政防災情報を中心としまして「暮らしと防災ガイドブック」というものに取り組み始めまして、これはポスティングにより全戸配布をすると。それから、これは転入された方にも窓口で配布をするということになっておりまして、また、中身についてはホームページでも公開をしているということで取り組んでおります。それから、例えば町民の皆さんのニーズに合わせた情報発信というのがあろうかと思いますが、それについては、例えば観光であれば観光協会さんが当然役割を担うわけでありますが、観光情報のホームページ、また、フェイスブックというのをやっていただいておりますし、また、町としても子育て世帯の方に情報を提供したいということで、数年前から「すくすく」というサイトを立ち上げたということもあります。ですから、今後は今までのものに加えて町民の皆さんのニーズに合ったもの、必要なものというのを情報発信する、そのためにはどんなツールを使うかというのはそのときの検討ですけれども、そういったことで取り組んでいくべきものと考えております。
再質問 3番 山川光雄
ありがとうございます。この情報の共有につきまして、新年度予算で災害時における町内全域への情報伝達手段の整備がされました。情報通信機器を使う人とそうでない人がいるというようなことで配慮されて、この情報格差をなくしたいというような施策が打ち出されました。私は、そのまちづくり基本条例に沿う情報の共有の最たるものであって、非常に評価できるというふうに考えております。また、今広報紙の配布につきましてのお話がございましたけれども、町内会の加入率がだんだん下がってきているというようなことで、この広報紙の配布ということがこれからの情報を町民に提供するための一つの手段としてはおりますけれども、なかなか町内会の加入率が下がってくると広報紙の配布ということが難しくなるという部分もあろうかと思います。町内会だけじゃなくて、いろんな施設だとかコンビニだとかに置かれておりますけれども、それらの手段もこれからも続けていただきたいと思いますが、広報紙の配布以外に、SNSを活用した情報発信なども考えられる施策ではないかというふうに私は思うわけでありまして、この件につきましても今後検討していただきたいと思いますし、今進めているものをまた続けていただきたいなというふうに今思うわけであります。次に、情報の発信についてのことについてお伺いをしたいと思います。この情報の発信でありますけれども……。失礼いたしました。町民参加についてお伺いしたいと思いますけれども、総合計画の中では、この町民参加については、パブリックコメントの実施、ワークショップ、出前講座、審議会の一般公募などがこの情報発信の取り組みというふうに総合計画では示されております。多様な町民がまちづくりに参加していただくことは大事なことだというふうに思います。審議会に女性や若者の参加をふやす努力はこれまでもされておりますけれども、継続して進めていただきたい部分だと思います。また、障がい者などのハンディキャップのある方もまちづくりに参加されております。そういった方々の参加しやすい環境をつくるということも大事な要素ではないかというふうに思うわけであります。そういった意味からも、このまちづくり基本条例に基づく検証というものはそういった意味で進めていただきたいというのが今回の趣旨であります。さきの一般質問でコミセンにWi-Fiの整備をお願いを、提言をさせていただきました。これも、ハンディキャップのある方々が行政に参加したい、そういう思いで私のほうに訴えられた内容でありまして、これらのことにつきましても早期の整備を求めたいと思います。一つ、手前みそでありますけれども、議会広報委員会におきましては、モニター制度を導入いたしまして親しみやすい広報づくりをいたしました。町民の各階層、短大生から、30代、40代、50代、60代それぞれの各層からモニターをお願いして御意見いただきました。そういったモニター制度を実施いたしまして感じたことは、そういう方々の町民参加にしてお話し合いをさせていただきましたけれども、その方々はやはりモニターをしてよかったというふうに私は受けとめておりますし、広報委員としても、意見をいただいて広報の充実に努めることができたというようなことであります。そういったことで、この町民参加について今いろいろお話し申し上げましたけれども、この町民参加の機会の拡充について今どのようなことを考えておられるのか、もしあればお伺いをしたいと思います。休憩(午前11時59分)
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
町民参加に係る今の取り組み、それからその機会の充実に向けてというような御質問と思います。まず町民の参加の現状の取り組みでありますが、まちづくり基本条例、それから総合計画においては、重要な計画等の立案及び実施の過程においての町民参加というものでは、先ほど山川議員からもお話しありましたが、審議会等への付議、これについては公募委員、女性委員について一定の割合を目標としております。それから、町民の意見提出制度としてパブリックコメント、それから町民の皆さんへの説明会としてワークショップ、それから実際の説明会形式の会議、それから出前講座といったものもこの中に入ると思います。それと別に、町民から御意見を伺う場としては、広報を利用した声のポスト、それからメールボックス、行政区単位のまちづくり懇談会、それからタウンミーティング、それから、今回御質問も頂戴しておりますが、まちづくりアンケートもそういったものと思っております。それから、先ほど、さまざまな人から参加をいただくために、さまざまな方から参加いただくために公共施設の通信環境、Wi-Fiを整備してはどうだという話がございました。それで、一定程度の施設整備はありますが、またそのランニング、通信ですからランニングというものも結構大事なものであります。ですから、現状としては、例えば講演会のような場では手話通訳の資格のある方をお招きして、そこで例えば耳の不自由な方については御参加いただくということもやっておりますので、まずは今の現状でできることを全て取り入れながら町民の皆さんの参加を進めていくということがあろうかと思います。それから、今後の機会の充実ということで、新年度からは新しい総合計画の策定作業に入るわけでありますが、先般その策定方針を所管の総務常任委員会に御説明をいたしました。その中で、従来の審議会形式に加えて町民のワークショップということを取り入れるということを御説明したところです。これについては町民の皆さんが参加しやすくて発言しやすい機会を持ちたいというところから入っておりますので、その点は山川議員の御指摘と合致するのかなと思っております。また、計画もそうですけれども、例えば町の事業として町民の皆さんから御意見をいただく場として、少し前ですけれども、あおば公園、鈴蘭にあります。それから最近では十勝が公園、そういった公園整備にもさまざまな視点から町民の皆さんの御意見をいただくというようなこともありますので、計画のみならず事業についても町民の皆さんから参加をいただく機会というのは持てるのかなと思っております。
再質問 3番 山川光雄
ありがとうございます。今答弁いただきましたように、第6期総合計画においては町民参加ということでワークショップをされるということは、今までなかったことでないかなとは思います。大変期待をしておりますし、ぜひともこのワークショップを成功させていただきたいなというふうには思います。また、今Wi-Fiの話をちょっとさせていただきましたけれども、今いろんなアプリが出ておりまして、同時翻訳するというようなアプリがありまして、手話通訳とか通訳の方もおられるんですけれども、今時代は何かそういうような時代に入ってきているということなので、予算額が膨らむような高い高額なものというふうに捉えておりますけれども、ぜひともそういう方々の方に1人でも多くまちづくりに参加していただくということで、ちょっと聞こえづらいなという人でも参加できるようなことを進めていただきたいというふうにお願いをしたいというふうに思います。それから、モニター制度の話もちょっとさせていただきましたけれども、町のほうとしてもいろんなモニター制度というのは、町民の方からいろんな意見をいただくということは非常に有意義なことであろうと思います。広報委員会でやって非常によかったなというふうなことでございますので、ぜひとも町のほうもそのモニターについての検討もいただきたいというふうに思うわけであります。では、次に協働とコミュニティについてお伺いをしたいと思います。総合計画の中ではコミュニティ活動を町内会の活動というもので捉えておられますけれども、このコミュニティの団体というのはいろいろな団体があろうかと思います。社会福祉協議会ではボランティアセンターにおいて登録されている団体もあります。子育ての団体もあれば高齢者の方々の団体もあれば、地域の中でも花壇の整備などをされている団体とかいろんな団体が、まちづくりに協力していただいている団体が多々あると思います。ぜひともこの団体を一回まとめていただきたいなというのが私の考えでありまして、今現在このコミュニティ団体と、町内会は別としまして、コミュニティ団体というのはどのぐらいあるのかというのを掌握されているかどうかをお伺いをしたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
まずコミュニティ団体ということで、まず、コミュニティについては基本条例の第12条で定義をしておりますが、町民が協働意識を持って構成する多様な地域の集団及び組織というもので位置づけております。今、議員からおっしゃったとおり、私ども、町内会、行政区、それから連合町内会といったものがありますけれども、それ以外に、今、議員からもありましたが、老人会や老人クラブ、これは町内に55ありますし、ボランティア団体にしては、社協さんで取りまとめておりますが、132あるといった中で、まとめている、台帳的にまとめてはおりませんけれども、各担当で所管しておりますので、そういったものは常に状況を把握している現状にあります。それから、それとまた別に、アダプトプログラムとして、町と協定を結んで役割を分担して協働で清掃などをやっていただいているという、そういった方々が事業所を中心に五つあるといったこともあります。ですので、それ以外にも各担当で相当な数があると思っておりますので、それについては私も、我々どもも把握に努めてまいりたいという考えでございます。
再質問 3番 山川光雄
今、部長がおっしゃいましたように、まず各部署においていろんな団体があろうかと思います。道路の清掃とか公園の管理だとか。実際に公園の管理なども受託されてやっている町内会もあります。ですからそういった団体を、各部署の団体をひとつ集計していただいて、どんなような団体があって今後どういうような、町としてそういう団体をどういうふうにして後方支援していくかというようなこともひとつまとめていただきたいなというふうに思います。団体は公益的な団体だけで結構でありますので、そういった方々とボランティア団体、そういったことをぜひ取りまとめを一度やっていっていただきたいなと、こういうふうに思います。コミュニティ活動を支援する今まで行政がやってこられたのは、木野支所に町内会の方が自由に使える印刷機というものを設置されております。本町においても、町内会の議案をつくるときには、紙を持って持参してくれば町内会の総会を議案をつくってくれるというようなこともしていただいております。そういったことで、町内会活動、コミュニティ活動を支援することを今後もっと進めていただくことが必要ではないのかなというふうに私は思います。実際に話を聞いているわけではありませんけれども、やっぱり印刷機だとかパソコンだとかそういったものが必要という場合も出てくると思いますので、利用しやすいようなコミュニティを支援するようなことを、このまちづくり基本条例の中で検証をお願いしたいというのは、そういった面も含めてお願いをしたいなというふうに考えているところであります。次に、職員の意識改革であります。答弁でいただきましたように、まず職員は現場に出向いていただくと。町民の方と直接対話するというふうに答弁をいただきました。まことに心強い限りであります。本当にそれが一番大事なことだろうと私は思います。私は、一般質問で職員の地域担当制というものを提言させていただきました。これはやっている自治体もありますが、職員が出向いていって対話するということを進める意味でこの担当職員制度というものを制度化してほしいというふうに提言をさせていただきました。この職員が地元に入っていろんな町民の方と対話している中でいろんな問題点が浮かび上がってくるというふうに思いますし、それが、徐々にいろんな町民の方との対話の中から職員提案型予算というのも出てくるのではないかというような期待もできるわけであります。あわせて職場の活性化にもつながっていくだろうというふうに私は思うわけであります。そういうようなことで、このまちづくり基本条例は職員の意識改革とも言われるというのはここにあるというふうに私は思っております。この地域担当職員制度については一度答弁をいただいておりますので、ここでは再度答弁を求めませんけれども、ぜひとも今後とも検討をお願いをしたいなというふうに思います。次に、条例第26条の件で、他の市町村や他の国の人たちとの連携及び交流についてでありますが、かつて、調べてみますと、開基80年のときに欧州のほうに研修視察などに出向いている事業が行われました。それから、平成2年には田中弁護士から人材寄附としていただいて、事業も海外の研修視察も行われたと思います。そういった時代の中で地域間交流、国際交流というものができたと。これは財政上の問題もあろうかと思います。まちづくり基本条例の中にはこのことがうたってありますが、ちょっと今現在としてはこのような状況にはないのではないかと。ただ、年輪塾で海外視察だとかやっておられますから、それはそれとしていいんでありますが、もっと大きな意味での国際交流というのは、なかなかそうはいかないのかなというふうには思うわけでありまして、ここの条例にあっても問題はないんですけれども、そういったことも検討の中に入ってくるのかなというように思いますし、また、この条例に入っていない行政評価というものが、他の自治体の中では行政評価というものを入れている団体もございます。ですから、その時代に合わせたまちづくり基本条例について、その辺のところも検討いただきたいなというふうに思うわけであります。次に、その追加条例の中に危機管理項目を追加してはどうかということを提案させていただいております。昨今の自然災害等におきましては、もう想定外というのはないと思います。全て想定の中で自然災害が起きているのではないかというふうに思います。この間の新聞におきましても、十勝沖地震のM8クラスが30年以内に9%に上昇したというような新聞報道もございます。これからこの地震とか自然災害の減災対策というのは非常に大きなことでありますし、今までも行政として、23年の自然災害、28年災害、取り組んできております。その後も検証されていろんなこと、防災計画の見直しなども行われておりますし、ハザードマップも出されております。そういったことで、このまちづくりの中で危機管理というものが非常に重要な地位を占めてきているというふうに思うわけでありまして、まちづくり基本条例は理念条例でありますけれども、こういった危機管理を入れている自治体もございますので、ぜひともこれ入れて、町民の方にも共助の意味で協力いただくと。そして町もそれに対して公助の中でしっかりと取り組んでいくというようなことをこの基本条例の最高規範の条例にもう入れるべきではないかと、こんなふうに思って今回提案をさせていただきました。最後に検証委員会の関係でありますけれども、先ほど答弁の中では行政評価をしているからというようなことでありますけれども、この行政評価も大事であります。しかし、先ほどもいろいろ申し上げましたが、いろんなまちづくり基本条例の中の三原則の中ではまだ足りない部分があるのではないかということを一回検証していただきたい。そういう意味では、職員とか総合計画の検討委員会とかいうことではなくて、このまちづくり基本条例に絞って検討委員会というものを立ち上げて町民の方々のいろんな声を吸い上げていただくというようなことをお願いをしたいなというふうに思っておりますので、今申し上げました国際交流とか危機管理とか検証委員会等につきまして、まとめて現在の見解を若干聞かせていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
まず交流の関係でございます。交流については、山川議員からもお話し頂戴しておりますが、今新しいような動きはないわけであります。ですので、交流となれば相手側、相手方との交流のタイミングとか考え方というようなものがあろうかと思います。そういったものがもし合致するんであればそういったことに取り組むということもあろうかと思いますが、現状ではそういった状況の部分はないというようなことでございます。ですので、現在の交流事業を継続しながら、そういった新しいお話がいただければ随時検討してまいりたいという考えであります。それから、危機管理の話でありますが、十勝管内で七つの自治体が自治基本条例をつくっておりまして、その中で危機管理条項を入れているのは三つの自治体、どっちかといえば半々ぐらいになっています。ですので本町のまちづくり基本条例は、一番最初の話に戻りますけれども、まちづくりを進めていく上での三原則というのをきちんと明確にするということ。そして、それをやっていくものをどうやってやっていくのか。それは総合計画だったり男女共同参画だったりといったものを規定するにとどまっているというのが現状であります。ただ、直近では総合計画の議決要件を入れるために条例を直したこともありますので、そういったのは時代のニーズに合わせて条例を変えていくということもあろうかと思います。それから、検証の関係ですけれども、理念条例を検証するとなったら、実際に検証するとなれば、それは、実際に何をやっているか、どんな施策をしているか、それからどう評価しているかということになると思います。それをやっているのは実際のところは総合計画の推進委員会でありますので、その場を活用しながら今検証作業をしているというようなことですので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 3番 山川光雄
最後のところなんですけれども、総合計画の検証委員会というのは十分わかりますが、まちづくり基本条例のみに絞って、三原則に沿って、今どういうようなことが進められていてどういうものが足りないのかというところを検証していただきたいなというふうに思っております。最後に、高齢化社会で、国で言えば社会保障費ですけれども、町で言えば扶助費が増大してきておりますし、人口減少におきまして、今回も新事業において医療費の助成拡大というものがされております。いずれにいたしましてもサービスを維持していくということは財源が伴いますし、もしサービスが維持できなくなるというようなことになれば相応の住民負担も求めていかなければならない、そういうような選択がしなければならないというようなことが起きるわけでありますが、そういうことがなくならないように、今いろんな財政状況を見ながら、できる範囲で進めておられるとは思いますが、特に、住んでよかった、住み続けたい町、もう一つに持続可能なまちづくりという言葉がございます。持続可能なまちづくりを想定して行政運営をされていると思いますけれども、持続可能なまちづくりをどうやってつくっていくかということになると、やはり住民が主体的にかかわっていただくと。そして、住民の人たちとの、町民の人たちとの対話を進めて、そして住民、町民参加をしていただくというようなことがなければ持続可能なまちづくりというものは進められないんではないのかなというふうに私は思います。今、できれば進めていただきたいのは、協働のまちづくりをどのようにして進めるかという基本的な考え方をこのまちづくり基本条例の検証を通じて、そして、先ほどまちづくりの団体がどのぐらいあるかとお聞きしましたけれども、そういった団体の状況もしっかりとまとめていただいて、そして協働のまちづくりを進めていただきたい。そうすることによって持続可能なまちづくりにつながっていくと。私は、これが一番大事だなというふうに思っております。そしてもう一つは、そういった活動の実態をほかの町民の方々にもお知らせするという活動事例を、これを町民の方に紹介していただきたいと、こんなふうに思います。そしてそれを参考に町民の方々も、また職員も一緒になって協働のまちづくりが拡大していくのではないかと、こんなふうに思いますので、そういったこともお願いをしたいなというふうに思います。最後ですが、まちづくり基本条例は理念条例であります。最高規範であります。常にどんな、今までやっておられた施策と常に照らし合わせていただくということが持続可能なまちづくり、再び申し上げますけれども、その持続可能なまちづくりのために、その条例との適合、これを図ることが一番大事であって、私は、行政の使命でないかなというふうにも言わせていただきたいなというふうに思います。以上、私の一般質問が全ての趣旨でありまして、この検証は非常に手間のかかる仕事であろうかと思いますけれども、ぜひとも前向きに検討されて実行されるように提言をさせていただいて質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
答弁 町長 小野信次
今山川議員から、本当に我が町にとっては自慢の最高規範、まちづくり基本条例であるというふうに思っております。そして、まして、今お話しいただいたように、やはり今の時代を捉えて、本当に今のまちづくり基本条例、随分長くなりましたけれども、今の時代にどうなのかということを改めて立ちどまって考えてみる必要があるんじゃないかという御提言、あわせて、少子高齢化と言われてもう20年以上になると思います。そういった中で、実際にその時代を今迎えたわけでありまして、そういったことも捉えながら、そして、今持続可能なまちづくり、何回もですけれども、そういった国際的にも、SDGs含めて、誰1人として取り残されることのない持続可能な町、その基本に立ちながら私たちも、今山川議員からお話しいただいたように、第6期の総合計画も含めて、議員の皆さん方から常々そうやっておっしゃっていただいたことを埋め込みながら当たってまいりたいというふうに思っております。そしてまた、その中で、御提言の中でも細かくお話しいただきました中で、特に今までも、いわゆるハンディを持たれている方々、こういった方々への対応をしてきているつもりでいていいのかどうかということ。それをしっかりと受けとめながら、さっきお話にもありましたけれども、町民参加型という中で、集まってきた人たちに、そういうハンディを持った人たちの言ってみれば話を聞く場、公聴するというその中で、そういった条件づくりというのもやっぱり真剣にちゃんと考えていく時代に入っているよというお話もいただきましたし、我々もそれに取り組もうという姿勢は、御指摘のとおり、まだ不備のところもあるかもしれませんけれども、前へ向かってはそのような考え方は一致しているところかというふうに思います。あわせて、何といいましてもそういった中で思うのは、一つのツールとして、さっき御提案あったけれども、誰もがまた今たくさん持っているスマホやなんかでのSNSも含めて知らしめるという意味では、我々も真剣にその辺も、そこら辺はセキュリティもやはりしっかりとやっていかないと、特に個人情報の問題もあるので、そういうことも条件整備をしながら、より広がりのある言ってみれば情報の伝達ということの整備もしていかなければならないなというふうに思っています。あわせて、そういうことを鑑みれば、今山川議員のほうから、まちづくり基本条例について一度しっかりと、見直すというお言葉ありましたけれども、その辺まで立ち入るかどうかは別にしても、今の時代、大きく人口構造が変わったということだけしっかりと、そこだけの変化を捉えても、やはり我々自身も変わっていかなければならないという部分もありますし、それからあわせて、さっきもお話しありましたけれども、言ってみれば防災、減災、こういった問題も、まさに御指摘のように、自助、共助、公助というのがあったけれども、今、自助、まずは自分の命は自分で守るという、大きく防災に関しても時代が変わってきているということも、これもまさに御指摘のとおりだと思います。そういうこともあわせながら、全体像を見ながら、長年私たちの町の自慢でありました、言ってみれば町民とはという、あそこの部分見ても、必ずしもここに住む人だけじゃない。働きに来てくれる人も、要するにこの町にかかわってくれる人はみんな町民としているわけです。住民とはとなったら税金を収めてくれている人。そういったこともしっかりと、ほかの町から見ると、「えっ」と。私も自慢ながらに、自分の町のたまに自慢をさせてもらうときに、「えっ、そういうのがあるんだね」というお話。今この時代になってもそうやっておっしゃってくれる方々がまだいますので、そのことを含めながら、長い歴史の中で時代背景にあったものというものを、今御指摘のとおり、また立ちどまりながら、そしてまたさらに進めていけるような環境づくりにこれからも努めてまいりたいと思いますので、御理解のほどお願いいたします。ありがとうございました。