音更町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月14日
閉校校舎の有効活用について
2018年12月14日、音更町議会の一般質問で、上野美幸議員が「閉校校舎の有効活用について」質問し、教育長 宮原達史、町長 小野信次、教育部長 福地隆、企画財政部長 渡辺仁が答弁しました。
- 質問者
- 上野美幸 議員
- 答弁者
- 教育長 宮原達史、町長 小野信次、教育部長 福地隆、企画財政部長 渡辺仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 20番 上野美幸
通告に従いまして一般質問を行います。閉校校舎の有効活用について。近年、少子高齢化や過疎化により、児童生徒数や出生数も減少している。音更町でも出生数は平成15年から減少状況に転じ、平成28年度調査では306人となっている。最近では豊田小学校が閉校しており、2020年3月には昭和小学校が閉校するとのことである。自然環境に恵まれた場所に位置し、コミュニティを育む場所としても適切な施設と考える。地域住民の皆さんとの協議が重要であることは間違いないが、その価値と利用の範囲は広いという認識を共有した上で、町としても施設の実態や特色を生かした創意工夫がされるべきと考える。子育ての場として、また、地域の交流の場とした町づくりの一環として重要であることから、閉校した豊田小学校と閉校する昭和小学校への有効活用の計画を伺う。1、地域住民からの意向聴取の経過は。2、家庭、学校、教育現場のみならず、地域コミュニティの場づくりとしての計画は。3、町民との協働を図りながら、地域との交流や連携、町民参加のまちづくりに対しての活用方法は。以上質問いたします。御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
最初に、教育委員会から、地域住民からの意向聴取の経過についての御質問にお答えいたします。学校は、その地域の発展を教育に託した先人の熱い期待のもと設置され、その後幾多の困難を乗り越え、教育の場だけではなく、地域のコミュニティや文化活動の拠点として、長年にわたりそれぞれの地域で大きな役割を果たしてまいりました。したがいまして、閉校する場合の学校施設の利活用につきましても、地域の方々の思いを尊重しながら検討させていただいております。平成26年度をもって閉校した豊田小学校につきましては、閉校となる前年度から、閉校に向けてのさまざまな活動の一環として閉校後の学校施設の利活用について地域における検討が行われ、豊田小学校閉校協賛会を通じて町に対して要望があり、その意向を確認しながら検討を行った結果、体育館とグラウンドにつきましては、地域管理のもと、地域への一般開放となったところであります。また、平成31年度をもって閉校する予定の昭和小学校につきましては、閉校に向けてのさまざまな準備をする中で、学校施設の利活用につきましても、今後、地域の意向をお聞きしながら検討してまいりたいと考えております。以降の2項目につきましては、町長から御答弁申し上げます。
答弁 町長 小野信次
閉校校舎の有効活用の御質問の、地域コミュニティの場づくりとして、計画及び活用方法につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。本町の学校閉校後の校舎につきましては、公民館などの社会教育施設を初め、地域の集会施設や企業誘致の受け皿、また、大谷短期大学の教育活動の場として利用されております。学校を整備する際には公立学校施設整備などの補助金を活用しておりますが、閉校後の利活用に当たっては、建物の財産処分手続として、補助事業完了後10年以上を経過した後は、処分制限期間内において有償での貸与や譲渡を行う場合には、国庫補助金における制限はあるものの、設置当初の目的以外の使用が可能となっております。旧豊田小学校及び昭和小学校につきましては、平成4年に竣工し、処分制限期間は60年となっており、現在26年が経過しております。地域コミュニティの場としては、豊田地域は旧小学校に隣接する地域会館を主に地域活動の場としており、地域には旧小学校の体育館とグラウンドを貸与している状況です。また、昭和小学校については、先ほど教育委員会から答弁いたしましたが、今後地域と協議していくこととなっております。町内では、町内会や老人クラブ、サークル活動などさまざまな団体が町内3カ所のコミュニティセンターを初め各地域会館、公民館などにおいて活動しておりますが、施設については、一定程度充足しているものと認識をしております。こうした町内会としての活動やその枠を超えた団体等の活動がさまざまな交流の場となり、町内におけるコミュニティの形成につながるものと思っており、町としても、公共性があると認定した団体活動に対して支援しているところであります。また、校舎等の跡利用の例としては、旧上然別小学校が集団研修施設として町内外の多くの方々に利用されており、施設の有効利用が図られているものと思っております。学校は、その地域の歴史や活動に大きなかかわりを持ち、そこに暮らす人たちにとって大切な存在であり、学校と地域が連携して教育活動やコミュニティ活動を何世代にもわたって育んできた経緯があるものと認識をしております。旧豊田小学校、そして閉校後の昭和小学校につきましては、当初の設置目的である教育活動以外での使用も可能であります。校舎のほか体育館や校庭など広いスペースを有しており、農村地域に位置する施設で、豊かな自然に恵まれていることなど、その特色ある環境を生かした中で、当該地域との合意のもと、冬季の子供の遊び場としての活用やさまざまなサークル活動、団体の利用が可能であると考えております。そうした中で地域との交流が生まれ、活動の輪が広がることによって、ひいてはまちづくりにつながることが期待されます。先ほど申し上げましたように、学校は地域のシンボル的存在として大きな意義を有しており、跡地利用に当たっては、地域の意向を十分踏まえた上で、多くの町民に活用され、親しんでいただけるような仕組みづくりを検討してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 20番 上野美幸
御答弁ありがとうございます。音更の歴史を見ると、学校の存続に対する住民真意を十分に考慮しながら、地域の子供たちの将来を思い、その教育条件を優先し、昭和49年度をもって閉校した光和小学校から平成26年、豊田小学校までの合併や統合を行いながら、少子高齢化や過疎化の流れを受け、子供たちや地域の活性化を図ってきたことがわかりました。そしてこのたび、豊田小学校、昭和小学校についてお聞きします。地域住民からの意向聴取は、豊田小学校のときは十分にあったと今理解いたしました。その中でグラウンドと体育館を使用しているということも存じておりました。校舎の有効活用ということで、一体となった活用をいかがかなということで今回質問させていただきました。その中で、先ほどの御答弁にもありましたが、町内でも廃校を活用しているお話を今いただきました。南中士幌にあるふれあい教室、然別公民館、音更集団研修施設などもそのように活用されているということで答弁をいただきましたが、やはりこのときも地域住民の聴取があったと思うのですが、その内容を踏まえてどのような意向になったかということもぜひお聞きしたいなと思います。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
済みません、うまく答えられるかわからないんですが、まず上然別の集団研修施設、それから然別の公民館、あと南中音更のふれあい教室、適応指導教室なんですけれども……。南中士幌小学校ですね。ここに限らずなんですけれども、学校が農村部の学校で閉校するときには、それ以前の学校もそうなんですが、まず一番最初に地区公民館ということで用途変更はどうでしょうかということに一般的には話がなります。これは、同じ教育施設ということで、文部省の当時の補助を受けていても、学校教育なのか社会教育なのかということで法律が違うだけで、同じ教育施設という枠の中なものですから、非常にスムーズにその財産処分の手続もいくということと、補助金返還も伴わないということがまず行政側としてはあります。それから、地域の方におかれても、学校が地域のシンボル的な存在ということで、閉校後においてもコミュニティの場として活用できる、また、子供たちも集えることができるということで地区公民館ということがまず第1に上がってくるというのがあります。ただ、割と最近といいますか、の学校の閉校におきましては、その学校の隣に比較的大きな地域の集会場なり会館が既に整備されているのでそこまでは要らないというような御意見が地区から上がってくることが多くなっております。上然別につきましてもすぐ横にありますし、然別についてもありますが、ここについては公民館ということになってございます。あと南中士幌につきましては、ふれあい教室ということになっておりますが、こちらも会館があるというようなことでございまして、そういった話し合いの中で、公民館にするものについてとそれ以外、もう地域としては必要ないので行政的に使ってもというようなこと等話し合いの中で行われまして現在の形になっているということでございます。以上です。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。私も調べさせていただいたんですが、すごく利用人数が多くて、地域にすごく活用されているなということと、今お話聞かせていただいて、いろいろな地域の方の声を聞きながら活用されているということで、ここに平成19年の活動内容の人数と実績が出ているんですが、多分今も変わりなくこのように利用されているんだろうなと思いました。ありがとうございます。それでまた、閉校の学校に対してということで、豊田の場合は校舎を今は利用していないという、校舎の中は希望がなければ、今開放はしているけれども、頻繁に利用していないとお話をお聞きしました。で間違っていなかったでしょうか。一般的な開放をしているという形で今答弁の中に、一般的にそういう希望があれば開放しているということでよかったでしょうか。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
豊田小学校の校舎部分のことで……。
質問 20番 上野美幸
はい。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
はい。それで、まず、学校施設もそうですけれども、いわゆる行政財産、公で行政財産として使用しているものは引き続き所管の部署で管理をするわけですけれども、それが用途を廃止しまして使わなくなったと。そういう場合はいわゆる財政課のほうで、管財部門で管理していきます。ただ、そこも一応地域で使いたいという場合はお貸しする場合もあります。ですから、今、教育部長からも申し上げましたけれども、最初は公民館として使用していましたけれども、廃止をしました。そこから普通財産として町サイドに引き継がれて、今度は町からお貸しするというケースもあります。たまたま今豊田小学校につきましては、体育館については開放しておりますが、校舎については、利用がないということで、普通財産として私どものほうで維持管理をしているという状況でございます。
質問 20番 上野美幸
わかりました。閉校前に、今豊田小学校は管財、財政のほうで管理しているということで、わかりました。一般的に常時開放していないということであれば、閉校前に地域の方の意見交換は非常に大切だなというふうには感じています。公民館などがあるのでそれほど利用することはないということで今お話がありましたが、今まで子供たちがたくさん行き交っていた小学校に人が集まらなくなるのは大変寂しいかなとも私は感じております。ぜひ地域の方の意見をまた再度聞き取りながら、何か大きなニーズがあればそのような形で進めていってほしいなと思いました。また、少子高齢化による生徒児童数の減少により、全国的に毎年500校前後の廃校が発生しているそうです。その7割がさまざまな用途に活用されているようです。使われない期間が長くなりますと設備等の傷みも出てくると思いますし、設備や駐車スペースも安全に確保されていて、堅牢に建てられていると思います。その価値と利用の範囲はとても広いのではないかと私はとても感じます。閉校学校には大変利用価値が高く、魅力があると私は思っています。今校舎のほうを公に使っていないということなので、豊田小学校についてお聞きしたいと思います。文部科学省から出ています「未来につなげよう みんなの廃校プロジェクト」というサイトがあり、廃校施設の有効活用ということで多くの全国の小中学校の廃校、閉校した活用実例を紹介しているサイトがあります。貴重な財産である閉校した学校を有効活用してほしいという国の取り組みで、財産処分手続の大幅な簡素化や弾力化について、または支援などについても積極的な廃校プロジェクトが記載されております。北海道の閉校した学校も多く紹介、周知されておりました。このようなプロジェクトを参考にしながら、町としての考えも持っていると思われますが、何かほかに考えや参考にしていること、もしくはこのような動きでもうちょっと廃校を活性化しようかなというお考えがあればお示しいただきたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
今、議員さんからお話しいただきました廃校プロジェクトの件は承知をしております。ただ、現在豊田小学校についてはそれに搭載はしていないということになります。それで、今の状態では、大変申しわけないんですが、最低限の維持管理をしていると。それで、今回、町長からも御答弁させていただきますが、自然環境の豊かな中でそういった閉校校舎の有効利用、それから町民の皆さんとの触れ合いによるコミュニティづくりといったものは今後検討していきたいということでございます。
質問 20番 上野美幸
わかりました。この廃校プロジェクトの中には実例集ということでこうしたらいいということは書かれていないのですが、この中に一般企業とのマッチングだったりとかNPO法人と行政のマッチングだったり、もしくは補助制度のお話などが盛り込まれていて、もし検討の余地があるのであれば、見ていただければ大変参考になるかなと思うような資料がありましたので、ぜひ参考にされていただきたいと思います。またそのようなことを踏まえながら質問させていただきたいと思います。次の質問なんですが、家庭や学校教育現場のみならず地域コミュニティの場づくりの計画は。また、地域の特色、ニーズに沿ってどのような取り組みを考えていますかということで質問いたします。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
地域コミュニティ場づくりとしての豊田小学校の計画ということで。それともまちづくり全体としてですか。
質問 20番 上野美幸
はい。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
わかりました。町長からも答弁させてもらっておりますけれども、町内ではコミュニティ活動としては、コミセン、それから会館、それから公民館等を活用しております。そして、町長の答弁とかぶるものはありますけれども、施設については一定程度充足はしていると。また、そういった町内会を超えてサークルの皆さんも一緒に活動していただいていると。こういったことがコミュニティの醸成につながっているというものがあります。ですから、町としても公共性のあると認めた団体には何らかの支援をしているということです。ですから、こういったことを継続しながらまちづくりを進めていきたいというものでございます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。建物の再活用は本来の目的とはまた違ってくる考え方になってくると思うんですが、今までは小学校として使っていたものをこれからコミュニティの場としてということで今質問させていただいていますが、そこに何かコミュニティをつくるということは、本来の目的とはまた違ってくるので、なかなか難しい問題ではあるのかなというふうに私は思っております。管轄部署一つだけではここの例えば閉校になった学校を生かしていくということはやっぱり難しく、いろいろなつながりを持って考えていくことが大切なのかなというふうに私は感じております。音更では子育て支援や青少年育成、社会教育やスポーツ活動の促進、芸術や文化的な活動、健康づくりや仲間づくり、地域福祉を推進する体制づくりなどが今現在も行われていて、次の計画でも引き続き行っていくのだろうというふうに私は思っております。そのようなことを踏まえて、閉校する学校に対しての活用や地域のつながりや仲間と出会う場として地域を巻き込んだ考えを持っていただきながら、参考事例としてちょっと調べてきましたのでお話を聞いていただきたいと思います。帯広市は帯広児童会館で、四季、天候を選ばずいつでも遊べる屋内施設を設置しております。今回、木のおもちゃで五感を刺激、手づくりやにおいからぬくもりを感じ取るということで、成長期に感性を高めるおもちゃ200点を用意しておりまして、木の遊園地、もっくんひろばというコーナーで、子供たちが遊ぶ大人気のコーナーとなっています。もしくは、とかるねというところで、豊頃町にあるのですが、こちらも1993年に閉校となった旧統内小学校をリノベーションし、複合アミューズメント施設としてただいまオープンしております。調べましたらここは個人の方がオーナーになっていまして、町の入札でやったと思うんですが、その中でイベントでは、統内の豊頃というところに位置しまして、多分こちらから向かっていくと1時間ぐらいかかるのではないかなというような遠いところであっても、イベントをすると十勝管内で500人から800人の集客率があるということで、この中でどのようなことが行われているかというと、この中で例えばイベントホールがあったりとかランチカフェ、時間は限定してはいると思うんですが、カフェがあったり雑貨屋さんがあったりというような趣向を凝らしながら開催しているようです。このプログラムに乗るためにこちらのほうに移住してきたという方も中にはいるということなので、使われなくなった小学校などをどういうふうに活用していくかということは、また町の人口の増にもなっていくんではないかなということで話しさせていただきます。もう一つが本別町の仙美里プロジェクトというところなんですが、そこのプロジェクトの中ではボルダリングがあったりということで見に行って、ここでランチをしたことも私も実際あるんですが、行かせてもらいました。ここのシステムはどうなっているのかなということで調べさせてもらったんですが、ここの施設は、平成26年3月に仙美里中学校が閉校したとなっていて、行政のほうで無償貸し出しということで貸し出しているということでお話を聞いて、どういうふうにやりくりをしているのかということで聞いてきましたところ、町内業者の方が無償で貸し出すという募集を見まして何者か公募があったようです。この中で行われているのがボルダリングだったり、整体とかエステとか、中には趣味を生かしたラジコンカーを走らせる場所だったり、あと子供たちが自由に遊ぶ場所だったりということで、本当に本別町地域の中でみんなが趣味として遊んだり、ここに行くと誰かがいるというようなことで活用されているそうです。ここの募集、公募をかけたところ、ここには教員住宅6棟がついているそうです。この関係業者が、この教員住宅の管理と家賃が収入となり、あとこの仙美里中学校の中で貸し出している部屋の貸し出し料で運営しているそうです。年間管理費と光熱費で300万かかっているんですが、これは町のお世話にならず、公募で手を挙げてプロポーザルでとった業者がそういうふうに回していると、そういうふうにお話を聞いてきました。あと、例になるかどうかちょっとわからないんですが、帯広の六中プラザもたくさんの人が入って集まっている場所になっております。ここは立地条件がまたいいのでそういう集まりやすい場所でもあるのかなということと、あと廃校施設の活用状況ということでいろいろな全国の用途が見れるサイトがあって、そこをずっと私もながめていたのですが、実際のところは、これらの事例は大変ヒントにはなりますが、他の市町村の事例であり、音更の自然や恵み、特色を生かした地域とのかかわりを生かしていくには同じことをすればいいという事例は一つもありませんでした。他の市町村をヒントにして取り組んでいくことがとても大切だなというふうに私もすごく思っております。その中で、音更町公共施設等総合管理計画ということを見せていただいたときに、この中に1章から5章と分かれ、人口・財政状況から公共施設の管理に関する基本的な考え方が書かれておりました。その中で、私が今回質問したところでかかわっているなというところで、やはりこの中にも町民との協働という場所がありまして、町民の方と行政がどう手をつないで何をしていくのかということがすごく計画の中にも書かれています。とても大切なことなんだなということが計画の中にも盛り込まれていて、公共建築物のあり方を検討する際には町民等へ積極的に情報を提供し、町民参加手続を経て施設管理を推進しますというふうに書かれてありました。やはり皆さんと手をつないでいくというのはとても大切だなと思っております。それで、今のような事例は必ずしもうちの町には当てはまらず、音更の特色を生かしたことを考えながらということにはなるのですが、今のような民間に委託ということになるとまた経費というかもかかってくるとは思うんですが、そういう考えも踏まえながら、今の仙美里中学校のような公募で無償貸し出しというようなことも考えていけるのかどうかということもお伺いしたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
まず学校の財産処分といいますか、御答弁させていただいておりますけれども、10年過ぎれば目的外に使えるということですから。ですから、常に教育財産でなければならないということはないです。やっぱり補助金で建てていますので補助金の制限があるということです。ですから、10年を過ぎれば処分年限までは、制約はありますけれども教育以外の目的にも使えるという決まりがあります。ですから、コミュニティに資するのであれば大いにそれは使うべきだと思いますし、上野議員もおっしゃいましたけれども、地理的要件とかいろいろありますので今使っていないところもあります。ただ、町の歴史としては、当初、教育部長からも御答弁しましたけれども、すぐ公民館になったもの、それから一部企業誘致として企業さんが入っているもの、それから集団研修施設として町外の方も含めて大いに利用されているものもありますので、全て利用していないということではないんですけれども、その中でたまたま利用できていないところがあるというふうに位置づけております。ですから、今おっしゃったように民間に委託することも可能でありますし、いろんな使い方ができます。ただ、それはどれだけニーズがあるのかとか実際にそういう受け皿があるのかとか、そういったものを十分検討するといいますか考えながら、繰り返しになりますけれども、十分なポテンシャルの持った地域と思いますので、そういったことはこれからも検討してまいりたいと考えております。
質問 20番 上野美幸
わかりました。結構子育てサロンがあったり地域サロンがあったりということは、音更はすごく高齢者や子育て世代の人たちがとても活動的に動いている町だと思います。皆さんが出会いの場を求め、子育てだったり高齢者の方だったり、この前も、議場でひとことのときも、人生大学に行っていろいろな人とかかわり、とても音更は自然とか歴史がすばらしい、そういうことを広めてほしいという意見もありましたので、そういう場所として本当に地域の方で使っていただけたらいいなというふうに私も思います。また、事例として取り上げさせていただいたものは全て人が集まってくる場所であり、市町村の取り組みを知ることはとても大切なことだなというふうに思いました。全て人が集まってくることに、なぜ人が集まるのか、なぜ集まってくるのかということに目を向け、心を向けていただきながら廃校の活用をしていただきたいなと思っております。また、人口減少についても、少子高齢化と言われ続け、今の現状があります。それはどの資料にも推測ではありますが載っておりました。高齢者がふえた、しかし、その高齢者の方々とともに若者や子供たち、子育て世代の方々と協働しながら地域とのつながりを大切にしていくような場所をつくっていってほしいなというふうに私もとても感じております。そのような思いを込めて、3番目の町民との協働を図りながら地域との交流や連携、町民参加のまちづくりについてどのような感想を持たれたかということをお聞きしたいと思います。
答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)
町長の答弁とも重なる部分もありますけれども、当然そういった町民の皆さんと地域は、それは交流から始まっていろんな触れ合い、そういった中で活動の場が広がっていく、それが協働のまちづくりにつながっていくというものと思っております。
質問 20番 上野美幸
わかりました。じゃ、今回の教育フェスタのことについてお話しさせていただきたいのですが、私は昨年から議員として参加させていただき、その前はPTAとして参加していました。そのときに町長のお話の中ですごく感銘を受けた言葉がありましたので話したいと思います。家庭、学校、地域、ふだんのコミュニケーションは、教育現場のみならず地域とつながることが何かを成し遂げるたびに成果につながることであるというふうにお話をされておりました。私も大変共感を持てました。何かをするときには、やはり単発的にやったんではいろいろな方の意見を取り損ねることもあると思います。その中で、こういう大きなイベントや目的を持った取り組みは、たくさんの方や部署との連携がとても不可欠になってくると思います。教育フェスタも大成功に終わり、私も楽しませていただきました。閉校の跡地利用についてどのような方針で利用を考え促進をしていくのかということを突き詰めたいのではなく、その前段階にとって、町にとってどのような取り組みをして地域と行政をつなげていくのか、また、子育て世代や青少年育成、そしてまた人と出会いたいという議場でひとことのお話を聞いたときにも、町の方が一つになって地域を巻き込んだ取り組みをしていくのがとても大切だなというふうに思いました。閉校活用をそのような観点でしていただきたい。また、発想が環境をつくり、たくさんの方からの共感を呼ぶような閉校の活用をしていただきたいなというふうに思います。そして、これから閉校になる昭和小学校についても、まだこれからの計画だということなので、どうするのかということを突き詰める前に、どのように使っていけばよいのかということを地域の方とより一層深めていってもらいたいなと思います。また、町の連携というところでは、私も、もちろん私たちも町を盛り上げるためにどんどん参加していきたいと思いますので、そのようなことを配慮しながらいま一度考えていただけたらなと思いますので、とても期待しております。どうぞよろしくお願いします。これで私の一般質問は終わります。
答弁 町長 小野信次
まさに、地域コミュニティといいつつも、学校が閉校していく、まさにその歴史、音更町にあっては、上野議員からお話があったように、間違いなく昭和49年、ここからスタートしたんです。これは学校の歴史の中に、ここにいらっしゃる議員の皆さん方もほぼ知っておられるとは思うけれども、将来の学校教育、そして音更の学校の配置というのはどういうことになっていくのかということも将来を予測しながら、この光和の人たちはみずからが学校を閉校したんです。そういう歴史があるんです。それで、上野議員の一番大切な、今、きょうお話ししてくれた中で、やはり学校を閉校するということは大変なつらさはあると思います。しかし、今昭和小学校が、あるいは以前に豊田小学校がというお話しありますが、その歴史の背景と、それからその時代その時代の閉校に携わる、その学校再利用というのは時代によって大きく変わってきました。ですから、教育委員会からもお話がありましたけれども、早い時代に閉校したというときには、まさにその地域にあっては、小学校であろうが中学校であろうが、その跡利用というのは大変な関心があったというよりも、その地域を守っていくというためでのコミュニティのオアシスという、その一つの拠点として長い歴史をまたそこからつなげてきている、そして今もそれがあるわけですから、そういう意味では、その地域みずからが力強くその自分たちのコミュニティを守ろうとしてきたというものがあります。しかし、今上野議員から挙げられている小学校は、言ってみれば見た目も、それからその環境もすばらしく整っていて、学校そのものの建物もまだ新しいです。さっき言われたように20年たったかたたないかという。そういった施設の中で、またそのニーズに対しても大きく変わってきました。先ほど、上然別小学校の集団の利用できる施設、あれもすごい人気があったし、今もあります。遠くから見ている人は、あれは今でもすごいいい集団施設で、利用者が多いんです。例えば吹奏楽をやる人だとか。別に十勝だけじゃなくてほかからも来て、上野さんが調べられたように利用者が多いんです。ところが地元の人たち、音更町の人たち、あそこに通っていた人たちも今度だんだん利用している間に年齢が重ねてくると、遠いと言われるようになったんです。ここがこれからみんなで考えるところなんです。それと同時に、今お話しある豊田小学校、それから今これからという昭和小学校。豊田小学校は豊田小学校なりの地域の皆さん方の合意の中で先ほど説明をさせていただいた利用をしていますし、これからもやはりそうだと思います。しかし、全部使っているわけではない。そこがこれからの課題でもありますし、今までもそれに真剣に町自体も教育委員会はもちろん取り組んできました。しかし今度、今上野議員からお話しされた新たなまたそういった学校、跡地の利用というお話でテーマを上げてくださいましたが、ここはまた逆に、上野議員がいろんなカフェの話もしていただきました。そして子育て、あるいは冬場の遊び場、そういったものも含めていろんな可能性を秘めています。まして市街地から近いという。そういったことをこれから、今いろんな例を挙げてくださいました。しかし、音更だからゆえに難しさもある。帯広は子供の遊び場というけれども、例えば大きなスーパーの跡利用で、そこで遊び場をつくって実際に遊ばせているところもあります。いろんな遊び方の方向はわかるけれども、音更というのは、行政水準も皆さんの努力によってここまで上がっているわけですから、逆に行政ニーズも高いわけです。そういったことを含めて、今回こういったテーマの中で新たなそういった財産、その使い方に関して、特に教育財産でありますから、地域と、それから、今後自分たちが町民としての財産としての活用を、それをただ単に公的な考え方ばかりじゃなくて、さっきお話しありましたけれども、歴史の中では、然別小学校であったり鎮錬小学校というのは、あれは民間の発想でああいうふうな利用をしてくれたんです。そのすばらしい人材の人たちが20年以上、もう30年近くなる人たちが音更の住人として、そしてこの町のまちづくりに参画をしてくれたという、これも一つの歴史の中では今も大きな財産だと思います。そういったことも含めて官民一体となって、今上野議員が上げてくれた財産をどうやってやっていくかということをぜひこれからもたゆまぬ努力と、それから皆さん方の出してくださるアイデア、そしてもちろん行政は行政なりにしっかりと考えながら、それを組み立てながら、今後に最高の財産であるという、そういう評価がまた得られるような仕組みづくりと、それから利用のシステムをしっかりまたつくっていきたいと思いますので、どうか今後もその視点でまたアイデアなり、あるいは提言をしていただければありがたいというふうに思います。ありがとうございました。