音更町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月27日
子供たちの食育に関する教育について
2017年6月27日、音更町議会の一般質問で、上野美幸議員が「子供たちの食育に関する教育について」質問し、教育長 宮原達史、教育部長 福地隆、経済部長 傳法伸也が答弁しました。
- 質問者
- 上野美幸 議員
- 答弁者
- 教育長 宮原達史、教育部長 福地隆、経済部長 傳法伸也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 20番 上野美幸
おはようございます。通告に従い、質問をさせていただきます。子供たちの食育に関する教育について。町政執行方針では、第2次食育・地産地消促進計画に当たり、次世代を担う子供たちに町内産食材に対する知識や理解、郷土への理解を深めてもらうため「おとぷけ給食」の充実を図るなどの取り組みが上げられています。第3回臨時会でも、学校給食にすずらん和牛を提供するための補正予算が可決されました。子供たちが地元食材を知り、親しみを持って食べることが喜びを感じるものになると思います。また、教育行政執行方針では、自校給食の特色を最大に生かし、食事の重要性や楽しさ、食への感謝の気持ちを育みながら、食に関する正しい知識と望ましい食習慣の定着に向けた指導に取り組むと述べています。食の教育に関連して、自然の恵みや豊かな大地の形成など、生産環境の教育についても、ふれあい交流館などの収穫体験やこども体験隊などでも行っていると思います。その中で子供たちが関心を持ち、理解することにより、保護者や大人の関心にもつながると考えますが、教育現場での取り組みについて伺います。1番、子供たちへの音更産食材の周知について、どのように取り組んでいるか。2番、子供たちは、食育をどのように理解しているか。3番、生産環境の教育についてどのように行っているのか。4番、体験教室の実施や生産者のお話を聞く機会をどのように設けているのか。以上です。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
子供たちの食育に関する教育についての御質問にお答えいたします。近年、子供の食生活の乱れが深刻化する中で、食育は生きる上での基本であり、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけ、国民の食育の推進に関する取り組みを総合的かつ計画的に推進するため、平成17年に食育基本法が制定されました。この法律に基づく国の食育推進基本計画では、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけることができるよう、学校における食育の推進を図ることとしております。また、平成21年度には小中学校の学習指導要領が改訂され、その総則に学校における食育の推進が盛り込まれるとともに、学校給食法の改正により、法律の目的に学校における食育の推進が位置づけられたところであります。初めに、子供たちへの音更産食材の周知について、どのように取り組んでいるかについてでありますが、学校給食における地場産物の活用は、児童生徒が食材を通じて地域の自然や文化等に関する理解を深め、関係者や食への感謝の念を育むとともに郷土愛を高めるという教育的意義を有するものとされております。その意義を踏まえ、本町の給食で使用する食材の産地の規格といたしましては、音更産、十勝産、北海道産、国産の順で調達しております。音更産食材の周知につきましては、小学3・4年生用の「社会科副読本おとふけ」において本町の主要な農畜産物について学習していることや、音更産食材に対する知識や理解を深めてもらうために、季節ごとに旬の音更産食材を献立に取り入れる「おとぷけ給食」を月1回実施し、地域の生産者との給食試食会などで交流の場を設けているほか、毎月児童生徒や保護者向けに発行する給食だよりや給食指導において、担任や栄養教諭が周知しているところであります。次に、子供たちは食育をどのように理解しているかについてでありますが、学校における食育は、給食時間を中心に、特別活動や各教科等の学校教育活動全体において行うことになっており、例えば、家庭科や体育科はもとより、社会科の「食料生産を支える人」や、理科の「人の体のつくりと働き」などでも食に関する指導に関連づけた指導を行っております。学校における食育につきましては、おとぷけ給食や地域の生産者との交流事業を通じて一定程度理解されていると考えており、町の第2次食育・地産地消促進計画策定の際の食に関する実態調査では、町内の小学5・6年生と中学生において、本町の特産品である小麦、小豆、音更大袖振大豆及びニンジンの認知度が4年前の調査よりも増加しているところでありますが、さらなる食育の理解のためには家庭の理解と協力も必要であると考えております。次に、生産環境の教育と、体験教室の実施や生産者のお話を聞く機会を設けているかについては、関連がありますので、一括してお答えいたします。生産環境教育につきましては、各小学校で、総合学習の時間などに学校農園活動を実施し、地域の生産者の御協力をいただいて指導を受けているほか、下士幌小学校では、十勝の地酒の原料である米の生産者と田植えから稲刈りまでの農業体験や、駒場小学校では、地域で栽培されている菜種について、生産者の指導のもと体験学習を実施するなど、生産者のお話を聞く機会を設け、地域の特色を生かした活動を行っているところであります。また、ふれあい農園や音更こども体験隊への参加なども行っており、食に関する感謝や理解につながっているものと考えております。子供たちへの食育は、成長期にある子供にとって、将来にわたって健やかに生きるための基礎を培うことが目的であります。食生活の多様化が進む中で、子供の食習慣の確立に向けて、学校、家庭、地域が連携して、今後も、未来を担う子供たちの食環境の改善に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 20番 上野美幸
質問いたします。学校の中での周知により、子供たちは食べることへの意欲をさらに増してきたと思います。国では、2005年、食育基本法により、平成18年、先ほどお話しされていたように、食育推進基本計画が策定されました。道は、第3次どさんこ食育推進プランを、町は、第5期音更町総合計画として第1次食育・地産地消促進計画、そして今期から第2次食育・地産地消計画が始まりました。新たな食材として48戸の生産者が黒毛和牛の生産に取り組んでいるすずらん和牛も、子供たちの笑顔で、楽しみの一つになると思います。たくさんの町の取り組みで子供たちが町内産食材を知ることになると思います。その中で、先ほどお話しされていましたとおりに、本町小学校、中学校のアンケートでは、小豆や小麦に対しての子供たちの周知は50から60%と高く、そのほかのアンケートでも、音更の農業や農産物について学んでいるとの回答が高く、野菜については、ジャガイモ、ブロッコリー、アスパラと、地元でつくられている野菜に子供たちが関心を持っていることがわかります。次の課題として、今町内食材が子供たちに周知されてきたということもあり、次の第2次食育について、地元食材周知についての教育としての課題はどのようにお考えでしょうか、伺います。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
今お話のありましたとおり、町産の食材につきましては、これまでの町の取り組みによりまして、子供たちですとか町民に一定の周知が図られてきておりまして、今回のアンケートの結果によっても、それが広まってきていると。浸透しているということがある程度はっきりしてきているわけなんですけれども、教育の分野からその辺のことについての今後の取り組みということなんですけれども、学校を通じて、教育を通じて行える範囲というのは、例えば給食において言えば、1日3食のうちの1食、昼食でしかないということがありますので、そういったことでは、あと、今後給食を家庭で理解していただいて、親子で音更食材についてのお話し合いをしていただくだとか、そういったことでもって進めていくと。周知を図っていくというようなことをどのように進めていくかというのが課題かなというふうに考えております。以上でございます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。今私がなぜ質問したかというと、保護者も含まるであろう成人の町内産食材の農産物購入の状況ですが、アンケートの中によりますと、「よく購入」24.6%、「時々購入」57.8%と、合わせて82.4%と結果が出ておりました。食育は、先ほど言われましたように、家庭との連携もとても大切だと思います。子供たちが学校の中で食育に対してかかわることにより、教育の観点から、次は保護者への周知を含めた食育学習へと移行してくるのではないかと私は考えております。先ほど申しましたように、親と子ともどもというところで、どのような取り組みのお考えがあるのか伺いたいと思います。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
今御質問いただきました親子ともども家庭でのという活動の具体的なことということでございますけれども、給食に関しましては、給食だよりというものを各学校でもって月1回発行しておりまして、毎日の献立をお知らせをしております。その中で音更食材に関するPR、周知というものを行っておりまして、そういったものを通じて地道に行っていくこと、それから、学校農園は余りないかもしれないんですけれども、ふれあい農園の活動を通じて、子供だけでなく、親も一緒に参加をしていただいて、そういった中で話題づくりをしていただくだとか、あとはPTA活動を通じて給食の試食会というものを行ったり、その中で栄養士、栄養教諭を通じて音更の給食についての説明をしていただいて、たくさん音更産食材を使っているというようなことも紹介をしていただいて、そのことをもって御家庭で子供たちと話し合をしていただくというようなことが重要なのかなというふうに考えております。以上です。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。今、ぜひ親子ともどもというところをテーマにしたこれからの食育事業を行っていただきたいと本当に思っております。私、自分の年代の保護者たちとかという仲間がいるんですけれども、やはりまだまだ、親御さんのほうの周知というのがまだ伝わっていないというか、まだわかっていない部分があったりすることがありまして、やっぱりお子さんから家庭に帰って親御さんにお伝えするという、食はやっぱりコミュニケーションということもありますので、ぜひ親子ともども一貫した食育事業を行っていただきたいと思います。続きまして食に関連したお話なんですが、これは、先日久野議員からもお話がありました食品ロスと食育は切っても切り離せない学習だと私は思っております。ロスが節約につながったり、無駄にしない心を育み、食を大切に、感謝できる心を養います。食べたものの廃棄を循環させることの理解にもつながると思っております。この啓発や発信について、先日も答弁でお聞きいたしました。保護者と子供たちが一体となった理解も本当に必要だと思っております。現在、子供たちだけの学習ではなく、やはりこの食品ロス、食育を含めた一体となった啓発、発信もぜひ行っていただきたいと私は考えております。この考えに対していかがでしょうか、お伺いいたします。
答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)
食品ロスということでございますので、全体的な考え方を御答弁したいなと思います。久野議員のほうからも食品ロスということで御質問がありまして、今後につきましては、まず家庭から食品ロスを減らすのが一番大切かなと思ってございます。お話申し上げましたとおりホームページ、それから広報紙等で周知をして、あとイベント等でいろんなリーフレット、パンフレットなどを利用しまして訴えていきたいなというような考えでございます。それと、その際、前回久野議員からもいろいろ御提案がありましたので、その辺についても積極的に取り組めるものは取り組んでまいりたいというようなことで、まずは家庭からの食品ロスの削減、それを我々今回の計画でも課題の一つということで取り上げておりますので、その辺から一応取り組んでまいりたいという考えでございます。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
食品ロスの関係で、学校での取り組みということで、今傳法部長のほうからお話のありました一部分ということになるかもしれませんけれども、学校での給食を通じましては、先日久野議員のほうから質問のありましたことにも関連するんですが、3Rというようなことで、調理ロスですとか、あとは食べ残しというものの循環利用、こういったものについて子供たちの見える形で進めていくというのが重要ではないかということで考えております。以上でございます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。今、食品ロスについてお聞きしました。あと教育についても今お話をいただきました。私はいろいろお勉強させていただいたんですけれども、子供たちは、自分が受けたことを家庭で話すというすごくコミュニティにあふれた子供たちなんですけれども、それをおうちで伝える。そうすることによって親御さんや周りの大人が興味を持つ、そのことによって、今の時代はやっぱりインターネットを検索したりというような親御さんたちの働きかけがあると思います。子供たちの言っていることが理解できない場合は、もちろん啓発や発信のチラシ、ポスター、掲示、そういうものを親御さんは参観日などに学校の中で見たりとかすると思うんですが、それ以外でも、やはり子供たちとコミュニティをとりたいという親御さんはインターネットを検索して見るという場面があると思います。今回私もインターネットのほうを開かせていただきまして、いろいろな勉強をさせていただきました。もちろん現地へ行っていろいろなお話も聞きました。そのときに、音更町の食育ということで検索しましたら、ばらばらに出てくるというような状況がありまして、もし音更町の中でやっているということであれば、一括した発信の場所、発信というか開くと一括で見える場所、そして親御さんがともに子供たちが話すことを理解できたり勉強できたり知ることのできる場所をつくっていただけるといいなと思いました。私はそう思うんですけれども、いかがでしょうか、お伺いいたします。
答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)
第2次食育・地産地消促進計画につきましてはホームページ上でも見れるような形になっておりますけれども、先ほどもいろんな御提案もございましたので、その辺をどのような形でホームページ上で見れるか、その辺につきましては担当のほうと検討しまして、それをどのような形で見える化にするかを今後の検討課題として、皆様方のほうに音更町の食育ということで発信をしていきたいなと考えておりますので、御理解いただきたいと存じます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。保護者や子供たちが参加できる食育学習や体験などの取り組みの一つとして、帯広市での事例をお伝えしたいと思います。食育推進サポーターという郷土料理をつくる、作物を育てる技術、栄養、健康の知識など食に関するさまざまな知見や技術を持つ方々を食育推進サポーターとして帯広市では募集、登録しております。学校や地域などで取り組む食育活動時にサポーターを講師として派遣し、地域などでの食育推進活動を推進しているそうです。食育サポーターの中にはいろいろ諸条件もあるようですが、ここは一般の方も参加でき、子供たち、自分の地域のために活動できる方を募集しているそうです。先日も帯広市内の小学校全校に訪問し、給食の時間に食育指導を行うという活動があったそうです。食育にたけている専門の方が全小学校に出向いて、子供たちに食べ方やコミュニケーションのとり方、栄養のとり方、音更町でもやっております三角食べのあのとり方を本当に現場でお伝えするという場面が帯広市では行われているそうです。それによって、食べながら食を知ることはリアルにお話が聞けるとあって、子供たちも苦手なものを口にできるようになったり食事を楽しむようになったそうです。こういう取り組みについて、先生たちも大変だとは思いますが、教育委員会として食に対してこのような先生たちの取り組みはできるのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
今、帯広市の事例ということで、食育推進サポーターということで、帯広市のほうで積極的に学校現場のほうに入って子供たちへの指導をしていただいているというような話をいただきましたけれども、音更町においてはいろいろな生産者の方が食材を提供していただいて、その際に子供たちへ、いろいろな苦労ですとか、どんなふうにしてできるのかというようなことをお話をしていただいたりすることによって、非常に農業ですとか、基幹産業である農業についてすごく身近なものに感じたり、また、市街地に住んでいる子供たちも、車でちょっと外へ出たときに、生育している小麦が、これがこの前の小麦だなというような形で関心を示すというような形の中で、一定のそういう指導的なものとかというのはされているのかなというふうに考えておりますけれども、帯広市のほうでされていますそのサポーター制度につきましては少し研究をさせていただいて、学校現場のこともありますので、研究をさせていただきたいなというふうに思います。以上でございます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。ぜひ協働のまち音更ということで、本当に技術とか知識とかを持っている高齢者の方から一般の方まで子供たちと交流をできるような食育現場にしてほしいといただきますので、よろしくお願いいたします。続きまして質問させていただきます。楽しく食べて楽しく知るが第2次食育地産地消の基本理念となっております。私は、食は命、農業は文化だと思っております。口に入るものがどうつくられているのか、先人の歴史の話や生産されている農業の話、全道でも珍しい自校給食を生かした子供たちの「おとぷけ給食」の取り組みで、ふれあい給食も好評だと聞いております。地場食材を知ることとともに食べ方の指導や取り組みは継続して伝えていくことが大切だと思います。高学年が低学年に食を伝えるなどのコミュニケーションの場をとるというお考えはございますでしょうか、お伺いいたします。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
今お話のありましたふれあい給食ということで、学年縦割りで1年生から6年生までが一つの班になってグループを組んで給食をとるということで、実は配膳をするのも高学年が低学年の手伝いをするということもあって、喫食時間といいますか食事をとる時間も長くとれて、低学年の子供にとってはゆっくり食べることができて、残食が減るというような効果も出ているというふうにお聞きをしております。それで、そういったような活動のほかにも、各学級からのリクエストで、これは児童会だとかが中心になってやるようなんですけれども、リクエスト給食ということで、一番人気の高かった給食をメニューにするとか、そういったようなこともしておりまして、非常に子供たちの食に関する気を引くというんでしょうか注意をする、日ごろ、おいしいんですけれども何気なく食べている給食に対してそういうインパクトを与えて注意を引くというような活動も行っているところでありまして、コミュニケーションをとるというようなことも含めて、そういったことについては各学校とも、また、学校栄養教諭とも話をしまして、なるべくそういった機会がとれるようにしていきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。子供は、自分が理解したこと、納得したことを本当に人に伝えたいという気持ちであふれております。ぜひそのコミュニケーションあふれたふれあい給食の内容を充実させていただきたいと思います。あとは、次なんですが、生産環境についてということで質問させていただきます。地域の野菜や作物を知ることでの学びは子供たちにとっても大きな学びになっていると思います。この食物がどうつくられているのか、各学校は地域ごと、酒米の田植えや菜の花についての生産者との学習、ふれあい農園での体験など作物が育つ過程や、畑で単に作物が生産している場としてはではなく、先人の農業者の方々が土づくりから真剣に取り組んでいるからこその学びについても、どのように行っているのかということ、それと、もしできれば、そういうことも含めた、おいしい野菜は実は土の中から、その土はどうつくられているのかというその環境について、で、自分の町の環境を真剣に考える子供たちということで、それもまた食育の一環でないかと私は思っております。このことについてお考えをお伺いいたします。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
生産環境ということで、土づくり、非常に大切だということでございます。これは、学校教育におけます子供たちの教育云々という前に、音更町が基幹産業、農業の町であるという中で、生産者、農家の方々もこの音更の大地を畑にしてきてからずっと取り組んでいる永遠の課題ということでありまして、非常に重要なものだというふうに考えております。そういった意味で、今現状といたしましては、なかなか土づくりと。学校の教育においての土づくりの実践とか経験をするという場がなかなか今ないんですけれども、今後、3Rというような事業をモデル事業に向かってやっていくというようなお話もさせていただいておりますけれども、そういった中で通じて何らかの形で取り組んでいきたいな、研究していきたいなというふうに考えております。以上でございます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。子供たちは、理解するというか、わかることがすごく楽しいという気持ちを持っておりますので、ぜひ土づくりから、本当に郷土を愛するようなコミュニティあふれた御指導をよろしくお願いいたします。次に、食育にかかわることとしてという関連でお話をさせていただきたいと思います。菜種油の学習についてもお聞きいたします。廃食油からリサイクルされたバイオディーゼルについて伺いたいと思います。28年から南中音更線のスクールバス燃料として使用しており、スクールバス路線の駒場中学校で循環学習をしたとお聞きしております。この学習は他校でも行い、食育と環境の大切さも伝えるべきだと思いますが、今のところ、私が調べたところ駒場中学校というふうに聞いておりますが、それ以外の学校でも行っているのでしょうか、お伺いいたします。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
現在、お話のありましたBDFを使っての、廃食油を使っての学習ということなんですけれども、これにつきましては、駒場の小学校と中学校の給食で出た廃食油をBDF化してスクールバスを走らせているということで、駒場中学校の子供たちが乗っているバス路線でそれを活用して、そのことを駒場中学校で学習をしているというような状況でございまして、いろいろな制約もあるものですから、なかなかほかに広げるというところまでは至っておりませんで、当面のところは駒場中学校での継続になるかなというふうに考えてございます。以上でございます。
質問 20番 上野美幸
この生産環境を守ることも、やはり先人から次世代の子供たちへの食の文化の継承だと私は思います。いろいろな諸事情はあるということは今わかりました。しかし、子供たちは知ることによりこれからの生きる糧を身につけていくと思いますので、ぜひこの環境を大切にするという食育についても子供たちにお伝えしてあげたいなということと、中学生にもなりますと、数年たつと車を運転するようになったり、もちろんバスを使って通勤するようになったりということで、やっぱり子供たちが自分で判断して選べるという食からの知識をぜひ与えてあげたいなと私は思っておりますので、そのような考えのもと教育のほうにも取り入れてほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。4番についての質問をさせていただきます。生産者のところでいろいろと子供たちが触れ合いながら学習しているということをお聞きしました。その中で、例えばですけれども、どのようなカリキュラムでそういうことを行っているのかということをお伺いしたいということと、満遍なく行うことは、学校全体で考えても、刈り入れ時期や繁忙期などで忙しいということもあるとは思いますが、今のバイオディーゼルに関連しましていろいろなことを知る機会、現場に行けなくても、地域ではこういうことをやっているとかというようなお話、体験や経験というだけでなく、お話を聞くということもすごく子供たちには、例えば酒米をつくっている話とか、新聞記事には載っていますけれども、子供たちの周知までには、やっぱりどこの地域で何をしているかということもぜひ、小学校の教育の中でもやってはいるとは思いますけれども、今現在自分の住んでいるこの地域でこういうことが行われている、のような教育はできるでしょうか。お伺いいたします。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
生産者との交流ということで、どこの地域で何をしているか、自分の地域でどんな取り組みをしているかということでございますけれども、限られた学校の授業の中でということになりますので、何もかもということはなかなか現実に難しいということはございますけれども、その一定の話題性のあるものとかそういったことについては、地域の方ですとか、教育委員会もそうですけれども、当然学校も中心となって、自分の地域でどんなことがあるのかということに関してはアンテナを張っておりますので、そういったものについては、折を触れて、学校のほうとの交流を持ちながら子供たちに何らかの形でいろいろなお話をしていただくというような場面というのはこれまでもつくってきておりますし、今後も大切なことだと思いますので、鋭意進めていければというふうに考えております。以上です。
質問 20番 上野美幸
小学校1年生から中学校3年生までの9年間という長いスパンの中で、今申しましたようにいろいろな学校の都合とかもあると思います。この長いスパンで本当に着目、注目されるようなことであればぜひ行っていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。続きまして、食育・地産地消活動全体を通してということでお話しさせていただきます。これに取り組むためには、教育委員会だけではなく、先ほども話されていましたように他部署との連携、町、JAさん、商工会、観光協会と、そして家庭など多岐に分かれると思います。ほかの学校にはない音更の自校給食は、子供たちにとって、香りで、味覚で、感覚ですばらしい体験、経験になると思っています。最高の食育を教える場になると私は感じております。食育にはコミュニティや信頼関係、四季を通じることができたり、何を食べ何を選択していくのかという判断力や自発的な行動にも結びつきます。その中で、私は音更町の取り組みですごくすばらしいなというふうに思っていたことがありました、全てすばらしいんですけれども。平成26年度から開始した取り組みのおおそでくんキッチン、この内容は物すごくすばらしいなと思いました。活動目的、内容は、子供たちに、親が見守りで、子供たちが本当の調理器具を使って子供たちを信頼しながら料理をするという内容になっているんですが、この見守りの中で、学校の家庭科の授業でも保護者の見守りの中で取り入れるというお考えはいかがでしょうか。こういう経験が、もちろん土づくりから生産者までということで加工まで、自分たちがつくって食べるまでというような過程だったりとか、生産から加工までという過程の教育だったりとかというのはすごくすばらしいなと思うんですが、これを、ここでは決められないとは思うんですけれども、ぜひ学校の中でも家庭科の時間などで行えるような方向性で私は考えましたが、どうでしょうか。お伺いいたします。
答弁 教育部長 福地隆(教育部長は2020年3月まで)
今お話のありましたおおそでくんキッチンにつきましては、小学校へ上がる前の子供たちが、単なる料理教室、調理教室というものではなくて、食育という観点から、ふだん家庭ではなかなか持たせてもらえない包丁、ナイフ類を持ったり実際に調理をしたりということで、それも親の手をかりずに、外部のサポーター的な方の指導のもとで行うと。そして調理をして、実際に料理をつくってそれを食べるということによって食育というものを体験をしていくということで、非常に重要な取り組みになっております。それを学校の中で取り入れられないかという御提案でございますけれども、学校においても収穫体験ですとかPTAの事業ですとか、そういったことを通じては一定のことをしておりますけれども、やはり親の手というのはどうしても加わってきているというようなことがございますので、その辺については、そういったものをどのような形で拡大できるのかどうなのかということも含めて少し勉強させていただきたいなというふうに考えております。以上でございます。
質問 20番 上野美幸
ありがとうございます。子供たちの経験、やっぱり人に信頼されて行う行動ということは子供たちのとてもすごく自信につながります。その結果として、ひとり暮らしを始めた短大生とか大学生がその経験を生かして自分で調理をするようになったという事例もあります。野菜を買うときに自分の地元に気持ちをはせたりとか、そういうこともあると大学生から伺っております。単に全てが経済的にではなく、何を大切にしていくかという思い、子供たちの意思での選択ができる、生きる力になることを大切にした食育の取り組みを考え、願います。音更は小麦が全国1位、小豆が全国1位、そして、ちょっと食育とは関係ないかもしれませんが、北海道で音更は人口が全道1位。1位が三つある音更町、これだけでも子供たちの自慢や生きる力となり、将来音更にリターンしよう、帰りたいと音更の町を誇りに思い、大好きな町となるような食育を進め、総合的な教育になるよう私は考えております。以上、私の質問は終わります。御答弁をお願いいたします。
答弁 教育長 宮原達史(教育長は2020年3月まで)
子供たちへの食育についての御質問をいただいておりまして、教育委員会からは教育委員会でできることをやっていきたいという内容の答弁をさせていただきましたが、まず、特色ある自校給食なんですけれども、音更町の小中学校の出身者ならまず覚えているだろう、3時間目、4時間目になったらいいにおいがしてきて、食欲をそそられると言うんですが、ああいう思い出を持っている人たちは多いと思います。そういうことも、先ほど上野議員がおっしゃられた、ふるさとを離れたときにふるさとを思い出すときのそういう香りというものにもつながるでしょうし、食育という教育がその人の、人生全般にわたって食というものはついて回るものですから、小さいときに身につけていれば、大変その人生は豊かになる、心も豊かに育っていける、暮らしていけるというものであるのではないかと思います。答弁にもありましたけれども、学校でできる食育はやはり1日3回のうちの1回の昼食だけですので、家庭の御協力も必要だと。そして、その家庭に対しては、月1回の給食だよりで音更の自慢の食材、そういうものをPRしているわけですけれども、この給食だよりというのは、児童生徒、音更町内約4,300人ぐらいいますので、その御家族もごらんになっていただければ、もしかしたら1回の発行で1万人以上が目にしてくれる可能性もあります。そういうことも地道に続けながら音更町の食材のPR、それから食の大切さなども訴えていきたいですし、あと学校でできること、どうしても授業時間に限りがあります。また、近年、学習指導要領の改訂などでいろんな科目がまた新たに入ってきているということもありますが、やはりこのふるさと教育といいますか、食育をふるさと教育の一環として、この食料基地のど真ん中にある音更町という農業の町というものを子供たちにぜひ覚えておいていただいて、そしてぜひ大人になってから音更町に貢献していただけるような、そういう教育というふうになればと思っています。以上です。