みんなの議会

音更町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月22日

IC工業団地内の住所表示の変更について

2017年6月22日、音更町議会の一般質問で、松浦波雄議員が「IC工業団地内の住所表示の変更について」質問し、町長 小野信次、企画財政部長 渡辺仁が答弁しました。

質問者
松浦波雄 議員
答弁者
町長 小野信次、企画財政部長 渡辺仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 16番 松浦波雄

おはようございます。では、通告に基づき質問いたします。IC工業団地内の住所表示の変更について。音更IC工業団地は、十勝のほぼ中央に位置し、帯広市からも近く、十勝全域へのアクセスのよさはもちろん、道東道に隣接し、道央圏と釧路・網走地方とを結ぶ物流拠点でもあることから、広く全国エリアをターゲットに企業活動を展開している会社も多く存在しております。しかしながら、この地区の住所表示が長く、読みづらいため、企業から、音更の工業団地のイメージが湧きやすい字名にしてほしい旨の要望が上がっております。そこで、この要望に応え、インパクトがあり、簡略な住所表示に変更する考えがないか、平成26年第4回定例会、山本議員の質問を踏まえた上で伺います。(1)字名改正の具体的な手続きは。(2)音更IC工業団地の字名改正を行わない理由とその問題点は。(3)「十勝はひとつ」という認識のもと、複数に分かれている郡、これは、河東郡のほか、広尾郡、十勝郡、中川郡、河西郡、上川郡、足寄郡、このような郡の区域を一つにするよう、音更町が主導してほかの町村に働きかけるとともに道や国に要望する考えはありませんか。以上であります。

答弁 町長 小野信次

IC工業団地内の住所表示の変更について、御質問にお答えいたします。初めに、字名改正の具体的な手続についてでありますが、字名改正につきましては、まず、字名改正を行おうとする地域の地権者や居住者等への意向調査を踏まえ、変更する地域や変更後の町名、地番を決定した上、地権者等への説明を行い、了承をいただくこととなります。その後、変更にかかわる図面等を作成し、法務局等の関係機関と協議を行い、協議が整った後は、地方自治法第260条の規定に基づいて議会の議決をいただき、告示によりその効力が生じることとなります。次に、字名改正を行わない理由とその問題点についてでありますが、現在のIC工業団地につきましては、分譲率が8割を超えており、企業の希望に沿えるまとまった区画がないことから、拡張整備に向けた取り組みを進めております。既存の工業団地を先行して字名改正することは、改正までの協議や手続、図面等の改訂が重複することとなり、事務量や経費の面で効率的でないことから、拡張区域の造成後に既存区域をあわせて一体的に改正することが最善の方法と考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、郡の区域を一つにする考えについてでありますが、郡の名称や区域の変更につきましては、地方自治法第259条第1項の規定により都道府県知事が議会の議決を経て定めることとなっておりますが、現在の郡の名称や区域は、それぞれの自治体が持つ歴史的な背景などを含んだものとなっていることもあり、各自治体において多様な考えがあるものと思われます。十勝圏においては、従来から「十勝はひとつ」の考え方による広域行政を推進しており、具体的には、十勝圏複合事務組合や十勝環境複合事務組合による共同事務処理、また、昨年度からは、とかち広域消防事務組合による消防業務もこれに加わったところであります。自治体間連携では、十勝定住自立圏を形成し、各自治体が役割を分担しながらまちづくりを進めております。今後においても、郡の名称や区域にとらわれず、自治体間の連携に向けて積極的に取り組んでいくことにより、御質問の「十勝はひとつ」となった効果的な広域行政が進められるものと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 16番 松浦波雄

今いただいた答弁は、平成26年第4回で山本議員に答えられた内容とほぼ同じなんですけれども、前提条件として一つ確認したいと思います。今、町長がおっしゃられたことは、まだ取得していない拡張予定地域のIC工業団地、これを含めて考えているのか、それとも、私は、今ある工業団地と飛び地の南側の工業団地、この部分について先に字名改正をしたほうがいいんじゃないかという認識で申しておりますが、町の考えを、認識をお聞かせください。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

工業団地、既存区域と拡張区域を含めてどう字名改正するのかということで、町としては、現在の拡張区域が工業団地として進めて造成してから一体的に字名改正をしたいという考えでございます。

質問 16番 松浦波雄

もう一度重ねて聞きますが、今ある工業団地と飛び地の製造所の部分、そこをやるのも難しいと、こういう認識なんですか。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

まず制度の考え方として、飛び地の字名改正が認められないということもまず一つあります。それから、今のところだけやるということもありますけれども、それについては、御答弁させていただいておりますが、南側と一体的になって効率的に行いたいという考えでございます。

質問 16番 松浦波雄

住所表示に関する法律の第3条、これによれば、住所表示のステップが書いてあります。三つのステップになっております。第1ステップは、住民にその趣旨の周知徹底を図り、その理解と協力を得る、ステップ2、議会の議決を経る、ステップ3、新住所を告示するとともに、これらの事項を関係人及び関係行政機関の長に通知し、かつ都道府県知事に報告する。つまり、御答弁いただいた中で議会に諮る前に法務局と調整しなければいけないとなっておりますが、これは逆なんじゃないでしょうか。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

まず、御答弁をさせていただいたところでありますけれども、まずは字名改正を行おうとする地域の地権者や住んでいる方に意向調査を行って御理解を得ると。次に変更にかかわる図面等を作成をして、法務局等の関係協議と協議を行います。それをもって、協議が調った後、自治法に基づいて議会の議決をいただいて告示をすると。そこから効力が発生するという、こういうことでございます。

質問 16番 松浦波雄

その根拠をお聞かせください。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

松浦議員がおっしゃったそのステップの、当然最初に町民の理解を得るというのは共通なことと思います。私が言っている、当然それをもって国の関係の法務局に協議を行うと。それから、地方自治法に、議会の議決をいただいて告示をするということは根拠はありますので、それを基づいております。

質問 16番 松浦波雄

ちょっとよく全然わからないんですけれども、まず法律が絶対正しいということは絶対まず間違いありません。担当者同士がどんなやりとりをしているか、それはわかりませんけれども、法務局は、町民の、地域の要望もしくは町の考えで住所等を住居表示をしたならば、それを受けて、それに沿って登記するだけの話です。なぜ事前に調整、協議する必要があるんですか。つまり、町の考えで極端なこと言うとできるんです、協議しなくても。それがこの法律に書いてあることじゃないんでしょうか。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

松浦議員のおっしゃることを決して否定するものではないんですけれども、自治体と国との仕事のやりとりとしまして、まずは町のほうから、こういった住民合意があるのでこういったことをやりたいという、国にまずはそういった協議を始めます。そして、それが新しい地名であれば、どんな地名なのかという名前をまず協議をいたします。それが、国のほうも、その地名が妥当性かどうかということもあるというふうに伺っております。そういったプロセスを経まして、登記用の図面はこっちでつくりますので、それを持ち込んで国のほうで松浦議員のおっしゃるように処分をしていただくという流れでございます。

質問 16番 松浦波雄

ですので、まずこの答弁でいただいた内容はまず違う。これは順番が違います。ですので、担当者がだから何をやろうがそれはわかりません。それは業務、手続を円滑にする上で必要なことなのでしょう。しかし、正式に法律で書いてある内容のステップを踏んでいかない限り、このようなはっきり言って簡単なことが今度難しくなってしまう、私はそのように思うんです。要は、IC工業団地という明確にわかる区域がある。そこの事業者からも、全部かどうかわかりませんが、字名改正をしてほしいという要望が上がっている。それであるならば、なぜ何年先、何十年先にならなければわからないような、そういうことをしてやらないのか。要望があるのであれば、できることを速やかにやってあげるというのが町の立場なんじゃないでしょうか。実際にできるんです、こんなこと。簡単に。法務局というのは、これは来たものについて登記をして、もし小さなものがあったら、それを大きくもし合筆したものであれば、それに合筆したものの一番若い順番を割り振っているだけの話なんですよ。何も難しいことないんです。だから全然この間の言われている答弁がわかりません。もう一度お願いします。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

答弁が違うということで、説明が不足しておるかもしれませんが、申しわけございません。法務局との、別に法務局の協議が難関であるからこんなようなこと、進まないと言っているんではなくて、行わない理由といいますか、そういったのは、南側を造成してから一体的にやりたいということでありますので、町としては、今まで区画整理で字名改正をした実績もございますので、そういった経緯も全部承知しております。ですから、あくまでも南側と一体的にやりたいということでございますので、その辺御理解いただきたいと存じます。

質問 16番 松浦波雄

私は、もうあのIC工業団地ができてから何年たっているのかというのを言いたいと思います。要望があるんであれば、そしてそれが確かにそのような町のイメージアップ、または企業活動がやりやすくなるイメージアップにつながるというんであれば先にやってあげるべきじゃないかというふうに考えております。なぜここまで南側の開発にこだわるのか、一体改正にこだわるのかよくわからないというのが本当のところです。もう一度お聞きしますけれども、南側一体改革をするというそのメリットは何なんでしょうか。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

南側と一体的にやるメリットは何かという御質問でございます。答弁にもお答えしておりますところでありますが、まず、既存の工業団地を先行して改正するということは、その手続や協議、図面等の改訂が2回になると。そういうことで事務量や経費の面でやっぱり効率的ではないということから一体的に行いたいということでございます。

質問 16番 松浦波雄

要は、自分たちの作業が面倒くさい、業務量が重たい、そう言っているだけじゃないですか。簡単な話なんですよ、こんなの。何でやってあげないんですか。こんなことなんて、やって、そして後からできたらまたそれに合わせてやるだけの話ですよ。何が難しいんですか。お答えお願いします。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

何度も申しわけございません。まず、今南側の開発が全然先が、もうずっと後で、全然まだ進まないという時期であればおっしゃるとおりかとは思います。今全力を挙げて南の開発すべくということで法手続を進めているということの中で、議会にも一定程度スケジュールもお示ししております。このタイミングで上と、上といいますか既存と南側を一緒に一体的にやるというのはやはり効率的ではないという考えでございますので、今南側の法手続を進めておりますけれども、これも今全力でやっておりますので、その字名改正もそれについてくるものと思っておりますので、その辺でちょっと御理解いただきたいと思います。

質問 16番 松浦波雄

これは新たな道の駅、魅力発信施設にもかかわることだと私は思っております。つまり、例えば今の河東郡音更町下音更どうのから始まって、それから、企業が入ってきてから住所改正してやるのか、最初からもうここはこういう形で、例えばIC工業団地かどうか知りませんけれども、そういう名前があるという中で誘致するのかという、やっぱり違うと思うんです。だから、どうも私聞いていると、何回も戻りますけれども、作業量が大変だ、事務量が大変だと。だからまとめてやるというふうにしか聞こえないんです。もう一度確認しますけれども、何回も聞いて申しわけないです。その一体化、まとめてやらなければいけないというそのメリットがどうしてもわからない。もう一度お願いします。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

何度も同じようなことで本当に申しわけございません。今南側を開発すべく法手続を進めていく中で、もうスケジュールもある程度お示ししまして、全力を挙げております。それで、5年も6年も10年も先ではないという確証を持っておりますので。今までの経験、実施からいけば、一つの区域、40ヘクタール、50ヘクタールの実績はあるんですけれども、始めてからやっぱり1年ぐらいはかかっています。かかっているという状況があります。ですので、今やって1年かけて字名改正して、南側ができてまた1年かけてそれをするのかと。そうなれば既存と南側で住所の違う時期が1年生じると。1年以上生じるということもありますので、やはりその一体的で行いたいという考えは持っております。何とぞ御理解いただきますようよろしくお願いいたします。

質問 16番 松浦波雄

もうこれ以上話しても並行線かもしれませんけれども、私は、やっぱりできることは、望みが、要望があるんであれば先にやってやるべきだ、そして、それこそが町民要望を聞くことだというふうに考えております。今回もし字名改正をするんであれば、私は問題点はたった一つだと思っております。それは、住所にローマ字表記を使えない、それだけだと思っております。あとは、事務量が大変というのは、そんなの理由にならないというふうに考えております。では次の質問に行きます。複数に分かれている郡の区域を一つにする件ということでございますが、住居表示に関する法律の第2条によれば、住所を表示するには都道府県、郡、市、区及び町村の名称を冠するというふうになっております。つまり、北海道河東郡音更町どうのこうのというふうにならなければいけない。最初に述べたように、この十勝でもいろんな郡というのが分かれている。やはり十勝を一つにまとめるのは音更町だということで、確かにいろんな、消防とかそういうことで十勝という名前は使っているけれども、一つの郡にしようではないかという、そういう運動を起こすのは音更町じゃないかというふうに思っておりますが、この見解をお願いいたします。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

議員さんのおっしゃるとおり、郡の名称や区域の変更というのは都道府県知事が議会の議決を経て定めるということで、答弁書にも答弁もさせていただいたところでもありますが、例えば郡であれば、その郡によっては、その郡は歴史なり、そういった経過を踏んでいると。例えば我々の河東郡であれば、それは北十勝4町でありまして、それは音更から分村といいますか、音更からゆかりのある町が集まっていると。そして今でも、古くは消防、それから介護認定なり観光、そして今では国道のそういった拡幅まで、それは一緒にスクラムを組んで一緒に頑張っていると、そういう経緯もありますので、「十勝はひとつ」というのは十分承知するんですけれども、住所を変更してそれをアピールすることなのかどうか。例えば郡が一つになったとしても、市制の帯広市は郡にならないということもございますので、そういった技術的なものもございますのでこのような答弁をさせていただいたところでございます。

質問 16番 松浦波雄

やはりこの「十勝はひとつ」という標語、それを名実ともにあらわすのは、やはりこういう住所表示もその一つだと思いますので、ぜひいろんな場で情報発信、そして協議をいただきたいと要望して、質問を終わります。

答弁 町長 小野信次

今、松浦議員から、多岐にわたってといいますか、この地名あるいは番地も含めてですけれども、お話がございました。松浦議員がおっしゃっているその思いは理解するところもあると思いますけれども、やはり、特に字名も含めてそうですけれども、郡もそうですが、それぞれ住まわれている方が、このさきの答弁にも言いましたけれども、歴史ややっぱりそういったものがあっての話でありまして、そこが音更が中心になって、郡も言ってみれば一つにすべきでないかというお話ですけれども、なかなか、そういった歴史を踏まえた中での十勝が1市18カ町村にあるということを踏まえて、私たちもそういった意向も尊重しながらこういったことというのは声に出していかなければいけないんで、その辺を御理解をいただきたいなというふうに思っています。それから、前後しましたけれども、字名の中で、松浦議員にしてみるとなかなか納得ができないというお話でもありましたけれども、やはり、今、部長のほうから答弁がありましたけれども、今音更が抱えている将来目標、それとあわせて、手続的には、今松浦議員がおっしゃったように、スリーステップをやれば簡単にできるよということでありますけれども、IC工業団地等を含めた中で、声、要望があるということについては、これは事実ですから。ただ、将来的な中でもそういった方向について、今松浦議員がおっしゃるようなその字名ということに関しての基本的な考え方は町も一体であると。ただ、そこの作業として、今希望しているんだからそれをすぐ変えてあげるべきだという中では、それはやっぱり全体の合意が要るということも、これも事実なものですから、ぜひその辺も御理解をいただきたいなというふうに思っております。決してやるやらないという話をしているんでなくて、将来に向かっているこの先は同じ考え方だということだけはぜひ御理解をいただきたいなというふうに思います。以上、終わります。

出典:音更町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月22日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる