みんなの議会

音更町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日

(1)子供の健康を守るために/(2)新設街路灯にソーラー式街路灯の導入を

2013年6月17日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「子供の健康を守るために」「新設街路灯にソーラー式街路灯の導入を」について質問し、町長 寺山憲二、保健福祉部長 今村茂、副町長 西川友則、教育長 荒町利明、町民生活部長 宮原達史が答弁しました。

質問者
守屋いつ子 議員
答弁者
町長 寺山憲二、保健福祉部長 今村茂、副町長 西川友則、教育長 荒町利明、町民生活部長 宮原達史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 6番 守屋いつ子

おはようございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。きょうは2問について質問をさせていただきます。1問目、子供の健康を守るために。6月1日は、1949年に、子供たちが健康に生きる権利と教育を受ける権利を保障し、平和と友情の国際連帯の精神をはぐくむ日と提唱された国際子どもデーでした。全国では、安心して子育てができるようにと、「子供医療費を無料に」、「放射能汚染から子供を守るため原発ゼロヘ」、「子供たちに安心・安全なものを食べさせたい、TPP交渉参加を撤回して」と、多くのお母さん方がさまざまな要求を国や自治体に働きかけました。次代を担うかけがえのない命が元気に健やかに育ってほしいと願い、自治体としても子供医療費の助成を初めさまざまな取り組みを行っています。しかし、貧困と格差が広がる中、親の失業や収入減などによって、病院にかかるのを控えている、給食費が払えないなど厳しい子育て環境に置かれております。子供の健康を守る取り組みをさらに拡大することが求められていると考えます。次の点についてお伺いいたします。1)、子供医療費助成を全ての中学生にまで拡大すべきと考えるが、見解をお伺いいたします。2)、平成21年3月の一般質問で子供生活習慣病予防健診を提案いたしました。小児生活習慣病予防健診を行っている医師などは、児童生徒の5人に1人は何らかの生活習慣病対策が必要であり、10歳ころからの積極的な医学管理が重要であると述べております。音更町での検討状況と早期の実施に向けての見解をお伺いいたします。3)、子供を放射能の危険から守るために泊原発の再稼働中止を求めていくべきと考えますが、見解をお伺いいたします。2問目、新設街路灯にソーラー式街路灯の導入を。地域住民の安全を主眼に置き、各団体や町内会等含めさまざまな取り組みを行っております。しかし、空き巣や車上ねらい、コンビニ強盗、不審者出現など頻発し、犯罪の内容も多様化していくことから、住民も不安、過敏な状況になっています。地域づくりの上からも住民が安心し、信頼し合えるよう、犯罪のリスクを極力解消していくための支援が必要となってきています。防犯灯もその一つとして考えます。1)、住宅地内の安全のための防犯灯の増設希望を必要としている行政区への対応は。また、設置基準は設けているのかお伺いいたします。2)、今年度より防犯灯の電気料金の負担を町が行いますが、再生可能エネルギーの利用促進に向け施策を講じている中、ソーラー型街路灯の導入の考えについてお伺いをいたします。御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

1点目の子供の健康を守るためにとの御質問にお答えいたします。初めに、子供医療費助成を全ての中学生にまで拡大すべきとのことに対する見解についてでありますが、本町の乳幼児等医療費助成制度につきましては、北海道医療給付事業をベースとして、町単独で助成対象を拡大して実施しており、平成22年度までは、初診時一部負担金及び市町村民税課税世帯に属する3歳から就学前までの入院、通院における1割負担金を助成対象としてまいりました。さらに、平成23年度からは、初診時一部負担金を含め、市町村民税非課税世帯に属する小学生の通院及び中学生の入院、通院に対し自己負担金分を助成対象に加えて実施しております。子供の健康を守り、子育て家庭の経済的負担を軽減する観点から医療給付事業は必要な取り組みと考えており、また、今後の医療保険制度の変化にもよりますが、これらの実施につきましては多額の経費が想定されますので、現在の財政状況等を勘案いたしますと難しいものがあると考えております。いずれにいたしましても、今後も安定的、継続的な視点で医療給付事業を実施してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、子供の生活習慣病健診の町での検討状況と早期の実施についてでありますが、近年、社会環境や生活習慣の変化に伴い、大人はもとより児童生徒にも生活習慣病と思われる兆候が見受けられるような状況にあります。特に、生活習慣病と関連性があると言われている肥満につきましては、昨年度国が実施した抽出による全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果において、小学5年生と中学2年生では若干の差はありますが、肥満傾向の児童生徒の出現率は全国で約3から5%となっており、ここ数年は、ほぼ横ばいの状況となっております。児童生徒の健康対策につきましては、学校保健安全法の規定に基づき、毎年、定期的に全児童生徒の健康診断を実施しており、検査項目は、身長、体重、尿検査のほか、栄養状態や疾病の有無など12項目について行っております。しかしながら、生活習慣病の早期発見、早期治療につながる血液検査については、現在、学校保健安全法の検査項目に規定されておりませんので、今後とも児童生徒の健康問題に対する国の動向を注視してまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、次代を担う子供たちの健やかな成長を育むことは、学校、家庭、地域並びに行政が一体となって取り組む課題でもあります。健康の土台は、調和のとれた食事、適度な運動、十分な休養と睡眠の健康三原則が基本であり、いわゆる「早寝・早起き・朝ごはん」の定着に向け、より一層の普及に努めるなど、実効性が伴うよう取り組んでまいりたいと考えております。最後に、子供を放射能から守るため、泊原発再稼働の中止を求めることに対する見解についてでありますが、御承知のとおり、泊原子力発電所の第1号機から第3号機は、現在、定期検査のため停止している状況にあります。このうち3号機については、平成23年3月7日に調整運転として再稼働し、同年8月17日に正式な営業運転に移行しましたが、翌年の平成24年5月5日をもって定期検査のため停止され、この時点で日本国内で稼働している原発はゼロになるとともに、道内では夏期、冬期にかけて大規模な節電が行われたところであります。現在、国内では関西電力大飯原子力発電所の第3号機、第4号機が昨年7月から再稼働となっておりますが、エネルギーの供給施設につきましては、国民の命と暮らしが安定的にしっかりと守られることが重要であり、有事の際に人間の力でコントロールできない施設は持つべきではないと考えております。原発の再稼働に当たっては、周辺の自治体はもとより、道民の意見を広く聞くとともに、原子力規制委員会での基準をクリアするなど安全性が確保され、情報公開を徹底し、国民が納得する中で行われなければならないものと考えており、将来的には原子力に頼らないエネルギーへの転換が望ましいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の新設街路灯へのソーラー式街路灯導入についてお答えいたします。近年、本町での犯罪件数は減少傾向とはいえ、最近でもコンビニ強盗が発生しており、防犯対策は安全・安心なまちづくりを進める上で欠かせないことは言うまでもなく、防犯灯は夜間の交通安全や防犯対策としての重要な施設であると認識しております。初めに、住宅地内の安全のための防犯灯増設希望への対応と設置基準についてでありますが、行政区等から防犯灯の増設要望があった場合には、町の要綱に基づいて設置することとしております。この要綱では、設置箇所として二つの要件を定めております。一つ目は、主要道路、もしくは主要道路の交差点または会館や集会場など地域住民が利用する公共的施設の付近、二つ目は、住宅が密集する地域にあっては、その地域性を考慮し、犯罪防止のため、交差点と交差点の距離がおおむね100メートル以上の場合に限りその中間に設置することとしており、さらに、これらのほかに特例として、交通安全上及び防犯上特に必要と認める箇所にも設置することができることとしております。これらの点を勘案しながら、担当職員が現地確認をした上で町としての判断をさせていただいております。最後に、ソーラー型街路灯の導入についてでありますが、ソーラー型街路灯につきましては、照明灯、ソーラーパネル及び蓄電池が一体となったものであり、日中は太陽光を利用して発電を行い、これを蓄電池に蓄電して夜間の一定時間に点灯するものであります。近年はさまざまな製品が開発されてきており、光源は消費電力の少ないLEDが一般的であります。販売電力は一切使わず、自然エネルギーである太陽光を利用して点灯するため、ランニングコストとしての電気料金は一切発生しないのが最大のメリットとされておりますが、その価格、イニシャルコストが非常に高価で、費用の面を考慮いたしますと、その導入は現時点では非常に難しいものと考えております。今のところは、現在実施しております防犯灯などの省電力化による電力需給対策、ひいては地球温暖化対策を進めておりますので、今後、期待されているように、ソーラー型街路灯の普及が進み、価格が下がり、投資回収の算定が可能となってまいりましたら導入の検討をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。再生可能エネルギーの利用につきましては、さまざまな分野で研究、技術革新が進められております。町といたしましては、今後も、再生可能エネルギー利用や省電力関連に意を配し、費用対効果も考慮しながら環境対策としての施策を研究してまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 6番 守屋いつ子

では、再質問をさせていただきます。1点目の子供の医療費助成の拡大の部分ですけれども、音更町は平成23年度から、住民税非課税世帯に対する通院、そして入院への助成を拡大してきて、徐々に拡大が進んできているというふうに捉えてはおります。そういうことですけれども、では、今回私が提起いたしました、これを住民税非課税世帯への拡大部分、23年度からの拡大部分、24年度でいうと助成額は約172万円ぐらいというふうに聞いておりますけれども、これを全体的に、中学生までの非課税世帯含めて、非課税世帯を外した拡大部分を試算されたのかどうか、そのあたりをまず伺いたいというふうに思います。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

ただいまの御質問は、御質問のように中学校まで拡大したらどのぐらいかかるのか、試算できるのかどうか、したのかどうかというところでございますが、医療費でございますので、毎年度変動がございます。的確な推計というのは現段階においては不可能と言わざるを得ませんが、従前からこのような御質問はたびたびいただいておりまして、その際にもいろいろお答えをしてきたところでございます。極めて粗い計算によらざるを得ないというふうには思っておりますが、一定の計算はいたしているところでございます。以上です。

再質問 6番 守屋いつ子

一定の計算はされているということですが、まずその金額を知りたいなというふうに一つ思います。それと、子供医療費については、小学生、中学生になってくると受診率というか受療率が非常に低くなってくるんです。要するに動き盛りの元気な子供たちが病院にかかるという、その人数が少なくなってくるということで、1人当たりの医療費が年間で8万円という平均値が出されております。そういうことも含めると、受診率、どのぐらいの子が受診していて、一定どのぐらいの医療費がかかるのかということが出てくるのかというふうに思いますけれども、音更においての、粗々の数字でよろしいんですけれども、データとして何を用いて金額が出されているのかなと思いますので、そのところをお願いいたします。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

まず、現在の小中学生、中学校までということでございましたけれども、小学生、中学生、約4,500人ぐらいいらっしゃいます。生活保護を受給されている方、それから重度医療、それからひとり親、他の福祉医療の受給者を除いてまいりますと約3,900人ぐらいになります。問題は、所得制限の問題もございますので、その話をしますとちょっと話がややこしくなりますので、まず所得制限をかけないとした場合、全てというお尋ねでございましたが、所得制限をかけないとした場合の助成額については一応1億500万程度かなというふうには思っております。粗々の計算でございます。これは助成額ですから、あくまでも町が医療費を助成するとした場合の額。それに請求事務の手数料がありますので約500万、合わせまして1億1千万ということになります。既に、先ほど議員から御質問にございましたとおり、平成23年度で住民税非課税世帯の小学校通院、それから中学生の通院、入院を、非課税世帯でございますけれども、拡大してございますので、先ほど百七十数万というお話がございました。180万といたしましても、その分が差し引かれるということになりますと、今後、もし中学生まで拡大するとしたならば、1億円を超える一般財源というのが毎年必要になってくるというふうに思っているところでございます。医療制度の改正、改変が今後どうなるかわかりませんけれども、恒常的にその程度の一般財源が必要なってくるかなというふうには思っているところでございます。なお、受診率の問題でございますけれども、なかなかその算定というのは難しいわけでございますけれども、私どもといたしましては、今現在拡大して実施しております小学校、それから中学校の方々の医療費の助成のある程度の額、平均値をもって先ほど申し上げました児童生徒の方々の数に単純に掛けて計算してございますので、相当の変動はあり得るかなというふうには思っておりますが、その付近の金額かなというふうには思っているところでございます。以上でございます。

再質問 6番 守屋いつ子

3,900人の子供が受診をしたという想定で1億円の財源が必要だというふうなことなのかというふうに思いますが、そこをもう一回確認させていただいていいですか。全員じゃなくて、先ほど言いました受診割合を想定したものなのかどうか。

答弁 保健福祉部長 今村茂(保健福祉部長は2014年3月まで)

現在、拡大して実施しております医療給付事業の助成額をいわゆる受給者で平均いたしますとそのような額になってまいりますので、平均そのぐらいの医療費の助成はさせていただいているということでございますので、受給者証をもって皆さん申請をされますので、Aさん、Bさん、Cさんが実際に医療費かかっているかどうかはともかくとして、私どものほうで発給した受給者証の数で計算してございますので、一定程度理屈は合うのかなというふうには思っております。以上です。

再質問 6番 守屋いつ子

財源的なことになってしまいましたけれども、これはたびたびの質問の中で、どこに住んでいても同じ医療は受けられるということと、あと、子供が病気したときに心配なく病院にかかれるということが非常に大事かというふうに思うんです。例えば、私的なことになりますけれども、私のめいが子供4人おります。そこは子供医療費の助成がないんです。ですから、1人風邪引いたりしたときに、うつったりするから非常に大変だと。お金が1万円で足りないときもあるというふうな、そういう話をしておりました。そういうことで、非常に負担が重くなってしまうということもありますし、子供の健康を守るということは、今、音更町の人口がちょっと足踏み状態だというようなこともあります。そういう中で、子供に対する健康を守る、医療費を無料にするということはすごく有益な施策かなというふうに思うんです。そういう点でぜひ再度検討をしていっていただきたいというふうに思いますけれども、当面は大変だという答弁ではありますけれども、その辺をもう少しやっぱり踏み込んで考えていただきたいというのがまずは要望でありますけれども、そのあたりについて考える余地というのは本当にないのかどうか。子育て支援の一環としての施策の拡大ということでどうなのかお伺いしたいというふうに思います。

答弁 副町長 西川友則(副町長は2014年9月まで)

乳幼児医療の中学生までの無料化というような御要望でございます。この子供医療につきましては、先ほど答弁いたしましたとおり、北海道の医療給付事業をベースにしまして、その上で、ただいま申し上げたとおり、町独自で一定の助成もしているということでございます。それで、毎年、ただいま部長が申し上げましたとおり、1億円の税金を使っているというようなことでございます。中には施策で無料化にしている市町村もあろうかと思います。しかしながら、本町の場合、今申し上げましたとおり、人数が多い、そのことによって一般財源もさらに1億以上が必要だということからすれば、いろいろな施策を我々持っているわけでございます。したがいまして、この経費がずっと未来永劫続くとすればほかの施策にも影響するというようなことから考えれば、やはり応分の負担をしてもらうと。そして、一定の助成はしているというようなことで、現時点では難しいということをぜひ御理解いただきたいと思います。

再質問 6番 守屋いつ子

現段階では難しいということですけれども、これは1億円が、どこの自治体も人口に対しての歳出になるというふうに思うんです。そういうことでは、ほかの自治体の、中学生まで無料にしている町村というのは十勝には10町村ありますけれども、人口割合、歳入割合からいうとそう変わらない、この1億円というのは変わらないんじゃないかなというふうにまず一つ思います。病気の早期発見、そして重症化の予防ということでは非常に有効かなというふうに思いますので、そのことをお願いしたいというふうに思います。次なんですけれども、小児の生活習慣病対策、前回は教育委員会のほうで御答弁をいただきました。今回福祉課のほうですか、これは。御答弁いただいたんですけれども、前回提案させていただいたときに、ぜひ、子供の健康を早期からつくっていくというあたりでは非常に有効なことだというふうに思うので、検討に値するという御答弁だったんです。その後検討がされたのかどうかという点について、ちょっとはっきりした答弁がなかったかなというふうに思いますけれども、それが検討の課題として上がったのかどうか、そこをお伺いいたします。

答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)

今、守屋議員のほうから、これはたしか21年ですか。21年の3月に一般質問、この小児の生活習慣病の健診を取り入れてはどうだと。あるいはそれに伴う血液検査の実施をしてはどうかというのは確かに教育委員会でお答えをしております。今回、この件につきましてもたまたま町長が一括して御答弁というんですか、させてもらったんですけれども、所管ということになりますと教育委員会なのかなという思いはしておりますし、お答えの答弁書も教育委員会、私どものほうで書いておりますので、そんな意味からすれば、21年の守屋議員と、あるいは教育委員会のやりとりですか、その辺も議事録を拝見させてもらっております。そんな中で、確かに小児の生活習慣病、これは本当に今、大人もそうですけれども、メタボというんですか、肥満というんですか、そんなような状況からすれば、今若年性のいろいろな病気というんですか、言ってみれば、これは大人も子供も同じなんでしょうけれども、心臓病や高血圧症、あるいは糖尿病、さらには脂質代謝異常などというような生活習慣病が小児というか子供にもある程度広がってきているのかなというふうには思っております。ただ、学校におけるいわゆる健康診断、学校保健安全法に基づく健康診断、これについては検査項目12項目が規定されております。ただ、残念なことに血液検査、これは規定されておりませんので、そんなことからすれば、学校教育上特定の対策のために学校で血液検査を行うということは、学校保健安全法上からいってもなかなか難しいのかなというふうに思っております。ただ、これが、通常の成人病の健康診断、あるいは小児の生活習慣病の検診が、町でやったほうがいいのか、教育委員会で取り込んでやったほうがいいのか、これは今後、町長部局というんですか、と教育委員会という形の中でやっぱり協議していかなければならんだろうなというふうには思っておりますけれども、今の段階ですぐさま、学校教育としての特定の病気の発見を、予防を目的として今の段階での血液検査あるいは生活習慣病の対策ということについては難しいのかなというふうには考えております。以上でございます。

再質問 6番 守屋いつ子

前回も、学校保健安全法の規定に基づいて実施していると。さらに、「早寝・早起き・朝ごはん」、この定着を進めていくことによる、また、さらにいろんな学校教育の中での保健指導で子供たちの健康づくり、健康意識の向上に向けて取り組んでいくということで御答弁も前回はいただいたわけなんですけれども、その後いろいろな情報を見ますと、これは教育委員会じゃなくともいいというふうに思いますし、福祉課のほう、子供福祉のほうで対応している自治体もあります、生活習慣病予防検診については。なぜこれが必要なのかというふうにいいますと、同じことを繰り返すかもしれませんが、科学的なデータに基づいて、そしてきちんと指導をしていくということが非常に有効だということなんです。これは文科省においても、いろいろ定期健診項目の見直し作業が今行われているとは言っております。でも、きちんとした数字が出てくることによって親も子供もその意識が変わってくるというふうになりますし、小学生、中学生のときにその異常値を知らないまま過ごして、そして病気として発症する、それが20年とか、20年、30年ぐらいに気づくということで、なかなか病気が進行している状況もあるということが言われております。そういうことでは、病気になるということは、子供自身もそうですし、家族にとってもそうですし、地域、自治体にとっても非常に大きなデメリットとなります。そういう点で、やっぱり小児期からきちんとしたそういう科学的なデータに基づいた状況を把握していくということが今最も大事なんじゃないかというふうに思いますので、これは再度検討していく必要があるというふうに思うんです。お隣の芽室町でもこの健診を行っております。児童1人当たりに1,160円の予算をつけていると。また、奈井江町なんかも児童1人当たりに2千円の予算をつけているということで、これはどの自治体についても、町全体の保健レベルの向上を図るんだというふうな目的で行われております。そのあたり、先ほど、子供医療費の分野でいきますと、子供の医療費、先ほどの答弁の中で、というか私がいろいろ調べた中では、1人当たり1,900円ぐらいの医療費がかかっている計算になるんです。それから考えると、早い時期に1,100円、2千円弱で健診を受けて早目に対応するというのが非常に有効なんじゃないかというふうに思いますけれども、そういう点でどういうふうに捉えられるのか、もう一度お伺いしたいというふうに思います。

答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)

今、他の自治体で実際に小児の生活習慣病の健診の助成をしているというお話がございましたけれども、先ほどの前段の中学生までの医療費拡大とも関連があるんでしょうけれども、いろいろ財政的な問題も抱えております。そして、これは、小児の生活習慣病の健診となれば、何というんですか、保護者の理解というんですか、保護者の希望というんですか、そういうものも当然出てくるのかなというふうには思っております。ただ、この小児の生活習慣病につきましては、新学習指導要領、小学校は23年から、中学校は24年からスタートしておりますけれども、この学習指導要領において、小学校3、4年生では体育の保体、保健の授業の中で生活習慣病についてのお話が、授業が取り入れられてきております。また、小学5、6年生の体育の保健の内容についても生活習慣病の予防等々が授業の中に今取り組まれております。また、中学校の保健体育の分野におきましても生活習慣病の関係が授業の中に取り組まれておりまして、食事の量や質の偏り、あるいは運動不足、休養や睡眠の不足など、こういうものが生活習慣病につながっていくんですよというような授業も取り入れられております。また、先ほど言いましたように、当然、生活習慣病になり得る食事の偏りというんですか、これは塩分、糖分あるいは動物性脂肪のとり過ぎなど偏った食事が原因ですよと。これをしっかりしたバランスのとれた食事をしてくださいと。そして、ある程度運動をしなさいと。また、あるいはストレスをためないようにというようなことが今の保健体育の中の授業の中で、こういう生活習慣、予防に対する授業というんですか、指導も現在行われておりますので、全て医療機関で発見して予防に努めるというのも重要でしょうけれども、これら小学校、中学校でのいわゆる生活習慣病予防対策という授業、これをやっぱりきっちり取り込んでいって、子供たちに、みずから自分の健康について興味を持って、生活習慣病にならないように努めていくというのも重要かなというふうに思っておりますし、また、昨年度、学習の手引を全校の家庭に配付しております。その中に、生活習慣病の改善、要するに「早寝・早起き・朝ごはん」、これがいわゆる健康の基本、土台ですよと。ぜひ家庭も一緒になって生活習慣病の改善に取り組んでいってもらって子供たちのいわゆる予防、健康の保持、そういうものに努めてくださいということを呼びかけておりますので、今後は、やっぱり何でもかんでも医療機関でどうのということじゃなくて、みずから家庭において、あるいは学校においてそういうものを予防していくと。予防に努めていくというのが大事かなというふうに思っております。以上でございます。

再質問 6番 守屋いつ子

同じことを繰り返しますが、学校教育の中ではいろんな場面でそういう指導、教育を行っていることは十分わかっております。秋田大学の医学部だとか東京女子医大の村田教授のいろんな文献が出てきておりますけれども、やはりきちんとデータとして見ていくことが踏み込んだ生活予防に対する指導につながっていくというふうに言っております。具体的にこういう大学などで検査したところ、約20%の子供たちが何らかの形で生活習慣病の傾向があると。医学的な管理を必要とするというところでは、本当に約一、二%の子供たちが医学的な管理をしていかなければならない。経過観察をするというところでは五、六%の子供たち、あと生活指導等は、これも15%、16%というふうになってくるというのが具体的にわかり、これは指導につながっていくということなんです。当然、芽室町なども希望者で、希望者を募ってというか、希望者に対して生活習慣病の予防検査を行うんですけれども、これは小学校4年生と中学1年生で行っております。それで、小学校4年生だったら198人いるけれども、検査を受けるという人は175人いるということなんです。これの中で要注意というふうに言われた子が21名、12%という結果が出ておりますし、中学生になってくると12.6%の子が要注意という結果が出てきていると。その後に保健師さんだとか栄養士さんだとか、あそこは国保病院がありますから、小児科の先生の連携のもと、親子生活習慣改善教室だとか個別検査の説明会が行われているというふうに伺いました。そういうことで実施しておりますし、これが教育分野、先ほども言いましたが、これは今後どちらが、どちらというのか、どのように対応していくかは町の姿勢のほうにかかってくるかというふうに思いますけれども、そういうさまざまなデータなども用いてこれを検討していただきたいというふうに思います。一つ、以前からいろんな場面で「早寝・早起き・朝ごはん」の指導がずっとされているんですが、ちょっとショッキングな結果が出ているのを目にいたしました。学校に行っているあたりでは朝食欠食の子が二、三%ぐらいということなんですけれども、22歳になった時点で約25%ぐらいの人が朝御飯を食べないという結果なども出ておりまして、これをきちんと定着させるということは、知識だけではなかなか難しいものがあるのかなというふうにちょっと感じたところであります。これにつきましては、ぜひもう一度検討していただきたいと強く要望いたします。次、泊原発の再稼働を中止していきたいということで、ぜひ町の姿勢をというふうに思っております。これはあくまでも子供の健康という視点から考え……。これは、健康というのは身体、心身ともにです。子供を守るという視点で考えたときには、非常に危険なものであると。特に泊原発などについては、この周辺に活断層などあって、安定した状態で泊原発が稼働できないという結果が出ております。そのあたりでは、先ほどの答弁の中では、非常に危機的なものだという考えがちょっとうかがえたのかなというふうに思いますけれども、この放射能の被害といいますか、これは数十年たって発症してくるということで、ちょっとこの雑誌を持ってきたんですけれども、イラク戦争から10年たった、そのときに使われた劣化ウラン弾というのが非常に今子供たちのいろんな病気というか、もちろんがんもありますし、いろんな欠損、手、足、また、口蓋裂だとかそういうものも非常に多く出てきているということで、この放射能の被害というのが、今は見えなくても、見えるものではないんですけれども、見えなくても、やっぱりこれを避けていくということが非常に大切だというふうに思います。音更は、音更といいましょうか、今、国全体でも自然エネルギーへの転換ということで動きは強めておりますし、音更でもそのことへの取り組みをしているところなんですけれども、ただ、自治体としてなかなか原発を、再稼働をゼロにという動きについては声が上がってこないというのが実態かなというふうに思うんです。そういう点では非常に首長の政治決断というのも必要なのかというふうには思うんですけれども、TPPのときも大変だったというふうに思いますけれども、改めて、子供の将来、未来を考えたときに、原発に頼らないということで、原発はゼロにしていくという方向で取り組めないものかどうか、具体的に取り組みができないものかどうかをもう一度お伺いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

原発の話でございますが、子供たちの健康を守る、もちろんでございますけれども、大人の方も含めて、また、私どもの基幹産業である農業を守るためにも、そういったことからいけば、原発についてはできるだけ再生エネルギーへの転換が望ましいというふうに考えているところでございます。一朝事が起きますと、泊原発の場合は偏西風が、西風でございますので、当然十勝のほうにも放射汚染というのは流れてくるだろうというふうに思っていますので、それだけ神経質にならなければだめなのかなというふうなことを思っているところでございます。守屋議員から、子供の健康を守るためにいろんなお話がございました。できれば我々としても、ほかの町が中学生まで全員医療費を無料にしているんであれば、気持ちとしては全員無料にしたいというのは、それは持っておりますけれども、ただ、行政というのは富の再配分をするところでございまして、それが、制度はつくったけれども、安定的に、継続的にできないということであれば、そういうことに対してはやはり慎重に取り組まざるを得ないというふうに思っております。今町民税非課税世帯だけを対象とさせていただいておりますけれども、それについては、やはり富の再配分というのと、それから制度を安定的に、継続的にするために今そういう措置をとっているところでございまして、その辺については御理解をいただきたいなというふうに思いますし、それから、子供の成人病云々という……。習慣病ですか。そういった話もございますが、ただ単に子供たちだけを見ていていいのかどうかというのも私自身疑問を持っております。最近、生物学者の先生が指摘していることでございますけれども、確かに子供たちの生活習慣病はふえているというふうにおっしゃっております。その原因の一つになるのかどうかわかりませんが、今まで、小さく産んで大きく育てるというのがいいことなんではないかというような形でもってそういった措置がとられてきた、また、女性の方にとっても、出産後にすぐ体型をもとに戻したいということでもって妊娠中にダイエットをするといったことが低体重児をふやしているというような、臨床学的にそうなのかどうかわかりませんが、そういったことでもって、胎内に子供がいるときに、子供たちが栄養失調になっている。ダイエット中に入ってきた栄養分をしっかりと今ため込まないとなかなか胎児が育っていかないということで、胎児の段階で栄養をため込むというようなことでございます。それが、小さく生まれて、育つときに、その胎児のときの経験からいって小さな栄養を子供になってからため込むというようなことが成人病になっているのではないかというようなことをおっしゃっております。我々としては、子供たちだけでなくて、妊産婦についても一緒に指導していくということも必要なのかなというふうに今改めて思っております。今、子供の健康を守るためにということで、ちょっと総体的にお話をさせていただきました。以上です。

再質問 6番 守屋いつ子

原発に関しては、なければそれにこしたことはないということですので、ぜひこれを広げられるような方策がとれればいいなというふうに思います。去年12月、平成24年の第4回定例会で、町議会でも、自然エネルギーへの転換を進めて、原発ゼロ社会への構築を求める要望意見書を出したところです。そういう意味では、ぜひこれが発展できるように今後も検討、努力をしていかなければならないかというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。最後に、防犯灯の関係ですけれども、この防犯灯につきましては、各町内会等から出てきたものについては対応をしていってくださるということですけれども、今回出されたところが、まるまるポールがない。電柱が近くにないというような場所でもありまして、そうなったときの設置をするとしたら非常に多額の費用がかかるというふうに思うんです。そのときの対応としては潤いと思いやりの予算を使うとか、そういう話ではあったんですけれども、この予算については、各町内会で、自分の町内会はこの思いやり事業はこれに使うというものを大体決めているんです。そこからはみ出してしまうという、そういう心配なんかもあるんですけれども、そういう点で、新たに町内会負担なしに新しい防犯灯を設置していただきたいという、そういうことは可能なのかどうか、そこをお伺いしたいと思います。

答弁 町民生活部長 宮原達史(町民生活部長は2014年3月まで)

まず、防犯灯の設置についてですけれども、ポールが必要かどうか、まず電柱がないところに立てる場合にポールは必要なんですけれども、電柱のあるなしにかかわらず、町長から答弁申し上げました設置要綱に基づきまして、その要件に該当するんであれば町のほうで設置いたします。そして、それにつきましては、電柱が近くになければポールを立てて電線を引っ張る、それから、電柱があれば電柱取りつけ型の防犯灯をつけるということになっております。また、この要綱に該当しないで、行政区のほうで設置するということになりますと、ポールつきの防犯灯であっても潤いと思いやりの地域づくり事業の4分の3の補助で設置はできます。それから、それに対する電気料につきましては、本年度から見直しまして、4月分の電気料に12を掛けた額をほぼ100%は町のほうからの補助で賄えるという形になっております。したがいまして、行政区のほうで予算化するときには、設置費の4分の1を計上していただければ、自己負担が4分の1でいいということになります。以上でございます。

再質問 6番 守屋いつ子

その4分の1が大変だという話ではあるんですけれども。新しい、費用によっては1基当たり六、七万ぐらいなのかというふうに思うんですけれども、1万5千円、2万円というふうになったときには町内会としては結構大きな支出になるのかなというふうに思いますので、そのあたりをぜひ今後何らかの対応をしていただきたいなというふうに思います。今回、ソーラー型街路灯、新設するときにはぜひこれを導入していくことが必要なんじゃないかというふうに思うんです。いろんな再生可能エネルギーの活用というところでは音更町も実施しておりますけれども、このソーラー型の街路灯については、費用が高くてできないと。少し安くなった時点で導入を考えていくということなんですが、一度設置しちゃうと、その次になかなかそれにとりかえるということはしないんじゃないかというふうに思います。そういうことであれば、新しく設置するときにそういう予算を盛っていくのはいいんじゃないかというふうに思うんですけれども、今の時期、さまざまな、自然再生エネルギーの活用に関してはいろんな国の補助事業なんかもあるんじゃないかと思うんですが、そういうものを活用してソーラー型の街路灯を設置できないものなのかどうか、そこを一つお伺いしたいと思います。

答弁 町民生活部長 宮原達史(町民生活部長は2014年3月まで)

御提案いただきましたソーラー型の防犯灯につきましてはいろいろ調べてみました。新しく設置するときにソーラー型の防犯灯を設置する、電線が要らなくなるわけです。先ほども町長から御答弁申し上げましたように、照明灯、それから蓄電池、それから太陽光パネル、ソーラーパネル、これのセットで一体化しているわけですけれども、多分蓄電池について、まだ技術革新の途中でありまして、非常に高価でございます。したがいまして、支柱つきのソーラー型の防犯灯につきましては、安いものでも、設置費込みにすると、基礎工事も入れますと100万円から200万円以上というのが現実でございます。自治体が公の場所に設置するものですから、やはりその品質とか安全性も考慮して詳しく調べなければなりません。それから、品質につきましても、昼間の太陽光で一晩つくだけでは足りないという、やはり二晩、三晩分は蓄電されていないと安全性というか品質性に欠けるということもありまして、そんなに安価なものはできないということでございます。安いほうで考えて100万円のものを1基立てたとしても、先ほど申し上げていたポールつきの今までのLEDライトで、北海道電力からの電気を使ったものであれば、今、お話にもございましたけれども、約7万円ぐらいで大体、その土地の形状にもよりますけれども、10万円といたしましても、その価格は10倍以上します。それで、ソーラー型の防犯灯の最大のメリットは、電気を買わなくていいという。ランニングコスト、電気料はゼロです。今私どもが導入しているLEDの電気代は月大体2千円ちょっとです。今度、毎月燃料費調整額で上がっていますけれども、年間……。毎月じゃありません、済みません。年間です。年間3千円程度です。ですから、設置費の100万円と10万円の差、90万円をこの差で取り返そうとすると、ちょっと、申しわけございません、余り失礼なので言えない数字なんですけれども、300年ぐらいかかるという。今、技術革新という話もさせていただきましたが、防犯灯の電球、LEDについては今までの水銀灯よりも相当耐用年数が、4倍、5倍、10年以上もつんじゃないかという仕様になっております。ただ、蓄電池と太陽光、ソーラーパネルにつきましては、今10年ぐらいじゃないかというお話でございます。蓄電池をもし10年ごとに取りかえるとなると、これまたランニングコストが電気料の比ではございませんので、そういうものも含めまして今難しいというお話をさせていただきました。これから、答弁もさせていただきましたけれども、技術革新、それから普及が進む、いろんなところでいろんな研究がされております。これがある程度算定の相手になるような、投資回収の相手になるような数字になってきましたら、このソーラーパネルの防犯灯というのは防災にも役立つ、それから、全部にしなくても、主要なところにつけておけば、蓄電池の技術発達によっては、やはり防災のときに、明かりに限らず、携帯電話の充電とか、それとか暖房にも使えるという可能性も出てくるような時代が来ればこれもさらに活用できるのかなと思います。ソーラー型の街路灯につきましては今のところそういう状況ですので、今のところ難しいという御答弁をさせていただきました。以上でございます。

再質問 6番 守屋いつ子

簡潔に質問させていただきますが、技術革新が進んでコストが低くなってということで、普及が進めば使えるんじゃないかということでありますけれども、どこかでそれを導入していかないと普及が進まないということもありますので、その辺をぜひ考えていただきたい。霧多布なんかでは照明灯にやっぱり使われていると。熊本県の玉名市、私、どこかで見たなというふうに思ったんですが、熊本に行ったときにちょっと目にしたんですけれども、このときには、ここの地域でやっぱり平成14年に導入しているという経過などもありますので、こういう自治体が少しずつふえてくると広がってくるというふうに思いますので、ちょっと試しに使うということもあり得るのかなというふうに思いますので、ぜひ進めていただきたいという要望をいたします。ありがとうございました。

出典:音更町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる