みんなの議会

音更町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月14日

町内会加入率減少への対応について

2010年6月14日、音更町議会の一般質問で、佐藤和也議員が「町内会加入率減少への対応について」質問し、町長 寺山憲二、企画部長 西川友則、建設水道部長 川上雅二、民生部長 鈴木俊裕が答弁しました。

質問者
佐藤和也 議員
答弁者
町長 寺山憲二、企画部長 西川友則、建設水道部長 川上雅二、民生部長 鈴木俊裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 16番 佐藤和也

それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。町民目線のまちづくりを基本姿勢の一つにする寺山町政が誕生して1年がたちました。町民とのパートナーシップによる協働のまちづくりはどのように進んだのでしょうか。また、今後どのように進めていくのでしょうか。まちづくりの第一義的なパートナーは町内会であるという観点から、以下の点についてもお伺いいたします。一つ、町内会加入率減少への対応について。一つ、町内会活動の拠点としての地域会館の運営・整備に対する考え方について。一つ、潤いと思いやりの予算について、昨年の実績と、町民から見て利用しやすい状況にあると言えるかお伺いします。一つ、街路灯維持費補助金、行政区交付金、地域会館等運営交付金などの見直しの必要性はないかお伺いいたします。一つ、町内会と行政区の考え方の整理はついたでしょうか、お伺いいたします。以上です。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

協働のまちづくりについての御質問にお答えいたします。初めに、町内会加入率減少への対応についてでありますが、平成21年度の町内会加入率は70.63%で、前年度比1.23ポイントの減となっており、年々低下している状況にあります。一方、人口及び世帯数は毎年増加していることから、本町に転入された方の町内会加入率が低いことに起因しているものと思われます。町内会に未加入の方はアパートやマンションに入居している単身の若い方に多く見られるようですが、こうした方は比較的短い年数で引っ越すなど、お住まいの地域に対する関心が低く、昨今の近所づき合いが希薄になっている風潮も背景にあるのではないかと思っております。転入者に対しては、転入届を受ける際に、窓口で町内会活動の重要性などを啓発し、町内会への加入を呼びかけており、また、町内会においても転入者に町内会に加入するよう働きかけをいただいているものの、加入するかどうかは任意でありますので、なかなか新規の加入が進まないのが実態だと思います。それぞれの町内会でいろいろな行事が行われる折に、そうした方にも参加の案内をして交流する機会をつくっていくなど地道な取り組みをしていただくことが大切であり、町としてもそうした取り組みを支援してまいりたいと思っております。次に、町内会活動の拠点としての地域会館の運営・整備に対する考え方についてでありますが、町内には33カ所の地域会館等があり、それぞれの地域において各町内会活動の拠点として活用されております。町では、その活動を支援するため、会館ごとに地域で設置している運営委員会に対して交付金を交付しております。これらの会館は建築から相当年数を経過している施設も多く、老朽化によって御不便をおかけすることもあろうかと思いますが、町としても可能な限り維持補修に努めているところであります。なお、本年度は、通常の営繕補修とは別に、鈴蘭生活館ほか3施設の床改修等を行うこととしております。また、人口の増加が著しいひびき野地区につきましては、本年度新たな地域会館を建設いたしますが、今後の地域会館の建てかえ等につきましては、財源を初め、移転や統廃合を含め、現在策定を進めております第5期総合計画の中で検討してまいりたいと存じます。次に、潤いと思いやりの予算について、昨年の実績と、町民から見て利用しやすい状況にあるのかとのことでありますが、潤いと思いやりの地域づくり事業補助金の利用実績を申し上げますと、平成21年度は211件で732万1千円、平成20年度は210件で709万6千円となっております。本年度につきましては、要望の大きかった地域福祉・安全事業及び地域環境美化事業の定額補助金を倍額にしたほか、防災資機材の整備に対する補助を新設するなど、補助制度の充実を図ったところであります。この補助制度は、平成14年に創設されて以来8年を経過しておりますが、この間には、町内会等が利用しやすいように、必要に応じて補助内容や申請方法等の改正を行ってきたところであります。ただ、多くの町内会等が1月に総会を開催し、その年の予算を決定している実情にある中で、各町内会等に対する補助制度の説明会が4月になることから、補助内容等に変更があった場合には、その年の町内会等の事業に影響する場合があることは承知しております。町内会等が取り組む自発的な地域づくり事業を促進するために設けた補助制度でありますから、ぜひとも活用していただきたいという思いはございますが、町の会計年度の決め事もありますので、必要に応じて町内会等で臨時総会を開催していただくなど、弾力的な運用をお願いしたいと思っております。次に、街路灯維持費補助金、行政区交付金、地域会館等運営交付金等の見直しの必要性についてでありますが、街路灯維持費補助金につきましては、これまで、行政区長からの申請に基づいて、その加入戸数をもとに算定しておりましたが、申請戸数が実際には町内会の加入戸数になっておりましたので、実態に合わせて、本年度から申請書の記載を町内会の加入戸数に改めたところであります。地域が管理する街路灯は、地域みずからが費用を負担して、その地域の交通安全や防犯に寄与するものでありますが、町としても一定の補助を行うことは当然と考えておりますので、補助金の算定基準等について検討したいと考えております。行政区交付金につきましては、実態としては町内会の加入戸数によって算定しておりますので、町内会の加入者が減少すれば、その分交付金も影響を受けることから、町内会への加入を促進する必要があるものと思っております。また、地域会館等運営交付金につきましては、受益戸数を基準に交付金額を算定しておりますが、この戸数は、町内会の加入にかかわらず、施設利用地域の世帯数としているところであります。いずれにいたしましても、これらの補助金、交付金につきましては、それぞれの地域で人々が安心して暮らすことができ、また、町内会活動が円滑かつ活発に行われることを支援する重要な制度であると考えておりますので、今後、町内会等の御意見をお聞きしながら必要な対応をしてまいりたいと思います。最後に、町内会と行政区の考え方の整理はついたかとのことでありますが、町が行政区を設置する目的は、町政と町民の協働により福祉の増進を図ることにあります。町内会は、我が国に旧来からある向こう三軒両隣的な相互扶助、親睦のための自然発生的な人の集まりから始まり、その集まりが集落となり、さらに町内会として広がりを持ち、一つの町になったのだろうと思います。そして、この町が地方自治体という行政機関となり、その業務を行う上で町内会を行政区と位置づけたということであれば、両者は本来同一のものであります。しかしながら、時代の移り変わりとともに、町内会に加入しない人が徐々にふえてきてしまっているのも現実の問題であります。行政区設置規則を定めて55年、町の条例や規則には行政区を単位とした規定が随所に見受けられますが、行政区を単なる区域、すなわち一定のエリアとしてとらえた場合は何の不合理さもないわけですが、これをその区域の住民という意味合いでとらえると、町内会との整合性を欠いているのが実情であります。ただし、制度上の矛盾が解消されても、町内会の未加入者が3割に達する現状を考えますと、この加入割合を高めていかなければ、町内会というコミュニティ自体が弱体化してしまうおそれがあります。町としても、町民が広く参集する町民参加型のイベントなどを推進することによって町民の新たな交流が芽生え、それがエネルギーとなって各地域に波及し、自分たちの地域をより住みやすく、魅力的なところにしようとする活動にもつながってまいります。そうした活動の結果として、町内会がそれぞれの地域性や特色を持ったコミュニティとして発展することにより、行政と補完し合いながらまちづくりを進めていくパートナーシップが形成されるものと思っております。行政区と町内会のずれは長い年月の中で徐々に生じてきたこともあり、町においても、行政区を場合によっては町内会と解釈することで業務に当たってきた点は否めません。こうした矛盾を解消するため、行政区を単に区域としての意味合いに特化させることができないものか、町の条例、規則等との兼ね合いを含めて庁内で検討いたしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 16番 佐藤和也

答弁ありがとうございました。かなり私のほうが再質問することを見越したような答弁もあらかじめ入っているなというような思いで聞いておりましたけれども、実はこの件については、2年前にも私のほうから町内会と行政区についてということで質問させていただきましたし、また、その後でも竹中議員も同様の形で、町内会についてということで質問なりされておりました。やっぱりパートナーシップの大切な相手方ですから、ここはきちんとしておきたいという思いと、加入率がどんどん減少しているということが私は危機感を持っているところなんです。2年前、3年前ですか、19年のときには加入率が73.6%でした。それが、今お聞きしますと21年度で70.63、1年に1%近くずつ減ってきているということは、もうじき70を切ってしまったときに、農村部と、言い方、人口が多い町場といいますか、そこの町内会を比較しますと、農村部はほとんど100%に近いぐらいの加入率ということを聞いておりますから、人口の多い町内会では50%を切る加入率の町内会も出てきているというふうに私は理解しているんですけれども、まず最初に、全体ではあったんですけれども、どうなんでしょうか、個別の町内会として一番加入率が少ないのは何%だというような押さえができているのかどうか。もしできていたらお答え願いたいと思います。

答弁 企画部長 西川友則

加入率の一番低いところの行政区のパーセントはどのぐらいなのかという御質問でございます。全部で179の行政区ございまして、50%をまず切っているのは43の行政区がございます。その中で一番低いのが35.6%のいわゆる行政区、町内会がございます。以上でございます。

再質問 16番 佐藤和也

ざっくりと思っていた以上に多いんだなということで驚いているところなんですけれども、行政区ということで言いますと、179のうち100戸を超える行政区数が54区ありますから、恐らくその部分のかなりの部分がそういう形で少ないパーセントになっているんだろうなと。35.6となりますと、地域にあって本当に大変だろうなという思いでいるんです。そこで、私は質問で、では対応はどうなんだということをお伺いしたんですけれども、答弁としては、任意の組織だということで、当然町としても手助けはするけれどもということで終わっているんですけれども、転入されてきた部分については、しおりというんですか、チラシというんですか、を配ってということは理解しているつもりなんですけれども、まず、それ以上の考え方がないのかということからお伺いをしたいと思います。実は、この加入率が減少しているのは二つの意味合いがあって、そのうちの一つは、答弁の中で触れられていた、若い方たち、引っ越してこられた方たちがなかなか加入されようとしないという面が一つ、それと、答弁の中ではなかったんですけれども、実は今起きてきているのが、今まで町内会に加入されていた方が、やめたいということを申し出られて、やめていくことが実は出てきていると。これはなぜかというと、一つには高齢化、高齢になられてなかなか町内のそういった行事にも顔も出せないし、とてもできないのでやめさせていただきたいというのが一つ、またもう一つは、役員になりたくない。役員が回ってくるぐらいだったらやめさせていただきますというような形で実は二つの面があって、加入されないということとやめていくという二つであります。やめていかれる面については、これはなかなか、行政がどうだということではないのかもしれませんから、新しく来た方についての部分ということでお伺いするんですが、今は住民票なり移された方にそういう形をしているということは理解しますが、もう一歩踏み込んで、これはよそのところで実際あるんですけれども、例えば札幌あたりで、学生がマンションを借りたりアパートを借りたりしようとすると、不動産屋さんのほうが契約書の中に、当然賃貸料ほか共益費、管理費、で、町内会費という形で、実はそういったことまで含めてお話をされて、含んで契約をするというふうになっています。そういったような、音更にどれだけの賃貸のアパート、マンション、私は数は確認しておりませんけれども、私は、そういった働きかけができるんであれば、そういったことも必要ではないのかなと思うんです。それについてどのように、できるのかできないのか含めてお答えいただきたいと思います。

答弁 企画部長 西川友則

町内会の加入率の促進の手法として、今、議員のほうから、いわゆるマンション、アパート等の大家さん等を通じて、その方々が入居要件の一つとして町内会に入るというような、今札幌市の事例をいただきました。私どもも、町内会の加入を上げるためには何ができるのかなというようなことは内部では協議しております。その中で、今、議員がおっしゃった、マンション、あるいは公営住宅もそうなんですけれども、いわゆる集合住宅に住まれる方につきましては、その大家さんにそのようなお話をしながら、強制はできないにしても、一つの方法なのかなというふうには考えております。

再質問 16番 佐藤和也

わかりました。それでは、町は公営住宅、町営住宅を持っていますよね。そういった部分に関してはどうなんでしょうか。

答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)

公営住宅の場合、入居契約する際に、町内会の加入だとかそういう方面で話をさせていただいております。強制ではございませんけれども、契約の時点でそういうお話はさせていただいております。

再質問 16番 佐藤和也

例えば団地形式の場合、自治会とかつくっていらっしゃいませんか。その辺と町内会との関係について説明していただきたいんですが。

答弁 建設水道部長 川上雅二(建設水道部長は2011年3月まで)

公営住宅で自治会をつくっておりますのは、木野、共栄を含めまして全部で8カ所ございますけれども、その入居者につきましては、自治会に対する入居につきましては強制といいますか、そちらに入っていただくと。ただ、その自治会自体が、もしくは入居されている方、町内会に入るのは強制はしておりません。あくまでもお願いといいますか、通知だけでございます。

再質問 16番 佐藤和也

理解はするところなんですけれども、任意の組織だから自由にということになっていきますと、この加入率はどんどん下がっていくだろうなというふうに思うんです。パートナーとして大切な部分、町内会だというんであれば、そこが健全な形で維持できるようなぐらいのことは行政としても少し考えるべきではないのかなと。強制と言いますけれども、そうすることによって地域がよくなるんだということもあるわけですから、何らかの方法を考えていくべきではないかなというふうに思います。1点目についてはそういったことで、ぜひとも、任意の組織の町内会だから加入率の向上についてはそこがやるべきということだけではなくて、行政としても十分配慮すべきではないのかなと。できることを探っていただきたいと。より実効的な方法を探していただきたいということを述べて、次に移りたいと思います。そういった町内会の活動拠点として地域会館があるんですけれども、そこで私もちょっと条例見まして、地域会館条例を見ると数少ないんです。ほかの、例えば憩いの家とか児童館とか軽スポーツセンターとか、ほかのいろいろな形の条例の中で会館があって、一律同じように地域会館としての利用になっていると思うんですけれども、例えば軽スポーツセンターでいけば所管は教育委員会ですよね。そういったことを含めて、このいろんな名前を冠した会館、これすべて同じ扱いというふうな考えでやられているのかどうか、まずそこをお伺いしたいと思います。

答弁 企画部長 西川友則

地域会館、それから地域会館に類似した施設の取り扱いということでございます。建てるときの主たる目的が若干違うというようなことから、多少のいわゆるその目的は違うにしても、実際に町内会の方が、例えば軽スポーツセンターであれば地域会館を兼ねながら使っていくということからすれば同じような考え方になるのかなというふうに思っております。したがいまして、地域会館の運営交付金の管理人さんの分についても同じ金額を使わせているというのが、使っているというのが実態でございます。

再質問 16番 佐藤和也

今質問していましたら、ちょっと横からというか前からというか、地域独自で持っている会館もあるんだけれども、それはどうなんだという今ちょっと、私そこまで頭回っていなかったんですけれども、確かにそう言われてみれば、地域が独自に会館を持っているところがあるんですけれども、それについてはどのような押さえ方されているんでしょうか。

答弁 企画部長 西川友則

町立以外の地域会館のすべてを掌握しているわけではございませんが、ただ、費用面につきましては、町の予算を通しての維持管理費等はお支払いはしていないと。地域独自でいわゆる運営をしていただいているということで、建設時について、その時点で町がどのように介入したかというのは、ちょっと今詳細な資料を持っておりませんので、そこはお許しいただきたいというふうに思います。

再質問 16番 佐藤和也

すみません、ちょっと聞き間違ったかもしれないので。維持管理費は全くじゃその町内会独自でやっているという押さえでよろしい? はい、わかりました。それについてはまた後ほどさせていただきますけれども、私ここで確認しておきたいのは、さっき言いました地域会館として町が設置しているものと違う冠の中で多分一番違うのが軽スポーツセンターかなと思っているわけです。体育館といいますか、持っていますから、ほかの部分が、全体から見たときに、例えば会議に使えるようなスペースが非常に少なかったりして、ぎりぎりの中で運営されているところが多いと。そこへ持ってきて、その地域が新しく人が張りついてふえていく、町内会の戸数も例えばふえたというときには、非常に会議一つ開くの大変だということをよく聞くんです。やっぱり場所によってこれは違いがあると思うんです。利用する方、利用する町内会が多い会館と、また、そうじゃない場合とあると思うんですけれども、そういったときに、私は、十分にその辺を聞き取って町として対応されるべきではないかと。やはり何といっても人が集まる場所がなければ何も進んでいかないわけです。人が集まって、いろんな話をして、そこからどうやって町内会やっていこうか、よくしていこうかということができるから先に進むんであって、その場所すらないんであれば大変なことになるだろう。よくこの話をしますと、答えとして、じゃ近くの別のところでやっていただきたいということ、例えばまちづくり懇談会などでそういう質問をしますと答えが返ってくるんです。先ほど、午前中榎本議員も、高齢化になったときに、歩いて一休みするところが欲しい、ベンチが欲しいというようなことがありましたけれども、実は近くにあって歩いて行ける会館だから非常に役に立っているんで、それが違うところに、あいているじゃないかと言われても、それは車の運転ができる方は運転していくでしょう。ただ、御高齢になって、車も運転できない、歩くのも大変だという方にしてみたらなかなかそこまで行くこともできないという意味で、やはり一番近くにある、歩いて行けるぐらいのところが望ましいんではないかと思うんです。そういった考え方からすれば、ぜひ十分な集まりができる程度の対応はしていただきたいという思いでいるんですけれども、そこでちょっと、少しそれるかもしれませんけれども、お伺いしておきたいのは、前の山口町長はたしか3千戸を基準としてコミュニティセンター、コミセンをつくるんだということを言っていらっしゃったんですけれども、寺山町長はその辺についてはそれと同じ考え方なのか、それともそうではなくて、私はどちらかというと、今お話ししたように、歩いて行ける範囲で小さな会館でもあって、十分に利用していただくほうがいいんではないかという思いでいるんですけれども、その辺についてどのような認識なのかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

3千戸でもって広域的な施設としてのコミセンをつくっていくというような方針については、今も踏襲しているつもりでございます。ただ、状況が変わっておりますのは、コミセンはどちらかというと葬儀に対応するために今までつくってきたという点は否めないというふうに思います。ただ、その葬儀というのがコミセンでもってほとんど行われなくなってきたということから考えれば、時の流れとともに見直して、地域密着型というんでしょうか、そういう方向性も探っていかなければならないというのはそのとおりかなというふうに思っております。以上です。

再質問 16番 佐藤和也

ぜひそのような考え方の整理をされていただければなというふうに思います。では、次に移りたいと思います。潤いと思いやりの地域づくり事業の予算についてということなんですけれども、実は前からこの話もいろいろしておりまして、町内会1月から始まるから、なかなか4月に変わって大変なんだよということを言っていましたら、答弁書の中に先にもうありましたので、そこはお話ししません。ただ、今回、申請の手引というのをつくって配付されたということは非常に私は喜ばしいというか、よかったなというふうに思っているんです。今までなかなか、資料の中にあっても、実際にどのような形でやっていくんだということがわからないところもいっぱいあったという意味では、非常によかったなと思っているんですけれども、ただ、非常に整理されたんですけれども、実は一つ変わったのが、どうも横文字というか片仮名、アダプトプログラム事業というので、なかなか私もよく、言いにくいんですけれども、これが対象になるよということはあったんですけれども、まずお伺いしておきたいのは、これを見ますと、町内会が主体的で、複数町内会もいいよという形になっているんですけれども、そうすると、この押さえとしては、町内会と、それからこのアダプトプログラムを認められた企業なり団体なりというのが相手ということでいいのかどうか、まずお伺いしたいと思います。

答弁 企画部長 西川友則

今回の、本年度の潤いと思いやりの地域づくり事業、この中の改正点は、今、議員がおっしゃったように、アダプトプログラム事業の追加でございます。このアダプトプログラムというのは、まさに転位というか、申し上げますと、活動区域を養子に見立て、各団体が里親となり、町内の企業団体の皆様方が自発的に公共空間の環境美化を行うということで、この組織をこの潤いの中に入れたと。それから、従前もございましたけれども、いわゆるNPO団体につきましては、地域緑化事業という中で、これも町長が特に認めた団体というような形で整理をさせていただいております。よろしいですか。

再質問 16番 佐藤和也

NPO、それからアダプトプログラムで認められた事業所組織ということなんですが、町内会というのは実は一番ベースであって、周りにいっぱいいろんなものがかぶさって、いっぱいあるんですよね、老人会であったり子供会であったり。それぞれ独自に活動しているところもあるし、町内会の中に入っているところもあるんですけれども、例えば、花壇の整理というか整備ということでありまして、花の苗をいただいてきれいにしたりという。今回それにさらに土といいますか肥料というか、そういったものも入ったようですけれども、実は町内会がやる場合もあれば、なかなか町内会、そういった細かいところにやる時間がないので老人会がやるよというところが多いかと思います。そのときに、これは過去あったんですけれども、老人会の名前では申請できないので、町内会長名で申請してくれ、そして町内会がもらって渡すという形をしたりしていたんですけれども、じゃこの辺については変更はないんでしょうか。

答弁 企画部長 西川友則

潤いと思いやりのいわゆるパートナーは、基本的には町内会というような位置づけをさせていただいております。老人クラブの関係につきましては、私もまちづくり懇談会の中でそういったお話は伺いました。その際、老人クラブの中の運営補助の中で、この種のいわゆる対応は老人クラブの補助の中でされているというようなこともございましたので、ぜひそちらのほうを御活用いただいて、町内会を通して実施したとすればこの潤いを使っていただきたいというお話を申し上げております。

再質問 16番 佐藤和也

わかりました。それでは、ぜひ老人クラブのほうなりにこういった制度なんだよということを伝えて浸透させていただきたいなと。まだまだ知らないところは多いように見受けます。では、次に移りたいと思います。街路灯維持費補助金、行政区交付金、地域会館等運営交付金というようなことで上げさせていただきました。まだほかにもあるのかもしれませんけれども、なぜこんな細かいことを上げていくかといいますと、実は町内会、先ほど大きく分けては2つだよという言い方をしました。加入率が減っているのは、新規の加入者がない、入っている方も抜けていく。抜けていく方の中で、多くは役員が嫌だよとか高齢でということを言われますが、ほかにもう一つは、やっぱりこの不景気な時代なんでしょうか、町内会費としては年間恐らく五、六千円だと思いますけれども、それでもやっぱり大変だということで抜けられる方のいるのも実情です。そういった中で、少しでも、やはり任意でそれこそ集めている町内会費ですから、できれば100%自由に使いたいんですけれども、実態を見ますと、先ほど言いましたけれども、町内会というのはいろんな組織団体と密着しているといいますか。ですから、ある新しく町内会長になった方が言うんです。「町内会長になったら7つぐらい何かいろんな関係するものがついてきた、おまけで来た」というような言い方をされるぐらいです。ですから、そういった組織団体から負担金を求められたり寄附を求められたりということで、計算しますと、実は集めた町内会費の15%近くはそういったことで消えていくんです、右から左に。自分たち任意のつもりで集めているんだけれども、それが、きっちりとそのぐらいの金額が使えない。あともう一つが、四、五%、やっているところですね。街路灯の関係がやっぱりそのぐらいにつくんです、計算してみましたら。そこで、やっぱりそういったものが少しでも減って、自由に使える、場合によったら町内会費が少しでも安くなるということも考えなければいけない場面も出てくるかもしれない。決して値上げなどできる状況ではないという思いからなんですけれども、例えばこの街路灯についてなんですけれども、これは私、予算委員会の中でも質問させていただきましたから、余りくどく言う気はないんですけれども、要は、町が設置する街路灯で、これでは足りないから、町内会が自分たちの会費の中からお金を出して設置して街路灯をふやすんです。そこの電球代と電気代の約半分を自分たちが負担し、50%から65%までの範囲がありましたけれども、それを町から補助金としていただくということなんです。お伺いしたいんですけれども、では町が設置する街路灯、たしか予算のときにも言われたと思うんですけれども、確認の意味で、どういう基準でもって街路灯を設置されているのかまずお伺いします。

答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)

町内会の街区の中に設置するものにつきましては、交差点、それと交差点からおおむね100メートルという基準を設けております。100メートルを超えるときにはその中間にもう1灯つけていくというような状態でつけさせていただいております。

再質問 16番 佐藤和也

たしかそのように予算の委員会でも言われたと思うんですけれども、この街路灯を設置するのは交通安全と防犯の意味ということで載っていますよね。実はいろいろ調べましたら、交通安全という意味で言うと、何か自動車のヘッドライト届く範囲が100メーターぐらい届くからというような言い方でもって100メーターの街路灯設置だと言っていらっしゃる自治体が探しましたらありました。ただ、防犯の意味も兼ねているときに、さっきそこでここをはかって、はかるというか計算したら、議場、ここから、この端からそこまでが約18メーター、これの5倍で90メーターですから、交差点から100メーターといったらこの5倍の距離までに、ここに1灯ついて5倍先のところに1灯つく、それが基準だということ。防犯という意味で言ったときに本当にそれでいいんでしょうか。町民目線ということを一番最初に私、町長の言葉をかりて述べさせていただきました。例えば小学校の子供、学童から帰ってくるとき、もう暗くなっていたり、中学生、部活終わって帰ってきたら暗くなっています。幾ら住宅地の中でも、防犯ということを考えたときに、この5倍の距離、これが1灯ずつで本当にいいと思われますか。行政から見たらそれは何かの基準があるからこれでいいんだということかもしれませんけれども、本当に自分がそこに住んでいるときに、その距離、100メーターといいますけれども、これの5倍、住宅地の中の防犯灯、ハイウェイ灯みたいな明るいものではないです。それが1個ずつついて、本当にそれで安心だと言えますか。お伺いします。

答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)

距離につきましては、おおむね100メートルということでお答えしております。また、そういうような考え方で執行してきております。ただ、現実的に考えていきますと、100メートルあればその間につけますという考え方です。多くのところでは、間隔100メートルあいているというのも余りない。六、七十メートルのところには1灯入っているような状況にはなっているんでないだろうかというふうに私ども今、1つずつの距離はかっていないものですから、あそこのところはどうだというちょっとお答えできないんですが、そのような実態になっているんでないかなというふうには認識しております。

再質問 16番 佐藤和也

六、七十メーターでもこの3倍ぐらいあります。そこに1個ずつついて安心ですか。認識ずれないですか。私は、いや、いいんです。このできたときには、相当前ですから、そういう考え方であってよかったかもしれません。でも、どんどん治安といいますか、そういったものでは非常に心配するような状況があって、その中での話ですから、机上で100メーター、六、七十メーター、簡単に私は言ってほしくないなと。ぜひ実際にどの程度だったら安全・安心と思えるのか、きちっとやっぱりもう一度検討して新しい形にすべきじゃないですか。答弁の中では補助率見直しということはありましたけれども、それをするんであればそれも含めてぜひ、大もとの、何のためにこういう街路灯、防犯のため、交通安全のためにつくるんであれば、私は、逆に、町内会費を出してつけていただいた、あとは町が見るよぐらいの気持ちがあってもいいんではないのかなというふうな思いもしております。今ここで言っても結論出ないと思いますけれども、ぜひ本当にこういった1つ1つを町民目線で見直していただきたいんです。行政区交付金とか地域会館等の運営交付金なども実は言えば切りがないんですけれども、余り細かいことになり過ぎるかもしれませんので、この場ではこの1つだけにしますけれども、1つ、一遍つくったからこれでいいんだということではなくて、ぜひ使う側、利用される側のことを考えながら常に見直しをされていくべきではないのかなというふうに思いますので、そこについてはこの程度にしたいと思います。最後の部分、町内会と行政区の考え方についてということで、前にもさんざんやりましたし、先ほど、まだやるの?と言われたんですけれども、考え方、私は、整理はついたかというのは、答えをここで聞こうということではなくて、方向性を聞きたいなと思って質問させていただきました。なかなかどうするにしても大変なことですから、かなりの期間要すると思うんです。このように主張しているのは、恐らく人口の、町内会員の多い町内会としてはそういうふうな思いでしょうし、農村部について見れば、何も問題ないよということなのかもしれません。ですけれども、これが放置されればいずれ、先ほど答弁書にありましたけれども、地域コミュニティの崩壊という、崩壊とまで言っていいかどうかわかりませんけれども、そういったことだって結びつく可能性があるということで思っています。やり方いっぱいあるんで、例えば乱暴に行政区全部廃止して町内会だけにして、先進地では連合町内会が、例えば白老でしたか、私前回、2年前にお話ししたのは、そこは広報誌まで連合町内会で委託を受けて発行しているよという話もしました。いろんな行き方があるんだと思います。ぜひ音更町らしい選び方、進み方を早く方向を示して、結論出たから来年からすぐ変わるよというものではないですから、地域があって地区があって、人がそこに張りついて住んでいるわけですから、乱暴なことはできないでしょうから、早く方向性を示していく必要があるんだと思います。ここの点についての質問としましては、この行政区については、設置規則でおおむね30戸以上という書き方されています。ここを見ますと、行政区の数179なんですが、10戸未満の行政区が14区、10戸から29戸が64区、つまりこの辺、約78の行政区について言えば、おおむね30戸というのを満たしていないように思うんです。私はやっぱり、もしこの規則がいいんだということであれば、それなりにこの辺も見直さなければいけないかもしれないし。確かに多くなったところについては、分割したときには別のものから出てくることは承知しているんですけれども、例えば、本当に適正な行政区数、行政区の人数、行政区の戸数ですね。はどのぐらいだということを、もしこれをいましばらく続けるんであれば、そこはそことしてやっぱり議論して町として示していく必要があるんではないのかな。とてつもなく多いところについて言えば、行政側として、行政区はこういう形が適当と思うんだとか。やっぱりそれがあって、最近私の中では、それがあってもいいんではないかな。町内会イコール行政区としてしまっていいのかどうか、その辺も含めて、適正な行政区というか町内会、適正な戸数はどのくらいというふうに判断されていらっしゃるのか。そこがやっぱりここにかかわってくるんじゃないのかな。あくまでも行政区は行政の下部組織だという言い方をされているわけですから、そこについてはどのような組織がいいんだということは、これは任意の町内会と違って別の話ですから、ぜひどのぐらいと考えていらっしゃるのかをまずお聞きします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

行政区の戸数、どの程度が適正かというのを数字で今すぐ言えというのはなかなか難しいものがありますが、以前に行政区の合併だとかそういうふうな、分割だとかを進めてきた経緯から申し上げますと、農村部にあっては30戸ぐらいが適当かなと。それから、市街地にあっては大体100戸ぐらいが適当かなというような形でもって統合、それから分離というのを進めてきた経緯がございますので、それからいけば今言ったような数字が適当なのかなというふうには思っております。以上です。

再質問 16番 佐藤和也

終わりにしたいと思います。今のそういう方向性で、町長、私は、それはそれでいいんだと思います。ただ、さっきも言いましたけれども、本当に方向性は早目にやっぱりしておかないと、これは別のものであればいいんですけれども、やっぱり地域があって、そこに住民の方がいて、今までずっといろんな経緯があって。それを、ただしこのままの状態では早晩行き詰まると私は思います。ですから、早いうちに方向性を示して、それなりの考え方を整理されていって、本当に町民の方が行政と一緒に肩を組んでまちづくりやっていけるんだと。うちの町はこんなにすばらしいんだということを言えるようなパートナーシップ、本当の意味でのパートナーシップにしていただきたいと思うんです。この協働のまちづくりというのは非常に、あちこちで見ますと、どの市長、町長も言うんです。字がちょっとずつ違って、ともに動くとかともに働くとか、中にはともに響くとか、いろんな字は違うんですけれども、ほとんど第1番目にこれを上げていらっしゃる首長さんが多いんです。そのぐらいやっぱり思いとしては大切なことなんだろうと思いますので、ぜひともその名前十分に生かせるように、ともにまちづくりやっていくんだということを示していただきたいなと。それこそが寺山町長が一番多分訴えてこられた中のメーンじゃないかと。町民目線のまちづくり、ぜひ今後進めていただきたいということを申し上げて、終わりにしたいと思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

町内会と行政区の関係で申し上げますと、地域懇談会をずっとやってきました。その中で、ほかの町から、ほかの町の町職員をやった方も音更町内には多くの方が住んでいらっしゃいます。そうした中で、音更町の矛盾点を追求されました。そんな中で、音更町の行政区設置規則の中から、行政区に住む方は区民であるという表現から「区民」を取れというようなこと、そうしたら町内会と矛盾しないんじゃないかと、こういうようなお発言がございました。ただ、それだけで事が足りるというふうには私は思っておりません。ただ、行政区であろうが町内会であろうが、やはりそこに町民の皆さんが積極的に参加していただく環境をどうやってつくっていくかというのが最も大事だろうというふうに思いますし、そういった取り組みを進めていかなければ、地域コミュニティとして、これからでは災害があったときにどうするんだとか、そういった非常時にも備えなければならない中で、加入率がないというのは、これは問題としては、それが都市化が進んだ要因だというような単純な考え方ではいけないんだろうというふうに思います。あと、街路灯の御質問もございました。100メーターで本当にいいのかというようなことでございます。街路灯につきましては、マイマイガの功罪というんでしょうか、マイマイガの関係でもっていろんな街路灯の問題も浮き彫りになってまいりました。いろんな照明器具がある。そうした中で、ではどういうふうにこれから街路灯をつくっていけばいいのか、そういうのはやはり距離も含めて現場でしっかり検証しながらこれからのあり方を進めていかなければならないかなというふうに思っております。あと、潤いと思いやりの地域づくり事業の補助金の関係でございます。以前、後藤議員からだったと思いますが、税の1%を町民に還元するというような御発言がございました。潤いと思いやりは、制度設定以来町内会というふうにやってきましたけれども、少しずつそちらの方向性を示していきたいなというふうに思います。NPOも、それから企業も、それからボランティアもというような、なかなか一遍ぱんにはいきませんけれども、そういった方向性も探っていきながら町民の御協力をいただいていくというようなことも今考えていかなければならないかなということでもって、ことしについては、企業のほうから、私たちのほうでチェリングロードを面倒見させてほしいというような要望もいただきました。それから、町内会では、もう既に道路の際に花壇等を設置していただいています。それに対する看板の整備だとか、ある程度の資材だとか、そういったものを支援させていただいて、逆に御協力をいただくというような方向性をこれからもっと広い範囲で探れればというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。

出典:音更町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる