みんなの議会

音更町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月19日

大きく2点について

2008年9月19日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「大きく2点について」質問し、町長 山口武敏、住民保険課長 高士和久、民生部長 荒町利明、保健センター事務長兼保健課長兼地域包括支援センター事務長 小野孝一、総務部長 奥村三千雄が答弁しました。

質問者
守屋いつ子 議員
答弁者
町長 山口武敏、住民保険課長 高士和久、民生部長 荒町利明、保健センター事務長兼保健課長兼地域包括支援センター事務長 小野孝一、総務部長 奥村三千雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 守屋いつ子

おはようございます。7番守屋いつ子、通告に従いまして質問をさせていただきます。大きく2点について質問をさせていただきます。1点目は、安心できる高齢者医療、そして介護保険制度をということで質問をいたします。少子高齢化と言われて久しくなりますけれども、少子化は社会問題であり、高齢化の対応は政策課題だと言われております。1970年から80年代にかけて実施された老人医療費無料化は、高齢者が安心して医療を受けられる制度でした。しかし、高齢者が受診しやすくなったことが健康への自覚を弱め、受診過多を招いたと無料化は廃止されました。1983年に老人保健法が制定されましたが、高齢者の一部負担の導入から始まるたび重なる改定で、一部負担の大幅引き上げや入院医療費削減を目的とした老人保健施設や訪問看護制度が創設されております。高齢者と国民の負担が多くなり、老人医療そのものの見直しと介護保険への移行が強行されました。高齢になること、長寿が申しわけない、不安でいっぱいだというのが、今、多くの人々の声です。介護保険の導入を初めとして、高齢者への増税、これは老年者控除の廃止や公的年金控除の縮小、そして高齢者の住民税の非課税枠の廃止などが実施されております。さらに後期高齢者医療制度の導入など、高齢者いじめの制度改定が相次いでおります。安心して老いていけるためには自治体の防波堤としての役割がますます求められてくるところです。以上、このことから2点について。まず1点目、後期高齢者医療制度等に関してお伺いいたします。1)、10月からは、家族の扶養であった方にも保険料の負担が生じます。後期高齢者加入者数と軽減対象状況を明らかにしてください。2)、相次ぐ年金天引きが予定されております。口座振替の移行状況と隠れ増税について明らかにしてください。この隠れ増税について若干補足説明をさせていただきますが、これは、政府が7月25日に、一定の基準を満たせば保険料の口座振替も可能だという政令が出されました。これは申請することが前提のため、天引きのままでは社会保険料の控除を受けられないというケースが出てきたことから実質的な増税になるということで、この隠れ増税という言葉を使っております。3)、特定健診が実施されておりますが、検査項目の拡大等の見直しが必要と思いますが、見解をお伺いいたします。2、おとふけ生きいきプラン21の第4期事業計画策定に向けてお伺いいたします。1)、厚労省の担当局長による講演の中では、検討の視点として、ア、被保険者適用範囲の見直し、イ、自己負担割合の見直し、ウ、給付範囲の見直しが示されております。これについては財務省の見直しの焦点としても検討されているものです。さらに介護に対する不安の増強が感じとれますが、計画にどのように反映させていく予定なのか、明らかにしてください。2)、介護保険料の引き下げ、そして軽減策の拡大を検討すべきと思いますけれども、見解をお伺いいたします。3)、在宅への移行が強まる中、介護者への支援策の強化が必要と思いますが、実態把握と見解をお伺いいたします。大きく2番目です。積極的な災害対策を進めていただきたいということで、中国の四川省の大地震は、校舎の倒壊によって多くの子供が犠牲になったことは本当にいたたまれない思いを強くして、改めて多くの避難場所の安全性について認識を強くしたと思います。最近の災害状況は、予想を超える大規模な地震や集中豪雨による洪水などで被害も大きく出ております。常日ごろの個人の備えと地域の協力は不可欠であると同時に、自治体の対応策等も各災害分析結果なども踏まえ、計画の見直しや新たな対策を積極的に講じていくことが求められると思います。以上より、1、避難場所の耐震状況と耐震化への計画を明らかにしてください。2、個人住宅への耐震改修助成制度の実施が必要と思いますけれども、見解をお伺いいたします。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の安心できる高齢者医療・介護保険制度に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、後期高齢者医療制度の加入者数と軽減対象状況についてでありますが、保険料の本算定時における被保険者数につきましては、4,683人となっております。このうち、均等割の7割軽減対象者は1,818人、割合は38.8%、5割軽減対象者は120人で2.6%、2割軽減対象者は272人で5.8%、被扶養者軽減対象者は513人で11.0%となり、軽減対象者総数では2,723人、割合は58.2%となっております。なお、被扶養者軽減につきましては、後期高齢者医療制度の創設により新たな保険料負担が生じる被用者保険の被扶養者であった方への緩和措置として、制度加入時から2年間、被保険者均等割のみを賦課し、これを5割軽減することとしておりましたが、制度の見直しにより、20年4月から半年間は保険料負担を全額、さらに同年10月から翌21年3月までの半年間は9割を軽減することとされております。また、去る6月12日、国において、高齢者医療の円滑な運営のための負担軽減などについての拡大措置が示され、平成20年度につきましては、均等割7割軽減世帯を一律8.5割軽減とし、所得割を負担する方のうち保険料の算定に用いる基礎控除後の総所得金額が58万円以下の方については、原則一律50%軽減するとした特別対策が講じられたところであります。この特別対策に伴う対象者数及び影響額につきましては、本定例会初日の後期高齢者医療特別会計補正予算において説明をさせていただいたところであります。次に、特別徴収から普通徴収への移行状況などについてでありますが、後期高齢者医療制度の保険料の徴収につきましては、保険料の軽減対策に伴い、保険料の徴収についても、普通徴収の対象の拡大措置が講じられたところであります。この措置につきましては、国保の保険料を確実に納付していただいた方が口座振替により納付する場合や、年金収入が180万円未満の方で、世帯主や配偶者が本人にかわって口座振替により納付する場合については、本人の申し出により普通徴収ができることとなったところであります。このことにつきましては、本算定による保険料額の決定通知書や軽減対策による保険料額の変更決定通知書を送付する際に内容についてお知らせしたところであり、これに対し、被保険者の方から普通徴収への申し出があり、10月分の年金から特別徴収を停止する方は148人となっております。また、被保険者の方が納付した保険料につきましては、所得税・個人住民税の社会保険料控除が適用されることとなりますが、税負担の面から見て、世帯の構成や御本人を含めた世帯員の方の所得の状況、保険料の額などにより異なることから一概に申し上げられませんが、被保険者の収入が個人住民税所得割非課税限度額の155万円以下の年金収入のみの場合で、世帯主や配偶者の方が所得税の納税義務者であるときには、世帯主や配偶者の方の口座振替を選択した方が世帯主としての所得税・個人住民税の負担が少なくなると考えられるところであります。いずれにいたしましても、今後も、保険料に係る社会保険料控除の適用関係を含めた制度の周知を図るとともに、被保険者の方の実情に応じた適切な対応をしてまいりたいと存じます。次に、特別健診の実施に当たり、検査項目の拡大等の見直しについてでありますが、特定健診の基本的項目は、糖尿病等の生活習慣病、とりわけ内臓脂肪症候群、いわゆるメタボリックシンドロームの該当者及び予備軍を減少させるため、特定保健指導をしようとする者を的確に抽出するための健診項目となっており、具体的な健診項目として、健診対象者の全員が受ける基本的な健診と医師が必要と判断した場合に選択的に受ける詳細な健診の2項目を行うことになっております。基本的な健診の項目は、問診、身長、体重、肥満度、腹囲の身体計測、身体診察、血圧測定、血中脂質検査、肝機能検査、血糖検査及び尿検査であります。また、詳細な健診項目は、心電図検査、眼底検査及び貧血検査のうち一定基準のもと、医師が必要と判断したものを選択することになっております。本町といたしましては、国から示された健診項目により実施しているところでありますが、厚生労働省は定期的に健診項目等の見通しを図ることとしておりますので、今後におきまして、その内容に基づき実施してまいりたいと存じます。次に、おとふけ生きいきプラン21の第4期事業計画の策定についてでありますが、本年は、平成21年度から23年度の3カ年に係るおとふけ生きいきプラン21第4期事業計画の策定の年であります。基本的に第4期計画の策定に当たっては、各種サービス見込み量などを設定する際の厚生労働大臣が定める参酌標準の考え方には変更がないものとなっております。したがいまして、今後の策定においては、第4期事業運用期間における介護給付費の見込みを基礎として、安定的な介護保険事業運営の基本となる保険料の適正な設定が重要となってまいります。被保険者適用範囲、自己負担割合及び給付範囲の見直しについては、介護保険制度の制度設計の根幹にかかわる部分でありますが、現在、政府の審査機関において社会保障に関する制度全般についての一体的な見直しとあわせて検討を行っている段階であり、今回の第4期計画策定に当たってこれらに関連する法改正はありませんので、現行制度のまま計画策定を予定しているところであります。なお、現在の介護保険制度の枠組みは、40歳以上の者を被保険者とし、40歳から64歳までの者に対する給付については老化に起因する疾病を理由とする場合に限定され、実質的に高齢者の介護保険であります。一方で、被保険者と受給者の範囲は原則として一致すべきものという意見もあるなど、介護保険制度の被保険者・受給者範囲に関する有識者会議において、精力的に審査検討がなされているところであります。次に、介護保険料の引き下げ及び軽減策の拡大の検討についてでありますが、高齢者人口の増加及びサービス基盤の充実に伴う介護給付費の伸びは避けられない状況にあり、さらには、低賃金などによる介護現場の疲弊により、厚生労働省は介護報酬と保険料の引き上げを検討しておりますので、介護保険料の引き下げは困難であると思われます。現在、介護保険料は、低所得者等に配慮し、住民税非課税状況などに応じて6段階に設定されております。今回の保険料設定に当たっては、被保険者限度額廃止などの税制改正により被保険者負担の増加する者に対する軽減措置、いわゆる激変緩和措置が平成20年度で終了いたしますが、第4期については、被保険者が同水準の保険料軽減措置を受けられるよう、国において検討されておりますので、できる限り被保険者の負担感を軽減するため、保険料の引き上げ額の抑制に努めていきたいと考えております。最後に、介護者の実態把握についてでありますが、町では、介護者に対する支援策として、比較的重度の要介護者を在宅で介護されている方の身体または精神的負担の軽減を図り、在宅福祉の向上を目的に、家族介護者交流会を毎年実施しているほか、常時おむつなどで全介助を受けている要介護者を在宅で介護されている方には、費用負担の大きい介護用品購入費用の一部助成など、精神的及び経済的な負担を少しでも軽減しているところであります。なお、介護者の実態把握につきましては、町が実施しております介護認定訪問調査時に直接、御本人や御家族の声をお聞きし、地域包括支援センターにおきまして担当のケアマネジャー等を通じて介護者の状況などを確認し、その実態把握に努めておりますが、支援などが必要な方には速やかな対応をしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の災害対策に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、避難所の耐震状況と耐震化への計画についてでありますが、避難所につきましては、小学校・中学校20校のほか、公民館や地域会館などの8カ所、合わせて28カ所を指定しておりますが、このうち、昭和56年6月以降の新耐震基準による施設が14カ所、同5年以前の旧耐震基準による施設が14カ所という状況になっております。旧耐震基準の施設のうち、学校校舎につきましては、平成17年度から耐震診断、補強工事といった耐震化を計画的に進めており、これまで木野東小学校及び柳町小学校の校舎で耐震改修を実施したほか、駒場小学校につきましては、今年度から2カ年計画で校舎の建てかえを行っておりますが、一部の屋内運動場は旧耐震基準による施設であることから、これらの整備により、避難所全体が新耐震基準に基づく耐震構造となるのは15カ所となります。なお、耐震化が必要な学校の校舎や屋内運動場、また、その他の避難所につきましては、厳しい財政状況下でありますので、一挙にとはならないのが現実でありますが、今後とも老朽化の状況などを踏まえて、着実に耐震化が図られるよう検討してまいりたいと存じます。次に、個人住宅への耐震改修助成制度の実施についてでありますが、国は、平成18年1月、改正耐震改修促進法を施行し、建築物の耐震診断、耐震改修による耐震化の計画的な推進を図るため、都道府県に対して耐震改修促進計画の策定を義務づけ、市町村ごとの計画の策定に努めることとされたところであります。このことから、本町におきましても、建築物の耐震診断、耐震改修を促進し、地震による町民の生命や財産の被害を軽減させ、安心して生活ができるまちづくりを図ることを目的に、本年度、策定委員会を設置し、音更町耐震改修促進計画の策定に取り組んでいるところであります。本年1月1日現在の固定資産台帳によりますと、旧耐震基準で建設された住宅はおおむね4,200戸あることから、民間住宅の耐震化を促進するための助成制度も重要な施策の一つと考えており、今後、策定委員会に諮り、意見を伺った上で、前向きに検討してまいりたいと存じますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。休憩(午前11時03分)

再質問 7番 守屋いつ子

御答弁ありがとうございました。まず1問目から再質問をさせていただきます。この1問目の後期高齢者の加入状況、軽減対象状況については、通告後の民生常任委員会の中で一定報告された部分もありました。また、補正予算の中でも報告された部分があったわけなんですけれども、そういう状況から、75歳以上の後期高齢者に加入されている方は4,683人と、そしてそのうち軽減対象となる方たちは、約6割の方が軽減対象となっているということで、高齢者の方々の所得が非常に低い状況にあるということが、この中でわかるかなと思います。それで、この制度自体、本当に複雑で、私もいろいろ調べれば調べるほどわからなくなっていく、泥沼に入っていくという状況の中で大変苦心いたしましたけれども、その中で非常に不公平な保険料の徴収ということになるのかなと思われる部分があります。例えば、今、ちょっと3事例をまとめてみたんですけれども、Aさん御夫妻、ここで夫のほうが260万、妻が42万円で、収入合計は302万円あります。軽減はないということで、所得割、これが10万3千円だということで、均等割で4万3,143円、この夫妻の保険料の合計額、これは18万9,327円なんですね。Bさん夫妻になりますと、夫は152万円、妻のほうが150万円ということで、ここは収入で320万円、これはAさん夫妻と同じです。しかし、それぞれの、御主人、奥さんの収入が違うということで、均等割の7割軽減が受けられるということから、ここの世帯では、保険料としては2万5,884円の保険料になりました。Cさん夫妻というのは、御主人は260万円の年金があるけど、奥さんは無年金だということで、ここは世帯の収入は260万円です。軽減についてはなく、保険料の総額で言うと、ここは18万9,143円というふうに計算されたんですね。このように、その世帯の収入はほとんど変わらなくても、軽減については世帯で判定されます。そして保険料の計算は個人個人でされるということから、その世帯の収入がほとんど変わらなくても、保険料については非常に大きな差があるというのがわかりました。そういうことで、こういう保険料負担ということについて、どのような認識をお持ちなのか、お伺いいたします。

答弁 住民保険課長 高士和久

今の御質問に対しまして、A、B、Cの世帯の保険料の算定の仕方としましては、後期高齢者医療制度につきましては、各個人に対して所得割等については課税がされると。また、均等割につきましてもおのおのの方に均等割が課税されるところでございますが、国保の均等割等々の軽減措置と同じような軽減措置を持っておりますので、均等割の軽減になるには、その世帯の収入によって軽減がされるということになってございますので、この場合につきましては、このような、世帯については7割軽減が受けられるけれども、それ以外については軽減が受けられないというようなことでございまして、この軽減に対しての判定につきましては、世帯のその所得で判定するというところがこういうような課税状況に、A、B、Cさんと、いろんな形になるというようなところでございまして、国におきましても、今のこのような算定方法も含めまして、今、21年度以降についても検討をしているような情報はあるところでございます。以上でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

ほとんど同じ収入がありながらも、保険料の負担が、多いところでは13倍というところも計算されているようなんですね。ということで、この制度自体の欠陥がここに非常によくあらわれているかなと思います。この制度自体については、度重なる見直しがどんどんされているわけなんですけれども、それ自体が本当に制度を複雑にしているのかなと思います。本当に高齢者の方々というのは、いろんな書類を持って見せてくれますけれども、なかなか私自身もわかり切れないというところもあります。そういうことで、いろんなケースが出てくるんですけれども、今の答弁の中で、いろんな制度の周知をわかりやすくしていくということの努力をされるということなので、是非そこに期待をしたいと思います。年金天引きということで、次に行きますけれども、これは、先ほどの答弁の中でも、制度が非常に複雑なので、きちんとわかるようにということで話をされておりましたけれども、これ自体は、本当に広報でもずっとシリーズで情報を提供しているのは、そこはよくわかります。しかし、なかなか言葉が難しいということで、わからないということもありますので、私としてはというか、皆さんの声の中では、やっぱり定期的なそういう説明の機会を持ってほしいという声もありますので、そういう声、出前講座もあるということも、うまく活用できればないいのかなと思いますけれども、そういう方向も積極的に進めていただきたいと思います。例えば、口座振替の移行状況、148人という、今答弁がありましたが、ここについては、いろいろ世帯の構成だとか、口座引き落としにする方のいろんな条件によって変わってくるということなんですけれども、例えば、今年度は後半、10、12、2のここの徴収はないということで、これを受け付けてもらえなかったという人も中にはあったんですが、こういう事例については、口座振替にするためにも時間がかかるわけですよね。いっときだけ保険料の徴収がない、口座引き落としを申請したけれども適用にならなかったということで出ておりましたけれども、これは一度口座振替への手続をすれば、この後というか、ずっと継続できるというものだと思いますが、ちょっとそこは確認したいと思います。

答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)

今の口座振替への移行でございますけれども、これにつきましては148人ということで御答弁を申し上げております。この148人につきましては、周知した際に、7月までに申し出をしてくださいという一つの時期的なものもございます。そしてなおかつ、御答弁も申し上げておりますけれども、2つの要件がございます。御存じかと思いますけれども、いわゆる口座振替において今まで滞納がなく納めてこられた方だとか、また、所得のいわゆる年金所得が180万未満の方で世帯主や配偶者が本人にかわって口座振替により納入する場合という、この2つの要件がございまして、これによりまして7月までに申し出をしてくださいということで、その結果、口座振替に切りかわった方が148人ということでございまして、今後におきましても、随時これは申し出は受け付けております。今も現在受け付けております。ただ、受付のその時期、あるいはこの2つの要件が満たされた時点でいわゆる年金天引きを中止ということになりますので、その辺の時期等がありますので、何月分から何月分、今後あれですよね、今から申し上げますといわゆる10月停止あるいはその後の12月、2月という年金の支給日がありますので、そこに間に合うような形であればそれの手続はとれますし、もし仮に、今年度は間に合わないとすれば来年度のいわゆる仮徴収分から、4月から年金からの天引きはしないというような形になろうかと思います。この辺の周知につきましても、今後、引き続き広報等でさらに周知をしていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

繰り返されますけれども、今の高齢者は非常に大変です。保険料にはね返るから病院に行かないという方もいますし、病院に行くのがだめだったら、もう早く行ける薬を国がつくってくれという方もいます。そういう切実な声なども反映しながら、やっぱり高齢者が、制度がずっと変わる中で、きちんとわかるということと、この音更町の高齢者が不利益をこうむらないというところにきちんとやっぱり視点を当てて対応していただきたいと強く要望しておきます。あと3つ目の特定健診の関係です。これにつきましては、先日、部長のほうにもちょっとこういう状況なんだよということで資料をお渡しはしたんですけれども、この特定健診ですね、今までの健診というのは、病気の早期発見、早期治療というところで医療費を抑えていくということで実施されていて、それがなかなか受診者というか、健診を受ける人が少ないということもあって今度の特定健診ということになったと。内臓肥満型症候群に着目した健康診断になったということなんですけれども、これは予防ということですね。よその自治体を見ますと、今までの町独自、保険者独自の追加項目というのが、十勝管内、音更町を除いて全ての自治体で行われているんですね。資料の中に池田、本別というのはちょっと入っていなかったんですが、ここもきちんと町独自の追加項目を持って行っていたということで、内容的にはとても寂しい音更町の健診内容だと思います。それでやっぱり一定音更町も病気の早期発見というんですか、健診を通して早期発見という視点に持っていけないものなのか。健診自体はそういう効果もあるわけなんですけれども、もう一つ踏み込んでいけないものかと思います。その点どうなのか、再度答弁でお願いします。

答弁 保健センター事務長兼保健課長兼地域包括支援センター事務長 小野孝一

今議員さんから言われておりますほかの町村でも、基本的健診の項目、これ今、議員も言われたとおり、老人保健事業、今までの健診の中で基本健診としてやられている部分が大部分かなと思っております。血清尿酸とか、血清クレアチニンの検査、ヘモグロビンA1c等だと思いますけれども、これにつきましては、今までやっている部分を引き続いてやっている町村が多いと。ただ、本町としては、今こういうことで特定健診というようなことで変わってきておりまして、内臓脂肪、答弁にもありますように、メタボリックシンドロームを重点的に、そのような方向性になってきたということで、国のほうで示されているプログラムというんですか、ガイドラインに基づいて本町はやっていると。厚生労働省のほうでも、そこら辺については十分検討されております。今後はまたその部分を検討していくんだというようなことで国のほうも言っておりますので、そのような形で今後進めていきたいと。ただ、今言われているように、ほかの町村もやっているから本町もと、ちょっと寂しいというお話もあるかもしれませんけれども、本町としては、国で定められている部分で進めてまいりたいというようなことでございます。以上でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

なかなか町独自の事業ということには、今までも非常に困難を来しているところですが、是非この点についても、音更町の町民、どうやって健康を守っていくのかという視点でもう一度御検討いただければと思います。次に移りたいと思います。老人福祉、また介護保険を含めた第4期事業計画のところなんですけれども、この中では、法の改正はないために、内容としては大きな変化はなく、このまま進めていくという御答弁でありました。この間の施策報告書だとか、ちょっと見せていただいたところ、この音更町の中では非常にサービスを利用する方が減少してきているということが、19年度から見ると20年度、要介護認定者も減っているし、また、サービスの利用についても、当初、予算から見ると非常に少なくなってきていると思われます。まず、ここについての原因と申しましょうか、その辺の認識というか、理由を含めてちょっと答弁をお願いいたします。

答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)

今、サービスの利用者が減少しているというようなお話でございましたけれども、今現在、第3期の計画の実施中であります。それで、実際に実績として出ておりますのは、18、19年度分は出ておりますけれども、20年度についてはまだ実績というものは出ていない状況でございます。それで、サービスの利用する方が減っているということにつきましては、いわゆる今現在、第1号の被保険者、65歳以上の方なんですけれども、9,441人います。人口に占める割合は21.1%でございますけれども、この9,441人の中でいわゆる要介護、要支援も含めまして、要支援1、2、要介護1から5に認定された方が1,559人でございます、現在のところ。これにつきましては、いわゆる被保険者に対する割合につきましては16.5%というような状況になってございまして、この方々が、サービスする方が減ったということではなくて、要介護、要支援に認定される方が少なかったために、19年度においても、サービスの目標設定値から見まして、いわゆる100%のサービスにはなっていなくて、それが70何%なり80%になっているという、目標数値100%には至らなかったという原因でございまして、必ずしも、確実に今、高齢者の人口は音更町におきましてもふえておりますので、その中で、たまたま要介護、要支援の認定者がいわゆる16.5%というような形になっておりますので、その辺がサービスの利用者が減ったということにつながっていると考えております。以上でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

認定状況からということでありましたので、これ以上は踏み込みませんけれども、私が懸念するところでは、やっぱりいろんな税制改正だとか、いろんな保険料の負担だとかということがサービス利用の制限につながっているんじゃないかということを非常に懸念するわけなんですけれども、その辺については、また決算委員会等もありますので、そちらのほうで話をしていきたいと思います。こことかなりリンクしていくんですけれども、介護保険料の引き下げは難しいという御答弁でした。しかし、今言いましたように、当初といいますか、ことし、20年度については、いろんな高齢者の負担が大きくなったために保険料について激変緩和を本年度で終えるということでありました。ということで、21年度からどうなるのかというと、これをやめるとしたら、これ自体が保険料の引き上げという押さえになるんじゃないかと思うんですけれども、そこら辺についてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)

介護保険料のいわゆる激変緩和措置、これは20年度で一応終了することになります。ただ、厚生労働省のほうは、引き続きいわゆる重い税負担にならないような措置を講じるというようなことも申しております。それで、いわゆる第4期の介護保険料につきましては、今、厚生労働省は政令を改正いたしまして、市町村の判断で独自に設定することができるという政令改正が行われる見込みになってございます。それで、当然、若干ではございますけれども、1億8千万近くの基金も介護保険として持ってございますので、この辺も将来的に、今の第4期の計画は26年度までを見据えた一つのサービス目標を設定しなさいというようなこともございます。そんなこともございまして、今現在は、先ほど申しましたように介護認定者が16.5%ぐらいにとどまっておりますけれども、今後ますます今のいわゆる被保険者の方々のその認定度合いが高くなってきますと、極端に介護保険料を引き下げることには、私もならないだろうと考えております。ただ、厚生労働省のほうでは、市町村の判断で介護保険料を設定してもいいですよという改正を行うようでございますので、将来的を見据えた中でその介護保険料の設定には当たっていきたいと考えてございます。以上でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

介護保険料ですね、これについては、今、高齢者の年金収入はふえていない中で全く負担ばかりが大きくなっているということで、生活なんかも改善されていないわけです。そういう中の引き上げが許されるものではないんじゃないかと思いますし、また、将来的な基金も多少は必要だということではありますけれども、今現在、介護を必要とする人、また、今、高齢者が生活をする上で支障を来してしまうと本当にこの介護保険が、保険料は取られるけれども全く介護は受けられないと、そういう制度になっていくと思うんですね。そういうことで、政令改正によって、町村の判断によるということが厚労省から示されているということですので、是非このあたりを十分酌み取って、負担増ということは避けていただきたいということをまず強くお願いしておきたいと思います。それと、あと介護者への支援策ということなんですけれども、ここにつきましては、重度の要介護状態にある方がサービスを使っていなかったら介護手当が支給されるだとか、いろいろなサービスメニューを持っているわけなんですけれども、介護者自身、例えば、サービスを利用しながら家庭で介護されている方に対する支援ということも非常に大きな、大事なことだと思われます。先日も、介護を受けていた方が亡くなって、あと自分の時間が今度持てるかと思ったら、間もなくしてその介護をされていた方が亡くなったという話も聞きました。この介護者をどのように健康も含めて支えていくかということが大事だと思うんですね。そういうことでは、介護されている方たちも健診、健診もなかなか思うように行けないという話もありましたが、そういう健診を町でサービスメニューとして持っていくだとか、老々介護は非常にふえていますので、例えば、非常に大変だという家事労働の中には、高いところに手を伸ばすことが本当に怖いと、介護者であっても怖いという話がありました。そういうことでは、窓ガラスを拭くというような、そういうサービスメニューなどの検討も必要なんじゃないかと思われます。ということで、やっぱり介護者が元気で介護できる状況をきちんとつくっていただきたいと思いますので、サービスメニューをさらに拡大をしていただきたいということを強く要望していきたいと思います。舛添厚生労働大臣が、介護保険の目的は、介護をされる人、そしてその家族が快適な状況で生活できることがこの介護保険の目的なんだということを話されております。是非この点を十分取り入れながら、この第4期事業計画策定に向けて盛り込んでいただきたいと思います。時間がなくなってきたようなんですが、耐震の関係に移っていきたいと思います。防災設備ですね、ここにつきましては、避難場所が28カ所、一応主要避難場所ということで28カ所設定されているということですが、非常に音更、いろんな資料を見ますと、やっぱり学校、公共施設を含めて耐震化だとかの対応がいま一遅いのかなと思われるんですね。学校については今も徐々に進められていると思いますが、公共施設ですね、コミセンだとかも避難場所になっているわけですけれども、ここも含めて耐震診断といいましょうか、そこが進められているのかどうか、ちょっとお伺いいたします。

答弁 総務部長 奥村三千雄(総務部長は2010年3月まで)

公共施設の部分で、学校以外の部分で耐震診断が必要な部分でございますけれども、校舎以外の部分であれば、この本庁舎の部分もそういう意味からは特定建物の分野に入っているような状況でございます。今お話にありましたコミセン等につきましては、新しい基準の建物ですから、それについては耐震の診断については必要がないという状況でございます。あと、集会所関係の部分でいけば、木野福祉会館が昭和49年度の建物でございますので、面積からいってもこの特定建築物の中に入っているような状況でございます。あと、児童会館の部分も1つ施設としては耐震診断の判定の中には入っているような状況でございます。以上でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

木野福祉会館だとか、児童会館ということなんですけれども、これの耐震診断等の計画は立てられているのかということと、あと気になるのは、学校もですが、保育所等はどのようになっているのか、その辺もわかりましたらちょっとお伺いいたします。

答弁 総務部長 奥村三千雄(総務部長は2010年3月まで)

大変申しわけございません。28カ所の避難箇所の中で資料は持っているような状況で、保育所関係の資料等を持ち合わせていませんので、今の段階でちょっとお話はできないような状況でございます。以上でございます。

再質問 7番 守屋いつ子

避難場所の安全ということでは早急に耐震改修を進めていかなきゃならないと思います。それで、音更町でもこの耐震改修促進計画を策定してどんどん進めるということですので、是非それに期待したいと思います。あと、個人住宅への助成制度、これについても、今の答弁の中では前向きに検討されるということでした。今気になるのは、避難場所として指定されているところがまだ危険な建物であるとなっているところというか、耐震診断等をされていないところを避難場所にしていていいのかということ、変更の必要があるんじゃないかということを今ちょっと提起したいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 総務部長 奥村三千雄(総務部長は2010年3月まで)

現実的には、地震災害、その他いろいろな災害があろうかと思います。いずれにしましても、地震等の中で、新基準の建物であっても、地震等が生じた場合については、その施設が壊れたり使用ができないような状況であれば、場合によっては施設の避難場所を変更するような形になってこようかと思っております。そういう中で、ちょっと後ろ向きな答弁になるかもわかりませんが、現実的には、耐震基準を満たしていない部分と言ったらおかしいですけれども、56年5月以前の建物であっても、地震が生じたときに施設として活用できる状況であれば活用はさせていただきたいと考えております。いずれにしても、計画的にというよりも、財政状況もございますけれども、学校の耐震化もあわせた中で、他の施設の部分についても一定の方向性を持った形で計画的に進めていきたいと考えているところでございます。御理解のほどをよろしくお願いいたします。

再質問 7番 守屋いつ子

では、財源については本当に厳しいということで、なかなか進められることはできないようですけれども、今回、国土交通省だか、学校のほうでは、文科省のほうでもいろんな改修事業などを行って特別措置が行われるということですので、それを十分活用しながらどんどん進めていただきたいと思います。危険なところに人を集められないということだとか、あとは、最後に要望しておきたいと思いますけれども、人を危険なところに集めることはちょっとやっぱり慎重に行ってほしいということだとか、あとやっぱり保育所だとか、今までの洪水だとかの中では、町中を流れる小さな川がはんらんするということなども、いろんな情報が入ってきておりますので、その点も踏まえながら、そういう災害に強い、安心して住めるという状況を整備していただきたいということを要望しておきたいと思います。

出典:音更町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる