音更町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月11日
児童・生徒の増加に伴う施設設備について
2007年12月11日、音更町議会の一般質問で、榎本基議員が「児童・生徒の増加に伴う施設設備について」質問し、教育長 赤間義章、教育部長 宮下悦二が答弁しました。
- 質問者
- 榎本基 議員
- 答弁者
- 教育長 赤間義章、教育部長 宮下悦二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 榎本基
一問一答方式によって、通告に従い、質問をいたします。児童・生徒の増加に伴う施設設備についてであります。学校は児童・生徒の学習の場であると同時に生活の場であります。生活の場である学校は、より安全で快適な空間でなければなりません。教育行政は、居住地をもとに児童・生徒の通学区域を定め、学校を設置しています。設置されている学校は、児童・生徒を基本単位に、単式学級40人と障害に応じて特別支援学級が設置され、北海道教育委員会の認可を受けて、それぞれの学校の学級数が決定され、教職員定数が配置されています。学習の場である学校は、さまざまな学習形態、指導形態に対応できるように整備されなければならないと考えています。そこで、平成20年度以降の児童・生徒の推移と学級数増加に伴う施設設備の整備についてお伺いをしたい。1番、本町小・中学校の児童・生徒数及び学級数の見込みについて。1)児童・生徒、学級数の増減は。2)普通学級数及び増減は。3番目、特別支援学級数及び増減は。4番目、複式学級数及び学校数は。(2)平成20年度以降5年間の木野東・鈴蘭小学校の学級数の見込みについてお伺いをします。1)普通学級数は。2)特別支援学級数は。(3)木野東・鈴蘭小学校の学級数増加に伴う施設設備の整備についてであります。(4)児童数増加に伴う中学校の影響について。(5)特別支援学級の障害種別に対する施設設備の整備についてであります。以上であります。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
児童・生徒の増加に伴う施設設備についての御質問にお答えいたします。初めに、平成20年度における本町小・中学校の児童・生徒数及び学級数の見込みについてでありますが、現在の住民基本台帳をもとにこれらを推計いたしますと、小学校の合計では児童数が2,862名で、今年度に比べて7名の増となります。学級数については、普通学級が118で、今年度に比べて1学級の減、特別支援学級は31で、2学級の増になるものと見込んでおります。また、中学校の合計では生徒数が1,394名で、今年度に比べて29名の減となり、学級数については、普通学級が41で、3学級の減、特別支援学級は10で、2学級の減になるものと見込んでおります。なお、複式教育を行う学校数につきましては今年度と同様の7校でありますが、学級数については1学級増の18学級になるものと見込んでおります。次に、平成20年度以降5年間の木野東小学校及び鈴蘭小学校の学級数の見込みについてでありますが、普通学級から申し上げますと、木野東小学校につきましては、平成20年度と21年度は現在と同様の20学級でありますが、平成22年度には21学級に、また、23年度と24年度は22学級に、そして25年度は23学級になるものと見込んでおります。また、鈴蘭小学校につきましては、現在16学級でありますが、平成20年度には17学級に、そして、21年度以降は18学級になるものと見込んでおります。ただ、これらの区域内では現在も住宅の建築工事が進められておりますので、転入者の状況によってはさらに学級数の増加も考えられるところであります。なお、特別支援学級数の状況を申し上げますと、平成20年度は木野東小学校が6学級、また、鈴蘭小学校は5学級で、いずれも現在と同数でありますが、平成21年度以降の学級数につきましては、現段階で特別支援学級の対象となる新入学児童を把握することができませんので、御理解をいただきたいと存じます。次に、平成20年度以降の木野東小学校と鈴蘭小学校の学級数増加に伴う施設設備の整備についてでありますが、木野東小学校につきましては、平成20年度に6教室と児童用トイレを増築する計画で、現在、設計を進めております。工事完成後は、特別支援学級に転用されている音楽教室など特別教室を復元するとともに、障害の状態に応じた特別支援学級の編制など、学習環境の改善を図る予定としております。また、鈴蘭小学校につきましても、平成20年度に4教室と児童用トイレを増築するほか、職員室の拡張と児童用のげた箱につきましてもあわせて整備したいと考えております。なお、現在、特別支援学級に転用している多目的ホールについては復元する予定としております。次に、児童数増加に伴う中学校への影響についてでありますが、緑南中学校につきましては、平成21年度に1学級の増が見込まれており、その後、平成24年度と25年度にもさらにそれぞれ1学級ずつ増加することが見込まれております。このうち平成21年度に増となる1学級につきましては、特別教室を転用したいと考えておりますが、平成24年度以降につきましては増築を検討しなければならないと考えているところであります。また、下音更中学校につきましても、平成21年度に1学級の増が見込まれておりますが、特別教室を転用して対応したいと考えております。最後に、平成20年度の特別支援学級の障害種別に対する施設設備の整備についてでありますが、今定例会に補正予算をお願いいたしておりますように、共栄中学校に障害者用のトイレとシャワーを設置することのほか、車いすに対応した玄関スロープの設置や特別支援教室の洗面台改修などもあわせて行いたいと考えております。いずれにいたしましても、児童・生徒のまなびやとして望ましい環境を整えてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 2番 榎本基
それでは質問をさせていただきますが、今、答弁いただきまして、小学校では7名増加すると、2,862人、中学校は若干減るようでありますけれども、少子化と言われているこういう時代にあって、町全体で子供が増えるということは私は大変喜ばしいことだし、十勝管内や北海道の町村を見渡しても、児童がふえるという町はそんなにないんでないかと思うんですね。そこで何点かお尋ねしますが、私が調べた結果、児童数がふえて、小学校で学級減が1、全体で起こると。これはふえるところがあるんですね。私の調べたところでは、ふえるところが1つあって、減るところが2つあると。その学級減になる要因の一つに現在行われている35人学級があるんですね。今行われている35人学級は少人数学級と言われているやつですけれども、小学校は1年生、2年生までは少人数学級35人でやるんですね。ところが、3年生になると、今の基本単位の40人学級に戻るんですね。例えば音更小学校では、今の2年生は76人で3クラスなんですね、35人学級で。1クラス当たり約25名入っているんですね。それが3年生になると2クラスになるんですね。道教委は、北海道は、1年生、2年生だけを3クラスにするからですね。それで40人に戻すと、1クラス38人規模の学級が2クラスになるので1学級減になるというのが、この減の一つの要因なんですね。それからもう一つは、これはいたし方のないことなんでしょうけれども、41人いて2クラスになったところが、何らかの理由で途中転校したものだから、現時点で40人しかいないと。だから、これは1クラス編制をせざるを得ない。だから学級減になるんですね。それから、中学校も学級減に、全体で29人、中学生が減るという説明がありましたので、減っているんですが、これも中学校の1年生までは35人学級なんですね。ところが、2年生になるときに40人学級に戻るんですね。そうすると、今までが35人でやっていたものが40人で計算するものですから学級が減るという状態が、この学級減になる要因だというふうに思うんですね。そこで、この認識に誤りがないかどうか、まずお聞きしたいというふうに思います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今の御質問ですけれども、学級の増減にかかわる要因ということで、今、議員からお話ございましたけれども、議員からのお話のとおり、この増減につきましては、まずは今申し上げました北海道独自で行っております少人数学級、いわゆる35人以下学級ということが一つの要因というふうに私どもはとらえてございます。これにつきましては、それぞれの小学校におきましては、やはり入学時の低学年のうちできめ細かい学習をやりたいということで、全学年ではなく、小学校の1学年、2学年を対象にしている。もう一つは、中学校につきましても、これは後ほど、先ほどの小学校の後に制度としてまた導入されたものでございますけれども、第1学年を対象にしている。これらにつきましても、小学校から上がったばかりの中で、それぞれの生活課題とか学習課題とかの解消に当たるということで、中学校の1学年を対象にしたという理由から導入になったところでございます。それと、先ほど申し上げております、それぞれの40人学級というのが一つの基本でございますので、これらについて小学校のときは3学年に上がった段階、あるいは、中学校は2学年に上がった段階ということでは、普通の40人学級ということで戻るところでございます。これらについては、小学校等につきましても、学級のそれぞれの編制の年に合わせての状況というふうに考えているところでございます。そのほかに転入等によります児童数の増減、これは4月1日、あるいは4月10日現在のところでこういった基準が当てはまってまいりますので、今、榎本議員のおっしゃったようなことが私どもも要因としてとらえているところでございます。以上です。
質問 2番 榎本基
今、部長が言われた学級の編制の年に合わせて、つまり小学校だったら2年生から3年生に移るときに学級編制、クラス替えをするという意味だと思うんですね。中学校は1年から2年のときにクラス替えをするという意味だと思うんですね。大体どこの中学校も、ほとんど多くは中学校1年生のときに、2年生になるときにクラス替えをすると。ただしこれは、条例とか、規則だとか、法律で決められたものではないんですね。しなくてもいいんですよね。それから、2年生から3年生になるときにクラス替えをしてもいいんですよね。しなくてもいいんですよ。これはそういう慣行というか、慣習があるだけの話だというふうに私は思うんですよ。今あったように、私は、35人学級を否定するものでないし、もっと進めなければならんと思っている立場なんですよ。そこで、確かに小学校1年生、2年生が少人数でやるというのは、それにこしたことはありません。それから、部長、言われたように、中学校1年生もそうだと思うんですよ。ただ、それよりももっと大変なのはやっぱり中学3年生なんですよね。中学3年生はそこで大きく道が変わっていくものですから、そういう意味では、中学校1年生も大変だけれども、3年生ももっと大変だというやっぱり認識も是非持っていただきたいなというふうに思っています。そこで、質問は、これまでに35人学級について、道や道教委や文科省に対して、音更として継続して学年進行すべきだというふうに要望を、何らかの機会とか、いろんな場面があると思うんですが、されたことがあるかどうか、お聞きしたいというふうに思います。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
今の御質問でありますけれども、そのような要望をしたことはございません。
質問 2番 榎本基
要望していないということでありますので、私は是非、今後この要望をしていただきたいというふうに思っています。ただ、これから後の質問にかかわってくるんですが、例えば鈴蘭とか木野東のように校舎を増築しなければならんという学校があるんですね。ここにさらに学年進行で、これからは中学校の緑南もそうですし、下音もそうなんですが、35人学級を継続していくともっともっと校舎を造らんとだめなんですね。そこで、現行の40人学級を、45人から40人学級をやったときに、かつて文部省は、今は文部科学省ですけれども、文部省は、施設整備を伴わなければ40人学級をやりますという方針を出して、今の40人学級になっているんですね。だから、例えば35人学級をやることによって、校舎の増築の必要のないところからせめて35人学級の学級編制を進めていくと、学年進行を進めていくというような要望を是非出していただきたい。最終的には35人学級、30人学級と進むような、是非姿勢を持っていただきたいということを要望させていただきたいというふうに思います。次に、特別支援学級については後でまとめてお聞きしますので、複式学級についてお伺いさせていただきたいというふうに思います。複式学級は音更町内で7校ということで、1学級増の18学級になるという答弁がありましたけれども、まず、複式学級の学級編制についてお伺いしたいというふうに思います。複式学級の学級編制は、1年生を含む2個学年の複式学級は8人です。それから、1年生を含まない2個学年複式学級は16名。複式3学級の場合は、ほとんどというか全部が3学級ですので、1・2年、3・4年、5・6年の複式学級なんですね。3学級ですので奇数と偶数とを組み合わせるんですね。偶数と奇数を組み合わせるという学校はほとんどないんですね。1年生・2年生、3・4年、5・6年の3学級の複式学級にしますね。そこで、4学級の学級編制についてちょっとお伺いしたいんですが、複式学級を組み合わせるときに、基本的には下の学級から組み合わせる。1年生が単式であれば、下の学級からですから2と3と、4と5というふうに組み合わせて、6がまた1つになって、4つになるという組み合わせをやると思うんですが、こういう組み合わせをすると非常に問題点が出てくるんですよね。それで、まず最初にお聞きしたいのは、基本的には下から組み合わせるという組み合わせだと思うんですが、その組み合わせをどうするか。4学級で教員が4人配置された場合の組み合わせは、基本的に私は学校にあるんではないかと。例えば1年生単式、2年生単式にして、3・4年、5・6年の複式にして4学級にするのか、1年生を単式にして、2・3年、4・5年、6年の単式に例えばするのかどうかというのは、主体は学校にあるというふうに考えているんですが、それはいかがですか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
お尋ねの複式学級の編制の基準のあり方だというふうにまず思います。これにつきましては、議員が今お話のございましたように、下の方の学級の方から、学年の方から組み合わせていくという基準に、これが標準というふうになってございます。この標準につきましては、それぞれの学校教育法の施行規則、あるいは小学校・中学校の設置基準、それと、公立義務教育の諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律に基づきまして、このような標準ということがうたわれているところでございます。今お話のありました、それぞれの例にございました4学級で教員4人の場合の組み合わせということでお話があったところでございますけれども、先ほど前段にお話がありました複式学級の基本的な学級編制基準ということにつきましては、2個学年で、1年生のところを除いた場合には標準基準としては16人という基準でございます。それと、同じく1年生を含んだ場合には8人という基準で、この学級編制が複式としてなっているところでございます。これらを基本といたしまして、先ほどの中で、それぞれの教科によりましては学校でもいろいろと難しい面もあるというのは当然でございまして、この中においても、学校において2以上の学年の児童で編制する場合におきまして、それぞれの教科及び道徳の目標の達成に支障のない範囲で、その教科ごとの目標及び内容によってはこの順序によらないことができるというような特例も学習指導要領の中にうたわれてございまして、これらに基づきまして、職員定数が4人の変わらない状況であれば、今言った、学校のそういった事情によりまして編制ができるというふうにとらえてございます。ただ、この編制に当たりましても、先ほど申し上げました学級編制基準の中で、1年生を除いた場合の2個学年は16人という人数基準がございますので、この基準については守っていかなければならないということでございまして、今申し上げましたような、ある程度の内容によっては下から組み合わせるというのが標準でございますけれども、今言った事情によっては変えられる裁量が出てくるということでございます。
質問 2番 榎本基
それで、ちょっと話が長くなるかもしれませんけれども、なかなか口で説明しづらいところがあるんですが、東士狩小学校という学校がありますけれども、前回の議会で長沢議員が特認校の関係で質問されたときに、東士狩小学校は、最終的にというか、ここ何年かで児童がふえて44人になるという答弁がありました。そこで、ちょっと調べてみましたら、こういうことが起こることがわかりました。平成20年度に、来年ですが、東士狩小学校は1年生が11名、2年生が3名であります。3年生が7名、4年生が3名、5年生6名、6年生3名の学校になります。1・2年生は14名になりますので複式になりません。1年生11名の単式学級の4学級になります。2年生以上の学年間の数字は16名を超えないため、下の学年から組み合わせると、2・3年生、4・5年生、6年生の単式学級の4学級の規模になるんですね。しかし、部長も言っていたように、現実的には、教育課程の編制上から2年生を単式学級にして、3・4年、5・6年の複式学級、4学級にするというのが常識的な組み合わせの仕方なんですね。これはなぜかと言いますと、1・2年生には理科、社会がないんですね、そして生活という科目を持っているんですね。3・4年生には家庭科という科目がないんですね。5・6年生には家庭科があるんですね。それと授業時数も違うんですね。1年生と2年生も1時間違いますけれども、授業時数が違うんですね。今の複式は、多くはAB年度といって裏表の形で授業をやっていますね。昔の複式のように、先生が2冊の教科書を持って、前の黒板と後ろの黒板を使って授業をやっているのでないんですね、多くは。だから、組み合わせの仕方としては奇数と偶数、1・2年、3・4年、5・6年という組み合わせをしなければなかなか難しいところがあるんですね。私は、部長が答弁したように、そういうふうに組むと思うんですね、20年度。東士狩の21年度の、来年、再来年ですね、これは10名子供が入ってくるんですね。それから、22年度は新入生が6名入ってくるんですね。そうしたら8名を超えるものですから、4学級に依然として続くんですね。問題はというか私の問題なんですが、問題は23年度なんですよ。23年度は新入生が7人になるんですね。新入生が23年度7人になったときに、来年入ってくる11人の新入生は、入学生は、その時点で4年生になっているんですよ。すると23年度は、1年生が7名で、2年生が6名で8名を超えますので、1年生は単式学級となるんですね。2年生6名と、3年生がその時点で10名ですので16名ちょっきりなんですね。だけど、これは16名を超えないために複式学級なんですね、2年と3年は。4年生11人と5年生3名で複式学級になるんですね。6年生は7人ですので4学級の認可なんですよ。4学級にしか計算上はなり得ないんですね。しかし、説明したように、3・4年生の複式にすると10名と11名ですから21名の複式学級になるんですね。これは複式の基準を超えているんですよ。超えているのに複式にすると、保護者への説明責任が果たせません。もちろん理解も得られないと思うんですよね、保護者の。そうすると、私は、今の学級編制が理屈にかなっていないというふうになると思うんですよ。そこで、この学校はどうしたら一番いいかというと、1、2、3、4年生の単式学級にするんですね、4年生までを。5・6年生の10名で複式学級の5学級にすることを道教委に認めさせて、現行の配置基準より1名教員を増員することが一番ベターな方法だと思うんですよ。ところが、今の複式基準でいくと、それはそうならないんですよ。前後の人数の関係が16ですから。私、かつてこういう学校を経験したことがあるんですよ、複式学校で。無理に3・4年でやったんですね。複式の人数がオーバーしたんですよ。そうしたら、親に対する、そのちょうど学年の親に対して説明ができなかったんですよ。できないけれども、教育課程をきちっとやるためには、こういう組み合わせしかできないということでやったんですね。そこで私は、教育課程を決めているのも文部科学省なんですね。こういう定数の管理をしているのも文部科学省、道教委なんですね。2つが矛盾した考えを持っているというふうに言わざるを得ないんですね。そして、複式学校のもう一つの問題点は、複式校が全体で15名以下だったら、3学級の規模であっても教員の配置は2名なんですね。クラスが3ついいですよと言っていながら、教員を配置するのは2名しかいないんですね。もう一クラスはだれがやっているかといったら、教頭が担任しているんですね、ほとんどの学校では。音更町内にもこういう学校はあります。それから、もう一つは、入学生がいない年がある学校が出てくるんですね。いわゆる欠学年と言われているんですね。そこが生じたら、先ほど私が申したように、同じような問題が出てくるというふうに考えられるんですね。そこで、この問題の最後にいたしますけれども、是非、私の言ったことを理解していただけるとしたならば、私は、これは十勝の教委連とか、いろんな団体があると思うんですね、もちろん校長会もあるでしょうし、複式の研究団体もありますから、そういうところを通じて、私はこれは矛盾点だというふうに考えているんですよ、複式学級の、学校の。是非、そういうことを通じて改善要望を行っていただけないかということの見解をお伺いしたいというふうに思います。以上です。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
貴重なお話、ありがとうございます。実際に教育する際に不都合があるのであれば、それは改善していただくべきだというふうに私も思っています。ただ、法律絡み、それから、道の意向等もいろいろございますので、いろんな問題もあるのかもしれません。お話がありましたように、教委連等は私どもにありますけれども、過去にそもそもそういう話が出ているのかどうかも私は承知しておりませんので、よく確認させていただいて、そういう要望をしていきたいなというふうに思っております。御理解いただきたいと思います。
質問 2番 榎本基
平成23年度の話をなぜ今ごろ私が持ち出したかというと、実はこれまでにもこういう話は、いろんな組織というか、いろんなところがやっていると思うんですね。ただ、やっぱり解決していませんし、来年そうなるから、今やって、これは解決できる問題でないと思っているんですね。それで、まだ時間があると言えば時間がありますし、ないと言えばないのでありますから、できればそういう御認識を早く持たれて、研究されていただいて、是非、時間のかかることでありますので要望を上げて、上げればいいというものではありませんし、是非これを解決に向けて努力していただきたいということで申し上げましたので、是非よろしくお願いしたいというふうに思います。次の質問に移ります。木野東と鈴蘭小学校の問題であります。私、この質問を考えたというか、思いついたと言ったら怒られますか、言葉は悪いですけれども、したときに、木野東が21年に改築するというのは存じていました。鈴蘭小学校は、音更町の第4期総合計画の第3次実施計画ですか、19年から22年までのやつですね。ここには鈴蘭小学校の改修・教室改造、19年度に「○」がついていまして、金額も明示されていました。これは来年の1学級増に対応する校舎のやつだと。増築するというところには全然表記されていませんでしたので、私は、そういう点では計画の中にないのでやらないんだなと実は思っていたら、やるということで、増築に英断をされたことに敬意を表したいと思いますが、次の点についてお伺いさせていただきたいというふうに思います。20年度は木野東小学校は661人で、25年には763人で、100人以上の児童がふえます。それから、鈴蘭小学校は20年度528人で、25年度に550人、22人ぐらいふえるというふうな数字が出ています。それで、まず最初に、木野東小学校と鈴蘭小学校についてでありますが、過去、過去といってもそんな長いスパンでお聞きしませんが、何年かの間で、学級編制をするために、つまり普通学級とかを維持するために特別教室を転用した教室はあったのかどうか。先ほど木野東の音楽室の話は聞きましたけれども、答弁でございましたけれども、そのほかにあったかどうか、お聞かせ願います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今の御質問の中で、それぞれの学級で転用したところがあったかどうかということでございますけれども、答弁の中でも申し上げさせていただいたところでございますけれども、木野東小学校につきましては、先ほどの低学年用音楽室を特別支援学級に、平成17年に転用のための改修をさせていただきまして、18年度からその使用になってございます。そのほかに普通学級の維持ということで、木野東小学校におきましても、保健室を会議室のところに転用させていただいてございます。また、鈴蘭小学校につきましては、多目的スペースのありましたところで、それぞれの可動式のパーテーションを利用した中で、それぞれの間仕切り等を行いまして、ここにまた特別支援学級を18年度に改修・整備をして、19年度から使用しているという状況になってございます。
質問 2番 榎本基
木野東小学校の学校はもともと音楽室が2つあるんですね。1つ転用したということは、1つは残っているんでないかと思うんですが、そこで、例えば音楽のことなんですが、小学校の音楽は1年生で年間68時間、2年生は70時間、3・4年生は60時間、5・6年生は50時間なんですね、指導要領に示されている時間は。これは標準だと思うんですが、これを大体35週で割ると、20学級では1.75時間ぐらい1週間に必要な計算になるんですね、割り算していくとですよ。そうすると、20学級で1.75時間をやるということは、週で35時間必要なんですね、教室が。そうすると、月曜日から金曜日まで6時間授業を全部やったとして、30時間しかないですね。5×6=30ですから30時間しかないですよ。これは1時間目から全部埋めていっての話ですからね。もともとこれは、この規模では2必要だから2教室あったのが、1つ潰したと言ったら悪いですね、ごめんなさい、1転用したものですから1教室しかないんですね。そうすると、ここの学校の音楽は、学級の中で音楽を今もやっているんでないかと思うんですよ。きっと学校の中では、真ん中の学級が音楽をやっていたら、隣の学級は国語とか算数をやっていますから、音楽の時間、全部が全部、音を出したり、声を出したりしているわけではないと思いますけれども、きっと隣の学級は体育を組んだり、どこか別のところへ行く授業をしたりしてやっているんでないかと思うんですが、それにしても、音楽室というのは、どこの学校へ行っても必ず校舎の端っこにあるんですね。校舎の真ん中にある音楽教室って私は見たことがありません。それだけ音楽というのは特別な教室が必要だということで、そういうふうになっていると思うんですよ。そこで、こういう不自由な状況で教育活動が行われているということを、教育委員会は認識しているのかどうかということをお伺いしたいというふうに思います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今、御指摘のありましたとおり、授業時数等は、先ほど議員のおっしゃったような音楽については時間数ということでなってございます。これらの使用につきましては、先ほど申し上げました木野東につきましても、2つの高学年用、低学年用ということで、それぞれの階に持っているということでございます。これらにつきましては、先ほどからも話の中でもそれぞれの予想を超えるような人数的なもの、あるいは、特別支援学級自体の今、種別で言えば6学級が最大限になってございますけれども、これらについても、特別支援学級の児童については、推計としてはなかなか先まで見込めないという状況もございまして、その対象年度の前年度において就学指導委員会等で諮りながら、そこで認定されたいろいろなことをやってございまして、これらの特別支援学級についてもなかなか把握できないということも一つの要因かなというふうに思ってございますけれども、それらの中で、やはり教室を確保しなきゃならないということで学校とも相談をした結果、多目的な、まずは音楽室ということで転用させていただいたというのが実情でございまして、当然それらについては、あったものが、特別教室として利用したものがなくなるということにつきましては、それぞれの学校においても御不便をかけているということは十分私どもも認識しているところでございます。そういった観点から、今回も木野東小学校につきましてもさらに増築をさせていただいているということは、こういったことも解消していきたいということが一つの理由でございますので、この辺で御理解を賜ればというふうに思ってございます。
質問 2番 榎本基
わかりました。休憩(午前11時27分)
質問 2番 榎本基
次に、鈴蘭小学校のことについて、2つばかりお聞きします。1つは職員室の件であります。12月3日に総務文教委員会がありまして、所管事項の現地調査で鈴蘭小学校を調査させていただきました。そのときの資料に、鈴蘭小学校校舎増築事業(計画案)というのがありまして、その中で、職員室の改造検討というふうになっております。職員室も見させていただきましたけれども、机といすで、先生が座るとその間がほとんどないというような状況で、先生に聞きますと、職員室の子供の出入りは1名にしなさいと、複数で来ないで1人ずつにしなさいと、入り口から多くのところに行くのはなかなか大変な状況でないかというふうに思っています。そこで、職員室の拡張といいますか、改修について、設計上や構造上の問題もあると思いますので最善の方向を見つけていただきたいと思いますが、現時点での方法、拡張、改善についての考え方についてお聞かせください。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
鈴蘭小学校の職員室の改修等の基本的な考え方ということでお尋ねでございますけれども、これらにつきましては、私どもも今の職員室では手狭で、かなり、今言った御意見のとおりの状況もあるというふうに認識してございます。そのようなことから、今回、教室等の増築に合わせまして、これらの職員室もあわせた中で改善を図っていきたいというふうに考えてございます。これらにつきましては、当然、壁等の問題もございますし、構造等の問題もございます。これらにつきましては、増築工事で設計を出させていただいてございますので、これらのこともあわせまして、構造上も把握した中で、広げる方法を改修してまいりたいというふうに考えております。それとあわせまして、職員室の前にあります階段室でも、物品庫として置かれている位置もございますので、これらもあわせた中で、どのような形で広げていけばいいかということにつきましては、それぞれの専門的な構造上の意見も聞きながら図ってまいりたいということで考えているところでございます。以上です。
質問 2番 榎本基
外壁を広げるということにはなかなかならないと思いますので、内部で、例えば正面に壁がありましたけれども、壁の裏に水回りが来ているところがありますけれども、そういうところも含めて拡張できるのかどうか、是非検討していただきたいというふうに要望しておきます。次に、鈴蘭小学校の児童の玄関についてお伺いしたいと。教育長の答弁で、げた箱をという話がありましたけれども、私は、問題は玄関の狭さにあるんではないかというふうに考えているんですよ。それで、3日に見せていただいたときに、何人もの人も見ていましたし、言っていましたけれども、玄関の横にスペースがあるんですね、ガラス張りの、左右に。そこを拡幅、広げていくかですね。そして、あの玄関の最大の欠点は、私は、ほかの同規模の学校と比べても玄関の幅はあるんですね、結構。ところが、あの玄関は奥行きがないんですね。奥行きがないために、げた箱を置くことができないというのが欠点だと思うんですよ。そこで、今は、玄関を入った廊下を渡って壁がありますけれども、そこにげた箱を並べて、子供が一回外靴を抜いで、はだしでげた箱まで持っていくと、そして、上靴に取りかえるということをやっているんですね。これは衛生上も決していいことではありませんので、是非、先ほど教育長の答弁にもあった、げた箱をどうやって置くか。今の状況では私はだめだと思うんですね。そこで、玄関のひさしというのは随分大きいんですね、あれ。だから、今ある例えばドアを、東側といいますか、前に出して、そして玄関の奥行きをとって、げた箱を並べられる方法もあるんではないかと。それも私は一つの方法だと思いますけれども、この玄関についてどういうお考えを持っているか、まずお聞きしたいというふうに思います。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
今お話がありましたように、げた箱の話をしましたけれども、玄関そのものが狭いというふうに私も判断しております。横のスペースを広げる方法もありますし、今お話がありましたように、東側の方に、ひさしが出ている方に広げる方法もあるんではないか、いろんな方法があると思います。ただ、扱いやすさ、利便性、それから、費用の問題も当然考えなければいけませんので、その辺のところを十分検討した中で専門の方々と御相談して進めていきたい、最善の方法をとっていきたい、このように考えております。以上です。
質問 2番 榎本基
是非よろしくお願いしたいというふうに思います。間違いなく今より生徒がふえますし、今の状況では不便だというのは間違いないことでありますので、上靴を履いたままトイレへ行って、そこを歩いて、そして帰るときは、そこを素足になって帰るという状況でありますので、是非改善を、改修をしていただきたいというふうに思います。12時に大分近くなりましたので急ぎますけれども、中学校の影響についてでありますけれども、中学生は、高速道路から北側は減ってくるんですね、間違いなく。30人とか80人単位で、音更中学校などはこの5年間に80人ぐらい減るという数字が出ているんですね。逆に、高速道路の南側の緑南中学校、下音更中学校は、100人ぐらいの中学生がふえるというような数字も出ています。そこで、緑南中学校については教室を増築したいというふうな考えが答弁でありましたけれども、今後、小学校は、確かに住民基本台帳から出して、そして、小学校1年生はどうだと。中学校の場合は、小学生がそのまま中学生になっていくんですから計数的にも出しやすいと思うんですが、今後の、緑南中学校は増築するということでそれなりに理解しますけれども、下音更中学校は増築する考えがあるのか、ないのか、お聞きしたいというふうに思います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
下音更中学校の今後の状況ということの考え方でございますけれども、答弁の中でも教育長の方からさせていただきましたけれども、現在の推計等におきましては、21年度以降、12学級をしばらく維持するということで、推計では私どもの見通しでございます。それ以後については、まだ推計では見通していないところでございますけれども、これらの要素といたしまして、まだその地区におきましても、団地造成で、まだ家を建てない部分もあろうかというふうにございますけれども、これらについては、転入者が本当に社会増のところでどのぐらいになるかというのはちょっと推計でもなかなか読めないところでございますけれども、現時点等で申し上げましては、1教室、2教室増の関係になりますと、現在の特別な教室、ホールといいますか、教室でもそういったところがございますけれども、私ども教育委員会といたしましては、当面はその転用でやっていきたいなというふうに考えているところでございます。
質問 2番 榎本基
それで、例えば下音更中学校は、20年度に普通学級が11学級で、特別支援学級が2学級なんですね。これは現行の校舎で対応できると思うんですね。ところが、5年後には普通学級が12学級で、特別支援学級は5学級になるんですね。そうすると、教室は17必要になるんですね。ところが、現行の教室を当てはめるとしたら13しかないんですね、4つ足りないんですよ。4つ足りないのは、何が足りないかといったら特別支援学級が足りないんですね。そういう意味では、どこかを転用して特別支援教室にしようというお考えだと思うんですが、やっぱりここのところに私は無理があるんでないかなという気がします。緑南中学校は、20年度9学級で、特別支援学級が3学級です。5年後には12学級になって、特別支援学級は5学級になるんですね。障害の違う種別が5つできるということなんですね。学級が5つできなければならないんです。その場合、緑南中学校はもともと絶対数が足りないし、普通学級の子供が多くなっていくから増築するという考えだと思うんですよ。特に中学校の場合、グループ指導だとか、個別指導だとかを確保する部屋が必要であります。例えばグループで、生徒指導も含めて指導する、個別に指導するという部屋が必要なんですね。そこで、私は、安易に特別教室を転用することがないということを是非お願いしたい。どう見ても、今ある部屋は、例えば下音更中学校である部屋は、相談室が1、2とか、生徒会室だとか、多目的スペースだとかがあります。これを潰されると、また言いましたね、ごめんなさい、転用すると、そういう意味では非常に困ってくるんですね。例えば3年生の個別指導をやるとか、だれかが何かをやったときに指導するとか、そういうときに非常に困るんでないかと思うんですね。そういう意味で、これはまだもう少し時間がありますので是非考え直していただいて、私は、増築計画を早期に持たれて、改善されるのがいいんでないかなというふうに考えています。それじゃ、済みません、最後の質問に移ります。特別支援教室でありますけれども、いずれも鈴蘭小学校も、木野東小学校も、20年度予算で予算措置をして、21年2月完成と。これは町長の行政報告にも、鈴蘭小学校は21年2月完成予定というふうに出ていました。そこで、20年度は今の校舎を工夫して乗り切るといいますか、やっていくということだと思うんですが、何とか20年度の予算で、1カ月でも2カ月でも3カ月でも早く校舎を増築することができないかというのが私の質問であります。その趣旨は、今も不便な思いをしているんですね。例えば木野東小学校でしたら、低学年の音楽室で特別支援教室をやっているんですね。増築することによって、教室を4学級なり6学級つくることによって、それが少しでも改善されてくるんですね。例えば鈴蘭小学校でしたら、多目的スペースで特別支援学級をやっているというふうに報告になっているんですね。私も見てきました。しかし、ブースで仕切ってあるだけですから、外の声がいっぱい聞こえてくるんですね。そして、その多目的スペースは、つくったときの目的があると思うんですね。普通学級の子供もやっぱり不便な思いをしているんですね。それを増築することによって私は改善されるんでないかというふうに考えていますので、何とか、21年2月でなくて、例えば20年中にも完成させるよとか、何かそういう補助とか、議会との関係でいろいろあると思うんですが、是非、決意をお伺いさせていただければというふうに思います。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
今お話がありましたように、単費じゃないものですから、補助金の絡みがあります。補助内示がないと着工できないという、そういう問題があります。できるだけお話のように早く対応していきたいと、このように思っております。御理解いただきたいと思います。
質問 2番 榎本基
私は、皆さんの仕事が遅いとか、怠けているとかということは一切考えていません。できるだけ早くやろうと努力しているというふうに思いますが、学校は毎日、子供が来ています。毎日、子供が来ていますから、油が10円高くなったから、きょうは燃料を抑えて、寒い中で勉強してくれということを言えるものではありません。毎日、学校に来ていて、少しでも、20年度予算を早く使って、早く完成してやることが、そういう子供たちの不便さを解消する私は道だというふうに思っています。そこで、是非、補助金の申請を含めて、国、行政機関に早く働きかけて、早くその結果ができるようにしてほしいと思いますし、もし、私は、議会の議決が校舎建築のために必要であるんであれば、定例会を待つことなく臨時会を招集して、やっぱりその議決だけを行う臨時会を招集してでも早く解決するのがいいんでないかというふうに考えています。変なことを言いますけれども、音更町議会は国会と違って、1日開いたら何千万、何億かかる議会ではないと思うんですね。ここの電気代ぐらいで済むんでないかと思いますので、是非そういう措置も含めて、早く、21年2月と言わず、早く校舎ができ上るように要望をして、要請をして、質問を終わりたいというふうに思います。以上であります。