音更町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月25日
母子通園センターの現状と課題について
2007年9月25日、音更町議会の一般質問で、大野晴美議員が「母子通園センターの現状と課題について」質問し、町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、福祉課長 和田裕二が答弁しました。
- 質問者
- 大野晴美 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、福祉課長 和田裕二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 大野晴美
それでは通告に従い、母子通園センターの現状と課題について、一問一答方式で質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。音更町の次世代育成支援対策行動計画では、障害児施策の充実として、妊婦や乳幼児期の健康診断等の充実を図って、身体面の発育不良、視聴覚障害、精神運動発達遅滞などの早期療育に努め、発見された児童に対し、障害に応じた専門機関のサポートを受けながら、適切な医療と指導が行われるよう、支援体制を充実しますとなっております。さらに、地域で安心して生活できるよう、母子通園センターやことばの教室での療育訓練と保護者に対しての指導相談を行い、保護者の育児不安の解消に努めますとなっております。そこでまずお伺いしますが、1点目として、音更町母子通園センター条例の事業には、センターは障害を持つ児童、または発達におくれがある児童等の早期療育を行うため、次の事業を行う。1、療育相談及び情報提供に関する事業、2、障害者自立支援法に規定する児童デイサービス、3、前2項に掲げるもののほか、町長が必要と認める事業となっておりますが、センターでの早期療育のための個別・集団療育指導の体制、社会生活への適応訓練の現状、内容についてお伺いいたします。次に、2点目です。発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群、その他広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現するものとして、政令で定めるものであり、人口に占める割合が高いにもかかわらず、従来法制度がなく、制度の谷間になっておりましたが、発達障害の提起と法的な位置づけの確立、乳幼児期から成人までの地域における一貫した支援の促進、専門家の確保と関係者の緊密な連携の確保、子育てに対する国民の不安の軽減を目的に、平成17年4月1日より発達障害者支援法として施行されております。本町においては、道の子供発達支援事業にのっとり、母子通園センターが市町村発達支援センターの指定となっておりますが、子供の療育支援、家族支援や地域の体制づくりなどにセンターとしてどのような機能を有しているのか。その現状についてお伺いします。3点目です。母子通園センターにかかる人件費を含む経費の総額、歳入の総額をお伺いいたします。以上3点、よろしくお願いいたします。3点目のもう一度。母子センターに関する人件費を含む運営経費の総額、歳入の総額をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
母子通園センターの現状と課題についての御質問にお答えをさせていただきます。初めに、本町の母子通園センターの療育体制、日常社会生活への対応訓練の現状、及び発達支援センターとしての機能の現状について、関連がありますので一括してお答えをさせていただきます。母子通園センターは障害のある児童または発達におくれのある児童等の早期療育を目的に、療育相談及び情報提供に関する事業、障害者自立支援法に規定する児童デイサービス事業を行う施設として、町が開設をしております。現在の利用数は、幼児が21人、学齢児童が21人の計42人で、うち1人は士幌町からの利用児童であります。児童デイサービス事業は、御質問にありますとおり、障害児が日常生活における基本動作を習得し、集団生活に適応することができるよう、障害児の身体及び発達の状況並びに置かれている環境に応じて適切かつ効果的な指導訓練を行うこととされております。デイサービス事業に従事する職員は、心理学等を修めた大学卒業者、小学校・中学校・高校の教員資格を持っている人及び児童福祉についての相当程度の学識と経験が認められる人など、指導員資格を有する者、または保育士資格を有する者で、その人数は障害児の数が10人まで2名以上、障害児の数が10人を超えて5人またはその端数を増すごとに1名を加えて得た数以上とされ、加えて専任かつ常勤のサービス管理者の配置が定められております。また、母子通園センターは、発達障害者支援法に定められている自閉症、広汎性発達障害、学習障害など、発達障害のある児童の早期発見及びその支援を目的とした道指定の発達支援センターの役割も担っているところであります。この業務を行うため、母子通園センターには、現在、今年度から新設した園長を初め、保育士資格を有する4名の常勤職員を配置しており、このうち1名についてはサービス管理責任者資格を有しております。児童デイサービス事業の実施については、対象日が土曜日、日曜日及び休日を除く毎日で、開所時間は午前8時45分から午後5時30分までの実質8時間で、療育時間は午前の部2回を児童、幼児、午後の部を2回を学齢児童の療育時間に充て、それぞれ1回の療育時間を1時間30分としております。1日の平均利用者数はおおむね6人となっているところであります。療育活動の方針としては、障害の種類や程度、個性、生活環境を観察して、それぞれの障害の状況に応じて、個別療育を中心に、反復訓練を続けながら、基本的な生活動作の体得ができるよう、また職員と障害児との共同作業または各種の行事活動を通して集団生活を体験、指導訓練ができる場面も提供するなどして、個々の発育、発達の進度は違えども、それぞれ子供なりに障害を乗り越えて伸びようとする力を援助する活動を行っております。また、療育活動は、親、家庭の理解、協力が欠かせないことから、保護者の方々にも子供の療育活動に一緒に参加をお願いし、療育活動の目標や、その指導訓練方針などについて共通理解を高めていくとともに、これら療育に関する相談にも応じております。発達支援センターの活動としては、早期発見、早期療育に結びつける観点から、乳幼児健診や保育園、学校などとの関係を大切にし、児童の発達にかかわる情報の収集に努め、さらには児童相談所とも連携を密にしております。これら収集した情報については、医師や保健師、保育士、教員、ことばの教室の指導員らで構成するケース会議を置いて、その子の状態や必要に応じては療育方針なども協議し、気になる児童または支援児童にかかわる情報の共有化を図り、障害児がそれぞれの生活環境のもとにおいて療育活動が有機的に効果的に提供されるよう、関係機関の調整に努めております。なお、母子通園センターで指導支援に当たる職員については、その職務の重要性を認識して、療育活動に関する知識、技法などを習得するため、北海道乳幼児療養研究会を初め、十勝療育研究会、障害者ケアマネジメント従事者研修会、発達検査講習、相談支援従事者研修などに参加させております。また、十勝子供発達支援協議会から、これまで年12回の派遣を受けていた発達支援専門員について、今年度は派遣回数を年24回に拡大したほか、本年度も道立施設専門支援事業で、作業療法士及び心理士の派遣を受けて、それぞれ専門的立場から療育活動や相談が受けられる環境づくりを行う一方、職員としても、これらの活動を身近で見て聞いて、ともに体験し、その場で指導や助言を受けられる研修の機会としてとらえて、適切な母子通園センター業務が実施できるよう努めております。最後に、現在の人件費を含む経費の総額、歳入の総額についてでありますが、母子通園センターの運営費に関する平成19年度歳出の総額は、人件費が約2,928万円、消耗品費や旅費などの経費が110万円の、合計3,038万円の見込みに対して、歳入では母子通園センター構成町負担金が約40万円、児童デイサービス手数料が500万円、子供発達支援事業補助金が66万円の合計660万円を見込んでおります。660万円の……、合計606万円。失礼しました。以上、答弁とさせていただきます。
質問 5番 大野晴美
ただいま町長より一定の御答弁をいただきました。改めて最後のトリとして、ひよことして大トリにお伺いいたします。質問させていただきます。さて、今回は、私はこの質問に当たって、利用者などの了解を得ながら、利用者等ですね、本町の母子通園センター内で約1時間半、児童デイサービスの個別療育の調査を、また利用者からの聞き取り、さらには他事業所2カ所の調査をさせていただきました。そこで感想も含めて、率直な見解を申し上げたいと思います。まず1点目に関して、現在母子通園センターでの療育を受けている児童数は、先ほどの答弁で42名とお聞きしました。最大1日20名定員になっています。児童デイサービスの最大収容人数として、音更町の母子通園センターは20名となっているはずなんですけれども、個別療育を中心に、1日6名の利用があると、今伺いました。私はもうちょっと利用者の1日の利用人数が多いのかなと。12名ぐらいの療育を行っているのかなと考えているものですから、6名と聞いて、ああ、半分の利用者しか見ていただけないのかな、療育を受けることができないのかなと、率直に今感じております。この療育を受けられている子供たちは、2歳から小学校6年生までの幼児から児童です。ですよね。人数が1日6名として、月1人1回の利用も満たないような通園利用になる場合の子もあるのかなというふうに、今思っております。そこで、児童デイサービスの事業内容の核に、療育目標を設定した個別プログラム、個別支援計画の策定及び評価があります。個別支援計画は画一的なものではなく、利用者の障害や能力、意欲、生活環境等に応じて個別に目標を立て、その目標の実現に向けた訓練内容や活動内容を設定する必要があります。そのためには、利用者の現状把握、アセスメント、これがすごく重大な要素となってくると思います。また、評価のポイントとし、目標を達成するためには、適切にサービスが提供されているか。個別支援計画に基づくサービスの提供方法が職員に周知され、統一的な対応ができる体制が整っているか。利用者にサービスを提供するに当たり、その目的や内容について、利用者にわかりやすく説明したり話し合うために、個々の利用者の障害に応じたコミュニケーションの工夫をしているか。また、目標を達成するために、一定期間ごとにサービスの効果を測定し、必要に応じて内容を見直しているか等、複雑な発達障害に、より専門的な知識、経験が必要とされています。本町の母子通園センターでの個別支援計画での内容において、その中の子供の状態を把握する資料の一部に、発達指数を求める検査がありました。新盤形式発達検査を基本としているようですが、日常社会生活訓練を、それをもとに療育を行うためには、S-M発達検査、生活能力検査といいます──も必要ではないかと考えます。ほかの事業所に回らせていただいたとき、ある同じ児童デイサービスの事業所なんですけれども、そこでは、やはりK式発達検査、これは知能検査です。知能検査と、生活能力検査、これを同時に行って、それをもとにアセスメントをきちんと把握して、療育体制のプログラムを立てていました。また、広汎性発達障害の早期療育という観点から、さらにこれから行う療育、課題の内容や流れを、本人にカードを使用し、確認、行動というように、本人の混乱を避けるための手法、これをティーチプログラムといいます──を初め、PECS、ABA、行動療法などを療育に取り入れる時期に来ているのではないかと考えます。現在、保護者は母子通園センターが始まった当時とは異なり、専門書、テレビ、インターネット、病院の児童外来等で療育に関する情報を集めることができます。ですから、より高い、より専門性の高い相談窓口を、母子通園センターを求めているのではないかと考えますが、町の考えをお尋ねいたします。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
今、議員さんの方からおっしゃられました内容につきましては、利用者の方々の声も伺っております。今おっしゃられた専門性を求めておられるということは、要望書等もいただいておりますし、懇談会もさせていただいて、そういうお話をいただいているところでございます。検査の話がありましたけれども、検査をできる、今の指導員の方は検査できる人がいないということでありまして、発達支援専門員の方に委託をいたしまして、昨年12回来ていただいて、その12回の中で、可能な限りいろいろと指導をいただいたり、検査をしていただいたり、療育をしていただいたり、いろいろなそのような形で12回、委託料をお支払いして来ていただくということにしておりましたが、本年、その支援専門員の方にお願いをいたしまして、年間24回来ていただくというようなことで契約をさせていただいております。そのようなことで、できるだけ通園センターの職員をカバーできるような形で、専門員の方に来ていただくような努力を、今しているところでございます。また、この全道の療育の支援の関係から、道の施設の方からも、年1回、作業療法士だとか言語の専門家とか、心理士などにも来ていただくというようなことで、今の指導員で足りない部分につきましては、そういうような対応をしているところでございます。それで、専門員の今後の取り組みの中で、今現在取り組める範疇といたしましては、発達支援専門員の方が、やはりほかの町にも要請があるというようなことで、今24回、音更に来ていただくのが限度というような状況にあるというふうに聞いております。そのようなことから、これ以上の形のものを求めていくとすれば、本町独自で、その専門員を雇っていかなきゃならない部分かなと。こんなような対応をしていかなければ、今の現状からさらによくするとすれば、そういう方法ではないのかなというふうな感じは持っているところでございます。そのようなことで、今後の対応につきましては、別な方法で考えざるを得ないのかなと。これ以上のことで、さらに療育の指導の精度といいますか、高めていくとすれば、別な方法を考えていかなきゃならないのかなと、こんなふうに思っているところでございます。
質問 5番 大野晴美
今部長がおっしゃったのは、多分発達支援専門員という方を年24回、町の方で来ていただいて、母子通園センターで要するに指導とか、専門性のアプローチを子供たちが受けているということですよね。それは、これは母子通園センターの児童デイサービスというよりは、市町村発達支援センターにおける専門職の派遣の方とは違うんでしょうか。そちらの方の比重が高いんじゃないのかなと、私はちょっと疑問に思ったんですけれども、もし違っていたら申しわけありませんけれども。というのは、母子通園センターは児童デイサービスに登録している、児童デイサービスの契約をしている子供たちだけを扱うのが、まず一つの事業所であり、もう一つの市町村発達支援センターの方は、全ての障害のある18歳未満の子供たちの支援体制、療育体制をしなければならないという位置づけが、支援センターの機能の位置づけがされていると思うんですけれども、その中で専門職の文言が出てくるのではないかと思いますけれども、違いましたら済みません、もう一度お願いいたします。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
発達支援専門員の方々にお願いをしている内容でございますけれども、12回、18年度で12回来ていただいておりますけれども、小学生が5人、それから幼児の方が3人、それから小学校に2回、保育園に2回ということで、発達支援の方にそのようなことで対応をしていただいております。それから、ことし19年の24回におきましては、小学生が5人、幼児が10人、小学校2回、保育園5回、そのほか学習等で2回というような、24回の来ていただく内容の計画を立てておりますので、デイサービス、それからセンター業務、両方やっていただいているというふうに理解をしているところでございます。それで、発達支援専門員の方につきましては、発達検査をしてもらって、検査結果によりまして、評価と今後の対応、それから保護者、それから所属する保育園、学校等の所属担当者、母子職員に対しまして指導していただくというような内容となっております。
質問 5番 大野晴美
両方のサービスというか、発達支援専門員の方に専門性のアドバイスを受けているということで、一応納得いたしますけれども、年24回。今、デイサービス事業に関して、利用者が41名から2名、1人士幌町の方が入っていらっしゃるということですけれども、年24回しか専門の方がいらっしゃらなくて、40名近い児童、そのほかに発達支援センターとしての位置づけもありますから、母子通園のデイサービス事業に通っていない人たちのサポートもあると思うんですけれども、その辺のところは話が両方ともつながっておりますので、母子通園センター、発達支援センターという、分けないで、ちょっと質問させていただきたいんですけれども、まず発達支援センターにかかわっているというか、発達支援センターとして利用されている人たちの人数が把握されているんでしたらば、教えていただきたいんですけれども。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
先ほど申し上げましたように、発達支援専門員の方につきましては、全員にその支援専門員の方が療育にかかわっていただくということは、今の回数でいくと無理な回数、まず無理だということでございます。先ほど言った人数、昨年で言えば8人ですか、今年で15人というようなことでございます。そのようなことから、何とか支援員を回数をふやしたいなというふうに思っておりますけれども、先ほど申し上げましたように、支援員の方も、ほかの町の方にも依頼があってというようなこともありますし、それぞれ支援員の方も全て回るということではなくて、自分のところの事業所の時間を割いていただくというようなことでございますので、これ以上の依頼をすることは無理だというような状況でございます。なお、センターの、ちょっと人数につきましては、今、ちょっと確認をしますので、後ほど……済みません、ちょっと資料持ち合わせておりませんで、大変申しわけございませんが。
答弁 福祉課長 和田裕二(福祉課長は2007年9月まで)
まことに申しわけございません、確かに当センターを利用していない児童につきましても、実は後半町長の説明がありましたとおり、ケース会議というのを行っております。ケース会議といいますのは、町の嘱託員、保健師、保育士、それから言葉の教室の先生、必要に応じては学校の先生というような形でメンバーを構成して、それぞれの機関の中で、通ってはいないんだけれども、この子、少し発達におくれがあるんではないかなという気になる子がおられます。そういう子供さんを実際に嘱託員、それから保健師が、実際にそこに行ってその子を観察して、帰ってきて、その子がどういう状態であるかというのをみんなで相談をしまして、直ちにその保護者の方に、ここに通いなさいということは、なかなか受け入れという、保護者がそのことを受けとめるというような時間もかかりますので、すぐにはできないものの、それぞれの機関の中で、もっと慎重な配慮のもとで、子供の成長を見ていくというようなことを繰り返しております。ただ、そのときに、実際に支援している子供さんも一緒に見ていきますので、ケース会議におきましては年7回程度、大体1カ月半に1回程度、1回に6人ぐらい行うわけですけれども、そういう中に含まっております。その実際に通っていない子供さんを何人見たかということは、今ここで統計をとっておりませんので、センターの方でチェックをかければ人数はつかめるかなと思いますけれども、私が出る限りにおいては、1名がいるかいないかというような関係になっております。ただ、学校につきましては、なかなかこちらの方から出かけるというのが難しいものですから、学校の方から依頼のあったときに、こちらの方から行くというような形で、気になる子の対応は行っているところであります。そういうことで、まことに申しわけございません、今回、その気になる子の数は手元で資料化しておりませんので、御答弁できないことをおわび申し上げます。
質問 5番 大野晴美
私は、人数が知りたいのではなくて、いや、一応簡単というか、どのぐらいいるのかなという部分もありましたけれども、発達支援センター、市町村の。発達支援センターが担当する、要するに利用できる、対象とする子供たちというか、その子供たちは母子通園センターに通っていなくても対象児となる。それの年齢が18歳未満です。ということは、本町におけるほかの事業所を使っていらっしゃる子供たちや就学されている子供たち、養護高等学校に通っている子供たちも、相談できる場なんだと、母子通園センターは。私だけの考えかもしれませんけれども、より多くの保護者の方々が、母子通園センターは小学校6年生までの機関だと思っていらっしゃる方が多いと思います。それが、母子通園センターはそうであるかもしれません、児童デイサービスを中心に行っていますから。ただ、市町村発達支援センターとしての機能もあるということがわかれば、本来は数多くの親御さんがそこに相談支援求めて、出向く場ではないかと思うんですよね。道は、発達のおくれ、または障害のある子供及びその家族が必要な療育、相談等を受けられるよう、地域において発達支援を行う体制を推進するとし、本事業の実施主体は親子にとって最も身近な市町村としています。また、発達障害者支援法では、発達障害者の、障害児の、早期の発達支援は市町村の責務とされていますが、責務とされているんですよ。ですから、その体制、体制がまだでき上がっていなければ、せめて認識として、どのぐらい外部の、外部というか児童デイサービスを利用していない子供たちが、どの程度使える、気軽に使える、親御さんが気軽に相談かけられる場になっているかの実態を、ちょっとお尋ねしてみたかった部分があります。そこで、今も私、お話しさせていただいたんですけれども、この発達支援センターの位置づけ、これを障害児の保護者に十分周知させるために、どのようなことを音更町として行ってきたのか。私だけが知らなかった問題なのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
先ほど、ケース会議もありましたけれども、確かに18歳未満の方を発達支援センターの事業支援の対象者ということでございます。それで、この今、母子通園センターで行っております児童デイ等、それから発達支援センターの機能、両方持っておりますけれども、正直申し上げまして、児童デイの方にウエートがかかっていて、発達支援センターの方のところに、なかなかウエートをかけられないという部分が、実はあります。ですから、今、18歳未満で中学生とか高校生の方々の部分、そういったことの対応というのは、少しおくれているかなというようなことは、率直にそういうふうに思います。大体の町村におきましては、ことばの教室であるとか母子通園センターの方に発達支援センターというものをかぶせてお願いしているというようなのが実態のように聞いておりますけれども、それらのことにつきましても、この発達支援センターの運営を今後さらに充実させていくためにはどうしたらいいのかというようなところと、それから、今周知というお話いただきましたけれども、そういったものも含めまして、これからどういったことができるのか、どういう体制をとらなきゃならないのか。その辺のところは課題としてとらえているところでございますので、御理解をいただきたいなというように思います。
質問 5番 大野晴美
部長のおっしゃる内容、何となくわかります。この事業自体が、物すごく大きなものというか、これができ上がることにより、本当、保護者というか親、それから子供の将来に向けた、少しでも穏やかな成長のために、保護者が相談をしに行ったり、療育の専門的な療育を求めてきたりという、その基本になる核が今、母子通園センターとして求められていると思うんですけれども、私は最後に、そのためにも、より専門性、それからより積極的に周知させる行動が、最も必要なことだと思います。母子通園センターの専門性は、今現状は、4人の保育士さんが担当なさっているという形ですよね。経費の総額をお伺いしましたところ、3千万円、約3千万円。児童デイサービスとか助成金の収入というんですか、歳入の部分が606万円、約2千万円ぐらい、2,300万ぐらいですか、ぐらいの町持ち出しの部分があると思うんですけれども、この部分、もっと専門性の高い、親が望んでいる、この地域における障害のある子供と家族への適切な支援機能をより高めていくという観点から、効率性とか専門性、利用者の真の信頼にこたえるための体制のあり方に向けて、今後、民間ノウハウを導入するなど、思い切って新たな施策転換を検討することも考えなければいけないのではないかと。それでなければ、年24回だけの専門職のみの対応で、十分な療育体制、指導も受けられない。早期療育とは、どこの文面にも書いてありますけれども、本来の意味の、真の意味の早期療育にはならないのではないか。この2,400万という町独自の持ち出しの部分を考えましても、十分民間ノウハウを導入することができるのではないかなと考えますけれども、町長の見解をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
先ほどからお話を聞かさせていただきました。いろいろと私もそういう保護者の方等にも含めて、お会いしたことが何回かある。その当時を思い出していたといいますか、決して夢を見ていたわけではございませんけれども、やはり前からお話聞いておりますように、小さな子供さん、特に学童という間は、まあ何とかそういう施設があるけれども、大きくなるにしたがって、そういう施設が一つもないというのが、現状かなと。それらをどう対応していくということになりますと、前から申し上げておりますように、その障害の程度がそれぞれ子供さんごとによって違ってくるというようなことから、非常にこの取り扱いについて、その対象をどうとらえていくのか。そういう点は非常に難しい。特に大野議員は、その道のキャリアが十分ありますから、今お話のように、今すぐというわけにはいきませんけれども、そういう施設等も考えながら、そういう施設もやはり音更の中で一つお預かりをする、そういう施設がないものかというようなことも、よく担当の者とお話をさせていただいております。今すぐというようなことになりませんけれども、そういう関心そのものを、私も持っておりますので、その辺、専門的な立場で指導し、今以上のものを考えるのか、あるいはあわせ持って何かを改善していくべきなのか、その辺の御意見もあるやにお伺いをいたしますので、その辺をお聞かせいただいた上で、よく担当とも詰めてまいりたい、そのように存じます。
質問 5番 大野晴美
ありがとうございます。なぜ私から、今、民間にというお話をさせていただいたかといいますと、民間と行政機関では何が違うのかなって、私なりに考えさせていただきました。民間は、子供に対する支援を、より専門的に行っていかなければ、その専門的に行うということは、将来を見据えて、専門的にサービス、成長するためのを見越して、サービスを提供していかなければならないので、常にスタッフというか指導者自体が、常時勉強していきます。勉強していくというか、常時情報の集約とか解釈とか、新たな情報の、療育方法の検索等に知識をつける努力をします。もちろん、音更町の保母さんたちがそのようなことをしないということではなくて、基本になる研修は受けていらっしゃいますし、一生懸命やっていらっしゃるとは思いますけれども、ただ、この発達支援センターというのは、余りにも専門的知識が必要な事業であり、そしてこれが私たちの子供と言ったら、ちょっと語弊ありますけれども、この町内にいる障害を持っていらっしゃる、またはその危険のある子供たちの早期療育にとっては、とても大切なシステムだと思うんです。ですから、このためにもよいサービスやよい療育方法を見つけていかなければ、自分の事業所が、お客さんが来てくれないというんじゃありませんけれども、つぶれてしまうような危機感を持った経営をしている民間に移行されて、よいサービス、親の望むサービス提供はできないのかなと。そういうことも考えていただきたいなと思いまして、それを願いましてというか、お願いしながら、質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。