音更町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月20日
小規模特認校の指定校拡大への考えは
2007年9月20日、音更町議会の一般質問で、長沢広茂議員が「小規模特認校の指定校拡大への考えは」について質問し、教育長 赤間義章、教育部長 宮下悦二が答弁しました。
- 質問者
- 長沢広茂 議員
- 答弁者
- 教育長 赤間義章、教育部長 宮下悦二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 12番 長沢広茂
通告に従いまして、一括方式で質問をさせていただきます。小規模特認校の指定校拡大への考えは。今年4月から昭和小学校で導入された「小規模特認校制度」は、自然環境に恵まれた中で豊かな人間性を培い、明るく伸び伸びとした教育を目的としており、募集により3名の転入枠が認められております。音更町の人口は4万4千人を超え、特に新たに開発された市街化地域においては、順調な人口の伸びが見られており、当該地域における学校では、教室の増築も行われております。一方、農村地域においては、児童数が年々減少している状況の中、大半が小学校を中心に地域活動を行っている実態にあり、また、今後とも本町の基幹産業である農業をより発展させていくためにも、農業後継者が安心して子供の教育のできる環境づくりが何よりも大切であり、抜本的な対策が強く望まれます。幸い本町においては、どの小規模校を見ても、校舎はもとより、その他の施設も充実しており、また、自然環境や交通の便からも条件が整っているものと思われます。市街地の人口が増加している本町の環境を最大限に生かし、市街地と農村地域の教育を通じた交流、さらには町の財産を有効活用するためにも、今後とも本制度に積極的に取り組むとともに、早急に小規模特認校の指定校拡大を図る必要があると考えますが、次の点についてお伺いいたします。(1)本町農村地域における小学校の5年前、現在、将来5年先までの児童数の推移は。2つ目、昭和小学校における小規模特認校制度がスタートして約6カ月が過ぎようとしていますが、その効果と課題は。3番目、効果的な教育を行うための学級児童数または総児童数は最低何名が理想と考えているか。4番目、募集要項の中で、通学は保護者の責任においてということですが、制度を利用できない大きな要因として、通学の問題があると思われます。スクールバスを運行し、小規模特認校の指定校を拡大するお考えはないか。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
小規模特認校の指定拡大についての御質問にお答えいたします。初めに、本町の農村地域における小学校の5年前と現在及び将来の5年先を見通した児童数の推移でありますが、現在、複式教育を行っている西中音更小学校、東中音更小学校、南中音更、東士狩、豊田、東士幌、昭和小学校の7校を合わせた5月1日現在の合計児童数は、5年前の平成14年度が161名、今年度が134名で、この5年間に26名の減となっております。また、今後5年間の推移につきましては、各学校の通学区域内に現在、住民登録をされているお子さんの数値により推計をいたしますと、平成20年度が136名、21年度が137名、22年度が150名、23年度が143名、そして、5年後の平成24年度は135名で、いずれの年度においても、今年度に比べて若干、児童数がふえる推計となっております。ただ、学校によっては多少のばらつきがありますので、比較的変動の大きな学校の状況を申し上げますと、東士狩小学校については、現在の27名が5年後には40名で、13名の増が見込まれております。また、豊田小学校については、現在の24名が5年後には12名で、半減する推計となっておりますが、その翌年には1名増の13名になるということが見込まれております。次に、2点目の昭和小学校に小規模特認校制度を取り入れたことによる効果と課題についてでありますが、特認児童の受け入れを開始してから、まだ6カ月の状況にありますので、その効果を十分に検証するには至っておりませんが、現時点での受けとめ方としては、特認校制度の導入によって、1年生1名と2年生2名の合わせて3名が通学区域外から転入したことにより、1年生と2年生については、複式の学級編制に移行しなければならない状況が回避されまして、それぞれ単独学級を維持することができましたので、学年に応じたきめ細かな授業や学級運営が可能となっております。また、生活環境の異なる児童の転入は、子供たちによい刺激となっており、学習面においては多様な意見がふえるなど、学校全体に活気が増しているようであります。在校の児童からは、「新しい友達がふえて、にぎやかになった」ことや、「人数がふえてうれしい」といった声が聞かれておりますし、転入した特認児童からは、「勉強がよくできるようになった」、そういったことや、「学校が楽しい」といった感想が聞かれておりますので、今のところ順調に経過しているものと思っております。また、地域の方々や在校児童の保護者は、子供たちがふえたことに好感を持っているようで、特に運動会では、「にぎやかになってよかった」と、こういった感想が聞かれております。ただ、特認児童の保護者につきましては、転入後、まだ日が浅いことや、職業等の違いなどから、中には、地域との交流に戸惑っている方がおられるようでありますし、また、学習面においても、特認校に寄せる特別の思いや期待がありますので、それらの様子を今しばらくはしっかりと見守っていく必要があると考えております。いずれにいたしましても、学校現場で直接、子供たちの教育に携わっている先生方を初め、保護者や地域の方々など、今後も状況をお伺いしながら、制度導入の効果や課題等を整理してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の効果的な教育を行うための学級児童数または総児童数は最低何名が理想と考えているかとのことでありますが、具体的な児童数を申し上げることは非常に困難と考えております。ただ、子供たちに良好な教育環境を提供するためには、教育活動において、豊かな人間関係の構築や多様な集団の形成を目指す学級編制ができること。これら多様な考え方を持つ子供たちが出会い、協調性や社会性をはぐくみながら、望ましい人間関係を築けること。教員の協力的指導や、習熟の程度に応じた指導など、個に応じた指導方法や指導体制の工夫ができること。さらには、文化活動やスポーツ活動での選択肢が確保できること。運動会や学校祭などの学校行事等で子供たちに活動の場面が与えられること。こうしたことなどが望ましいとされております。このような観点を踏まえて、国の学級編制基準では、普通学級の1学級当たり児童数を40名としており、また、北海道においては、少人数学級を進める考え方で、1年生と2年生で2学級以上となる場合については、1学級当たり35名としているところであります。しかし、児童数が少ない小規模校については、学年ごとの学級編制が困難なことから、複式学級の編制基準では、連続する2つの学年を合わせた2個学年の児童数が16名に満たない場合に複式学級を編制することとしており、また、1年生と2年生を合わせた2個学年については、8名に満たない場合に複式学級を編制することとされております。なお、本年7月に北海道教育委員会から示されたガイドラインでは、「公立小中学校における標準的な学校規模の考え方」として、小学校については、1学年で2学級から3学級が、また、学校全体では12学級から18学級が望ましいとされているところであります。ただ、このガイドラインは、あくまでも市町村が学校の配置を検討する際に参考となる情報の一つとして提供されたもので、この標準的な規模に合致している小学校は道内で20%にすぎない状況にありますし、また、複式学級を有する小学校については、道内全小学校の37%を占めております。なお、本町におきましては、平成6年度に東中音更小学校の改築の是非について検討した際に、「学校の整備に関する基本的な考え方」として、「改築を行うには、欠学年がなく、全児童数が12名以上を継続的に推移すること」を定めており、今もこの考え方が生きております。また、現在、北海道教育大学旭川校に委託して、「学校規模・学級規模の教育効果に関する研究」を進めておりますが、この研究は、学校規模や学級規模といった教育環境が児童生徒の学習意欲や学力に与える影響等を調査・分析するもので、年度末にはその結果が得られる予定となっております。したがいまして、今後、この研究結果を参考として、本町にとって望ましい教育環境づくりを検討してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、スクールバスを運行しての小規模特認校の指定拡大についてでありますが、現在、本町のスクールバスは、12の路線を12台の車両で運行しております。いずれの路線も、小学校や中学校の統廃合によって遠距離通学となった児童生徒を対象として送迎を行っているものであります。確かに特認校へ通学する手段としてスクールバスを運行することは、利便性が高まることになりますが、実施に当たっては増車が必要となりますし、市街地の多方面から通う子供たちに対応するには運行経路の問題もあります。また、現状においても、通学区域内の遠距離から自力で通学している児童生徒がいる中で、特認校の児童を対象としてスクールバスを運行することは難しいと考えております。なお、指定校の拡大につきましては、昭和小学校の状況を十分に把握して、制度導入の効果や課題等を整理した中で検討を進めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
再質問 12番 長沢広茂
それでは、再質問させていただきます。1番目の児童数の推移ですか。これは5年前から比べると非常に現在は減ってしまった。これから5年先は大体今の数字が続いていくのかなと。しかし、やはり問題は、その中でも特に急激に減っていくところ、こういうところがこれからはやはり、ふえるところはそんなにはない。減るところの方が実際は多いのではないかと思います。私、今回こういう農村地区の小学校について質問する経緯でありますけれども、やはり運動会ですとか学習会、それから入学式、卒業式にその御案内をいただいて、2校の小学校を見学させていただいております。非常にこの2校は環境も似ておりますし、PTA活動はもとより、地域とのつながりを非常に大切にされております。これはそこの学校ばっかりじゃなくて、町内の学校全部がそうでないかと思われます。3月の定例のときにも質問させていただきましたけれども、へき地保育所と小学校のつながりについて大変御理解をいただきました。民生部長には、早速運動会もごらんいただいて、小学校が地域活動に非常に重要な役割を果たす拠点であるということも御理解いただいたところであります。校長先生ともよくそういう関係で懇談する機会もあります。恵まれた環境でのこの小学校の将来を大切にしないと、地域活動にも影響が出てきますよというお話をされていました。5年前に初めて伺ってから、ちょうどこれで見ると年々児童数の減少を、私も自分の目で見てまいりました。農村地域においては、離農後の住宅を利活用している方、また、住宅地を購入して住んでいる方も、徐々にですけれども、多くなってきております。ということは、農業者以外の児童もたしか徐々にふえてきているのかなと思われます。しかし、現実は児童数の推移は減少に向かっていると。将来に不安を持っている、しかし、現状として何も言えないというのが児童の親の気持ちだと思うんですけれども、その辺、どういうふうに理解しているのか。まず、そういう調査はされたことがあるのか、お伺いしたいと思います。また、先ほどもお話ししましたけれども、この小規模校において、農業者と農業者以外の比率というんですか、大体でいいですけれども、児童数がわかればあわせてお願いしたいと思います。それから、2番目の質問でございますけれども、この昭和小学校の小規模特認校制度については、広報おとふけ、昨年の10月号ですね。それから、来年の募集要項についてはさきの9月号です。どちらも開いたらすぐ、2ページというトップページを使って、積極的に取り組んでいくんだなという姿勢がお伺いできるのかなと思われます。十勝管内3校目という不安の中で順調にスタートされたと。それから、学級を初め、先ほども非常に学校全体に活気が出てきたと。その中で、次年度は応募者がふえてくれることを期待しているという学校長のコメントも、この広報おとふけの中に記載されております。また、保護者のコメントもありまして、想像以上にすばらしい学校生活で満足していますと。特認転入学の仲間がふえてくれるとうれしいですというコメントも、この広報おとふけの中に記載されております。現在、全校児童数28名ですが、入学決定要項の中に、募集定員を超える場合は原則的に抽せんをしますというふうになっているんですけれども、来年の特認転入学の人数は何名程度として、また、全校児童数は何名を見込んでいるのか、その辺もお伺いしたいと思います。3番目の児童数の問題でございます。この人数については、先ほどの回答もありましたけれども、大変難しい判断なのかなと思われます。でも、やはり良好な教育のための学級編制ができる人数、これはやはり私も同じでなければならないと、同じ意見であります。多ければ多いなりの、少なければ少ないなりに、利点、難点は発生すると思いますけれども、やはりせめて球技等が、チームプレーができるような環境がやはり必要ではないかと。非常にサッカー、サッカーとか、やはり騒がれている中で、できれば3チーム程度の組み合わせができるぐらいの人数を願うところでもありますけれども、現状では、1チームはできるけど、相手がいないと。さらに、1年生から6年生まで入れても体格の差が生じて、なかなか団体競技としては不可能が現実ではないかと思われます。運動会、学習発表会のプログラムの編成等を見ても、大変苦労されているのかなと。そういうときに、やはり1学年最低六、七人の学級人数がいると、何とかそういう面も解消されるのかなと思われます。教育委員会の方は、毎年、こういうような運動会の現状を見ていると思うんですが、特にことしはどう思われたのか、その辺、感想があればお伺いしたいと思います。4番目なんですけれども、私が強く望みたい、スクールバスを運行してでも小規模の特認校の指定校を拡大できないかということであります。その募集要項の中で、非常に小規模校のよい面がたくさん、この広報の中でも記載もしてありますし、私もそのとおりであると思います。でも、この制度をもっと多くの方に利用を促す。先ほども実際の父兄の方、学校長の話を言うように、やっぱりもっとふえてほしいと、来てほしいという希望をかなえるためには、私は、この通学方法にやはり何か解決策がないのかということを強く感じるところであります。保護者の責任でと要項には書いてありますけど、すなわち登校・下校は送り迎えしてくださいと。利用したいけども、利用できない要因の一つに、要因といってもかなり大きな要因に私はなると思います。私は、1校だけにスクールバスを運行する、これは大変、先ほども教育長がお話、これは大変な僕は難題であると思います。そこで、指定校を拡大することによる効率あるバス運行が可能にならないかというところで、例えばのお話をさせていただいて、他の地域のことを言うと余計なお世話と言われますので、私は川東、昭和小学校も含めて、例えば3小学校を具体例としてお話しさせていただきたいんですけど、まず、バス路線を決めていただくことが必要ではないかと。特に児童数がふえている市街地よりの路線を優先する方策も一つはあるんではないかと。先ほども非常に学校の増築ですとか、今大変ではないかと。そういう地域を一つの優先的な方策もあると思われます。具体的に地名をもってちょっとお話ししてみたいんですけれども、例えば宝来、ひびき野を優先した場合に、ひびき野東2丁目からちょっと調べてみました。昭和小学校まで、例えば車の速度を最高速度50キロで走った場合、50キロ以下ということですよね、走った場合に時間は11分で行けます。ひびき野東2丁目から昭和小学校まで、距離は8.3キロありました。さらに、そこから昭和小学校から東士幌小学校まで、これも50キロ以内で走ってみました、最高速度。10キロ、20キロもありますけれども。ここまで9分、距離で7.2キロありました。それからさらに、私は3校話していますので、東士幌小学校から豊田小学校まで。これは7分30秒、距離で6.2キロあります。すなわち、ひびき野東2丁目より豊田小学校まで27分30秒で行けると。これもゆっくり走ってですので、もっと実際には25分前後で行けるのかなと。子供がもし乗りおりしても30分以内での時間が非常に可能であるのかなと。交通網が非常にいいですので、どこを走っても行けるのではないかと思われます。それでは、ひびき野東2丁目から木野東小学校までの距離をはかってみましたら2キロあります。低学年、中学年が歩いていく時間は、もう言うまでもないと思いますけれども、30分以上はかかってしまうんです。この辺を一つ、私は、今回参考にしていただければということで、1校ではスクールバスの運行は不可能であっても、もし3校であれば、登校に1回、下校に1回、1台のスクールバスで運行が可能になるのではないかと。そういうことで、もう一度この辺の教育長の御見解をお伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
それでは、私の方から、まず1点目の農業者以外の児童がふえているということで、これらになかなか農村部のそういった児童の保護者の方も物がなかなか言えないのではないか、こういった調査をしたことがあるのかというお尋ねだったと思いますけれども、これらにつきましては、ちょっと年数で記憶してございませんで申しわけございませんが、過去にそれぞれの農村部の、例えば北ブロック、あるいは南ブロック、東ブロックというような形で、それぞれの地域の方と懇談をしたという経過は、私の方も過去の状況で把握をしているところでございます。ただ、その中で、実際に今言われたことの調査ということは実際にその後はしていないという、そのときも懇談会ですので、こういった調査はしていないという状況でございます。また、それぞれの今、農村部の農家の保護者の、農業をやっている方の状況ということでございますけれども、これにつきましても、先ほど教育長の方から御答弁させていただきました複式校の7校の中で、詳細なそれぞれの職業ということは私どももつかんでございませんけれども、およその中で農業を営んでいる保護者という方の割合といたしましては、今の7校では約8割程度になるのかなと。そのほかの2割の方が農業従事者以外ということで私どもは押さえているところでもございます。2点目の募集要項の中での、定員をオーバーしたときにはそういった抽せんということでも書かせていただいてございます。それで、来年度の予想はどうなのかというお尋ねだと思います。これらの中では、やはりこの募集要項で、今申し上げました、定員を超えた場合は、教育委員会の方でこの抽せんにより決定させていただくということでございますけれども、この意味合いといたしましては、現在の学校の規模を維持していきたいということもございまして、それの募集によりまして児童数がかなり来た場合に、教室を増築しなければならないとか、いろんな問題点が出たときに、こういったことで抽せんということでうたわせていただいているというのが現状でございます。それで、どのぐらいの人数ということですけれども、今申し上げましたように、今、本年19年度に当たりましての募集ということでさせていただいてございます。これらに基づきましてどれだけの人数が来るかというのは、私どもちょっと把握をしていないところで、今9月からそれぞれの学区の、昭和小学校に学校見学会ということでお申し込みをいただいた中でやっていくということで、今、実施をさせていただいているところでございます。ちなみに来年度の昭和小学校の新1年生としては、新入学児童としては7名が今、新入学児童で上がるということで押さえているということで、大変その辺の数字的には、今申し上げました地区の住民登録されている方の人数しか押さえていないというところでございます。それから、3点目の運動会での感想ということでございますけれども、私どもも教育委員会の方でも、教育委員さんともども、それぞれの地域の方、それから、全ての小・中学校の運動会を回らせていただいてございます。こういった運動会におきまして、今言っている農村部の運動会でも回らせていただきましたけれども、感想といたしましては、やはりそれぞれの減少になっているところの学校につきましては、やはり団体競技をやる上ではちょっと寂しいのかなという思いはございますけれども、全体的では本当に地域と一体となって、地域の運動会もあわせて一緒にやっているというようなことで、かなり市街地とは違った形態での運動会ということで、私どもの感想としては、本当に地域とともどもに、ほかの市街地でもそうでありますけれども、いろんな今言っている地域運動会もあわせて一緒にやっているという、一体感ということで、肌で感じてきたところでございます。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
4点目のスクールバスの関係でございますけれども、私、先ほど答弁させていただいたわけなんですけれども、現行においても遠距離から自力で通っている方がまだたくさんおられる状況にございます。通学区域内においてもそのような状況にある中で、お気持ちはよくわかるんですが、果たしてそれがいいのかどうなのか、その辺のところは慎重に考えていかなければならないというふうに思っております。昭和小学校については、一番市街地から近い、通いやすい状況にあるということですね。条件的には整っている、通いやすいところだろうということから始めたわけですけれども、答弁させてもらったんですが、いい面もありますけれども、全てが全て順調だということにはまだ至っていない。だから、その辺のところは慎重につめていかなければならないだろうということでございます。それと、仮にバスを運行させて、先ほど言われた3校を認定するといたしましても、必ずしもそういうことになるのかどうなのか、その辺の問題もあります。それをやるとすると、今度は西側はどうなのかだとか、逆に、農村部の方が市街地へ行きたいという話になったらどうするのかとか、いろんなことが考えられますので、1つの方法としてはおっしゃる意味合いはわかりますけれども、それはやはり慎重に判断していかなければならない。特に小学校については、やはり地域の学校だというものがどこへ行ってもあります。農村部で強いということはわかりますけれども、それは市街地域においても同じことでありまして、なかなかお話のような方向に向くのかどうなのかというのもちょっと疑問かなと。そんな面もありまして、今、教育大学の方にお願いいたしまして、まさに学校なり学級規模が教育効果にどのような、傾向ですね、傾向が見られるのか、その辺のところも結果を年度内にいただくことになっておりますので、そういったものも判断材料の一つになるのかなと。それと、やはり今やっている昭和小学校を、まだ半年しか終わっていませんので、これから冬が回ってまいりますので、一回りしたときに果たしてどういうことになるのか、やっぱりその辺のところをきっちり把握した中で検討していかなければならない、そのように思っております。心配される面はわかりますけれども、先ほど申し上げたように、今の考え方の中では、今すぐどうこうというような話には全くならないだろうというような考えを私ども持っておりますので、その辺のところは御理解いただきたいというふうに思っております。以上です。
再質問 12番 長沢広茂
この問題は非常に難しい問題でもあります。すぐ結論がどうこうということにはならないですけれども、いろんな角度からこれから模索していく、また、その辺も私たち、その地域の学校を見たときに、是非そういう考え方も、違う面からまた考えていただきたいと思います。特に昭和小学校におかれましては、まだスタートして6カ月ということで、非常にその中で言われていますように、恵まれた自然環境で、自然に触れて、豊かな心とたくましい体を育てるという教育方針を大切に、しっかりした基盤ができていくように、また努力していただきたいと思います。また、私が心配しているその人数の問題は、これはいくら地域で頑張っても、子供をふやしてくれといっても、そう簡単に私の力ではできません。ただ、音更町の人口の環境から見て、やはり音更町だからできる僕は可能性があると。そして、その可能性を是非その音更町の中でできないかと。ほかの都会から連れてこようとか、そうじゃなくて。でも、例えば今回も上士幌のように全部統合になってしまうとかというような、でも、そういう町ですと、町から連れていくのは大変なことになると思うんですよね、町も少ないと。今、人口が伸びているこの音更町の環境を、より前向きな考え方で今後検討していただくことをお願いしまして終わりにします。ありがとうございました。