みんなの議会

音更町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月9日

温泉活用に見る予防医療について

2007年3月9日、音更町議会の一般質問で、久野由美議員が「温泉活用に見る予防医療について」質問し、町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、企画部長 寺山憲二が答弁しました。

質問者
久野由美 議員
答弁者
町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、企画部長 寺山憲二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 15番 久野由美

通告に従いまして、一括方式で質問いたします。温泉活用に見る予防医療について。先日の新聞報道で、平均寿命が2000年の調査より、男性が0.84歳延びて78.56歳、女性が0.92歳延びて85.52歳になったとありました。本格的な高齢化社会を迎え、高齢者医療費負担の増、更に医療保険制度自体が財政危機に陥っており、特に国保は破綻寸前の危機にあるといってよいでしょう。医療費の抑制は、国保財政の健全化にとって重要な喫緊の課題となっています。そのためには、予防医療に重点を置くべきであり、その観点から、温泉療法の推進も一つの方策と考えます。現代医学では、薬物療法や手術療法など、人為的手法を重要視する治療法が主流となっています。これは、病気の原因を取り除くことを重視した治療法です。これに対し、温泉療法は、人間が本来持っている自然治癒力を生かす自然療法です。どちらかというと、温泉療法は、健康増進型の医療であり、手術、薬物治療と比較するものではなく、補い合っていくものと言えると思います。厚生労働省の外郭団体健康体力づくり事業財団が、2000年より10カ年計画で進めている健康日本21は、全ての国民が明るく元気に生活できる社会の実現を図るため、壮年期死亡を減少させ、痴呆や寝たきりにならない状態で生活できる期間、いわゆる健康寿命を延伸させることなどを目標に、個人の力と社会の力を合わせて国民の健康づくりを総合的に推進する国民健康づくり運動です。これからの少子高齢化社会を健康で活力あるものとしていくため、単に病気の早期発見にとどまるのではなく、健康を増進し発病を予防する一次予防を重視すること。生活の質を高めることにより、実り豊かで満足できる生涯づくりを目指すことが重要となってきます。健康日本21の柱の一つとなっているものに、休養、心の健康づくりがあります。国民のストレス軽減や睡眠不足などの具体的目標を掲げ、そのための対策の一つとして、北海道医師会では温泉療法を勧めています。北海道は温泉の宝庫、健康増進のための温泉療法がますます注目され始めています。健康で長生きしていただく、元気で老後を送っていただく、本町においても病気の予防策として温泉療法が見直されるべきであると思います。この点につきましては、平成15年第3回定例議会において私が温泉療法と温泉アドバイザーについて質問させていただきましたが、これを踏まえ、次の点についてお伺いいたします。1、平成15年第3回定例会において質問した際、今後研究するとの答弁でありましたが、その後、どのような体制で研究し、どのような結果を導き出されたのか。2、北海道遺産にも指定されているモール温泉、音更町の財産でもあるモール温泉を利用した予防医療を進めるためにも、高齢者の足となるコミュニティバスを十勝川温泉に運行させるお考えはないか質問いたします。御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

温泉活用に見る予防医療に関する御質問についてお答えさせていただきます。初めに、平成15年第3回定例会で御質問いただきました以後における温泉療法の活用に関する研究体制とその結果についてでありますが、温泉を活用した健康増進に関しましては、さきの御質問にお答えいたしましたとおり、本町の場合、温泉を経営しているのが民間であることから、経営、あるいは研究成果をもとに、その後、どう展開していくのかなどを考えますと、現実的には難しい面が多いと思っており、具体的な取り組みには至っていないのが現状であります。しかしながら、温泉の活用が健康の保持、増進に効果があることは周知のとおりであり、保健事業として進めている健康教育の中で、自分の健康は自分で守るという意識づくりを進めるため、啓発活動に力を注いでいるところであります。また、温泉アドバイザー制度の導入につきましては、一昨年1月に観光協会とタイアップして、温泉療法アドバイザーを招き講演会を開催し、健康カレッジの参加者を初め、80人を超える町民の皆さんの参加をいただきました。更に、この講演会には、町の成人保健を担当する保健師と栄養士が合わせて7人参加しており、その学習の成果をもとに、地域の老人クラブの研修会や、冬季技能講習会などの機会に温泉利用の効用についていろいろとお話しさせていただいております。また、十勝川温泉には四つのホテルに5人の温泉アドバイザーの資格を有する方がおり、正しい温泉の入り方などを利用者に助言しております。更に、ホテルでは、モール温泉の紹介にあわせて体によい入浴の手順、時間、回数、症状別の入浴法を示した健康入浴読本を各客室に置いているほか、浴場へのパネル掲示、ミニ講習会などが行われております。いずれにいたしましても、近くにある温泉資源を活用し、予防医療として取り組むには、十勝川温泉旅館組合など民間サイドの連携、協力が必要でありますから、町として健康事業の充実、とりわけ健康教育の推進を図る中で一層の普及、促進に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、コミュニティバスの十勝川温泉への運行についてでありますが、コミュニティバスは町民生活の利便性を高めるため、基本的には公共バスが走っていない音更・木野市街地の住宅地と公共施設や医療機関を結ぶ循環バスとして平成12年から運行を始めたところであります。コミュニティバスの運行に当たっては、共栄コミュニティセンターを起終点に運行経路の設定や停留所の設置箇所について、市街地の行政区長を初め、老人クラブの役員の方々に御相談し、実際に試乗していただくなど、十分に協議を重ねた上で本町コース、木野コースをそれぞれ1回1時間程度を目途に決定した経緯があります。運行当初、乗車時間が長過ぎるとの御意見もありましたが、これが十勝川温泉までとなりますと、更に1時間程度延びることになり、利用者にとりまして極めて利用しづらい交通手段になるものと思われます。また、町内には十勝川温泉のほかに数カ所の温泉施設があり、これらの施設全てに対応することは、現行の運行体制では不可能であると考えております。現在、帯広・十勝川温泉に路線バスが8往復運行されておりますが、乗降客数が減少する中、これを維持するために、運行経費に対する助成を継続しており、コミュニティバスと路線バスの重複運行は避けなければならないものと考えております。こうしたことから、十勝川温泉までの運行延長は極めて難しい状況にありますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

質問 15番 久野由美

平成15年一般質問した中に、先ほど町長に答弁していただきました温泉アドバイザー的なものを取り入れられないか検討し、次期おとふけ生きいきプラン21の見直しの中で論議してまいりたいという答弁をいただいております。おとふけ生きいきプラン21の中には、そのような項目は入っておりません。そのときに、以前の民生部長の、いろいろな識者の方々と相談し、必要とあれば載せていくというお話がございました。今、町長の答弁の中には、保健師や栄養士が7人参加して温泉アドバイザーを招いての講演会が行われたという話がありまして、健康保持・増進のために、このような手法で老人ホームなどでも講演を行って徹底しているのだというお話がございました。ですが、温泉アドバイザーが実際にいるのは、先ほどおっしゃっていた民間のホテルであります。温泉アドバイザーの方々が講演するのは、一般の方々何十人、何百人を対象とした講演であると思いますが、温泉アドバイザーの活用法というのは、その個人一人ひとりが入浴に当たって、例えば今持っている病気に対してどのような入浴方法が一番いいのか、どのような食事の取り方が一番いいのかというものを、例えば入浴前、入浴後に血圧をはかる、そういう事細かなことを個人一人ひとりに対応していくのが温泉アドバイザーの仕事であって、講演会を開いて皆さんに基本的な知識を知らしめていくことについては、当然、必要なことではありますが、このように、音更町にある十勝川温泉を町民の方々が利用しないということは、温泉アドバイザーの方々の、例えばこういうふうにしたほうがいいですよという指示を受けることもできないことになるとは思われないでしょうか。利用者に助言をするのも、この十勝川温泉を利用した方々のみということになるのであれば、このような入浴方法等を一般的に講演していただいても、例えば、高齢者の方でも高血圧の方、または低血圧の方、それぞれいろいろな方がいらっしゃいます。その方々全般に、例えばいろいろな病気を重複して持っている方もいらっしゃいます。その方々一人ひとりに対応できる体制というのは、この音更町の生きいきプラン21の中には載ってはいないのですけれども、その点はどうなっているのでしょうか。過去に一般質問された議員の方々にも調査研究したいという答弁が以前にもございました。その後どうなったのかということも、この平成15年の一般質問の中でお聞きしたところ、何も実行されていない現状でありました。平成20年より後期高齢者医療制度がスタートします。被保険者にとっても、町にとっても、大きな負担となることは目に見えています。医療費が減ることは、町の財政も助かるということではないでしょうか。病院にかからなくていい、健康でいるということの意識改革、それが予防医療ではないでしょうか。音更町にある温泉という資源を利用しない手はないと思います。通院に便利なようにと運行されたコミバスではありますが、車を運転されない方々にとっては、昇降箇所が多いこと、また、料金が100円で安いこと、町民の皆さんにとってはすっかり生活の足となっていると考えます。十勝川温泉にコミバスの運行をという要望は、多分、町長の耳にも届いていることでしょう。しかし、財政面からいっても安易に受け入れられない状況も十分に理解しております。しかし、先ほども述べたように、予防医療から見た温泉活用の必要性からも、十分に考えていただきたいと思います。例えば、1週間に1日ないし2日間だけの運行とか、料金も100円ではなく200円から300円とか、どれだけの利用の要望があるのか、町内会や老人クラブの皆さんにアンケートをとって実際に声を聞いてみるとか、半年間から1年間に限定しての試し運行を行ってみるとか、また、路線も、先ほど言っていたように従来の路線バスの関係もございますが、今は十勝川温泉に行く道は1本だけではなくなりました。昇降箇所も今までどおりではなく、例えば週に1回、または2回、十勝川温泉行きという項目を見れば、昇降箇所を3カ所から4カ所と限定すれば、1時間以上かかる必要はなくなります。要は、工夫ではないでしょうか。工夫は幾らでもできるのではないかと考えます。予防医療の観点から、また、温泉を必要としているという部分では、町長も十分に理解していただけていると私も思っております。どうか、この点について、試算をしてみるお考えはないでしょうか。町長の考えをお伺いいたします。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

御質問いただきました温泉アドバイザーにつきまして、生きいきプランのほうでは載せてございませんけれども、保健事業の充実、健康教育などの推進を図っていきたいという形で、生きいきプランの中では載せていないのが現状でございます。今、議員さんからお話ございましたように、一人ひとりの対応、入浴、食事、血圧測定等、そういうアドバイザーを必要としているのではないかということでございます。前回も山形県のお話もいただいたところでございますし、また、山形県の状況等も資料を取り寄せているわけでございますけれども、山形県は県の全町村に温泉があるということ、それから、モデル事業として公営の温泉を保健事業としてどう進めたらいいかということで、三つの公設温泉を利用して保健事業のあり方について検討されたということでございます。そういった面から見ますと、十勝川温泉というのは山形県とは多少違いがあるのかなと思いますけれども、その山形の中での保健師、栄養士につきましては、個別の指導をされていると。公営の温泉施設のほうに行って相談事業を行っている。その相談事業は、入浴される方に血圧測定をしたり、入浴の仕方だとか、そういったことをされているということも聞いているわけでございます。そういったアドバイザーと、今回、町で実施いたしました一般町民に対する温泉活用の講演会というものは、多少違いはあろうかと思いますけれども、個別の十勝川温泉を会場とした予防相談事業、アドバイザー的なことを進めることについては、今のところは考えていないということでございます。それらの理由につきましては、先ほど答弁させていただいておりますように、民間の温泉旅館、観光という要素で事業を展開されている部分もございますので、なかなかそこに至るまでは難しいのではないかという考え方を持っているところでございます。医療費のお話もいただいたわけでございますけれども、全国の国民健康保険中央会では、温泉を利用した医療費を下げる方法ということで、温泉活用については非常に有効性があるということも言われてございまして、それらのことで全国の事例なども研究されているということでございます。確かに、そういったことで有効であることは間違いないと私も思っておりますけれども、これを本町の中で保健事業として、今、取り組むことについては、町民にこのような温泉活用のことを一般に周知させていただくということで進めさせていただきたいと考えているところでございます。

答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)

コミバスの十勝川温泉までの運行ということでございます。以前にも、駒場への乗り入れ、十勝川温泉への乗り入れにつきましては、いろいろと御要望のあるところでございますが、今現在、コミバスにつきましては、各木野コース、音更コース3回ずつ回っております。運転者の労働時間から考えますと、今、1人工でもってぎりぎり運転している段階でございまして、これ以上ふやすことになれば、運転手さん1日1人工では済まない形になろうかと思っております。それに加えまして、今、町長の答弁にもございましたように、十勝川温泉線の十勝バスが、今、8往復しております。18年度の赤字補てんで申し上げますと、音更町につきましては304万円の決算額となっております。前年度に比べまして200万円程度赤字補てんがふえている段階でございます。そうした中で、このコミバスを、その路線と必ずしも重複しないまでも、温泉までのお客さんを運ぶことになれば、この乗車密度がかなり下がってまいります。そうすると、音更町だけではなくて、出発点は帯広市でございますので、帯広市からの負担もふえていく形になって、帯広にもそれ相応の負担を求める形になりますので、できれば、我々としては十勝川温泉の路線バスを使っていただきたいのが本当のところでございます。議員おっしゃるように、工夫をしなければならないことは事実だろうとは思っております。以上でございます。

質問 15番 久野由美

一番最初に民生部長から御答弁いただきましたけれども、前回質問しました温泉アドバイザーの件、それから山形の関係は、私も実際に行って調べてまいりました。前回同じことを言っておりますので、重複して申し上げるつもりはございません。ですが、町民の方々にとって、温泉を利用することは、公設だからできて民間だからできないという区分を実際にする必要があるのでしょうか。利用される方が、自分が利用したい温泉施設を利用するところで、公設または民間の区別をしているのは町側のほうであって、利用される方々の自由意思だと思います。北海道遺産であるモール温泉を、音更に住む皆さんが利用しない、温泉の恩恵を受けない、これについては不自然だとは思われないでしょうか。平成15年3月、北海道保健福祉部薬務課がまとめたアンケート結果があります。温泉効用調査の実施結果報告書であります。道内の温泉がどのように利用されているのか、温泉に対するニーズは何かについて利用者から意見を聴取し、温泉利用の実態を明らかにすることを目的として、平成14年5月下旬から7月末日まで、道内の温泉53施設、それぞれに200枚のアンケート用紙を配付し、4,775人に協力をしていただいたものです。結果としては、一番最初に手ごろな料金、それから、自宅からの距離を基準に選ぶ方が多く、療養目的とされている療養者の80%が自宅近くの施設を利用しているとありました。療養者の自覚症状の改善率というのも、平均83%、特定の温泉を年に10回以上利用する療養者の自覚症状の改善率が平均86%、日帰りで温泉を利用する療養者で特定の温泉を年に10回以上利用している人の自覚症状の改善率は88%とのデータが出ております。長期療養に限らず、日帰り入浴においても継続して温泉に入浴することが、健康増進、疾病予防の一助になると期待される、また、市町村においては、保健事業に温泉を活用するなど、温泉施設が地域に密着した健康増進施設と位置づけられることを望むという結論を出しています。昨年の決算審査特別委員会で、路線バスの補助について説明がありました。今、企画部長からもおっしゃられたとおり、路線バスの維持対策補助が昨年では1,206万円、6路線から8路線にふえ、利用状況も1.6人から5.4人、そのときの答弁の中に、空気を運ぶことがないような時間帯を設定し、補助を続けていくとありました。今定例会6日の補正予算でも、路線バスの補助が計上され、1,350万円余りの予算となりました。また、平成19年度にも補助の予算が1,200万円計上されております。それとこれとは問題は別だと、路線バスとコミバスを同じテーブルで論議することは難しいとおっしゃられるかもしれませんけれども、町民の方はこの現実をどのように理解されるでしょうか。実際に、町が補助していることを知らない人が大多数なのではないでしょうか。利用者の少ない路線に対しての1千万円を超える補助、利用したい人がいる路線には計画さえないのはなぜなのか。その点について説明を求めます。決して、路線バスの打ち切りを求めているわけではありません。実際に、私も東士狩に住んでいたときには路線バスを随分と利用させていただきました。しかし、町長の行政執行方針の中に、町民の総意で策定された第4期総合計画を基本に、今日の財政状況や社会・経済情勢を勘案しながら、町民ニーズを十分に見きわめ、施策の選択と集中を図ってまいりますとありました。財政が厳しい時代だからこそ、限られた財源を有効に使うべきであり、それが付加価値として医療費の抑制に結果としてつながるのならば、むだな経費ではないと思います。先ほども言ったような町内会や老人会を中心としたアンケート調査の実施がなされないのであれば、私が個人的に行い、その結果をもって再度質問する機会を得たいと思います。まずは期間限定の試験運転から始めてみようというおつもりはないでしょうか。この点について、町長の決断を求めます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

総花的になりますけれども、ただ、コミバスだけを見れば、なぜできないのだというような言葉が返ってこようかと思います。私ども、基本的に、これだけ温泉を抱えています。木野から以北に至っては、7カ所の温泉掘削が行われている。そのほかに十勝川温泉があります。そういう中で、ほとんどが民間ということで、一部の温泉利用というわけにはいかないだろう。やはり、町、公共が一つの目的を持ってコミバスを走らせることになれば、例えば、温泉ということになれば、それらの温泉関係の方々にとっても、ある程度、経済行為として成り立つ、成り立たないがあるかもしれませんけれども、そういう考え方があるのかなと。私も実際に、たしか坂口厚生大臣がやっていたころに、十勝川温泉で温泉の利用と健康ということで誘われて、温泉に行きました。1千名近く集まっておりました。そういう中で本をいただいて、坂口厚生大臣に是非、保健として活用される温泉利用をというような要望書も出て、圧倒されるあれだけの人数がいただけに、実は私もこれが医療保険の対象になれば、これが人間が生活する上において医療費負担の一部になれば、この普及、奨励にはいい導入の仕方になるのではないか、そんな期待をしておりましたけれども、その後、どういうふうになったかわかりませんけれども、温泉活用と健康という中で、そのような感じを受けた経緯がございます。いずれにしても、私どもは、あれも、これもという行政がいっぱい、やっぱり24人の議員さんがいらっしゃれば、それぞれの思いがあると思います。その中で、何を取捨選択していかなければならないか。どうしても、単年度の中で全てができないとするならば、そういう考え方も持たざるを得ないということでございます。ですから、ひとつコミバスがということですけれども、私どもしては、やっぱり町内全般と、このコミバスの目的からいって、温泉までというと既存のバスもある、また、それらも赤字ということからすれば、音更町も自ら負担しているという、それぞれ帯広と連帯しておりますから、バスの終点から起点までの範疇に入る行政で赤字の分を負担し合うということがありますから、音更だけの勝手が許されるかというと、なかなかそうなってはいかない。今の収入を見ましても、100円いただいて年間300万円弱の使用料が入るようになっておりますけれども、これとても七、800万円の町からの持ち出しというようなことになるわけです。こういう行政を取り入れていく場合に、今おっしゃったように、健康は何と言いましても命の源でありますから、何よりも大切なものだということは十分わかりますけれども、今、非常に財政難ということで、何でも都合の悪いことは全部財政難に結びつけると誤解されがちですけれども、事実、我が町も5年間で何とか建て直しをしなければならないさなかにあるわけですから、私どもといたしましては、これらの事業には非常に関心があるところではありますけれども、今すぐということになると、これら全体の音更町の体制、流れからいって、やはり温泉だけに更に追加してこれらを走らせることは、少なくともバスと運転手さんを別に雇わなければ、今の段階の延長線ではいかないという点もあるわけでございます。いずれにしましても、これらのことについては、やはり温泉のほうの考え方もございます。アドバイザーということですけれども、これらのとらえ方もいろいろあるのかなと。それぞれ十勝川温泉としての、今、5人のアドバイザーの方々が積極的にそういう御指導をされる形もありましょうし、あるいは、別のアドバイザーの方々が温泉振興策ということで、だれかがやることもあるのかな、そんなふうに思います。今すぐこれらのことについて取り組んでやるには、もう少し時間をかけながら、あるいは財政状況を見ながら…。バスを走らせるということで、今まで要請もあります。十勝川温泉ですと、たしか65歳以上の方々の温泉無料券、1温泉2枚ということで、券はもらったけれども足がない、何とかそれを確保してほしい、こういう声があることも事実でございます。しかし、先ほども言いましたように、今、それぞれバスが走っているわけですけれども、それらが赤字の中で帯広にも負担をお願いしながら払っているということですので、終点が温泉でとまりということからすれば、なかなか単独で走ることも現段階においては難しいのかなと。ただ、これは今後いつまでもということではなしに、余り期待を持たすこともいかがなものかと思いますけれども、情勢が許せば、そういうことも今後の研究の一つになっていくと言えるのかなと思いますけれども、そんなようなことで、議員は、まず、何とか手さぐりの時点から始めてはどうだということでございます。いずれにしても、こういうものは一度始めますと引き下がりが非常に難しゅうございます。ですから、導入の段階でそれらのことについては十分考えて、だれがやるのかも考え合わせてやっていかなければならないのかなと思っております。昨日の答弁の中でも出ておりますけれども、十勝川温泉の振興、発展、こういう観点からすれば、今、御論議いただいたようなアドバイザー制度ももっと有効に観光振興策に結びつけていく、あるいは健康管理に結びつけていく、こういうこともあわせ持って考えていくのも一つの手法なのかなと。そんな意味で、温泉のほうにもそれらの声をかけてみたいと存じます。休憩(午後 0時15分)

出典:音更町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる