みんなの議会

音更町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月13日

十勝川温泉の観光振興対策について

2005年6月13日、音更町議会の一般質問で、永谷芳久議員が「十勝川温泉の観光振興対策について」質問し、町長 山口武敏が答弁しました。

質問者
永谷芳久 議員
答弁者
町長 山口武敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 16番 永谷芳久

おはようございます。発言方法につきましては、一括方式を選択させていただきます。既に通告してあります、十勝川温泉の観光振興対策について質問をいたします。十勝川温泉は、世界に2カ所しかないと言われている植物性のモール温泉、美人の湯として有名な観光地であると、地元に住んでいる者として認識しております。更には、昨年度、このモール温泉が北海道遺産に選定され、今後の観光客の入り込みにも大いに期待するところであります。また、観光客の増加に結びつけるべく、町と関係団体が一丸となり、ハナックフェスティバルを始めとする各種イベントやキャンペーンの開催、施設整備に取り組んでおります。この点につきましては、道内の主要な観光地と比べましても、十分善戦しているものと思っております。しかしながら、長引く景気の低迷による個人消費の引き締め等により、十勝川温泉の観光客の入り込み数は、平成8年度の140万人をピークに、毎年減少している傾向にあります。今後、この減少に歯どめをかけ、更に観光客の増加を期待するためには、十勝川温泉周辺を魅力ある景観とするなど、さまざまな手立てが必要と考えます。そこで、次の点についてお伺いをいたします。まず1点目、十勝川温泉の観光客の減少傾向について、現状をどのように認識しているか。また、これらの手立てについてどのように考えているか、お伺いをいたします。2点目、国道、道道からも見渡せるハナック周辺一帯を、美しい一大花畑にするなど、花をメインとした施策を展開し、観光客の誘致に結びつけてはどうか、お伺いをいたします。3番目、本町の基幹産業である農業とのかかわりの中で、花卉栽培農家の育成も含め、花による地域の景観づくりと、周辺の農業者とも連携し、地場産農産物の販売を行うなど、観光農業を推進し、十勝川温泉周辺の活性化を図るべきと考えますが、見解をお伺いいたします。よろしく御答弁のほどお願いいたします。(拍手)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

十勝川温泉の観光振興対策についてお答えをいたします。まず、十勝川温泉の観光客の減少傾向の認識と手立てについてでありますが、本町観光の入り込み客につきましては、お話のとおり、平成8年度の140万6千人をピークに、その後、バブル経済の崩壊などの影響から、年々減少傾向が続いてまいりました。しかし、昨年はエコロジーパークがオープンしたことなどにより、平成15年度を上回る、約140万人が訪れている状況にございます。しかし、宿泊客につきましては、平成8年度は68万5千人と最も多く、その後は減少しており、平成16年度では56万7千人と、ピーク時の約83%になっている状況にございます。この傾向は、本町のみならず、北海道全体がその傾向にあり、平成16年度の入り込み状況につきましては把握できておりませんが、平成15年度では前年比97%になっております。また、道東の各観光地においても同様の状況にあり、それぞれにおいて観光客誘致に苦慮している現状にございます。経済の停滞傾向が続く中、十勝川温泉PRイベントでありますハナックフェスティバルにつきましては、平成15年度から、ロングランイベントとして温泉街全体を花で飾り、町民をはじめ多くの観光客に花の温泉街を散策していただいておりますし、また、足湯、ホタル観賞会、ナイトウオッチング、白鳥まつりなど、観光協会を中心に実行委員会を組織し、四季を通じたイベントに取り組んでおります。更に、道東の各観光地や十勝観光連盟とも連携し、イベントの開催日、期日を調整するなどして、道内をはじめ道外、海外観光客誘致活動を展開しております。こうしたイベントなどを通じて、十勝川温泉をアピールすることはもちろん、観光客のニーズを的確にとらえた、継続性ある魅力的な観光地づくりが必要と考えております。次に、ハナック周辺を一大花畑にし、観光客誘致策に結びつけてはとの御質問でありますが、ハナック・十勝が丘公園につきましては、昭和55年度から10年間の歳月をかけ、補助事業を活用し、整備した都市公園であります。当時は世界一の花時計をキャッチフレーズに、また、ギネスブックにも登録し、多くの観光客に時と音と水により憩いと安らぎの場を提供し、現在も地元を初め多くの観光客の方々に広大な緑を実感していただいております。近年は、道内各市町村において、花をメインに据え、人々に安らぎ、憩いを与えるまちづくりや観光振興に活用する事例も多く見受けられます。新たな十勝川温泉への観光客誘致策として、ハナック周辺の整備や、更にハナック北側斜面を活用した花畑づくりは有効な手段の一つであると考えられますが、御承知のとおり、北側斜面一帯は私有地となっており、その一部には農地が混在している状況にあって、実施するにいたしましても、初期投資から維持管理面に至るまでの経費的な問題と、四季を通してのサービス提供を考えるとき、時間を要するものと思いますので、観光協会を初め関係団体とも十分協議を重ねていかなければならないものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、花卉栽培農家の育成と周辺農業者との連携による十勝川温泉周辺の活性化についてでありますが、現在、十勝川温泉周辺での農業者による農産物の直売や花卉の栽培は行われておりませんが、緑の中に色とりどりの花がある光景は、十勝川温泉を訪れる観光客にとっても潤いを与える手段と思われ、農業と観光が連携していくことはイメージアップにつながるものと思っております。しかし、花卉の栽培を考えた場合、栽培技術、労働力、収益性などから、近隣の農業者がなかなか取り組めない状況にあります。ただ、農業者の協力を得て、地力維持対策としての緑肥作物であるヒマワリなど、景観に配慮した取り組みなどは検討してまいりたいと考えております。特にこの花卉栽培につきましては、温泉湯などの廃湯をそのまま捨てられているというようなことの、ああいう熱を利用したものが考えられないのか、あるいは、民地であっても、借地というような形でできないのか、できれば花畑で一挙にいきたいところでありますけれども、やはり段階的に考えていくということになれば、今、緑肥作物、こういうものが農業者の皆さん方と連携し、協力し合えることができないのか、是非この面は、具体的になる、ならないは別にいたしまして、やはり観光振興策の一助として取り組んでまいりたい、そのように考えております。また、農畜産物の直売につきましては、現在、各ホテルが実施している朝市などの関連も含め、今後、農業者や関係団体との話し合いを進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、十勝川温泉は本町経済の一翼を担っているばかりではなく、十勝の観光拠点でありますので、この優位性を生かした魅力ある観光地づくりのために、各方面とのネットワーク化など、今後も引き続き観光振興に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。今、いろいろ具体的な提案をいただいたわけでありますけれども、今、私ども、やはり道東の登竜門といえば、やはり十勝川温泉と、こういうような位置づけもございますし、それには、やはり基盤整備といいますか、ようやくいろいろな計画が、道道の拡幅を初め、あるいはエコロジーパーク、こういった外的なものからの非常に魅力ある、そういう御支援もいただきながら、今取り組みをさせていただいているところでもございます。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。

質問 16番 永谷芳久

ただいま答弁をいただきました。私も温泉、ネイチャーセンターの方へ行っていろいろとお伺いをさせていただきまして、入り込み客等につきましては、平成8年度の140万6,235人、これがピークで、現在においては139万8,500人というようなことでございますけれども、非常に入り込み客につきましてはそう減っていると思うわけでありませんけれども、宿泊客につきましては、平成8年が68万5,330人、そして平成16年度が56万7,800人、このようなことで、9年間の間に1万1,800人が減少したと、こういうことでございます。正確に申しますと82.85%。年別にいたしますと、1,300人ずつ年々下がっていったというようなことになると思います。この減少について、ただいま答弁の中にありましたように、長引く経済の低迷ということが要因であるように答弁をいただきましたけれども、私も確かにその部分はあるなと、私なりにも感じておるところでございます。しかしながら、十勝川温泉につきましては、非常に環境的な問題といたしまして、ただいまお話ありました道立十勝エコロジーパークの開館、それから、大枚、6億6,600万円かけて、十勝が丘公園と、それから十勝川アクアパークという、三つの大きな公園を持って、非常に立地条件としてはいいわけであります。そしてまた、更には、近年は観光地に先駆けて足湯、ホタルの誘致など、いろいろなことを行われているし、また、四季を通じて温泉街挙げてイベントに取り組んでおられる。それから、一方では、道内はもちろん、道外においても、観光誘致の活動を展開しているとも伺っております。確かに十勝川温泉はアピールも十分努力している。それから、夏も冬も多岐に渡ってイベントも実施している。しかしながら、宿泊客が減少していくのだと。それは経済の低迷だけが原因なのか、そこだけに押しつけることになるのかなという感じをするわけであります。そういったことを踏まえた中で、私は次の提案をさせていただいたような次第であります。1問目の最後の答弁の中に、いわゆる観光客のニーズに合った、持続性のある魅力的な観光地づくりをというようなお話をされましたので、その点について、抽象的な御答弁をいただきましたけれども、具体的なもので何かお考えがあるならば、その点についてお答えをいただきたいと思います。次に、2点目でありますけれども、私は、先ほど申し上げましたように、昭和53年ごろですか、いわゆる10年かけて、いわゆる十勝が丘一帯を公園化するのに努力されまして、完成をしたわけでございまして、それが今日、約23年経過をしたわけであります。その間、いわゆる花時計を中心とした世界一の花時計、これは百年史を見ますと、読んでみたところ、米国のナイヤガラに世界一の花時計ができて、当時、たしか金子町長がカナダ旅行をされた、そのきっかけでそうなったのかなという感じもするわけでございますけれども、そして音更町の温泉地帯に花時計を、世界一のものをつくりまして、そしてギネスブックに申請し、登録されたというようなことで、非常にその当時は観光バスが列をなして、それを見たさに来られたというようなことも書いてございました。そういったようなことで、それから数十年経過いたしまして、ここで何かまたインパクトのあるものが必要でなかろうかというような感じがするわけでございます。いわゆる宿泊客の減少ということは、やっぱりその温泉街にとっては死活問題でもあるわけでありまして、そういったことも十分考え合わせなければならない。そしてまた、音更町の農業と並ぶ基幹産業といいますか、いわゆる観光も同様であろうと私も感じているわけでございます。そこで、私が、実は一昨年、東藻琴、いわゆるシバザクラを、すばらしく山いっぱいシバザクラをつくり上げたところを視察に、同僚議員4人で研修に行ってまいりまして、苦労話を聞かせていただきました。それによりますと、離農された方が一生懸命1人で、いわゆる1年に1町歩ずつシバザクラを植えていって、8年間であの山一帯、8町歩の山をシバザクラにしたというようなことで、今日のシバザクラがそういったようなことで話されておりました。それから、管理費につきましても、やはり5人のスタッフで、半年ではありますけれども、一生懸命頑張っておられて、非常に今では多くの方が来られて、年間15万から20万人が見えられるそうです。それを見ますと、非常に苦労は多いわけでございますけれども、非常にそういったうれしさを感じているというか、喜びを感じているというような話もされておりました。そういったようなことで、この温泉地帯に一大花畑をつくるといっても、1年でできるわけではありません。やはり数年の歳月を要しながら、徐々につくっていくものと私は感じてもおりますので、そういったことがここでできれば、そういったことを提案して、実現に向けていただけるならということを感じるわけでございます。また、上湧別のチューリップ等につきましても、これもいろいろと歴史を調べてみますと、非常にあの地帯は屯田兵の入植というようなことから、1戸当たり3町5反歩ぐらいの面積しかないというようなことから、いわゆる経済を、ある程度農家経済を立て直すためにチューリップをつくって、そしてひとつ販売をしてはというようなことで始めたというのがきっかけで、その間、変遷がありまして、必ずしもいい方向にばかり進んだわけでなく、途中で挫折もし、そしてオランダの方で安いチューリップの種が全世界に回ったというようなことで、全くだめになってしまったというようなことから、再度、いわゆる町が第三セクターといいますか、そういうような形でチューリップの育成というか、農家の育成ということを進めたというようなことから、今日のあのチューリップのすばらしさというのがあるのだそうでございます。そういったようなことがありまして、1年にしてそういうようなことができるわけでないということもよく理解をしていただけるものと思います。それから、今既に、事例を挙げるならば、群馬県の美里町というところがあるのですね。ここに東藻琴からシバザクラの苗を2001年に入れまして、そしてもう既に2004年に入園を許可するような状況に、約1.5ヘクタールの分をつくったそうであります。そして、もう既に8万人の方が入園されて、去年、平成15年になるのですか、16年ですね、16年には約15万人を予想しているというようなことが書かれております。それで、今まで駐車場等、道路の問題、いろいろなことが新たに心配がまた出てきたというようなことも書かれているようであります。そういったようなことで、このシバザクラ等の影響というか、それだけ大きな集客があるのかなというような感じがするわけで、できることであればそういった方向でも理解を示していただきたいものだというようなことを感じます。それから、3番目の観光農業にかかわる問題でございますけれども、これにつきましては、やはり2番目の問題と連携するわけでございますけれども、人がある程度多く集まってくることによって、そこに一つの商売といいますか、そういうものが生まれるのだと思います。そういった中で、やはりそういった花をメインとした人たちがたくさん集まってきて、そしてまたそこで屋台、あるいはいろいろなものが生まれてくる、そういったようなことにまた農家の皆さん方がかかわるといいますか、そういったことがまた雇用の創出といいますか、そういったようなことにもまたつながるわけでございます。そういったようなことで、これからのいわゆる十勝川の観光ということについて、十分理解を示した御答弁はいただいたわけでございますけれども、再度また町長から御答弁をいただきたいものだなと、そんなふうに思います。ちょっとあちこち飛びましたけれども、以上で第2回目の質問を終わらせていただきます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問、非常に経済といいますか、観光振興というようなことからすれば、100%お答えするというのは非常に難しいのかなと、そのように思います。ただ、言えることは、やはり音更町にある一画のあの十勝川温泉を更なる振興、発展させていかなければならないということについては、議員と私も気持ちは変わらないのではないかなと、そのように考えるところでもございます。いずれにしましても、音更の一つの飛び地としての市街地を形成している十勝川温泉であります。何といたしましても、やはり単なる一つの観光だけではなくして、あそこに住んでいる人方の生活条件といいますか、そういうものをやはり基本的に整備も一方でしていかなければ、あそこに人が住んでいるわけでありますから、一つの温泉市街地としての生活が成り立っていくような、やはりそういう展望を行政としては一方考えていかなければならないのかなと、そのように思っているところでもございます。今も、ようやく池田からあのトンネルを抜けて道道の拡幅、中央大橋までのとりあえず整備ということでございますけれども、できることであれば、その後ずっと北2線道路を通って、宝来のトンネルまでやはり拡幅というものも考えていく、これは生活面と観光振興策の上で両サイドから必要性があるのではないかなと、そのように思いますし、また温泉そのものも、やはりこれは無限ではございません。有限である以上、やはり何と言っても温泉そのものが枯れてしまったら十勝川温泉も干せてしまうわけでありますから、やはりそれは一つの考え方としては、やはり集中管理方式を既にとっているわけでありますけれども、やはり泉源の保護というものも考えていかなければなりませんし、また、実際には、あそこはホテル、旅館、15軒ございまして、およそそこに働く方が800人強の方々が働いているというようなことでございます。そんなようなことからいたしますと、あそこに何としてもある程度店、八百屋さんがある程度経営していくような、あるいは地元ホテルとの提携をしていけるような、そういうような一つのことも考えていかなければならないのかなと。そのためには、公営住宅なり、あるいは宅地造成なり、こういうものもやはり民間の協力を得ながら取り組んでいかなければならないのかなと、そのように思います。いずれにしましても、非常にやはり温泉の経営者の皆さん方も、また、あそこに住んでいる方々も、やはり今、全国、経済いまいち、経済だけではないでしょうけれども、やはり自ら、経済を言う前に、自分たちの温泉街として、やはり魅力あるものをつくっていく、業者そのものもやはり立ち上がるということでございますけれども、最近の姿勢を見ておりますと、非常に危機感を覚えまして、非常に何事にも単なる観光協会だ、温泉旅館組合だということだけではなくして、やはり地域を挙げて、この地域を花で飾ろうというような、そういう形が出ておりますし、単なる一過性のハナックフェスティバル、1日盛大に、いろいろなところから来ましたというようなものだけではなくして、これをある程度花の咲く期間を、ひとつ温泉街そのものを、全体を花で飾ろうと、こういう芽も出ております。非常に結構なことでございますし、行政も、やはり観光と言えば音更町の行政の柱の1本にもなるわけでありますから、これは全面的にということにはなりませんけれども、やはり側面的に、ともに十勝川温泉の振興策を考えていかなければならないというようなことでもございますし、もう一つ申し上げれば、あそこは飛び地の市街化調整区域というようなことで、何をやるについても都市計画法が妨げになっていると言っても過言ではないというふうに思いますから、私どもは、先ほど申し上げましたような、十勝川温泉としての定住なり、あるいは観光なり、そういう施設、機能、そういったものがある程度都市計画上で、やはり市街化区域に入ることによってかなりの開発行為が可能になるというようなことでございますから、なかなかこれは町だけが思うような、地元が思うようなわけにはなかなかいかないわけでありますけれども、今申し上げたようなことを前提にしてやはり取り組んでいかなければならないというふうに思っておりますし、また、温泉街そのものも、私どもも今の道道の拡幅にあわせて、やはりそういう照明灯の整備、やはり夜、散策しても、ある程度の明かりといいますか、照明によって市街の雰囲気を出すような、そういうことを考えていかなければならないというふうに思っておりますし、これら等については、温泉の旅館組合なり、あるいは観光協会なり、そういうところと十分提携をしながら、まずは何が必要か、できることからやはり取り組んでまいりたいし、今も具体的に取り組ませていただいているところでもございます。また、こういう一つの観光地ということは、あれもこれもということはあるわけでありますけれども、何かの一つの光が当たるような、焦点があるような、核となるやはり施設がどうしても必要。そしてそれが、やはり今、どこもかしこも、どちらかというと行政の中でも一番取り組みやすいのが、やはり人口増、あるいはそのまちづくり、まちの振興策ということになりますと、とかく皆さんが観光に一番先に飛びつきやすいし、そしてそのことが外資を導入するというような意味合いもありますから、それぞれの町村が頭をひねりながら、いかに我が町の観光振興策を考えていくか、原点がゼロから始まっているところからすれば、音更町あたりはまだ一つの歴史と伝統があります十勝川温泉があるだけに、まだ幸せな方なのかなと、そんなふうに考えながらも、この十勝が丘公園、あるいはエコロジーパーク、先ほどもお話ありましたけれども、そういうものについてもやはり一つの核となり、よそのことを言っては何ですけれども、わりと十勝川温泉は、よその落ち込みから見たら、入り込み客は多い方だというふうに私は聞いているところでもございます。その芽を摘むことなく、やはり更なる一つの観光地としての魅力あるものを取り組んでいかなければならない。先ほども申し上げましたけれども、何とか、前にもいろいろな御意見出ております。十勝が丘公園、あの10ヘクタールある公園をただ芝生にしておいていいのか。議会論議の中でも昔ございました。是非やっぱりハナックという名前がある以上、あそこにもう少しいろろいな花を植栽をして、そして季節、季節に花の観賞をしていただき、観光振興にも結びつけていくべきだというお話がございました。それでいろいろあそこを訪れる方々に、何名で何%だったかちょっとわかりませんけれども、できればあの姿そのままにしておくことが最大の観光地としての魅力なのだと。何でもかんでも人工的に人間の手を加えれば加えるほど、どこも似通った観光地になってしまう、そんなような経過があります。だからやらないとは言いません。ただ、時代の変化とともに、やっぱりそういうことも考えていくというのは、先ほど議員も何カ所か視察したお話があったように、やはり花によって人を引きつけるといいますか、あるいは和ますというか、そういうような傾向が多分に言えるわけでありますから、町といたしましても、先ほど農業との関連、非常に農業と観光ということがよく言われますけれども、そこでとられた地産地消という形の中の農業と観光という形はとれるわけでありますけれども、なかなかその辺が結びつかないというのが、体験的なものでイモ掘りだとか、そういった収穫期をというようなことがありますけれども、なかなかそれが何百人、何千人を対象とするようなイモの収穫期にあわせるなどということは、これは至難のわざでございまして、なかなかその辺は難しいのかなと。ただ、とれたものをいかにしてこの産地のものとして世に売り出していくかというようなことでございますけれども、その辺も何回か観光協会とも、あるいは旅館組合とも話し合った経過がありますけれども、なかなか地元産だけでは、朝市というのをそれぞれのホテルでやっております。これをやめるということになりますと、中にはやっぱり年間通して、その朝市だけでも1億円、2億円の金が動くというのですね。ですから、やはり海産物だとか、そういったものも混ぜながら考えていかなければならないのかなと、そんなふうに思っております。いずれにしましても、あの辺は水田が転作になり、あと生きていく場合に何の作物かということになると、簡単に花卉と言いますけれども、花卉ぐらい、栽培して経済性を生み出していくためにはあんな難しいものがないとまで言われております。ですから、なかなかそういった点、また、特にこういう寒冷地になりますと、半年間、暖房をたいて、それだけの採算ベースがとれるかということになると、なかなか難しい。それがなかなか地域の方々も手をつけられないというのが実態でございます。いずれにしましても、あの地帯の農業者の方、面積が少のうございます。もとはといえば水田地帯、何かそういったところに、先ほどの緑肥作物というようなことも一つの方法であるというふうに思っておりますし、それから、先ほども申し上げました、何か廃湯熱を利用した、余り大きな施設でなくても、何かそういうものを利用した、天然のエネルギーを活用した方法で考えられないか、この辺あたりを模索してみたいなというようなことで、先ほどちょっと触れさせていただいたところでもございます。そんなようなことで、非常に御提言をいただいたわけでありますけれども、ただ、私ども、現実性というものを考えると、やっぱり経済性というようなものもございますし、あるいは管理運営をどうするか、あるいはその資金をどうするか、こういう問題がございます。しかし、今申し上げましたように、何かひとつできることからやはり手がけていく、もちろん地元の皆さん方の御協力、こういうものも考えていかなければならないのかなと、そんなふうに思っております。先ほど3点というようなことで、いろいろ私も混ぜ合わせての答弁もございました。何か御指摘があれば、また御意見としてお伺いをしたいと存じます。

質問 16番 永谷芳久

非常に町長もこの実現に向けてリップ的な部分の答弁もかなりあったかにも受けとめるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、私は、やっぱりここで要望したいことは、やはり国道38号線、札内から、いわゆる車でずっと走っているうちに、あの温泉のあの斜面に真っ赤な花がばーっと見えるといった、そういったものを私は想像しているわけでございます。そして、上富良野のトミタファームではありませんけれども、先般、私が、昨年ですね、四国からいとこがまいりまして、なぜ来るのだと言ったら、ラベンダーを見たいから来たのだと、こういうことなのですね。そして連れていってくれというようなことで、私の家にまいりました。そして私も、その時期でもありましたので、行きましたところが、富良野まではスムーズに流れたわけですけれども、あれから約3時間半ぐらいかかって、車がもう数珠つなぎで行くような状況でありました。非常に道も多いのだろうと思いますけれども、そういったような状況でありました。だから、十勝川温泉もそれほどまでもなって、交通の問題だとか駐車場の問題を心配しなければならないようなことにはなってはもらいたくはないと思いますけれども、できることであればそれにあやかれるような一大花畑をつくることを実現できるべく、地元の皆さん方にも十分協力を願って、また、難しい問題については公の方で処理をしていただいて、そしてひとつ何とか実現に向けて努力してもらいたいものだなということを要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。

出典:音更町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる