みんなの議会

音更町議会 平成14年第2回定例会 2002年6月17日

(1)作物の風害防止対策について/(2)造成面積について

2002年6月17日、音更町議会の一般質問で、永谷芳久議員が「作物の風害防止対策について」「造成面積について」について質問し、町長 山口武敏、経済部長 大熊宏が答弁しました。

質問者
永谷芳久 議員
答弁者
町長 山口武敏、経済部長 大熊宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 2番 永谷芳久

質問に入る前に、9日、10日の強風によって農作物全般にわたり大きな被害を受けた皆さんに対して、心からお見舞いを申し上げます。それでは、通告に従いまして2問の質問をしたいと思います。第1点目でありますけれども、作物の風害防止対策についてお伺いをいたします。大正、昭和にかけて先人は作物を風害から守るため防風林の造成に力を入れ、モデル地区として賞賛された時代もありましたが、戦後農業基盤の整備、圃場の大型化、農業の機械化によりほとんどが伐採された結果、例年風による多大な被害を受けているのが現状であります。本町にあっても、風害対策として防風林整備対策事業として例年30万円が計上され、過去5年間の予算が150万円になっております。決算額が60万8,000円であります。特に、本年は天候に恵まれ、融雪も進み、春耕が早まり、ビートの植えつけについても育苗期間が十分とれなかったことによる軟弱な苗の植えつけ、強風、降霜など、悪条件が重なり、被害面積が増大したとも言われております。先般、音更農業共済組合に本町での今年度の風害状況についてお聞きいたしましたところ、ビートの風害申請の出された戸数が58戸、被害面積が240ヘクタールとお伺いいたしました。また、先般町長の行政報告にもありましたように、9日、10日の両日の強風により特に小豆に大きな被害を受け、再播種した方々が多く、被害面積が700町歩と言われておりましたけれども、徐々にそれが進みまして、今では1,000町歩とも言われております。以上の観点から、次の4点についてお伺いをいたします。1点目、強風による被害状況についてお伺いいたします。被害面積、被害額について年次的に数値があれば、お示しをいただきたいと思います。2点目、例年耕地防風林整備対策事業が計上されておりますが、今日まで進めてきた年数と、事業内容と、造成面積についてお伺いをいたします。3点目、整備対策事業として毎年予算化されておりますけれども、これが十分消化されていないということについて、事業の進め方の上で何か問題があるのか、あるいはまた今後どのように取り組むつもりでおられるのか、お伺いをしたいと思います。4点目、現在防風林が残っている地帯がありますが、伐採されると更に風害が増大します。助成などより防風林の伐採を禁止するとともに、既存の防風林について伐採を規制するための行政措置を講じるべきと思いますが、いかがか、お伺いをいたします。次に、2点目についてお伺いをいたします。この問題につきましては、前にも何回か私から質問をさせていただきましたけれども、そのときに応じて答えをいただいておりますけれども、更に含めて今回また質問をさせていただきます。環境整備について。本町における空き地の雑草、雑木の処理につきましては、例年防火上土地所有者に文書、その他で協力要請をしているところにつきましては承知しておりますが、同様の状況でありながら協力要請ができない地域で既に整備された両団地のはざまにあって、九線大和地区、共栄地区の一部で広大な空き地があり、以前宅地造成によって地権者が地元、または地元以外に数多くいると聞いております。造成されて相当年月が過ぎたものですから、地権者の名義も変わり、土地の所在もはっきりしない。そのうちに市街化区域に編入されるだろうなどという予想もあって、現在まで荒れ果てた無整備の地帯ができたというのも一つの理由だと感じます。いずれにいたしましても、木野音更間、基線道路から東側を見たときに、以前宅地造成された場所とはほど遠く、長年雑草が茂り、雑木は大木化して森の状況であります。最近、この地帯に家電製品、あるいは建設廃棄物、自動車のタイヤなど投げられており、これら更に不法投棄がふえるおそれがあります。そういったことが予想されますので、景観上からもこのまま放置できない時期に来ていると思います。以上の状況から、次の4点についてお伺いをいたします。1点目、土地の地目、地権者の数はどのぐらいおられるのか、お伺いをいたします。2点目、市街化区域編入が難しいと言われて30年この方、全く手がつけられない状況にあるわけでございますけれども、どのように認識しておられるか、お伺いします。また、近い将来、整備の可能性についてお伺いをいたします。3点目、空き地について雑草、雑木の処理について、防火、環境整備、景観上、どのように進めようとしているのか、お伺いをいたします。4点目、ごみの不法投棄防止について、どのように対処しようとしているのか、お伺いをいたします。以上で、質問を終わります。(拍手)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の風害防止対策についてお答えをいたします。まず、過去における風害状況についてでありますが、お話にございますとおり、春先の強風により移植間際のてん菜に被害がございます。共済組合で調査いたしました面積につきましては、1筆の圃場で5反、もしくは2割以上が被害に遭い、再移植、再播種、補植が必要と認められた1筆圃場の合計面積となっており、平成9年度からの状況は、平成11年度、12年度については被害はなく、平成9年度が104戸で330ヘクタール、平成10年度が155戸で、約530ヘクタール、昨年度が32戸で240ヘクタール、そして本年がお話しのとおり58戸で240ヘクタールとなっております。また、被害額でありますが、あくまでも共済加入している方についての概算でありますが、平成9年度で約400万円、平成10年度が約600万円、昨年度が約280万円、そして本年が250万円と推計いたしているところであります。また、本年は、今月10日に強風があり、被害の状況は被害報告で申し上げましたとおり、小豆を中心に被害があったところであります。次に、耕地防風林整備対策費についてでありますが、耕地防風林につきましては、一般的に春先の移植間もない農作物の苗を強風から守り、地温の低下及び肥沃な表土の飛散を防ぐ効果などのほか、十勝の農村景観を印象づける象徴的な存在でもあります。一方で、農業経営の規模拡大が進む中、大型農業機械を使った作業の支障となることや、防風林による日影は融雪や乾燥を遅らせるとして敬遠され、減少傾向にあることが実態であります。本町では、強風による農作物の被害防止などに対処するため、昭和61年度から耕地防風林の造成推進を目的として奨励金交付要項を策定し、対応をしているところであります。昨年までの16年間の造成者、延べ189人、面積で22.69ヘクタール、造成額合計では165万円となっております。制度の内容として、当初は苗、苗木代の4分の1、助成額で10アール当たり4,000円、面積にあっては3アール以上10アールまでを限度として、苗列を2列以上、列の間を2メートル以下の造成事業を対象としていましたが、現在は苗木代の2分の1、助成額で10アール1万円、面積についても3アール以上50アールまでと、制度を拡充して事業を推進しているところであります。次に、風害予防対策についてでありますが、育苗期間、移植時期に違いはありますが、移植間際のてん菜に毎年のように風害が発生しております。昔から雨の通り道、風の通り道などと言われているように、場所、地形などによるところもあるかと思いますが、いま一度防風林の必要性について見直しが必要と思っております。大規模経営の進展に伴い、作業効率の向上等によりコストを削減した中で、いかにして生産性を高めていくかが求められていることから、生産者それぞれにおいて長年の経験を生かして風害を最小限に食いとめ、予防措置を講じていただくとともに、町として防風林整備助成制度のPRをしてまいりたいと考えております。特に、この中で議員のおっしゃるとおり、これらの毎年繰り返し繰り返しという中に、対応策というものを当然考えていくべきだというふうに思っておりますし、これらの対策といたしましては、こういう時期にこそ、今その経験、被害をこうむった認識を新たにしている時期でございますから、こういうときにこそ、それらの希望、その必要性、こういう調査をいたしまして、場合によっては年内にでも補正してでもやるというような考えを持つわけでありますけれども、木には植樹する時期があるそうでございまして、一様にいつでもいいというわけにはいかないというようなことでございます。いずれにしましても、その反応があるとするならば、これらあたりについては町なり農協なりが十分相談をさせていただいた中で対応をしてまいりたいと、そういうことでございますので御理解をいただきたいと存じます。次に、防風林の伐採を規制するための行政措置を講じるべきとの御質問についてでありますが、防風林には幹線防風林と支線防風林があり、幹線防風林は保安林に指定されていることから、防風保安林と呼ばれ、一方支線防風林は幹線防風林を補完する目的で耕地内に造成されたもので、一般的に耕地防風林と呼ばれており、その所有の大半は耕地所有者の農家の方となっております。幹線防風林につきましては、保安林指定になっていることから、伐採等の際、制限を受けますが、耕地防風林につきましては、その形状や小面積であるため、森林法の適用を受ける森林には該当せず、伐採に関することや用途転用等の手続を必要としない森林になっております。このため、耕地防風林は所有者の財産でもあり、伐採を規制するための行政措置は難しいものと考えております。しかしながら、風害防止対策上、過去5年平均で14名の方が耕地防風林造成奨励事業を利用しており、また耕地防風林の必要性を認識している農家の方も多くおられますので、制度の普及や必要性について啓蒙してまいりたいと存じます。ただいま申し上げましたように、一定の規制を加えるためには非常に難しい点があるということでございます。しかし、それぞれ畑地を持っている生産者の皆さん方からすれば、先ほど申し上げましたように、その被害が毎年のごとく、大なり小なり受けているというようなことでございますから、これらの方法を必ずしも所有権というようなことまでにいかないかもしれまにせんけれども、その必要性を認めるとするならば、協定、あるいは確約、こういうような町との一定の約束事を交わした中で、こういう方法がとれないかどうか、これはそれぞれ地権者、あるいは生産者の皆さん方の意向がございますので、これらの点を含めて、必ずしも法制化するのは難しいとするならば、こういう手法が要項等を定めてできないか、この辺も検討させていただきたいと存じます。次に、2点目の環境整備についてお答えをいたします。まず、土地の地目、地権者数、1区画の固定資産税についてでありますが、音更木野間幹線道路の東とのことでありますので、住所でいいますと木野西通17丁目、18丁目、19丁目になろうかと思います。この区域の地権者総数は739戸、そのうち使用されておりますのが54戸で、大部分が不在所有者となっております。また、土地の地目と1区画の固定資産税については、御質問の長年雑草などが茂っているところの地目は雑種地で、1区画の面積が平均約260平方メートル、坪数にいたしますと80坪で、固定資産税は7,000円から8,000円となっているところであります。次に、地域の現状の認識についてでありますが、この地域につきましては、昭和38年ころに民間の開発により宅地として分譲された地区であり、その後昭和45年に帯広都市計画区域に編入され、建物を抑制する区域として市街化調整区域の位置づけがなされ、現在に至っております。このような状況の中で一定の条件により今まで数戸の住宅が建設されましたが、市街化区域の宅地と違い、一定のインフラ整備が抑えられ、また調整区域ということで住宅建築ができない状況の中で、所有者のほとんどが投資的財産として所有しているものと思われます。したがって、当該地区において相当に荒廃的な実態にありますが、現在のところ調整区域における何らかの土地利用がなされるか、将来に市街化区域に編入されるまで、所有者みずから財産の管理をしていただく以外方法がないものと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。なお、こういう地域が音更木野間にも若干あるわけでございますけれども、今申しあげたことに尽きるわけでございます。いずれにしましても、これら都市計画区域内の調整区域は市街化区域を抑制するところ、こういうような一つの法的な定めがございます。しかしながら、地域住民の方々にとりましては上水の問題、下水の問題、あるいは道路の整備の問題、こういうようなことについてはそれぞれ行政区を通じて要請を受けているところでもございますが、特に下水等につきましては方法がないとするならば、合併浄化槽なども当地域を対象にして考えていく、こういう部分的な措置をとりながら、市街化区域の編入という段階までには当分かかるのかなと。ただ、地域の皆さん方にとっては、20年過ぎている、長い人では30年過ぎているというようなお話も聞かさせていただいております。私どもといたしましては、単に町が、あるいは地域の、あるいは地権者の方々がそこを市街化区域にといいましても、やはり人口フレームとのかかわりというのがございまして、なかなか一様にいかないというようなことでございます。まだはっきりしたことは申せませんけれども、来年がちょうど線引き見直しというようなことでございますから、これらも人口の伸びと土地の面積の問題がございますので、それまでの人口動態等を十分考えながら、当地域の編入等についても十分研究をさせていただきたいと、そのように思ってございます。次に、雑草、雑木処理とごみ不法投棄の対処につきましては、関連がありますので一括してお答えをさせていただきます。昨年、第4回定例会において空き地の草刈りとごみのポイ捨て防止等の生活環境づくり条例を策定する旨のお答えをしているところでありますが、現在制定に向けて事務作業を進めているところでありますので、まとまり次第、議会とも相談をしたいと考えております。いずれにいたしましても、空き地の雑草、雑木などの刈り取りにつきましては、土地所有者がみずから処理するものでありますが、必ずしもこれらのことが守られていないのも実態であります。特に、住宅周辺における空き地の雑草、雑木の刈り取りにつきましては、保安、環境を守る上から重要なことでありますので、毎年草刈り等の督励を行っておりますが、さらに町民に対する意識の啓発や指導の徹底を図ってまいりたいと考えております。なお、ごみの不法投棄につきましては、従前から広報誌等を通じて意識啓発に努めたところでありますが、今後ともより積極的なPRに努めるとともに、不法投棄の調査など、関係機関とも十分連携を図りながら指導強化に努め、状況によりましては警察への通報などにより対応してまいりたいと存じます。ただいま申しあげましたとおり、それらの一つ一つのいろいろな規制条例といいますか、そういう町民の協力、理解を求めるような、今いろいろな規則、条例が各市町村で行われております。前にもお話しした経緯がございますけれども、例えばの話でございますけれども、今条例としては『音更町とともに築く住みよい環境づくり条例』、こういうような形の中に種類的には10項目ほど、例えば御質問にあるようなポイ捨てだとか、そういうような不法投棄、こういうものをその中に全部含めて、今条例化しようということで、おおよそその骨子ができておりますので、これらの具体化については、また議会とも相談をさせていただきたい、そのように考えているところでもございます。以上でございます。

質問 2番 永谷芳久

2問ともそれなりのお答えをいただいたわけでございますけれども、1点目の風害の問題でありますけれども、これにつきましては、非常に私が申しあげたように、例年こういった形で風害が出ているわけでございますけれども、これにつきましては、畑作共済等によって補償されている面があるわけでございますけれども、しかしながら、畑作共済ですべてが解消されるというものでは僕はないと思うわけです。そういったようなことで、皆さん方も多額の共済金を掛けて、もらったときには結構な金なものですから、よかったなというような言い方ですけれども、現実は損をしているといいますか、被害に遭っているということで理解されているのだろうとは思いますけれども、そういった面から、やはり私が共済制度そのものについて言及するという権利はありませんので、いずれにいたしましても、この共済制度そのものが完全に損失したものを補てんするということにはなっていないわけでありまして、言うならば、物によっては直接経費のみといいますか、あるいはまた物によっては30%足切りといいますか、そういったようなことで、いわゆる全体的には補償が全額されないというのが実態でありますので、特に今回の風害、小豆の被害などにつきましても、やはり町としても何らかのそういったことが望まれるということがあるわけでございますので、その点についてもひとつ何かあればお答えをいただきたいと、このように思うわけでございます。それから、防風林のいわゆるあまりにも5年間のうちに50%、予算化された50%未満しか使われていないということに、何か理由があるのかなと、こう思うわけでございますけれども、年次的に見ますと、8年度が7万3,000円、それから9年度が12万8,000円、10年度が24万5,000円、11年度が7万4,000円、12年度が8万8,000円というようなことで、非常にばらつきがあるわけです。それで、今年みたいにいわゆる小豆の被害などが大きくなったということで、そういったことによってその機運が高まったということで、こういうふうにばらつきがあるのかなと思うことと、いわゆる推進の上で何か問題があるのか、あるいはやはり防風林というものは、1軒のうちだけがやって、すべて効果があるというものでは僕はないと思うのです。やはり、その地域一帯にやはり防風林というものがあってこそ、初めてそういった防風林の効果が出てくるということがあるわけでございます。それから、今植えて、すぐ明日から効果があるというものでもありませんし、かなり効果が上がるまでには相当年数がかかるわけです。その点で、どのぐらいが、いわゆる防風の成果が上がるのかなということについては、私自身定かではありませんけれども、その点についてわかっておられたら、ひとつお伺いをしたいと思います。それから、ただいま言われましたいわゆる現在残っている防風林につきまして、私有のものであるから、だからそういった措置は伐採の禁止、その他についても措置はできないのだと、行政面では考えられないのだというようなお答えをいただいたわけでございますけれども、やはりそれぞれ造成されて30年、40年たつと、ある程度年数がたってしまうと、当然そこで切らなければならないような状況が生まれるのか、そんなようなことで、また次の造成ということになるのだと思うのですけれども、そういったようなことで、やはりそういったことが常に考えなければならないことは、急に成長するわけでないものですから、やはりその経過期間として何か考えなければならないというようなことで、今普及している防風網なども一つの措置として、経過措置として何か考えるべきでないかなというようなこともあるわけです。そんなようなことで、できればこの防風林のいわゆる造成の費用とあわせて、こういったいわゆる経過措置としての防風網といいますか、そういったものについての補助的なことも、これからある程度考えていく必要があるのでないかなというようなことも感ずるのです。そんなようなことで、そういったことについてはどんなふうに考えておられるのか、その点についてちょっと答えをいただければなと、こんなふうにも思うわけでございます。ちなみに、平成11年度、12年度において、音更農協あるいは木野農協等に、助成によってある程度の防風網を買われたという農家の方もたくさんおられるようでありますけれども、それが十分に行き届いているとは感じないわけです。そういったようなことで、更に欲しいという人であれば、またその以後にこういったような被害を受けたわけでございますから、できれば音更町としても考える必要があるのでないかなと、こんなふうにも思うわけです。1点目については、そのような質問で、できればこのことについてお答えをいただきたいと思います。次に、2点目でありますけれども、環境整備について更に質問をしたいと思うわけでございますけれども、ただいま昔のいわゆる造成をされた17丁目、18丁目、19丁目間に地権者が739名おられるというようなお答えをいただいたわけでございますけれども、その1区画が80坪で、いわゆる固定資産税として7,000円、8,000円近く町としては固定資産税が入っているわけでございますけれども、これが高いのか安いのか、私としてはわからないわけでございますけれども、農地などにつきましては比較したらどのようなことになるのか、決して安い方の金額ではないような気もするわけです。固定資産税として。そして、その辺についてどんなふうに、いわゆる町としてもらい放しということでもないだろうし、ある程度町としてももう少しその地域の環境整備といいますか、そういったことに多少力入れてもいいのではないかなというような感じを私なりには持っているわけです。ですから、そういったようなことでもあるし、また2番目の問題にも思うわけでございますけれども、地権者のいわゆる持ち主の管理責任といいますか、こういった問題も当然僕はあると思うのです。そういったようなことで、やはり地域に住んでいるものにとっては、いわゆるああいったような大木化して、どうにもならないような状況の中で、地域の人といたしましても何とかどうかしたいといっても、地権者が個人的なものでありますから、雑草も刈れない、それから木も生やしてあるといえば生やしてあるのかもしれませんけれども、そういったものに手をつけれないというような状況にあるわけです。ですから、やはり一つの条例なり何なり、そういったようなことによって、そういうものをやはり取り除くような規制はすべきでないかなと私なりにはそう思うのです。そして、そもそもあそこは森林といいますか、そういう雑木をどんどん生やしなさいという地域でも僕はないと思うのです。だから、そういうところを考えたときに、やはりそういったようなことを考えるべきだと私なりにはそう思うのです。ですから、町長の考え方もここでお伺いをしたいと、このように思います。そして、またそんなような状況がずっと続いているものですから、私も何回かその中へ入ってみて、道路はそれなりに全部ついているものですから、その中はくまなく歩けるわけです。そうすると、その中に結構ごみなども投げられると。暗くなっていて投げられているというような状況もあって、非常に投げやすい状況にあるというような、そういう環境にもあるわけです。ですから、できればそういったような環境をつくらないというようなことも、何かこの中に、条例の中にも何か一筆書いてあるようなこともあるわけです。そんなようなこともありますので、その点につきましてもできれば答弁をいただきたいと思いますし、いわゆる一番最後の不法投棄でありますけれども、これにつきましても、国等でも非常に罰則の強いものが平成12年ですか、12年に改正されまして、非常に不法投棄についても罰則が強くなっているわけです。これにつきましても国がこのような状況であるのだから、音更がそれに準じて警察に通報すれば、それなりにいいのだというものでは僕はないと思うのです。ですから、音更独自で、できればそういったいわゆる条例というか、決まりといいますか、そういうものを制定する必要が僕はあるのでないかなと私なりには思っております。ただいまそういったことを含めた一つのそういったことを考えておられるということでありますので、是非ともそういったことについてきめ細かなものを制定していただければなということを感ずるわけでございます。非常にいろいろと雑駁な質問でありますけれども、それなりにそちらの方でお答えをいただければと、このように思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問にお答えをさせていただきます。広い観点での御質問の中身としてあるわけでございます。特に、風害について、たまたま今月の9日、10日ということでございますけれども、議員の質問はそれ以上先に出ておられたということで、まさしくタイミング的には、またこれらを考えるにはいい御質問だというふうに受けとめてもいるわけでございます。農業生産、一つの手段といいますか、そういう中に昔から防風林保安林、そのあることによってその効果はあるというようなことも言われておりますし、音更町といたしましても畜大の方に2年間、この保安林があるか、ないかによってのいろいろ研究調査をしていただきました。カラマツによる影響、あるいは日影による生育、こういう問題があって、2年間調査してもらった結果、やはりこの十勝の空っ風が吹く地域にあっては、やはり防風林は必要だし、またその影響力も作物生産の上に影響力はあるけれども、それ以上の効果があるというようなデータがはっきり出たものもございます。いろいろこの風害についての町の対応等についても意見をいただいているわけでございます。ただ、私どもはやはりそういう生産者の皆さん方の一つの生産手段といいますか、そういう防御手段として、そういうところにお手伝いをするというのが、やはり行政のあり方でないのかなと、そんなふうに思っているところもございます。したがいまして、先ほども申し上げましたとおり、やはりこの効果というものを考え、また私自身も実際にかなりの時間、5時間ぐらい、延べになりましょうか、そういうようなことでつぶさに見てまいりました。やはり、防風林保安林あるところは、青々と何の作物に被害もなく育っているということが事実でございます。先ほどもちょっとお答えの中に申し上げましたとおり、やはり町でやるとするならば、これらの支援をしていくというのが本来だろうと。そしてまた、この必要性についても、こういう時期にこそ訴えていく。これはやはり人間でありますから、必要だなと思いながら、手間暇、また余分な金がかかるということになれば、日にちがたつにつれて意識が薄れていくものでございますから、私も早速この担当者にこういう時期にこそ、改めてもう一度風害被害というようなものを認識させ、そして植林というようなことも積極的に進めるようにPRなり、あるいは何らかの方法で対策を講じると、そういうお話をさせていただいたところでもございます。ただ、先ほども申し上げましたように、私ども素人はいつでも木植えれば育つというものではないそうでありますから、やはり植林の時期というものを見きわめた中で、今年がだめであれば、来年、今年の希望に沿ってある程度予算化もしていくというような姿勢に立っていきたいというふうに思っております。それから、調整区域のお話でございます。議員からもたびたびお話も聞かされておりますし、また地域の方々からそういうことも、この調整区対策といいますか、そんなようなことで何回かの会合等にも、あるいは地区懇談の中にもそういう御意見を十分過ぎるぐらい私どもも聞いておりますし、行政としてそれらの調整区域、あるいは市街化区域にそれによっての弊害というようなことについては、できるだけないような手法、その一つが下水道の合併浄化槽と、こういう市街地の中にありましてもやはりそういう市街化区域から外れる調整区域については、そういうものが補助対象になっていかないという一面があるわけでございます。私どもといたましては、今申し上げましたようなことで、できるだけ少しでも不自由のないような、そういうようなことでも考えてまいりたい。ようやく、あの地域が今北7線、北7線といえば田中医院があるところでございますけれども、あれから今度の見直しの中で人口、先ほど言ったフレームとの兼ね合いの中で、どの程度北上するかということでございます。そんなことで、なかなか町の思うとおりにもいかないというようなことでございますが、いわんとすることは十分私どもも行政として受けとめていりますので、それらについても十分対応といいますか、できる範囲内での対応というものをさせていただきたい、そのように思っております。それから、不法投棄の話でございます。これは何かということになりますと、その最後の結末は行政に来るということでございますけれども、やはり基本的には投げる人が悪い。そういうことに言葉としては尽きるわけでありますけれども、ただそれだけ言っていたのでは解決しないというようなことで、たまたま今回質問もらう前に私も職員がおおよ30人ぐらい宝来地域の不法投棄、大変な量があったそうでございます。実質的に職員が土曜日廃棄処分をしたというようなことで、職員に本当に感謝もしているわけでございます。ただ、これらの町としても、正直言って一番頭の痛いところでもございますし、先ほども雑草、雑木、これも所有しながら空き地になっている。そんなことで、そうかといって、そういう持ち主に限って、ここにくい植えてあったのなくなったとか、後で火つけてこのヤナギの木が欲しかったのに燃えてしまったとか、そんなへ理屈を言う人が平均多いとは必ずしも言いませんけれども、そういう方がいるものですから、他人の土地にやはり木1本取ってはいけない、草1本取ってはいけないと、堅く言えばそういうことがあって、非常に歯がゆい面もありますし、特に九線地域の開進地区の皆さん方には、住んでおられる方々は人の土地ではあるけれども、やはり被害をこうむるのは自分たちだというようなことで、行政ぐるみでそういう御協力をいただいて、若干ジュース代程度、町としても助成をさせていただいていわけでありますが、これはひとつの教育みたいなもので、それぞれ考え方、理解、協力をいただく、そのものに尽きるのではないかなと。ただ一つの手段としては、何とかやはりそういうものがまかり通るということも、これまた許し難いことでありますから、やはり一つの人権とはいいながらも、やはり義務を果たさずして人権だけというわけにいきません。そういう点では、先ほども手っ取り早いところ警察にお願いするとか、そういう方法しか今すぐということになると手だてはそれしかないわけでありますけれども、気長に看板を立てて、そういう防止をするとか、やはりそういうような一つの取り組みで、息の長い、これは交通安全と同じでございまして、息の長い取り組みになってしまうのではないかなと、そんなことでひとつ御理解をいただきたいと思いますし、今申し上げたようなことにつきましては、必ず実行してまいりたいと、そのように思いますので御理解をいただきたいと存じます。

答弁 経済部長 大熊宏(経済部長は2003年3月まで)

それでは、ただいま御質問ございました中で御答弁をさせていただきます。どのくらいの効果があるのは、どのくらいの樹高だというようなお話もございました。今、植林をする条件といたしまして、木の高さでございますが、2年以上の苗で、50センチ以上の樹高の木を植えていただくという形で奨励をいたしてございます。それで、今お話もございましたけれども、効果があらわれるのは、50センチでも効果がないとは言えないわけでございますけれども、端的に10メーターの樹高の木といたしますと、年数的には大体15年ぐらいかかるというような状況下でございます。それで、10メーターの樹高の木を植えました場合の防止効果でございますけれども、約15倍から18倍ということが言われてございます。ですから、10メーターであれば、150メートルから180メートルの間は効果があるのではないかと、そのようなお話がなされているところでございます。ただ、いろいろ調査の理想といたしましては、南北、西風に耐えるための南北に植える部分につきましては、やはり100間置きに植えるのが理想であろうということでございます。それから、東西の件につきましては、150間置きという理想像が掲げられているところでございます。それから、先ほど防風網のお話がございました。この防風網の関係につきましては、十勝てん菜協議会から助成を受けまして、これは良質生産に向けた取り組みというようなことで両農協に助成額が配分になっているところでございます。その助成額に対しまして、両農協におきましては、特に音更農協におきましては昨年まで五、六年間この防風網の助成を行ったという状況でございます。高さが50センチ、長さが25メートルの防風網1本が大体5,800円するそうでございますが、このうち1,500円を助成をしたということでございます。それで、その助成されました本数でございますけれども、数千本ということでございます。数千本。ですから、1,000本というような単位ではないようでございます。それで、各農家の皆さんにおきましては、数千本でございますので、かなり1戸当たりにしますとお持ちになっているのかなというようなお話にお伺いをさせていただきました。また、木野農協におきましては、11年、12年で活用いたしまして、90枚の助成を行ったという状況下にございます。現状の防風網の関係につきましては、そのような状況下になってございますので、音更農協につきましては、ある程度偏っているという部分があろうかと思いますけれども、平均いたしますとかなり普及がされているのかなというような考え方持っているところでございます。以上でございます。

質問 2番 永谷芳久

非常にきめ細かな実態をいただいたわけでございますけれども、1点目の防風林の造成につきましては、やはり非常に今回このように9日、10日には強風が荒れ狂ったわけでございますけれども、今言われたように、そういったことが一つのきっかけとなって、多くの方々が耕地防風林をつくっていただければということになるわけでございますけれども、以前、話は違いますけれども、昭和40年以降だと思いますけれども、音更川大はんらんいたしまして、ちょうどそのときが堤防がなかったわけです。それで、あの辺、私のいわゆる農協乳業、あの付近一帯が水浸しになったことがあるわけです。そのときに、すぐあのときは平建設部長だったと思いますけれども、そのときに初めていわゆる堤防の必要性というものがあのときに地域のものから盛り上がったといいますか、ちょうどそのときに話がありまして、即これは堤防つけなければどうもならないということで、即ついたわけです。了解も得たというようなことから、何かそういうようなきっかけがない限りは、なかなかそういったものが普及されないといいますか、皆さんの了解得られないというようなことだと僕は思います。そういう中にあって、ひとつの今回のそういうこと、今回の小豆の被害等もありましたので、それでひとつ音更町の防風林に対しての町民の、いわゆる農家の方々に関心を高めていただくようなPRをして、大いにそういったものをできるだけ最小限に食いとめるような方法で、将来的にも考えていただきたいという希望を申し上げます。それから、いわゆる環境整備につきましては、再三にわたり私も何回か言っているわけでございますけれども、一向に地域的に非常に難しいという面もあるでしょうし、旧来の造成ではとてもいわゆる規格にはまらないということが前提にあるのだろうと思いますし、そういったようなことで、しからば何かいい方法あるのかということなのですけれども、最終的には金がかかってどうもならないだろうというようなことになるわけです。そんなようなことで、非常にこれからの音更町の将来を考えたときに、あの中間地帯のいわゆる目抜きと言っても過言でないと思うのですけれども、あの地帯がああいうような状況で残されるということは、非常に音更町にとってもあまり芳しいことでは僕はないと思うわけです。そういったようなことで、一日も早い整備が望まれるわけでございます。そういったようなことで、いろいろ関係機関がたくさん上層部にあるはずですから、十分やれるような方法を相談していただいて、なるだけ、早急とは言いませんけれども、おいおいに進めていただけるように要望いたしまして、質問を終わります。以上であります。

出典:音更町議会 平成14年第2回定例会 2002年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる