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音更町議会 平成16年第2回定例会 2004年6月15日

議事録に件名の記載なし

2004年6月15日、音更町議会の一般質問で、後藤良勝議員が質問し、町長 山口武敏、企画部長 中田道明が答弁しました。

質問者
後藤良勝 議員
答弁者
町長 山口武敏、企画部長 中田道明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 後藤良勝

通告に従いまして、質問をさせていただきます。今、日本経済は一部に回復の兆しが見えてきたという見方はあるものの、地方とりわけ北海道の地域経済にあっては、依然として厳しい環境に加えて、今春、地方自治体は三位一体改革という名の突風に見舞われました。1兆円を超える国庫補助負担金や、1兆2千億円弱の地方交付税の削減が強行されたのに対し、税源移譲はわずか4,500億円であります。これによって、自治体の予算編成は困難を極め、各種基金の取り崩しや有料化を行い起債の借り入れをする一方、経費の圧縮、職員給与の削減や新規採用の凍結、住民サービスの切り下げなど、住民への犠牲転嫁が余儀なくされたのであります。地方自治体はますます困難の度を深め、自治体運営はかつてないほど厳しさに直面しております。本町においても、ここ2年、約6億円の基金を取り崩さなければ予算が組めない状況であり、取り崩し可能な基金は目減りし、今のペースで行くと3年で底をつくことになります。その結果、人件費の削減まで行い、町民の皆様には本年度から施設使用料やごみ処理手数料、パークゴルフ場使用料など、新たな負担をお願いすることとなりました。町長は、執行方針の中で、年度内に目標数値を掲げた行財政健全化5カ年計画を策定するとおっしゃっておりますが、この第2次行革ともいえる5カ年計画の基本的な考え方、どのような方針で策定されようとしているのかを、まずお伺いいたします。次に、町長は自主自立の大前提は、歳出の削減であると、先の山本忠淑議員の質問に対し答弁をされましたが、削減対象のトップバッターは負担金・交付金・補助金の類であろうと思います。本年度161団体に対し4億2千万円の補助金等が交付されることとなっております。3月の予算委員会でも申し上げましたが、先に提出されました監査委員の結果報告書によりますと、一つには、補助金の交付事務が形式的であり、交付する目的や対象とする事業、補助金の算定根拠、一定の審査評価を行い、交付理由書を示すよう改められたいと指摘しております。二つには、大半の事業完了報告が次年度の申請とともに提出されており、決算状況や事業の成果などの検証がなされていない。三つ目には、相当の残余金を生じている団体、更には、残余金で基金積み立てをしている事業もあり、補助金の精算を行うべき性格の強い事業については、基本的に精算を行うよう求められたい。この3点について、文書で指摘をされていることは極めて重く受けとめなければならないと考えます。この監査委員の指摘を受けて、各種補助金等の交付について今後のあり方をお伺いいたします。なお、これら内部監査の指摘とは別に、今、全国各地の自治体で地方交付税法の一部改正によって、包括外部監査制度が導入されつつあります。こうした包括外部監査制度によって経費の削減を図るのも一つの方法だろうと思います。次に、第4期総合計画は3期に分けて実施計画を立てていると思いますが、3年が経過した今、その進ちょく状況をお伺いいたしますとともに、計画策定時から見て財政状況が年々厳しくなってきており、先送りされる事業や実施されない事業が発生すると推測されます。したがって、今、総合計画の見直しをすべきと思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。以上、4点について御答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

第2次行財政改革の取り組みについてお答えをいたします。まず、行財政改革の基本的な方針についてでありますが、先の山本忠淑議員の御質問にもお答えいたしましたが、国の三位一体の改革が急速に進む中で、健全財政及び自主自立のまちづくりを構築するため、本年度向こう5カ年の財政計画を策定することといたしました。御質問の計画の基本的な方針でありますが、本年度当初予算は様々な財政需要に対応するため、単年度財源での収支均衡が困難なことから、基金会計から約6億円の繰り入れを見込んだ予算としたところであります。この主な要因は、国における地方財政改革が進められる中での地方交付税の減額及び補助金削減による影響が大きなウエートを占めておりますが、来年度以降、平成18年度までを期間とする国の改革と展望において、地方財政計画の歳出の徹底的な見直しが図られることになっており、地方交付税の抑制が更に続くものと考えております。このような状況のもとでの計画策定になることから、まず、歳入でありますが、町税、使用料及び手数料、財産売払収入などの現状分析と推計、譲与税、地方交付税の推計など、改革、改定を含め検討する考えであります。しかしながら、地方自治体を取り巻く情勢は、御承知のように非常に厳しく、かつ不透明な実態の中ですが、一定程度の精度があるものとしていかなければならないと考えております。次に、歳出でありますが、基本的には町と民間の役割分担、行政サービスの受益と負担、官から民への視点に立ったNPO法人、指定管理者制度など、民間活力の活用、事務事業の経費節減と組織のスリム化などによる、行財政の効率化、加えて各種団体に対する補助基準の新規作成など、経費全般の見直しを図り、将来に禍根を残さない持続可能な財政構造を構築するため、平成17年度から平成21年度までの5カ年を期間とする財政計画を、数値目標を掲げて策定してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、各種補助金の交付のあり方についてでありますが、本年度の各種団体に交付する補助金の総額は、161件で4億2,571万4千円となっており、その交付に関する基本的事項につきましては、団体に対する補助金等の適正化に関する規則の中で定められております。先般、監査委員から補助交付決定事務について、ほとんどの補助事務が関係団体から申請に基づき、形式的な事務手続きとなっており、また、事業報告についても、事業完了後直ちにその決算及び事業の成績報告がなされていない等の指摘を受けたところであります。御質問の今後のあり方については、交付決定時の厳密な審査と事業完了後の検証が必要と考えます。したがいまして、今後、補助金交付の適正化と効率化を図る上から、補助金による行政効果などの検証を併せて団体補助金支給基準などの新たな基準づくりを検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、第4期音更町総合計画の進ちょく状況と計画見直しの考え方については、関連がありますので一括してお答えをさせていただきます。第4期音更町総合計画は、町民各位の英知を結集し、国や道、更には、広域市町村圏計画などとの整合性を図りながら策定された平成13年度から平成22年度までの10カ年計画であります。計画をめぐる状況は、国の改革が税源移譲に先行して、地方交付税の減額、補助金等の削減が行われていることから、大変厳しくなっており、主要事業の計画的実施が難しくなるのではないかと懸念をいたしております。しかしながら、現時点では議決をいただいている将来像の「人と大地がひびき合い躍進する快適都市」、目標人口4万五千人を含む10年間のまちづくりの根幹をうたった基本構想そのものは今なお有効と考えております。私は、現計画の答申を受けた際に、審議会委員の皆さんに「計画期間の折り返し時点でいま一度委員各位にお集まりをいただき、計画の進ちょく状況などの検証をしてほしい」旨の要請をいたしております。今後、財政状況が更に悪化し、計画達成に困難が生じたときには、この検証の論議を踏まえ、計画見直しの判断をしてまいりたいと存じますので、御理解をお願いをいたします。次に、総合計画の進ちょく状況についてでありますが、総合計画に掲げる構想を現実のものとしていくために、実施計画は計画期間の10カ年を3期に分けて推進管理しております。現在、平成13年度から15年度までの第1次3カ年が終了したところであり、この進ちょく状況の精査中ですので、実施状況を計数でお示しすることはできませんが、継続事業の早期完了を優先してきた経緯から、計画した事業380項目のうち、手がつけられなかった事業は27項目となっております。未着手事業の事業費総額は概ね7億円で、その主なものは、十勝が丘公園野外ステージ電源盤設置、ポンプ付水槽車の更新、音更・木野間河岸段丘の緑の再生維持、雄飛が丘通の改良舗装、友進地区農免農道改良舗装、柳町学童保育所の改築、木野地区保健センターの建設、役場庁舎暖房設備改修などであります。第2次実施計画につきましては、今年度予算との整合性と今年度中に策定する行財政健全化5カ年計画との調整を図っていかなければなりませんが、厳しい財政状況を反映したものにならざるを得ないと考えております。なお、事業の実施に当たっては、緊急度、優先度、実施手法などを勘案してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。特に、時代を大きく変化をしたといいますか、下降線を下っているに今等しいのではないかなと、そのように思っております。全体的にこういう時代が長引くということになれば、我が町の当然総合計画の実施内容もその分だけ遅れていくのかなと、あるいは無理というようなこともこの計画年次の中では出てくるのかなと、そのように思っております。いずれにしましても、これらの計画変更ということになれば、当然この実施計画の中身の問題、そして、今までそれぞれ懸案なり、あるいは議員さんからいろいろ、あるいは町民の皆さんから要請があった、そういうものに応えていくということになりますと、なかなか今思うようにいかないというのが現実でございます。いずれにいたしましても、これらの今5カ年を立てての財政、あるいは行政そのものの立て直しを今考えておりますので、そういうものとの当然整合性をとっていかなければならないということになりますと、議会にもどうしても御相談をしながら、御理解をいただきながら、これらのものの実施計画の中身、個々の事業、こういったものについても御検討をいただく、そういう機会と場をつくりながら考えていかなければならないというふうに思ってございます。それから、先ほどちょっと御質問の中にありましたけれども、外部監査の関係といいますか、そういう会計等の団体等の処理、そういう外部的なものも考えてはどうかというような御意見もいただきました。いろいろ、それぞれ各種団体、自主性のある団体のこともございますので、町の一方的なものだけではなしに、一つの提案といいますか、そういうことで受けとめさせていただき、内部的にも検討をさせていただきたいと、そのように思いますので、そのように御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

質問 2番 後藤良勝

概ね私の意に沿った御答弁をいただいて感謝申し上げたいと思います。初めに、質問の順序と前後しますが、総合計画の見直しについて最初に再質問させていただきたいと思います。ただいまの答弁の中で、財政状況が更に悪化し、計画達成に困難が生じた時点で見直しの判断をしていきたいと、そういう答弁をいただいたわけでありますが、今の答弁の中でも更に財政状況が下降線にあるという、町長自ら今おっしゃっておりました。この下降線にある財政状況のどの時点が、では見直しの判断基準なのですか。総合計画は10年間、残り6年間ですが、10年間計画があって、財政状況が下降していくわけですよ、だんだんかい離していくわけですね。町長のおっしゃる、更に悪化した時点というのはどこを指すのかよくわからないわけでありますが、常に今の御答弁の中でもあったように、13年から15年の3年間の中でも継続事業を前倒しして先に持ってきたという状況はあるにしても、27項目の7億円相当の事業費の先送りが既に生じているわけですよ。そして、かつてない厳しい財政状況と町長はいつも言っておられます。この状況がまだ多少総合計画の見直しの時期にないという、その判断が今ひとつ理解できないわけであります。先ほど言いました、下降線というその線のどの点で見直しをされるのかということが、今ひとつ理解できない。そして、16年度は総合計画の4年目に当たるわけでありますけれども、その折り返し点で審議会に諮りたい。何も折り返し点を待つ必要ないと思うのですよ。今、そういう状況にあるわけですから、まさに今がその時であって、これは4年目であっても前倒ししてでも、ひとつ審議会に検証をお願いする、そういう方法はとれないものかと、この点をまず再度お伺いしておきたいと思います。それから、それに関連して、残り総合計画の期間が6年間あって、残り6年間で概ね全て、あるいは非常に高い達成率で私は行くとは思っておりませんけれども、概ね計画どおり達成できると町長は判断されているのかどうか、この総合計画の見直しの部分で2点、ちょっと再度お伺いをしておきたいと思います。それから、向こう5カ年の行財政改革についてお伺いしますが、これは平成10年からのいわゆる第1次行革の行革実施概要、それから議会での調査特別委員会の報告、これらを読ませていただきました。14年度までの5カ年で、私は一定の効果は上げられたと、そう思っております。しかし、今年の3月の監査委員の定例報告、この中にもありますように、更に新たな視線で行革を推進する必要があるだろうと、監査委員の方から指摘をされておりますとおり、私はこの5カ年計画の方針というものは、従来の行革のやり方では私は達成できない、考え方を改めた、視点を変えた5カ年計画で行かなければいけないだろう。もう既に私は従来のやり方というのは、もうやり尽くしたと思っているのですよ。もうこれ以上どうして何を削減できるのか、削減するものがないと思いますね、従来のやり方では。したがって、視点を変えてやるべきであろうと。その中で、私は一、二点、方針の中にこういうものを入れるべきだと、考え方として取り上げるべきだという御提言をさせていただきたいと思いますが、町長自ら今答弁の中で指定管理者制度、これは公の施設をNPO、あるいは民間の企業が管理運営をしていくのですよという指定管理者制度の導入、これを町長も導入したいというふうに言っておられますから、是非これは進めてほしいと思いますが、3月に私が、このことについて質問させていただきましたときにも申し上げました。これはあと残り2年半という法の期限の中で進めるとすれば、私はその前にクリアしなければならない問題がたくさんあると思います。早急にこの制度を導入、来年からというわけにはいかないのですよ、職員組合との協議もあるでしょう。そういうことを含めると、私はこの2年半という法の期限内、こだわる必要がないのかもしれないけれども、一つの目安として考えるならば、決して時間があると思いませんので、精力的にひとつこれは取り組んでいただきたい。こういった制度の導入。そして、もう一つの制度としては、先ほど町長からも少し御答弁をいただきましたが、外部の専門的な知識を有する方々による財務監査、これが包括外部監査制度ですけれども、先月私どもの会派で神奈川の相模原市に行って調査をさせていただきました。非常に効果が上がっております。この件については、また別な機会に私は質問をさせていただきたいと思っております。今日は深く触れませんが、経費の削減の手段として、先ほどの指定管理者制度と私はこの包括外部監査制度、この導入が適当だろうと思っております。そこで、十勝管内監査委員の十勝の協議会、あるいは北海道の協議会、こういう協議会の中で、この包括外部監査制度の情報、あるいは動き、こういうものがもし持ち得たら、得ているのであれば、代表監査の方から状況の報告だけお願いしたいなと思っております。この制度の導入が二つ、それからこの導入に加えて、二つ目の基本的な柱として申し上げたいのは、これは町長もおっしゃっておりますが、町民、それから民間企業などの参加によるまちづくりであります。一つには、これも群馬県の太田市で私どもが調査をしてきて、以前、山本義春議員がその効果のほどを報告し、そして、町長の考えをただした経緯がありますけれども、この町民による施設などの受付案内説明業務、こういった簡易な業務を町民の方々に委ねると、サポーターズ制度、こういったものの導入も欠かせないだろうと思っております。それから、もう1点は、町民が公園だとか道路だとかという、その施設の里親となって、自分の家の前の道路、近くの公園の清掃、こういったものを管理していくという、アダプトプログラムというこの制度、こういったものを取り入れるということも私は経費の削減につながっていくだろうと思っております。このアダプトプログラムについては実際に我が町でも、各課で対応がばらばらでありますけれども、各課でやっている事実も実態もあります。それから企画の方で持っている潤いと思いやりの地域づくり事業、これらもまさにその一つかなと思いますが、このばらばらに対応するのではなくて、そういうものを整理統合した中で一つの町の方針として、制度としてこれを整理する必要があるのではないかと、そう思っております。こういったものの導入を進めてはどうかと。それから、更には、NPO、あるいは企業などの民間との協働による考え方、これらを進めるべきだと。ここで問題なのは、町長もこういった方針でいきたいと言っているのですよ。その私と違うのはそのとらえ方が違う、どうも考え方にずれがあるのですが、このNPOとか、つまり町民だとか民間企業のパワーと町のと両輪で、パートナーシップとなっていくというためには、何度も申し上げておりますけれども、町民の方々のそういう意識が芽生えるように、私は育成する責任が町にはあると思うのですよ。先ほどのサポーターズ制度のところで、山本義春議員が質問したときに、町長の答弁で私非常にいまだに頭に残っているのですが、住民が自主的にそれはやるものだと、町がそれに入っていくべきものではないという、確か答弁されているのですよ。この言葉が私はもういまだに離れない、この考え方は絶対に町長、間違っていると思いますよ。パートナーシップでやっていきたいというならば、そのパートナーシップである相手を育てる、そういうふうに力をつけていただく土壌をつくる責任が、育成をする責任があるのですよ。ここら辺が私との考え方が非常に違っているなと、そう思いますので、この点について再度御答弁をいただきたいなと、そう思っております。今、申し上げましたように、制度の導入、それから町民や企業などとの協働によるまちづくり、何点かお話しさせていただきました。もう一つは、事業等で歳出の削減を図らなければならないというものとして、先ほど申し上げましたように、交付金や補助金があるわけでありますけれども、この補助金のあり方というものについて、昨年の12月に高瀬議員が同じく質問をされております。その実績や効果を評価し、透明化や公平化を図るべきではないかと。それに対して町長からは、ただいまいただいた答弁とほとんど同じ答弁をいただいているわけでありますが、新たな基準づくりをしていきたいとおっしゃっております。私は確かに新たな基準は必要だと思っております。ここで一つ問題なのは、やはり一定の基準が実はできているのですよね、補助金等の適正化委員会の規定が。そして、そこには適正化委員という一つの公布するときの判断する機関があるわけでありますけれども、この部分が私は非常に機能していないのではないかと、そう思っております。先日、企画部長のところに行って、このお話をさせていただきましたけれども、十分機能がなされてないということについては、企画部長多分御同意いただいていると思うのですが、謙虚なひとつ実感として感じるものがあったら、企画部長御答弁いただきたいと思っております。以上、一つには、制度の導入、それから二つには、町民の参加を重点にした計画方針、こういうものを導入する。そして、三つ目には補助金等の適正化、透明化を図る必要があるだろう。この3点を5カ年の行財政改革の大きな方針に私は全てして進めていくべきであると、そう思います。その意味で再答弁をお願いしたいと思います。

答弁 企画部長 中田道明(企画部長は2006年3月まで)

私の方から、2点目といいますか、3点目と申しますか、補助金の関連で議員さん御指摘のとおり、庁内に補助金の適正化委員会というものをつくってございます。10年で1回会議を開いたという経緯はあるわけでございますけれども、活動自体そういうような補助金、毎年出ていくわけでございますけれども、そういった意味では活動が停滞していたというふうな感は否めないのでないかというふうに考えております。今後、特にこういうような時代になってまいりましたので、私どもの方といたしましても、この組織を有効に活用しながら、補助金の適正な審査、あるいは検証、執行に当たってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに存じます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

いろいろ御意見といいますか、今後これから行政を進めていく上での課題、難題に向かっていく基本的な考え方も御示唆をいただいたところでもございます。一番先に、忘れてはいけませんので、訂正の意味も含めてちょっとお話し申し上げたいと思いますが、特に今回の第4次の町の総合計画、このやはり単に行政だけ、あるいは町民だけというものだけではなしに、双方ともにこのパートナーシップ、お互いに友であり、お互いの協力者であり、そして、何かをやる場合にはともに語り合いながら、知恵を出し合いながら、力を出し合いながら取り組んでいく、これからの自治体経営というのはそういうものでなければなりませんし、地方自治もそういう形で、本来行政がやるべきもの、町民がやるべきもの、あるいは制度的にいえば、国が道が町がと、こういうようなものがあるわけでございますから、私は、やはりこれからの時代というのは今までのような固定概念といいますか、同じような流れではなくして時代とともに変化をしていくものだと。そして、どうしても必要なのが、やっぱり最後は町民の理解と協力がなければ、地方自治の進展・発展はないものというふうに常日ごろからそう思っております。ですから、職員もできるだけ机の上に座って仕事をするというだけではなくして、もう少し現場に出れ、地域に出れ、人に触れ合い、こういうようなこと、同じその地域で何か行政が展開するとなれば、そこに代表するのが町内会長さんであり、行政区長さんという立場があるわけでありますから、同じ一つの予算を取ったからといって、町だけが設計をし、工事を施工するというだけではなくして、そこに一つの意見等を挟んで、やはりこれからの行政のあり方というのはそういうものであるというふうに受けとめておりますから、山本議員から視察の中身のお話をいただきましたけれども、そのときにそういうふうにちょっと言葉足らずで受けとめられたのかもしれませんけれども、自分自身はそうではないと、むしろ後藤議員が言われたようなことを念頭に置きながら、これから取り組んでもいかなければならないし、今までにないものは何かと言えば、一番大切なのがやはりこのパートナーシップ的な、あるいは町民の力を官から民へ移していく、そういうようなことからいたしますと、私は今そういうふうに考えてございますので、もし、そういうような受けとめ方、そういうお話は、考え方はそうずれるわけではありませんから、ないと思うのですけれども、そういうふうにひとつ御理解をいただきたいと、そのように思います。それから、総合計画の見直しといいますか、これでございますけれども、ただ、総合計画の基本構想、これが一つの議決をいただく、あと基本計画実施計画というのがあるわけでありますけれども、今、そういうようなことから言うと、先ほども答弁一部お話をさせていただきましたけれども、基本構想そのものは非常にだだっ広く対象的なとらえ方でいっておりますから、今の時代がこのように変わってきていると言いながらも、まだ訂正し見直しをするというところまで至ってはいないのではないかなと。先ほど御答弁申し上げましたように、それらの計画そのものが、確かに今までのバブルの時代から今も崩壊し、もうそういう時代というような、夢を再びというような時代はもう来ないだろうというようなことからすると、事業そのもの、あるいはまちづくりそのものが大きく変わることはない。やはり基本的な考え方は変わりはない。ただ、それらの達成度が少し遅くなる、あるいは少し物が小さくなったりというようなことがあるのかもしれませんけれども、それらの今後中身については、先ほども申しましたけれども、基本構想なり、あるいは実施計画、こういう個別のものの対象になってまいります。そういうことになりますと、全体の10カ年計画、こういった例えば、人口の今4万5千人というものを目指していると言いながらも、今のところ順調なベースで進んでいるのかなと思いますけれども、そういうものが大きく達成が難しくなってくる、こういうようなことがございます。どうしても当初計画の段階では、この総合計画多少あまり現実ばっかりでは夢も希望もわいてまいりませんから、多少無理だな、難題だなと、だけどもやはり夢があって、そこに何とか目標値を置いて町民こぞって取り組んでいくと、こういうことも中身として入っておりますから、100%達成というのは今からあきらめているわけではございませんけれども、そういう要因も入っているというようなことで、具体的実施計画等については、毎年が予算の段階でローリングというような形になるわけでありますけれども、それらの計画等についても、今後この5カ年計画の中で当然数値目標を上げてやるというようなことになりますと、当然総合計画の実施計画等の絡み、こういうものとの関連が出てまいりますから、そういう中で当然議会と実施の段階になれば、御相談を申し上げていかなければならないときが必ずやってくるというようことで、先ほど私もこの日本経済の今の状況判断、あるいは三位一体の話、こういったものもとりあえず今年、来年というような話が多少見えてはきておりますけれども、再来年になったらどうなるかというのはまるっきり雲をつかむような話でございます。そういう点からいたしますと、今、一様にああだこうだという決定的なことは言えませんけれども、多分今以上よくなるということはあまり期待できないのではないかなと、そういう考え方を前提に基盤に持って、基本的に持って、やはり音更町の今後の財源、あるいは行政展開、こういったものをやはり押さえていくべきだろうと、そんなふうに思っております。ですから、今そのものを見直す必要がないという先ほど申し上げましたけれども、ただ個別の実施計画等については、そういう意味合いの中、あるいは今やろうとする行財政の5カ年、こういう関連の中で当然取り組んでいかなければならないというようなことになってきますから、その辺で大きな変化があるというようなものがあれば、やはりそこである程度見直しをしていきたいと。一つのこの3年がいいのか5年がいいのかという見方、考え方もあると思いますけれども、たまたま現総合計画をつくっていただいた委員の皆さん方に申し上げたのは、ちょうど一つの真ん中の折り返しというようなことで、一応の5年といいますか、そういうようなことを示して、是非これは一つの約束ということでございますから、その時期になればやはり考えていく必要があるというふうに受けとめているところでもございます。それから、先ほども制度的なものの、あるいは住民、町民参加だとか、あるいはこの補助制度だとか、こういったものを抜本的に見直していかなければなりませんし、この5カ年の計画の中でも、今までにも結構5%、10%という形で取り組んでまいりました。従来のただパーセンテージを下げていけばいいという考え方だけでは、この目標値を置いて達成するのは非常に難しいのかなと。やはり無理難題かもしれませんけれども、大きくやっぱり21世紀の地方自治は変わるのだと、それに音更町はどう立ち向かって生き残っていくのか。そのためにはやはり議会の賛同もいただきながら、あるいは私ども事業を執行する者としてやはりそれらのことをしっかり定めた中で、一丸となって取り組んでいかなければならないというようなことですから、5カ年という中で、これはしっかりとかなり大幅なものが出てくるということも予想されるのかなと、またそのぐらいの気持ちでやらなければ、我が町の将来といいますか安定した健全な音更町というものが生き残っていけないというふうにも考えますから、これは相当思い切った中身で取り組んでいかなければならないのかなと、そんなふうに思います。そのほか、議員からお話ありましたように、この指定管理者制度だとか、小さなものではNPOだとか、PFIですか、パブリックコメントのことも御提言いただいておりますし、これあたりは早速実施要項をつくって、これらの中で十分それぞれ町民の知恵と力を借りながらもやはり取り組んでいくだとか、それから新しくまたアダプトのプログラムですか、そういうようなお話もいただきました。これあたりも議員も先ほどちょっとお話されておりましたけれども、音更町も道路愛護組合とか河川愛護組合、いろいろな自然環境、美化、こういう面で非常にお世話になっております。ただ、この新しい言葉だけでということだけではなしに、やはりこういう一つの制度的な全国的な一つの動きの中で、音更町としてもこれら似通ったものをどう体系化して、行政の中にシステム化するかと、こういうことが特に大切だと思いますし、また横の連携といいますか、同じ一つの環境というものをとらえましても、それぞれ農政でいう環境と、あるいは民政でいう環境との一つの違いがあるわけでございまして、その辺のところを十分横の連携といいますか、そういうものを考えながらこれから取り組んでいくことでもあろうし、また町の直接管理を民間に委ねる、こういうこともやはりこれから必要だと思います。ただ、私どもこういう言葉で言うのは非常に簡単ではございますけれども、何といいましても町民一人ひとりの理解と協力、この認識がなければなかなか非常に難しい。またこういう世相の中でもございます。なかなかそういう公共の方までの協力といいますか、こういうものをやはり実際に現実に行政の中に取り入れていくとなれば、先ほども議員もある程度こういう一つの教育といいますか、育てていくといいますか、こういうことが非常に大切であります。そのためには多少のやっぱり時間を借りていかないと行政だけの独り相撲になってしまうと、こんなおそれもあるのかなと。そんな点で基本的にやはりこういう町民の協力、あるいは民間の協力そういうもの、あるいは少しでも安くという面におきましては、こういう財政上の事情がありますから、どんどんこういうものを逆に民営化する、そのことによって一つのそこにまた企業としての成り立ちが生まれてくるといいますか、こういうことも非常に大切だなと思います。以上、今、お話の中でいろいろとございましたけれども、特に補助金のことについても今までもおよそ平成9年から今日まで1,200万円ほどの補助金のカットもしてきているという中で、更にやろうとするわけでありますから、今後これらのことにつきましては十分、行政の一方的なただ財政上の事情というだけではなくして、先ほど議員もあったような行政そのものの転換期にあるのだと、こういう考え方を持っていかなければならないのだというような理解も得ながらこの改革に取り組んでいかなければならないし、何としても後下がりはできないというぐらいの強い気持ちで、これは取り組んでいき、何としてもなさなければならない事業の一つだというふうに受けとめておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 監査委員 大道毅

外部監査制度について、十勝の動向はどうなのかというような御質問だったかと思います。私ども日常監査業務を通じまして得ております情報の範囲の中でお答えをさせていただきたいと思います。外部監査制度につきましては、平成9年度の地方自治法の改正により、新たに創設されたものであります。私どもの監査委員の監査は町の行政機関の一つとして位置づけられており、監査計画に基づき各種監査を実施をしておりますが、議員御指摘のとおり、いわゆるその専門家ではないというか、素人ということでございますので、一般的な社会評価からは身内に甘いというような、そういった社会的な評価がされているのではないかというふうに理解をしております。現在の監査委員監査制度を補完するとう意味から、こういった制度ができたのかなというふうに理解をしております。外部監査は町の行政機関として設置するものではなく、私どもの監査業務の一部を外部の専門の方々に委託業務方式により監査をしようとする制度でございます。この制度を実施するに当たりまして、事務局を含め私ども監査委員体制の協力のもと実施することが前提となっております。監査体制が整っております都道府県、あるいは政令都市、また中核都市、そういったところは外部監査の設置が法律上義務づけられておりますが、町村におきましては、その監査体制が未整備の町村も多いということから、任意の規定になってございます。ちなみに、全国1,845町村中、この外部監査条例を設置している町村は、昨年の4月現在で19町村と極めて少ないわけでございます。その19町村における15年度の外部監査実績というものは、全くない実態にございます。私ども監査委員で組織をしております監査委員協議会におきましても、外部監査を調査研究をしております。過日の十勝監査委員協議会の総会におきまして、現在の監査体制の整備として、事務局の整備と併せて近い将来私ども監査委員監査と相協力し合い、さらなる監査機能の充実を図る上から外部監査条例の制定を関係機関に要請していく旨、大会決議をいたしたところでございます。これを受けまして、議選の監査委員さんと協議をいたしまして、大会決議書を町の、また議会の方に提出する運びとしたところでございます。以上でございます。御理解のほどよろしくお願い申し上げます。

出典:音更町議会 平成16年第2回定例会 2004年6月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる