音更町議会 平成14年第3回定例会 2002年9月18日
住基ネットとプライバシーの保護について
2002年9月18日、音更町議会の一般質問で、小針豊議員が「住基ネットとプライバシーの保護について」質問し、町長 山口武敏、教育長 宮野章三、総務部長 奥山政則、助役 藤井勉、民生部長 吉井隆徳が答弁しました。
- 質問者
- 小針豊 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、教育長 宮野章三、総務部長 奥山政則、助役 藤井勉、民生部長 吉井隆徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 26番 小針豊
おはようございます。実は昨夜から、日本列島を震撼させるような深い悲しみに包まれているわけでありますけれども、御承知のように、20数年の長きにわたり、日本人拉致事件の被害者の動向が初めて明らかにされまして、とても悲しい結末に胸の痛む思いであります。今はただただ、亡くなられた被害者を初め関係者の皆様に心から哀悼の意を表するものであります。それでは、通告に基づきまして早速質問に入らせていただきますけれども、質問が多岐にわたっておりますので、大変恐縮ですけれども、答弁される理事者の方には、簡潔明瞭に是非お願いしたいと思います。最初の質問は、住基ネットとプライバシーの保護についてでありますけれども、実は昨日の山川議員の一般質問と重複する部分があるようであります。極力そういう部分は省略していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。全国の市町村から国の行政機関などにオンラインで提供する住民基本台帳ネットワークが稼働して1カ月余り経過しております。本来、ネットワーク稼働の前提として、個人情報保護法案とセットであるべきでありますが、国会での成立を断念、与野党や一部の自治体も含め、情報管理に不安、個人情報の流出が怖いなど、反対や凍結すべきとの声が上がる中、また、住基ネットへ接続しない自治体もあり、政府は、行政サービスの向上、行政事務の効率化、簡素化が図られると、稼働に踏み切りましたが、国が国民の個人情報を一元化し、管理する、国民総背番号制だけに、看過できない問題であるという認識を持っております。そこで、プライバシー保護の観点から、住基ネットを含め、本町の住民基本台帳システムや、各種業務の電算処理システムに対して、次の点についてお伺いいたします。1番目は、本町におけるこれまでの住民基本台帳や、住基ネット接続、その他の個人情報などの管理体制、例えば担当部署だとか人員配置、それから情報保護管理マニュアル、この面ではパスワードの取り扱いだとかセキュリティ対策についてでありますが、どのようになっているのかをまずお伺いしたいと思います。2番目として、個人情報接続、言ってみれば操作履歴の記録、横文字ではアクセスログというのですけれども、この開示請求についてどのように考えておられるのかをお尋ねいたします。3番目といたしまして、国は今後、電子政府、電子自治体を目指しておりますが、個人情報の集中管理が、個人管理社会の強化やデータの流出など不安材料も多い中で、どのように認識されておられるのか。また、本町の個人情報保護条例の見直しも必要と考えておりますが、いかがか、見解をお聞かせいただきたいと思います。次に、第2点目の質問であります。集団研修施設の開設遅延についてであります。このことにつきましては、所管の総務文教常任委員会で一定の議論がされておりますが、南中士幌小学校の閉校に続く公共施設の有効活用ということで、相当研究、検討を重ねて、さきの3月の定例議会で教育長から報告があり、学校の夏休みまでにはオープンできると、多くの町民の期待を集めていた、跡地活用策として注目されていた施設であります。そこで、上然別小学校閉校跡地の集団研修施設開設遅延の経過と理由、その影響、今後の行政執行における反省点についてお伺いいたします。3番目の質問といたしまして、生涯学習センターの機能強化についてであります。この件に関しましては、昨年暮れの定例会における一般質問におきまして、宮原議員から質問があり、その後、今年3月の定例会において、教育行政推進方針の中で教育長から、旧図書館跡地の農村環境改善センターを生涯学習センターとしての位置づけを明確に述べておられます。その後、一定の期間を要しておりますが、今までの社会教育課が生涯学習課となり、改善センターに移行いたしましたが、以前より何がどう変わったのか、その後相当の期間を要しているにもかかわらず、一向にその全容が見えてこないのであります。そこで、生涯学習の情報発信基地として位置づけされている生涯学習センターの人的体制、運営体制、関係機関との協調、連携など、機能強化とあるべき姿について、改めて確認の意味も含め、町民に向けて明確な答弁を求めたいと思います。最後、4番目の質問でありますけれども、公設民営保育園への進捗状況についてであります。この件に関しましては、これまでの一般質問におきまして、私を初め小野議員、後藤議員からも質問がありまして、来年度から木野南保育園を公設民営化することになりまして、足かけ3年の議論を経て、管内では2番目の公設民営型の保育園がどうにか実現の見通しが立ってきておりますが、本町が目指す公設民営保育園の構想と、民間委託に向けての進捗状況、現職員の処遇について、どのように考えておられるのか、お伺いいたしたいと思います。以上であります。(拍手)
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
最初に、私の方から、1点目、4点目の御質問についてお答えをいたします。まず、住基ネットとプライバシー保護についてでありますが、住基ネットに関しましては、さきの山川議員の御質問の中でお答えをいたしましたので、本町における住基ネット以外の既存の各種業務システムについてお答えをさせていただきます。既存の各種業務システムにつきましては、電子計算機処理データの保護及び管理運営に関する規定に基づき、データ保護などに関する総合的な管理を行うため、総務部長をデータ保護管理者とし、各システムごとに業務担当部署の課長職をデータ取扱責任者とする管理体制を定めるとともに、データ保護管理を実施しております。現在、住民基本台帳システムの氏名、生年月日、性別、住所などの住民記録をもとにして、各種業務システムを構築しております。住民基本台帳システムを含め、これらの各種業務システムが21業務、専用端末機が43台、これらを操作する担当職員が75名となっております。また、操作する担当職員個々に暗証番号を設定し、自ら責任を持って操作に当たっております。住民基本台帳システムの住民記録をもとにしていない各種業務システムについても、業務担当部署において、それぞれ担当者以外の職員の使用を禁止するなどの使用制限を設け、管理しているところであります。しかしながら、これらの各種業務システムにおいては、操作履歴、個人ごとの情報照会に係る操作履歴を開示するシステムとなっていない状況でもあり、開示するデータがないのが実情であります。各種業務のシステムのうち、現行システム上に開示システムを構築できるものから順次整備を行っていくことにしたいと存じます。また、住基ネットの施行にあわせ、住基ネットの運用に係る責任体制、アクセスや関係機器などの管理など、セキュリティ関係の規定を整備したところであります。住基ネットに関する規定をもとに、現規定の見直しを行う必要があると考えているところであります。国においては、電子政府を目指し、各種重点計画を進めておりますが、個人情報の一元化など、危惧をされていることも十分理解をいたしております。しかしながら、住基ネットの今後の活用などについては、国会の場において論議され、制定されるものであり、セキュリティ対策についても、そのときの状況において最善の対策が講じられるものと考えております。個人情報の開示に係るものについては、開示できるもの、できないものの規定が設けられており、また、個人情報の流出防止策として、保守管理受託事業者を含め、システム操作者への操作管理システム構築及び管理体制強化、意識啓発のための教育、研修を行っていくことと、個人情報の流出に係る規定などについては研究してまいりたいと考えております。町の個人情報保護条例につきましては、今のところ見直しをする考えは持っておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。次に、4点目の保育園の公設民営化についての御質問にお答えをいたします。まず、保育園の公設民営化構想についてでありますが、本町の九つの常設保育園のうち、法人立の1園を除く8園はすべて町立保育園であり、町が中心となって、保育時間の延長や乳児保育の実施、子育て支援センターの開設など、保育環境の拡充に努めてきたところであります。しかしながら、働く女性の増加や就労形態の多様化など、社会が変化する中、本町の保育園児数は年々増加し、本年度は5年前に比べて12%増の880名が入園しておりますが、今後も仕事と子育てが両立できる保育環境や、子育て家庭への支援対策など、保育園が地域で果たす役割もますます大きくなり、保育園運営の一層の充実や、多様な保育サービスの提供が必要であると考えております。そのためには、町のみならず、民間ならではの経営姿勢や発想、サービス精神を保育園運営に取り入れ、活力や柔軟性、多様性、独立性のある保育園づくりを初め、効率的かつ効果的な運営基盤への転換など、保育行政の活性化を図るとともに、利用者の価値観や利便性にも配慮した保育園体制を中長期的な視点で進めていくことが重要と考えております。これらの観点に立って、平成15年度からは、保護者並びに地域の理解が得られた木野南保育園をモデル的に民営化して、実践研究を深めるとともに、その状況を見きわめながら保育行政の対応をしてまいりたいと考えております。次に、民間委託に向けた進捗状況についてでありますが、平成15年4月から、木野南保育園の民営化を図るべく、国の認可審査基準をもとに、8項目の公募条件を定め、十勝管内において、保育園、保育所もしくは幼稚園を経営している社会福祉法人または学校法人を対象に、8月にその運営事業者を募集いたしましたところ、町内の学校法人1件から申し込みがあったところであります。今後は、申し込みがあった学校法人の資質の適否について、有識者で構成する選考委員会を設置して審査をお願いし、その決定など、諸般の事務を進めてまいりたいと存じます。また、現在、木野南保育園に配置しております職員の処遇については、民営化に際し、身分を変更せず、他の町立保育園への人事異動で対応してまいりたいと考えております。なお、2点目、3点目の質問につきましては、教育委員会から答弁をさせていただきます。以上でございます。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
それでは、2点目の集団研修施設開設遅延の経過等についてお答えをいたします。今年3月に閉校いたしました旧上然別小学校の校舎、体育館、教員住宅、グラウンドを活用した集団研修施設が9月1日にオープンし、既に利用をいただいているところであります。御質問のとおり、計画の当初から、小中学校の夏休み期間中に間に合うよう、7月末のオープンを目指して作業を進めてまいりましたが、集団研修施設開設に当たっては、小学校の校舎から集団研修施設へと、建築基準法上の用途変更が必要になり、その改修工事として、排煙工事や防煙工事などの防災工事をしなければならなくなったところであります。そのため、用途変更に伴う改修方法について、十勝支庁と協議を進めた中で、既定予算では改修工事費に不足が生じたところであります。研修施設の早期開設を目指して鋭意努力をしてまいりましたが、用途変更に伴う工法検討や、工事費を圧縮させるための協議に時間を要したため、工事発注が遅れ、7月末のオープンに間に合わなくなったものであり、やむを得ず9月1日に開設を延ばして、このほどオープンに至ったものであります。この集団研修施設につきましては、新しい事業の立ち上げということもあり、予測しがたい事態もありましたが、いずれにいたしましても、当初の予算見積もりや工事期間の見方の甘さが、結果として研修施設の開設遅延の要因となったわけでありまして、最も利用が見込まれます夏休み期間中に開設ができなかったということでは、施設の有効活用という点からも深く反省をし、おわびを申し上げる次第であります。なお、9月中での利用の状況につきましては、申し込みを含めて5件、158名となっておりますが、今後、集団研修施設の利用促進を図るため、いろいろな機会を通してPRに努めるほか、利用のしやすい施設運営に意を用いてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。3点目の御質問についてお答えいたします。生涯学習情報発信基地と位置づける生涯学習センターは、現代の生涯学習社会に必要な基盤施設と考えております。これまでの生涯学習のほとんどは、学習活動の機会を設定する側が呼びかけ、希望を募るという方法で展開されてまいりましたが、今後は、学習をしようとする方自らが必要とする学習情報を容易に入手し、自分自身で学習計画を立て、自発的に学習を進めることができる条件整備が必要であります。このような自主、自発的な学習に必要な各種の学習情報を容易に入手できる体制づくりを行い、必要とする情報をより早く、より確実に、効率的に提供していくことが求められているものと思っております。このような中にあって、本年4月、農村環境改善センターを生涯学習活動の拠点施設、生涯学習センターと位置づけし、種々生涯学習事業を展開しているところであります。本年度の主な事業といたしましては、学習情報の収集、提供、学習指導者バンクの活用と充実、生涯学習まちづくりセミナーの開催のほか、昨年度から町と帯広大谷短期大学が連携して実施しております開放講座や、音更高校開放講座の開催等があり、新しい事業にも取り組んでいるところであります。このほか、今年度は収集した学習情報を提供するため、学習資料のホームページ化に向けて取り組んでいるところでもあります。また、町民有志の方々で構成する生涯学習懇話会においても、民間が推進できる生涯学習について論議されているところでありますので、民間の方々の取り組みと連携を図りながら、生涯学習社会に適切に対応してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、生涯学習センターにつきましては、学習情報提供機能の確立を目指すことにあるわけでありますが、現状は、人的体制も含めて、理想とするセンターにはまだ隔たりがあるものと認識しております。今後の方策といたしましては、他機関との連携をより一層深めながら、できるところから充実を図り、理想とするセンターの確立に向けて一日も早い実現を目指したいと考えますので、御理解を賜りたいと存じます。以上です。
再質問 26番 小針豊
一定の御答弁をいただきました。それで、早速再質問に入らせていただきます。第1問目の住基ネットとプライバシー保護についての件であります。まず1番目に、本町の住民基本台帳システムと住基ネットに接続されている仕組みというのは一体どのようになっているのかであります。また、そして住基ネット接続で本町の住民基本台帳システムや庁舎内LANなどへ外部から侵入される危険性はないのかどうなのかということであります。それから、二つ目でありますけれども、住基ネットは、国民がサービスを受けられる住民票の広域交付という部分と、転入出特例処理での情報が、情報処理センターや都道府県につながっていないとのことでありましたが、国の行政機関などで行政事務の効率化を図るために活用する本人確認情報の提供する専用回線が別であり、住基ネットは要するに二つのシステムがあるというふうに理解してよろしいのか、お伺いしたいと思います。それから、操作履歴、アクセスログの開示請求の関係ですけれども、住基ネットや本町の各種業務の電算処理システムにおきまして取り扱われている個人情報は、一体どのくらいの数があるのか。そして、日常的にそれらはどのように取り扱われているのか。更に、個人情報接続記録が開示できるシステムになっていないということでありますが、個人情報の保護の観点から、私は早急にシステムをつくるべきであり、また、情報漏洩のもとは、言うまでもなく操作できる、操作する人でありまして、職員への個人情報の重要さと申しますか大切さというか、取り扱いについての教育を、この際徹底すべきでありまして、規定の見直しも早急に整備する必要があると考えます。是非早急に整備されるように要望したいと思います。それから、二つ目なのですけれども、きのうもありましたけれども、住基ネットでは、御承知のように、来年8月から希望する人に限り住民票コードを保存したICカードが有料で交付されることになっておりまして、どこの市区町村の窓口でも、カードだけで住民票の写しを取得できるようになるわけでありますが、御承知のように、きのうもありました、ICカードには余裕がありまして、8,000字分の空き領域があるわけであります。よって、自治体が必要な条例を制定さえすれば、個人の医療情報や図書館の利用カード、福祉カードなどにも兼用が可能であります。言ってみれば、その人の病歴や財産から、ふだん読んでいる本の傾向まで、あらゆる情報を住民票コードからたどることも不可能ではないわけであります。政府内でも、今、納税手続に活用しようという考え方もあるようであります。そこで、私が懸念していることは、これらの個人情報が行政の裁量でなし崩し的に広がっていって、いわゆる個人の情報が丸裸にされるということであります。更に、行政への個人情報の集中が、個人管理社会の強化につながりかねない危うさも持ち合わせているということであります。本町も条例を制定して、独自のサービスをICカードに持たせることをどのようにお考えになっているのか、お伺いしておきたいと思います。三つ目に、個人情報をネットワーク化することによりまして、不正なアクセスなどで情報が流出する危険性は、これまでとは桁違いに大きくなるということであります。1人や2人の個人情報ならいざ知らず、もしかすると音更町全員、4万何千人の情報がすぽーんと抜けるという可能性もあるのではないかというふうに思うわけであります。いくら不正侵入を防止するための安全対策に万全を期すとは言っておりますけれども、住民の情報流出への不安がなぜ消えないのかと申しますと、個人情報が現実に漏れた例がたくさんあるからであります。そこで、本町も含めまして、住基ネットに接続している機関で、万が一町民の不利益になる重大な情報が漏れるような事態が発生したときには、町としてどう対応されるのかでありますけれども、昨日の山川議員の質問に町長は、一時的な切断、または離脱の可能性について言及されておりますが、そのとおり受けとめさせていただいてよろしいのか、確認のため、お伺いしておきます。住基ネットの関係の3番目に言った関係ですけれども、電子政府、電子自治体という部分に関連して、政府は2003年度を目標に、電子納税、電子入札など、さまざまな行政手続をオンライン化するために、電子政府、電子自治体を目指しており、既に改正住基法で活用が認められました雇用保険の支給、国家・地方公務員共済給付の支給など、93件の事務に、さきの国会での電子政府関連3法案によりまして、不動産登記だとかパスポートの発給、厚生・国民年金の支給、公営住宅入居者資格の確認、自動車登録など、171件の事務が追加提案されまして、継続審議中となっているわけであります。そこで、今後想定されますのは、インターネットを利用して自宅や職場でいつでも行政手続ができる社会の実現であるかと思いますが、ますます加速する超高齢化社会の中で、インターネットを使えない住民も増加するのは確かであります。従来の窓口での手続とオンラインの2本立てとなるために、事務の作業量はむしろ増えると思われます。政府が利点と強調している行政の効率化は、ここ当分は期待できそうな状況にあるとは思えないのであります。そこで、小さな利点、大きな不安とも言われる中で、管理する側のメリットはありましても、管理される国民に果たしてどれほどの利点があるのか、いささか疑問を抱く一国民でありますけれども、いかがでしょうか。それからまた、ある自治体の関係者は、電子化が進めば職員が住民と接する機会が少なくなりまして、住民の要望や悩みを生の声で聞かないで、申請を機械的に処理するだけの役所になれば、住民の声が行政に届きにくくなり、自治体が空洞化しかねないとの不安もあるようであります。ネット社会の到来による電子自治体について、地方自治体の首長としてどのような認識を持たれているのか、お尋ねしたいと思います。この部分の最後ですけれども、今回の住基ネットのように、個人情報の集中管理は、情報の漏洩や流出などのリスクが大変大きく、国民の不安を増幅させている大きな要因となっていることは確かであります。先進諸国におきましても、成功している例は少ない中で、リスクを極力小さくするためには、情報を分散して管理する方がよりベターというふうに私は考えるわけでありますけれども、どのようにお考えでしょうか。次、第2点目の集団研修施設の開設遅延についての再質問に入ります。教育長から御答弁をいただきました。この研修施設は、既に御承知のように、当初予定よりおよそ1カ月遅れでこの1日にオープンしたわけであります。何と申しましても、発注の遅れの最大の要因は、教育長も申していましたけれども、当初予算の見積もりの甘さでありまして、そのために工事費の不足を来たし、その対応に時間を費やし、そして発注が遅れ、当初予定の7月末のオープンを不可能にしたわけであります。そこで、私が考えるには、まずこの一連の経過から、教育部局と建設部局の連携のまずさというか悪さ、つまりいつも指摘されております縦割り行政の弊害がはっきり表に出てきたのではないかというふうに私は思います。二つ目として、特に今回のように新しい事業の取り組みに対する責任体制と申しますか、チームリーダーの計画推進に当たっての統括力や指導力がいまいち不足しておりまして、いわゆる無責任体制になっていないかということであります。それから、三つ目は、予算執行に際しまして、いつも言われることでありますけれども、町民から預かっている血税を投資するという意識や、投資効果、これはいわゆる民間に比べまして著しくコスト意識が欠落しているのではないかと思うわけであります。この点について、お答えいただく部分がありましたらお願いしたいと思います。3番目、生涯学習センターの機能強化の件でありますけれども、一定の御答弁はいただきました。それで、まずその1番目として、生涯学習センターということで位置づけを明確に打ち出しているのにもかかわらず、この種の施設として条例化されていないということは極めて異例であります。なぜ条例化しないのか、なぜ堂々と生涯学習センターという看板を掲げられないのか、何かできない理由はあるのか、具体的にお答えください。その二つ目。昨年の暮れの定例議会の一般質問で教育長は、生涯学習推進計画の作成に向けて努力するとお答えになっておりますが、その計画の作成はその後どうなっているのでしょうか。もし作成されているとすれば、その計画の概要についてお聞かせ願いたいと思います。その三つ目。昨年暮れに検討委員会から示された改善センター跡利用案によりますと、生涯学習センターの役割、機能として、センターを生涯学習情報発信基地と位置づけ、町民が気軽に生涯学習についての相談や情報が得やすい場とするとあります。更に、生涯学習センターは直接自ら事業を起こすことを目的というか主眼としないで、それぞれの学習資源と町民とをつなぐ、コーディネートすることを目的に発展させるとありますけれども、はや移行してから半年ぐらいを経過しようとしているのに、どうも何がどう変わったのか、一向に私には見えてこないのであります。強いて申し上げれば、情報発信の部分でガイドブックが作成されたこと、機構の面では、この4月に社会教育課が生涯学習課に名称を変えて、改善センター跡地に移行したことくらいかなという理解であります。どう見ても、町民が気軽に足を運んで相談できるような機能にはほど遠い印象を強く受けている1人であります。現状では、町民が寄りつかない、寄りつきづらい施設となっているのではないかと思えてなりません。そこで、一つ目として、作戦本部というか、この言い方が適切かどうかわかりませんけれども、作戦本部としての戦略的な取り組みが脆弱であり、加えて、内部における連絡調整機能、運営体制など、センター機能の充実、強化を図るべきだと私は思います。二つ目に、庁内における生涯学習関連部門との連携強化など、組織の強化を図るべき。そして三つ目、現状、さきにも申し上げておりますけれども、場所が変わったということにより、何か離れ小島的な実態にありまして、本庁との連携が不十分、スタッフの配置、責任体制の明確化、これは上司の監督管理も含めてであります。など、機構の、やっぱりこの際、改革をしなければならないのではないかというふうに私は考えます。そのことについてお考えを持ち合わせていらっしゃるのであれば答弁をお願いします。4番目、最後の質問、公設民営保育園の進捗状況であります。この部分につきましては、既に受託希望者の公募も終わって、締め切られておるようでありますけれども、さっきの答弁によりますと、学校法人1件から申し込みがあったということであります。ちょっと不思議なのですけれども、なぜ運営希望者が少ないのか、少なかった要因をどんなふうにとらえておられるのか。また、事業者の選定はもう既に終わっているかと思いましたら、これからだということでありますので、その選定に当たり、条件として8項目というようなことでありますけれども、その中で、どんな点に重点を置かれるのか、特にお聞きしておきます。その二つ目で、民間委託によりまして一定のコストの削減はともかく、これまでの議論のポイントであります、民間の活力の導入によりまして保育サービスの質的向上を図ることが期待されておりまして、そういう点で、民営化後、どのような保育理念で特色ある保育サービスが期待できるのかについて、あえてお伺いしておきたいと思います。以上です。よろしくお願いします。休憩(午前10時45分)
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
再質問にございました、総括的といいますか基本的な考え方といいますか、そのことについては私の方から答弁させていただき、事務的な一つ一つの項目については、担当の方から後ほど説明をさせていただきたいと思います。やはりこれからの時代ということになりますと、国が一つのIT技術産業というようなことで、強力的な進め方が今示されておりますし、また、今、市町村財政というのが非常に厳しくなってきているというようなことからすれば、やはり効率的な事務改善といいますか、OA化というようなことも、当然これからの時代は避けては通れないというような考え方でいるところでもございます。それに伴いまして、やはり一つの電子事務というようなことになりますと、職員の不正、あるいはその技術以上の新しい新技術をもって悪用する、そういうようなこともこれから考えられるというようなことでもございます。私ども職員の中にありましても、容易に利用ができないような管理システムなり、あるいはこの操作的なものも含めて整備をしていかなければならないというふうに思うわけでございます。できることであれば、職員を信じて、そういう費用をかけなくてもきちっと守られていくということが大前提でございますけれども、現実の問題として、こういう取り扱いについては容易に使えないような、そういうシステム化することもやはり必要な時代だなと、そのように思っております。また、御質問の最後の方にございました、特にこういう機械、OA化によって、それぞれが機械と自分というようなことで仕事を進めていく、この人間関係だとか、お互いに相談、やはり知恵をお互いに出し合って、より以上の効率的な改善をしていくなり、事務の執行を行っていく、こういう考え方も必要であろうと思いますし、また、今現実、そのようにやられているわけでございます。どちらかというと、私も60を過ぎておりますから、新しいそういう技術といいますのは、どうも私自身も苦手でございますけれども、今後、やっぱり行政の中にも、これはやっぱり積極的に取り入れていかなければならないというようなことからいたしますと、先ほどお話ありましたように、やはりこの職員同士といいますか、やはり私どもは一つの組織の中で行うということになりますと、とかく縦割り云々ということを言われているわけでありますけれども、私は、その縦割りであろうがその組織であろうが、それを使っているのは、つくっているのは、あるいは利用しているのは人間でありますから、その人間の考え方が問題であるわけであります。そんな点では、このセクトになっていきますと、だんだん横のつながり、協力関係、そういうものが薄れていくという一抹の不安を感じているところでもございます。今後、職員研修という中で、やはり今後、こういうOA化していく時代に対応する人間関係なり、あるいは事務処理のあり方なり、こういったものは積極的に一つの研修の中でやはり取り扱っていかなければならないというふうに思っているところでもございます。以下、いくつかの項目にわたっての件については、担当の方から説明をさせていただきたいと存じます。
答弁 総務部長 奥山政則(総務部長は2003年3月まで)
再質問で何点かの御質問があったわけでございますけれども、まず、住基ネット接続の関係と、それから従来からやっております住基のシステム、それから庁舎内のLANとの関係でございますが、現在、住基ネットと接続しております機械が、住民課でございますけれども、1台ございます。それは通常の住基ネットとの業務の関係でどうしても接続しておかなければならないようなものでございまして、1台と申しましたが、端末機でございます。それは1台ございまして、従来の庁舎内LANの配線を使いながら接続しているのが現状でございます。ただ、そのほかの庁舎内のLANとは切り離した形でございまして、ほかの庁舎内のLANには入り込めないような状況にはしてございます。今、これは全国的な傾向でもございますが、ただいま申し上げましたように、住基ネットと住民課の従来のLANにのせた形が全国的に多いというようなことでございまして、現在、国におきましても、それぞれを別な回路にすべきだと、そのようなことで今それぞれ指導も入ってきているところでございます。ただ、それをやりますと、仮に住民票等の交付要求があった場合につきましては、住基ネットにかかわるもの、それから従来の方法で住民票等の交付を要求される方、いろいろかと思うのですけれども、それによりまして、機械を使い分けるといいますか、2台を置きながらやっていくというようなことが今後出てくるわけでございます。そんなような不便さが出てくるかなというような感じはしておるところでございます。それから、既存の戸籍係だけ従来のLANにつないでいる関係上、外部から侵入される危険性はないのかというようなことでございますけれども、現在考えられておられます技術の中で最善の措置が講じられているというような認識でございます。それを信じながらやっていきたいというふうに思っているところでございます。それから、住基ネットと、昨日も山川議員さんの御質問でお答えしておりますけれども、住民票の広域交付、それから転入転出特例措置の関係でございますが、それぞれ別の回路の専用回線を使っているところでございます。これは御質問にあったとおりの、二つのシステムかというようなことでございますけれど、それにつきましてはそのとおりでございます。それから、条例でございます。ICカードの空きスペースを使いまして、条例で定めるところのいろいろなサービスが可能になってくるわけでございますけれども、それに対しましての考え方でございますが、まず、ICカードそのものが希望者というような基本的な考え方がございます。それによりまして、町民全員に交付、ICカードがわたった時点では、そういうことも考えられるだろうというふうに思っているわけでございますけれども、ICカード自体が希望者というようなことでございまして、空き情報を使いながら、図書館情報とか福祉カード、それから印鑑証明とか、いろいろな目的に使えるわけでございますけれども、しばらくこれは検討していかなければならないだろうというふうに思っておりまして、来年から即空きスペースにこれらの情報を入れるということにはなってこないだろうというふうに思っているところでございます。ただ、先ほどちょっと申し上げましたけれども、印鑑証明になりますと、今の印鑑証明の交付自体がカード式になってございます。それらとの整合性をどうとるのかということも考えていかなければならないだろうというふうに思っているところでもございます。以上で、私の方からの御答弁とさせていただきたいと存じます。
答弁 助役 藤井勉
質問の中で、重大な事態が発生した場合のことについての昨日の答弁について、間違いはないかということでございますけれども、一応緊急事態への対応計画というようなことで、対応計画を持っておりますけれども、その内容にもよりますけれども、重大な事態が発生したというようなときには、そのような判断をすることもあり得るということでございますので、そのように御理解をいただきたいと思います。
答弁 民生部長 吉井隆徳(民生部長は2004年3月まで)
それでは、私の方から、公設民営化の保育園の関係につきましてお答えを申し上げます。まず1点目の、なぜ少なかったか、この要因についてということでございますが、それぞれ公募中におきましては、二、三件の電話照会があったわけでございますが、結果として1法人の申し込みしかなかったわけでございます。これについては、なかなか私どももそこら辺については分析はできない状況にございますけれども、機会がございまして、帯広市の職員等に会う機会がございまして、お話をさせてもらいましたけれども、帯広におきましては、来年、2園ほど民営化をするという計画を持っているということでございます。これは認可をとって民営化するという方式でございますけれども、そういう意味から、帯広の法人等につきましては、自分の地域において、そういうことで非常に厳しい状況で経営をしていくといいますか、新たな展開をしていくということを聞いてございまして、音更まで手が伸びなかったのでなかろうかというような推測のお話を聞いているところでございます。それから、2点目の、どんな点に重点を置くのか、あるいはサービスの向上等についてどのように考えるのかということでございますけれども、民営化についての考え方でございますが、民間が持てる機能を分担しながら、保育の拡充を初めとする多様性、柔軟性のある保育サービスの提供、あるいは保育士の資質の向上や、保育所の活性化を図っていく必要があるだろうというふうに思っております。具体的に申し上げますと、一つ目として、保育ニーズに対する即応性と柔軟性。二つ目として、保育所の個性化が図れ、利用者の選択肢を広げられる。3点目として、公と民がライバル意識を持つことで、保育士の資質を高め、保育所の活性化が図られるというようなことが私どもの望んでいるところでございますが、いずれにいたしましても、試行的に民営化をやっていくわけでございまして、これらの推移を見ながら今後の対応を図っていきたいというふうに考えてございますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
集団研修施設の関係について御答弁をいたしたいと思います。開設に当たって、縦割り行政のまずさというような御指摘がございました。いずれにいたしましても、建築技術というような部門においては、町長部局の建設の方と協議をしながらやっていかなければならないというような実態でございまして、そのことが、連携がまずかったかまずくなかったのかといいますと、私たちは建設部の方も非常に真剣にこの集団研修施設の開設に当たって検討していただいたというふうに思っているところでございます。最終的に教育委員会としての予算計上の甘さ、あるいは発注の遅れを生じた、そのようなところ、我々が支庁との協議、その辺のところで、最終的に建物の建築基準法上の変更についてどこまで必要だというところの確認をしていなかったという結果になろうかと思います。建設部の方からは、ここまでは必要だよというような指示があったわけでございますけれども、何とか計上した予算の中で実施ができるだろうというふうなことを考えた結果でございます。私たちの予算の計上の見積もりの甘さというようなことで、まことに申しわけない事態に陥ったということでございます。ただ、チームリーダーの統率力、あるいは指導力の不足というようなことの御指摘もございましたけれども、担当部局として、非常に一生懸命この開設に向けて努力をしていたというふうに私は感じております。その無責任体制というような御指摘があるとすれば、そのトップにいる教育長が、そのような部下の者の仕事の進め方、これらについて目配りがなかった、そのような結果だったのかなと、このように考えているところでございます。立場上、私としても不徳のいたすところというふうに反省をしてございまして、今後におきましては、いろいろな面において指摘のないようにしていかなければならないなというふうに反省をしているところでもございます。結果的に、税金を使いながらやっていくのに、結果、1カ月遅れた、利用が遅れたというようなところに関しましても、本当におっしゃるとおり、御指摘のとおりでございます。先ほど申しましたように、このような事態に陥らないよう、内部組織一丸となって対応していかなければならないだろうというふうに改めて反省をいたしているところでございます。生涯学習センターの関係についてでございますけれども、条例化をしていない、堂々と条例化をして看板を掲げろというふうな御指摘でございます。現状においては、生涯学習推進計画の作成というようなこともございます。推進計画につきましては、生涯学習推進協議会から御答申をいただきました基本構想にのっとりながら、今、推進計画を作成中でございます。内容としては、学習機会の情報提供機能、指導相談体制の充実、あるいは市町村とのネットワーク化、民間における推進体制の整備等々、その基本構想にのっとりながら推進計画を作成しているわけでございます。そのような中において、今、生涯学習基盤の整備、正式に生涯学習センターという独立した事業的なものをやっていくというような事態になったときには、条例化の中における生涯学習センターの明確な位置づけ、これも必要であろうというふうに思っておりますが、現状においては、その基盤整備というようなことになってございますので、正式な条例化ではなくて、生涯学習課の中において、これら推進計画を作成しながら、そして町民の方々の生涯学習機会の提供、情報発信、これらについて対応しているところでございますので、どうか御理解をいただきたい、このように思います。また、寄りつきづらい、町民が足を運ぶというようなことが非常に寄りつきづらい施設だという御意見でございますけれども、私が聞いている状況の中においては、そういう方もおられるかとは思います。だけれども、あそこに行ってみれば、会議室もあるし、非常に駐車場もスペース的なものもあるし、行きやすいというようなお褒めの言葉もいただいている部分もあるわけでございます。今後においても、町民の方々が気軽に足の運べる生涯学習情報の発信基地、あるいは町民の方々が生涯学習にかかわる相談、この窓口として、職員もそれなりの対応をするようなことで指導をしていかなければならないなと思いますし、職員もそのような認識を持って対応することになるだろうというふうに考えているところでございます。内部組織の強化ということでございます。先ほども申しましたように、まだ十分な生涯学習センター情報発信基地というような状況にはなってございません。これからは生涯学習社会というようなことでございます。一番大事な部分かなと、このように思っておりますので、今後において、この組織の強化、そのようなことについて、町長部局の方にも職員の張りつけ、これらについてお願いをしていかなければならないだろう、こう思っているところでございます。本庁との教育委員会本部との連携の不十分さ、これが同じ部屋から離れてしまったというような部分、若干はあるにしても、いろいろな分野において、例えば体育館、図書館、文化センター、これらについても、教育委員会本部から離れて事務をやっているわけでございます。そのようなことを考えますと、本庁との連携不十分さ、これらが若干はある、なきにしもあらずというふうには思いますけれども、よその出先機関を考えますと、そんなに大きな問題となっていることはなかろうというふうに考えるところでございます。もし連携不十分というようなことがあったとすれば、担当の方とも話をしながら、いろいろな面において改善をしていく必要があろうと、このように考えるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 26番 小針豊
最後の質問になりますけれども、順序不同で申しわけないのですけれども、最後の4番目の質問の公設民営保育園の関係ですけれども、一定の部長答弁をいただいておりますけれども、今後の推移を見ていきたいというようなことでありますけれども、この件につきましては、過去にいろいろ議論されてきている経過もありますし、是非町民の期待にこたえられるような形の民営の保育園がスタートすることを強く望んでおきますし、担当部局としてそのことをしっかり踏まえていただきたいというふうに思っています。これはとりあえずこの程度にします。それから、後ろから順番にいきますけれども、生涯学習センターの機能強化の点でありますけれども、肝心の私の言いたかった部分が何かぼけてしまっているのですけれども、今、教育長は、もう少し軌道に乗ってからということでありますけれども、どうもその理由がわからないのですけれども、軌道に乗せてからしっかり看板も上げていきたいということであるようでありますけれども、ということは、まだやっぱり全然軌道に乗っていっていないということがその裏側にはあるのかなというふうに思いますし、私もそう思っていますから、どうかこの辺は、どちらかといえば看板ぐらい上げてもいいのではないかと思うのですけれども、どうもその理由が不透明なのですけれども、看板をまず上げて、そしてどこから見ても、ここが生涯学習センターなのだなというふうに町民の方にやっぱり見てもらうということも一つの方法だというふうに私は思うのですけれども、もしこの点についてありましたらお答えをお願いしておきます。(発言する者あり)時間がだんだん迫ってきますので、そういうことで、私も言いたいところはその点でありますので、よろしくお願いします。2番目の質問、集団研修施設、これは要するにもうくどくど申しません。要するにどう見ても、町民サイドから見ても、行政というか、役所がやる仕事としてはまことにお粗末というふうに思います。素人ならいざ知らず、そういうケースというのは役所にいる限りいっぱいあるわけで、どんなことでもやっぱり想定されることは事前に想定して予算をやっぱり組むべきでありまして、今回のケースは本当に極めて私にとっては心外であります。そのことによっていろいろな影響が出たわけでありますから、一定の反省の言葉もありましたけれども、このようなことが再び起こるようなことは絶対ないように、しっかりやっていただくことを強く求めておきます。それから、最初の住基ネットの関係ですけれども、ここの部分もいろいろ申し上げました。いろいろ心配もあるし不安もある町民もいっぱいいらっしゃるわけでありますので、しかしながら、ここのところでは、最終的には、住基ネットはもちろんでありますけれども、個人情報の集中管理というのがいかに大変なことか、情報の漏洩だとか流出などのリスクが大きいわけでありまして、これが国民の不安を増幅させているわけであります。そんなことで、個人情報の取り扱いにおける課題として、今後とも個人情報の保護とシステムの安全性確保、これは絶対避けて通れないわけでありますから、何はさておいても万全を期されることを強く申し上げておきます。それと、規程も早急に整備、管理規程ですか、取扱規程というか、規程も早急に整備されるよう、重ねて申し上げておきます。それから、最後なのですけれども、実は昨日の山川議員の質問に答えている部分で、住基ネットの関係ですけれども、助役の答弁で、ちょっと理解できない部分があります。それは、既に皆さんのお手元に、ハガキで住民票コード番号が記載されたものが到着しているわけでありますけれども、きのうの質問に答えた部分で、あのハガキ自体がどうやら透けて見えたようでありますけれども、透けて見えることを想定していなかったというような発言を助役はされておりますけれども、これは考え方によっては大変なことでありまして、極めて初歩的なミスだと思います、僕は。そんなことでさえ、そんな想定していなかったで済まされる問題ではないし、そんなことを続けていくということは、要するにこの先のネット運用や何かの面で、いろいろな面で不安をまたかき立てる要素にもなりかねないわけなのですけれども、その辺について、もし僕の言っていることが間違っているのであればお答えをいただいて、私の質問、以上で終わります。
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
生涯学習センターの看板をどうして掲げられないのかというようなことでございます。年度当初、生涯学習センターの看板をつくれということで、作成はしているわけでございます。ただ、表に掲げるという部分において、ちょっと論議がありました。私は、別に条例がないから表には掲げられないのだというふうな認識はなかったわけでございますけれども、今の状態の中においては、条例化されていないという中において、表に生涯学習センターの看板を掲示するということは不適当だというふうなことが内部検討の結果あったということでございます。しかし、二枚看板があったとしても、生涯学習課もありますよ、その中に生涯学習センターということで、生涯学習の情報発信基地的な対応もするのだというふうなことでございますので、私はもう少し、条例がないと表に看板が掲げられないというようなところについては不可解な部分があると自分自身は思っております。そのような中において、もう少し、看板はいつでも掲げられるように用意はしているわけでございますので、もう少しこの二枚看板、条例がなければ表に出せないというのは……。(発言する者あり)
答弁 教育長 宮野章三(教育長は2003年3月まで)
そのようなことで、もう少し内部検討をさせていただきたい、このように思っております。(発言する者あり)
答弁 助役 藤井勉
ハガキといいますか、手紙の件につきましてお話がございました。昨日も申し上げましたとおりでございますけれども、余りくどくどと言い訳は申し上げません。いずれにしても、注意不足であったというふうに深く反省をしておりまして、今後、これらの仕事に当たりましては、いろいろな角度からそのようなことのないように最善の注意を払ってまいりたいというふうに思いますので、御理解をよろしくお願い申し上げます。