みんなの議会

音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月17日

牛海綿状脳症による被害の救済と再発防止策について

2001年12月17日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「牛海綿状脳症による被害の救済と再発防止策について」質問し、町長 山口武敏、経済部長 大熊宏が答弁しました。

質問者
山川秀正 議員
答弁者
町長 山口武敏、経済部長 大熊宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 山川秀正

おはようございます。通告に従いまして、質問をさせていただきます。まず、1問目といたしまして、牛海綿状脳症による被害の救済と再発防止策についてお伺いを申し上げます。この質問につきましては、一般質問初日に高田議員が詳細にわたって質問を行っておりますので、なるべく重複を避けて質問を行いたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いします。経済のグローバル化に伴い、酪農畜産が大変な状況に置かれています。家畜の法定伝染病の発生が後を絶たない状況が最近続いている。ヨーネ病、口蹄疫と、そして、そこに追い打ちをかけるように9月に千葉県、11月に北海道、そして12月早々に群馬県と3頭の患畜が発見され、被害の広がりが懸念されている牛海綿状脳症について、次の点について見解をお伺いをしたいと思います。1点目といたしまして、十勝町村会等を通じた要望事項の現在までの到達点と今後の課題について、明らかにしてほしいと思います。十勝町村会の要望を見ますと、7点挙げてございまして、当議会の意見書案とほぼ同様な内容になっておりますけれども、その対応について、具体的にどのようになってきているのか、お伺いをしたいと思います。2点目といたしまして、農業、特に酪農畜産分野での被害額については、先日の一般質問でも1億7,100万円という金額が報告されておりますけれども、その酪農畜産以外の分野、この部分での被害額と対策について、具体的に明らかにしてほしいと思います。3点目といたしまして、一日も早い消費回復と再発防止のために、地方自治体がどのような役割を果たせるか。また、どういう見解をお持ちか明らかにしてほしいと思います。特に、この問題については、牛肉の消費拡大、消費の回復が図られない限り、値段の回復、それは図れないと思います。そういった点からいきまして、特に消費回復のために具体的にどのような考えをお持ちなのか、お答えをお願いいたしたいと思います。続きまして、第2点目といたしまして緊急地域雇用特別交付金事業についてお伺いをします。発表のたびに更新される完全失業率が5.4%に達し、回復の兆しが一向に見えないそういう状況の中で、更にその不況に拍車をかけるようなIT産業等の大リストラ計画が発表され、実行に移されようとしています。このため、有効求人倍率は依然として低水準であり、45歳以上が0.25、55歳以上になると0.13と年齢間の格差はますます広がっています。こうした対策として創設されたのが、緊急地域雇用特別交付金事業であると思います。そういった観点から、次の3点についてお伺いをしたいと思います。1点目といたしまして、1999年から始まった緊急対策事業の3年間の実績を明らかにするとともに、その評価をどのようにされているのか、お伺いをしたいと思います。2点目といたしまして、2002年度、来年度から新たな雇用対策が予定されておりまして、その聞き取り調査等も行われておりますが、その新たな対策、今年度までの対策と比較して、どのような違いがあるのか。その対策の内容について明らかにしてほしいと思います。3点目といたしましては、新たな対策に対して、町村としてどのような希望が出されたのか。この点についてお伺いをしたいと思います。最後に、大きな3点目といたしまして、農家経済状況についてでございます。降霜被害額やBSE被害額などが公表されておりますが、全体像がまだはっきり見えておりません。共済金の支払い見通し等農家個々の経済状況、今年度どのようになっているのか実態を明らかにしていただきたいと思います。以上、3点、御答弁の方をよろしくお願い申し上げます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の、牛海綿状脳症による被害の救済と再発防止についてお答えをいたします。まず、町村会等を通した要望事項の現在までの到達点と今後の課題についてでありますが、要望の一つ目として、原因の究明があります。これにつきましては、現在感染原因の究明作業が進められているところですが、特定されておりません。原因が早期に明らかにされない限り、消費者、生産者の理解と信頼が得られないことから、今後も早急な究明を要請してまいります。このことにつきましては、国もようやくこの海綿状脳症に対する専門的な研究施設を、国において建設をするというような方向が出されております。二つ目は、食肉の流通についての要請として全頭検査実施前の食肉の市場隔離と牛肉の調整保管の実施でございます。これにつきましては、10月26日、牛肉在庫研究保管対策事業が創設され、検査前の牛肉在庫の市場隔離が実施されております。最終処分場は、国の責任において万全を期しており、焼却処分を含め市場に戻さず処理する方法を、現在国において検討中であります。これも今月の14日でございましょうか、国の責任において焼却処分をすると、その必要経費200億円、こういうような方針が出されてございます。また、調整保管につきましては、牛肉価格安定緊急対策事業が創設され、価格低迷に対応して実施が決定されております。三つ目は、牛肉並びに個体価格の低落や出荷自粛による経費の増大など酪農・畜産農家が被った損失に対する補てん措置についてです。肥育牛につきましては、既存事業での対応可能範囲を超える価格下落に対する赤字補てんをするための牛海綿状脳症対応肉用牛肥育経営特別対策事業が創設され、9月分については1万1,400円、10月分については5万6,800円と決定され、12月中に交付されることとなっております。肉用子牛につきましては、子牛価格の下落時に奨励金が交付される子牛生産拡大奨励事業について、経営規模拡大者と維持者の間に金額の差が設けられていたものを、事業拡充により格差がなくされております。また、10月18日より食肉向け牛肉の全頭検査が始まりましたが、検査機器及び人員不足により処理が希望どおり進まず、出荷調整が余儀なくされていたところであります。このため、国では飼養管理経費が膨らむことに対する措置として、1頭当たり肥育牛で2万円、廃用牛8,000円、肉用子牛1万円が牛海綿状脳症検査円滑化対策事業として助成されることとなっております。四つ目は、屠畜場で発生する牛の特定危険部位の焼却施設を初めとする屠畜場整備についてと、焼却後の残灰処分場の確保及び検査結果判明までの一時保管による枝肉・内臓等の品質低下時の廃棄処分補償についてであります。これにつきましては、対策事業として牛海綿状脳症対応食肉施設整備対策事業が創設されており、屠畜場開設者を対象とした説明会が先月末に開催されております。また、枝肉・内臓等が廃棄処分となった場合については、国の対応としては現在は不明ですが、道独自の事業として損失補償を行うことが決定されております。五つ目は、食肉の全頭検査実施のための体制充実と、屠畜場での処理能力の増強支援についてであります。このことにつきましては、当初十勝の食肉衛生検査所には検査機器が1台しか配置されず、屠畜場の受け入れが制限されておりましたが、その後、11月下旬までに2台の追加配備がなされ、検査体制も整い、以前と変わらず1日300頭を処理できるようになったところであります。六つ目は、消費者対策であります。このことについては、農協・生産者団体等が実施する各種イベント等に助成される道産牛肉緊急消費拡大事業が創設されております。対応といたしましては、十勝管内の官民が一体となった組織による取り組みとして、地元での消費拡大PRとあわせて都市圏の大消費地でのPR活動等が行われております。また、牛肉安全PRについては、国の報道発表などで示されておりますし、各種報道でも対応されておりますが、マスメディアを利用した国レベルでの継続的かつ一層充実した取り組みを要望してまいります。七つ目は、肉骨粉の焼却処理に必要な大型施設の設置と焼却をしなければならない期間及びその後の恒久的対策と、死亡獣畜の扱いについてであります。死亡獣畜や屠畜場で廃棄処分しなくてはならない特定危険部位を焼却する大型施設は、全国8カ所に設置する方針が示されております。このうち、道内は1カ所となっておりますが、肉骨粉を受け入れるかどうかは今後の検討事項となっております。肉骨粉を焼却しなければならない期間及びその後の恒久的対策につきましては、現在のところ未定となっており、今後も要請事項の課題と考えております。八つ目は、消費者の信頼確保と酪農・畜産の安定経営のため、飼料の安全性確保や農場の衛生対策及び家畜個体識別による情報管理システムの早期確立についてであります。これらにつきましては、牛海綿状脳症関連飼料適正給与緊急対策事業により、飼料中の肉骨粉を調べる機器を新得町の道立畜産試験場に整備予定となっており、農場の衛生対策については、現在家畜保健衛生所による牛飼養農家の巡回指導が実施されております。また、個体識別システムについては、来年3月までに全頭耳につける標識を装着すべく、事務作業を行っております。九つ目は、各種緊急対策事業の予算確保と、弾力的な運用及び今後の経営動向を見きわめた上での必要な対策についてであります。これにつきましては、現在、各事業が創設、運用が始まった段階でありますので、事業の実施の中で細部につきましては、要望してまいりたいと思っております。また、今後の対策につきましては、町牛海綿状脳症対策会議の中で協議し、要望してまいりたいと存じます。次に、2点目の緊急地域雇用特別対策事業についてお答えをいたします。まず、3年間の実績と評価でありますが、この事業は、地方自治体において緊急性や雇用創出の高い事業を実施するよう、国が都道府県に交付金を交付し、都道府県はその交付金を原資として基金を創設、各市町村が実施する事業に対して全額補助する形態で、平成11年10月から平成13年9月までの3年間の事業として実施されてまいりました。本町におきましては、平成11年度に2事業で事業費1,078万7,000円、平成12年度3事業で事業費2,539万3,000円、平成13年度2事業で事業費750万7,500円、総体では7事業で4,368万7,500円の事業を実施いたしました。雇用創出につきましては、ホームヘルパー3級養成研修事業の特殊なものもありますが、実人員で769人、就労は4,678人工、このうち新規雇用につきましては、実人員117人で就労は4,055人工という実績であります。また、この事業の評価でありますが、本町にとりましては10割補助ということで、厳しい財政状況の中、懸案でありました事業が実施でき、大変有効でありましたが、ただ国が期待しているような事業を委託した企業に継続雇用ということには至っていないのが実態であり、そういう面では若干効果性に乏しいかと思うところであります。やはり、安定雇用という面からは、企業の活力が最も重要と考えているところであり、一日も早い景気の回復を期待するものであります。次に、新たな緊急雇用特別交付金事業についてでありますが、現在、国や道から要綱等が示されておりませんので、内容等については不明でありますが、今月20日に説明会が開催されることになっておりますので、具体的な内容が示されるものと思っております。新聞報道などによりますと、事業費に対する人件費が85%以上であること、失業者の雇用が75%以上あることなどが事業の条件と言われております。次に、新たな緊急雇用特別対策事業に対する実施希望事業についてでありますが、道では、この事業に対する現行制度を基準とした要望調査が行われ、本町としては学校におけるドラマワークショップ事業、公園・緑地の樹木剪定事業、固定資産現況地目照合事業、林業関係で防風保安林の枝払いや支障木の除却などのほか、林道沿いの草刈り、支障木の除却、オサルシナイ林間キャンプ場周辺の草刈り、遊歩道の整備など総事業費で6,305万3,000円の要望をいたしたところでありますので御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の農家経済についてお答えをいたします。今年の気象は、春先から6月まで順調に推移したものの7月から急変し、日照不足と低温の日が続き、更に9月に大雨と二度の降霜に見舞われるなど、まさに異常気象とも言える年でありました。このような経過の中、現状における作柄について申し上げますと、小麦は平年比105%のやや良、てん菜が107%の良、菜豆類が103%のやや良、バレイショは並となった反面、米・大豆についてははなはだ不良、小豆についてはかなり不良、野菜については価格の低迷により減収、畜産については牛海綿状脳症の影響により個体販売は減少したものの、乳代が堅持されたため若干の減収にとどまり、町全体での粗生産額は210億円程度と推計し、総じて平年並ではないかと考えております。また、共済金についてでありますが、十勝農業共済音更事業所に確認をいたしましたところ、豆類についての見込額は1億7,300万円程度となるほか、米・小麦・てん菜などを合わせ約2億円が全て年内に支払われるということであります。いずれにいたしましても、生産者並びに農業関係者の方々には、この異常気象の状況において被害を最小限に食いとめていただきました日ごろの御努力に敬意を払うとともに、生産性につなげるため基盤整備、土づくり、輪作体系の確立の必要性を改めて実感したところでございます。大変失礼をいたしました。1点目の2番目からの答弁がちょっと抜けておりましたので、ここで改めて答弁をさせていただきます。農業分野以外での被害額と諸対策についてでありますが、被害額につきましては、実態調査を行っておりませんので具体的にお答えできませんが、関係者にいろいろお話を伺った中では、スーパー等の大規模小売店では、全体として前年対比5%程度の落ち込みがあるものの、この要因としては必ずしも牛海綿状脳症ばかりではなく、景気低迷による消費全体の冷え込みのほか、価格の低迷、同規模店の競合などの影響が大きいとのことであります。一方、直接的に肉を扱う焼肉店やレストランなどの影響は大きく、特に我が国では初めて症例が発表された9月以降10月は、前年に比較して25%を超える落ち込みがあったようであります。その後、幾らか回復傾向にあるようでありますが、2頭目、3頭目の症例が出たことにより、今後にどのような影響を及ぼすかが不安とのことであります。長引く景気の低迷から消費全般が落ち込んでいる中での追い打ちをかける出来事であり、これが回復には相当の時間を要するものと思われます。ただ、牛肉の半額セールやイベントなどではかなりの盛況ぶりのようでありますので、消費の低迷は必ずしも牛海綿状脳症に対する不安だけの要素ではないように思われます。いずれにいたしましても、牛海綿状脳症に対する消費者の不安を払拭するには、感染原因の早期究明と安全部位と危険部位の明確化など、正しい情報の周知徹底を図ることが肝要と考えますので、関係機関初め国や道に働きかけてまいりたいと思っております。また、関連業種の経済対策につきましては、道で関連中小企業者向け融資制度を設けており、町といたしましては、商工業振興資金の中で対応してまいりたいと考えておりますので御理解を賜りたいと存じます。次に、一日も早い消費回復と再発防止のための自治体の役割についてでありますが、町の対応といたしましては、消費回復を図るための検討を、町牛海綿状脳症対策会議の中で進めるとともに、新たな感染を防ぐため、安全な飼料の給与に関する啓蒙普及指導など自衛防疫対策を推進するとともに、再発防止に対する感染原因の究明を国及び関係機関に要望してまいりたいと考えております。大変飛び飛びになりまして失礼いたしました。議員がおっしゃるように、やはりこの上は消費者の理解をいただく、また安全である、こういうような理解をいただくのは大変なことではあるわけでありますけれども、国もようやくそういう研究施設をつくって専門にこの原因究明を図るというような、遅ればせながら一定の方向がなされてございます。いずれにしましても、やはり消費者を一番安心させるというのは、この海綿状脳症そのものが原因が何かということが一番のキーポイントになるのではないかなと、そのようにも思っております。また、一方では先ほども申しましたように、国においては今までの滞留している肉そのものを全部焼却処分をする、こういうような考えも一部にあったようでございますけれども、なかなか予算的なこともあったせいか、それに踏み切れなかったというようなことでございますけれども、ようやく先ほど申し上げましたように、国は国の責任において全部焼却処分をすると、そういうところに消費者に対する疑いと言いますか、こういうものも一方では晴れたのではないかな、そのような期待もいたしますし、また私どもも十勝としても、あるいは全道的にもお互いにある程度イベント、あるいは消費者に対するPR、こういうものを単に単独町でやるよりも、むしろ全道、あるいは十勝的、こういう形の中でやはりやるべきでないかというようなことで、とりあえず町村会としての既定の予算の中で道と提携をしながら、十勝は十勝で取り組んでやる、そういう方向づけになってございます。ただ、いずれにしましても、一たん下がったこの価格低迷というものが、元へ戻るというのは非常に難しいのかな。やはり需要と供給ということがございますから、やはり消費あっての販売といいますか、そういう道が開かれてくるわけでございます。いずれにしましても、これらのことにつきましても医学的に、あるいは科学的にこれらが安全であるという、そういう一つの証明がなされるように、私どもも一日も早いそういう一つのデータ的な、あるいは実証されるようなそういうものを望んでいるところでもございます。以上で、答弁とさせていただきます。

再質問 7番 山川秀正

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。私の方の再質問も、ひょっとしますとあっちへ飛んだりこっちへ飛んだりするかもしれませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。それで、まず1点目のBSEの関係ですけれども、今、町長が最後に述べましたとおり、やはり基本的には肉の消費自体が回復しないと、肉が動かないと言いますか、だから値段の回復もなかなかという点が一番大きな課題でないかなというふうに思うのです。そういった点からすると、消費の回復という部分でいいますと、一つは国はやっとその重い腰を上げて市場隔離した肉を全部処分をする、そういう方向を打ち出してはきてはいるのですけれども、残念ながらいつの時点でとか、そういった点はなかなか明確になってこない。この種の消費冷え込んでいった一番端的な部分というのは、10月の18日から全頭検査やっていますから、今、出回っている肉については安全ですよとか、検査された肉しか出回っていないから大丈夫ですよという点、そういった新聞とかマスコミ使った宣伝は非常に目につくのですよね。だけれども、目につくけれども、残念ながら効果を発揮していないという、率直に私はそういうふうに思っているのですけれども、新聞の例えば一面を使って、昨日の道新でしたかにも結構大きな紙面を割いて、そういった宣伝されていたのですけれども、それがやっぱり残念ながら効果を発揮していないというのが、今の現状でないかという気がするのですね。それで、やっぱり一番私が率直に思うのは、18日以降検査された肉しか出回っていないのですよというふうに言われているのですけれども、スーパーや何かに行って肉の売り場を見ると、従来と同じ形でしか売られていないというか表示されていないというか、やはり例えば野菜、消費回復のために原産国表示とか、そういったことがされたのですけれども、肉も18日以降の検査して大丈夫な肉については、これは検査済みですよとか、そういったシールなり表示なりということを具体的にやっていく必要があるのでないかと思うのですよ。そうしないと、やっぱり調整保管だというふうに言われても、なかなかいや在庫があった肉が出回っているのでないかとか、どれだけ在庫があったのかというのは逆に言えばつかみようがないのですよね、今。国は今、200万トンですか、そういうふうに言ってはいるかもしれないのですけれども、残念ながらつかみようがないというのが端的な状況でないかと思いますので、そういった点からいくと、そういった表示の問題なんか、例えば十勝の、さっき十勝・北海道という話もありましたけれども、音更という単位ではできないにしても、例えば今売られている肉だって十勝の肉について十勝産とかいろいろな表示されていますね。十勝産牛とかいろいろな表示されているわけですから、そういった表示ができないのかなという気がするのですね。そんなにお金もかからないでできるのでないかと思うのですけれども、そこら辺の販売方法を変えないと、なかなかそれこそやりましたやりましたと言っても信頼が回復されていないというのが今の現状ですが、そこら辺について、まずどういうふうにというか、考え方もちょっとお伺いもしたいし、そういった方向で是非町としても、国や道やそれこそそういったところ関係機関に働きかけるといいますか、そういったことを是非取り組んで欲しいと思うのですけれども、そういったことについての見解をまずお伺いをしたいと思います。それから、町村会を通じての要望の部分で、ちょっとお聞きをしておきたいのは、一つは肉骨粉の処理と恒久対策の部分で、実際に12日からくりりんで肉骨粉の焼却始まったようですけれども、その焼却の結果、どういう状況なのか。くりりんではごみ焼却の熱を利用して発電もやっているので、そういった比較もしながらというような記事も載っていたのですけれども、そういった点で肉骨粉処理の部分で、くりりんでの結果をまずちょっとお知らせを願いたいのと。恒久施設の建設なのですけれども、全国8カ所、道内で1カ所ということなのですけれども、これが1カ所で本当に間に合うのか、どこにできるかということもあるのですけれども、やはり今の既存のごみ焼却場で今のところはどこの町村も対応しようとしているのですけれども、そういう恒久施設がない限りはできないという点で、早期建設という部分ですよね。確かにそういった、今方向としては見えてきたけれども、どの時期にという部分でもう少し具体的にわかっておりましたらお願いをしたいと思います。それで、そういう状況の中で、もう一つは、屠畜場の検査体制というのは、とりあえずはBSE発生前の水準の処理まで検査体制ができたということなのですけれども、もう一方で病死やけがで死んだ牛のレンダリングした部分の処理ですよね。そこが残念ながら見えてきていないので、そこを今、どのように考えているのか、市町村としてどのような働きかけといいますか、そこら辺をお聞かせを願いたいと思います。それから、要望事項の中でBSE関連のつなぎ資金の利子補給を町村やっていますけれども、その利子補給に対する交付税措置ですか、これも要望していたように思うのですけれども、この交付税措置が具体的にどういうふうになっているのか。金額的には、例えば先日臨時議会で議決された利子補給の額というのは、本当に6万円前後ということですから、金額的には少ないのですけれども、やはりここをきちっとさせるということは国の責任を明確にさせるということだと思うのですよね。よく言われるのですけれども、今回のこのBSEに関しては、生産者にも消費者にも地方の自治体にも一切責任ないのだと。イギリスが15年前に発生して、その後いろいろな対策を打ちながらやってきたと。それで1996年に、逆に言えば農水省は通達を出したということなのですけれども、それが通達でなくて法的規制だったら、今回のこのような事態は起きなかったのではないかというふうに巷間言われているわけですから、そういった点からいっても、国の責任を明確にするという点からいっても、交付税措置というのはきちっと要求していく必要があると思うし、今、現状がどうなっているのかという気がします。それで、それと関連して今、音更町内で、患畜3頭出たわけですけれども、その3頭の患畜と同年齢といいますか、同世代の牛がどの程度飼育されているのか。それで、先日、高田議員の答弁に対して、対策マニュアルもつくりたいのだというような答弁もされていたわけですけれども、そういったまず実態ですね。特に、6歳前後潜伏期間が長いというような状況の中からいっても、そういった年齢の牛がどの程度今、音更町内に現在飼われているのか。それと、もう一つはそういった牛といいますか老廃牛なのですけれども、そういった逆に言えば今、処分を農家の側で差し控えているといいますか、そういう状況が報道もされていますし酪農家の人の話を聞くと、やっぱり自分家から出たらとりあえず廃業するしかないのでないかというような感覚で見ているわけですよね。擬似患畜、法定伝染病ですから評価額の5分の4はもらえるかもしれないけれども、とりあえず牛が全頭いなくなる、そういった状況があるので老廃牛、今、売りに出しても非常に安いわけですし、それを無理して屠場に出荷して検査されて、出たら困るから控えるのだというような話も今出ているのですけれども、そういった状況がこのまま放置されると、先日の毎日新聞か何かに、死んだ牛を穴掘って埋めているというような記事が載っていたという話も出ていたのですけれども、そんな状況まで発展しかねないということもありますので、是非そういった今の音更町内での現状の把握のという部分と、そこら辺がどういうふうになっているのかお知らせをお願いをしたいと思います。あと酪農畜産以外の分野以外の被害ですね。これも例えば佐呂間で言えば、1頭目の牛見つかった、佐呂間出身だということで、佐呂間名産のほかの農産物、カボチャにしてもそれからアスパラにしても、そういったこと。それから、猿払もそうなのですけれども、ホタテのキャンセルがたんさく来ている。そういう状況というのが残念ながらすぐ出てきてしまう。そういった点からいくと、この十勝管内でもといいますか、畑作地帯ですけれども、バレイショとかタマネギとかそういった部分の消費が進まないといいますか、タマネギあたりは去年の半値といいますか、本当に売っている値段見たらちょっと恐ろしくなるような値段で売っていますよね。10キロ398とかという値段ですから、そういった値段でタマネギ売られているというような状況もあるわけですから、そういった点からいって、ここには農業以外の分野というふうな書き方もしたのですけれども、農業の部分でも酪農畜産以外の分野の被害というのも、一定やはり出ているのでないかという気がするのですね。こういった点をどのように、金額的になかなか把握しづらいとは思うのですけれども、実態としてどんな見解をお持ちなのか。それと、そういった部分の肉とかそういった直接関連の部分は案外見えやすいのですけれども、そういった俗に言われている風評被害とかそういった部分の中での救済ということも、具体的にやれる方法が今の制度の中であるのか。そこら辺についてもちょっとお伺いをしたいと思います。それから、あと消費回復なのですけれども、これも私も非常に不勉強で申しわけないのですけれども、実際問題としては牛肉の消費というのは関西圏が圧倒的であって、関東以北という部分では豚肉主流だということも言われているわけですけれども、そういった状況の中でも、例えば音更町内での牛肉の消費の動向なんていうのは、なかなかつかみにくいのかもしれないのですけれども、そういった部分とか、あともう一つ今、先ほど町長の答弁では一町村ではなくということだったのですけれども、新得町とか足寄町とかというところでは、牛肉販売店に直接といいますか行って、それぞれの世帯に牛肉安売りのための何か券か何かを配って、それを町内の肉販売店で購入してもらうというような直接的な消費に向ける努力も、十勝管内の町村でも始まっていると。また、一方では、牛の飼育頭数といいますか、それに対する支援も始まっているというような状況も出てきているわけですけれども、そういった点で音更町としてはそこら辺の考え方があるかないか。例えば、芽室町の先日記事も載っていましたけれども、学校給食で2回牛肉の日を決めてやりましたということも載っていたのですけれども、そういった公共の施設の部分での牛肉の消費拡大とか、確かに一つ一つ取れば細かいことかもしれないけれども、そういった町独自の部分というか、町として支援できる部分で具体的なお考えがあるかないか、その点についてもお伺いをしたいと思います。続きまして、2番目の緊急雇用対策ですけれども、3年間の実績については4,400万円程度ということなのですけれども、やはり今の長引く不況の中で、この対策というのは一定の効果があるのでないかということは今、町長の答弁の中でも言われておりましたけれども、ここにちょっと資料があるのですけれども、建設政策研究所北海道センターというところで特別交付金事業の実態調査と、それから、等やっているのだけれども、その実態調査の中では、雇用創出の量的効果は道内で比較した場合、100万円を支出した際の延べ雇用人数は、公共事業が11.3人に対し交付金事業のそれは80.8人と8倍近い差が確認されている。就労者側は、就業した動機について自分と家庭の生活維持が55.6%、求職中であったというのが33.3%と回答して、就業期間などの不満はあるけれども、生活維持やつなぎ就労という本来の効果を持ち得ていると。それから、三つ目として、自治体担当者側も失業者の生活改善に役立ったと答えた人が64.7%、このように評価されている。そういった点、またそれが地域の住民に貢献したかについては70.7%が肯定的に評価ということで、今の交付金事業が一定効果が上がっているという評価されている。これは、逆にお金の使い方としては大変いいことだと思うのですけれども、それがやはり今度また、前回はといいますか、今後3年間は2,000億円で30万人の雇用創出ということを目指したのだけれども、今度は新たな雇用対策の中では3,500億円で、雇用創出は50万人を目指したということで取り組まれているわけですけれども、そういった状況を是非音更町としても具体的に活用していただきたいと。それで、先ほど道の調査に対して、一定こういう要望を出して金額としては6,300万円ということだったのですけれども、何かただ先日、坂本議員の質問の中でも、少人数学級とか30人学級の実現、そういった部分での教育の部分では、今回は今の答えでも入っていなかったのですけれども、ひとつあれなのは、今年の2月に厚生労働省がそういった緊急地域雇用特別給付金事業の事例集というのを発表して、それでこういうことにもこういうことにも使いますよというような発表をしたそうなのですけれども、そういった事例集やなんか、今回の例えば道の希望を出す段階で実際に活用して、ああこういったこともできるのだというふうに、そういった検討がなされたのかどうなのか。それで、そこら辺をまずお聞かせ願いたいと思いますし、今回の希望に対するそれぞれの町村の答えの中には、なかなか音更でも活用できそうなものが結構あるのですね。例えば、札幌市では外国人観光客対応向上事業、今、音更町も先日、栗原議員の答弁に十勝川温泉の振興策の中でも、台湾からの観光客の誘致という話もされていましたけれども、そういう観光に使える部分もあって、例えば台湾の方が来るのであれば中国語の観光パンフレットをつくるとか、そういった事業に活用できるとか、冬期間の除排雪事業、あとひとつ音更の大きな課題ともなっていますけれども、ある町村では郷土資料館の資料の整理とか保存、展示室展示の展示事業、そういった部分で活用するとか、それから農村景観美化事業、要するに農村の離農した廃屋とか廃車とか、それから使用済みの農機具とかそういった部分の景観整備にこの事業を活用するとか、そういったふうに見ますと、音更の部分の今のお答えの中の事業以外の部分でも、相当有効に活用している町村があると。それで、音更の部分でも、そういった今の町民要望とかそういった部分にこたえるような活用の方法がもう少し具体的にとれるのでないかという気がして今、答弁を聞いていたのですけれども、そういった点で厚生労働省の事例集等を比較検討して、そういった中身ですか、道の調査に対する希望の上げ方や何かについて、もう少し具体的にお答えをお願いをしたいというふうに考えますのでよろしくお願いをします。それで、そういう状況でそこがはっきりしてくればといいますか、雇用についてはそういったことでお願いをしたいと思います。それから、最後なのですけれども、農家の経済状況の部分については、今、答弁あったとおり理解はしたいと思うのですけれども、ただやはり平年作を下回った米・大豆・小豆・野菜については価格低迷ということなのですけれども、そういった部分の農家個々の経済格差といいますか、そこが残念ながら広がってきていると。それが逆に言えば、先日の離農戸数のお話の中にもありました二十数戸の離農につながっていくのかなと気はするのですけれども、そういった点でいえば、今、率直に感じますのは、全体としては平年作だという部分、それがどうしても経済団体もそうなのですけれども、全体としては平年作確保したから取り立てて対策はということになってしまうので、是非そういった個々の案件に対する対策といいますか、そこら辺がもう少し何とか小回りきく方法がないのかなというのがいつも率直に感じているので、例えば今回のBSEの部分の対策の中でも、償還延期という話もあったのですけれども、残念ながら1戸も希望なかったということなのですけれども、そういった個々の案件の部分でそういった小回りのきく対策といいますか、そこら辺を是非今後現状としてはあるのだけれども、活用しきれてない制度というのですか、そういった活用をもっともっと逆に言えば農家にも啓蒙していただきたいと思いますし、行政の側からも経済団体や何かにも働きかけていただきたいというふうに考えておりますので、そういった点でそういった個々の経済対策という部分でひとつどのようなお考えを持っているのかと。それから、もう一つは、この経済状況という部分の中で、率直に一番感じているのは今、大豆の問題なのですけれども、今年大きな投資をして施設やコンバインの導入を図られたわけですけれども、その初年度にこれだけ痛手をこうむったという部分では、非常に残念なのですけれども、そういった点からいくと、町村として大豆の振興策という点のお考えといいますか、やっぱり一定施設まで入れると12億近い投資をしたわけですから、そういった投資が生きるような振興策ですよね。このままの状況を放置すると、なかなか来年度大豆いい気持ちでつくれないなといいますか、白目の大豆でいえば特定加工用になって、1俵8,300円ぐらい、収量も音更平均でも3俵いかないかいくかという状況みたいなのですけれども、そうすると残念ながら2万5,000円到達するかどうかというふうな状況がある。だから、そういった状況で大豆の振興ということを掲げても、なかなかちょっと農家としてもやりにくいという部分もあるので、是非一定の施設投資もしてということになると、やはりよその町村でも結構やっているのですけれども、大豆振興のために10アール当たり幾らかの補助金を出すとか、そういったこともひとつ視野に入れて検討していただきたいというふうに率直に思っているのですけれども、そういった点について、そういった考え方についてお答えをお願いをしたいと思います。以上です。休憩(午前10時56分)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問にお答えをしたいと思います。大まかなことについて、ちょっと私の方から答弁をさせていただき、係数的な伴うものについては担当部長の方から説明申し上げたいと思います。議員がおっしゃったように、やはり最終的に消費拡大、消費者が安心して食べられるこういう施策、そのためには今までの疑いといいますか、そういう点から屠畜していた物を処分をする、あるいは原因究明ということが何と言ってもこの消費者を一番安心をさせるものではないかな、そんなことでございます。やはりこういう一つの肉を販売すると、それはひとつのお客さんに対する売る側の姿勢の問題もございます。極端な話、北海道産ではございません、十勝産でもありません、こういうのが逆に本州あたりに行きますと、その店に、あるいは焼き肉屋さんにそういうふうなただし書きがついているというようなことで、北海道の方が行くとそれを見るたびにむかっ腹が立つ、そういうようなことで店に文句も言ったこともある、そんな生々しいお話を聞いたわけでありますけれども、ただこれは店なり焼肉店なりということだけに、これは問題があるということにはならないのかな。やはり基本的には国の力によって、一日も早い先ほど申し上げましたような究明に取り組んでいくというようなこともございます。滞留している肉だけでも1万2,600トンがあるというようなことで、国もこれも200億円かけて処分をするというようなことで、徐々にではございますけれども、一つ二つ、こういうような形でやっていくことによって晴れていくのではないかなと。消費者も正しい理解をしていただけるのではないかな、そんな気もしているところでもございます。肉骨粉の処分につきましては、今、一般廃棄物処理というようなことでの焼却施設を使っての措置をとっているわけでありますけれども、これはあくまでも暫定的な措置でもございますし、また一般焼却というようなことで肉骨粉等を焼却するということは、やはり特殊な焼却炉をつくらなければ能率のいい焼却ができないというような話も聞かされておりますし、また一般廃棄物以上に油も出てくるというようなことで非常に高温になるというようなことで、炉の傷みが心配だと、こういうようなことがありますから、一挙にたくさんの量を焼却するのではなくして、やはり今の施設の中で炉をくぐってしまうというようなこともございますから、そういう特殊な装置でもつけない限り十分な焼却をすることができない。ただ、あくまでもこれは、肉骨粉の処分等については、暫定的な措置、それに対する費用面については、トン当たり何ぼというようなことで、これはもう国からの助成措置があるところでございますけれども、特に一部事務組合等での行っている焼却施設は、積極的に協力を願うと、こういうような今、形でやっております。ただ、そんな中でもまだしばらくかかるのでありましょうけれども、専門の焼却施設を全国8カ所のうちの1カ所を先ほど申し上げましたように、北海道に設置するというようなことでございますから、やはりこれら等については少なくとも来年中には建設がされて、焼却がされるものというふうに思っておりますし、私どもも一日も早いこの建設に向けてこれからも要望してまいりたいと、そんなふうにも思います。それから、レンダリングの話もございました。これらのものについても、やはり風評といいますか、老廃牛等の扱い等についても、これら全てレンダリングの場合でも全頭検査というような形をやはり取るべきでないかというようなことで、これについても是非そういう疑いとか、そういうものを何もしないで処分されていくというものでなくても、牛全てに全頭検査の中の扱いと同等にしていくべきだと、こういう話についても実は要請もしているところでもございます。それから、これら海綿状脳症にかかわるいろいろな損失でございますけれども、いろいろな補償制度をやっておりますけれども、更に経営的には借り入れに対する利子補給、これらについても12月いっぱいまでに、こういうような扱いもありましたけれども、とりあえず来年3月までに延長いたしまして、有効に利用していただくというようなこともございますし、またこれらの取り扱い等については、町の職員も全戸そういう酪農畜産農家を歩きまして、そういう希望を取って行っていくということでございます。ただ、現実の問題として、今までの経営の中での借り入れ、こういうものも事実それぞれの農業者の皆さん方にもあります。ですから、ある程度農協さんの方の一つの営農指導といいますか、ただ今回のような影響をこうむった、即借り入れを起こすということだけではなくして、やはり経営全体の中での借り入れというものも一つの限界があるというようなことで、当然ながらこれらのことについても調査の結果は、また農協さんと、あるいは農協が個々の経営者との話、こういう中で一つの決めの中でとり行っているというような現況にございます。とりあえずこれらの利子補給等を伴うものにありましても、向こう10年間の中でもございますし、また先ほども議員がおっしゃっていたように、市町村の当然の、負担というものも若干ながらでもあると。それから、音更町の場合には割とそういう今回の被害といいますか、一部専門にそれらの肉用牛をやっているというようなことについては、件数も限られ頭数も他町村から見れば少なかったというようなことで、不幸か幸いか利子補給そのものが少ない額で終わっているわけでありますけれども、他町村あたりはやはりこれらの町村負担というようなものについては、特別交付税なり交付税の中で、この部分をやはり国において責任を持ってやってもらうという意味においては、やはり市町村財政を大きく影響を及ぼすというようなことから、国に対してもこれらの市町村自治体の補てん分について、国が補償してもらうべきだ、補償するべきだと、こういうような声も実は上げているところでもございます。それと、いろいろこれらの影響といいますか、海綿状脳症そのものの影響もありましょうし、あるいは同時多発テロ、こういうような一つの影響、こんなものからいろいろなさまざまな経済に及ぼす影響というのがありましょうし、また先ほどもタマネギの下落といいますか、べらぼうに安い値段、こういうようなことでそれらに対する補償といいますか、何か制度的なものというようなことにつきましては、音更町の場合には農業振興貸付資金、こういう制度的なもので有効に利用していただくというようなことでもございますし、あれもこれも全てがこれなかなか市町村自体でというようなわけにもいきませんし、これらの因果関係といいますか、経済情勢そのものがこの本当に海綿状脳症の影響なのか、あるいは世界、日本そのものの経済の一つのうねりといいますか、動きの中での影響というようなことからすれば、何でもかんでもが一つの補償制度にのっとってやるというのは難しいのではないかなと。強いて申し上げれば、やはり共済金という一つの制度の中でやはり救われていく自己防衛といいますか、農業者自身もそういうような考え方の中で対応していただくということも必要ではないかな、そのようにも思います。それから、そういう一つの消費の中での牛肉の取り扱いでございますけれども、芽室町だとか他町村においても学校給食で利用している、また町がそれを奨励している、こういうようなことでございますけれども、本町の場合には自校給食というようなこともございます。ただ、私が考えていることは、今、風評とは言いながら、あるいはそれらの原因がはっきり究明されない、人体には影響はない、こう言いながらも現実の問題、一般の食生活を見ると牛肉を買わない、食さない、そういう家庭が多い中にもかかわらず、子供たちだけに学校給食で食べなさい、親自身が不安で余りそれが究明されない中で、やはり考えている食生活の中に給食だけが町が、あるいは教育委員会がそういうことを何か給食の中に押しつけるということは、その父兄にとってどうなのかなと、こんなちょっと一物のものを自分なりにこう感じているわけでございます。ですから、決してそれが私は自分自身の考え方には今は牛肉の食べどきだというような考え方ではありますけれども、ただ将来のある子供たちのことでございますから、自分なりの判断がつかない中に、余り積極的な奨励策はこれは考えものだなということを考えておりますから、消費拡大に向けてはもっとほかの面でやはり取り組んでいくといいますか、そういうことが必要なのではないかなと、そんな考え方を持っているところでもございます。あと雇用の関係でございますけれども、20日の日に最終的な来年度以降3年間のそういう説明会があります。大まかなことは先ほど申し上げたことに尽きます。現在、それぞれ音更町も6,000万円何がしのこういうことをやりたいというようなことで、ヒアリングをこれから受けるというようなことでございますけれども、六千何がしの金額を一つの要望として掲げておりますけれども、全体枠でまいりますから、このうちから少なくとも1,000万円や以上のものがある程度削減されるのではないかな、そのように思います。先ほど議員もおっしゃったように、ただこれが本来の目的はやはり雇用促進ということでありますから、このお金のある間で職が切れてしまうというようなことでは、これは本来は意味がないので引き続き雇用の場が与えられている何かそういう一つの職種がないものかなというようなことで、いろいろと模索をしながら最終的に先ほど申し上げたようなことでございますけれども、なお議員がおっしゃるようなより今、考えている以上のものがあるとするならば、また改めて取り上げてみたい、考えてみたい、そう思いますけれども、ただ、今、上げているものでさえも削減されるという全体枠でございますから、その辺はちょっと今すぐというようなことになるのかどうか。いずれにしても言わんとすることはわかりますので、その意思を十分考えながら取り組んでいきたいな、そのように思っているところでもございます。私の方から、以上でございます。

答弁 経済部長 大熊宏(経済部長は2003年3月まで)

御説明をさせていただきます。先ほどの質問の中で、同年代の老廃牛の頭数というお話がございました。町全体の経産牛といたしましては、現在9,200頭というようなよみ方をしてございます。その中で、同年代ということになりますと2,700頭が同年代というような考え方にあるところでございます。また、緊急雇用の関係もございまして、道の事例発表等参考にというようなお話もございました。このことにつきましては、参考にさせていただいてございますけれども、今回の緊急雇用につきましては、総事業費に占める人件費の割合が80%以上でなければならない。また、失業者の雇用につきましては、75%以上でなければならないというような、非常に強い締めになっているところでございます。そして、原則的には6カ月間の雇用であるというようなことが現在伝わっているところでございます。そのようなことも加味しまして、今月の20日でございますか、いろいろ説明会等がございますので、この中で十分検討させていただきたいと。その事業内容等につきまして検討させていただきたいというふうに考えているところでございます。また、経済対策の中でお話がございました個々の経済対策、総体的にはほぼ平年並というような見方をしているところでございますが、個々の部分につきましては、格差があるというのは現実の状況でございます。これは毎年いつをとらえましても、そのような状況下にはございます。そういう部分で、やはり経営努力という部分が第一義的なのかなというふうに思いますけれども、特に本年度におきまして、霜害あるいは低温等の被害状況があるわけでございますので、農協さんともそのような方につきましての対応につきまして、十分協議をしてまいりたいというような考え方を持っているところでございます。また、大豆の振興でございますけれども、本町におきましては、今年度約1,100ヘクタールの作付がございます。それで、音更農協におきましても、施設投資をいたしまして、この中で品質の保持というようなことで整備をさせていただいたところでございます。この大豆の振興という意味からいきますと、生産者皆様が品質のよい大豆をまずつくっていただくというのが最大のところかなというふうに思いますけれども、それを受け入れる農協におきまして、これをいかにして保持をするかと、その品質を保持をするかというところもございますし、またこの大豆につきましての特色を生かした消費拡大というようなところも大きな要因の一つ、今後努力をしなければならない部分ではなかろうかというふうに思っているところでございます。そういう意味からいきまして、農協とも一体となった中で今取り組みをさせていただいております。本年度の産業まつりにおきましても大豆、大袖振大豆の振興という部分で、広くPRをさせていただいたところでございますが、来年度以降におきましても、音更町の大豆という部分の振興策につきまして、いろいろな展開を図ってまいりたいというような考え方を持っているところでございます。以上でございます。

再質問 7番 山川秀正

それでは、ちょっと二、三といいますか、要望の部分を時間もあれですので、要望がちょっと二、三お伝えをしてやめたいと思います。まず、一つは、BSE関係のつなぎ資金なのですけれども、今、再質問に対する答弁の中で、確かに経営を継続しているわけですから、古くからの債務もあってその状況によって判断されるという、そういう今、答弁あったのですけれども、先日、十勝支庁へ行ってもそのやり取りしたのですけれども、このつなぎ資金は100%信用保証協会の保証つきだと。そのための予算も214億円特別組まれているというような状況があるのだから、今まである負債にこれ足すと、農協とすれば経営的にちょっとまずいのでないのという判断するその総額に、これを足すこと自体は問題あるのでないのと。足さないでといいますか、これはもうBSEに限ったつなぎ資金ですから、そのための保証協会の100%保証をつけたわけだから、そういった部分で農協がその債務全体として判断して償還計画が成り立たないから貸さないよ、そんな状況は起きないはずだというのは支庁の認識なのですよね。だけど現場はそうでないのでないのという話もしたのですけれども、そういった点からいくと、やっぱり支庁の認識どおりといいますか、是非旧債務とは別物として信用保証協会の100%保証があるのだから、希望した人全員にきちっと貸す。それも貸す期間も来年3月まで延びたということですので、是非そういった徹底をお願いをしたいなというふうに思います。そうでないと、なかなか借りにくいという状況がありますので、まず第1点目といたしましては、その要望をしておきたいと思います。それから、公共施設等での肉の利用拡大なのですけれども、端的に言って私も町長と同じ立場をとっているといいますか、自分としてはそれこそ何も抵抗もなく食べているわけですけれども、やはり今、町長が答弁したとおりそれが残念ながら今の安全だというふうに宣伝しているといいますか、安全だというふうに周知徹底をしている現状が今、残念ながら今のその状況だと思うのですね。だから、それがやっぱりぬぐい去れない限り、なかなか消費回復ということにつながらないということが今、答弁聞きながら率直に感じたのですけれども、そういった点からいくと、やはりそこを逆に言えば少し受け身でなくて能動的にという部分もつくり出していかないと、全体の動向がのど元過ぎれば熱さ忘れるではないのですけれども、沈静化しておさまるのをじっと待つのでなくて、行って能動的に働きかけていくといいますか、積極的にそういった部分も、それが学校給食で利用するかどうかという問題は別として、やはり公の機関としても能動的に働きかけていく必要があるのでないかというふうに率直に感じていますので、そういった点で言えば、先ほど出回っている牛肉に対する表示の問題等も含めて、是非この点についても能動的に働きかけていくと。それで、特にこれは口蹄疫のときにも原因究明という問題で私質問もしたのですけれども、今回のBSEもまだ原因究明特定されていないということで、口蹄疫はおさまったということで、関係機関や何かもその原因が、実はこういった原因で発生しましたよというような報告も発表も何らされてないのですけれども、それが今回の部分をまた同じ轍を踏まないように、是非そういった点からいくと、そこをはっきりしないでうやむやにして時がたつのをただ待つというスタイル、これを是非改めていただきたいと思いますので、行政機関としても研究機関や何かに対して実際どうなったのだという日常的な働きかけといいますか、そこら辺もしていただきたいと。そうしないと、また新たな患畜が発見されない限り、黙って静かにというような状態が続くような、そういう懸念が非常に心配されますので、そういった点を強く要望をしておきたいと思います。それから、最後ですけれども、緊急雇用対策の部分は、これからは12月20日に説明会があって具体的なということですので、是非それ以降の部分で、今、私質問した点を生かしていただきたいと思います。特に、町民との関係で、町民要望のある部分は是非この事業で救えるか救えないかという検討も、まな板に乗せてほしいと思います。確かに人件費が80%以上、失業者の雇い入れ割合4分の3以上という縛りはあるかもしれませんけれども、逆に言えばそういう縛りあった中でも、ほかの自治体ではこういったこともできるのでないかというような、先ほど例示もしましたけれども、そういったことが検討されて希望も出されているという状況もありますので、そういった点からすると、音更でもそれが私は可能だというふうに考えますので、是非そういった町民要望の多い事業を、この交付金事業で取り入れていくような方向をお願いをしたいと。それから、もう1点は、今はどこの自治体でもワークシエアリングと言いますか、職員の長時間労働とか残業とか、それから休日出勤とか、そういった実態や何かの今、調査がされて、それによって逆に言えばそういう職員の健康を守るという面も含めて、逆に言えば時間内労働にとどめて、その延長される部分、休日出勤とかそういった部分で生かされている部分を、新たな雇用創出につなげていくというか、そういった検討も是非こういった雇用創出という部分では検討していただくことを要望して、終わりたいと思います。

出典:音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる