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小樽市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月2日

ガントリークレーンについて

2026年3月2日、小樽市議会の一般質問で、白濱聡議員が「ガントリークレーンについて」質問し、市長 迫俊哉、港湾担当部長 池田克也が答弁しました。

質問者
白濱聡 議員
答弁者
市長 迫俊哉、港湾担当部長 池田克也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 白濱聡

ガントリークレーンについて。昨年12月に発生したガントリークレーンの故障、自主検査による月1回の月例検査、9月に年1回の年次検査を実施されていた上での近々の故障、心配です。本市の多目的荷役機械ガントリークレーン、現在の機種導入から20年以上が経過しているものと思われ、ガントリークレーンの種類や使用状況及び点検具合にもよると思われますが、平均的な寿命が20年前後であるとしたならば、懸命な延命化を実施されているとしても、これまでの老朽化対応とは別に更新計画なども必要となり得るものと思います。また、未交換部品の洗い出しなど過去の故障を幾度か踏まえて老朽化対応の準備をされていたことでしょうが、このたびのようにシステムエラーという初めての事象での故障、令和5年6月にも故障が発見されており、今後の寿命、とても心配であります。それでは、いろいろ伺っていきます。初めに、故障履歴についてです。故障頻度を知ることは、今後ガントリークレーンでの荷役作業の安全上、参考となりますので、供用開始後初めて故障したのは何年後で、その後の故障の状況をお知らせ願います。また、昨年12月の故障時経費は、修繕費654万5,000円、緊急荷役対応費用等1,034万円、合計1,688万5,000円とのこと、出費金額が大きいです。仮想として、今後、ガントリークレーンを更新した場合、新しいガントリークレーンの維持管理の参考となりますので、故障履歴に応じた修繕費用の累計金額についてお知らせください。ちなみに、購入時にはメーカー修理費用保証期間のようなものはあるのですか。また、現在供用中のガントリークレーンの購入当時の購入費と、同等スペックのガントリークレーンの現在購入費について、おおよその額でよいので、お知らせ願います。次に、小樽市港湾整備事業特別会計決算書によるところのガントリークレーンの維持管理経費につきまして、供用開始から令和6年度までの期間での年間平均経費についてお知らせ願います。ガントリークレーンの寿命は、人の寿命もそうでありますが、決定的な終日は知り得ません。しかし、更新時期を予期し、小樽港湾の様々な状況と照らし合わせた上で、将来、ガントリークレーンが必要であるならば、更新が必要ではないかと思います。その場合、ガントリークレーンのこれまでの貨物量と、これからの貨物量を推しはからなければなりません。しかるに、ガントリークレーンで取り扱う小樽港のコンテナ貨物量の推移について、令和6年と、10年前の平成26年の取扱貨物量をお示しください。また、今後については、小樽港港湾計画で見込んでいるコンテナ貨物量をお知らせください。さらに、その先を見据えたとき、小樽港の物流の一翼を担う定期コンテナ航路の維持、歴史もあり、様々な機能を有した小樽港の観点もあることから、ガントリークレーンの今後の必要性についてどのようにお考えであるのか、市長の御所見をお聞かせください。ここで、全国のガントリークレーンの更新動向の例を挙げてみます。茨城港では、老朽化した2基のガントリークレーンを更新し、令和6年10月と令和7年1月にそれぞれ稼働を開始しました。更新前のクレーンは、設置後20年以上が経過し、故障が頻発しており、更新により荷役効率と安定した港湾サービスの提供を目指しますとのこと。小名浜港は、令和6年3月に新たなガントリークレーンが供用を開始し、コンテナ荷役の活発化に対応しているとのこと。地方港全体としても、昨年以降、コンテナ取扱量の増加や寄港船の大型化に対応するため、新規導入が進んでいる様子の一例ですが、いずれの港も老朽化に伴う故障対応や船舶の大型化に対応するため、更新されています。更新によって取扱い可能なコンテナサイズや荷役能力が向上し、港湾全体の効率化が期待されているそうであります。さらに、一方では今後の更新に当たり、ガントリークレーンの自動化について世界的な動向として、AIやIoT技術の活用によるほぼ完全自動システムが導入され始めている様子で、日本においても国土交通省の港湾技術開発制度を通じて、令和7年7月に横浜港で遠隔調査などの実証試験が行われており、労働力不足や作業者の負担軽減、安全性向上、国際競争力強化を目的として社会実装を目指し、自動化を推進しているようでもあります。今後、ガントリークレーンを更新するとなれば、このような自動化の進行や小樽港の物流の未来、そして財源と照らし合わせて検討していかなければならないのではと思うわけであります。本市の小樽港港湾計画は令和3年12月に改正され、令和10年代後半を目標年次として、港湾計画の方針が定められております。この項の最後にお聞きいたします。ガントリークレーンの更新に向けて、具体的に検討すべきだと思いますが、市長の見解をお示しください。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、ガントリークレーンについて御質問がありました。初めに、これまでの故障の状況につきましては、供用を開始した平成15年度から8年後に初めての故障が発生し、これまでインバーター等の電気設備の不具合やコンテナ巻き上げ装置のシリンダー破損などで、計14回の故障が発生しております。次に、修繕費用の累計金額につきましては、先ほど答弁いたしました14回の合計で約3億9,000万円となっており、修理保証期間につきましては、荷役機械の納入から1年間となっております。次に、現在供用中のガントリークレーンの購入費用につきましては、平成15年当時で約6億2,000万円となっております。また、現在の購入費用につきましては、担当課がメーカーに確認いたしましたところ、タイヤマウント式のガントリークレーンは現在製造していないことから、価格を提示することは難しい旨の説明を受けたとのことであります。次に、維持管理経費につきましては、供用を開始した平成15年度から令和6年度までの期間では、総額で約7億8,000万円であったことから、1年当たりの平均では約3,550万円となっております。次に、コンテナ貨物量の推移につきましては、令和6年は18万645トン、10年前の平成26年は18万8,700トンとなっております。また、令和3年12月に改訂した小樽港港湾計画における目標年次である令和10年代後半のコンテナ貨物量は、25万6,000トンを見込んでおります。次に、ガントリークレーンの今後の必要性につきましては、商業港として発展してきた小樽港において、コンテナ貨物はフェリーや穀物などと並ぶ主要な貨物であり、日本海側に面し、道内最大都市である札幌市に近接するなどの地理的優位性を生かした対岸貿易を促進する上で、ガントリークレーンは必要であると考えております。次に、ガントリークレーンの更新につきましては、令和元年度と2年度に主要な電装品の交換など大規模な延命化対策を図ってまいりましたが、近年の故障状況を踏まえ、更新につきましては早急に検討する必要があるものと考えております。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再質問 8番 白濱聡

何点か再質問させていただきます。まず1点目、市長の政治姿勢と市政執行について、ただいまの御答弁から30の公約中2期目までに達成、あるいは大きく進捗した公約が分かりましたが、より明瞭に示していただくために、30の公約中、達成あるいは大きく進捗した公約は幾つであるのか。もう1点、4項目めのガントリークレーンについて、修理費用が14回で3億9,000万円、維持管理費が7億8,000万円とお伺いしました。この維持管理費7億8,000万円の中に、14回の修理費の3億9,000万円も含まれているのか、それとも別々の費用となっているのかを確認させていただきたいと思います。

答弁 市長 迫俊哉

白濱議員の再質問にお答えいたします。最初の、30の公約のうち大きく進展したものが幾つあるかですが、今、一つ一つ把握する資料が手元にございませんので、この場ではお答えすることができません。私としましては、公約達成に向けまして、もちろんできなかったものもありますけれども、できるだけ公約を実現するために前向きに取り組んできたつもりでございますので、その点を御理解いただければと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 港湾担当部長 池田克也

白濱議員の再質問にお答えいたします。ガントリークレーンに係る経費の関係で維持管理費にかかった7億8,000万円、それから修繕費用の3億9,000万円につきましては、別々の費用として計上されたものでございます。

出典:小樽市議会 令和8年第1回定例会 2026年3月2日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる