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小樽市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日

ロケツーリズムの強力な推進について

2024年12月9日、小樽市議会の一般質問で、松岩一輝議員が「ロケツーリズムの強力な推進について」質問し、市長 迫俊哉、生活環境部長 佐藤靖久、総合政策部長 柄澤晃人、産業港湾部長 渡部一博、港湾担当部長 笹田泰生が答弁しました。

質問者
松岩一輝 議員
答弁者
市長 迫俊哉、生活環境部長 佐藤靖久、総合政策部長 柄澤晃人、産業港湾部長 渡部一博、港湾担当部長 笹田泰生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 松岩一輝

第5項目、ロケツーリズムの強力な推進についてであります。今日の小樽市は、地域の観光関連事業者や各種団体の皆様のたゆまぬ努力によって観光地として全国的に認知され、コロナ禍を経て観光の需要が回復しつつあります。その中で、本市をロケ地や舞台として撮影された映像作品の公開により、本市を認知することはもちろんのこと、ロケ地巡りのいわゆる聖地巡礼は滞在時間延長や観光消費額増加に寄与するなど、長年の本市の観光の課題を解決する起爆剤にもなります。映画やドラマのロケ地や舞台を訪ね、風景と食を堪能し、人々のおもてなしに触れ、その地域のファンになってもらうロケツーリズムの推進は官公庁も力を入れております。倉本聰氏が36年ぶりに映画脚本を手がけ、主演は本木雅弘氏をはじめ、小泉今日子氏、中井貴一氏、石坂浩二氏、仲村トオル氏などが共演された映画「海の沈黙」、明治時代の北海道を舞台に、アイヌ民族が残したとされる金塊をめぐる争奪戦を描き、シリーズ累計発行部数は2,900万部を超えた野田サトル氏の人気漫画を実写化した映画とWOWOW配信のドラマ「ゴールデンカムイ」、事故で恋人を失ったヒロインを演じる有村架純氏とその恋人に命を救われた男性を演じる坂口健太郎氏の運命に翻弄される2人の美しくも切ない、さよならから始まる愛の物語を表現したネットフリックス配信のドラマ「さよならのつづき」。今年だけでも、小樽市が物語の重要な設定や場面として登場する作品がこのほかに多数公開されており、これまで以上にロケツーリズムを強力に推進し、コロナ禍で失われた市内経済を活性化し、観光客増加による交流人口を増加させる好機であります。これらの撮影には小樽フィルムコミッションが中心となり撮影誘致や撮影支援が行われてきましたが、令和6年度の予算や人員など運営状況について伺います。一般社団法人ロケツーリズム協議会が主催するロケツーリズムアワードでは、地域や企業のファンづくりのため、作品のロケ地や、それをきっかけに再発見された地域の魅力を効果的に活用・発信した地域・企業に賞が贈られます。本市でも映像作品の公開後はロケ地マップなどを作成し配布しておりますが、ロケツーリズムアワードに入賞している自治体では、分かりやすいホームページやSNSなどの情報発信や観光客の受入れ強化はもちろんのこと、今後のロケ誘致につなげられるような様々な取組を行っております。本市もロケツーリズムを徹底的に推進し、市内経済の活性化を図る千載一遇の好機でありますが、小樽フィルムコミッションでは、最近の小樽市の映像作品を踏まえ、ロケツーリズムに対してどのように力を入れていくのか伺います。ロケツーリズムの一つに、先ほど申し上げました作品に登場した場所に立ち寄る聖地巡礼というロケ地巡りがあります。例えば、ネットフリックス公開の「さよならのつづき」では、小樽商科大学が登場しますが、小樽商科大学では聖地巡礼に訪れた観光客に向けて撮影現場を一般公開し、詳細な情報を大学のホームページに掲載しております。また、主人公が雪崩の事故に遭う毛無峠の国道393号など、日頃は観光地として注目されていない場所にも人々が訪れています。さらに、主人公の2人の通勤経路やベンチに座って話をする場所として、複数回にわたり、旧国鉄手宮線の散策路が登場します。しかし、旧国鉄手宮線は冬期間除排雪をしないため、閉鎖されています。除排雪を行い市民や観光客が利用できるようにしてほしい旨の要望がこれまでも上がっておりました。これらを踏まえ、所管の公園緑地課では今冬の開設をどのように考えているのか伺います。ロケツーリズムによって観光客が増加すると、既存の観光地にも多くの人々が訪れるようになります。堺町通り商店街など観光地の車道や歩道の除排雪について、今冬の対応を伺います。関連して、「さよならのつづき」にも登場するおたる潮まつりですが、長年使用していたステージは保管場所や老朽化の問題により、今年で役目を終え、来年は新たにするとのことですが、状況について伺います。以上、再質問を留保し、会派代表質問を終了します。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、ロケツーリズムの強力な推進について御質問がありました。初めに、小樽フィルムコミッションの令和6年度運営状況につきましては、事務局は観光振興室で担っており、専任の職員を2名配置しております。また、事務局の予算は収入・支出ともに38万1,000円であり、主な収入は、個人会員や法人会員からの会費収入、支出は、ホームページの維持管理費や携帯電話の使用料となります。次に、ロケツーリズムの推進につきましては、ロケ地を活用した観光客誘致については観光振興室の誘致担当を中心に取り組むこととなりますが、ロケ地マップの活用やロケセットの公開、旅行商品を造成する事業者への情報提供など映像制作会社等の協力もいただきながら、効果的な取組に努めてまいりたいと考えております。次に、旧国鉄手宮線の今冬の開設につきましては、冬期間、市民や観光客が利用するためには除排雪が必要となりますが、堆積スペースが狭隘であることや散策路の舗装、レールや枕木などの破損、沿線住民の理解が必要など様々な課題があることから、今冬の開設は難しいものと考えておりますが、改めて現場の状況を確認して、除排雪作業の可能性などについて検討してまいりたいと考えております。次に、今冬の観光地の道路除排雪対応につきましては、小樽駅前周辺などの観光客が多い道路につきましては、観光に配慮した除排雪を行うための路線を指定し、重点的に歩車道の除排雪や歩道の段差、つるつるな路面の解消を行いたいと考えております。なお、昨年度の記録的な大雪や暖気の影響により歩道部の除排雪が行き届かなかった堺町本通線などの歩道につきましては、新たに人力作業班を設置し確実な歩行空間の確保に努めてまいりたいと考えております。また、その他の観光箇所周辺の道路は、除排雪計画に基づく路線と同様、地域総合除雪の出動基準に基づき作業を行ってまいります。次に、おたる潮まつりのステージにつきましては、保管場所や老朽化の問題により実行委員会において所有していたステージを今年度、処分したところであり、来年度からはレンタルにて対応する方向で、現在、調整中であると伺っております。(「議長、12番」と呼ぶ者あり)

再質問 12番 松岩一輝

再質問いたします。初めに、市長の政治姿勢について、若者を主体とするまちづくり団体への支援について、1問、質問を行いました。今回、当団体に限らず、市長が希望と表現されるような様々な活動の支援についてということを聞きましたけれども、例示として挙げたのは、Otaru Next 100 という団体でございますが、当団体に限らず、市で想定している若者を主体とされている団体をどのように把握しているのか。例えばこのような団体があるとか、団体の数や状況について確認したいと思います。次に、子ども議会については、様々議論をしなければならないことがあると考えておりますので、再質問では取り上げません。続いて、議案について、新総合体育館整備事業費についても再質問では取り上げません。予算特別委員会で確認したいと思います。次に、小樽市総合福祉センターの移転、それから小樽市勤労女性センターの移転の両方に共通することなのですけれども、細かいことはこちらも予算特別委員会で確認しますが、今回も出てきましたが、この公共施設の議論をする際に、必ず利用者に確認をするとか、利用者に調査をするという答弁が大体出てくるのです。今までの利用者とは異なる方々がウイングベイ小樽に移転することによって掘り起こされるものと考えます。開館時間についても、休館の曜日についても、これまで利用していた人はこれまでがそうだったから問題ないのでしょうけれども、今回、新たな施設になるということで、状況や前提が変わってくると思います。また、それについても今後、調査しながら、状況によって変えていくということなのですけれども、潜在的な利用したいという市民がいるかどうかも恐らく今の利用者に確認するだけでは分からないと思いますので、今後の利用者の要望をどのように確認していくおつもりなのかお答えいただきたいと思います。それから、答弁の内容について理解ができなかったのが、小樽市勤労女性センターの移転について、休館日を設けないでほしいということを質問しましたが、約 9.5%という答弁があったように思います。この数字の意味をもう一回お聞かせいただきたいと思います。それから、小樽市勤労女性センターの使用料改定についても質問を行いましたが、同一の面積単価で積算を行うということで、これまでの女性の利用者の迷惑にはならないのではないかというお考えだったのですが、これは、市の想定では新しい利用者が恐らく増えることがないからそのように考えたという理解でいいのか、お聞かせいただきたいと思います。それから、その次の質問で、予約のオンライン化や職員を介さないで使用できる仕組みの実装については施設管理者と協議が必要という答弁がありました。これは施設管理者の課題になると思いますが、そもそも職員を配置しないでこういった貸館機能の施設を開設する、運用することは可能と考えられているのか、お聞かせください。続いて、おたる自然の村の指定管理についてでございますが、指定管理者に一般財団法人おたる自然の村公社が選定されるに当たって、民間企業や団体との連携についての見解を確認しましたが、市は民間活力の導入が必要だと考えていて、検討が必要だということでした。この検討はおたる自然の村公社が行うのか、それとも選定する市として、おたる自然の村公社と共に検討していくのか、お聞かせいただきたいと思います。それから、水産業振興と漁港整備について、小樽港高島地区の整備について、一つ目の質問で、物損事案に関する情報を把握しているのかという質問をしましたが、しているということでした。毎定例会、交通事故だとか物損事故によって本市が賠償金を払ったという専決処分報告がしばしばありますが、私が議員になってから5年、6年ぐらいの間に、高島漁港区のこういった物損事案に関する賠償等の情報はなかったように記憶しているのです。把握はしているけれども、賠償等の問題には発展していなかったのかということを確認したいと思います。続いて、その次の質問で、現在の使用者との協議の状況について確認しましたけれども、ここについては深く聞きたいことがありますので詳しくは予算特別委員会で確認しますが、一つだけ、旧高島魚揚場は第2期の改修としていたけれども、第2期まで持たないと思うというような答弁がありました。一方で、漁港の岸壁の老朽化については、引き続き、機能保全に努めるということで、機能が持たないという認識はないように聞き取りました。魚揚場は老朽化が非常に進んでいるけれども、岸壁の老朽化についてはそこまでではないという認識なのか、確認したいと思います。続いて、漁業振興に関する条例制定や計画策定について、漁業振興に関する条例制定や計画策定を本市ではどのように考えているのかということで確認しましたが、第7次小樽市総合計画ではそのような内容が盛り込まれているので考えていないという答弁であったように理解しました。北海道豊かな海づくり大会が行われるという情報は今も中間見直しが行われている頃でありますが、第7次小樽市総合計画の策定時にはなかった情報でありますので、このことも踏まえても、今のところは考える予定がないのかというのを確認したいと思います。続いて、教育と児童福祉について、こちらは市や教育委員会の発表の一部が報道されているようなこともあったりして、学校や教育委員会の運用や対応に瑕疵があったのではないか、問題があったのではないかと受け止められる報道もあったように推察しております。私がこの質問を作成するに当たり、様々調べたりしましたけれども、私は、学校や教育委員会に直接的な瑕疵や問題があるとは言えずに、すごく適切に対応されているものと考えております。この点については事件のこともありますので、再質問については控えたいと思いますが、1点だけ支援措置のことに関してです。私は、法令上、可能かどうかという確認をしましたけれども、慎重に判断する必要があるという答弁であったと思います。これは、法令上、可能かどうかということをお聞かせください。まだその点が分からなくて慎重に判断する必要があるということであれば、そのようにお聞かせいただきたいと思います。最後に、ロケツーリズムの強力な推進についてであります。偶然ですけれども、1995 年3月に公開された「Love Letter」の主演を務められていた中山美穂さんがお亡くなりになるという大変残念なニュースがありました。私としては、このロケツーリズムの推進というのは小樽フィルムコミッションが主体的に行うものであるのかと考えていたのですけれども、例えば、中山美穂さんが出られていた「Love Letter」では、市役所が当時、小樽厚生病院という設定で登場して、市長も当時、出られていたと伺ったことがありますが、今後、市役所本庁舎に撮影現場を見に行きたいということで市民が来た場合、その対応だとか、そこに対する誘導をどのようにするのかとなると、恐らく施設管理者の総務部と小樽フィルムコミッションや観光部局との調整ということになるのかということで、代表質問の中ではその観点を盛り込むことができませんでしたので、質問は予算特別委員会で行いたいと思いますが、いずれにしても、今年に入ってたくさんの映像作品が公開されましたので、ロケツーリズムについては引き続き、強力に行っていただきたいという趣旨で質問いたしました。再質問になじまないので、この大項目は質問しないということで終わりたいと思います。

答弁 生活環境部長 佐藤靖久(生活環境部長は2025年3月まで)

松岩議員の再質問にお答えをさせていただきます。私からは、小樽市勤労女性センターの移転の関係で4点、それと不登校の対応について、支援措置の関係で1点、御質問があったかと思います。まず、小樽市勤労女性センターですが、潜在利用者の意向確認の方法ということでお尋ねがあったかと思います。これにつきましては、実際に小樽市勤労女性センターがウイングベイ小樽に移転になってからいろいろお問合せ等もあるかと思いますので、そういうようなものを拾っていくということがまず考えられますが、こちらから主体的にどういう確認の方法が取れるかということについては、検討させていただきたいとは思ってございます。2点目、土曜日の利用状況の約 9.5%の意味ということでお尋ねがあったかと思いますが、小樽市勤労女性センターは週6日間開館しているということで、単純に割りますと、1日平均で言いますと 17%ぐらいの利用が見込まれるところが、土曜日は割合として約 9.5%ということで、少し低いということを数字でお示しさせていただいたところでございます。3点目、女性の利用の関係で、今後、支障がないということで、ほかの利用者がいないからかというような御質問であったかと思いますが、これにつきましては先ほど市長も答弁の中で申し上げましたとおり、講習室等の部屋数も増加するということで、他の利用があったとしても女性団体の利用には支障がないのではないかということでお答えさせていただいたということでございます。それと、職員を介さずに講習室等を利用できる方法ということで、人を置かずに管理することは可能と考えるかどうかということだったかと思いますが、現時点におきましては、人を置かないで管理するということについては、考えてございません。それと、不登校への対応について、支援措置の関係で御質問がございました。慎重に判断する必要があるというお答えさせていただいたのですが、実際、法令に違反するのかどうかということでお答えいただきたいというお話だったかと思います。実際にこの情報を活用するときに、教育委員会から利用したいという申出みたいなものをいただく形になるかと思います。そのときに理由を記載していただいて、その理由が、先ほど市長答弁の中で申し上げました相当の理由があるかどうかに該当するのであれば法令に適合しますし、そうではないと判断されれば法令には適合しないという判断になるということで、慎重に判断する必要があるというお答えをさせていただいたというところでございます。

答弁 総合政策部長 柄澤晃人(総合政策部長は2025年12月まで)

松岩議員の再質問にお答えいたします。市長の政治姿勢の箇所ですが、若者団体について市が想定している団体、それから数や状況について把握しているかということでございますが、数や活動の状況について詳細に把握しているというものはございません。

答弁 産業港湾部長 渡部一博(産業港湾部長は2026年3月まで)

松岩議員の再質問にお答えいたします。私からは、おたる自然の村の関係で1点と、小樽港高島地区の整備についてと、漁業振興に関する条例制定の部分でお答えさせていただきます。まず、おたる自然の村の指定管理の関係で、民間活力の導入も含め、検討するのは市なのか、おたる自然の村公社なのか、一緒なのかということでしたが、ここは市が主体となって検討し、公社とはもちろん連携しながらやっていきたいと考えてございます。2点目の例の物損の事案を把握しているけれども賠償等に発展していないのかということですが、事案は把握しておりますが、賠償等に発展しているということは今のところございません。3点目の漁業振興に関する計画策定の部分でございますが、他都市の漁業振興の計画などを見ると、漁業の現状ですとか課題の整理、それから振興対策という内容になっておりまして、私どもの第7次小樽市総合計画の中でも、現状の課題の整理、それから取組内容について記載しておりますので、先ほどの第1回北海道豊かな海づくり大会を契機に策定するということではなくて、今の第7次小樽市総合計画の中でそういったことは網羅されているので、策定については現時点では考えていないということで御答弁したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 港湾担当部長 笹田泰生(港湾担当部長は2024年12月まで)

松岩議員の再質問にお答えいたします。私からは1点、高島漁港区の岸壁の状況についてでございますが、岸壁の上部につきましてはモルタル等で埋めるなどの修繕等は行っておりますけれども、岸壁の軀体部分につきましては現状、持たないような状況になっているという認識はございません。(「議長、12番」と呼ぶ者あり)

再々質問 12番 松岩一輝

1点だけ再々質問いたします。しつこいようなのですが、支援措置の関連についてであります。私が聞いているのは、法令上、可能かどうかということでありまして、学校が申出をしたとか、その内容がよければというのは運用上の問題だと思うのです。今のお話だと、学校が出した申請に対して何らかの確認をして、問題がないと認められれば、保護者が支援措置を申し出ているものであるという情報を学校や教育委員会は確認をすることが法令上、可能かどうか。それがいいか悪いかとか、内容がどうかということではなくて、法令上、いいのかどうかということだけ、もう一度確認したいと思います。

答弁 生活環境部長 佐藤靖久(生活環境部長は2025年3月まで)

松岩議員の再々質問にお答えさせていただきます。支援措置の関係の情報提供について、法令に合っているかどうかということなのですが、繰り返しの御答弁になるかもしれないのですが、基本的には個人情報ということで、まず出せないというのが原則になります。それに相当な理由があるということで判断ができた場合には、法令に適合して出せるということになりますので、それはそのときの申出書の内容を見て相当の理由があるかどうかを判断する必要があるということでございます。

出典:小樽市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる