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小樽市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日

HPVワクチンの普及について

2024年9月11日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「HPVワクチンの普及について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
中村岩雄 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 20番 中村岩雄

それでは、一般質問をさせていただきます。HPVワクチンの普及について伺います。まず、小樽市議会だより第97号掲載の令和6年第2回定例会「みらいの主な質問」中の「HPVワクチン普及に向けて」の問いの訂正とおわびをさせていただきます。令和6年8月1日発行の小樽市議会だより第97号掲載の令和6年第2回定例会「みらいの主な質問」中、「HPVワクチン普及に向けて」の問いで「小樽市医師会から、HPVワクチンの接種について、市内中学校での講習会、済生会ビレッジでの集団接種や、ウェブでの接種受付等が提案されている」の、この表現については、私の質問の本意とは異なり、明確な誤りであります。ただ、誤解されやすい文章表現でもあったことから、いま一度その文章を正しながら、この第3回定例会の一般質問において取り上げさせていただくことといたしました。この間、御迷惑をおかけすることとなりました小樽市医師会、HPVワクチン普及に向けての活動案を提案され、実践活動を展開されております津田哲哉、黒田敬史両医師をはじめとする関係各位、そして何よりワクチン接種対象者を含めた市民の方々へ、衷心よりおわびを申し上げる次第であります。HPVワクチン普及に向けての活動案が津田哲哉医師、黒田敬史医師により、小樽市医師会に提案され、4月10日、小樽市医師会の理事会において承認されています。第2回定例会代表質問では、その提案内容を御紹介させていただき、市と協力しながら実施していただきたく、市のお考えをお聞きしたかったわけですが、他の項目もある中で、質問時間に限りがあり、本来の質問意図とは異なる誤解をされやすい文章となってしまいましたので、本来の文章で改めて確認を含め、お聞きしたいと思います。今、医師会有志によるHPVワクチン普及に向けての医師会を通じた活動が提案されています。医師会主導で推進したい理由として、1、まず、子宮頸がんワクチンは産婦人科、小児科施設だけでなく、内科、耳鼻科はじめ、多くの市内医療施設で接種可能となっていること。2、産み育てやすい社会づくりや未来を守ることにつながること。3、打ちましょうというよりは、まずはHPVワクチンのことを正しく知って考えましょうというメッセージを小樽市内対象者に周知する活動を医師会主導で行いたいことを挙げています。普及に向けてできることとしては、(1)医療施設や公共の場、マスコミへの啓発、(2)市民向け講習会の実施、(3)お祭り、縁日での情報提供ブース出展、(4)おたる潮まつりでねりこみに参加するなどを提案されています。さらに、具体的に(1)については、①外来患者への資料提供、子供や親世代へパンフレットを渡す。②学校などにパンフレットを置く。③院内勉強会を実施し、職員にパンフレットを配布する。④マスコミ媒体の活用、北海道新聞の小樽・後志欄への掲載依頼。(2)については、①命の教育や女性ヘルスリテラシー向上の重要性と併せて、子宮頸がんやワクチンの正しい情報を伝える。②5月から6月、7月から8月に小樽経済センター、医師会館などで2回開催を予定。③6月18日にロータリークラブでの講話を開催予定。(3)については、対象者がプライベートで集まる場で情報提供する。①6月20日から22日までの龍宮神社例大祭、7月14日から16日までの住吉神社例大祭。②祭りごとに週末半日から1日出店。例として6月22日、7月15日。③小児科、産婦人科、医師会関連のボランティアで運営する。④自主制作資料とお菓子などの景品を渡す。⑤紙芝居的に上映時間を決めてPCスライド説明会を実施する。(4)については、非対象者へも周知を広げながら、関係者が普及イベントを楽しむこと。①7月27日土曜日の潮ねりこみに参加。②団体名は(仮称)小樽のお産と子供を守る会with小樽市医師会。③25名以上で単独梯団での参加が可能。④踊り子以外に自主制作資料とお菓子などの景品を渡す人を置く。⑤衣装は寄附を募り、出店でも着られるTシャツをそろえて参加する。⑥ステッカーやアクセサリーを装着して自施設で踊るなどがあります。市と協力しながら実施していただきたいと思いますが、お考えをお聞かせくださいというのが本来の質問の本旨でした。第2回定例会では十分にお伝えできなかったHPVワクチン普及に向けての活動案を、より忠実かつ詳細にお示しし、どのように実践されているかを御紹介させていただきながら、小樽市との連携協力の現状と今後に向けての課題などにも触れていければと思います。その上で、HPVワクチン普及に向けての小樽市医師会を通じた活動案の内容はよく検討されていると思いますが、御意見、御感想をお聞かせください。次に、実践活動の具体については以下のとおりです。講演としては、6月18日にロータリークラブで実施しております。それからビラ、うちわ配りについては、6月21日の龍宮神社例大祭、7月15日の住吉神社例大祭で配布いたしました。7月27日のおたる潮まつりについては、医師会所属の小樽市立病院、小樽協会病院、野口病院の3梯団がうちわを持ってねりこみに参加し、小樽市にうちわ500枚を提供しております。8月9日の龍宮神社盆踊り大会、8月17日に済生会ビレッジ、8月31日のおたるストリートピアノジャム2024、9月1日の朝里神社例大祭でもビラ、うちわを配布しております。啓発ポスターの掲示については、小樽市三師会225施設で掲載依頼し、小樽市の公共施設に保健所を窓口に30枚ほど提供しております。マスコミへの啓発、マスコミ媒体の活用については、FMおたるでPRの放送を2回、北海道新聞小樽・後志版、おたるジャーナルでも取り上げていただいております。この段階までで、小樽市には、うちわ500枚、ポスター約30枚を提供しておりますが、市はこの対応、協力をどのようにされたか、お知らせください。行政による包括的な御協力があって、必要な予防策が市民の健康や衛生面の向上、改善につながると思います。市のより積極的で包括的な協力が必要かと思います。市の御感想をお聞かせください。キャッチアップ接種の延べ件数と実施率の直近の数字を、これまでの数字と比較しながらお知らせください。HPVワクチン普及に向けての活動と、市の施策の効果がどう反映しているのか、分析と評価をお示しください。キャッチアップ期間は、2024年9月までに1回目の接種を開始するのが標準的な接種方法となるため、既に本格的なキャンペーン活動としては9月現在でピークを越えているわけですが、キャッチアップ期間の最後まで諦めることなく、有効な施策を推進していくことが必要です。また、今後の12歳から16歳でのHPVワクチン定期接種の安定した接種率を市内で得るために、これからも切れ目のない施策が求められます。子宮頸がんへの理解やワクチンの必要性を定着させるために、小樽市としてどのような活動を行うか、小樽市医師会との連携について市のお考えをお聞かせください。また、具体策などをお示しください。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

中村岩雄議員の質問にお答えいたします。HPVワクチンの普及について御質問がありました。初めに、HPVワクチン普及に向けての小樽市医師会を通じた活動案につきましては、客観的なデータに基づき、ワクチン接種について正しい知識を持って考えることを促す内容であるとともに、医師会主導で啓発活動を推進するものとなっており、HPVワクチンの普及啓発を進める本市といたしましても、非常に心強いものであると考えております。次に、医師会が作成された啓発物品への市の対応につきましては、まず、啓発うちわにつきましては、おたる潮まつり実行委員会事務局に500枚の提供があり、祭り期間中、会場内で自由にお持ち帰りいただくこととし、全て配布しております。また、啓発ポスターにつきましては、8月下旬、大判、小型合わせて約30枚を頂いており、小樽市本庁舎、保健所庁舎に掲示したほか、市内各サービスセンターや小樽市総合体育館、市立小樽図書館、市立小樽文学館・市立小樽美術館、小樽市総合博物館、小樽市勤労女性センターといった市の施設に大小各1枚ずつ掲示しております。次に、医師会が行っているHPVワクチン接種普及活動への小樽市の協力につきましては、医師会からの申入れを受け、ワクチン接種が可能な委託医療機関を増やしたほか、先ほどのワクチン啓発ポスターの作成に際しても、ポスターの掲載内容の校正段階から市保健所が参加するなど、医師会の担当の医師たちと連絡を密にし、医師会が主導する啓発活動に協力させていただいているところであり、医師会との共同の取組は非常に重要であると認識しております。次に、直近のHPVワクチンキャッチアップ接種の比較につきましては、北海道に報告している調査様式に基づき、各年4月から7月末までの接種延べ件数と実施率の順に申し上げますと、令和4年が56件、1.35%、5年が126件、2.9%、6年が229件、5.17%となっており、現時点では増加している傾向にあります。次に、HPVワクチンの普及に関する小樽市の取組の評価につきましては、キャッチアップ接種の最終年度となる本年度は、まず、4月に対象となる方へ個別勧奨はがきを送付するとともに、市の公式SNSやFMおたるの番組内で周知を続けたほか、8月末には、再度、未接種者宛てに、表裏の両面ではがき6面分の情報量が記載できる圧着式による個別勧奨はがきを発送いたしました。昨年度までと比べ、接種件数が増えており、ワクチン接種に関する問合せも増加していることから、普及啓発の効果は着実に現れているものと考えております。次に、HPVワクチンの普及啓発に関する今後の市の方策につきましては、ワクチン接種受託医療機関に対し、キャッチアップ接種対象年齢の患者に声かけを行っていただくよう、協力依頼の文書を発送したほか、来年3月末のキャッチアップ期間の最後まで、市の公式SNSなどを通じて、確実に必要な回数の接種を終えるよう周知を継続してまいります。また、定期接種対象者への啓発活動につきましては、今後、国から発出される通知を参考に、より効果的な方法を検討していくとともに、引き続き医師会と連携を密にし、取り組んでまいります。

出典:小樽市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日 議事録 PDF(116ページ) 間違いを知らせる