小樽市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日
ウイングベイ小樽への行政機能移転と新たなまちづくりについて
2024年6月18日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「ウイングベイ小樽への行政機能移転と新たなまちづくりについて」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 中村岩雄 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 20番 中村岩雄
第2項目め、ウイングベイ小樽への行政機能移転と新たなまちづくりについて伺います。まず、移転作業の状況についてです。小樽市は昨年12月14日、小樽市保健所と小樽市総合福祉センターをウイングベイ小樽内に移転させる方針を明らかにし、本年第1回定例会では移転に係る事業予算も審議を経て議会を通り、事業の具体化に向けスタートしています。また、これに先立ち、昨年12月6日には、市と北海道済生会とで包括連携協定が締結されて、子供や若者、障害のある方、高齢者などの支援を必要とする方を含めた全ての住民が住み慣れた地域で安心して豊かに暮らせる地域共生社会の実現に向けて取り組み、新しい社会資源を活用した拠点として全市民のために全市的に発展させるとしています。そこで、ウイングベイ小樽への行政機能移転に関し、移転作業の状況について何点か伺います。改めて、移転の目的について御説明ください。また、移転スケジュールについて確認をさせてください。次に、行政機能の移転に当たってどのような工事が必要か、また、その進捗について御説明ください。移転に当たって、現在の立地と比べ、利用者の利便性の低下にならないのか、お考えをお聞かせください。次に、北海道済生会小樽病院との連携について伺います。ウエルネスタウン構想に基づく済生会ビレッジについて、ウイングベイ小樽の2番街2階に済生会小樽病院が新たに地域共生型のスペースを設けるとお聞きしています。具体的には、公益財団法人日本財団が済生会小樽病院の活動を評価し、資金補助して改修工事を行うと聞いていますが、サービスの内容としては、子供から高齢者、障害者などが一緒になって楽しめるスポーツエリアの設置、また、子育て支援策として、子供と共に施設を利用しながらアルバイト活動などをまちづくりの一環として行えるスペースも設置し、低所得者層の方の多い母子家庭などを支える活動を行うとお聞きしました。また、発達障害に特化した保育所留学もスタートしております。今回の行政機能の一部移転により、保健所など行政の仕組みからの支援と、行政で対応できない部分を民間から支援するなど互いに連携することで新たな行政サービスが生まれる可能性があること、同構想に関連する市民サービスを充実させることが可能になることなどにより、市民満足度の向上など効果が期待できるところであります。市民サービスをより充実させることが可能になります。小樽市保健所や小樽市総合福祉センターなどの移転後に済生会との連携する取組については協議を行っているところと思いますが、前定例会でも触れましたが、ウエルネスタウン構想と連携した具体的な取組について、協議の状況についてお知らせください。これまで済生会小樽病院とウイングベイ小樽を結ぶ動線は信号機つき横断歩道が1か所あるのみでしたが、一昨年から小樽警察署を通し、北海道警察に対して信号機つき横断歩道をみどりの里側にもう1か所設置していただくべく要望し、このたび設置していただける旨、お聞きしております。このことは、築港地区の住民や利用者の安心・安全につながることと思います。築港地区にあるウイングベイ小樽や済生会小樽病院周辺には、まだ十分に活用されていないスペースが見られます。まちづくりの観点から人を呼び込む夢のある住居ゾーンとして活用を図るのも一案として検討に値すると思いますが、市のお考えがあればお聞かせください。以上、第2項目めの質問を終わります。
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、ウイングベイ小樽への行政機能移転と新たなまちづくりについて御質問がありました。初めに、移転作業の状況についてですが、まず、移転の目的とスケジュールにつきましては、民間が進めるウエルネスタウン構想の対象地域である築港エリアにおいて、保健所等の移転による子育てや福祉支援の拠点づくりを推進するほか、施設再編の方針が定まっていない施設への対応が主な目的であります。また、スケジュールは、保健所及びこども家庭課は12月2日からの開業を、小樽市総合福祉センター及び小樽市勤労女性センターは来年4月からの開業を予定しております。次に、移転に当たって必要な工事とその進捗につきましては、移転する行政機関の機能に合わせて区画する内装工事や防火、空調、照明、トイレなどの各設備の設置及び給排水工事のほか、保健所の検査室や検査機器の整備、パソコン、電話などの各配線工事が必要であります。また、現在の進捗状況は、内装工事に向けた既存設備の解体作業を実施しているところであります。次に、移転に当たっての利便性につきましては、移転施設は耐震性能やバリアフリーに対応し、子育て世代や高齢者、障害者などが安心して利用できるほか、商業施設も一体となっていることから、総合的に考えますと、この移転により、利用者の方の利便性は向上するものと考えております。次に、済生会支部北海道済生会小樽病院との連携についてですが、まず、保健所等の移転後のウエルネスタウン構想との連携につきましては、前回定例会後も引き続き、済生会小樽病院と協議を進めておりますが、現時点では具体的にはお示しできる状況ではありません。本市といたしましては、済生会小樽病院は、保健や医療、福祉分野を中心に幅広い事業展開を行っており、支援に関する知見やノウハウを有しているため、市民の健康づくりのほか、地域課題解決に向けた取組がより効果的に進むよう協議を進めてまいります。次に、築港地区を居住ゾーンとして活用を図ることにつきましては、現在、同地区では、中高層住宅が定住人口の確保に、商業施設が雇用の確保に、公的病院が地域医療に大きく寄与しており、将来的にも本市のまちづくりにとって重要な地区であると考えております。一方で、地区内には低未利用地が存在し、今後の利用促進が課題であると認識いたしております。このため、市といたしましては、当該地区の特性やポテンシャルを生かし、新たなにぎわいを創出するため、何らかの形で土地利用の増進を図ることの検討を庁内で行っているところであります。