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小樽市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日

保健所について

2024年3月5日、小樽市議会の一般質問で、松岩一輝議員が「保健所について」質問し、市長 迫俊哉、選挙管理委員会委員長 平口山和弘が答弁しました。

質問者
松岩一輝 議員
答弁者
市長 迫俊哉、選挙管理委員会委員長 平口山和弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 松岩一輝

次に、第3項目、保健所についてであります。令和6年2月15日、副市長より保健所のウイングベイ小樽移転について、八つの目的や目指すべき姿について説明がありました。具体的な移転の機能は、主に保健所などの行政機能、その他機能として医師会などの関係機関や総連合町会などとのことです。以前、議会では、ウイングベイ小樽を視察し、広大な床面積を有していることや、行政機能が移転されることで新たな施設を建設せず、行政の効率性と市民の利便性を高められる場所として認識を持ったところです。初めに、令和2年に行われた小樽市公共施設再編計画のパブリックコメントでは、保健所庁舎について新たに建設するためには膨大な資金が必要になることから、新築ではなくウイングベイ小樽の空きスペースを有効活用すべきであるという旨の意見に対し、市は、市役所本庁舎については、現敷地に保健所庁舎、水道局庁舎等を統合して整備するとして、ウイングベイ小樽の活用は考えていない旨を示しています。公共施設再編に関する議会議論の中でも、市役所本庁舎などの行政機能をウイングベイ小樽に移転することは、築年数や小樽港に面し津波などの防災の観点から適さない旨の答弁がありました。それらを踏まえ、方針が180度変わった経緯を伺います。新総合体育館のプール機能など、これまでウイングベイ小樽は活用しないと説明してきた公共施設について、これらを機に検討状況に変更があった計画や構想について伺います。福岡県大牟田市保健所は、人口減少により保健所政令市の20万人の人口要件を大きく下回る状況となり、様々な課題の整理、検討の末、2020年に保健所政令市の指定解除となりました。現在、全国の保健所政令市の中で本市は最も人口の少ない市であり、大牟田市と同様に課題が多いです。保健所を移転させるということは、少なくとも向こう数年間は、保健所を維持し続けることを想定していると考えられますが、本市における保健所を設置し続ける利点と課題について伺います。市内二次医療機関の再構築における保健所の果たすべき役割について伺います。保健所では、様々な検査業務があります。不特定多数の市民が往来し、食料品店や飲食店も数多く有するウイングベイ小樽に、様々な検体となる物質が持ち込まれ検査することによる危険性や、風評被害の可能性について見解を伺います。本市には、平たんで広大な土地が市内中心部には少なく、保健所の跡地には様々な利活用の可能性が考えられますが、検討状況について伺います。ウイングベイ小樽には、市役所などの行政機能や、他の公共施設として利用可能な空きスペースはどのぐらいあるのか、これまで活用を考えてこなかった施設の移転の可能性について伺います。関連して、投票率の向上を目的に、駅や商業施設など市民が多く集まる場所に期日前投票所を設置する自治体があります。過去の議会議論では、行政機能のないウイングベイ小樽に新たに投票所を設置する際には、投票用紙の二重交付などを防ぐための通信回線を整備するのに多額の費用がかかることなどを理由に難しい旨の答弁がありました。今後、ウイングベイ小樽に投票所を設置する場合の課題について伺います。以上、第3項目の質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、保健所について御質問がありました。初めに、公共施設再編計画の再編内容の変更につきましては、令和3年第3回定例会の公共施設の再編に関する調査特別委員会での答弁では、本庁舎別館全体についての移転の検討であり、ウイングベイ小樽は面積も十分ではなく、本庁舎に求められる災害時の防災拠点としても現在の場所が望ましいという答弁をしたものであります。保健所などの一部行政機能を移転することは、方針を180度変えたという御指摘には当たらないものと考えております。次に、保健所移転を機に検討状況に変更があった計画や構想につきましては、公共施設再編計画の再編内容に変更があったことから、現在、一部改訂に着手しており、今後、公共施設長寿命化計画、公共施設等総合管理計画についても、それぞれの見直し時期に合わせ改訂を行ってまいります。次に、本市で保健所を設置し続ける利点と課題につきましては、本市が保健所を自ら設置することにより、このたびの新型コロナウイルス感染症のような緊急事態が発生した際にも、市としての方針や意思決定を速やかに行うことができ、他の部局の市職員を一時的に保健所に配置するなどの柔軟な対応が迅速に実施できる利点があります。また、母子保健や成人保健などの市町村保健センター業務に加えて、精神保健や感染症対策、食品衛生や環境衛生などの保健所業務を担うことにより、市民へ提供する保健衛生サービスを一元的に提供できることも利点と考えます。また一方で、専門的技術職の人材確保の継続が必要であることや、一定の財政負担が生じるといった課題があります。次に、市内二次医療機関の再構築における保健所の役割につきましては、市内において将来の超高齢化と人口減少を見据えた二次医療機関を中心とする医療提供体制を構築するためには、客観的なデータを下に医療機関間の議論を活発に行うことが必要と考えており、その中で市保健所は、後志圏全体の地域医療構想の事務局を担う倶知安保健所とともに、医師会や関係機関と連携を図りながら勉強会や意見交換などを積極的に企画、実施していくことが役割であると考えております。次に、検体の持込みと検査における危険性につきましては、検体を検査室に運ぶ際には、一般の来店者などと接することがないよう、搬入口や動線を分けるなどの対応について株式会社小樽ベイシティ開発と検討を行っております。また、検査につきましては、様々な検体や物質を安全に管理するため、検査室の構造や設備について、必要な対策を講じることとしております。保健所跡地の利活用につきましては、保健所、小樽市総合福祉センター、医師会館の敷地は全て市の所有となっており、面積はおよそ3,800平方メートルとなっております。これは隣接する市立稲穂小学校のグラウンド部分の約3分の2に相当いたします。用途地域といたしましては、床面積が3,000平方メートル以下である店舗、事務所等の建築ができる第一種住居地域となっております。医師会館は、小樽市医師会が所有しておりますが、この建物の取扱いを含めて、跡地をどのように利活用するか、現時点では未定であり、今後の検討課題となっております。次に、ウイングベイ小樽において公共の利用が可能なスペースと公共施設等の移転の可能性につきましては、株式会社小樽ベイシティ開発に確認したところ、ウイングベイ小樽1番街で公共の利用が可能な空きスペースは、今回、保健所などを移転する1番街4階のみであり、現時点ではこれ以上のスペース活用は考えておりません。今後においては、築港地区エリアにある商業施設に行政機能がある優位性や民間事業者等との連携、さらには市民サービスの向上が図られることを念頭に、限られたスペースでの行政機能の追加の必要性について検討を継続してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 選挙管理委員会委員長 平口山和弘

松岩議員の御質問にお答えいたします。ただいま、保健所の移転に関連して、投票所について御質問がありました。ウイングベイ小樽に投票所を設置する場合の課題につきましては、市の所管スペースに開設する場合は、投票所に適した場所の有無や保健所等の移転後の人の流れや集客状況を見定めて、開設する効果を検討する必要があります。また、所管スペース以外に開設する場合は、衆議院の解散など急な選挙のときにも投票所として使用できる場所の確保や、通信回線を館内に設置することについて、施設側と協議する必要があるものと考えております。

出典:小樽市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日 議事録 PDF(103ページ) 間違いを知らせる