小樽市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日
(1)地域公共交通について/(2)部活動について/(3)桜ヶ丘球場について/(4)銭函市民センターについて
2023年12月13日、小樽市議会の一般質問で、中鉢淳二議員が「地域公共交通について」「部活動について」「桜ヶ丘球場について」「銭函市民センターについて」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 中鉢淳二 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、教育長 林秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 中鉢淳二
一般質問させていただきます。まず、地域公共交通全般についての質問をいたします。小樽-余市間のバス転換の市の考え方についてです。新幹線の並行在来線の問題が話題に上がるときによく聞かれたのが、余市町に行かないし、利用しないから要らないといったような意見が多く、現在もそのような考えを持つ市民は多いと思われます。しかし、この問題はそんな狭い考えではなく、広く将来を見越した議論が必要であるというふうに考えます。かく言う私も、小樽駅から先の鉄道は年に二、三度しか使うことはありません。余市町から最も遠い銭函に住む私が声を大にして言いたいのは、この問題は鉄道を残す残さないの議論ではなく、私たちの公共交通、足を維持できるか否かの議論であるというふうに思っております。ことわざに、風が吹けばおけ屋がもうかるというものがあります。これは、何か事が起きると巡り巡って思いがけない意外なところに影響が出ることの例えでございますが、その思いがけない影響がよい影響ならばよいのですが、その逆の悪い影響が起きるのではないかというふうに危惧しております。あらゆる状況が、そちらへ傾きつつあるように思います。さきの第2回定例会の建設常任委員会にて、最新の小樽-余市間のJR利用者は、コロナ禍の昨年7月であっても約1,700人であるというふうにお聞きしました。バス転換となると朝夕のバス不足でぎゅうぎゅう詰めのバスで小樽-余市間の移動を迫られ、先日に行った実証実験の塩谷駅から最上に抜けるルートも、地域の人は期待したものの運行できず、多くの方に利用してもらいたい新たな小樽の玄関口となる新幹線新小樽駅のアクセスも利便性が悪くなり、足りていないバスを小樽-余市間、新小樽駅のアクセスに配置した結果、巡り巡ってふだん私たちが使っている小樽市内線での路線廃止やさらなる減便となってしまっては、風が吹けばおけ屋がもうかるではなく、バスに替えたらバスがなくなるといった現象が起きかねないというふうに思います。もちろん、市長をはじめとする在来線の自治体の首長がバス転換の方向性を定めた昨年3月以降、想像だにしなかった状況に変化が起きたのは事実で、その当時の市長の判断は、そのときの最適解であったことを疑いません。しかし、このバス転換か否かの話は、これからの小樽市を左右するとても大きな話ですし、小樽市の百年の計と言ってもよいもので、状況を分析しながら未来を見越しての判断が必要であるというふうに思います。夕張市は、攻めの廃線と呼ばれる選択をしました。平成28年、7年前のことです。当時は、鉄道よりもバスのほうが利便性が高くなると言われておりましたが、減便が続き、高速バス以外で札幌市とを結ぶ路線は廃止になりました。現在の北海道知事が市長であった夕張市であっても、そのような現実があります。その北海道庁が、バス転換を推し進めております。地方の鉄道路線への国の支援策も次々と出てきております。もしかすると、このバスの運転手不足は大きな問題となっておりますので、国が支援策を出してくる可能性もあるかもしれませんが、バス転換をやめるという判断は時期尚早とは思いますが、市民の足が担保できない状態ではバスの転換の話を進めないであるとか、市民の足が守られないのであればバスの転換の方向性を一旦白紙に戻すなど、市長が意思表示することはできないでしょうか。現時点での市長の見解をお尋ねいたします。小樽-余市間の問題は、北後志の皆さんの関心事でもあります。北後志のイニシアチブは、本市が持っています。早い段階での意思表示を望みます。小樽-余市間のバス転換、塩谷駅から最上経由の実証実験を行った路線の運行、また、新小樽駅との市街地とのアクセス、そして小樽市内線、全てを賄うだけのバスの運転手はいません。人口減や新小樽駅とのアクセスでは、タクシーも交通手段としてあるという答弁も建設常任委員会ではなされましたが、観光需要が戻っている中で安定した足として使えるかは微妙です。バスの運転手不足が深刻になり、ニュースとして取り上げられて以降、並行在来線の協議会は開催されておりません。どうなるか見通しの立たない状況に不安を持つ市民の方、北後志の方もいらっしゃると思いますが、協議会の早期開催を北海道に働きかけできないでしょうか、市長にお尋ねいたします。石狩市が新たな交通網の整備を計画しているニュースが先日、報道されました。その計画距離は10キロメートル以上に及ぶものであります。本市も、そこまでのものとはならなくとも、市内の新たな交通手段、もしくは大きな交通網の見直しを検討しなければならない段階かと思われますが、市長の見解をお尋ねいたします。続きまして、市内交通事業者との連携と補助、スクールバスの可能性について質問いたします。市内公共交通は、JR北海道、そしてバス事業者として北海道中央バス株式会社とジェイ・アール北海道バス株式会社の2社があります。市内線の大部分は北海道中央バス株式会社ですが、ジェイ・アール北海道バスの運行する小樽駅から手稲駅、宮の沢駅までを結ぶ路線があります。その路線は、銭函中学校に通う星野町に住む生徒約20名が利用しているのですが、その保護者より5月に相談が寄せられました。ジェイ・アール北海道バスは年1回、4月にダイヤ改正が行われており、今年4月のダイヤ改正で、生徒の通学に大きな支障を来しました。土日の部活動に通う時間帯のバスがなくなり、6時間授業が一番多いようですが、終了時間が、清掃も終えると15時45分、銭函中学校前の星野町方面に向かうバスの時刻は15時43分、16時台のバスは減便され17時13分まで約1時間半、バスを待つダイヤとなってしまいました。我が会派の佐藤議員と共にジェイ・アール北海道バスにお願いに行き、今年に限り札幌駅バスターミナルの廃止に伴うダイヤ改正が10月に行われ、5時間授業の部分のダイヤの変更と6時間授業の待ち時間を30分短くすることはしていただきました。土日の部活動は、開始時間を見直す形で状況は改善しました。そこで、質問いたします。この問題で、教育委員会に問合せをしたところ、ダイヤ改正を把握されていなかったのですが、市内の鉄道、バス事業者との連携、情報の共有は必須であると思いますが、鉄道、バス事業者から得た情報は、庁内でどのように共有されているのでしょうか、お尋ねいたします。私や佐藤議員がお願いに行くのはやぶさかではありませんが、生徒の足になっているバス路線である以上、本来は、本市の教育委員会側が動くべき話であると思いますが、教育委員会の見解をお尋ねいたします。お願いに伺った際、ジェイ・アール北海道バスの担当者の方は、路線維持に対する大変苦しい胸の内を吐露され、私も勉強させていただき、身につまされる思いでした。そこで、銭函中学校へ通う星野町や張碓町に住む生徒の使う大事な通学の足ですので、来年4月のダイヤ改正でも現行のダイヤで運行していただけるようお願いに行かなければならないと思っております。しかし、再度減便になる可能性も否定できません。そう考えると、近い将来、銭函中学校へのスクールバスということも今後、考えていただかなければならない段階が来ているのではないかと思います。もちろん、中学校でのスクールバスの事例は本市にはありませんが、乗られるバスがなくなる、もしくは著しい不自由が生じた場合は、何かしらの措置を考えていただきたいと思います。教育委員会の見解をお尋ねいたします。新たにスクールバスとなると市の負担も増えますので、一番はジェイ・アール北海道バスが路線を維持していただくことであると思いますが、路線維持が極めて困難な状況であるとお聞きしております。そこで、市内路線に対して、本市はバス事業者に補助をしていると思いますが、その規定について御説明願います。ジェイ・アール北海道バスの小樽駅と手稲駅、宮の沢駅を結ぶ路線は、昔は札幌駅まで結ぶ路線でした。近年、バス路線の短絡化の傾向や運転手の休憩の問題などが加味され、宮の沢駅や手稲駅が始発終点となっております。自治体をまたぐ路線は本市としても補助を出しにくいのではないかというふうに推察するのですが、では、小樽駅と小樽市と札幌市の境である、ほしみ駅を始発終着とした場合、補助の対象となり得るのでしょうか、お尋ねいたします。ダイヤ改正も時間を要しますし、ましてや路線の変更となると、さらに時間がかかるようです。信号機などいろいろとクリアしなければならない問題もあり、来年度は難しいと思いますが、地域の路線維持に対して本市も最大限の努力をお願いしたいと思います。同じく、私の地元、銭函地区の交通について質問いたします。銭函駅は、小樽市内2番目の乗降客を誇る駅であり、令和元年の調査では、乗車客のみで1,817名の利用となっております。銭函駅を利用する人は、ほかの駅ではあまり見られない不満を持つ方が多い駅です。隣のほしみ駅終着始発の電車が銭函駅のホームのない中間線に入線し折り返しするものの、眺めるだけで乗車できない、そして、入線してくる電車が通過しないにもかかわらず、駅の朝里側の踏切が下りていて待たなければならないなど、いろいろな不満をお聞きします。その不満の中に、改札の問題があります。利用者の多くは線路より山側に多いのに対し、銭函駅の改札は海側の駅舎にあります。その利用者の方々は、先ほど触れました乗られない電車で遮断機が下りる踏切を渡り、大きく迂回して駅舎へ入ります。特異な駅と言えるというふうに思います。以前にも、山側に改札をという動きが地元であったとお聞きしておりますが、JRが費用負担の部分で首を縦に振らなかったというふうに聞いております。しかしながら、その後、交通系ICカードの普及により、その利用率は今や8割程度との数字もあります。つまりは、大多数の方は有人の改札や券売機は必要とせず、必要なのはICカード対応の改札機なのです。ICカードへのチャージは、乗り降りのもう片方の駅でしていただくか、銭函駅の駅舎の券売機にてチャージをしていただければ、駅の山側のホームにICカード対応の改札機とその改札機の雨風をしのぐ建物があれば、銭函駅の利用者の利便性は著しく高まります。そこで質問いたします。市長は、本市の人口減少対策に当たって、銭函地区を可能性のある地域として挙げられておりましたが、銭函駅山側への改札機設置についての所感をお聞かせください。平成29年、銭函駅はバリアフリー化が図られました。エレベーターが設置され、当時、国土交通省のバリアフリーの支援措置で、国、鉄道事業者、小樽市がそれぞれ3分の1の負担でバリアフリー化がなされたと記憶しておりますが、当時の小樽市の負担額をお聞かせください。バリアフリー化もさることながら、最も利用者に優しいのは、歩く距離を短くすることだと思います。小樽市単独では難しいと思いますが、鉄道事業者であるJR北海道から一定の負担と理解が得られた場合、小樽市として、改札機設置に前向きに検討していただけるか、市の見解をお聞きします。この件につきましては、私も、対象となる国土交通省の補助金などの状況も注視して調べるよう努力いたします。次に、部活動について質問いたします。地域スポーツ団体登録の大会参加における規定についてです。部活動は、学校教育の活動の一環として、生徒の自主的かつ自発的な参加により行われ、異なる年齢、同じ競技をする異なる地域の生徒や教員などとの人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高めたり、達成感を得るなど、教育的意義が大変高いものであります。その部活動ですが、現在、国として、中学校における教職員の長時間勤務の負担軽減を実現する観点から、部活動を学校単位から地域単位の取組とし、学校以外の主体が担うことを検討、実現することを公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対しての附帯決議が令和元年になされており、本市でも取組の真っ最中であるというふうに思います。教職員からの観点だけではなく、生徒の視点に立ち、多様な競技種目に、また、人数が少なくても取り組めるようにと本市では拠点校方式を導入しております。私は、これは生徒思いの大変よい施策であるというふうに思っております。今年から、中学校体育連盟への参加資格も中学校登録ではなく、地域スポーツ団体の民間団体登録にも広げられました。しかしながら、地域移行が完全でないためか、市内で困った事象が発生しております。本年、市内の地域スポーツ団体で柔道を習っている生徒が、中学校体育連盟に地域スポーツ団体で登録をしました。団体戦などのある種目では、おのずと地域スポーツ団体での登録が多くなるようであります。その生徒は、地域から勝ち上がり、千歳市で行われた全道大会にも進んで、そちらでも勝ち、見事、全国大会に出場を果たしました。しかし、この生徒が民間のスポーツ団体の登録だったがゆえに、中学校からの引率の話はなく、無論、生徒を1人で行かせることもできずに、その民間団体のコーチは有給休暇を取り、職場からのカンパも受けて、徳島県で行われた全国大会に2泊3日引率しました。かかった経費は10万円程度と聞いております。今年は、中学校より財政的な支援は何もありませんでした。部活動の地域移行を進めようとしていながら、民間の団体、またその個人に負担を強いている点は、大きな問題であるというふうに思います。本市は、部活動の地域移行の最中であると思いますが、このような状況が続くと地域移行が進まず、むしろ民間のスポーツ団体の協力を得られずに、流れに逆行してしまうと考えます。そこで伺います。この件に関しての市の見解をお示しください。中学校体育連盟などの大会参加の際、地域スポーツ団体の引率者への支援の実態はどのようになっているのでしょうか、お聞かせください。また、地域スポーツ団体の登録の場合、引率者の旅費などが出ないのであれば、来年度までに見直しを図り、予算措置をしていただきたいと思います。あわせて、市の見解をお示しください。次に、部活動指導員制度とプロスポーツ選手のリクルートについて質問いたします。現在、本市において、部活動指導員制度を実施し、部活動指導員の募集をしております。教員の方の負担軽減の観点から、また部活動を行う生徒への適切な指導の観点からも多くの民間の方の力をお借りしたいところではございますが、昨年度の予算の消化を見ておりますと、十分な部活動指導員の確保はできていないのではないかと推察いたします。そこで、現在は何名の方が、どのような種目で部活動指導員をしていただいて、その更新はスムーズに進んでいるのでしょうか。また、どのようにして指導員の方を集めているのでしょうか。来年度の人数の今後の見通しなども分かれば併せて、その状況についてお答え願います。察するに、現在、部活動指導員を募集している種目は、サッカー、軟式野球、バスケットボール、バレーボール、陸上など、高齢化が進む本市においては、指導するにしてもハードで体力を要するであろう種目が多く、担い手は極めて少ないのではないかと思われます。加えて、規定のあるパートタイムで年間515時間以内となると、報酬を受けていても、かなり環境が整っていないと困難ではないでしょうか。そこで提案です。恒常的に教員の方に負担をかけずに部活動を今後も運営していくのであれば、現在、募集している種目のうち、サッカー、野球、バスケットボール、バレーボールについては北海道内にプロチームがあります。その選手たちのセカンドキャリアを小樽市役所で迎えるようなリクルーティングをすることはできないでしょうか。プロスポーツの選手の活動、選手生命は短く、けがをしてしまえば選手生命は絶たれ、安定とは程遠い職業です。プロスポーツチームが増えることは、つまり、選手生命を終え、セカンドキャリアを探す人も増えるということになります。小樽市に本拠地を持つチームこそありませんが、北海道の一自治体として選手たちのセカンドキャリアを支援することは、役割の一端としてあるのではないでしょうか。いろいろな経緯で北海道に来て、できれば北海道に住みたい選手、北海道出身で今後も北海道に住みたい選手、選手としてではなくても、その競技に関わっていきたいと思う選手などいるはずです。そして、それが本市のため、本市の生徒のためとなれば、両者にとってもよいマッチングになるというふうに考えます。本人も今までのスキルを生かしながら安定した職に就き、市としても、一般の業務の傍ら部活動の支援の助けになることはもちろんのこと、今までにいなかった一芸に秀でた人材を取り入れることは、役所内部にも刺激を与えることでしょう。何より、生徒が元プロの選手に教えてもらえることは大変貴重な経験となり、身近に元プロのいる環境は、生徒自身の将来の考えにもよい影響を与えると思います。そこで質問いたします。本市の職員の社会人経験者採用について、どのような審査が行われているのか、お示し願います。また、社会人経験者採用を行うに当たり、市側から働きかけをして採用に至ったケースがあるのか、お示しください。そして、今回のこの提案に当たり、教育委員会の見解をお示し願います。続いて、桜ヶ丘球場について質問いたします。小樽桜ヶ丘球場は、少年野球からクラブチーム、高校野球の小樽支部予選などに使われております市営の野球場であり、使用料金を取って運営されております。そのほかに広告料として外野フェンスに企業広告を受けていると思いますが、近年の状況についてお答えください。その集められた広告料は、納めた事業者の方々は外野フェンスにも名前が印刷されることもあり、納めたものは球場もしくは野球に使われるものと認識しているようです。記録を見ますと、平成27年に改修が行われておりますが、その範囲はフィールド部分に限られ、スタンド、トイレは改修対象になっていないようです。とりわけ、トイレについての不満が多く、トイレの悪臭が何年たっても改善されないとの指摘が多いようです。現在のトイレは、いつ整備されたもので、最後に改修されたのはいつでしょうか、お聞かせください。広告を出している事業者の方々は、一向に改修されないスタンド、トイレに不安を持ち、来年以降の広告の協賛についても考えなければならないとの事業者の方もいるようです。そこで質問いたします。この広告料は、どのようなお金の流れになっているのでしょうか。何か野球に限らない体育施設や設備の基金のようなものがあり、そこに入れられているのでしょうか、使途の御説明を願います。もちろん競技者が多い競技は集金能力も高く、なかなか集まらない競技もあれば、全てをひもつきにしてしまうのは難しいと思いますが、協賛者の気持ちを酌み取ると、一定程度のひもつきにするか、一部を積立てにすべきではないかと思いますが、見解をお尋ねいたします。そして、小樽桜ヶ丘球場のトイレの改修について計画はあるのでしょうか、お聞きいたします。小樽市民だけではなく、試合ともなれば、ほかの地域からも利用者がおります。早期の改善を求め、小樽桜ヶ丘球場についての質問を終えます。最後に、銭函市民センターについての質問です。令和3年2月に策定された小樽市公共施設長寿命化計画を拝見したところ、銭函市民センターは令和8年度に改修、銭函市民センター消防団第15分団詰所として複合化するとされております。今の市民センターは私と同い年であります。何が言いたいかと申しますと、箱物は50年近く使われるということ、この先50年を見越したものであることが望ましいということです。面積には限りがありますが、降雪期が長いことを考えても子供が遊べるスペースが必要であるというふうにも考えますし、地域包括支援センターが必要であるというような声もあります。私は、改修ではなく建て替えが必要と考えますが、また、建て替えとする場合には地域の意見集約も欠かせないと考えますが、あくまで計画どおりに令和8年度に改修するお考えなのか、市長の見解をお尋ねします。また、本市の地域包括支援センターの設置の考えについてもお聞かせください。また、銭函市民センターが改修もしくは建て替えされた際の地域包括支援センターや相談員の方の配置をしていただくことが可能なのか、現時点で分かればお聞かせください。以上、再質問を留保し、質問を終えます。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
中鉢議員の御質問にお答えいたします。初めに、地域公共交通について御質問がありました。まず、小樽-余市間のバス転換の市の考えについてですが、バス転換を白紙に戻すことなどにつきましては、北海道新幹線並行在来線対策協議会後志ブロック会議において、以前から、バスの運転手不足は課題となっておりましたが、沿線自治体による鉄道維持は困難であることから、バス転換の方向性を決めたものであります。現在も、その前提は基本的に変わりないものと認識しておりますので、まずはバス転換の課題の解決策を探ることが先決であると考えております。次に、協議会の早期開催につきましては、私としても、運転手不足の課題解決に向け早期に協議を行うことが望ましいと考えておりますが、北海道からは、次回の後志ブロック会議は、バスルートやダイヤ等に関して関係者との調整後に開催予定であると聞いており、その状況を見守っているところであります。次に、新たな交通手段や交通網の見直しにつきましては、現在、本市では、小樽市地域公共交通網形成計画に基づき、市内バス路線の維持を前提として取組を進めておりますので、引き続きバス路線の効率的な運行について事業者と協議しながら、路線の維持に取り組んでまいりたいと考えております。また、現在、バスの運転手不足が深刻化していることから、国等の取組についての情報収集や新たな交通手段の研究も並行して行ってまいりたいと考えております。次に、交通事業者との連携と補助、スクールバスについてですが、まず、市が交通事業者から得た情報につきましては、必要に応じて庁内会議などを通じて情報共有を行っておりますが、ダイヤ改正など交通事業者が一般に公表している情報などについては、庁内での共有は行っておりません。次に、市内バス路線への補助金の交付規定につきましては、小樽市生活バス路線運行費補助金交付要綱において、補助対象路線は、市内のバス路線のうち、経常利益が生じない路線であって、市長が認めるものとなっております。また、補助金の額は、補助対象路線の経常費用から経常収支と国庫補助金等を差し引いた額とし、予算の範囲内で市長が認める額となっております。次に、小樽駅とほしみ駅を始発終着とした場合の補助につきましては、現在、ジェイ・アール北海道バス株式会社が運行する小樽線が小樽駅-ほしみ駅間の路線となった場合、ほしみ駅前広場以外のバス停は小樽市域内となり、実質市内で完結する路線になりますので、赤字路線となった場合は、補助対象路線になるものと考えております。次に、JR銭函駅山側へのIC対応改札機設置についてですが、まず、駅の山側への改札機設置につきましては、山側方面からの駅利用者にとっては利便性の向上につながりますが、山側の道路が狭隘であることによる安全性の問題や交通量の増加による付近住民の理解が得られるかなどの課題があるものと考えております。次に、JR銭函駅がバリアフリー化された際の市の負担額につきましては、5,703万6,654円となっております。次に、鉄道事業者から改札機設置について一定の負担と理解が得られた場合につきましては、先ほど申し上げた課題が解決できるならば、必要な施設の整備についてJR北海道に検討をお願いしてまいりたいと考えております。次に、部活動について御質問がありました。部活動指導員制度とプロスポーツ選手のリクルートについてですが、まず、本市において社会人経験者を採用する際の審査につきましては、事務職の場合で申し上げますと、1次試験として総合適性検査を、2次試験として集団討論を、3次試験として個人面接を行った上で合格者を決定しているところであり、新規学卒者を採用する場合と同様であります。次に、市側から働きかけをして社会人経験者を採用したケースにつきましては、医師や指導主事といった人材確保が難しい専門職において、職務経歴を踏まえ、他の地方公共団体の職員などを採用した事例があります。次に、銭函市民センターについて御質問がありました。まず、銭函市民センターの整備の方向性につきましては、令和3年2月策定の小樽市公共施設長寿命化計画では、施設利用者数の推移を踏まえ、計画上の複合化をしたとしても現状の施設面積で賄え、また、整備費用縮減の観点から、建て替えではなく改修とし、令和8年度に実施するとしたところであります。現在、銭函市民センターの在り方について改めて協議は行っておりませんので、現時点においては、現計画が前提になるものと考えております。次に、本市の地域包括支援センターの設置につきましては、本市においては、介護保険事業計画で地理的条件、人口、その他の社会的条件などを総合的に勘案して、利用者の生活の安定のため、必要な援助を効果的に行えるよう定めた日常生活圏域ごとに設置をいたしております。次に、銭函市民センターへの地域包括支援センターや相談員の配置につきましては、地域包括支援センターの設置の決定は市が行うものであるため可能でありますが、必要となるスペースの確保や運営方法など課題があります。銭函地区は、この地区を担当する東南部地域包括支援センターまで距離が離れておりアクセスが不便であるという御意見もお聞きしておりますので、今後、地域の方や関係機関の御意見も踏まえ、銭函地区の地域包括支援センターの在り方について検討してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
中鉢議員の御質問にお答えいたします。初めに、地域公共交通について御質問がありました。まず、交通事業者との連携と補助、スクールバスについてですが、生徒が利用するバス路線のダイヤ変更への対応につきましては、路線バスは児童・生徒の通学手段として重要であることは認識しておりますが、公共交通機関としての側面もあるため、地域住民の方を含め、利用者全体の状況も考慮する必要があり、市の地域公共交通担当部署と必要に応じ情報共有を図るとともに、連携して対応したいと考えております。次に、通学時に利用できる路線バスがなくなるなどの著しい不自由が生じた場合の措置につきましては、現在は路線バスのダイヤ改正により、星野町方面に帰宅する生徒の待ち時間が短くなり、土日の部活動についても、開始時間を調整するなどして待機時間の問題は解消しておりますが、路線バスの廃線などでこれまでの通学手段がなくなった場合には、その手段について検討の上、対応してまいりたいと考えております。次に、部活動について御質問がありました。まず、地域スポーツ団体登録の大会参加における規定についてですが、地域スポーツ団体の引率者に支援がないことに対する市教委の見解と支援の実態につきましては、11月末日現在で、中学校体育連盟が開催する全道、全国大会に参加した地域スポーツ団体は、陸上、柔道、剣道の3種目4団体で、それぞれの出場生徒にのみ交通費等を支援しており、引率者には支援を行っておりませんが、中学校体育連盟の地域スポーツ団体の参加は今年度から認められたばかりでありますので、速やかに国や道の支援体制の整備を確立していただきたいと考えております。次に、地域スポーツ団体の引率者の旅費の措置につきましては、現状としては、国や道の財政支援がないため、市の一般財源による予算化は難しいと考えますが、部活動の地域移行を進めるためには、子供たちが部活動をしやすい環境の整備や保護者負担の軽減など、財政的な支援が課題となりますことから、地域スポーツ団体の引率者の旅費の予算措置を含め、北海道都市教育委員会連絡協議会を通じて財政措置について要望してまいりたいと考えております。次に、部活動指導員制度とプロスポーツ選手のリクルートについてでありますが、まず、部活動指導員の人数や種目につきましては、現在13名で、陸上競技、ソフトテニス、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、サッカー、茶道の7種目であり、今年度に新設した茶道部を除く9名の方のうち半数以上は令和4年度以前から任用しておりますので、更新はスムーズに行えていると考えております。次に、部活動指導員の募集方法につきましては、各中学校から地域の方に対してお声がけをしているほか、茶道部のように小樽市教育委員会から各関係団体に依頼している場合もあります。また、来年度の人数の見通しにつきましては、現時点では来年度の部活動の設置が確定しておりませんのでお示しすることはできませんが、来年度も、必要な部活動指導員を任用できるよう努力してまいりたいと考えております。次に、元プロスポーツ選手を市の正規職員として採用することにつきましては、スポーツ振興業務などにおいて有益と考えますが、正規職員が単独で部活動の指導や大会引率を行うためには、現在の制度では部活動指導員として改めて任命する必要があることや、平日に指導を行う時間と通常の勤務時間が重なるなど、部活動指導員と兼業することに課題もございますので、御提案が実現できる可能性や手法などについて、子供たちに夢や希望を与えることができるようなふさわしい人材がいた場合には、市長部局と協議してまいりたいと考えております。次に、桜ヶ丘球場について御質問がありました。まず、近年の広告料収入の状況につきましては、令和4年度は12事業者から31万5,240円の収入があり、令和5年度は令和4年度と同程度の収入を見込んでおります。次に、トイレの整備、改修の時期につきましては、小樽桜ヶ丘球場にはトイレが1塁側と3塁側で計2か所あり、平成3年度及び平成5年度に水洗化及びスタンドの改修工事に併せてトイレの全面改修を行っております。また、平成21年度には和式トイレの一部洋式化工事を実施しているところであります。次に、広告料収入につきましては、小樽桜ヶ丘球場の広告料は、他の教育関連施設と同様に市の広告料収入として歳入処理しております。また、使途については、球場を含む体育施設の維持管理経費の財源の一部として充当していることから、基金への積立ては行っておりません。次に、広告料収入をひもづけることや一部を積み立てることにつきましては、小樽桜ヶ丘球場の広告料は球場を含む体育施設の維持管理経費の財源の一部として全額を充当していることから、その一部を積み立てることは難しいものと考えております。次に、トイレの改修の計画につきましては、令和5年3月に策定いたしました小樽市スポーツ施設長寿命化計画に基づき、令和10年度以降に実施することとしており、他の体育施設の老朽化や安全面などの優先度を勘案しながら、トイレ改修の時期について検討してまいりたいと考えております。