小樽市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日
(1)JR小樽駅前広場再整備基本計画について/(2)トイレの洋式化等の整備について/(3)新型コロナウイルス感染症について
2023年9月13日、小樽市議会の一般質問で、下兼薫議員が「JR小樽駅前広場再整備基本計画について」「トイレの洋式化等の整備について」「新型コロナウイルス感染症について」について質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 下兼薫 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 下兼薫
立憲・市民連合の下兼でございます。一般質問をさせていただきます。まず、JR小樽駅広場再整備基本計画についてです。JR小樽駅前広場は昭和51年の整備完了から40年以上が経過した現在、自家用車の普及や観光客の増加など交通状況が変化しており、歩行者と車両のふくそうや歩行者が車路を乱横断するなど安全上の課題がありますと基本計画の冒頭に示されております。これまで何人もの議員が質問をされていると承知しておりますが、私からも何点か質問させていただきます。まず、JR小樽駅前広場再整備の完成予定時期をお聞かせください。小樽駅前第1ビル周辺地区再開発準備組合が設立された平成29年当時、報道では、再開発と駅前広場を同時進行し、最短で10年以内(令和9年)の建て替え着工を考えていると伝えられておりましたが、その後、現時点では小樽駅前広場の着工時期はどのようになっているか、お示しください。それでは、現在の駅前広場についてお尋ねいたします。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行され、小樽市を訪れる観光客数も増えてきています。小樽駅から大きなスーツケースを押しながらバスターミナル横の狭い横断歩道を進む観光客を見かけます。現在の駅前広場は小樽市民、そして観光客にとっての安全な歩行空間を確保しているとは思えません。小樽駅には快速エアポートで毎日たくさんの方々が訪れています。その中にはベビーカーで来ている御家族連れも見かけます。大きな荷物とベビーカー、お子さんをだっこしてエスカレーターを使わずに階段を利用して上り下りする姿も少なからずいるとお聞きしています。私は大変に危険だと思っています。そこで、お尋ねいたします。小樽駅構内にエレベーターは設置されておりません。そこでお伺いします。市長におかれては、JRにエレベーター設置の働きかけをしてはいただけないでしょうか。車椅子対応のエスカレーターが設置をされているのは承知しておりますが、車椅子の方のみならず、高齢者、そして先ほど申し上げましたが、小さなお子さんをベビーカーに乗せて利用されている方々の安心・安全のためにも、エレベーターの設置は必要だと私は思います。小樽築港駅、銭函駅、そして南小樽駅にもエレベーターが設置されました。利用客数が最も多い小樽駅にエレベーターが設置されていないのはなぜなのか、不思議でなりません。JR小樽駅前広場再整備計画に鉄道駅のバリアフリー化など安全な歩行空間の確保との記述があります。ぜひとも、JR小樽駅にエレベーターの設置を要請していただきたいと思います。次の質問です。トイレの洋式化等の整備についてです。市が平成28年11月に策定したトイレの洋式化等整備に係る年次計画の冒頭では、市の施設内のトイレや市が設置している公衆トイレについて、市民や観光客から「和式トイレの洋式化」、「障害者用トイレ(オストメイト対応も含む。)の設置」、「おむつ交換台及びベビーチェアの設置」等の要望を受けています。また、観光都市としてのトイレの在り方に関する意見も多々寄せられています。市が維持管理しているトイレは多数あり、その整備に当たっては、財政負担の平準化の観点から、全庁的に優先順位を付して整備を進める、トイレの洋式化等整備に係る年次計画を策定し、トイレの整備を行うこととしますと示されており、平成29年度から平成33年度までの5年間を計画期間とされています。計画期間は終了しています。そこで質問させていただきます。当初の計画の目標と結果についてお聞かせください。次に、障害者用トイレについてお伺いします。さきの年次計画では設置施設を増やし、また、オストメイト設備の設置を増やしていくことも必要との記述がありますが、計画の結果として障害者用トイレの設置とオストメイト設備の整備状況はどのようになっていますか。これからのトイレ整備はどのような方針を持って進めていくつもりか、お聞かせください。次に、観光地トイレ整備についてお伺いします。コロナ禍が明けて観光客が以前にも増して多くなっていると感じています。JR小樽駅から小樽運河に向かう中央通には、日中のみならず、夕方の時間でも人通りが多く、コロナ禍前よりも観光客が増えていると印象を受けています。JR小樽駅にはトイレが設置されていますが、小樽運河までの間には市観光物産プラザ(運河プラザ)の中にトイレがあるものの、ほかに観光客が使える公衆トイレはありません。観光客の主要な動線となる中央通沿いに利用しやすいトイレを設置すべきと考えますが、市長の見解をお伺いします。第3号ふ頭及び周辺再開発計画施設配置計画図では、観光船乗り場付近の公衆トイレが取り壊される予定になっておりますが、その代替施設はお考えでしょうか。最後の質問になります。新型コロナウイルス感染症についてお聞きします。新型コロナウイルス感染症は、令和5年5月8日から感染法上の5類に指定されましたが、その後も小樽市でも感染者数が一定数継続、または増加傾向にあると聞いています。5類になった後のこの状況に対し、小樽市としてはどのような対策を講じているのでしょうか。何点か質問させていただきます。保健所が把握している中で、市内の高齢者施設では5類指定後も感染防止策を継続していますか。具体的には、マスク着用や消毒液の設置、換気や人数制限などの対応はしていますか。また、施設からの相談はありますか。5類指定後、小樽市内の各医療機関では検査希望者の需要に対応できていますか。市内の医療体制はどのようになっていますか。5類指定後も、重症化する人がいると思いますが、対応はどうなっていますか。市民への情報提供や相談窓口は、5類になる前と変わりはありますか。市内の新型コロナウイルスワクチンの5月8日以降の接種率は現在どのぐらいですか。小樽市としても、今後、感染者数の増加や重症化の例が増加した場合、国や道からの指示を待つのか、市として独自に対応していくのか、お聞かせください。一気にまとめて質問させていただきましたが、よろしくお願いいたします。以上、再質問を留保し、質問を終えます。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
下兼議員の御質問にお答えをいたします。初めに、JR小樽駅前広場再整備基本計画について御質問がありました。まず、JR小樽駅前広場再整備の着工と完成時期につきましては、小樽駅前広場の再整備は隣接する駅前第1ビルの敷地の一部を含めて整備することから、駅前第1ビルの再開発と同時施工となりますが、現時点では再開発事業のスケジュールが未定であることから、駅前広場の着工と完成時期につきましてもお示しすることができません。次に、小樽駅構内のエレベーター設置につきましては、これまでも実施主体である北海道旅客鉄道株式会社と協議してまいりましたが、現段階ではエレベーター整備の予定はないと伺っております。しかしながら、私といたしましても小樽駅構内のエレベーターの設置は、観光客やお子様連れなど様々な利用者の円滑な移動を推進していく上で必要であると認識しておりますので、今後も引き続き設置の可能性や時期について、JRと協議してまいりたいと考えております。次に、トイレの洋式化等の整備について御質問がありました。まず、トイレの洋式化等整備に関わる年次計画の目標と結果につきましては、この計画は平成29年度から令和3年度までの5年間を計画期間とし、87か所の施設において和式トイレの洋式化、障害者用トイレの設置、おむつ交換台やベビーチェア等の新設などを行い、併せて図書館下の公衆トイレ1か所を廃止しようとするもので、当該期間においては76か所で整備を、1か所で廃止をそれぞれ行ったところであります。次に、障害者用トイレの設置とオストメイト設備の整備状況につきましては、計画期間内で障害者用トイレの設置は計画どおり1か所、オストメイト設備は6か所中5か所の施設で整備を行ったところであり、これにより整備済みの施設は、障害者用トイレは37か所、オストメイト設備は13か所となりました。次に、今後のトイレの整備方針につきましては、計画期間において未整備となっていた11か所については、解体された妙見市場の1か所、施設再編や長寿命化の関係上、見送りとした塩谷サービスセンター及びおたる自然の村おこばち山荘の2か所を除き、今年度までに全て整備が終了する予定となっております。このことから、トイレの整備につきましては一定程度完了したものと考えておりますが、今後も市民ニーズや利用状況などを踏まえながら、必要に応じて都度、対応してまいりたいと考えております。次に、JR小樽駅から小樽運河までの公衆トイレの設置につきましては、市道中央通線は観光客の主要な動線であると認識はしておりますが、小樽駅から観光物産プラザまでは約700メートルであり、その沿道にトイレが不足しているとの認識はないことから、市が新たに公衆トイレを設置する考えはありません。次に、観光船乗り場付近の公衆トイレの代替施設につきましては、第3号ふ頭及び周辺再開発事業において現在進めている基部緑地整備事業に伴い、港湾室前のトイレを取り壊す予定でおりますが、新たに建設予定の観光船ターミナルに24時間利用可能なトイレを設置する予定であります。次に、新型コロナウイルス感染症について御質問がありました。まず、高齢者施設の対策につきましては、5類移行後もそれぞれの施設でマスク着用や換気などの感染予防対策を実施しております。保健所では各施設から引き続き、クラスターの発生報告や相談を受けており、状況に応じて感染予防対策の具体的な技術的指導を行っております。また、このたびの感染拡大を受け、今月1日に社会福祉施設等へ文書を発出し、改めて対策の徹底を要請するとともに、施設の希望により保健所職員による感染予防に関する講習を実施することとしたところであります。次に、検査希望者の需要への対応につきましては、現在、新型コロナウイルス感染症の検査は市内の外来対応医療機関で発熱等の症状がある場合に医師の判断で受けることができ、この外来対応医療機関は市のホームページから確認することができます。また、薬局などで検査キットを購入して、自分で検査を行う方法もあります。新型コロナ相談センターに検査に関する相談が寄せられた際には、症状などをよく伺った上で、必要な場合には複数の医療機関を紹介するなどの対応をしております。このような取組により、検査希望者の需要に対応はできているものと考えております。次に、医療体制につきましては、新型コロナウイルス感染症を疑う方などが受診する外来対応医療機関について、市のホームページから確認できるようにするとともに、新型コロナ相談センターで紹介を行っているところであります。入院につきましては、患者の病状に応じて適切な治療が受けられるよう、市内の医療機関が機能分担しながら必要な病床を確保しております。また、一つの医療機関に入院患者が集中することを避けるため、各医療機関に対し、感染者の入院依頼を行う際には、受入れ病院の空き病床を確認するよう協力を求めているところであります。次に、市民への情報提供などにつきましては、5類移行後においても市のホームページのほか、記者会見、報道依頼、広報おたる、SNSなどを通して必要な情報の提供を行ってきております。また、相談窓口につきましては、5類移行前は発熱者相談センター、健康観察フォローアップセンター、一般相談窓口を設置しておりましたが、5類移行後はこれらを一本化し、発熱時の受診相談や陽性判明後の体調不良の相談などに対応する新型コロナ相談センターを設置しております。次に、5月8日に始まった新型コロナウイルスワクチン春開始接種の接種率につきましては、9月3日現在の接種対象者全体の接種率で見ますと全国18.5%、全道22%、本市27.0%、高齢者では、全国55.8%、全道57.4%、本市58.2%となっており、全体及び高齢者ともに本市の接種率が全国及び全道より高くなっております。次に、感染者や重症者が増加した場合の市の対応につきましては、国は現在と大きく病原性が異なる変異株が出現した場合には直ちに必要な措置を講ずるとしております。市といたしましては、市内の感染者数の動向に引き続き細心の注意を払うとともに、感染者数や重症化の症例が増加した場合には、国や北海道の助言を仰ぎながら必要な対策を講じてまいりたいと考えております。(「議長、16番」と呼ぶ者あり)
再質問 16番 下兼薫
再質問を何点かさせていただきます。まず、JR小樽駅構内のエレベーターなのですけれども、やはり市長もそういうお考えであるということに安心いたしました。ですから、これからも粘り強く、JRとの交渉を、そして要請をしていっていただきたいと思います。お願いいたします。中央通沿いの公衆トイレですが、やはりあそこは観光客が最も多い。そして、旧国鉄手宮線のところにもたくさんの観光客が訪れております。イベントなども最近たくさん行われておりますので、文学館、美術館、そして運河プラザ、施設はありますけれども、やはり時間に関係なく観光客が使えるトイレが私は必要だと思っていますので、何とぞ御検討よろしくお願いいたします。
答弁 市長 迫俊哉
下兼議員の再質問にお答えをいたします。JR小樽駅のエレベーター設置の要望につきましては承りました。それから、2点目のトイレの設置についてですけれども、本答弁ではどちらかといいますとJR小樽駅から小樽運河までの約700メートルの区間については、距離的な面も含めまして設置することは考えていない旨のお答えをさせていただきましたけれども、今再質問の内容を少しお聞きしていますとその周辺も含めてということで、旧国鉄手宮線でイベントも行われますというようなお話もございました。現実的には難しいのではないかというふうに思っておりますけれども、場所の問題なども含めて一度、庁内では話し合ってみたいというふうには思っております。