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小樽市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月11日

暑さ対策について

2023年9月11日、小樽市議会の一般質問で、松岩一輝議員が「暑さ対策について」質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。

質問者
松岩一輝 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 松岩一輝

次に、第3項目、暑さ対策について。初めに、小・中学校の暑さ対策についてであります。今年の本市の気温は記録的な暑さでありましたが、これまで本州に比べて暑さが穏やかであった北海道では、一般家庭をはじめ、多くの建物で冷房設備の普及率が低いため、今夏は特に暑さ対策に迫られました。道内では8月22日、伊達市において、小学校2年生の女子児童が体育の授業の後、教室へ戻る途中に熱中症と見られる症状で倒れ、病院に搬送された後、亡くなられるという最悪の事故が起きてしまいました。不幸にも小さな子供が犠牲になられ、御家族や関係者の皆様のお気持ちを考えると大変残念でなりません。当日の伊達市内の最高気温は33.5度で、統計開始以来、一番の暑さであったとのことです。伊達市教育委員会は、気温上昇に伴い授業を約20分早く切り上げたものの、気温だけではなく熱中症を予防する暑さ指数が確認できていなかったことが原因の一つとして、再発防止に取り組んでいるなどと報道されております。さらに、市長は提案説明で、保護者からの冷房設置を求める要望が多く寄せられ、新たな行政需要として捉え、今後の予算編成の中で次年度以降の対策を検討したい旨の発言がありました。初めに、小・中学校の冷房設備の設置状況について伺います。本市では、体育の授業など教育活動において、暑さ指数を確認し、実施の可否判断をされているのか、伺います。特に気温が高い日は、体育の中止や午前授業の実施により対策をされていることと考えられますが、今年度の暑さ対策が原因で午前授業とした日数を示し、これにより減じた授業時数について伺います。市長提案では、今後の検討事項として冷房設置を挙げられておりますが、学校施設の老朽化の程度や予算上の問題から、冷房設置については様々な観点で検討が必要かと思われます。教育委員会として、冷房設備の設置が望まれる施設について伺います。次に、職員の職場の暑さ対策についてであります。市役所本庁舎では、以前より問題であった暑さ対策のため、別館4階及び5階には窓用エアコンの設置や日よけのブラインド等の設置、保健所の子育て世代包括支援センターにはスポットクーラーの配置、また、庁舎全体として冷蔵庫の使用自粛解除が行われました。しかしながら、実際に窓用エアコンが設置された執務室を確認すると、窓用エアコンの冷気の吹き出し口に手をかざすと、かすかに涼しい風を感じることはできましたが、広い執務室に対して窓用エアコンは数台しか設置されていなかったため、部屋の中心部で仕事をされている職員の机上に置かれた温度計は8月28日、15時15分に31.5度の数値が確認されました。数名の職員に聞き取ると、設置の前後で気温の低下を感じられないほど部屋全体が暑くなっているとのことでした。令和元年第3回定例会の総務常任委員会で、市役所庁舎建て替えに関連して冷房設備の設置を質問したところ、市役所庁舎の軀体が老朽化していること、電気代が高騰すること、市民理解が得られないことなどから、設置は難しい旨の答弁を受けておりました。しかし、今年の暑さはとりわけ厳しく、来庁者や職員の熱中症対策、労働生産性の低下の観点からも、暑さ対策は大変重要であると考えます。初めに、市役所本庁舎に限らず、それ以外の庁舎も含め、各職場の冷房の設置に向けて、来年度に向けた暑さ対策について伺います。市民が立ち入る場所の暑さ対策について伺います。冷房設備などを設置する暑さ対策は必要と考えますが、同時に電力使用量の増加を招きます。一方で、ゼロカーボンシティ小樽市を表明し、生活環境及び自然環境の保全と調和を図りながら様々な施策を展開されております。この点について、市の職場の暑さ対策との調整をどのように図るお考えか伺います。以上、再質問を留保し、会派代表質問を終了します。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、暑さ対策について御質問がありました。初めに、職員の職場の暑さ対策についてですが、まず、来年度に向けての対策につきましては、この夏、北海道は記録的な暑さとなったことから、まずはできることからという観点の下、市役所本庁舎において対応可能な取組を進めたところであります。来年度に向けては、このたび実施した対策の効果を踏まえながら、職員の健康管理や業務効率化のため、各庁舎における暑さ対策を検討してまいりたいと考えております。次に、市民が立ち入る場所での暑さ対策につきましては、この夏、速やかに対応できる取組として、保健所内の子育て世代包括支援センターにおいてスポットクーラーを設置したほか、市役所別館1階の市民ホールに工場用の大型扇風機を設置したところであります。地球全体が気候変動の中にあって、こうした傾向は今後も続くものと考えられることから、暑さ対策については、新たな行政需要と捉えておりますので、今後の予算編成の中で、来年度以降の対策を検討してまいりたいと考えております。次に、市役所における暑さ対策とゼロカーボン施策との調整につきましては、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す本市といたしましては、生活環境及び自然環境の保全との調和を図りながら、省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの導入など、さらなる取組を推進しなければなりません。一方で、近年の気温上昇に伴う執務環境の悪化などに適応することも欠かせないものと認識しておりますので、職場環境の改善とゼロカーボンに向けた取組は、調整というよりも、むしろ並行して取り組んでいかなければならないものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

ただいま、暑さ対策について御質問がございました。小・中学校の暑さ対策についてですが、まず、小・中学校の冷房設備の設置状況につきましては、業務用エアコンは6校のパソコン教室と1校の保健室に、スポットクーラーは全学校の保健室に、窓用エアコンは保健室に業務用エアコンを設置している1校以外の27校全てに設置している状況にございます。次に、教育活動における暑さ指数の確認及び活動実施の判断につきましては、本市の小・中学校においては、道教委からの通知により、暑さ指数が31以上の場合には屋外・屋内を問わず運動を原則中止にするなど、本指数に応じた熱中症予防の指針が示されており、本指針を判断材料の一つとして教育活動を実施しているところであります。次に、暑さ対策により午前授業とした日数と減じることとなった授業時数につきましては、小学校におきましては、午前授業とした日数は各学校により3日または4日であり、各小学校が減じることとなった授業時数は、各学年では3時間から8時間となっており、市内全小学校の1学年当たりの平均は約5.4時間となっております。中学校においては、始業式が遅かったことから、午前授業とした日数は、各学校によりゼロ日から2日であり、各中学校が減じることとなった授業時数は、各学年ではゼロ時間から3時間となっており、市内全中学校の1学年当たりの平均は約1.8時間となっております。次に、市教委として冷房設備の設置を望む施設につきましては、市教委といたしましては、子供たちの学習環境を整えるため屋内体育館を含む校舎全ての諸室への設置が望ましいと考えておりますが、現状といたしましては、財政面の課題などについて検討が必要と考えており、まずは児童・生徒が一番使用する時間が長い普通教室への整備を優先すべきであると考えております。(「議長、12番」と呼ぶ者あり)

再質問 12番 松岩一輝

再質問をいたします。1点だけお伺いいたします。小樽公園の再整備について、予算規模は現時点で決まっていないと御答弁がありましたが、さすがに何十億円、何百億円という単位はあり得ないでしょうし、何千万円という単位もあり得ないと思うのですが、大体どのぐらいの規模感のものなのか、もう少し具体な数字をお示しいただきたいと思います。

答弁 市長 迫俊哉

松岩議員の再質問にお答えいたします。今、公園の再整備に係る費用負担についてお尋ねがございましたけれども、今回の事業費につきましては、市民の皆さんの近くにあります街区公園を整備するわけではなくて、大規模な総合公園を改修するということになりますので、実施設計で算出されますので、現時点ではお示しすることはできませんけれども、数億円程度にはなるのではないかというふうに試算しております。

出典:小樽市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月11日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる