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小樽市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日

(1)張碓地区での新幹線工事に伴う発生土の受入れについて/(2)PPP/PFIについて

2022年12月14日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆裕議員が「張碓地区での新幹線工事に伴う発生土の受入れについて」「PPP」「PFIについて」について質問し、市長 迫俊哉、建設部長 松浦裕仁、財政部長 上石明が答弁しました。

質問者
酒井隆裕 議員
答弁者
市長 迫俊哉、建設部長 松浦裕仁、財政部長 上石明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 酒井隆裕

一般質問をします。第1に、張碓地区での新幹線工事に伴う発生土の受入れについて質問します。北海道新幹線札幌延伸工事が進められています。トンネル掘削工事に伴う発生土について、これまで候補地とされてきた朝里川温泉地区の石切山については、8月30日付の説明資料で張碓地区の採石場の地権者から発生土の受入れについて内諾を得られたので、今後、候補地として、漁協及び住民2軒に説明を開始するとしており、張碓地区で一定程度の理解が得られ、協定が締結できれば、受入れ容量的に石切山での受入れは不要となるとされ、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は事実上、石切山への搬入を断念しました。9月22日の建設常任委員会での小貫元議員の質問では、張碓地区を候補地とするということなのですけれども、地元の居住者、漁業者とどの程度合意が進んでいるのか、もしくは説明会の様子とか、その辺の状況を説明してくださいとの発言に、市は、現時点でございますけれども、居住者の方々の御理解は得ら-115-れているというような状況でございまして、あと漁業関係者につきまして、現在説明の最中と伺ってございますと答弁しています。先日、張碓地区の居住者の一人から私に連絡があり、直接お話を伺ってきました。その方は、11月17日付で突然、張碓地区での新幹線工事に伴う発生土の受入れについてと記された紙が投函されたことを示し、不安ですと率直に思いを語ってくれました。私はこれまで市職員や鉄道・運輸機構の職員が訪問していると思っていましたが、その方に聞くと、採石場の問題で何度か市職員が訪問してきましたが、鉄道・運輸機構の職員などは来ていないとしています。これまで、張碓地区での新幹線工事に伴う発生土の受入れについて、当該住民にどのように理解を得られたとしているのですか。鉄道・運輸機構の職員は訪問していないのですか。A4用紙1枚投函で理解を得たとするのならば、大変失礼な話です。もう一方の住民は不在が多く、連絡がつきづらいと聞いています。市はどのような手段であれ、連絡を取り、住民の方々へ十分な情報提供を行う必要があるのではありませんか。また、鉄道・運輸機構が説明会を行わないのであれば、居住者に理解を求めることが必要ではありませんか。市長のお考えを伺います。居住者の方は受入れに積極的に賛成しているわけではありませんが、反対しているわけでもありません。これまでも稼働中の採石場を行き来するダンプの騒音による不眠があったり、ダンプにひかれそうになったことがあったりして、そのことを心配しています。また、現在よりもダンプの数が多くなれば、どうなるのか知りたいとのことです。防音シートのフェンスや騒音計設置により、騒音を監視していく、必要に応じて追加対策を講じていくとのことですが、具体的にどの程度の騒音が想定されており、対策によりどの程度軽減されると見込んでいるのですか。しっかり騒音対策される担保はありますか。搬入路出入口及びその周辺に交通誘導員を配置し、交通安全に努めるとしています。歩行者への安全対策上、十分だとお考えですか。現在も稼働中の採石場へのダンプと発生土のダンプの台数はどのようになるのですか。搬入台数の抑制や搬入ルートの分散は可能なのですか。発生土運搬の運行時間等についてです。運行時間は午前8時から午後6時まで。休工は日曜日としています。しかし、状況により変更の可能性がありますとあるように、変更されることが想定されます。天神での発破では、夜間の発破で眠れないという事態が発生しました。状況により変更されるのでは、居住者へ迷惑がかかるのは避けられないのではありませんか。受入れ期間を4年間、受入れ開始は2023年春頃としています。現在、稼働中の採石場との兼ね合いではいかがですか。少なくとも求められるのは、市が居住者としっかり連絡を取り、居住者から改善を求められれば鉄道・運輸機構に求めていくような市民に寄り添った姿勢ではありませんか。市長のお考えを伺います。第2に、PPP/PFIについて伺います。国は、これまで人口20万人以上の団体とされてきたPPP/PFI手法の導入について、2021年6月に優先的に検討規定を求められる団体は人口10万人以上の団体と改定しました。これを受け、小樽市PPP/PFI手法導入優先的検討指針が策定されました。このPPP/PFIについては、問題点が多数存在することから、安易な導入に反対し質問します。既設類型にスポーツ、レクリエーション施設があります。本市では、総合体育館やプールが想定されると思います。では、他市の状況ではどうでしょうか。福岡市のタラソ福岡は2002年にPFI方式でできた-116-健康増進施設で開業から2年後の2004年11月に営業を停止し、施設収入も開業前の見込みを大幅に下回り、債務超過に陥りました。その後、運営会社が変わりましたが、会員数が伸びず、維持修繕費もかさみ、2017年3月をもって撤退しました。このような事業者の撤退というリスクについて、どのようにお考えですか。また、市長はどのように捉えられていますか。2005年、宮城沖地震の際、PFI方式で造られた仙台市スポパーク松森の屋内プールの天井が剥がれ落ち、重傷者が出ました。公務員が仕様まで管理した施設では、こういった被害はありませんでした。結局、民間に任せることによって安全に支障が出る事態も想定されるのではありませんか。施設類型に学校教育系施設があります。小・中学校や学校給食センターが例に示されています。滋賀県野洲市では、PFI方式で増改築をした野洲小学校、野洲幼稚園の維持管理を契約解除、年間の維持管理費が野洲小学校だけで3,650万円かかり、他の小学校の平均325万円の10倍でした。野洲市長は、PFI方式そのものは国が推進した施策で否定するものではない、ただ抱き合わせで巨額の維持管理契約が結ばれたのは問題だった、この方式は営利目的ではない学校には不向きだと述べています。営利目的ではない学校は不向きだと思いませんか。以前質問した道外の施設では、設計、建築もその後の維持管理でも地元以外の企業が運営していました。対象外となる事業等に優先的検討の対象外とする事業が示されています。地元企業が建設や維持管理に参加しないことをもって優先的検討の対象外とすることは可能ですか。PPP/PFI方式は、1、初期投資が少なくて済み、2、財政支出が平準化され、3、事業コストが削減されるということが自治体にとってもメリットだとされています。その結果、安くてよい公共サービスの提供につながると言います。内閣府民間資金等活用事業推進室のPPP/PFI導入可能性調査簡易化マニュアルでは、財政負担軽減効果について、効果のあるなしをどのように判定するのか、その方法を二つ挙げています。一つは、民間事業者への意向調査であり、もう一つは類似事例を参照するということです。事業者に意向を聞くわけですから、PFIのほうが安くなりますという答えが当然返ってきますし、もう一つの類似事例の参照は過去の事例の予測数値であって、実際のそうであったという検証数値ではなく、いずれも財政負担軽減の検証の名に値しないものです。PPP/PFI方式は安くてよい公共サービスというのは幻想です。安易な導入はするべきではありません。市長の考えを伺います。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の御質問にお答えいたします。初めに、張碓地区での新幹線工事に伴う発生土の受入れについて御質問がありました。まず、住民の理解につきましては、御質問にありました住民の方へは9月15日に、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、以下、機構と言いますけれども、職員2名が訪問をし、受入れ候補地の概要等を資料により説明したと聞いております。この時点では、ダンプの通行に当たっては、大きな音が生じないよう、できる限り配慮して工事を進めてほしいとのお話があり、可能な騒音対策を行うとの回答により、一定の御理解をいただけたと機構からは報告を受けております。次に、住民への情報提供や理解を深めることにつきましては、今回個別の説明で対応が可能であることから、住民説明会は行っておりませんが、住民の不安を解消するために、十分な説明や情報提供すること-117-は重要であると考えております。このことから、御質問にありましたもうお一方につきましては、8月26日に自宅を訪問し、内容を説明した上で一定程度の御理解をいただいたと機構からは報告を受けております。次に、ダンプの走行に伴う騒音につきましては、具体的な数値の予測をしておりませんが、ダンプ台数の増加に伴い、騒音レベルは少なからず上昇するものと考えられます。このことから、メーカーにより幅があるようですが約10デシベル前後の減衰効果がある防音シートを機構が設置することとしております。なお、実際のダンプ運行に当たっては、騒音対策の実施や現状の騒音に比べて大きな増加がないかを、市としても確認してまいりたいと考えております。次に、歩行者への安全対策につきましては、国道5号と副道の出入り箇所にそれぞれ1名、副道と搬入路の交差点に1名、計3名の交通誘導警備業務の資格を有する、交通誘導員を配置すると聞いております。そのほか、ダンプの運転手に対して、交通安全上の歩行者優先の徹底が指示されることから、現時点では考え得る十分な対策ではないかと考えております。次に、ダンプの運行台数などにつきましては、稼働中の採石事業では、繁忙期に1日当たり約120台、受入れ工事では1日当たり約200台が見込まれるとのことであります。また、台数の調整やルートの分散については検討中と伺っております。次に、ダンプの運行時間などの変更につきましては、掘削工事の工程上、変更の可能性もあることから、説明資料にその旨を掲載しているとのことであります。ただし、深夜の時間帯への変更や休日を設けず、連続して毎日搬入するなど、住民の方々の日常生活に影響を及ぼすような変更は行わないとの説明を受けております。なお、実際に変更を検討するに際しては、住民の方々の御意見を伺った上で変更の可否を判断していくとのことであります。次に、発生土の受入れと稼働中の採石場との兼ね合いにつきましては、採石事業者に御協力をいただいた上での受入れ工事となりますので、調整がなされ、進められるものと考えております。次に、市民に寄り添う姿勢につきましては、私といたしましても重要であると認識しておりますので、市民からの御意見等があった場合は、機構に対し、改善できる可能性があるか検討するよう、申し入れてまいりたいと考えております。次に、PPP/PFIについて御質問がありました。まず、民間事業者が撤退するリスクにつきましては、福岡市の事例は、民間事業者が当該施設の設計・建設をした後、当該施設を所有したまま、維持管理、運営を担うBOT方式を採用したものであり、福岡市の調査報告書によると、この方式については、将来的に民間事業者の経営破綻の可能性についても事前に想定されるべき一つであったと分析をしております。現在、国や他の自治体等により様々な事例が公表されていることから、PPP/PFI手法導入の検討に当たっては、こうしたリスク等に関する情報も参考にしながら、適切な手法を検討したいと考えております。次に、施設の安全性の確保につきましては、PFIを導入した事業は民間事業者の主体性が強くなりますが、市の公共施設であるため公共建築工事標準仕様書に適合させるとともに、工事の施工管理においても行政が関わりますので、施設の安全性が確保できるものと考えております。次に、小・中学校を優先的検討の対象施設としたことにつきましては、PPP/PFI手法には、設計、施工から維持管理、運営の全ての業務を包括的に民間事業者が担う手法のほか、設計、施工のみを行う手法もあり、各施設の特性に応じた適切な手法を検討することとなります。他都市の事例を見ましても、釧-118-路市がPFI手法により、15の小・中学校の耐震化を実施していることから、上下水道、道路などのインフラ系施設を除く、全ての公共施設を対象に検討をしていきたいと考えております。次に、地元企業の参加につきましては、入札参加資格や事業者選定において、地元企業の参加に配慮している他都市の取組もあることから、本市におきましても、これまでの地元発注という基本的な考え方を念頭に置き、地元企業参加に向けた仕組みをつくってまいります。次に、PPP/PFI手法の導入につきましては、このたび策定をいたしました小樽市PPP/PFI手法導入優先的検討指針に基づき、本市が自ら整備を行う従来型手法とPPP/PFI手法、それぞれの費用総額を算出し、ライフサイクルコストの縮減効果を検証するとともに、想定される効果、課題等の洗い出しを行い、総合的に判断をした上で、PPP/PFI手法の導入の可否や、事業手法について決定をしてまいりたいと考えております。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再質問 8番 酒井隆裕

再質問をいたします。まず、張碓地区の新幹線工事に伴う発生土についてであります。いずれも、鉄道・運輸機構の職員が説明したということでありました。ただ一方の方は、やはりこれまでの採石場での受入れの問題で、頻繁に職員の方が言ってきたことから、混乱されているのですよね。だからこそ、まだ来ていないのだというふうな誤解はあったのではないかと思います。そこで、理解を求めるということで、十分に説明していくということがありまして、大変結構なことだなと思います。そこで、お伺いしたいのは、5番目に質問いたしました搬入台数の抑制や搬入ルートの分散は可能なのかということでありましたけれども、検討中ということでありました。私はなかなか難しいのではないかと思うのですが、検討中ということなのですけれども、検討するのは結構なのですが、物理的に可能なのかということを私は伺ったものですから、それについてお伺いをしたいなと思います。何しろ、御答弁では、現在、採石場には最大120台、発生土については1日最大200台ということで、合計しますと320台になるわけですから、相当やはり大きくなるということは素人目にも想像できるわけであります。だからこそ分散が可能かどうかということをお伺いしたのです。検討するのは当然検討していただきたいのですけれども、可能かどうかを改めてお伺いをいたします。次に、発生土の運搬運行時間です。これについても、深夜にはしないよと、それから、休日返上もしないよと、変更するときには意見を聞くよ。これは、本当にそのとおりですばらしいなと思うのです。心配するのは、前の発破のときのように、こちらが幾らお願いしても、いや、防音シートをやるのだから大丈夫ですとかと言って、ごり押しされないかということなのです。このとおりやられるということだったら、何も問題はないのですけれども、本当にこうして変更するときには意見を聞くということは担保されるかについて、改めてお伺いをいたします。それから、PPP/PFIについてお伺いをいたします。私は営利目的ではない学校は不向きではないかということをお話をいたしました。そうしたところ、釧路市などでも耐震化でPFIを行っているということがありまして、私はここで聞いているのは、静岡県野洲市で行ったときには、維持管理まで全て含んだ方式で行った。そのことについて野洲市の市長は、PFIを否定はしないのだけれども、その中に維持管理も一緒に含んだもので行ったのは問題だった。だから、営利目的ではない学校には不向きだと言ったのです。改めてお伺いをいたします。こうした維持管理契約も抱き合わせで含むようなやり方でしたら、不向き-119-だと市長は思いませんか。それから、もう一つであります。地元企業が建設、維持管理に参加しないことをもって優先的検討の対象外とすることは可能ですかとお伺いしました。当然この答弁でも地元発注を当然やっていくと、そうなってくれれば結構なのです。ただ、優先的検討の対象外とする事業の中には、地元企業が建設や維持管理に参加しないことをもって優先的検討の対象外とすることは、私は不可能だと思うのです。だから、その部分を特別にしっかりやらないと、例えば札幌市、東京都でもいいでしょう、そういったところの業者が建築や設計など全部やって、維持管理については小樽市ではない別のところがやるようになりましたとなったら、私はすごく悲しいのです。だからこそ、こうした優先的検討の対象外とすることは可能ですかということをお伺いをしました。地元企業がやるのは当然だと思います。改めてお伺いをいたします。

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の再質問にお答えをいたします。私からは、日常生活に影響を及ぼすような変更について、発破の事例を例示されましてお話をされましたけれども、市といたしましても、これまで鉄道・運輸機構とは様々な協議をしておりますし、その際、市の考え方については、しっかりと鉄道・運輸機構にもお伝えをしてきた経過がございます。ですから、このことにつきまして、つまり日常生活に影響を及ぼすような変更があって、まさに住民から様々な声が聞かれるようなことがあれば、これは改めて鉄道・運輸機構には申入れをしていく、そういう覚悟で臨んでいきたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 松浦裕仁(建設部長は2025年3月まで)

酒井議員の再質問にお答えをさせていただきます。私からは、ルート分散のことについてお話させていただきたいと思いますけれども、現在ルート分散については検討中ということで申し上げさせていただいたところでございますが、これにつきましては、現在、地権者と協議しておりまして、今のところ分散が可能という状況にはありますけれども、まだ具体的には完全に了解はいただいている状況ではございませんので、まだはっきりとは申し上げられませんけれども、分散については検討している最中でございます。台数につきましても、これはどのくらいいくのかということも含めて、今検討しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 財政部長 上石明(財政部長は2023年2月まで)

酒井議員の再質問にお答えいたします。私からはPPP/PFIについて2件御質問がございました。まず1件目ですけれども、維持管理等の抱き合わせは不向きで、これを外せないかということでございますが、そもそもPFIにつきましては、建設、維持管理、運営を全く伴わないものはPFI手法におけるPFIとはみなされないという形になってございますので、何かしら維持管理はセットで契約はしないといけないという形になってございます。それで、先ほど議員から御質問がありました静岡県野洲市の件でございますけれども、これにつきましては、委託の内容が通常ここで言われている業務委託なので、清掃とか、警備の委託も入ってございますが、それ以外に建築物の保守管理とか、設備の保守管理等を含めた形で今回委託の中に入っていたという-120-形になってございますので、要は契約の内容をどこまで入れるかによって金額は変わってくるものでございます。そういう維持管理については、精査をすることによって、ある程度圧縮はできるのではないかというふうに考えてございますので、基本的には維持管理はセットで契約をする形になると考えてございます。2点目ですけれども、地元企業の発注の件でございますが、我々としましても、先ほど市長から御答弁がございましたとおり、地元発注というのは基本的に考えてございます。そういった中で、どういった手法ができるのかということについても、今回の指針の中で、定量分析と併せて定性分析、この二つの分析の中で、仮にPPP/PFIを取り入れる場合には、実際にどういったことが課題になるのかということをしっかり検討しながら進めていく形になってございますので、繰り返しになりますけれども、基本的に我々としましては、しっかりと地元企業の参入は最低限できるような形をつくりながら、事業を進めるに当たっては、最低限そういうことはしっかり確保していきたいというふうに考えてございます。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再々質問 8番 酒井隆裕

再々質問をいたします。PPP/PFIについて、学校について再々質問をしますけれども、やはり抱き合わせになるということで、どの程度になるのかということは精査すると言っていましたが、やはり営利目的ではない学校に対して、どれだけ精査をするといっても、結局はそういった営利を目的とする、そういうところにもうけが発生してしまうということになってしまえば、やはり市民のお金を守ることができないことになってしまう、これでは何のためにPPP/PFIをやったのだということになってしまう。だからこそ、私はこの部分に限っては、学校は不向きだというふうに言ったのですけれども、改めてお伺いをしたいと思います。それから、地元企業についてであります。やはりここにいる議員全てがそうだと思うし、職員も皆さんも全てがそうだと思うのですけれども、何か大きな建物を造るという形になったら、やはり地元企業を応援したい、当たり前だと思うのです。それから、維持管理についても、地元企業にしっかりとやってもらいたいというのは当たり前だと思うのです。だからこそ、市長は先ほど地元企業に配慮し合っていくということは当然必要だという話をされたと思うのです。だけれども、優先的検討の対象外となる事業が示されておりますけれども、その中にこうした地元企業の方が入ってこないものですから、私はこの部分はしっかり担保される保証はあるのだろうかということで、改めて質問をいたしました。やはりこうした今回策定された指針に対しても、地元企業が建設、維持管理に参加、これはもうしっかり中心にしていただきたいと思うのですけれども、最後にそのことだけ伺って質問を終わります。

答弁 財政部長 上石明(財政部長は2023年2月まで)

酒井議員の再々質問にお答えいたします。まず、学校に対するPFIの考えでございますけれども、今、PFIという形で御質問があって答弁をしてございますが、実際にPPPのやり方もございますので、我々としましては、どういった建物に、どういった手法がいいのかという部分は、昔はPFIにつきましては、手法がそんなにございませんでしたけれども、今PPPもございますので、そういった手法の中で何が一番適しているのか。そして、実際にやったときは、本当にそれが効果的なのかという部分は今回規定の中で検討をしていくという形になって-121-ございますので、基本的にPPP/PFIを絶対にやるという形ではございませんので、そういったあらゆる手法を検討して、何が一番いいのかという部分を検討していきたいというふうに考えているところでございます。あと、2点目の地元企業の件でございますけれども、繰り返しになりますけれども、我々は地元企業が入らない中でPPP/PFIを進めるということは考えてございません。実際に、釧路市においても、学校の耐震化の整備で、今回PFIをやってございますけれども、それを進めるに当たって、地元企業からの意見等を聞く中で、やはりここも地元企業だからやりたいという意見もございますので、それで地元企業だけでやるスキームをつくってやってございます。決してPPP/PFIをやるに当たって、地元企業が排除されるようなことで進めるということは考えてございませんので、なるべく我々は基本的には地元発注をしていきたいという考えはまず第一にございますので、そういったことを前提に考えながら、検討を進めていきたいというふうに考えてございます。

出典:小樽市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日 議事録 PDF(133ページ) 間違いを知らせる