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小樽市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月14日

(1)新たな看護学校について/(2)ウエルネスタウン構想による新たなまちづくり活動の推進について/(3)町会活動支援員制度を含めた町会の活性化について

2022年6月14日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「新たな看護学校について」「ウエルネスタウン構想による新たなまちづくり活動の推進について」「町会活動支援員制度を含めた町会の活性化について」について質問し、市長 迫俊哉、副市長 小山秀昭、保健所長 田中宏之が答弁しました。

質問者
中村岩雄 議員
答弁者
市長 迫俊哉、副市長 小山秀昭、保健所長 田中宏之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 中村岩雄

それでは、質疑及び一般質問をさせていただきます。まず、新たな看護学校について伺います。令和2年5月26日、学校法人共育の森学園は、小樽看護専門学校の令和3年3月の閉校を決定しましたが、その後、現在までの経緯と、令和3年2月22日発足した小樽市看護学校検討協議会のメンバー構成、目的、活動の経緯も併せてお知らせください。5月16日の尾道市医師会看護専門学校の視察について、新設校のモデル校とした経緯、理由、視察のメンバー、目的、視察の状況と成果などを御報告ください。これまでの市と共育の森学園との協定に代わり、今後、市と医師会、医療法人社団心優会との三者協定締結に向け協議中と伺っています。今月3日の小樽市医師会定時総会でも示されたという、小樽看護専門学校の運営に関する協定案について、この協定の目的、連携協力事項、有効期間などの内容について御説明願います。あわせて、新たな看護専門学校の設置・運営に関する覚書案についても、内容の御説明をお願いします。-83-学校運営の具体的支援は、小樽市看護師養成施設運営支援事業費補助金交付要綱に基づき実施することとされており、そのための小樽市看護師養成施設支援資金基金も設置されたところです。この基金と交付要綱の内容について御説明ください。今後は、運営資金をどう捻出するかが成否の大きな要素となります。まず、医師会は、現看護学校に対する今年から4年間の、具体的な支援金額を基金に拠出する決定をしたと伺いました。次に、小樽市として、基金にどれくらい積み上げられるのか、いかに潤沢なものにしていけるのかが問われています。例えば、看護師確保のため、看護師あっせん業者に支払っているあっせん料を看護学校に振り向けるというような、新たな仕組みづくりも必要かと考えます。受益者負担の考え方から、看護学生を多く受けている市内の公的病院や、大手医療機関などが医療機関群としての役割を果たしつつ、後志地方も含めた全体での看護学校を支える基金のシステムづくりを小樽市がどう音頭を取っていくのか、正念場です。お考えをお聞かせください。昨年から、市は株式会社小樽ベイシティ開発と接触を始め、今年には心優会が加わり、看護学校の移転候補地の一つとして、条件が折り合えるかどうかの相談が始まっています。移転先が決定するまで、さらに移転後も、小樽市はどのような協力体制を取っていくのかお聞きします。次に、ウエルネスタウン構想による、新たなまちづくり活動の推進について伺います。現在、市内において北海道済生会と株式会社小樽ベイシティ開発が連携し、ウイングベイ小樽で市民が生涯活躍でき、安心して暮らすことができるまちづくり、ウエルネスタウン構想が推進されています。この構想は、ソーシャルインクルージョンの社会を理念に、市民の身体的・精神的・社会的・環境的な健康を目指すとし、企業の相互の経営資源を有効に活用した、協働によるまちづくりです。現在、築港地区を拠点に事業が行われていますが、今後は全市的な効果の創出を目指しているとお聞きしています。現地を視察したところ、市民のための健康と福祉向上に資する事業が、次々と展開され、前段で質問した看護学校誘致のほか、介護や保育人材などの養成機関の誘致も行うとのことです。この地元企業を中心とした、まちづくり活動は明らかに市民福祉の向上につながっていますが、今後、本市における教育体制の向上と、就労の場の創出、若い世代の定住・移住の促進にもつながる可能性もあります。また、新たな看護学校とともに、福祉系養成機関の誘致が行われると、学生の確保などの相乗効果も生まれ、看護学校などの安定的な経営にもつながるものと考えます。以上から、本市としても、ウエルネスタウン構想に積極的に関与し、市と地元企業協働による新たなまちづくりに発展させる必要があると考えますが、市長の見解をお聞きします。次に、町会活動支援員制度を含めた町内会の活性化について伺います。まず、町会活動支援員制度の設立趣旨についてお示しください。各町内会は、程度の差こそあれ、役員の高齢化や担い手不足、住民の地域に対する関心の希薄化などで、後任の方が見つからないこともあり、苦労しながらも、地域のためにと頑張ってくれている、町内会長や役員で成り立っていると聞いております。総連合町会によると、町内会長の約7割が70歳以上であり、しかも全体の約3割が80歳以上を占めていると聞き、驚きました。一方で、市の人口は毎年約2,000人減少しています。5年後には1万人の減、人口10万人を割る時代が目の前です。このような状況の中で、いかに地域、町内会の活力を維持していくのかが大きな課題です。町会活動支援員制度を今後、存続しても、現状を見る限り、町内会活力に寄与できるか不安があります。一朝一夕に解決策を見いだせるかは分かりませんが、高齢の町内会長や役員が、町内会のために尽力してくれているこの間に、諸課題の解決に向けて、検討し、町会活動支援員制度の一部見直しではなく、制度自体の存続を含めた在り方を議論すべきと考えます。-84-また、総連合町会から町内会支援の今後の在り方など、幅広く協議する場を市と設けることになっていると聞いておりますが、市ではどのようなスケジュールで、どのような論点で、協議の場を設けていくのか、現時点でのお考えをお示しください。以上、再質問を留保して終わります。

答弁 市長 迫俊哉

中村岩雄議員の御質問にお答えいたします。初めに、新たな看護学校について御質問がありました。まず、学校法人共育の森学園による小樽看護専門学校の閉校発表から、現在までの経緯につきましては、令和2年5月の閉校発表後、小樽市医師会看護高等専修学校在校生から、小樽看護専門学校存続に関する要望書や署名が市に提出され、市としても地域の看護人材の確保への影響や、人口流出の要因となることなどを考慮し、同校の存続に向け、運営法人との協議を進めてまいりました。同年8月、市と共育の森学園との間で協定を締結し、同校の運営に関し、協力及び支援を行うことで、令和3年度の学生募集再開が公表されました。同年11月には、医療法人社団心優会が、同校の運営を引き継ぐことを決定し、本年4月から、同法人に運営が引き継がれたところであります。また、小樽市看護学校検討協議会につきましては、両法人、小樽市医師会及び市の四者で構成をし、これまで同校の運営引継ぎや、新たな看護師養成施設の設置に向けた協議を行ってきたところでありますが、引継ぎが完了したことにより、現在は共育の森学園を除く三者により、新看護師養成施設の設置に向けた協議を行っていくこととしております。次に、尾道市医師会看護専門学校の視察につきましては、同校が働きながら通学をし、看護師の資格取得を目指すことが可能な、昼間定時制の課程を採用していることから、同様の課程を予定している、新たな看護師養成施設の検討に当たり、同校のカリキュラムを参考とするため、協力を依頼することとしたものであります。5月16日の視察には、小樽市看護学校検討協議会の構成員の代表として、小樽市医師会長、心優会代表者及び副市長が、尾道市医師会及び尾道市を訪問し、今後、同校から指導を受けたい旨の協力依頼を行い了解をいただいたものであります。次に、小樽看護専門学校の運営に関する協定案につきましては、市、医師会及び心優会の三者が連携して、市における保健医療に貢献する、看護実践者の育成を図り、市民の生命と健康の確保に資することを目的とし、同校の運営に関し、学生募集や看護教育の実施、事業費支援等について、連携協力することなどを取り決め、新たな看護師養成施設の設置まで継続することを内容としています。また、新たな看護専門学校の設置・運営に関する覚書案につきましては、令和8年度に開設する、新たな看護師養成施設の設置・運営に関し、三者が連携協力して取り組むことについて定めるものであります。次に、小樽市看護師養成施設支援資金基金につきましては、資金基金条例の規定に基づき、看護師養成施設の支援の資金とすることを目的としたものであります。また、小樽市看護師養成施設運営支援事業費補助金交付要綱につきましては、小樽看護専門学校への支援を目的とし、補助金の交付に関し、必要な事項を定めたものであります。次に、看護師養成施設支援資金基金の積立てにつきましては、御指摘のとおり、看護師の確保を必要とする、市内の医療機関をはじめとして、後志管内の医療機関等にも協力を求めるほか、介護分野の施設、事業所や地元経済界など、広く働きかけを行っていく必要があると認識をしております。市といたしましては、検討協議会での議論も踏まえながら、積極的な働きかけを行ってまいりたいと考えております。-85-次に、新たな看護師養成施設の移転に関する協力体制につきましては、移転先との条件整理等に当たり、市としても積極的に関わっていくほか、移転後についても検討協議会で協議を行いながら、必要な支援を行う協力体制を構築してまいりたいと考えております。次に、ウエルネスタウン構想による新たなまちづくり活動の推進について御質問がありました。ウエルネスタウン構想への市の関与につきましては、本市としては、経済産業省の補助メニューを活用し、築港地区で健康づくりや介護、福祉に関連した、モデル事業の実施を目指す、いわゆるウエルネスタウン計画の推進委員会にオブザーバーとして参加するなど、これまでもウエルネスタウン構想の実現に向けた協力をしてきているところであります。また、ウエルネスタウン構想の実現に向け、地区計画の変更が、地権者から提案をされ、小樽築港駅周辺地区地区計画について、計画変更の手続を進めているところであります。今後も、株式会社小樽ベイシティ開発と、北海道済生会の意向を伺いながら、この構想の実現に向けた連携を行ってまいりたいと考えております。次に、町会活動支援員制度を含めた、町内会の活性化について御質問がありました。まず、本制度の設立の趣旨につきましては、平成19年10月に町内会の自主性と、自立性を尊重しつつ、市と市民との協働のまちづくりを推進するため、市の管理職にある職員が、町内会の課題に対する相談、助言及び担当課との連絡調整などの業務を行い、町内会を支援するために設立したものであります。次に、町内会支援の今後の在り方につきましては、町内会が抱える課題として、人口減に伴う町内会加入世帯の減少、役員の高齢化や成り手不足、若い世代の町内会に対する意識の低下など、様々な課題があることから、現行の町内会支援では、これらの課題に対応することは難しい状況にあります。そのため、現在の町会活動支援員制度や、市が町内会へ交付する補助金制度を含めて、支援の在り方を検討する必要があるため、早急に総連合町会と協議をしてまいりたいと考えております。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)

再質問 4番 中村岩雄

それでは、再質問というか、少し私が聞き取れない部分があったので、もう一度確認なのですけれども、尾道市の視察の御答弁の中で、同校から指導を受けるというような話がありましたが、同校から指導を受けるということでよろしかったですか。小樽市側が指導を受けるという意味ですね。そうですか。今回の尾道市視察の状況報告と成果として、今後につながる成果というか、もう少し具体的な何かがあったのかと思っていたのですが、もう少し何か具体的な話し合いみたいなものは、今回の視察の中ではなかったのでしょうか。カリキュラムに関することだとか、あるいは運営資金に関することだとか、そういうことまでの具体的な話は、今回はなかったという。もし、今回なかったとすれば、次回につながる何かが今後あるのかどうかということですね。その辺を少しお話いただければと思います。

答弁 副市長 小山秀昭(副市長は2022年9月まで)

中村岩雄議員の再質問にお答えいたします。私も、尾道市に行ってきたものですから、今回の趣旨は、今後、具体的に心優会の新しい学校のスタッフが何日間か、長くなるかもしれませんが、そういうことで今の尾道市の学校に行って、例えば、理念のつくり方とか、カリキュラムの実際とか、そういう運営の実態を聞きに行くという、その前にかなり細やかなことにも踏み込むものですから、医師会長、心優会の代表の方、それと私3人で、まずは御挨拶とい-86-うことで。今後、そういうことも含めて、お願いしたいということ。相手側からは、非常に好意的に受入れについて了解をしていただいた。そういうことでございます。ですから、今回、何かを突っ込んで話したとか、そういうところまではいっておりません。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 保健所長 田中宏之

中村岩雄議員の再質問に、私からもお答えをしたいと思います。現在、心優会におきまして尾道市への第2弾の視察の日程調整を、先方の関係者と行っているということでございます。今月中の視察は少し難しいようですけれども、先方の受入れ体制が整い次第、心優会からは、教務あるいは事務の担当者が尾道市に伺って、例えば、今、副市長が御答弁申し上げたような内容について、アドバイスをいただくという予定にしております。

出典:小樽市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月14日 議事録 PDF(99ページ) 間違いを知らせる