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小樽市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月14日

新型コロナウイルス感染症対策について

2021年6月14日、小樽市議会の一般質問で、髙木紀和議員が「新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。

質問者
髙木紀和 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 髙木紀和

次に、新型コロナウイルス感染症対策について、市内小・中学生感染者及び欠席児童・生徒への対応について伺います。令和3年第1回定例会の代表質問で、我が会派の中村吉宏議員が質問いたしましたが、改めて質問をさせていただきます。5月に入り、本市の小・中学校で教職員、児童・生徒の方が新型コロナウイルス感染症に罹患しました。そこで伺いますが、令和3年第1回定例会後の市内小・中学生の感染者数をお示しください。さらに、濃厚接触者で陰性の結果を受け、学校に登校できなくなった児童・生徒数をお聞かせください。また、学校閉鎖、学級閉鎖の校数、学級数をお示しください。また、その後の健康状態については、担任や養護教諭等による健康の観察や心のケアを実施し、心身の不安解消に努め、学習面については、放課後等の補習や家庭学習により個別に学ぶ機会を保障し、きめ細やかな対応に努めると聞いています。そこで伺いますが、最近では感染防止のために学校を欠席している児童・生徒が増えてきていると感じますが、特に感染が不安で1日でも休んだ児童・生徒数をお示しください。また、その児童・生徒に関しても、同じような対応をしているのか、お示しください。そして、現在、各学校に端末が配布され、緊急事態宣言下で授業時間を短縮するなど、新型コロナ禍の臨時休校や学級閉鎖に備え、準備を進めていると聞いております。全国的にも導入されてきているICT教育は、ウイルス感染の影響による休校措置などへの対応により、急速に現場での整備が進んできています。そこで伺いますが、今後、授業時間の減少への対応や、不登校児童・生徒への学習の機会の提供を可能とするオンライン学習の導入は、市として取組を確実に、迅速に進める必要があると考えますが、現状と今後の取組についてどうお考えなのか、見解を伺います。次に、市内小・中学校の保護者への周知について伺います。-13-まだまだ新型コロナウイルスの感染は油断ができない状況であります。児童・生徒が感染した場合、保護者の方は非常に心配になります。中には、保護者間で感染者の詮索をし、また、児童・生徒間でもLINEなどを使用し詮索をしている状況も見受けられます。そこで伺いますが、小・中学校で教職員、児童・生徒が感染された場合、教育委員会はどのような対応をし、学校で感染者が確認された感染情報は、どの程度の内容で、また、どの範囲まで周知しているのか、見解を伺います。それから、感染確認時の他の児童・生徒、保護者への情報の伝達と感染防止に向けた啓発、注意喚起の実施について伺います。校内で感染者が確認された場合、学校から保護者への情報伝達の方法はどのように行っているのか。また、児童・生徒への対応をどのように行っているのか、お示しください。さらに、その後の感染拡大防止のため、家庭における注意喚起が学校から示されていないという指摘も聞いています。現在は緊急事態宣言下で不要不急の外出禁止が求められていますが、こうしたことを再度しっかりと各家庭に学校側が啓発していくことが必要ではないかと考えますが、見解をお示しください。次に、PCR検査について伺います。この1年で、様々なところでクラスターが発生し、現在も各施設や学校で発生しているところであります。令和3年第1回定例会で議論となった面的な検査と定期的なPCR検査の実施や、医療機関や介護施設の入居者や職員を対象とした定期的なPCR検査の要望について、令和3年5月から実施されていることに感謝いたします。感染者の重症化リスクなどを考えると、医療機関や介護施設、障害者施設でのクラスターは危惧すべきことです。専決処分の理由の中でも高齢者施設、特に長期入所型施設におけるクラスターは感染した職員から生じる傾向が強いことや、患者数、病床の状況にもよるが、医療機関への入院がスムーズに進まず、療養感染防止体制の整っていない施設での療養が余儀なくされる可能性があり、患者や施設、従事者に与える影響が大きくなることが想定されること、施設でのクラスター発生の未然防止、また、患者発生時の蔓延防止のためにも施設職員のワクチン接種がおおむね完了する見込みの9月までの間、職員に対する検査の必要性などが挙げられていました。そこで伺いますが、高齢者入所施設及び障害者入所施設といった定期検査対象施設で、これまでどの程度検査をしたのか。また、未実施の検査対象施設にはどのような方法で周知しているのか、見解を伺います。また、先ほど市内小・中学生の感染者について質問をさせていただきましたが、児童・生徒感染者が学級で確認された場合、各学校での検査にばらつきがあるように見受けられます。そこで伺いますが、本市では保護者を含んだ学級単位のPCR検査を行っているのか。または、児童・生徒のみのPCR検査を行っているのか。陽性者との接触状況による判断と理解はしていますが、必要な検査の範囲や考え方を示してください。次に、ワクチン接種について伺います。国内の新型コロナウイルスワクチン接種は、欧米から約2か月遅れの今年2月17日より医療従事者への優先接種が始まり、4月12日には並行して65歳以上の高齢者への接種が開始されています。本市は医療従事者への優先接種が3月から開始していますが、接種の実施状況をお示しください。また、本市においては、一般高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種について、75歳以上を対象に、5月14日に接種券を発送し、5月17日9時より予約受付を開始し、約2万5,000人の方に5月24-14-日から接種を実施しています。その中で、予約受付を開始した際に、コールセンターでは朝から電話が殺到し、かかりつけ医やインターネットも一時つながりにくく、多くの方が苦慮されたと聞いています。他都市では、電話の回線の増設などで対処しているところもあるようです。そこで、混乱が見受けられた予約に際し、本市としてスムーズなワクチン接種をするに当たって、課題として把握していることや、その課題についてどのような対処をしたのか、お示しください。また、5月17日から高齢者の接種が始まっておりますが、65歳以上を含む現時点での接種完了人数をお示しください。また、65歳から74歳の対象者については、5月31日から予約を開始しています。インターネットや電話の予約、かかりつけ医が連絡し予約を受け付けていたところもあり、大きな混乱はないと聞いていますが、75歳以上の接種も続いている中、65歳以上の約2万1,000人は支障を来さないのか懸念されますが、ワクチン接種終了予定を市としてお示しください。そして、新型コロナウイルス変異株も拡大する中、基礎疾患を持った若年層の死亡例も報告されています。基礎疾患を持った各世代の接種についてどうお考えなのか、お示しください。また、かかりつけ医による個別接種での当日キャンセルによるワクチンの廃棄を防ぐための手だてはあるのか、廃棄したワクチンはこれまでにあるのか、お示しください。また、急なキャンセルで破棄せざるを得ない状況でやむを得なかったワクチンについて、市長、副市長が4月下旬に新型コロナウイルスワクチンを接種しました。北後志5町村が連携し、新型コロナウイルスのワクチン接種を進めている余市モデルでは、接種当日にキャンセルが出た際に、医療従事者や対策実施に携わる地方公務員などへの接種を励行し、これに基づき近隣町村の首長も接種したことを認識しております。賛否両論あると思いますが、今月、本市議会も開会しましたが、議員や関係者の感染で予算等、市民生活に直結する重要な議案の議決ができなくなるなど、市政上支障を来すことも考えられます。さらには、小樽市業務継続計画、いわゆるBCPにもあるように、災害時に、人、物、情報等利用できる資源に限りがある状況下において、優先的に実施すべき業務を特定し、業務の執行体制や対応手順を定める計画を策定している中で、災害発生時や業務継続目標に掲げ、優先通常業務の執行にも支障を来す可能性があると考えられます。そこで、市としては、職員全員ではなくとも、市長以下の理事者、各部署の優先すべき業務を執行する職員、議会事務局、議会の先行接種について、どのようにお考えなのか、御見解を伺います。ワクチン接種に対応されている市内50か所の病院の皆様に、心から感謝をいたします。引き続き感染防止に努め、従事していただくことをお願い申し上げます。次に、医療体制について伺います。4月頃までは感染者数が減少した本市ですが、5月に入り、飲食店における昼間のカラオケによるクラスターや介護事業所などを含む4件で発生し、家庭内感染も多く、感染力の強い変異株の拡大で、高齢者の感染が増え、5月の感染者数は319人となり、多くの方が感染されています。また、6月6日の報道でもあったように、医療機関が救急受入れに対応できない例も出ており、新型コロナウイルス禍が通常の救急医療体制に影響しております。そこで伺いますが、全国でも医療体制の逼迫が取り沙汰されていますが、本市において新型コロナウイルスの感染による入院患者、宿泊療養者、自宅療養者、自宅待機者について、現時点での人数をお示しください。また、新型コロナウイルス感染者の増加に伴い、通常診療への影響はないのか、必要とする手術などは通常どおり行えているのか、また、課題としていることがあるか、お示しください。-15-以上、2項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、新型コロナウイルス感染症対策について、御質問がありました。初めに、PCR検査についてですが、まず高齢者入所施設及び障害者入所施設の職員に対する定期検査の実施状況につきましては、当初5月下旬からの事業開始を予定しておりましたが、5月上旬からの市内における新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応のほか、施設との調整に時間を要したことなどにより準備が遅れ、今月後半から月1回程度の検査を開始いたします。また、現時点で実施を希望していない検査対象施設への周知につきましては、個別に電子メールを送信するなどして勧奨を行ってまいりたいと考えております。次に、小・中学校で児童・生徒の感染が確認された場合の検査の範囲や考え方につきましては、児童・生徒や教職員は陽性者との接触状況の調査により、マスク着用の有無、接触時間や接触時の距離などから、校内における濃厚接触者を把握し検査対象者としております。また、変異株の感染性の強さも考慮し、濃厚接触者と判断されないまでも、陽性者との接触があり、感染の可能性があると判断した場合には、その方を検査の対象とする対応を行っております。保護者に関しましては、陽性となった児童・生徒の同居の家族等を検査の対象としております。次に、ワクチン接種についてですが、まず医療従事者等への優先接種の実施状況につきましては、3月から6月9日までの接種実績は、1回目が6,332回、2回目が4,565回、合わせて1万897回となっております。次に、ワクチン接種予約の課題とその対処につきましては、一般高齢者の予約受付を開始した5月17日からの2日間は、予約の申込みが集中したことから、電話、インターネットにつながりにくく、特に電話がつながりにくい状況にありました。こうした状況も想定し、コールセンターの人員を増強するなどの対策を取っておりましたが、結果として集中する電話やアクセスに対応できなかったものであります。今後につきましては、予約を受ける年代層が若くなり、インターネット利用の比重が高くなると予想しておりますが、コールセンターにつながりにくい場合は時間を置いていただくなど、市のホームページなどを通じて周知してまいりたいと考えております。また、65歳以上の高齢者の接種実績は、6月9日現在で、1回目終了が1万1,361回、2回目終了が4,565回、合わせて1万5,926回となっております。次に、65歳以上の高齢者のワクチン接種の終了予定につきましては、国の方針どおり、7月末までに終了する予定でおります。次に、基礎疾患のある方へのワクチン接種につきましては、6月中旬以降、市内医療機関で事前に予約をしていただき、60歳から64歳までの方には6月29日に、60歳未満の方には7月14日に接種券を発送する予定としておりますので、接種券が届き次第、優先して接種を受けていただくことを考えております。また、個別接種でのキャンセルによるワクチンの廃棄を防ぐために、本市の考え方を市内医療機関に文書によりお示しをしております。その内容といたしましては、まず国の考え方に基づき、医療従事者や高齢者施設従事者の方への接種を優先して検討していただき、次に65歳未満のかかりつけ患者などに接種をしていただくよう、調整をお願いしております。なお、これまでのところ、キャンセルによるワ-16-クチンの廃棄については、医療機関からは聞いておりません。次に、キャンセルで廃棄せざるを得ないワクチンの対処につきましては、先ほど申し上げましたとおり、各医療機関では市がお示しした考え方により調整いただいているところであり、市職員などを限定して先行接種を行うことは予定しておりません。なお、集団接種においては、効率的な接種を進めるため、待機リストの作成を検討する必要があるものと考えております。次に、医療体制についてですが、6月11日時点の入院患者数などにつきましては、入院患者50人、宿泊療養者6人、自宅療養者6人、自宅待機者3人となっております。次に、新型コロナウイルス感染者の増加に伴う通常診療や、手術への影響と課題としていることにつきましては、市内で感染者を受け入れている医療機関からお聞きした主な影響として、おおむね通常診療を行えているが、手術に関しては優先順位をつけて行う必要性があるとのことであり、課題としては感染者の増加に伴い、診療やケアに当たる医療スタッフへの業務の負担が増大していることなどが挙げられているとのことであります。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

髙木議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、新型コロナウイルス感染症対策について御質問がありました。初めに、市内小・中学生の感染者及び欠席児童・生徒への対応についてですが、まず、令和3年第1回定例会後の市内小・中学生の感染者数等につきましては、感染者数は小学生12名、中学生3名、濃厚接触者で陰性の結果を受け、一定期間登校できなくなった人数は小学生113名、中学生210名、学校閉鎖は1校、学級閉鎖は11学級となっております。次に、感染防止のために学校を欠席している児童・生徒のうち、感染が不安で1日でも休んだ児童・生徒数につきましては、令和3年4月は、小学生1名、中学生5名、5月は、小学生89名、中学生70名となっております。次に、感染が不安で1日でも休んだ児童・生徒への対応につきましては、感染が不安で休んだ児童・生徒が登校した際には、健康面につきましては担任や養護教諭等による健康観察や心のケアを行うとともに、必要に応じてスクールカウンセラーや学校医などと連携した相談を行い、心身の不安の解消に努めており、学習面では学習の遅れを取り戻すため、放課後等の補習や家庭学習により個別に学ぶことができる機会を保障し、学習した内容の定着を確認するなど、一人一人の状況に応じたきめ細かな対応に努めているところでございます。次に、オンライン学習の現状と今後の取組につきましては、現在、市内全小・中学校において、端末を家庭のインターネット回線に接続できるかどうかの確認が終了しており、臨時休業や出席停止等により、やむを得ず登校できない児童・生徒に対しては、端末を持ち帰らせ、健康観察をはじめ学習課題の確認や授業のライブ配信などを行っております。今後は、これまでの取組を一層充実させるため、災害時や臨時休業などに備え、オンラインによる指導方法の工夫改善や、指導内容の充実を図るとともに、様々な事情で登校できない児童・生徒の学びを保障するために、端末を活用したオンライン学習の一層の充実に努めてまいります。次に、市内小・中学校の保護者への周知についてでありますが、まず、市内小・中学校で教職員、児童・生徒の感染が確認された場合の教育委員会の対応につきましては、小樽市立学校における新型コロナウイルス感染症の感染者発症時等の対応ガイドラインに基づき、感染が確認された教職員や児童・生-17-徒の学校における活動の態様や接触者の多寡のほか、地域における感染拡大の状況や感染経路、健康観察期間を保健所と協議の上、小樽市教育委員会連絡会議において、臨時休業の実施の有無や規模、期間を検討し、小樽市新型コロナウイルス対策本部会議の協議結果を踏まえながら、教育委員会において臨時休業など必要な対応を講じているところであります。次に、感染が確認された学校の感染情報の周知につきましては、教育委員会が当該学校の臨時休業を判断した場合には、感染が確認された方のプライバシーに最大限配慮した上で、学校名、感染者が教職員か児童・生徒であるか、臨時休業の規模や期間を報道機関を通じて公表しております。次に、学校から保護者への情報伝達の方法と児童・生徒への対応につきましては、保護者には臨時休業の期間などについて一斉メール配信や文書配布などで情報をお伝えしております。児童・生徒には臨時休業中の健康観察や学習課題、オンライン学習を行うための端末の説明、感染拡大防止のために自宅で休養することなどを学級で指導しております。次に、感染拡大防止について、学校から各家庭への啓発に関する見解につきましては、これまでも教育委員会から各学校を通じて、保護者への注意喚起として不要不急の外出を控えることや、同居していない人との飲食を避けること、人が多く集まるところへ外出する際には、マスクの着用、手洗い、身体的距離を十分確保することなど、家庭内における感染拡大防止について文書を通じて周知をしているところであります。感染拡大防止には保護者の理解と協力が重要であると考えておりますので、今後も学校から積極的に情報発信を行い、家庭での感染予防について、より一層啓発に努めるよう指導してまいります。

出典:小樽市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月14日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる