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小樽市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月2日

新型コロナウイルスワクチンの接種について

2021年3月2日、小樽市議会の一般質問で、高橋克幸議員が「新型コロナウイルスワクチンの接種について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
高橋克幸 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 高橋克幸

次に、新型コロナウイルスのワクチン接種についてであります。国内初となる新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が2月17日から始まりました。薬事承認されたアメリカ製薬大手のファイザー製のワクチンが全国の国立病院など100か所で医療従事者約4万人を対象に先行接種されました。厚生労働省は、このうち約2万人の副反応を追跡調査して結果を公表すると発表されました。今回のワクチン接種は、感染症の蔓延防止のため緊急に行う予防接種法の臨時接種に位置づけられており、接種期間は約1年間で費用は無料で、妊婦を除く16歳以上の人は接種を受ける努力義務は課せられますが強制ではないということであります。ワクチンは原則3週間の間隔を空けて2回打つ必要があります。国は、その他の医療従事者約370万人について3月中旬から接種を始める方針で、高齢者約3,600万人は4月1日からの開始を目指し、その後、基礎疾患を持つ人などに順次拡大されるようであります。本年1月25日、厚生労働省健康局健康課予防接種室より、新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保について自治体説明会資料が提出されました。この内容に沿って準備が進められていると思います。また、日々内容の改正や更新もあると思いますので、関連して質問いたします。初めに、ワクチン接種のスケジュールであります。先ほど述べた第2弾の医療従事者、高齢者、基礎疾患のある方、その他の方と大枠四つになっているようでありますが、どのようなスケジュールになっているのか、また、最終目途は1年後となっているのでしょうか。さらに、接種順位の考え方と1日何人程度の接種を想定されているのかお示しください。次に実施計画の策定であります。自治体説明会資料では、実施計画の策定が求められておりますが、いつまでに策定するのか、予定と主な内容についてお示しください。次に、接種対象者であります。対象者は原則、住民基本台帳に記載のある市民であると思いますが、懸念される点として、住民票がない市内居住者等についてであります。例えば、遠隔地からの下宿している学生、単身赴任者、他地域から入院されている方、外国からの就労や旅行等で入国されている方々や、コロナ禍の現状で帰国できない人など、例外となる方はどのように対応するのかお示しください。次に、最前線の搬送に携わる救急隊員は、医療従事者に含まれているのでしょうか。含まれていないとすれば優先接種を検討すべきと考えますが、お答えください。次に、接種体制であります。他都市では、練馬区モデルや余市モデルなどを策定し計画を検討しているようでありますが、人口規模や地域特性などの要素もあり、特設会場で集団接種する方法や医師会との協議により地元の病院、か-64-かりつけ医院での個別接種の検討あるいは混合型など様々あるようでありますが、どのように検討されているのか、それぞれの課題や問題点も含めお示しください。次に、十分検討が必要と思われる高齢者の介護施設入所者や居宅介護者の接種についてであります。介護施設については、施設内での接種が検討されているところが多いようでありますが、これらの接種体制はどのように検討されているのかお示しください。国会での質疑で、我が党の太田衆議院議員が、高齢者施設等で接種済みの高齢者と未接種の施設従事者が混在する事態は避けるべきであるとの指摘をし、同時接種の要望も多く出されていることを受け、自治体の裁量で判断が可能かとの質疑がありました。政府答弁では、自治体と施設の体制が整えば差し支えないと述べられておりました。本市ではどのように検討されているのかお示しください。次に、ワクチンの管理と移送であります。本市では、基本型接種施設に設置予定のディープフリーザーは何か所設置されるのか、また、入出庫などの管理は誰が行う予定なのかお示しください。サテライト型接種施設への移送は委託されるのでしょうか。その接種施設のワクチンの分配先、分配数はどのように決定されるのか考え方をお答えください。ワクチンの有効期間ですが、ディープフリーザーから取り出して何日以内に接種を完了しなければならないのか。ワクチンが余った場合、再度冷凍できるのかお示しください。次に、市民へのワクチン接種の周知と情報提供、相談窓口であります。マスコミ報道でニュースが流れるたびに、小樽ではいつ始まるのか、自分はいつ頃接種できるのかと疑問に思う方も多いと考えます。接種の場所や時期などの周知についてはどのように対応されるのかお示しください。また、接種対象者には接種券、クーポン券が発送されるようでありますが、対象者の把握、印刷、郵送までの一連の流れと、個人情報の保護の考え方について説明してください。先ほどの問題と重複しますが、住民基本台帳に記載のない外国人や接種券を受け取ることができない、やむを得ない事情のある方の対応はどのように考えられているのか、お答えください。次に、ワクチン接種の情報提供であります。市民に分かりやすい情報提供が必要であります。ワクチンが有効で安全なものであることを、具体的な情報、裏づけをもって説明することが重要であります。ワクチンに対する期待は高いと思いますが、副反応に関心を持つ人も多いと考えます。ワクチン接種の分かりやすい情報提供について、本市のホームページも含めどのように検討されるのか、見解を伺います。次に、相談窓口であります。先ほども述べたように、正確な情報が少ないことから、いろいろな疑問や漠然とした不安を持っている方も多いようであります。また最近では、予約金を振り込むと優先的に接種が受けられるというワクチン詐欺まで出てまいりました。このような問題に対し、本市においても相談窓口やコールセンターの設置が必要と考えますが、見解を伺います。また、副反応等に対する事前の情報提供や、副反応が生じたときの相談先の周知やアレルギー反応等の重い症状についての対応などの準備も検討すべきと思います。国の動向を注視し北海道とも協議の上、考えていただきたいと思いますが、見解を伺います。2項目めを終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、新型コロナウイルスワクチンの接種について御質問がありました。初めに、スケジュール、実施計画、接種順位、1日の接種件数についてですが、まずスケジュールにつきましては、高齢者を対象とする分について申し上げますと、現時点で本市へのワクチン配分時期や配分量は明確になっておりませんが、4月中にワクチン接種を開始する場合を想定し、3月上旬に接種券の印刷を開始し、3月中旬に接種券を郵送することを予定し準備を進めております。また、接種順位につきましては、初めに医療従事者等、次に令和3年度中に65歳以上に達する方、次に慢性の呼吸器の病気、心臓病、糖尿病など基礎疾患を有する方、次に高齢者施設等の従事者、次に60歳から64歳の方、最後にそれ以外の方となっており、この方針を基本として接種を行うことになると考えております。なお、ワクチンの供給量や供給される時期等によっては接種順位などが変わる可能性もありますので、今後の国の動向を注視し対応してまいります。予防接種の最終めどにつきましては、国の手引きでは、予防接種の実施期間は令和3年2月17日から令和4年2月28日までとされており、これは支払事務も含めての期間となっております。1日の接種件数につきましては、現在、市内医療機関に対し意向調査を行っておりますので、その中で把握をする予定であります。次に、実施計画の策定予定と内容につきましては、国からは3月半ばまでに作成するように求められておりますので、本市におきましても医療機関及び高齢者施設への調査結果を基に作成してまいりたいと考えております。また、主な内容につきましては、接種対象者の概数、接種体制として会場の設置や対象者ごとの接種場所、接種時期に実施すべき対応として住民への情報提供、接種医療機関の周知、副反応等に対する対応方法などとなっております。次に、接種対象者、接種体制、ワクチンの管理と移送についてですが、まず住民票のない市内在住者への接種につきましては、国の手引きによると、自治体が居住の実態を認める場合は、居住している自治体が実施主体として接種することは可能となっておりますが、居住実態を確認する方法がまだ国から示されておりませんので、今後、国の動向を注視しながら接種できるよう配慮をしてまいりたいと考えております。次に、救急隊員が医療従事者に含まれるかどうかにつきましては、医療従事者等の優先接種の対象者に含まれております。次に、接種体制につきましては、市内医療機関での個別接種を中心に、高齢者施設への巡回接種を行うとともに、集団接種を実施する場合にはその方法について医師会、薬剤師会等と協議を進めてまいります。課題や問題点につきましては、個別接種では、どれだけの医療機関に接種を実施していただけるかにより接種期間が延びてしまうこと。集団接種では、会場の選定と医師や看護職等の従事者の確保などが挙げられます。次に、介護施設入所者の接種につきましては、施設に意向調査を行い、医師などを確保できる場合は当該施設で接種していただくとともに、医師などを確保できずに巡回接種を希望される場合には、医師会の協力も得ながら対応してまいりたいと考えております。次に、高齢者施設等における高齢者と施設従事者の同時接種につきましては、国の手引きでは、市町村及び高齢者施設の双方の体制が整った場合にはワクチン流通単位の観点からの効率性を留意し、同時-66-接種を行うことも差し支えないとなっておりますので、本市へのワクチンの配分量、配分時期などを基に同時接種の可否について検討してまいります。次に、ディープフリーザーの設置数と入出庫の管理につきましては、本市では国から配分された8台を8か所に設置することとしており、入出庫の管理は各設置施設で行い、ワクチンの移送は事業者へ委託する予定です。ワクチンの配分先、配分数につきましては、国が構築したワクチン接種円滑化システムを活用し、小樽市新型コロナウイルスワクチン接種対策本部において、各接種施設における予約状況などを基に配分先と配分量を決めることになります。また、ディープフリーザーから取り出したワクチンにつきましては、冷蔵庫で解凍する場合は解凍及び希釈を5日以内に行うこと。次に、室温で解凍する場合は、解凍及び希釈を2時間以内に行うことになっております。また、希釈後の液は2度から30度で保存し、希釈後6時間以内に使用すること。解凍後の液は再冷凍できないこととなっております。次に、ワクチン接種の周知、情報提供、相談窓口についてですが、まず接種場所や時期の周知につきましては、市のホームページや報道機関、FMおたるなどの活用により行うとともに、市が設置するコールセンターにお問い合わせいただくことを考えております。また、接種対象者の把握は、住民基本台帳のデータを活用して行うこととし、接種券の印刷、郵送は一括して事業者に委託をいたします。個人情報の保護に関しましては、委託契約に小樽市個人情報保護条例等の遵守を明記し、適正に取り扱われるよう対応をしてまいります。次に、住民基本台帳に記載のない外国人や接種券を受け取ることができない方の対応につきましては、先ほども申し上げましたとおり、国から明確な対応は示されておりませんので、今後、国の動向を注視しながら接種できるよう配慮をしてまいりたいと考えております。次に、市民にワクチン接種の分かりやすい情報を提供することにつきましては、市のホームページや報道機関、FMおたるなどの活用により行うとともに、接種券を郵送する際に国が作成するワクチン説明文書を同封いたします。今後、市民の皆さんの御意見も参考としながら、提供する情報がより分かりやすいものとなるよう努めてまいります。次に、市民のワクチン接種に関する相談窓口やコールセンターの設置の必要性につきましては、市民が安心してワクチン接種を受けられる環境づくりとして専用の相談窓口が必要であると考えており、接種券の発送と同時にコールセンターを開設いたします。また、ワクチン接種に伴う副反応等に関する事前の情報提供につきましては、市のホームページや報道機関、FMおたるなどを活用するとともに、接種券を郵送する際に国が作成するワクチンの説明文書を同封し情報提供をしてまいりたいと考えております。ワクチン接種後に体調に変化があった場合につきましては、まず接種した医療機関の医師に御相談していただき、アナフィラキシーショックなどの重篤な副反応が生じた場合には、救急病院で治療を受けることになります。

出典:小樽市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月2日 議事録 PDF(82ページ) 間違いを知らせる