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小樽市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月7日

新型コロナウイルス感染症対応支援策について

2020年9月7日、小樽市議会の一般質問で、松田優子議員が「新型コロナウイルス感染症対応支援策について」質問し、市長 迫俊哉、病院局長 並木昭義が答弁しました。

質問者
松田優子 議員
答弁者
市長 迫俊哉、病院局長 並木昭義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松田優子

令和2年第3回定例会に当たり、公明党を代表して質問させていただきます。質問に先立ち、新型コロナウイルス感染症に感染してお亡くなりになった方々に対し、謹んで哀悼の意を表するとともに、この病により現在闘病生活を送っている方々が一刻も早く回復されることを願い、また、自身も感染の危険にさらされながら懸命に患者の治療に従事されている医療関係者、そして検査業務や相談窓口として奮闘されている保健所の方々に深く敬意を表します。それでは、早速、質問に入らせていただきます。最初に、新型コロナウイルス感染症対応支援策について伺います。新型コロナウイルス感染症は、発生以来あっという間に地球規模で感染拡大し、あらゆる形で我々の生活を脅かし社会の営みに与えた影響は筆舌に尽くしがたいものがあります。政府はその対応のため対策本部を立ち上げ、全国自治体に対し支援策に使うべき費用として2度にわたり新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金措置を行い、小樽市に対する交付金総額は 22 億 7,000 万円余りとなりました。当市はそのうち 16 億 7,000 万円余りの交付金を使い、4弾にわたって市独自の支援策を打ち出し、そして今定例会では、残りの交付金から5億 6,000 万円を使って第5弾目の支援策が上程されています。そこで、未確定の部分があるとは思いますが、4度にわたって打ち出された主な支援策について実施状況をお聞きし、その効果、課題等の検証を行いたいと思います。最初に、飲食店事業継続支援事業について伺います。これは新型コロナウイルス対応経済対策の中で最初に打ち出した支援策で、国の緊急経済対策の効果が出るまでのタイムラグを支援したもので、観光客の減少、外出の自粛、イベントキャンセルにより各店の資金繰りが悪化していることから、固定費である家賃の支払いを支援することで事業継承への意欲-26-の喚起と暮らしを守ることを目的としていますが、これによる支援効果はどうだったのか伺います。なお、予算では対象が 700 件 7,000 万円に対し、実際に補助したのが約 540 件で、執行額も 4,000 万円弱と6割に満たないのは、補助対象が売上げ前年同月比の 40%以上の減少となっており、要件が厳しかったことによるものではないかと考えますが、このことについての認識をお聞かせください。次に、小売業等事業継続支援事業について伺います。これは、売上げが 30%以上減少している卸小売業、飲食業、生活関連サービス業などを対象にした支援策で、理美容業なども含み一番身近な業種と言えます。しかし、これも 2,000 件の予定数に対し、申請件数は 1,500 件余りと4分の3にとどまりました。先般、私たち公明党は議員一人一人が企業を訪問させていただき、各種支援策の申請状況等の聞き取り調査をしましたが、申請して支援金が下りたと喜んでいる方もいれば、私の訪問した個人事業者の中には売上げは落ちているがもともと少ないし恥ずかしいから申請しないという方もおりました。また、組合に入っている理美容業の方には、組合から支援策があることの情報提供がありましたが、未加入の方に支援策そのものを知らない方もおりました。また、3密防止のため申請が郵送方式になっていることから、どのように申請するのか分からず申請しなかった事業者もいるのではないかと思いますが、予定数が満たなかった理由について、市ではどのように分析しているのか伺います。なお、飲食店とともに売上げの減少が著しかったのは宿泊事業者ではなかったかと思います。例年は観光客でにぎわう5月の連休中、運河沿いは人通りが途絶え、ホテルの明かりが消えたままになっている光景を目の当たりにしたことは今でも忘れることができません。それら宿泊業者を支援する宿泊業事業継続支援事業についての報告では、申請件数が予定数の6割弱となっていました。もしかしたら継続できず営業を辞めてしまった宿泊施設などがあるのではないかと懸念しますが、宿泊業種別の申請件数とともに未申請の宿泊施設についてどのように分析しているのかお聞かせください。先の第2回定例会以降、上程されたのは雇用の維持と事業の継続を図る経済対策のほか、国から示された交付金制度趣旨に沿って、感染拡大防止と医療体制の整備、子育て世帯の暮らしを支える生活支援、教育環境の整備などの事業でしたが、これらについて何点か伺います。最初に、公共交通事業者等支援金についてです。緊急事態宣言による外出自粛で国内外の観光客の人並みが消えましたが、それにより打撃を受けたのがバスやタクシーなどの交通事業者でした。平日にもかかわらずバスは一時期、日曜・祝日ダイヤでの運行になり、タクシー会社に勤務されている方は客が乗ってくれないため歩合制の給料が激減し、ある個人タクシーの経営者は不特定多数の客を乗せ、しかも狭い車内で後ろの座席からせきなどをされると怖くて運行を控える日も多かったと述べ、この業種に対する支援策の打ち出しが比較的遅かったことから、支援金が出ることになって本当に助かったとしみじみ語っておりましたが、これらに対する8月末時点での法人、個人別の申請受付状況についてお示しください。次に、離職者支援給付金についてですが、これは新型コロナウイルス感染症の影響により勤務先を離職した後、再雇用に至っていない方が対象ですが、8月末までの申請件数、そして、給付決定件数を男女別、年代別及び主な離職前の業種などでお示しください。また、この支援金は申請日時点で生活保護を受給していないことも支給要件になっていますが、8月末時点で新型コロナウイルス感染症に起因して生活保護に至った件数をお示しください。今定例会で上程された活用事業第5弾では、大きく四つの項目に分け、主に感染拡大防止や医療提供体制の整備、雇用の維持や事業の継続、官民を挙げた経済活動の回復、そして強靭な経済構造の構築など計 56 事業になっていますが、今後の市民生活の安定と安心・安全を図っていただきたいとの願いから、-27-主な事業について質問させていただきます。まず、保健所体制強化事業費についてですが、新型コロナウイルス感染症対策の最前線でその業務に当たっている保健所を整備することは、今後の保健所機能を維持するためにも大変重要なことです。北海道胆振東部地震の際にはブラックアウトにより保健所内で冷蔵保管していた医薬品が使用できなくなった経緯もあります。この事業費の中にはその検査室の衛生的な環境と停電時における保健所機能を維持していくための施設改修費も含まれていますが、改修にはどのくらいの期間を要し、その間の検査機能に支障が出ないのか伺います。次に、児童福祉施設等職員慰労金支給事業費についてです。新型コロナウイルスへの対応が続く中、保育士等は3密が避けられません。なぜなら手をつないだり抱き上げたり、子供との身体的接触は避けられないからです。目の前でせきやくしゃみをされることもあります。こうした感染リスクにさらされながら職責を果たそうとしている保育士等に、医療従事者や介護職員に続いて慰労金が支給されることになったことは本当に喜ばしいことですが、疑問に思うのは保育士と放課後児童クラブ支援員の支給金額に違いがあることです。その理由をお聞かせください。次に、ウィズコロナ移住促進事業費について伺います。人口流出対策とともに大事なのはいかにして人口増を図るかで、その一つが小樽に移り住む人を増やす移住政策です。そのためにはどうしたら移住先として選んでもらえるのか、他の自治体との差別化をいかに図っていくかがこれまでの課題でした。その移住者を呼び込む施策や定住を促すための施策を検討するに当たり、実際に移住してきた方の声を聞くため3月末に移住者ミーティングを開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止のため中止せざるを得なかったことは非常に残念です。移住してきた方から直接、いかにして移住を決断したのか、移住してからの実感、移住を考えている方へのアドバイス等を聞くことは、今後の移住策の参考になるものです。移住者ミーティングの参加者は何人を予定していたのか、中止については現状ではやむを得なかったとはいえ、リモートでできなかったのか伺います。2019 年の地方移住ランキング1位は3年連続で長野県だといいます。それは首都圏からの近さで、新幹線を利用すれば約 90 分で東京とつながるということもあるようです。今、あるテレビ局で首都圏への遠距離通勤・通学に特化したコーナーを設けた番組があります。住んでいる場所から動きたくないので遠距離を選んだ方もいる反面、平日は都会で働き、休日は自分のために思う存分時間を使いたいと移住した方もいます。それは交通網が発達しているからできることで、しかも定期券代が 10 万円単位になっていることから、それだけ負担してくれる会社があるかという課題もあります。ともあれ場所や時間にとらわれないテレワークが可能になった今こそ、移住促進の絶好のチャンスです。しかし、テレワークが進んだのだから小樽に来てほしいというだけでは移住してくれませんので、小樽の魅力を発信しなければなりません。今回、上程されている移住促進では、移住体験ツアーを起業者向けとそれ以外のものに分け各1回実施予定となっていますが、それぞれについての募集方法や人数も含め具体的な内容をお示しください。また、テレワークモニターとして移住体験施設を使用とありますが、具体的にはどんな施設を使用するのか、体験施設の確保について伺います。憎きコロナではありますが、これをきっかけに移住体験者が続出し、モニターをされた方が移住を決断してくれることを願っています。次に、まるごと小樽プレミアム付商品券事業費負担金についてです。これは北海道の補助金等を使う約7億円の事業であり、1万 3,000 円分の商品券を1万円で1人2冊まで購入できるとの事業内容です。商品券を発行するに当たり、購入金額、そして1枚当たりの額面を-28-どのように設定するかは本当に悩むところだと思います。先の飲食店応援クーポン、そして商店街で利用、使用できる商店街応援商品券では1冊 4,000 円で1枚の額面も 500 円でした。まず、商品券の額面を 1,000 円とした理由と1冊当たりの販売額を1万円とした理由について伺います。1冊1万円では年金暮らしの高齢者ではなかなか購入しづらく、また、お釣りが出ないことを考えると1か所で 1,000 円を使うのは厳しい面もあります。また、その方たちを主な対象とする個人商店などでは商品券の使用が少ないことが予想されますので、地元応援の趣旨からも外れてしまうのではないかと思いますが、このことについての認識もお聞かせください。また、この商品券はどこでも使える商品券と地域応援券として市内に本社、本店がある法人等の店舗に使用を限定する商品券が色違いで1冊になっているといいますが、市民がまごつかないか心配です。そのためにも分かりやすい周知が必要かと思われますが、周知方法をお聞かせください。今まで述べてきたように、様々な支援策が打ち出されてまいりましたが、今後、国からの追加交付金がない限り交付金の残りは 3,000 万円となりますが、今までの支援の中からさらに重層的な支援が必要な部門や、手つかずの部門に対して手を差し伸べていただきたいとの観点から伺います。3密を避ける目的で各地の集まりが自粛された影響で、市民会館や市民ホール等、公共の集会室が使用されなくなったことによる使用料の減収が問題になりましたが、実は、町内会館でも集会自粛による使用料に影響が出ています。町内会館の規模等で影響にも差があるとは思いますが、会館使用料は会館を維持するための大事な収入です。このことについて担当課にはそういった相談はなかったのか、それに対する助成等は考えているのか、御見解を伺います。そのほか、今後、市として考えている追加支援策はあるのか伺います。最後に、病院経営の影響について伺います。医療機関での感染を恐れるあまり、緊急以外の受診を控えるなどで患者数の影響、特に小児科ではその影響がかなりあることを耳にしています。日本病院会など関係団体の調査によると、この4月から6月にかけて赤字になった全国の病院は6割を超えたといいます。このうち新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている病院の8割が赤字で、新型コロナウイルス感染症患者の治療に積極的な病院ほど苦境に陥っています。小樽市立病院もその典型ではないでしょうか。国の新型コロナウイルス感染症緊急包括事業による交付金もあるとは伺っていますが、感染症指定医療機関に指定されていることから新型コロナウイルス感染症患者用に病床を確保するため、病棟入院患者の受入れ制限による減収に加え、このたびのクラスター発生による新規入院患者等の受入れ自粛や外来患者の受診自粛による収益の悪化など、その実態について伺います。以上、1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

松田議員の御質問にお答えいたします。ただいま、新型コロナウイルス感染症対応支援策について御質問がありました。初めに、支援策第4弾までの検証についてですが、まず、飲食店事業継続支援事業の支援効果につきましては、北海道の緊急事態宣言や休業要請により年度末や年度初めの夜の会合が減少するなど、飲食店を中心に甚大な影響が出ていたことから、国の緊急経済対策が実行されるまでのタイムラグを埋めるため、早期に固定費である家賃を支援することとしたものであります。補助金を可能な限り早く支給し、飲食店からは売上げが減少するなか家賃に充当することができたとの声もあったことから、資金繰りの-29-一助になったものと考えております。次に、支給に当たっての売上げ減少要件につきましては、予算では賃貸物件の割合や家賃の把握ができない中、平成 28 年の経済センサスによる対象業種 781 件を基に、予算に不足を来さないよう件数を700 件、聞き取りを元に標準的な規模の家賃を 10 万円と設定し、金額は最大 7,000 万円と見込んだところであります。予算の未執行額については 40%以上の売上げ減少という要件も要因の一つとして考えられますが、実施結果では家賃区分が3万円以上7万円未満の割合が最も多かったことや、賃貸物件の割合が見込みより低かったことが大きな要因ではないかと考えております。次に、小売業等事業継続支援事業の申請件数につきましては、予算では対象者を全て把握できない中、平成 28 年の経済センサスによる対象業種約 3,000 件を基に、調査年からの事業所の減少や売上げ 30%以上の減少を要件としたことなどを踏まえ 2,000 件を対象と見込んだところであります。業種別の予算に対する申請率では、飲食サービス業は見込み数を越え、生活関連サービス業では約80%となりましたが、小売業においては約 50%の申請であったことから、生活必需品を購入する機会の多い小売業では売上げ要件の 30%減少に至らない事業者もあったものと推測しており、そうしたことが見込みを下回った要因の一つではないかと考えております。次に、宿泊業事業継続支援事業の申請件数につきましては、業種別に旅館・ホテル 26 件、簡易宿所67 件、民泊施設 15 件となっております。また、未申請の宿泊施設の分析につきましては、この事業は該当する全ての事業者に対してリーフレットの送付や未申請の事業者へ電話などにより周知や聞き取りに努めたところでありますが、結果として未申請の宿泊施設は 76 件ありました。その内訳は、予算算定時に重複して算定したものが4件、本市のほかの支援金を受領したものが5件、休廃業したものが 28 件、理由が不明なものが 39 件となっております。なお、休廃業したもののうち、旅館、ホテル及び簡易宿所の 18 件の理由については、新型コロナウイルス感染症の影響によるものではないと確認をいたしております。次に、公共交通事業者等支援金の受付状況につきましては、8月末時点で対象事業者 102 件中 82 件80.4%となっており、その内訳は法人事業者が 14 件中9件 64.3%、個人事業者が 88 件中 73 件 83%となっております。次に、離職者支援給付金の支給状況などにつきましては、8月末時点で申請 97 件、うち支給決定者数は 95 件となっております。支給決定者数の男女別の内訳は男性 43 名、女性 52 名、年代別の人数は 20歳代 12 名、30 歳代8名、40 歳代 23 名、50 歳代 24 名、60 歳代 19 名、70 歳代9名となっております。主な離職前の業種につきましては、飲食業と小売業で合わせて半分以上を占めております。また、新型コロナウイルス感染症に起因した生活保護の開始件数につきましては、本年3月から8月末までで 12 件となっております。次に、支援策第5弾の目的、効果についてですが、まず、保健所体制強化事業費の施設改修に要する期間につきましては5か月程度かかりますが、工事の内容としては非常用発電機改造工事、無線LANの構築、網戸の取付けなどであり、直接検査室に入る工事はありませんので、検査機能に支障はありません。次に、保育士と放課後児童クラブ支援員の慰労金額に違いがある理由につきましては、未就学児童が利用する保育所などは、特に低年齢の場合、子供のマスク着用は難しく、密集や密接といった集団感染リスクが高い状況にあり、一方、放課後児童クラブは小学校就学児童が対象で、マスク着用や密集・密接などの回避についても一定程度理解し対応が可能であることから、これらの預かる状況による違いを-30-考慮したものであり、慰労金額は国や他市町村の状況も参考にして決定したものであります。次に、昨年度中止した移住者ミーティングにつきましては 20 名で募集を予定しておりました。また、代替措置としてのリモート開催につきましては、リモート会議の環境が整っていなかったため検討しなかったものであります。次に、移住体験ツアーにつきましては、本事業はプロポーザル方式で受託者を決定することとしており、ツアーの内容は市内施設案内、就業体験、既に移住されている方との懇談などを想定しているほか、効果的なものを受託者から提案していただくことを考えております。また、ツアー参加希望者の募集は、移住を考えている方に効果的に情報が届くメディアの選定やその手法などを提案していただくほか、市のホームページへの掲載や東京の移住相談施設などへのリーフレットの配架などを予定しております。なお、実施時期は来年2月に2泊3日で移住希望者向け、移住起業希望者向け、それぞれ 10 名程度を予定しております。次に、テレワークモニターとして使用する移住体験施設につきましては、これまでも本市の移住施策に協力をいただいております「ちょっと暮らし施設」として登録をいただいているホテルやマンションを考えているところであります。次に、まるごと小樽プレミアム付商品券の額面や販売額につきましては、商品券事業は金融機関をはじめ多くの関係機関の協力をいただきながら実施をいたしますが、換金業務を委託する金融機関との調整の中で、商品券の額面を少額にして、発行枚数が増加する場合には、通常の窓口業務に支障を来すおそれがあるとの懸念をお聞きしたことから、消費喚起に必要な発行枚数やその額面、金融機関の窓口業務とのバランスを勘案し、商品券1枚当たりの額面を 1,000 円に、1冊当たりの販売額を1万円に設定したものであります。次に、商品券事業の地元応援に関する認識につきましては、購入対象者を市民に限定したことに加え、地元企業は市内に本社、本店がある店舗のみで利用できる地域応援券6枚と、市内共通券7枚を合わせ、1冊 13 枚全ての商品券を利用できることから、地元への支援を意識した内容としたものであります。次に、地域応援券と市内共通券の2種類の商品券の周知方法につきましては、商品券を色分けすることに加え、市民向けには広報おたる、新聞折り込みチラシなどによる周知や、店舗に掲示するステッカーについても商品券と統一した色分けを行う予定としております。また、商品券の取扱店に対しましても、公募の際の新聞折り込みチラシや説明会において、分かりやすい説明を心がけることで混乱を招かないよう、周知を図ってまいりたいと考えております。次に、今後の支援策についての要望についてですが、まず、新型コロナウイルス感染症による町内会館使用料への影響につきましては、会館を所有する町内会から、今後の会館運営や感染予防対策についての御相談がある中で、財政的な不安があるとの御意見も伺っている旨、担当から報告を受けております。また、先月 27 日に開催をいたしました地区連合町会長と市長と語るつどいにおける意見交換の中でも、会館使用料が激減し、毎月の光熱水費の支払いや感染防止対策のための費用の捻出にも大変御苦労されていることなど、直接御意見をお聞きしたところであります。私も地域の活動拠点である町内会館の重要性は十分認識をしておりますので、市として町内会に対する何らかの支援ができないか、総連合町会とも相談をしながら検討を進めているところであります。次に、今後、市として考えている追加支援策につきましては、感染症の拡大防止と市内経済を循環させることが大切だと考えておりますので、そのバランスに配慮をしながら、今後の取組を検討する必要-31-があるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)

ただいま松田議員から、新型コロナウイルス感染症対応支援策について御質問がありました。まず、病院経営の影響についてですが、小樽市立病院の収益の状況につきましては、4月~7月までの入院と外来の収益の合計で、患者数の減少から1か月間で約1億 5,500 万円、4か月間で約6億 2,000万円の減収の影響が出ていると試算しているところであります。8月分につきましては現在集計中でありますが、同月下旬に当院においてクラスターが発生したため医療を制限せざるを得ない状況にあることから、減収や影響はさらに大きくなることが見込まれます。このような状況から、当院といたしましても相当な危機感を持っているところであります。今後とも国の交付金事業などの動向について注視しながら、可能な限り、これらの支援制度を活用してまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月7日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる