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小樽市議会 令和2年第1回定例会 2020年2月27日

(1)公共施設再編計画(案)について/(2)地域型日本遺産申請について

2020年2月27日、小樽市議会の一般質問で、佐々木秩議員が「公共施設再編計画(案)について」「地域型日本遺産申請について」について質問し、市長 迫俊哉、財政部長 前田孝一、副市長 小山秀昭が答弁しました。

質問者
佐々木秩 議員
答弁者
市長 迫俊哉、財政部長 前田孝一、副市長 小山秀昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 佐々木秩

一般質問をします。一つ目は、公共施設再編計画(案)について伺います。再編素案をたたき台に市民との意見交換会でも議論された結果、今定例会に小樽市公共施設再編計画案が示されました。昨年、第3回定例会総務常任委員会で、私は素案に対して、縮小、削減ばかりで夢や希望が見えない。まずはこの計画案で夢を、言いかえれば再編の効果、市民生活の向上などを語らなければ、この案は実は市民にとって魅力プラスアルファがあるものなのだということをアピールしてほしいと要望しました。今計画案では、それらの点は生かされたでしょうか、まず伺います。同じく、以前に指摘したように人口が減少するからその規模に合わせて何でも施設機能を縮小するという消極的な考え方では、市民サービスの低下につながり市民の利用増は望めません。あくまでも施設の量は減らしても機能は維持向上することが最重要と考えます。昨年の総務常任委員会行政視察で新潟県長岡市役所を見せていただきました。新しい長岡市役所では、来庁者が総合案内窓口に来て座ると、そこに必要な職員がやってくる窓口ワンストップサービスが行われていました。本市のように現在も市役所機能が市街地に分散されており、再編計画では教育委員会が商業高校跡に移転となると、さらに遠距離となります。市民がそれらをさまざまな手続や相談のために行き来しなければならなくなります。そこで、市役所本庁窓口で全ての手続や相談のできるワンストップ化も視野に入れて再編計画を策定してほしいと考えますが、いかがですか。計画となるに当たって、結果として整備方針が定まるまで現施設を当面維持が7施設となっています。決断の先送り感が否めませんが、市民からの要望も多い施設であることから判断が難しく、痛みが伴うのも事実です。ただ、計画期間が 2021 年から 58 年の 38 年間となっていますから、これら当面維持施設も最終的にその期間内で整備、改修をすることになるはずです。そのときに多くの施設が先送りを続けた結果、後半にずれ込み集中してしまうことにならないか、もしくはそのまま放置され災害発生時などに重大な事故につながらないか心配です。国は、全国の自治体に今後 40 年の公共施設の改修日程を盛り込む長寿命化計画を 2020 年度中に定めるよう要請しています。よって本市でもこの再編計画をもとに長寿命化計画をつくることになりますが、当面維持する施設の整備時期や改修時期を載せないことに問題はないのですか。また、これら当面維持施設の結論もいつまでに出すといった期限を明らかにすべきではないですか。もし現段階でその判断時期について示せることがあればお聞かせください。この計画案には、どの施設を優先して整備、改修を進めるかについて言及しているのは、再編方針にある③安全性の確保において耐震基準を満たしていない建物を優先的に再編を進めるとあるだけです。本計画に優先度はあるのですか。46 ページの(2)施設別の全体像は、上から下に優先度順に並んでいるのですか、伺います。これまでの答弁では、この計画は人口減少対策ではないとのことでしたが、明らかに人口減少対策に大きく影響する大事業です。市長公約にもある子育て支援関連施設機能を最優先すべきです。そこからこの計画を見ると大変気になる点があります。その他の施設に分類されている手宮保育所、最上保育所が、あり方や整備方針が定まるまで現施設を当面維持とされています。両保育所とも施設設備が非常に劣悪な状況にあることや、手宮保育所は耐震診断も行われていないことは私たちの会派の中村誠吾議員がたびたび指摘しているとおりで、明らかに市長公約に矛盾した状況にあります。この再編-124-計画の中での優先度をつけるとすれば、最上位にあると私は考えますが、現段階での市長のお考えをお聞かせください。本計画案を今定例会での議論や市民意見をもとにさらに磨き上げ、市長の決断力をもって長寿命化計画に反映していくようお願いをします。2点目、地域型日本遺産申請について伺います。このたび念願の地域型日本遺産の申請を行ったと報告を受けました。まずは関係者の皆様、とりわけ市日本遺産推進協議会の皆様の御尽力に感謝いたします。限られた時間の中で必死の作業だったと聞き及んでいます。大変御苦労さまでした。その申請内容ですが、タイトルが「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽 民の力で創られ、よみがえった北の商都」。まさに小樽市の歴史や文化、人を端的に、かつ鮮やかにイメージさせるタイトルだと感じ入りました。心臓も幅広い見識と深い理解があってこその選択です。私も1月末に全国町並みゼミ川越大会に参加して、改めて小樽と小樽運河保存運動を支えた民の力が日本の市民運動の原点として全国からリスペクトされていることを感じ、今回の日本遺産申請のストーリーに自信を深めたところですし、市内でも経済団体や市民有志が日本遺産を後押しするシンポジウムを開催するなど機運が盛り上がってきています。ただ、2020 年度が最後のチャンスな上に、残り認定数が限られていることや、道内でほかにシリアル型での2件の強力なライバルが出てきたことで、既に二つの日本遺産が認定されている小樽市は、現実的にかなり厳しい状況というのが現状ではないでしょうか。そこで、認定に向けてもう一押しの意味合いを込めてお聞きします。まず、今回申請したタイトルとストーリー、その概略やこのストーリーを選択した理由、その意図について説明ください。ストーリー作成時、特に留意した点、特にアピールしたい点についても伺います。また、既に認定されている北前船寄港地・船主集落、炭鉄港との連携について解説もお願いします。このストーリーで認定された場合、さまざまな分野での好影響が予想されますが、特に経済観光面や市民のシビックプライド醸成の影響はどのように予想されますか。この申請内容は、今まで公にできなかったので市民にもきちんとした説明ができていません。今こそ市主催でシンポジウムを開催し、推進協議会の皆さんにアピールしていただいてはいかがですか。応援してくれた市民や御尽力いただいた協議会の皆さんへ、市としての感謝をあらわすことにもなります。日本遺産を通じた地域活性化計画の中には、重要伝統的建造物群保存地区、歴史まちづくり法なども制度利用について取り上げられています。全国町並みゼミ参加のまちの多くは、これらと日本遺産をセットで歴史遺産の保存活用を進めています。市としての制度活用ビジョンはどの程度見えてきているでしょうか、お示しください。危惧される点として、今回の地域型申請の構成文化財 37 件のうち既にシリアル型で認定されている北前船、炭鉄港の構成文化財5件が重複していることが不利になるのではとの指摘がありますが、どうですか。また、北前船、炭鉄港で認定されている他自治体に比べ、認定後の活用策が十分に機能していない、市民への浸透も進んでいないとの指摘がありますが、どうですか。具体的に認定後の事業実施状況を踏まえ御説明ください。市長は、結果はどうあれ歴史文化を生かしたまちづくりの機運を今後につなげると話されています。この申請書にある計画、さまざまな提案や各事業について日本遺産認定の可否にかかわらず今後の小樽-125-にとって有意義なもの、万が一認定に至らなくても、これらについて可能なものから実施していくべきと考えますが、どうですか。また、そのために、さきに述べた以外の国の制度、具体的には文化庁の各種助成金支援制度の活用も進めるべきです。期限の迫るものもあるので、認定の可否を待たずに早急に検討すべきですが、いかがですか。認定されることが目的でないことはこれまでも言われてきましたが、まずは認定されることを強く願うものです。市として認定の勝算はいかがですか。これまで述べてきたとおり、現実的にはかなりハードルは高いですが、申請内容は充実しており、市民として胸を張れるものとなっていますので、5月の発表を待ちたいと思います。以上、再質問を留保し、私の一般質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

佐々木議員の御質問にお答えいたします。初めに、公共施設再編計画案について御質問がありました。まず、計画案において再編計画の効果等についてのアピールをしたかにつきましては、計画案の第2章において、本計画は施設総量の削減を目指すものですが、単純に公共施設の廃止を進めるものではないことを記載し、施設利用者の皆さんにとっても施設の統合により、より良質なサービスが効率的に受けられることや、施設が複合化されることで多世代交流が可能になるといった魅力の創造も目指し、ハード面ばかりでなくソフト面の充実も図っていくことをお示しいたしました。また、第4章において、機能ごとに施設再編に期待される効果等もお示しし、市民の皆さんにとってのプラス面も御理解いただくよう工夫を行いながら計画案の策定を行ったところであります。次に、市役所本庁窓口でのワンストップ化につきましては、計画案では本庁舎別館の建てかえに際し、行政サービスのワンストップ化と市民の利便性の向上も視野に入れ、水道局庁舎や保健所庁舎を統合する案をお示ししたところであります。また、市民の皆さんが全ての手続や相談ができるワンストップ窓口を市本庁舎に設置することは、さらなる市民サービスの向上にもつながりますので、将来的に本庁舎建てかえの実施段階では、ワンストップ化は導入しなければならない機能と考えております。次に、当面維持する施設の長寿命化計画への記載につきましては、再編計画において、あり方や整備方針が定められていない施設は、これまでどおり現施設を継続使用していくことになることから、長寿命化計画には必要な維持補修等を行っていく内容が記載されることになりますので、国が要請している内容とそごは生じないものと考えております。次に、当面維持する施設の結論を示す期限につきましては、建設費が多額になることや建設場所の確保などの課題があることから、計画案の中では整備方針が定まるまで当面維持としたところであります。現段階でその判断時期についてお示しできる施設はありませんが、いずれも老朽化が進んでいる建物のため、できるだけ早い時期に整備方針を定めるよう努めてまいりたいと考えております。次に、再編計画における優先度につきましては、再編計画は将来に向けて整備、維持していくべき施設の方向性を定めることを目的にした計画でありますので、この計画案では優先度をお示ししておりません。-126-来年度策定予定の長寿命化計画において施設の老朽度や耐震性などのデータとあわせ財政負担の平準化を図ることなどを考慮して事業順序をお示ししていきたいと考えております。次に、再編計画案の施設別の全体像につきましては、この図は統合や複合といった再編内容をわかりやすく結びつけながら表記したものであり、優先度順を考慮したものではありません。次に、手宮保育所と最上保育所の整備の優先度につきましては、両保育所の老朽化は著しく子供の居場所としての環境や安全面から、整備実施の優先度は高いものと認識をしております。このため、今後の保育事業のほか、民間を含めた保育施設の配置や利用定員の動向を見据えながら、早期に両保育所のあり方や整備方針について定められるよう努めてまいりたいと考えております。次に、地域型日本遺産申請について御質問がありました。まず、タイトルとストーリーの概略や意図などにつきましては、明治以降、北日本随一の商都となった小樽を小林多喜二が随筆の中で北海道の心臓と例えた表現をタイトルに用い、昭和後期に一旦弱まった鼓動を民の力でよみがえらせたこと、そして、今後も歴史を生かすまち小樽として、新たな鼓動を生み出していくことを内容といたしました。また、このストーリーは、商都として栄えた面影が今なお現存する銀行街など、他に類を見ない近代建築群とまちなみを本市の重要な財産と位置づけ、今後もまちづくりに活用していくことで地域の活性化を図っていくことを意図したものであります。次に、ストーリー作成時に特に留意した点などにつきましては、ストーリー作成に当たっては単に文化財や歴史的経緯の説明にとどまることなく、起承転結を明確にし、目新しさのある物語となるよう意識したものであります。また、このたびの申請を通じ、他に類を見ない特徴的な近代建築群と町並みを、民の力で積極的に保存、活用することで、歴史を生かすまち小樽をアピールするものであります。次に、北前船寄港地・船主集落、炭鉄港との連携につきましては、これまで北前船交流拡大機構の北前船寄港地フォーラムや炭鉄港推進協議会の認定記念フォーラムの開催、加賀市との子供の交流事業などにより、人的ネットワークの拡大や情報交換を行ってまいりました。今後それらシリアル型で得られたネットワークを活用し、新潟市等での観光物産展開催、ストーリーや構成文化財による教育旅行誘致などを予定しており、それらの取り組みを通して本市の歴史的価値を高め、魅力発信につなげてまいりたいと考えております。次に、認定後の影響につきましては、経済・観光面では、日本遺産を活用した商品開発や日本遺産の構成文化財をめぐる観光コースの造成などの取り組みによって地域の活性化に結びつけたいと考えております。また、シビックプライドの醸成では、小樽観光大学校、おたる案内人のさらなる充実、拡大や、教育委員会ではふるさと教育の充実を図るため、小学校5年生、6年生を対象に小樽の歴史副読本を配布するなど、市民の皆さんが小樽の歴史や文化遺産の価値を学び、まちへの誇りと愛着が高まることで、今後も現代の民の力を活用したまちづくりが進むことを期待しているところであります。次に、市主催のシンポジウム開催につきましては、日本遺産の構成文化財を生かしたまちづくりは、今後の本市の活性化に向け重要であることから、これまで認定された日本遺産とあわせ開催に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。次に、伝統的建造物群保存地区制度などの活用につきましては、第7次小樽市総合計画において歴史的建造物を保全、活用するため、国の支援制度の活用を含めた取り組みの検討を掲げており、昨年8月に教育委員会とも連携し歴史を生かしたまちづくり庁内検討会議を立ち上げ、他都市の事例調査を行う-127-とともに、文化庁や北海道開発局へ相談するなど、制度活用に向けた検討を進めているところであります。次に、地域型申請の構成文化財につきましては、文化庁との事前相談においてストーリーの構成上、必要な構成文化財の重複は問題ないとのアドバイスをいただいておりますので、御指摘の心配はないものと考えております。次に、認定されたシリアル型の活用策と市民への浸透につきましては、北前船の取り組みとしては、小樽駅でのタペストリーの展示や市内でのパネル展、シンポジウム開催を通じて普及啓発を行ったほか、石狩市とともに北前船寄港地フォーラムを開催し、全国からの関係者と市民との交流に努めたところであり、今後は子供たちの交流事業を通じ、次世代への継承にも取り組んでまいりたいと考えております。また、炭鉄港の取り組みとしましては、認定記念フォーラムのほか、ガイド養成講座を開催したほか、今後はガイドマップの作成や教育旅行誘致などに取り組むこととしており、今後とも普及啓発や人的交流など、日本遺産を活用した取り組みを進め、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。次に、申請書にある提案や各事業につきましては、日本遺産認定の結果はこれからとなりますが、歴史や文化を生かしたまちづくりは重要でありますので、必要な取り組みは進めてまいりたいと考えております。なお、取り組みに当たっては、訪日外国人対応として活用可能な文化庁の文化財多言語解説整備事業など、地域活性化計画に搭載した事業を補完する国の制度の活用について検討してまいりたいと考えております。次に、認定のめどにつきましては、日本遺産の申請は最終年であり、大変狭き門と認識しておりますが、日本遺産推進協議会の議論などを通じて北海道の心臓をタイトルとするインパクトのあるストーリーができたと思っておりますので、関係者の皆さんとともに期待をしながら結果を待ちたいと考えております。(「議長、17 番」と呼ぶ者あり)

再質問 17番 佐々木秩

再質問をいたします。まず、公共施設再編計画案について、一つだけお聞かせください。残念ながら、当面維持施設がいつまでということについて期限が示されませんでした。整備方針が定まるまでというお答えでしたけれども、それで一つ確認しておきたいのですが、この整備方針というのはそもそもどういう内容なのか。それから、誰が、どうやってそれを決めるのか。また、この整備方針だけでも、いつまでということは言えないのかどうか、これについてお答えをお願いいたします。日本遺産について二つお聞きします。一つは、市民向けの報告会、シンポジウムを開催したいという御答弁をいただきました。このシンポジウムを開くことの意義というのは非常に大きいと思います。まだこの申請が通るか通らないか、認定になるかどうか、まず決まる前の段階できちんとやはりこういうことをやって、そしてその意義についてきちんとやることが市長のお考えのように、認定がどうであれ、これからのまちを活性化していくための大きな一歩になっていくと信じます。そのための、本当にこのシンポジウムがその一歩になると思うのですけれども、残念なことに、例えば認定の結果が出る5月までにこれを開こうと思うと、今、新型コロナウイルスの件が出てきておりまして、なかなかこれは日程的にも難しいのかと、せっかく言っていただいたのに申しわけない。ただ、意義はあ-128-ることですので、それにやはりかわる、できなかった場合です、できれば一番いいです、ぎりぎりでもできればいいと思いますが、それにかわる市民向けの周知やアピール方法についてぜひ検討も進めておいていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。もう一つ、いろいろな制度活用についても検討していただけるということで、特に文化庁の各種助成金支援制度その他についても考えていただけるということでございましたけれども、先ほど言った重伝建だとか歴まち法だとかというもののほかにも、さまざまな支援制度があるということがわかりました。こういうものを非常に生かして、全国で歴史、文化を生かしたまちづくりを進めているところは本当にいろいろな事業を行っているということがわかり、小樽市は残念ながら周回おくれの感じが否めないというふうに見させてもらっています。やはりそういうまちに追いつき追い越すためにも、日本遺産というこのチャンスを最大限活用して、活用できるものはあらゆる機会に生かしていくということで考えていっていただきたいのですけれども、そこで質問の本題です。これらの制度というのは、やはり全て同じように期限があるのです。年度ごとですし、その年度がいつまで続くかはわからない。最終年度にぎりぎり滑り込みというようなことではなくてスピード感を持って動くべきと、検討を急いでいただくということを思うのですか、その辺について御見解をください。

答弁 市長 迫俊哉

佐々木議員の再質問にお答えいたします。私から、日本遺産の関係についてお答えをさせていただきたいと思います。答弁させていただきましたけれども、シンポジウムの開催につきましては、今回の単独型の結論が出る前の4月までには何とか開催したいという思いはございましたが、今の情勢を考えますと現時点で何とも言えないというふうには考えております。いずれにいたしましても、御質問の中にもありましたが、市が日本遺産に取り組むという姿勢を示したことによって市民の皆さんのこの歴史的な建造物を生かしたといいますか、歴史や文化を生かしたまちづくりに対する機運というのが非常に高まってきていると思っておりますので、もちろんこれに変わる何らかのアピール方法というのは考えていきたいと思っておりますし、引き続きいろいろな形で市民の皆さんにアピールする方法というのは考えていきたいと思っております。それから、2点目は、これからのまちづくりに当たってのいろいろな制度活用についての御提言だったかと思います。先ほどの答弁の中にもありましたが、今、庁内横断的な組織として歴史を生かしたまちづくり庁内検討会議を立ち上げまして、いろいろなことを議論させておりますけれども、この会議の中でも他都市の事例調査を行うということもやっておりますので、どういった制度があるのかどうかというものをまずこういった中でしっかりと把握し、しっかりと、今質問の中にありましたけれども、やはり国の制度の中には期限のあるものも当然ありますので、できるだけ早目早目にそういった制度に着目し、可能な限りそういった制度を使えるように対応していきたいと思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 財政部長 前田孝一(財政部長は2020年2月まで)

私から、公共施設再編計画案についての再質問にお答えいたします。整備方針についての内容ということでございますが、建設場所の確保の問題、さらにはそれらを単独で進めるのか、統合化して進めるのか、こういった方針を今後改めて検討するということでございます。-129-また、誰がということでございますが、もちろん庁内の議論を十分に重ねた上で、最終的に市長が決定することになります。それと、整備方針を示す時期でございますが、この後に控えてございます長寿命化計画策定までにはなるべくお示ししたいとは思ってございますが、何分大きな施設でございますので、それまでになるべくお示しできるように努力をしていくということでお答えさせていただきます。(「議長、17 番」と呼ぶ者あり)

再々質問 17番 佐々木秩

再々質問をします。公共施設再編計画についてです。今、整備方針とはどんな内容かと聞いたら、場所と、それから単独か統合かということですということでしたが、本当にこの二つだけなのですか、整備方針というのは。それが一つ目。それから、いつまでにとお聞きしましたら、言えないのだけれども長寿命化計画の策定までには決めたいということでした。ということは、この整備方針は 2020 年度中に何とか決めますよというふうに捉えていいのでしょうか。

答弁 副市長 小山秀昭(副市長は2022年9月まで)

再々質問にお答えいたします。今、整備方針について、場所と、統合か単独かだけかという御質問ですが、少しつけ加えますと、今、当面維持としている施設につきましてはいずれも古いものでございますので、40 年の間にそのままというわけにはいかないと思いますので、長寿命化計画の中で、どのスパンでやるかは別にして、例えばそれを民間施設の中に取り組むだとか、新たな整備をするとか、そういう方向についてはこの1年の間で決めていきたい、そのように考えております。

出典:小樽市議会 令和2年第1回定例会 2020年2月27日 議事録 PDF(140ページ) 間違いを知らせる