みんなの議会

小樽市議会 令和2年第1回定例会 2020年2月26日

(1)旧緑小学校解体事業費について/(2)銭函駅前モニュメント等について/(3)ふれあい収集等について

2020年2月26日、小樽市議会の一般質問で、小池二郎議員が「旧緑小学校解体事業費について」「銭函駅前モニュメント等について」「ふれあい収集等について」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。

質問者
小池二郎 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 小池二郎

旧緑小学校解体事業費について。-98-先日、令和2年度当初予算案が示され、旧緑小学校解体事業費が盛り込まれました。この件について、私も以前の議会にて質問させていただきましたが、小樽市総合体育館周辺の駐車場が不足していることで市民や利用者がとても不便していること。また、都市計画においても旧緑小学校駐車場に変更することが過去に決まっているにもかかわらず解体されていませんでした。今回この事業費が計上されたことは、課題解決に向けて大きな前進だと思います。そこで、この件に関し付随する課題があると考えます。その課題についての取り組みや方向性はどのようにお考えなのか何点かお聞きいたします。まず、解体におけるおおよそのスケジュールをお示しください。来年度も総合体育館や周辺施設では全道大会や行事などが重なることが予想され、駐車場の確保は利用者にとって重要です。解体期間中において旧緑小学校の駐車場が使用できなくなることは、主催者や利用者に対してあらかじめ周知が必要と考えますが、その周知方法をお示しください。また、解体期間中の駐車場の確保はどのようにお考えなのかお示しください。旧緑小学校から総合体育館までの道は急斜面になっており、また、夜間は街灯も少なく安全な道とは言えません。道路整備や街灯の設置の必要性などについてはどのようにお考えなのかお答えください。また、この駐車場予定地は公園利用者だけではなく、総合体育館や周辺施設の方も利用することが予測されます。駐車場のことだけではなく、総合的に充実した環境整備を図っていただけるよう公園緑地課だけではなく、体育館の管理団体や教育委員会など、かかわる部署が集まり協議の場をつくるべきと考えますが、そのようなお考えはありますでしょうか、お答えください。次に、銭函駅前モニュメント等について質問いたします。前回の議会において、髙橋龍議員からもこの作品を含めた野外彫刻について質問がありましたが、この作品は美術館にも常設されている故一原有徳氏の作品です。銭函駅前のシンボルとして 35 年が経ち、土台の破損やサビなど劣化がひどくなっていることで地域住民が補修を求めています。しかしながら、補修費用や安全性の問題が課題となり、地域住民や寄贈されたこだま交通株式会社、また御遺族の方と話し合いをされていると思います。御存じかと思いますが、一原氏は北海道立近代美術館賞、北海道文化賞、地域文化功労賞の文部大臣表彰など多くの受賞歴のある国際的にも名高い著名人です。その方の作品が撤去されることは小樽市にとってマイナスにしかなりません。何より問題なのは、寄贈していただき、市の文化的な財産になっているのにもかかわらず、市が維持管理できていないことが問題ではないのでしょうか。この作品は、こだま交通が一原氏に制作を依頼し、市内の鉄工所によって創作され、1984 年に寄贈をされた文化的な財産です。前回の髙橋龍議員に対する答弁では、市長は彫刻等の清掃や点検の必要性に対して、「職員の意識が十分に行き届いていないためであると感じております。」と答弁されていますが、その後どのように職員に対し意識を高めてこられたのかお答えください。野外彫刻の維持管理は、それぞれの作品の所管部署で行い、企画政策室がデータを一元管理しているということと、また、点検は年2回触診を行っているものもあるが、ほとんどは目視によって不定期に確認している程度という答弁もありました。このような管理体制や点検方法では、寄贈された大切な市の文化的財産や野外彫刻は維持管理することができず、銭函駅前のモニュメントと同じようなことが今後も考えられます。野外彫刻の点検方法に関しても改善が必要と考えますが、どのように改善されるのか、お考えをお答えください。例えば野外彫刻専門の職員を置き、データベースをもとに点検を行い、点検記録や補修の有無などを含めたデータを作成し、そのデータを所管部署と共有することで維持管理向上につながると考えられます-99-が、そのようなお考えはあるのかお答えください。銭函駅前のモニュメントに関しては、土台が壊れ、傾いていることから、安全性を考え一時的に撤去する方向とお聞きしております。その際の保管場所はどのような場所で、どのように保管するのか想定されていますか。また、地域住民の方は補修に向けクラウドファンディングの活用を提案しています。以前アイアンホース号でも活用されていると思いますが、同じように大切な市の財産の補修に向け進めていただきたいと思いますが、方向性をお示しください。最後に、ふれあい収集等についてお聞きします。本市の少子高齢化が進む中、ふれあい収集の利用者も年々増加しています。人口減少も含め今後どのくらい利用者が増加すると想定されているのでしょうか。ある町会では、高齢化率が高くごみステーションにごみを持っていけない等の理由で、ふれあい収集を利用されている方がふえているそうです。今後、町会また各ごみステーションの利用率において、通常にごみステーションを利用される世帯より、ふれあい収集を利用されている世帯の割合が多くなるとなることも考えられます。戸別収集について調べてみると、都市部において戸別収集を導入する自治体がふえているそうです。戸別収集に変えてから収集費用は上がってしまうが、マナー違反が減り、分別もしっかりされるようになったそうです。また、町会でのごみ箱の維持管理費用もなくなり、カラス対策は不要になるなど、戸別収集に変えたメリットは多くあるそうです。何よりよかったことは、ごみの量が2割程度減量したということです。本市は山坂が多く平地が少ないことで、特に冬場の収集作業が困難ということもありますが、現在のステーション方式から戸別収集に変えた場合どのくらい費用が変わるのか、もし試算をしていればお示しください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

小池議員の御質問にお答えいたします。初めに、旧緑小学校解体事業費について御質問がありました。まず、解体のスケジュールにつきましては、本年5月に工事の入札を行い、仮契約を締結し、第2回定例会で工事契約の議決をいただいた後、7月ごろの工事着手を予定しております。解体工事には 12 カ月程度の期間を要することから、工事の完了は令和3年7月ごろになるものと考えております。次に、駐車場の利用休止に関する周知につきましては、現在旧緑小学校の駐車場は一般開放をしておらず、総合体育館等で大会やイベント等が行われる際、主催者からの申請に基づき限定的に開放しているものであります。このことから、教育委員会と連携し、これまでの使用実績のある団体等へ周知するとともに、広報おたるや市ホームページを通じ、公共交通機関の利用などを促してまいりたいと考えております。また、解体期間中の駐車場につきましては、小樽公園の周辺で確保することは難しいものと考えております。次に、旧緑小学校から総合体育館までの道路の整備等につきましては、歩行者の安全確保やバリアフリーの観点からも一定程度の整備が必要であると認識しており、具体的な整備内容については今後財源-100-の確保も含めて検討してまいりたいと考えております。次に、駐車場周辺の環境整備に向けた協議につきましては、関係部署との連携が必要であることから協議の場を設けたいと考えております。次に、銭函駅前モニュメント等について御質問がありました。まず、野外彫刻の管理に対する職員の意識につきましては、新年度から点検方法を見直し、これにあわせて意識の向上を図るよう準備を進めております。次に、野外彫刻に係る点検方法の改善と維持管理の向上につきましては、点検に際して専門の職員を置く考えはありませんが、所管部署において材質や劣化などを含めた調査を定期的に行うとともに、必要に応じて技術職員の視点も加えながらデータ管理するなど、維持管理の向上に向けて改善を図ってまいりたいと考えております。次に、銭函駅前のモニュメントの保管場所につきましては、銭函3丁目にある建設部所管の資材置き場で保管することとし、シートで養生をする予定としております。また、モニュメントの補修につきましては、現在地域住民など関係者の皆さんと協議しているところでありますが、技術的に補修が可能かどうかについては、一時撤去した段階でその状態を調査した上で判断することになります。補修が可能となった場合には、クラウドファンディングの活用についても検討してまいりたいと考えております。次に、ふれあい収集等について御質問がありました。まず、ふれあい収集利用者の今後の増加見込みにつきましては、平成 26 年度末の登録世帯数は 854件、令和元年 12 月末では 1,086 件となっており、5年間で 232 件の増となっております。今後も高齢化等により、ふれあい収集に対するニーズが高まるものと考えられることから、しばらくは増加傾向が続くものと想定しております。次に、ごみ収集をステーション方式から戸別収集へ変更した場合の費用の増加につきましては、本市では具体的な試算を行ったことはありませんが、札幌市においてステーション方式から戸別収集へ変更した場合の試算を行っており、これによりますと費用が3倍になるとの結果が出ております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

小池議員の御質問にお答えいたします。ただいま、旧緑小学校解体事業費について御質問がございました。総合体育館や桜ヶ丘球場等の体育施設で開催される大会の主催者などへの周知方法につきましては、工事スケジュールを把握した上で施設内への掲示やホームページ等で周知を図るほか、小樽スポーツ協会とも連携を図りながら、大会の主催者となる各競技団体等へは個別に連絡し、公共交通機関の利用を促すことや、教育委員会庁舎の駐車場などを御利用いただくよう案内してまいりたいと考えております。(「議長、3番」と呼ぶ者あり)

再質問 3番 小池二郎

再質問させていただきます。旧緑小学校解体の事業についてですが、おおよそのスケジュールについて御説明していただきました。令和3年7月くらいに完了予定だと思いますが、夏場は大会や行事がすごく重なっているので、できるだけ早目に完了をしていただきたいと、これは一つ要望です。あと、完了後すぐに駐車場が利用できるように先ほど今後環境整備について協議するという御答弁がありましたけれども、完成日までに周りの環境整-101-備をしていただけるのか、お答えいただければと思います。あと、銭函駅前のモニュメントについてですけれども、私の質問で、所管に1人野外彫刻専門の職員を置いたほうがいいと言ったのは、小樽公園と銭函駅前に同じ一原氏のモニュメントがあって、小樽公園については以前公園整備のときに修復されたのですが、銭函駅前では修復されていないということで、所管部署が違うとなかなか維持管理が難しいのではないかというのこともあって、先ほど提案させていただきました。所管部署で点検するといっても、所管部署によって点検方法が違うと問題だと思いますので、しっかりデータベースをもって点検していただきたいと思うのですが、その2点だけ再質問させていただきます。

答弁 市長 迫俊哉

小池議員の再質問にお答えいたします。旧緑小学校の解体工事の関係ですけれども、御答弁申し上げましたとおり、解体には1年程度かかりまして、来年7月ごろには何とかというお話でございましたが、駐車場整備がその後に入ってまいりますので、現実的に7月ごろに駐車場として供用開始するのは難しいというふうに考えており、もう少し先になるというふうに考えております。それからモニュメントの関係で、野外彫刻に関する点検の方法について再質問がございまして、所管部署が違いますと視点も違ってくるのではないかというお尋ねだったかと思います。基本的には、今後点検のあり方等についてどういった視点を持ってやっていくのかということについては、ある程度共通の視点を持った形で、それぞれの職場が対応できるような方法について考えていきたいというふうに思っております。

質問 20番 小貫元

きょう、川畑議員が新型コロナウイルスの対策について質問をしました。小・中学校への一律休校要請に対して、どうやって対応するのかと質問したのですけれども、その 30 分後に教育委員会が各小・中学校に休校の要請を行ったと。このことは私たち教育委員会から説明を受ける前に、2度目の休憩の際、保護者にメールが届いたことで初めてわかりました。ということは、1度目の休憩中に教育長か部長が決裁を行ったと思われるのですが、ならば1度目の休憩後に直ちにこの問題について説明すべきだと。単なる通常の議会ではなくて、今、市民の関心事として、どうやって感染が広がるのか、小樽はどうなのかというところを不安に思っている中で説明をしないというのはあり得ないと。議会がもう散会した後だったらわかるのですけれども、早急に対応するという市長答弁からも、本会議で市長もしくは教育長が議長に対し発言を求めることが正しい情報共有のあり方ではないかと思うのです。議長においては以上の点から、市長もしくは教育長に発言を促していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:小樽市議会 令和2年第1回定例会 2020年2月26日 議事録 PDF(114ページ) 間違いを知らせる