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小樽市議会 令和2年第1回定例会 2020年2月26日

議事録に件名の記載なし

2020年2月26日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が質問し、市長 迫俊哉、福祉部長 勝山貴之、医療保険部長 相庭孝昭が答弁しました。

質問者
川畑正美 議員
答弁者
市長 迫俊哉、福祉部長 勝山貴之、医療保険部長 相庭孝昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 21番 川畑正美

その他の項目で質問します。2月 25 日、鈴木北海道知事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止として、全道の学校に一律休校を要請する考えを表明しました。鈴木知事は、別途各市町村長に休校への協力を求める見通しと報道されています。本市では現時点で感染者は報告されておりませんが、市長は知事の協力依頼があった場合、どのような対応を検討しようとしているのでしょうか、具体的に示してください。また、もし現に休校の措置をとっている学校があるとすれば、それもあわせて示してください。以上、再質問を留保して、質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、新型コロナウイルスについて御質問がありました。小・中学校の休校要請につきましては、現時点で北海道知事からの正式な要請はありませんが、要請があったときには速やかに対応できるよう、教育委員会で具体的な準備を始めたとの報告を受けておりますので、連携して対応してまいります。また、休校の措置をとっている市内の小・中学校は、現時点ではありません。(「議長、21 番」と呼ぶ者あり)

再質問 21番 川畑正美

それでは、再質問をさせていただきます。まず、新型コロナウイルス対策についてでありますけれども、あちらこちらの市などで広がり始めています。新型肺炎で、せき、くしゃみ、鼻水、体のだるさなど、共通症状に不安と混乱現象が出ているわけです。マスクをせずにせきをしている人がいると地下鉄の乗客が非常通報したなど、過剰な反応があらわれているのが報道されました。乗客が亡くなったクルーズ船での後手後手の対応に、専門家などや海外か-65-ら厳しい批判や疑問の声も上がっているところです。今、最も大事なことは感染症の拡大と重症化を防ぐことだと思います。そのためには、まず政府が正確な、そして透明な情報提供をすることが必要だと思います。本市でも、市民に正確な情報を素早く伝えることが必要だと思いますけれども、それらについて対処を考えていただきたいと思います。これは、もし答弁できればですけれども、なければお願いとして申し上げます。消費税についてですけれども、2月 17 日に公表された昨年 10 月から 12 月の国内総生産、これは前期比で 1.6%減少となって実質 6.3%の大幅な減少となったと。そして、消費税の落ち込みも 2.9%と顕著な数字をあらわしているというふうに報道されていました。新型コロナウイルスの影響を受けることになれば、より厳しい状況が予測されるわけで、市内の経済と市民の生活の影響を考えると5%の減税は喫緊の課題だというふうに私は思うのです。市長は市民を代表して、何らかの方法でもって政府に強力に改めて伝えてもらいたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。それから、公共施設再編の問題ですけれども、産業会館にレピオの学習室を移すとなれば、市民が利用するためにもエレベーターとバリアフリー化は欠かせないと思います。先ほどの答弁の中で、エレベーター等の設置に関しては、可能性について検討したいということなわけですけれども、これは早急に、産業会館の改修のときに一緒にやるべきだというふうに思いますが、その辺を改めてお答えください。それから、新・市民プールの関係であります。新・市民プールの整備方針が定まるまでは、体育館の方向性も明確にならないというふうに再編計画案の中ではありました。ですから、新・市民プールに対する市長の整備方針を示すことが、まず必要ではないでしょうか。そのことについて前向きな姿勢を示していただきたいと思います。それから、特別職の期末手当についてですけれども、先ほどの市長の答弁をお聞きして、やはり市長は、支給割合の据え置きについて市の財政事情を考えて措置したのだろうというふうに私も受けとめました。そして、報酬等審議会に諮るということはしなかったのか、そういうことを検討しなかったのか、そのことを聞かせてください。それから、福祉灯油の関係です。実施する計画はないというふうに受けとめました。これ以前に、灯油価格の目安が 90 円というのは、もう全く考えられないのかどうなのか。現時点で 112 円を超えているわけですから、それでも検討しないのか。やはり高齢者だとか障害者、それからひとり親世帯に少し冷たい姿勢ではないのかと思いますので、もう一度検討することをお願いしたいと思っています。できれば答弁ください。国民健康保険の関係でありますけれども、私のほうで質問している第一に、まず 18 歳未満の子供がいる世帯を軽減すること自体を市長は否定するというか、それはしないというふうにしているわけですけれども、その考えを変えてもらいたいと思っているのです。もう一つは、やはり 18 歳未満の均等割軽減をする場合に、ほんの 2,100 万円あればできるわけです。それと保険料が高くなっている要因は、先ほど述べたとおりなわけですから、政府がやはり公費を1兆円ふやすまで、せめてその期間だけでも 18 歳未満の子供がいる世帯の1世帯1万円の軽減を実施するように検討してもらいたいのです。そのことについて、もう一度聞かせてください。それから、保育士の確保の問題ですけれども、先ほど保育士を個別に支援しないのかという点で、トータルで検討したというふうに答弁があったと思います。問題は、他市で保育士を確保するために今、支援策を具体的に進めている中で、札幌市のすぐ近郊なわけですから、やはり小樽市でも確保する、引き抜きということはあれですけれども、まず確保するという点では必要だというふうに私は思うのです。直接支-66-援策が必要ではないかと思って質問しているわけなので、どのような検討でもって外されたのか、もう一度説明願います。小学校6年生までの通院医療費を無料にしてほしいという要望がありました。金額について答弁がありましたけれども、今から準備していけば来年度実施に間に合うのではないかと思うのです。そうすることによって札幌市と同じような状況をつくれるわけですから、それをぜひ積極的に検討していただきたいと。まして中学校までの関係でいけば、3,600 万円あれば実現できるというふうに答弁されています。ですから、そういう意味で、やはり子育て支援に取り組むことによって小樽に住みたいと、そういう若い人が多くふえることが大事だと思うので、中学校までの医療費の実質無料化を実施していただきたいと、そのことが人口減少の歯どめをかける力になるのではないかと思うので、その辺についてお答えいただければと思います。それから、新幹線の関係です。私は塩谷に住んでいる関係もありますけれども、塩谷地域には現在、要対策土を積み上げている民有地があるわけです。それに市が、昨年9月に市有地の4万 8,000 平方メートルを候補地として提案しました。その上、今度は道道小樽環状線に、林道徳助沢連絡通線の入り口です、住民の家もあるわけで、この3カ所の要対策土受け入れ地の近くには川があるわけです。その川は全て塩谷川に続いていくわけです。それでも市長は、要対策土を入れるということを認めていくのか、改めて答えていただきたい。それから、2年間は鉄道・運輸機構が水質検査を行うけれども、その後は基本的には土地所有者が水質検査の責任を持つことになると、そういう答弁があったというふうに私は聞いておりました。市の所有地は、小樽市が責任を持って検査したとしても、民有地の所有者は水質検査を実施できないのではないかと心配しているのです。そのことの見解を聞かせてください。あと、先ほどの私の質問の中でも言いましたけれども、新幹線の建設を優先させるのか、それとも市民の安全・安心を優先させるのか、これが問われていると思うのです。ですから、それでも市長は新幹線推進を強行していくのか、そのことについて、もう一度聞かせてください。最後に、その他の項目で質問しましたけれども、先ほど調べたところ、北海道新聞の電子版にありました。その記事には、道教委は2月 26 日の北海道議会文教委員会で、児童・生徒や教職員に感染者が出たかどうかにかかわらず、道内の全公立小・中学校を 27 日から臨時休校とするよう各市町村に要請することを明らかにしたという報道がありました。道教委は 26 日、各市町村教育委員会に臨時休校を求める通知を送付するというふうに書いてあります。それについて、要するに休校となれば、通知が来てから考えるのでは少し遅いので、対応を早くしなければならないと思います。なぜなら、休校となれば働く保護者は休めるかどうかという問題が出てくるわけです。その保護者をどう守っていき、そして、子供たちの影響をどう考えていくべきかを、それらについても聞かせていただきたいと思います。(「新しい質問したらだめでしょ」と呼ぶ者あり)以上で再質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

川畑議員の再質問にお答えいたします。まず、新型コロナウイルスの関係ですけれども、御指摘のとおり感染の拡大、それから重症化を防ぐというのは最大の課題だというふうに思っております。市民への情報の提供につきましては、既にホームページなどを通じて行っておりますけれども、今後も適宜情報提供には努めていきたいというふうに考えているところでございます。それから、消費税の関係でも御質問がございましたけれども、消費税を5%へ減税すべきではないかということのお尋ねでございましたが、この問題については何回か御質問もこれまでいただいておりますけれども、私も一貫して同じ答弁をさせていただいているわけであります。あくまでも 10%への消費税の増税というのは、現役世代の負担をふやすことなく、この少子高齢化によってふえ続ける社会保障費、それから少子化対策の財源を確保することを目的としたものであるというふうに考えておりますので、消費税を減税することを求めていくという考え方はございません。それから、公共施設の再編計画との関係で、今回、産業会館を活用する案をお示しさせていただいているわけですけれども、特に2階部分を活用することに当たりましては当然バリアフリー化ですとか、エレベーターの設置については十分に考えていかなければなりませんので、物理的に解決できない問題がない限り、この問題についてはしっかりと対応していきたいというふうに思っているところでございます。それから、新・市民プールのお尋ねがございましたけれども、これにつきましては、これもいつもお話をさせていただいておりますが、この新・市民プールの建設に当たりましては、多額のやはり建設費、それから開設後の維持費がかかる施設でありますことから、この整備方針につきましては、引き続き検討させていただきたいというふうに思っております。それから、特別職の期末手当の関係でございますけれども、これにつきましては御答弁をさせていただいているとおり、市の財政状況を鑑み、こういった考えをお示ししたわけでありますが、こういった考え方に私としては変わりございませんので、報酬等審議会にもお諮りはしておりません。それから、保育士の処遇の関係と小学生の医療費無料化の問題などについてですけれども、今回の新年度予算の大きな柱として少子化対策を掲げているわけですが、新年度予算編成に当たりまして、前にもお話ししたかもしれませんけれども、教育、子育て、それから福祉、そういった子育てに関係ある職場で横断的な会議を編成させまして、今後どんな子育て支援策ができるかどうかというのを検討させました。その上で御指摘のありました保育士の処遇改善の予算要求も出されてまいりましたけれども、私としては今回、子育て世代包括支援センター、スクールカウンセラーの増員、それからこども医療費助成の拡大、こういったものを重点的に進めていきたいということで、今回見送らざるを得なかったわけであります。子育て支援策につきましては、一度に一気に進めていくのは大変難しいというふうに思っておりますが、保育士の処遇改善ですとか、小学生の医療費の無料化につきましても、今後着実に推進していけるように取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。それから、新幹線の発生土の問題につきましてでございますけれども、私どもといたしましては、新幹線を整備・促進をする立場から、発生土の処理につきましてはしっかり対応していかなければいけないというふうに考えておりますが、いずれにいたしましても地域住民の安全・安心を守るために鉄道・運輸機構にはしっかりと申し入れをしていきたいというふうに思っているところでございます。それから、2年間の水質調査の問題につきましても、ことしになりましてからも鉄道・運輸機構と協-68-議をさせていただきましたけれども、その中におきまして私からも、町会というのはまちづくりにおいて車の車輪のような関係で、地域の要望にはしっかりと向き合っていただきたいというお話をさせていただきました。そのときにあわせて申し上げましたのは、鉄道・運輸機構側では水質調査、モニタリングの2年間という原則論があるわけですけれども、私からは機構に対して、2年間の原則論ではなくてしっかりと市民の皆さんに御理解をいただけるような対応をとっていただきたいということで、改めて申し上げさせていただいたところでございます。それから、新幹線の推進に当たりましては、これも御答弁を申し上げましたとおり、我が国の高速交通体系を維持し、あるいはまた地域全体の活性化にもつながるということで市民の皆さんの安全・安心を守りながら、引き続き推進に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。それから、小・中学校の休校についてでありますけれども、この議会に入る前までは、まだ正式に文書をいただいておりませんが、やはり感染拡大のスピードを抑えていくということですとか、今後の地域全体での感染リスクを減らしていくということを考えますと、北海道からの要請に対してはしっかりとお応えしていかなければいけないというふうに思っております。詳細については、教育委員会なり関係機関としっかりと対応しながら臨んでいきたいというふうに考えているところでございます。

答弁 福祉部長 勝山貴之(福祉部長は2020年2月まで)

川畑議員の再質問にお答えいたします。私からは、福祉灯油についてお答えいたします。福祉灯油につきましては、先ほどもありましたけれども、市の福祉灯油の実施につきましては、灯油の価格ですとか、国や道からの財政支援の動きや時期、他市の動向、本市の財政状況、これらを総合的に判断して実施する、考えるということで今まで検討してまいりました。確かにことしも灯油価格は 90 円を超えて、少し高目にはなっておりますけれども、国や道からの相応の補助が得られない中で、市単独でこの事業を実施していくということは、かなり困難であるということで、これについては今後もこの考えは変わらないものとしております。あと、先ほど保育士の関係で直接、支援策について、どのような検討をしたかという御質問がございましたけれども、これにつきましても札幌市での取り組みというのがありましたので、それについて小樽でもどうなのかということで検討はいたしました。ただ、その段階ではまだ、それが本当に効果があるのかどうかもまだ見えないし、札幌と全く同じことをしてもだめなのだろうということもありましたので、これにつきましては、他都市での取り組みも出てきて、それも参考にさせていただきながら、今後どのような形で小樽市としてやっていくのがいいのかということを、子育て支援のトータルの中で考えていきたいというふうに思っているところでございます。

答弁 医療保険部長 相庭孝昭(医療保険部長は2020年2月まで)

川畑議員の再質問にお答えいたします。私からは、国民健康保険制度の 18 歳未満の均等割軽減についてということでお答えをさせていただきたいと思います。先ほど市長から答弁申し上げましたとおり、今、私が見ている限りでは、軽減措置については減免規定を使っているところがほとんどだというふうに理解しております。それで、減免規定は何かと申しますと、先ほど答弁いたしましたとおり、災害ですとか、非自発的な失業ですとか、事業を縮小した、そういったことに伴いまして負担力が低くなってしまったと、そういった個々の事情によって判断をして行うものだというふうに心得ております。-69-ですから、その制度の趣旨については、やはり減免で均等割を軽減していくのは、少し趣旨に合わないのではないかということで申し上げているところでございます。したがいまして、繰り返しになりますけれども、私ども全国市長会を通して、子供に係る均等割保険料を軽減する支援措置、これの創設についてこれまで要望しているところでございますし、これからもしっかりと要望してまいりたいというふうに考えているところでございますので御理解いただきたいと思います。(「議長、21 番」と呼ぶ者あり)

再々質問 21番 川畑正美

再々質問で2点ほど質問します。まず1点、福祉灯油の関係で今部長に答弁していただきましたけれども、今後福祉灯油については検討しないということなのですか。条件が変われば、また検討できるということなのか、その辺をはっきりしていただきたいということと、前に価格が 90 円を目安とあったのだけれども、今はもう 112 円くらいになっています。どの時点になれば検討できるのか、その辺もしわかれば答えてください。それからもう1点、市長に質問しますけれども、先ほど新幹線の残土の関係で、鉄道・運輸機構が2年を原則ではなくてというような話で申し入れているというのですけれども、これはそうしたら、永続的に機構が検査していくということなのですか、その辺を明確にしてください。

答弁 市長 迫俊哉

川畑議員の再々質問にお答えいたします。水質検査のお尋ねなのですけれども、マニュアルによりますと、水位ですとか水質がある程度一定となった状態で、これが2年以上確認できるということであれば、モニタリングを完了してもよいというマニュアルがあるわけです。ただ、地域住民の皆さんはそれ以降のことも心配されているわけですので、私からは2年というその原則論にこだわらず、地域の住民の皆さんの要望にしっかりとお応えをいただきたい、この原則論にこだわらないでもらいたいということでお話をさせていただいたところであります。ただ、機構からはまだ明確にはお答えをいただいておりませんけれども、これはまた別の機会にでもこの辺の確認はしていきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 勝山貴之(福祉部長は2020年2月まで)

川畑議員の再々質問にお答えいたします。福祉灯油の関係でございますけれども、以前は 90 円を目安に検討ということで、どうなのかということでございましたが、過去には 100 円を超えても実施をしないということもございました。これは国の補助がなかったですとか、そういういろいろな要件もあるのですけれども、現状においては、やはり市単独で実施するのはかなり難しいということがございます。急激に灯油が大幅に上がるというような形で、今とはかなり状況が変わるということになってきましたら検討するということは出てくるでしょうけれども、今のような状態が続く中では、実施についての検討というのはできないというふうに御理解いただきたいと思います。

出典:小樽市議会 令和2年第1回定例会 2020年2月26日 議事録 PDF(81ページ) 間違いを知らせる