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小樽市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

(1)公共施設再編素案について/(2)除排雪について

2019年12月10日、小樽市議会の一般質問で、小池二郎議員が「公共施設再編素案について」「除排雪について」について質問し、市長 迫俊哉、建設部長 西島圭二が答弁しました。

質問者
小池二郎 議員
答弁者
市長 迫俊哉、建設部長 西島圭二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 小池二郎

今年度、公共施設再編素案が示され、市内各地で開かれた市民意見交換会が行われましたが、市民からは説明が不十分という意見や、また、意見交換会自体の開催方法についても不満の声がありました。さらに、若い世代の参加が見受けられなかったことも大きな課題だと感じます。この会をもって本当に市民や利用者の声を十分に聞くことができたのでしょうか。また、統合による駐車場の確保や避難所に指定されている施設の建てかえ場所など、素案に足りない要素がありますが、どのようにお考えでしょうか。素案の中で、平成 29 年度は市民・利用者との意見交換を行い、「各施設の将来のあり方検討方針」をまとめたと示されておりますが、平成 29 年度の市民・利用者との意見交換会は今年度とは違い、施設利用者や利用団体が参加され、十分な意見があったということでしょうか。また、市民への意見交換会の周知はどのようにされたのでしょうか。素案の中で、総合体育館の第1体育室から第4体育室と勤労青少年ホームの体育室を一つの体育室に統合し、また、統合した体育室は3区間に分けて使用可能と示されています。現在体育室を利用している団体や教室が、3区間に分けて利用するとなると、極論ですが、バスケットボールの音が鳴り響く横で、剣道や空手が行われ、その横でダンスや体操の音楽が鳴り響きます。同時に利用することが本当に可能でしょうか。ことし4月に完成した札幌中央体育館「北ガスアリーナ札幌 46」は、アリーナとは別に、相撲、ボクシング、剣道、柔道、弓道、アーチェリー、ウエイトリフティング等が部屋ごとで分かれています。比較するのは種類ではなく、一つのスポーツが独立して利用できるかです。スポーツは精神統一やイメージトレーニングが必要なため、周囲の音はとても重要です。人口減少、財政難を理由に縮小や統合することに対し一定の理解を示しますが、それらを理由に体育室が一つとなり利用しにくくなる市民や、また、利用できなくなる団体が予想され、最悪の場合、団体の存続危機にもつながるのではないかと考えます。さらに、現在第4体育室1面全てを使っている団体も多数ある中で、区間分けすることをどのように想定し利用率を考えているのでしょうか。この体育室の統合に関して、市民や利用者から意見はありましたか。また、現在利用したくとも設備がないことで利用できない市民からの意見はあったでしょうか。環境をよくすることで総合体育館の利用者をふやし、子供たちや市民が生き生きとスポーツができる総合体育館をつくるべきだと考えます。市長はこの統合に対して、また、現状のスポーツ環境についてどのようにお考えですか。人口減少対策として主要なターゲットは子育て世代と理解されているのであれば、子供たちのスポーツ環境にも力-82-を入れるべきと考えますがお答えください。また、市長の示す選択と集中の中に、子育て世代や子供たちのスポーツ環境にかかわる重要な役割として総合体育館は当てはまらないのでしょうか。小樽市における総合体育館の役割と、今後どのような総合体育館を目指しているのかお答えください。次に、除排雪についてです。昨シーズンの除排雪について、過去 30 年平均に対し累積積雪深は平均の約 60%と雪の少ないシーズンでしたが、最終的な除雪費は予算に対し約 90%以上の費用がかかりました。累積積雪深が約 65%であった平成 27 年度と比べ、2億円以上も費用がかかったことになります。昨年の除雪費について、市はどのような見解なのかお示しください。きめ細やかな除雪のために費用が膨らむことは仕方ないことかもしれませんが、結果的にかかる費用は市民の皆様からの税金で支払われています。大切な税金の使い方として、きめ細やかな除排雪をできるだけ効率的にするべきと考えますが、市はその点についてどのようなお考えでしょうか。昨シーズン、市民から、毎年置き雪場としている空き地の雪が初めて排雪されたが、雪だけではなく地面の土や花まで掘られてしまい困っているという声や、雪が少ないのに地面が見えるまで道路除雪する必要があるのか、税金の無駄遣いではないのかなど、今までにない声を聞きました。除雪を待っている市民がいる一方で、このような過剰とも思われる除雪に対して、市はどのような対策があるのかお示しください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

小池議員の御質問にお答えいたします。初めに、公共施設再編素案について御質問がありました。まず、今回の市民意見交換会につきましては、10 月に市内7カ所で延べ8回実施し、延べ 141 人、1会場当たり約 18 人の方が参加しましたが、特に再編対象となった施設利用者の皆さんから、現地での建てかえや既存の施設の有効活用など、再編素案にはない新たな御意見もありました。また、再編素案の考え方について賛同の意見もあり、市民の皆さんや施設利用者の声を一定程度伺うことができたものと考えております。次に、統合による駐車場の確保などにつきましては、この再編素案は老朽化の著しい 39 施設の再編の方向性を示したものとして策定をしております。駐車場や避難所指定などは必要なことと認識しておりますので、それらを踏まえながら今後の再編計画は策定してまいります。次に、平成 29 年度の市民意見交換会につきましては、当該意見交換会では 28 年に策定した公共施設等総合管理計画の概要説明を行うとともに、各施設の将来のあり方について、その施設の利用者や利用団体と意見交換を行ったものであり、各施設の改善点や将来に向けての要望など、十分な意見があったものと考えております。次に、平成 29 年度の市民意見交換会の周知方法につきましては、各施設の所管部において、その施設の利用団体や利用者に案内を行い、あわせて施設内に開催案内を掲示するとともに、広報おたるや小樽市ホームページでの掲載、新聞報道依頼、また小樽まちづくりエントリー制度の名簿登録者に対して案内文書を送付し、それぞれ周知を行ったものであります。-83-次に、体育室の区分けなどにつきましては、再編素案は統合後の施設をイメージできるようにお示しをしたものでありますので、実際の設計段階では利用者の利便性などにもさまざまな配慮をすることとなります。次に、体育室などに係る意見につきまして、今回の意見交換会では体育室の統合や設備に関する御意見はありませんでした。次に、体育室の統合と現状のスポーツ環境につきましては、先ほども申しましたとおり、実際の設計段階では市民の皆さんの御意見をいただきながら、より使いやすい施設となるよう検討していく必要があるものと考えております。また、体育施設の多くは供用開始から年数が経過し老朽化が進んでいる現状にあることから、市民の皆さんが安全・安心にスポーツに親しむことができるよう、施設の整備や改修を行う必要があるものと認識をしております。次に、子供たちのスポーツ環境につきましては、子育て世代にとって関心の高い、また健康増進にも必要であると考えられることから、大切な視点であると捉えております。次に、総合体育館の役割などにつきましては、総合体育館は利用者数も多く、本市体育施設の中核を担う施設であるとともに、災害時の避難所として重要な役割を担う施設であることから、その整備に当たっては施設総量の削減という再編目的を踏まえながらも、市民の皆さんが安全・安心に利用できるよう多くの御意見をいただきながら、さまざまな競技に対応できる総合的な施設を目指してまいりたいと考えております。次に、除排雪について御質問がありました。まず、昨年度の除雪費につきましては、平成 27 年度と比較して人件費や機械損料、ロードヒーティング稼働に係る電気代等が高騰していることの外、バス路線や通学路などの主要路線について予防保全的な除排雪を実施したことから、約2億円増の 14 億 6,800 万円となったものであります。このことについては、適正な単価で積算し、適切な時期に作業を実施した結果であり、妥当な支出であったものと考えております。次に、効率的な除排雪につきましては、市といたしましては市民の皆さんの声に耳を傾け、納得していただける除排雪を目指しておりますが、一方では財源にも限りがありますので、市民の皆さんと協働の取り組みを行うなど、効率的、効果的な除排雪を進めていくことが重要であると考えております。次に、過剰な除排雪が行われているのではないかとの声につきましては、これまでも適切な排雪や舗装を損傷させない除雪作業について、受託業者に対し指導を行ってきたところでありますが、改めて受託業者へ指導を行ってまいりたいと考えております。(「議長、3番」と呼ぶ者あり)

再質問 3番 小池二郎

再質問をさせていただきます。まず、市民意見交換会についてですが、参加者は7会場で8回実施、延べ 141 人の参加があって、1会場当たり約 18 名ということだったのですけれども、私も新光と銭函のほうに参加させていただいたのですが、若い世代は一人も見受けられませんでした。この意見交換会の目的は、幅広い率直な意見をいただくことというのがきのうの市長の答弁の中であったので、その幅広い率直な意見を本当に聞けたのか、また、この 141 人の中で若い世代は何人いたのかというところで、幅広い意見を聞くことはできていないのかと思います。今後、意見交換会をまた開くかどうかというのも先ほど述べていましたけれども、開催しないのであ-84-れば、どのように若い世代の意見、多くの市民の意見を取り入れる、今後お考えなのでしょうか。あと、体育室の統合については、私もこの公共施設再編素案を見て、体育室が統合されるというふうに、これで決まっているのではないかというふうに感じまして、ほかの3素案から選ぶのではなくて、もう初めから運動機能としてその案が載っていることに対して、私は少し疑問を感じて質問させていただきました。そうではないという、市民の皆様の声を聞いて今後いろいろ変わっていくということではあると思いますが、ぜひ私も利用者として、体育室は今の第1から第4、利用率は 100%ではないですけれども、これが一つになり、また、勤労青少年ホームの体育室を使っている方も、もし使うのであれば、やはりこの体育室は一つでは絶対にいけないと思いますし、あと、避難所として指定されているのであれば、やはり部屋がたくさんあることで、その避難のときの女性の対応だったり、障害者の対応だったりもできると思いますので、そういった観点も含めて体育館の体育室の数も考えていただきたいと思いますが、できればお示しください。あと、その体育室の統合だけが書いてあったのですが、それに関して、再編素案が床面積の削減であれば、体育館全体としてロビーやホワイエ、更衣室やトイレなど、アリーナや体育室以外の施設内設備の床面積は当てはまらなかったのか示してください。あと、除排雪についてなのですけれども、いろいろと施策をしたことによって適正な価格だったというふうに御答弁あったと思います。昨年の予算に対して、積雪深だけで決まるわけではないと思いますが、人件費や燃料費とかも上がっていることも予想された上での予算ではなかったのか。また、積雪深も例年の平均の 10 割を予想した予算ではなかったのかというふうにお聞きしたくて。もしこれが、では10 割、平均的な雪が降っていれば、この予算では足りなかったということになると思うのですが、その点、どういう見解なのか示してください。

答弁 市長 迫俊哉

小池議員の再質問にお答えをいたします。意見交換会のことでいろいろ御指摘を受けましたけれども、昨日来御答弁申し上げておりますが、やはり若い世代の方が少なかったということは反省していかなければいけない問題だというふうに思っております。この再編計画そのものが、やはり後世に大きな負担を残さないという大きな命題がある中で、やはり若い方々に関心を持っていただく必要があるなというふうには思っておりますので、今後どんな形であれ意見交換会なり、意見を求める場合がある場合については、できるだけ若い方々から御意見をいただけるような工夫はしていきたいなというふうに思っております。それから、体育室の統合につきましては、本答弁でもお答えをさせていただきました。今、細かい数字などもお示しをいただきましたけれども、基本的には設計段階で皆さんの御意見をいただきながら、特に利用者の皆さんの御意見などもいただきながら、設計といいますか整備に当たっていきたいというふうに思っておりますが、この再編計画そのものはトータルコストの削減ですとか、床面積を縮減するということが大きなテーマではありますけれども、やはり利便性を損なうだとか、機能を損なうということはあってはならないというふうに思っておりますので、その辺を考えながらしっかり御意見を伺いながら前に進めさせていただきたいというふうに思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 西島圭二(建設部長は2021年3月まで)

小池議員の再質問にお答えをいたします。-85-私からは、除排雪についてお答えをさせていただきます。除排雪にかかる費用につきましては、単純に累積積雪深だけではないというのはもう御承知のとおりだと思うのですが、当然雪の降る時期それからシーズンを通した気温、そういったさまざまなものが除排雪には影響を及ぼしておりますので、単純な比較はなかなか難しいとは思うのですけれども、間違いなく人件費だとか燃料費、そういったものというのは高騰してきているということは言えると思います。予算の段階でもそういったものはある程度見込んでおりますけれども、それを超えることもあるかというふうに思っております。昨年度、例えば平均的な雪が降った場合に、では予算が足りなかったのかというお話ですが、これについては、もし平年並みに降った場合については予算が足りなかった可能性はあるというふうには感じております。(「議長、3番」と呼ぶ者あり)

再々質問 3番 小池二郎

再々質問いたします。今再質問したのは、意見交換会で今回若い世代の声を聞くことはできなかったので、今後この会を開かないのであればどうやって若い世代からの意見を取り入れるのかという、市民の意見を取り入れる考えはないのでしょうかというふうに質問したのですが、それに対して若い世代が来なかったのが課題だったというふうに御答弁されたので、若い世代の声を聞く考えは今あるのかという、そういった何か対策をするのかというのをお聞きしたかったので、それだけお答えください。(「答えてた」と呼ぶ者あり)(「議事進行だわ」と呼ぶ者あり)

答弁 市長 迫俊哉

私としてはお答えをさせていただいたつもりなのですけれども、繰り返しになるとは思いますが、この公共施設の再編計画そのものは、やはり後世に大きな負担を残してはいけないという観点でも考えていかなければならないということになりますと、幅広い意見もそうですけれども、とりわけやはり若い方々の御意見を伺っていく必要はあるというふうに思っております。具体的にはどういう方法があるかわかりませんけれども、意見交換会をどんな形かで開くのか、あるいは何らかの形で意見を求める機会があれば、なるべく若い方々の意見を拾えるような形で工夫はしてまいりたいということで考えておりますけれども、具体的には今後考えていきたいなというふうに思っているところでございます。

出典:小樽市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(98ページ) 間違いを知らせる