みんなの議会

小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月9日

最後にわかりやすい住居表示を求めて

2019年9月9日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆裕議員が「最後にわかりやすい住居表示を求めて」について質問し、市長 迫俊哉、福祉部長 勝山貴之、産業港湾部長 上石明、財政部長 前田孝一、生活環境部長 阿部一博が答弁しました。

質問者
酒井隆裕 議員
答弁者
市長 迫俊哉、福祉部長 勝山貴之、産業港湾部長 上石明、財政部長 前田孝一、生活環境部長 阿部一博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 酒井隆裕

最後にわかりやすい住居表示を求めて質問します。1962 年、住居表示に関する法律が施行され、以来、全国の自治体で住居表示が行われています。小樽市でも多くの地域で住居表示が行われていますが、どういった基準で住居表示が行われているのですか。問題は、同じ住居番号が存在している点です。同じ住居番号だと、郵便物や宅配便等が誤配達されてしまう、訪問者が困惑するなど、日常生活において不便が生じる場合があります。表札を出せばいいのですが、最近ではプライバシー保護の観点からか、戸建てでも表札を掲げない家が少なくありません。新光地域でも新築戸建て住宅がふえてきていますが、当初から同じ住居番号となる住居が存在しています。しかし、現状の基準のままでは解消することは困難です。もちろん行政の側から一方的に住居番号を変えることはできません。なぜなら土地・建物登記簿の所有者等の住所変更登記や、自動車の運転免許証、車検証、金融機関、電気、ガス、NHKなど、個人的な契約等に係る住所変更、勤務先、学校等への届け出など、手続を行わなければならず不利益が生じるからです。他の自治体では、同じ住居番号で困っている方を対象に枝番号を付与できる制度があります。イメージでは、私の住所で新光2丁目 10 番4号が仮に3軒あると考えると、そのうち、もともとある1軒は新光2丁目 10 番4号のまま、後にふえた2軒が枝番号を希望し、新光2丁目 10 番4-2号、新光2丁目 10番4-3号となるケースが想定されます。あくまでも建物所有者や建物所有者の同意を得た住民からの申請が必要ですが、こうした他自治体の制度をぜひ調査・研究していただきたいと思います。制度を実現する前提ですが、新築時に同番号発生の可能性がある場合には、できるだけ枝番号を御使用いただくようお願いする、こうしたことをあわせて調査・研究していただきたいと思います。市長の所感はいかがでしょうか。-38-令和元年3回定例会 本会議録先ほどは住居表示を実施している地域でしたが、今度は実施していない地域についてです。ポツンと家のあるところはともかく、ニュータウンでも住居表示が実施されていない地域があります。そこで、直近の住居表示の実施はいつどこが最後となっているのか伺います。住居表示の実施は住民にとってメリットの一方、先ほど述べたデメリットがあるため、行政が一方的に行うことは難しいものと考えます。しかし住民の総意でみずからのまちの名前をかえたい。わかりやすい住所にしたいとなれば、行政として応援できるのではないでしょうか。例えばベイビュー1丁目1番1号とか、おおむね5丁目までの原則を越えて、新光6丁目とか、夢のある話です。あくまでも住民や町会から要望があって初めて検討できることですが、土地の地番で住所を表示している地域の住居表示は実施は可能かどうか伺います。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、わかりやすい住居表示について御質問がありました。初めに、住居表示地域における同一の住居番号解消についてですが、まず、本市における住居表示の基準につきましては、昭和 40 年8月 11 日に小樽市住居表示整備事業実施基準を定め、これに基づき住居表示を実施してきました。その主な基準は、町の名称はできる限り従来の公称町名を生かすこと、丁目を採用する場合は、おおむね5丁目以内とすること、町の区域を道路や河川などによって区画し、一定の間隔で住居番号を付番する街区方式で実施すること、住居表示の方法は何丁目何番何号とすることなどであります。次に、枝番号のついた住居番号につきましては、同じ住居番号による不便さについては、市民の皆さんや事業者から多くはありませんが相談も寄せられており、枝番号を付与することも有効な解決策の一つとして考えられますが、枝番号のついた住居番号と、枝番号がつかない住居番号が混在することによるさまざまな影響も懸念されることから、先行自治体の制度などについて調査・研究してまいりたいと考えております。次に、土地の地番で住所を表示している地域の住居表示についてですが、まず直近で地番表示から住居表示へ実施した地域につきましては、実際に住んでいる方がいる地域では、平成8年 11 月 25 日に星野町の一部で実施したのが最後となっております。次に、住居表示への変更の可否につきましては、地域の自治会や町会等から要望があり、皆さんと意見交換し、地域住民の総意が得られた場合には住居表示の実施は可能であります。ただし、さきに述べた基準がありますので、原則に沿った形で要望に応じて検討することとなります。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再質問 8番 酒井隆裕

再質問を行います。まず、幼児教育・保育の無償化関連についてでありますが、公定価格の引き下げの問題です。これについて先ほどの市長の御答弁の中では、全体として引き下げになるのかどうか明言はできないのだというふうな形で明言を避けましたけれども、実際問題として、こうした副食費相当額の金額というものが引き下げとなって、実質的な引き下げとなることは、これははっきりしているのです。それ以外にも上がる部分があるとか、そういった面はともかくとして、私が聞いていたのは、こういった運営費の引き-39-令和元年3回定例会 本会議録下げというものがそのまま行われれば、その保育園内の運営に大きな影響あるのではないですかというふうに聞いているのです。実際にどうなるかという話を聞いているのではないのです。影響があるのかないのか、そこの点について小樽市としてどのように捉えられているのか改めてお伺いをいたします。それから、就学援助の対象となる世帯でも、こうした副食費徴収対象となり得る可能性があるということについて伺いました。先ほどの御答弁の中では、それぞれ基準が異なるので一概には言えないと、一概には言えないでしょう。ですけれども、実際にこの場合も、発生する可能性がある、なり得るということなのです。就学援助となるような方でも、こうした負担が発生する可能性がある。このことをどう考えているのか。しっかりこのことについてもお答えいただきたいと思います。それから、今回の副食費無償化に要する金額、これは民間も 4,500 円だと仮定した場合の金額でありますけれども、1,566 万円であります。この 1,566 万円は大きな金額であります。しかし、先ほど驚くべき答弁があったのです。これまでの国基準と、それから市の基準と、それの差額は一体どれだけになるのか。1億 2,469 万円です。市長、この 1 億 2,469 万円、私は全て来るとは思っていない。確かに国の制度ですから、いろいろと変えてくる可能性もあるかもしれない。だけれども、これを財源にしてこの副食費の無償化、今回は間に合わないにしても、新年度からぜひとも検討していただきたいと思います。いかがでしょうか。それから、入所待ち児童の問題、これについて市長は、急激にふえるとは想定していないと言っているのです。急激にふえるとは想定していないといっても、現在、前年と比べても多いのです。このままのペースで加えていくと、明らかに 100 人を超えてしまうようなペースになっているのです。待ったなしの問題なのです。ですから、こうした問題についてしっかりと対応していく必要があるのではないかなと。この保育所の待遇改善問題について、これまでと同じ答弁でありました。国に要請していく、それから他の自治体のできる例がないか検討してまいると。そんな時代はもう過ぎているのです。他の自治体でも同じようなことになっているのです。やはり争奪戦となっている。だからこそ小樽市としての優位性を持つために小樽市として何ができるのか、国に要請している場合ではないのです。国への要請は当然必要なのですけれども、小樽市として独自に何ができるのかということを考えていただきたい。今回のをきっかけにして、これを早急に行っていただきたいと思うのですけれども、改めて市長の考えをお伺いしたいと思います。それから、損害賠償についてであります。結局、今回の件についてできるだけ早急にやっていくことが必要だというふうに言っていたのですが、結果としてやれなかったということは、やはり私は、故障することは推定できた状況だと思うのですけれども、そうではないというふうなお考えでしょうか。もう1回伺います。それから、北防波堤の関連です。これについて、小樽市としては安定しているというような判断だということです。ということになりますと、報道で出されていたようなことというのは事実無根であると、補修の必要は全くないと。全くないというのは語弊があるかもしれませんけれども、少なくとも捨塊などが崩れる、そんなおそれはないのだと。はっきりこれは答えていただきたいと思います。それから、報道で出されていた、改修工事が中断しているのは小樽市の意向だということについて何も答えられていないのです。第3号ふ頭を先にという要望をしたからこそ、北防波堤が後回しにされているのではないのですか。そのようなことはないのですよね。安定しているからこそ、やられていないのですよね。しっかりそのことについても明言していただきたいと思います。それから、子どもの医療費助成についてであります。-40-令和元年3回定例会 本会議録市長は危機感を持っていると、私も危機感を持っています。これを機会に、優位性があった、これまでよく言っていたのが、入院医療費については札幌市のほうが進んでいるのだと言っていましたけれども、これも小樽市が追いつきましたから、小樽市のほうが優位な状況でありました。だけれども 2021年度には並んでしまうのです。私はこれが期限だというふうに思っています。それまでに、やはりあらゆる、いろいろな市民のニーズ、それから子育て世代のニーズなども踏まえながら、どういった形になるかはともかくとして、拡大していくということは、やはりどうしても必要だというふうに思っています。先ほど未就学児について、必要な額について出されました。1,400 万円ということであります。本当にこの未就学児というのは、子供は大きくなればなるほど病院にかかるというのは少なくなるのですけれども、本当に小さいうちというのは大変なのです。それを考えれば、小学生までの医療費の実質無料化、完全無料化、そしてせめて未就学児についての実質無料化、こういったことを考えていただきたいと思うのです。先ほど保育の無償化に伴って出てきた財源があります。私は、小樽市全体の子育て世代応援のためにトータルで考えていく必要があるというふうに思っています。新年度予算に向けてこうした新しく得ることとなった財源も含めて、市長としてトータルで考えていく、そういったお考えがあるかどうか改めてお伺いをいたします。それから、観光税についてです。私は、これは函館市の例を出して、除雪は道路維持であり、整備ではないではないので厳しいと思う、そうやって言っているのにもかかわらず、市長は整備だと言ったのです。これは総務省に確認して、除雪は整備だというふうな確認をしたのですか。整備になり得ると言ったのですね、市長の答弁では。私はなり得ないと思うのです。どこに確認をしてなったのですか、それとも市長の感覚でなり得るのではないかという思い込みでしょうか。それから、案内標示の問題です。これは法定目的税という形で宿泊税になるのか観光税になるのか、名称はともかくとして取る形になってしまったら、こういった国の補助制度、実際にもう税として取っているのだから、そちらのほうで整備してくれればいいですよということになって補助されなくなる。かえって逆にそんなおそれはないのですか、大丈夫なのですか。それから、素泊まり 1 万円を超える宿泊施設、これは調査してまいるという話なのですけれども、実際ほとんどないですよね。そうなると、ほとんど税として上がってこないことになってしまう。そうなると、金沢市のように全てから取ってしまう。やはり私は問題であるというふうに思っています。ほとんどこうした調査については行ってはいないと。これからだという話なのですけれども、いずれにしても、いろいろな問題が山積みでもあるにもかかわらず、やはり前のめりになってやっていくというのは、私は問題ではないのかなと。例えば、北海道がもし仮にやるとする形になったとしても、小樽市はやらないということで優位性を持つことができるのではないのですか。札幌市がやると言っても小樽市はやらない。これだけでも優位性はとれるのではないですか。それでもやはり前のめりになっていくということは、私は理解できない。そのことについては、改めてお伺いをいたします。北海道新幹線、並行在来線について伺います。これについて私が聞いたのは、経営分離されたとしても鉄路を残すという立場ですかというふうに聞いたのです。市長は、対策協議会の中で話し合われていくと、人ごとのようなのです。人ごとではだめなのです。市長として鉄路を残していくという立場なのか、それともほかの自治体の考え方にお任せす-41-令和元年3回定例会 本会議録るという考えなのですか。はっきりと、仮に経営分離されたとしても、鉄路を残していきたいという考えですということなのか、それとも、ほかの自治体のようにこだわらないという立場なのか、はっきりとお答えいただきたいと思います。それから、病院事業会計について一つだけお伺いをしたいと思うのですけれども、私もこの病院事業会計について、やはり応援したいのです、すごく。やはり自治体病院としての役割というものはどうしても大きい。でもその一方で、そうした資金不足が生じてしまうという、私はやむを得ないと思っているのです。ただ、そうは言っても、入院ですとか外来の収支が上がっているにもかかわらず、例えば材料費とか、そういったものの影響によってなかなか好転していかないという、やはりこういったところというのは、一生懸命こうやって病院が努力していてもなかなか難しいのかなというのがあるのです。今回の消費税などのこともあってどうなるのかという問題もありますし、そういったものも含めて、やはりこれ以上に頑張っていかなければならないということでもあると思うのですけれども、改めてこうしたプランを着実に進めていって、安定的な病院経営を行っていく、そのために何が必要なのかについてお伺いをしたいというふうに思います。それから、公共施設再編素案について伺います。各パターンの表現の仕方ですけれども、これが意図ではありませんというふうに言っているのですね。意図ではありませんと言っても、市民の観点から言えば、市民の要望を可能な限り実現するのが当たり前ですよ。これが一番にこなければならないです、普通でいけば。市民の要望を可能な限り実現するのです。その上で、財政的なものから考慮して減らしていったらこうなる、減らしていったらこうなる。最初の、イの一番に書いてくるのが、この実現可能でという、その言い方が私は気に入らないと言っているのです。(発言する者あり)そういう意図ではないと。だからまず、そうした市民の要望を第一にしていくということを大事にしていくことは、やはり必要ではないかと思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。それから、財源対策についてですけれども、話を聞いてなかなかよくわからなかったです。例えば、市の庁舎、近年いろいろなところで建てていますよね。そういったところでは、例えばいろいろな 2020年度までの事業債を使ったりとか、合併特例債を使っているところもあるでしょう。そういうところもあったりしますけれども、その場合になると、2020 年度までということですから、現実的ではないですね。そういったことを踏まえてのものだったのか。過疎対策事業債についても、一応額面どおりにいけば終わってしまうのですよね。終わってしまったら大変なことになるから、そんなことはないとは思うのだけれども。だから、そういったさまざまな財源なども、ある程度こうしたものが活用できるのではないかとかという見通しが立った上でのものだったのかということを改めてお伺いしたいと思います。新・市営室内水泳プールについて伺います。私が聞いたのは、プールを建設する最短のスケジュールはいつなのかと聞いたのです。仮につくるとなった場合、いつが最短なのですか、お答えください。それから最後に、わかりやすい住居表示をということです。枝番号の問題、これについては混在する場合、確かにそうだと思います。質問の中で言いました。私の住所、新光2丁目 10 番4号、これが三つあるとすれば、そのまま新光2丁目 10 番4号のままの家と、それから枝番号二つを希望したとすれば、2丁目 10 番4-2号、2丁目 10 番4-3号と、4-1号とならないのがまたみそなのでしょうけれども。そういった場合もあり得る、だからこそ混在の影響なども調査されていくことだと思うのです。ぜひ他の自治体を調査されて、検討・研究してまいるという話なので、ぜひ改めてこういった研究をしていただければなというふうに思っております。-42-令和元年3回定例会 本会議録それから、地番で住所を表示している地域の住居表示についてであります。一応、あくまでも原則として、町の名称はできる限り従来の公称、町名を生かすということですけれども、やはり住民からもしいろいろな話があるということであれば、原則を超えてやるということもあり得る話だと思うのです。もしこういった枝番号表示などということも将来やられる可能性があれば、こうした住居表示整備事業実施基準なども見直していく必要もあると思うのです。そのときにあわせて改めて考えていくということもあり得る話なのかと思いますけれども、その点について再質問をいたします。

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の再質問にお答えをさせていただきます。数が多かったものですから、私が答えられるものと答えられないものがありますけれども、まず私が答えられる範囲でお答えをさせていただきたいというふうに思っております。まずはガントリークレーンの損害賠償の御質問でございますが、設置後 15 年を経過しているということですとか、それからこの間、部品の故障などもあったりということで、できるだけ早急に延命対策を講じていかなければならないというふうに考えてはいたところでございますけれども、今回の故障がこのタイミングで起きるかどうかということについての、事前に予測することが困難ではなかったのかということでお答えをさせていただいたものでございます。それから、北防波堤の件でございますけれども、報道が事実無根だったのではないかというようなことをお尋ねになりましたが、そのことについては、私は承知はしておりませんけれども、私どもといたしまして、この北防波堤に関しては先ほども御答弁申し上げましたが、国からの説明を伺った範囲では、既に老朽化が著しい区間の、その部分については改良済みとなっているということと、それからさまざまな調査を通じて異常が見られない。このことで堤体は安定しているということで、あくまでも国から伺ったということでお答えをさせていただいたところでございます。そういった、北防波堤の状況も踏まえまして、小樽市では第3号ふ頭の整備を優先させて行わせていただいているというところでございます。それから、子どもの医療費のお尋ねがございましたが、一つ一つについてお答えはいたしませんけれども、私もこれは議員のお考えと同じでございまして、人口対策上、やはりほかの自治体と差がつくということについては大変な危機感を持っているところでございます。それからやはり人口対策上、私も同じですけれども、子育て世代を大切にしていかなければならないということで、今回、保育所の無料化の問題ですとか、医療費の助成の問題をお尋ねになりましたが、これはやはりトータルで考えていきたいなというふうに思っております。その中で、子育てに関する施策というのがさまざまありますけれども、優先順位をしっかりと分析なり、検証しながら、トータルで子育て世帯を支えるような施策は実施していきたいなというふうに思っているところでございます。それから、除雪が観光税の対象になり得るかどうかというお尋ねがございましたけれども、まだ観光税の種別、そういったものが決まってない中で、まだ調査はしておりません。あくまでも市長の考えはというお尋ねでございましたので、私といたしましては、函館市とは見解が異なりますけれども、観光地の除排雪を拡充する、このことについては受け入れ体制の整備につながるのではないかということで、これは私の見解でございますので、調査についてはこの後の議論の中で行っていきたい、このように思っているところでございます。-43-令和元年3回定例会 本会議録それから、観光税について、前のめりでやっていくのが問題ではないかという御質問でございますけれども、私どもといたしましては、国の成長戦略の中でこれからも多くの外国人観光客が日本、そしてこの小樽にも訪れるだろうということが想定される中で、訪日外国人客だけではありませんが、こういった多くの訪れる観光客の皆様の環境整備、先ほども御答弁申し上げましたけれども、観光地周辺の除排雪の拡充ですとか、それから多言語表記、それからもっと言いますと観光客に対する防災対応、こういったことも考えますと、新たな財源を確保しなければならない、その必要性というのは痛感しているわけでありまして、その一環として観光税について前向きに考えていきたいということで御答弁をさせていただきましたが、決して観光税ありきで前のめりになっている、そういう認識にはございません。それから、並行在来線の問題でございますけれども、鉄路を残すのか、市長の見解を問われたわけでありますが、私としては、他の自治体に任せるつもりもありませんけれども、やはり並行在来線を鉄路で残す、特に函館本線につきましては、道南いさりび鉄道などと違いまして、貨物線の賃料収入というのが入ってまいりません。道南いさりび鉄道でいいますと、収入の 90%が貨物量の賃料収入になっているわけですから、そういった部分。それから、先般、新聞報道にもありましたけれども、大変老朽化した橋、トンネルを抱えて、その維持、補修費に数十億円もかかるという中で、沿線自治体が財政負担をできるのかどうか、こういったことの議論もまだ十分ではありませんので、こういったこともしっかりと議論をさせていただきながら、鉄路なのか、バスなのか、どちらが我々にとって持続可能な地域公共交通の確保につながるのかどうか、これからしっかりと検討をさせていただきたい、このように思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 勝山貴之(福祉部長は2020年2月まで)

酒井議員の再質問にお答えいたします。私からは、保育所の無償化の関係で4点ほど質問があったかと思います。まず、公定価格の引き下げの部分ですけれども、先ほど酒井議員の質問の中で、たしか運営費の引き下げ、実質的になるのではないかということでございましたが、先ほどの市長の答弁でもございましたけれども、今回国から示されたのは、あくまでも公定価格の変更の単価の額しか示されておりません。中がどうなっているかは、詳細に示されておりませんので、詳細については判断ができないところではございますけれども、3歳以上の部分につきましては、基本単価部分は確かに引き下げられている部分は多くございます。また、逆に1歳児、2歳児、乳幼児、ここの部分については若干になりますけれども、引き上げとなっている部分がございます。それから、この部分では確かに施設によってはマイナス、またはプラスの影響があると思いますけれども、運営費自体がどうなるかということにつきましては加算部分が出てきますので、個々の施設によってどうなるかということもありますので、一概には全ての施設の運営費が引き下げられるということは明言できないだろうというふうに思っているところでございます。また、就学援助の関係ですけれども、就学援助の基準と副食費の部分の基準は少し異なっているということがございます。ですから、ボーダーラインにいる方、世帯については確かに対象になることが出てくるかもしれませんけれども、その世帯の収入がどのような収入になっているのか、収入構成なのかによっても違ってきますので、就学援助を受けられる方、この方からも副食費を負担してもらうということになるのかどうかということは、一概には申し上げられないということでございます。それから、無償化に関連して、市の独自で財源があるのでできないかということでございますが、確かに独自軽減の部分で、今回、約1億 2,000 万円軽減されるということにはなりますけれども、このほかに-44-令和元年3回定例会 本会議録無償化に伴いまして、いろいろな各種の給付分の増加分とかが出てきます。ですから、この部分だけをもって財源に余裕があるということではございませんので、先ほどもありましたけれども、食材料費については在宅で子育てする場合でも生じる費用であるということ。授業料が無償化されている義務教育においても実費相当の負担がなされているということですから、比較的所得の低い世帯などの免除対象を除いて保護者に御負担いただくべきものと考えておりますので、現時点においては軽減などについては考えてはおりません。それから、入所待ち児童の関係でございますけれども、入所待ち児童は確かに今のところ昨年度よりはふえております。これが無償化の影響かどうかというのはまだわかりませんけれども、実際に無償化になる方、3歳から5歳の方については、ほとんど幼稚園ですとか保育園を利用しているということですので、この部分については、無償化の影響はそれほどないのだろうと考えておりますが、保育所全体として、やはり保育士不足というのが出てきますので、先ほどの質問にもございましたように、保育所の運営に当たって保育士の確保ですとか、そのためにはどのようなことができるのか、これについては答弁の繰り返しになってしまいますけれども、他都市の取り組みなどを参考にして、小樽としてどういう取り組みがいいのかについては今後考えていきたいと思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 上石明(産業港湾部長は2020年2月まで)

酒井議員の再質問にお答えいたします。私からは観光税について、観光案内標識の補助金が今回この観光税を使うことによって使えなくなるのではないかというような御質問でしたけれども、あくまでも私どもで考えておりますのは、現在、補助のメニューを使っていましても、一定の一般財源の部分で負担をしておりますので、我々としましては、そこの部分ついて新たな税ができるのであれば、そういった一般財源で負担しているところに充当していこうというような考えを持っておりますので、その補助自体が使えなくなるかということに関しては、そういうことはないというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 財政部長 前田孝一(財政部長は2020年2月まで)

私からは、プールも含めまして公共施設再編素案について、3点ほど再質問がございましたので、私から答弁させていただきます。まず一つ目の、三つのパターンの表現の仕方ということでございますが、これは先ほど市長の答弁にもございましたが、今回の再編素案につきましては、行政サービスの実施に支障を来さない範囲で、施設総量の削減、本市の特性や市民ニーズの変化に対応、安全性の確保、この三つの再編方針をもとに策-45-令和元年3回定例会 本会議録定したものでございます。そういった中で、一番に来てございます施設の総量の削減ということもございましたので、三つのパターンの中では最初は素案1というふうにしましたが、決してこの素案1、2、3に優先度をつけて1、2、3にしたものではないということで御理解いただきたいと思います。それから、財源対策につきましてですが、これにつきましては、実際には令和2年度に策定いたします長寿命化計画の中で検討することになってございます。確かに本市にとって現在一番有利な起債と言われております過疎対策事業債については、存続についてようやく総務省でも検討が始まった状況でございますので、まだ先行きというのは見えていないところはございますが、起債につきましては、そのときそのときのさまざまな状況のもとで、いろいろな交付税措置がつく場合もございますので、そういったことを十分に見きわめた中で長寿命化計画を策定していきたいかと思います。それから、プールについてでございます。最短スケジュールということでございますが、先ほど申しましたとおり、一つは民間施設を活用と、もう一つについては新体育館との併用という案でお示ししてございます。そういったことからいきますと、新しい施設の建設というふうな点もございますので、これについても長寿命化計画の中でお示しできればというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 上石明(産業港湾部長は2020年2月まで)

申しわけございませんでした。先ほどの観光税について1件漏れていましたので、御答弁いたします。先ほど非課税の金額1万円以上だと、小樽にはそんなにないので、影響というか効果がないのではないかという御質問だったのですけれども、今いわゆる非課税、免税点という金額の設定につきましては、まだ設定をするかどうかも決めておりませんので、これから議論の中でそういう設定をするのか、設定する場合は金額を幾らにするのかというのはこれから決めていく形になりますので、その中で影響額等が見えてくるかというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 生活環境部長 阿部一博(生活環境部長は2020年12月まで)

酒井議員の再質問にお答えします。私からは、住居表示の関係で2点ほど御質問があったかと思いますので、お答えしたいと思います。まず、同じ地番の解消についてなのですが、これにつきましては議員からも御質問がありましたように、一律の導入というのは住所変更ですとか個人の負担がありますので、少し難しい部分はあるのかなと思います。あと、希望を聞いて、つけたい人だけつけるということについても、いわゆる希望をする人としない人がいる場合、同じ地区で枝番号がついたりつかなかったりということも出てくる可能性があるので、そういったことで枝番号がつく、つかないが混在する問題というのもいろいろあろうかと思います。また、議員から御提案がありましたように、新築時に枝番号をつけていくという方法もあるのではないかと。そういうのは一定程度可能なのかなとは思っています。ただ、いろいろな懸念、混在することになりますので、そういった懸念ですとか、また、住居表示をシステム管理というのですか、そういったことに使っている、例えば不動産事業者ですとか、電気、ガス、水道のライフライン系の事業者もいろいろな住居表示を使っていると思いますので、そういった事業者への影響も検証しながら、他都市の例を調べながら研究させていただきたいと思っています。それと地番の表示について、町名とかいろいろな住民の御要望があれば対応していただきたいという-46-令和元年3回定例会 本会議録ことで、例としまして、新光町ベイビュータウンとか、そういった形でどうかという御提案だったと思うのですが、それにつきましては、住民の総意が得られれば、私どもとしては原則にのっとった形にはなりますが、その部分も含めて検討していきたいというふうに思っております。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再々質問 8番 酒井隆裕

再々質問を行います。この保育の無償化関連の運営費の話です。私はどうなるかという話を聞いているわけではないのです。運営費が引き下げになったら、保育所の運営に打撃を与えませんかと聞いているのです。そうですよね、上がるものがある、下がるものがある、そんなことを聞いているわけではないのです。下がったら影響ありますよねということを聞いているのです。どうですかということを聞いているのです。改めて伺います。それから同様に、就学援助の対象となる方でもこの副食費の対象となる可能性があるということ、問題ではないですかと聞いているのです。それぞれ基準が異なりますと、そんなことを聞いているわけではないのです。可能性があることは問題ではないですかと聞いているのです。だから取らなければいいよという話なのです、おわかりですか。それから、給食の無償化について、福祉部長はやるつもりないと、すごい冷たいですよね。市長、これで本当にいいのですか、これ。今回は初めということで仕方ないにしても、10 月からにしたら間に合わないから仕方ないにしても、これからのことを考えて、先ほどトータルでというお話をされてきたのですから、こういったことも踏まえて、他都市の例なども踏まえて、この財源となる1億 2,069 万円、実はこれだけではないのですよ、ほかにも財源となり得るものがあるのです。例えば第3子以降の子供の保育の無料化、これで 850 万円分がまた財源に来るのですね。このようなものも使えるのですよ。そういったことをトータルで考えて、こうした給食費の実質無償化に使っていくですとか、また、子供の医療費の負担軽減に使っていくとか、これを今すぐ考えていく必要があるのではないか、新年度予算に向けて。その考え方というのを含めてないのですか。先ほど子供の医療費の関係については、市長はトータルで考えてという話をされた。トータルで考えてほしい。だけれども、こちらの保育の給食の無償化の問題については、福祉部長はやらないと言ったのです。違いますよね、トータルでこれも考えてくれますよね、今のところはやれないにしても。改めて伺いたいと思います。それから、保育士の待遇改善の問題です。これも人ごとなのですね。もう本当に今すぐ考えなければならない、それぐらい重要な問題だ。本当にそれだけの認識があるのかどうか伺います。それから、北防波堤の関連です。国からは安定していると、その部分は改良済みであると。ということは、今回の一部報道は全くの誤解であるということで改めて確認してよろしいですね、伺います。それから、並行在来線の問題です。私は鉄路を残す立場ですかと聞いたのですけれども、費用の部分とかがあるから、鉄路なのかバスなのか、これから検討してまいりたいと。順序が逆なのですよ。これでいってしまうと、鉄路を残していくという立場に立つのであれば、そのままでいくとさまざまな財源が必要になる、支援などもいろいろな形で必要となる。そういったことになるではないですか。少なくとも鉄路を残すという、そういったところをスタート地点にしていくべきだと思います。鉄路なのかバスなのか、これから検討していくという、そういった段階ではないと思います。私は、しっかりと小樽市として鉄路を残すという、そうい-47-令和元年3回定例会 本会議録った立場に立つべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。それから、公共施設再編素案の話です。先ほど来ずっと答弁に出てくるのは、長寿命化計画、長寿命化計画と言っているのですね。これは長寿命化計画が出なかったら、そうした施設がいつできるのかという見通しが立たないと。そういった理解でよろしいか。今までもずっと言われていたのですよ。この公共施設の再編云々のときに、いつになったらできるのだと、いや、それについては素案ができるまで、個別施設計画ができるまでだと。個別施設計画の素案が出てきました。では、今度は長寿命化計画ができるまでだ。いつまで延ばされるのですか。大体そういったことについて、結局いつまでも延ばされて、つくるとは言ったけれどもいつまでもつくらない、全然変わらなかったなという理解でよろしいのかどうか伺います。

答弁 市長 迫俊哉

酒井議員の再々質問にお答えをいたします。副食費の無償化のことで、若干答弁が食い違っているような御指摘でございますが、私が先ほど御答弁申し上げましたのは、やはり人口対策上、子育て世代に対するさまざまな支援といいますか、取り組みというのは大変重要だというふうに考えておりますので、医療費の助成の問題とあわせて、この副食費の問題についても、財政は厳しいですから、その中でどういったものを優先的に取りかかっていくのかということについては、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、トータルで考えさせていただければなというふうに思っております。それから、北防波堤の問題、その報道については、私はどういう形で取材されたのかわかりませんが、ですからそのことについては触れませんけれども、私としては国の見解として、十分にこれまでも調査をしてきている。それから、少し危険なところについてはもう整備が済んでいるということで、この北防波堤の提体は安定しているというふうに判断をさせていただいているというところでございます。それから、並行在来線の問題なのですけれども、やはり鉄路なのか、バスなのかということではなくて、どういった方法が持続可能に地域住民の足を確保できるのかどうかということが一番大事なことだというふうに思っております。先ほども言いましたように、残すとなると、沿線自治体の負担が相当大きくなるという問題はあります。また、バスにしても、これは酒井議員の御質問の中にもありますけれども、ドライバーを確保するのが難しい中で、市内路線を見ても減便ではないのか、そういった中で、バスで大丈夫なのかという御指摘もいただきまして、それはそのとおりだというふうに私どもも思っております。この在来線対策協議会、私も先日出席いたしましたけれども、事務局を担っている道としても、これまで以上に加速化して議論を進めていきたいというような御意向もありますので、そういった中で、私も沿線自治体の1人として、しっかりと議論に臨んでいきたいなというふうに思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 勝山貴之(福祉部長は2020年2月まで)

酒井議員の再々質問にお答えいたします。まず、運営費の部分ですけれども、引き下げになったら打撃を与えるかということです。確かに引き下げになるということは、打撃になっていくのだろうということでございます。あと、就学援助の部分ですけれども、可能性があることは問題ではないのかということでございますが、少し答弁の繰り返しになりますけれども、対象となるかどうかというのはわからないということも-48-令和元年3回定例会 本会議録ございますし、これが問題かどうかということはなかなか明言できないというところでございますので、少しこの部分についてはお答えがなかなかできないというところでございますが、確かにそういうボーダーの方がいらっしゃいますので、他都市にも同じような方がいると思いますので、今後、他都市についてどうなっていくのかということについては調べていきたいなと思っております。あと、保育士の待遇改善の部分ですが、今すぐにでもということもございますけれども、確かに保育士の待遇改善、確保については、やはり全国的に問題になっているということがございます。小樽市でも早急な取り組みをしていきたいということはありますけれども、なかなか今すぐいい方法がというのはなかなか見つからないという状況ではございますが、できるだけ早く対応ができるように、答弁の繰り返しになってしまいますけれども、他都市の取り組みも参考にしながら、小樽市としてどういう形のものができるのかということを検討していきたいというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 財政部長 前田孝一(財政部長は2020年2月まで)

私から公共施設の再編計画の関係での再々質問に答弁いたします。今回、再編素案についてという冊子をお配りした際に、5ページに一連のこの公共施設等総合管理計画の流れを説明してございます。今回策定いたしておりますのは、大きなくくりでは個別施設計画の策定でございます。その中の公共施設再編計画を今年度中に策定し、令和2年度で長寿命化計画を策定するというのが、これが個別施設計画の大きな流れでございます。そういった中で、今回お示ししてございますのは、老朽化等を勘案いたいまして選定いたしました、39 施設の再編についてをメーンに計画を立てるというふうなことでございますので、あくまでも実際の長寿命化計画そのものについては、来年度に市営住宅ですとか学校施設、こういったことも今、同時的に長寿命化計画の策定を進めてございますので、そういったものを踏まえながら、今後スケジュール等についてもあわせまして検討していくということで御理解いただきたいかと思います。

出典:小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月9日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる