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小樽市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日

第7次小樽市総合計画について

2018年12月11日、小樽市議会の一般質問で、松田優子議員が「第7次小樽市総合計画について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
松田優子 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 松田優子

平成 30 年第4回定例会に当たり、公明党を代表して質問させていただきます。よろしくお願いいたします。最初に、第7次小樽市総合計画について伺います。この総合計画は、これまでも市政全般についての指針となる最上位の計画として位置づけられており、平成 26 年4月から定めた小樽市自治基本条例の理念に基づき、市民、議会、市が一体となってまちづくりを進めることを求められていることから、その策定には議会も責任の一端を担っていますので、何点か質問させていただきます。まずは、次期の総合計画について伺う前に、平成 21 年度から始まり今年度末で終了する第6次総合計画に対する現在までの評価をお伺いいたします。平成 28 年 12 月に示された第7次総合計画策定の基本方針によれば、第6次との大きな違いは基本構想、基本計画、事業概要を示す実施計画の3層構造から、第7次は基本構想、基本計画の2層構造に再編するとのことですが、2層構造にする理由についてお示しください。また、まちづくりのテーマは、第6次総合計画では五つだったのに対し、第7次では子ども・子育て分野を新たに加え六つにしましたが、その理由について改めてお聞かせください。「市政運営の基本姿勢」の「持続可能な行財政運営の推進」に「行政評価を通じて「何を行ったか」よりも「どのような効果をもたらされたか」という成果を重視した市政運営の推進を図る」とありますが、これでは市民の皆様にはわかりづらいと思いますので、どのように成果を重視した市政運営の推進を図るのか、もう少し具体的に御説明願います。第7次の総合計画期間は明年からの 10 年間とされ、このように2年前から基本方針を打ち出し、準備が進められてきましたが、計画策定に当たって庁内の体制としては、市長及び市職員で構成する総合計画策定会議がありますが、迫市長は本年8月に市長に就任したので、5月に策定された基本構想原案のときには策定会議の構成員とはなっておりませんので、自身の意見が反映されていないように思いますが、これについて、市長はどのような見解をお持ちなのか伺います。基本構想原案は、半年ほどおくれて本年5月 14 日に有識者で構成する総合計画審議会に諮問し、9月21 日にその答申がありましたが、それによると全部で 74 件の意見があり、基本構想に修正を加えたもの、修正は加えないものの基本計画に反映を検討するものがありますが、どこにも反映されないものが10 件ほどありました。ともあれ、今後、審議会の答申を受けて基本計画を策定していくことになりますが、基本計画に反映を検討するというものが約 30 件ありましたが、その中には検討した結果、反映されないものも出てくるのではないかと思いますが、反映しないことについては、審議会にはどのような形で伝えることになるのでしょうか。基本構想を拝見すると、交通ネットワークという言葉が随所に出てきます。これが、第7次の総合計画の重要なキーワードの一つになっているように私は思いますが、この点についての市の認識を伺います。今、小樽市ではようやく地域公共交通網形成計画の実現に向け動き出しておりますが、計画策定の進捗状況についてもあわせてお伺いいたします。それにしても心配なのは、計画実施時期の問題です。当初の予定では、基本構想原案策定後、有識者で構成する小樽市総合計画審議会に諮問し、その答申を受け、本年6月開催の第2回定例会で議案として提出され、議決を経ることになっていましたが、それがおくれて今定例会に議案として提出されましたので、通常でも半年ほどおくれています。基本計画は、その答申を受け、さらに半年間くらいかけて検討して案を作成し、また総合計画審議会に諮問し、その答申を受けて計画を策定し、議会に報告することになっているようですが、この第7次小樽市総合計画が平成 31 年度からの実施となれば、間に合わないのではないかと懸念しますが、今後の策定スケジュールについてお伺いいたします。ともあれ、この総合計画策定に当たっては、自治基本条例のもと、市民の皆様の意識や意見を生かすために 18 歳以上の市内在住の皆様、また地区別として町会や自治会、経済界や建設などの団体、また東京や関西小樽会など市外在住の皆様、観光で小樽においでになった皆様など、さまざまな種別のアンケート調査、そして小樽市民会議 100 の皆さんのワークショップや、おたる子ども会議の皆さんの協議会など、今までにない多くの方の意見をいただいたと伺っています。自然と人が紡ぐ笑顔あふれる小樽を目指し、市民、議会、市一体となって、まちづくりに励んでいきたいと思います。決して計画倒れにならないことを願っています。以上で、第1項目めの質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

松田議員の御質問にお答えいたします。ただいま、第7次小樽市総合計画について御質問がありました。初めに、第6次総合計画との違いについてですが、まず、第6次総合計画に対する評価につきましては、基本計画に設定した成果指標においては、平成 28 年度に試行として実施した施策評価の時点で、全73 項目のうち目標値に達した指標が 24 項目、達していない指標が 47 項目、達成度を判定できない指標が2項目あったほか、成果指標の設定数や内容等が全般的に不足または改善を要することが見出されたことから課題があると考えております。一方、市民アンケートによる市政への満足度においては、19 年度と 28 年度を比べると項目が異なるため、単純比較はできないものの、わずかながら上昇傾向にあることから、厳しい財政状況の中で、一定程度の成果を上げているものと捉えております。次に、総合計画を2層構造にする理由につきましては、従来の3層構造における事業計画の事業は、現状では毎年度の予算編成や政策検討の場面などで具体的な検討を行っており、さらには個別計画も策定されているため、その役割が薄れてきている実態にあります。このことから、新たな総合計画はまちづくりの総合的な指針としての役割や施策の成果をはかる機能を重視しつつ、従来の実施計画が持っていた市政全般にわたって施策の内容を示す役割を基本計画に統合して2層に再編することで、市民によりわかりやすい計画になると判断したものであります。次に、まちづくりのテーマに子ども・子育て分野を加えた理由につきましては、この分野は最重要課題と位置づけた人口対策と関連が強く、市民アンケートの結果や市民会議の議論などからも高いニーズがあり、これまで以上に重要度が増したと考えられることから、関連施策をまとめて新たに一つのテーマとしたものであります。次に、成果を重視した市政運営の推進につきましては、今後策定する基本計画では第6次総合計画において、成果指標が不足していたことや内容が不十分であったという反省を踏まえ、施策の成果をより適切にはかることができる指標を設定するとともに、行政評価では、これを用いた点検を行い、成果を意識して事業を展開していこうと考えております。そのため、「市政運営の基本姿勢」では、従来、ともすれば行政の側の主観的な表現で施策を評価していたものから、できるだけ客観的、定量的な根拠をもとに成果を示すことができる市政運営を進めたいとの姿勢をあらわしたものであります。次に、基本構想原案に対する私の見解につきましては、御質問のとおり、私は策定会議の構成員として原案策定にかかわっておりませんが、就任後は策定会議の議長としてかかわり、原案に対する総合計画審議会からの答申やパブリックコメントによる市民の意見を尊重した上で、私も内容を精査し、納得して議案として提出させていただいたものであります。次に、基本計画の策定についてですが、まず審議会からいただいた答申の中で、基本構想に反映していないものにつきましては、今後、計画案を策定し、審議会に諮問する際に市の考え方を説明する予定であります。次に、交通ネットワークに対する認識につきましては、交通ネットワークは市民の生活や人、物の交流における重要な要素であり、人口減少が進行している中において、まちづくりを進めていく上では、議員御指摘のとおり、重要なキーワードであると認識しております。次に、現在の地域公共交通網形成計画策定の進捗状況につきましては、今年度は8月に第1回目の協議会を開催し、7月に実施した市民ニーズ調査や路線バスの利用実態調査結果の速報等を報告しております。第2回目は、12 月末に開催する予定であり、アンケート調査の分析結果等をもとに作成した路線別カルテ等を示し、問題点や課題の抽出、整理、対応方針や目標を協議してまいります。3回目以降は、その目標を達成するための施策や事業を協議し、年度内に計画素案を取りまとめる予定です。31 年度には、パブリックコメントを実施し、できるだけ早期に策定したいと考えております。次に、策定スケジュールにつきましては、現在基本計画の策定に着手したところでありますが、来年2月を目途にこの案を策定し、総合計画審議会の審議を経て8月を目途に策定を終え、第3回定例会での報告を予定しております。基本計画の策定は、平成 31 年度の途中となりますが、年度内には終えることになりますので、御理解をお願いいたします。

出典:小樽市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日 議事録 PDF(102ページ) 間違いを知らせる