みんなの議会

小樽市議会 平成30年第3回定例会 2018年10月3日

(1)住ノ江2丁目の排雪について/(2)港湾整備について/(3)道路政策について/(4)がけ条例の制定を求める

2018年10月3日、小樽市議会の一般質問で、小貫元議員が「住ノ江2丁目の排雪について」「港湾整備について」「道路政策について」「がけ条例の制定を求める」について質問し、市長 迫俊哉、建設部長 上石明が答弁しました。

質問者
小貫元 議員
答弁者
市長 迫俊哉、建設部長 上石明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 20番 小貫元

一般質問をします。初めに、住之江2丁目の排雪についてです。住之江2丁目には国道から山側にかけて4本の市道があります。それらの道路がことし3月に順次、排雪されました。海側から順番に排雪されていく様子を一番上の道路沿いに住んでいる住民は、今か今かと期待して待っていました。ところが、その期待を裏切るかのように一番上の道路は、排雪路線でありながら、市の排雪が入りませんでした。以前は、市の地域総合除雪による排雪が入っていましたが、どんな理由からか、ここ3年は排雪が入りませんでした。雪対策課に聞いたところ、ことし1月に貸出ダンプで雪を運んだ後、3月にも貸出ダンプで対応するから排雪に入らなかったということです。しかも、この前年の排雪では、空き家周辺の排雪がされずに市の担当者と住民が話し合う中で、ことしの排雪で気をつけると約束していた場所でした。排雪路線でありながら近隣の路線が排雪された後も市の排雪が入らなかった理由及びそのことに対する市長の見解を示してください。貸出ダンプの利用は、町会または団体となっています。後者の団体による申請の場合、路線の全世帯が団体に加入していなくても申請した路線の全てを対象にしていますが、ことし3月、この路線で申請された範囲に含まれていたにもかかわらず加入していない世帯の前の雪は残されたままと聞いています。このような貸出ダンプの利用についてどのように指導してきたのか、またこのようなことが起きていることについて市長はどう思いますか。お答えください。もちろん、この場所は民間業者と除排雪の契約を結んでいる世帯もありますので、全体として除雪されていますが、市道の雪を道路に積んでいる状況です。この場所のように下3本の道路が排雪に入っているのですから、同時期に全ての道路を排雪したほうが効率的だと考えます。今年度は、ほかの3本の道路排雪と連動して市の排雪として入れるべきだと思いますが、市長の決断を求めます。次に、港湾整備について質問します。市長は、港湾計画の改訂に意欲的な姿勢を示しています。小樽港のフェリー貨物を除く一般貨物量は、石狩湾新港管理組合が設立された 1978 年の 288 万 8,414 トンから昨年は 87 万 2,754 トンに大幅に減少しています。そのような中で小樽港と新潟港、舞鶴港を結ぶフェリー航路は日本海側の物流を支えています。新日本海フェリーは 1969 年に設立され小樽、舞鶴、敦賀を結びました。その後、敦賀航路が単独になり、新潟航路も就航しました。ところが 2003 年に敦賀航路が苫小牧港にシフトしてしまいました。それだけにとどまらず、日本海側の幾つかの港湾が苫小牧港との航路実現を目指しています。しかし、北海道全体で日本海側の物流が増加していないので小樽港の貨物が奪われていく懸念があります。他港が日本海側物流を競い合っている中で小樽港としてどのような手だてを打っていくのかが重要です。フェリー航路を確保し、貨物を拡大していくために市長はどのような手だてを打っていく考えか示してください。小樽港と石狩湾新港との関係についてです。1970 年5月 25 日、当時の町村知事が知事公館に稲垣市長や石狩町長らを招きました。同年6月2日小樽市議会の議員協議会が開かれ、その町村知事との打ち合わせ内容が報告され、稲垣市長は石狩湾新港は銭函副港の構想がときの推移により次第に変化し、これが拡大されたものと述べ、町村知事からの提案について、石狩町の地域を海岸線に沿っておよそ5キロメートル約 850 ヘクタールを小樽市に編入する、その地域にまたがって港湾を建設する、道も管理者として費用負担に応ずる、小樽港の整備を優先し共存共栄の補完港としての役割を果たさせるというものであると説明しました。市長は、小樽港の整備を優先するという約束が果たされてきたと考えていますか。お答えください。1972 年5月の広報おたるでは、これ以上増加する貨物については、どうしても小樽港の近接地に新たな港、つまり石狩湾新港の取り扱いに依存しなければならないわけで、今後の本道開発の進展状況に対応させるためにも石狩湾新港の建設が進められることになったのですと市民に説明しています。小樽港の補完港、これが石狩湾新港の出発点です。市長は、石狩湾新港建設時の小樽市の立場が小樽港の補完港であったとの認識をお持ちですか。また、現状ではどのような関係だと考えていますか。市長の認識を示してください。石狩湾新港との関係で言えば、小樽港との機能分担を図るなどといっていますが、北海道も石狩湾新港管理組合もそのようなつもりがないのではと疑問の声も聞かれます。日本共産党は、建設当時から機能分担がうまくいく見込みはゼロ、大企業奉仕の自民党政治が大企業の利益に反する機能分担をやるはずがないと本質を指摘してきました。当時、小樽港は工業港としてスタートしたはずの苫小牧港に商港機能を侵害されていたのです。機能分担が可能というのならば石狩湾新港や苫小牧港の管理者になっている北海道と開発主導権を握っている政府が責任を持つべきです。市長の見解を求めます。港湾計画改訂を急ぐ問題です。港湾計画が中断した理由は一つに長期構想に数値目標を入れること、二つに港湾の貨物の目標値をピーク時に設定すること、三つに物流、観光、安全・安心の3本柱から物流に一本化することを前市長が言い出し、これまでの議論を覆したことによります。市長はこの3点についてどうするおつもりですか。お答えください。国や北海道の言いなりでは小樽港は寂れるばかりです。石狩湾新港の港湾計画における外貿コンテナの目標値は、小樽港の貨物を奪うことを前提にやっています。そればかりか小樽港のフェリー航路に影響を及ぼす国内定期航路の実現も企てています。港湾計画改訂を急ぎ、石狩湾新港建設時に市民に説明してきた小樽港の整備優先の立場に立ち戻るべきです。お答えください。次に、道路政策について質問します。小樽市の市道は、1,552 路線 584 キロ 954 メートルになります。管理道路は、142 路線、17 キロ 271メートルです。道路として利用されている法定外公共物は 961 件に上ります。市道ならば交付税の算定要素になり道路整備の財源になりますが、管理道路を管理する原資はありません。財政課によれば、4メートル幅の道路の場合1キロメートル当たり基準財政需要額への参入は約 107 万円になると言います。仮に管理道路の全てをこの基準で試算しますと、今年度ベースの基準財政需要額では、約 1,845 万円の増額になります。しかも、既に市道認定されている道路で幅員が4メートル未満を含む路線は 102路線あります。このように、4メートル未満でも市道認定されており交付税も措置されています。管理道路として管理しなければいけないのですから、市道認定して交付税をもらったほうがいいのではないでしょうか。そのための検討を求めます。お答えください。交付税措置は延長だけではなく、面積も関係します。そのことから考えても幅員の狭い市道を計画的に広げていくことが財源確保の観点からも必要です。市道の拡幅計画をつくることを提案します。この提案に対する市長の見解を示してください。管理道路や無数にある法定外公共物をどのように解決していくのか、将来にわたって今のままにしておくつもりなのか市長はどのようにお考えかお聞かせください。次に、いわゆるがけ条例の制定を求めて質問します。北海道胆振東部地震による厚真町の山が崩れている映像は、衝撃をもって受けとめました。私は、2017年第1回定例会の代表質問で先ほどの狭隘道路に代表される2項道路の解決とがけ条例の制定を求めました。内容については省きますが、当時の森井市長の答弁にあるように、小樽市は建築主事を置く特定行政庁であり、小樽市建築基準法施行条例を制定して北海道とは別に建築確認事務を行っていることから、北海道建築基準法施行条例は適用されません。北海道でがけ条例を定めている特定行政庁は、北海道のほかに釧路市、帯広市、北見市、苫小牧市、室蘭市、江別市の6市で、定めていない特定行政庁は、札幌市、函館市、旭川市、小樽市です。近年、想定外の災害が日本列島を襲っています。災害が起きたときに想定外と言っても責任逃れでしかありません。がけ条例の制定について、今回の地震を受け検討すべきではないでしょうか。市長の見解を伺います。再質問を留保し、終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

小貫議員の御質問にお答えします。初めに、住ノ江2丁目の排雪について御質問がありました。まず、御指摘の道路の排雪につきましては、当該道路の排雪の水準が第3種路線となっており、その下側に位置する3本の路線は第2種路線となっております。当該道路は車両の通り抜けができず、主に付近住民が利用している路線であることから、下側の3路線と異なる水準の位置づけをしております。昨年度においては、道路パトロールを行いましたが、町会等で既に貸出ダンプ制度で排雪を実施しており、交通に支障がなかったこと、第3種路線で重要性が低かったことから、昨年度は作業を見合わせたものであります。次に、貸出ダンプの利用につきましては、当該箇所の昨年度の貸出ダンプ作業において、団体へ加入していない世帯の前に雪が残されていたかどうかの確認は行っておりませんが、一般的に、職員がパトロールを行い、雪が残されていたことにより交通に支障がある箇所を発見した場合は、申請者または積み込み業者などに事情を聞いた上で、適正に指導をしてまいります。本件における事案に関しましては、制度の趣旨である、冬期間における地域の交通を確保するという観点からいたしますと、支障となる雪の置き方をしているのであれば、好ましいものではないと考えております。次に、今年度における御指摘の道路につきましては、繰り返しとなりますが、当該道路は、排雪第3種路線となっておりますので、第2種路線であるほかの3本の道路を排雪する場合の対応とは異なることから、道路パトロールにて、当該道路の状況を確認した上で判断してまいりたいと考えております。次に、港湾整備について御質問がありました。まず、フェリー航路の確保及び貨物の拡大につきましては、小樽港のフェリー航路は御指摘のとおり、日本海側の主要航路として重要な役割を担っていると同時に、小樽港にとっても非常に重要な機能だと認識しております。これまでも、フェリーの運航会社の皆様と一緒に、関西、北関東、北陸方面の企業へ、本航路の利便性についてPRを行うとともに、小樽港の背後圏にある農産物等の利用拡大をターゲットとした道内関係企業へのポートセールスに取り組んでおります。昨年、新潟航路への新造船投入によって、利便性が向上された効果により、フェリー貨物、乗船客ともに増加傾向となっておりますが、さらに利用拡大につなげるよう、新潟航路のPRを進めるとともに、舞鶴航路も含め、官民一体となった荷主へのポートセールスを精力的に行い、フェリー航路の魅力についてPRしてまいりたいと考えております。次に、小樽港の整備を優先するとした町村知事の発言につきましては、石狩湾新港建設当時の北海道知事の発言が、その後、小樽港、石狩湾新港の建設過程の中で、どのように配慮されてきたかについては、検証することは難しいと考えていますが、両港の港湾整備は、それぞれ時代のニーズに合わせて、各管理者が進めてきたものであり、小樽港においても、石狩湾新港の整備が始まった昭和 40 年代後半からでも、中央ふ頭、勝納ふ頭、厩町岸壁、港町ふ頭などの整備を順次進め、機能の拡充、強化を図ってきたところであります。次に、石狩湾新港についての認識につきましては、石狩湾新港建設当時、新港の整備に当たっては、小樽港の補完的な役割を果たし、共存、共栄の港を目指す立場であったと認識しております。また、現状においては、平成 27 年7月に改訂した石狩湾新港港湾計画にありますように、石狩湾新港及び小樽港が、それぞれの特性を生かしつつ連携を図る関係であると認識しております。次に、機能分担に関する北海道、国の責任に対する私の見解につきましては、機能分担とは、近接港湾の整備が二重投資となり、過度な競争を避けるための方針であり、小樽港と石狩湾新港との間でも、石狩湾新港の整備過程の中で、一定の成果はあったものと考えております。この機能分担や、港湾の特徴を生かした港湾整備に関しては、平成 26 年度に北海道が策定した「北海道の港湾振興ビジョン」の中でも、各港湾がその地域特性に応じた振興を図ることができるよう、連絡、調整を行うとともに、今後の港湾振興に資する取り組みを検討すると記述されており、また、国の港湾に関する基本方針である「港湾の開発、利用及び保全並びに開発保全航路の開発に関する基本方針」の中では、近接する港湾の相互連携の視点として、それぞれの港湾において、その特性を踏まえた機能分担に応じて、計画的に施設を配置すると記述されております。機能分担は、これらの方針を踏まえつつ、港湾管理者が港湾計画の中で配慮するものでありますが、一方で、物流は民間会社の経済原理で動くものであり、機能分担の考え方で民間の活動をコントロールできないことも現実的にあるものと受けとめております。次に、港湾計画を中断する理由となった3点の取り扱いにつきましては、1点目の長期構想に数値目標を記載することについては、長期構想では、おおむね 20 年から 30 年先の長期的視野に立って、総合的な港湾空間の形成とそのあり方を構想ビジョンとしてまとめるもので、将来に向け掲げる目標やこれに沿った実現可能と見込まれるプロジェクトとして整理するのが一般的であり、策定過程の中で数値的な検討は必要と思いますが、本市の長期構想においても、取扱貨物量の目標値を設定することは考えておりません。2点目の、貨物量の目標値を小樽港の実績のピーク時に設定することについては、北海道全体の港湾貨物量が減少傾向にある中で、北海道内各港湾における定期航路や背後圏の工場立地に伴う原料や製品の取り扱いなど、それぞれの港湾に根づいた貨物が多くの割合を占めている状況にあって、小樽港の取扱貨物量の目標値をピーク時に設定することは現実的ではないと考えており、今後の港湾計画改訂作業において、小樽港の可能性を探った上で、目標値を定めたいと考えております。3点目の、長期構想における基本目標を三つから一つになったことについては、港湾計画は、国の基本方針に適合したものでなければならないとされていますが、この基本方針では、物流体系の構築のほか、国民の安全・安心の確保、活力のある美しい港湾空間の創造、クルーズ客船の受け入れ促進などに配慮するよう求められており、小樽港の特徴を考えても、物流、産業基盤の強化、観光交流基盤の強化、安全・安心基盤の強化から成る三つの基本目標を設定することは必要だと考えております。次に、港湾計画改訂を急ぎ、小樽港の整備優先の立場に戻るべきとのことにつきましては、小樽港の港湾計画の改定については、関係機関や港湾関係団体との協議の上、できるだけ早く作業を再開し、小樽港の特徴を生かした計画を策定してまいりたいと考えております。その上で、小樽港の整備につきましても、着実に進めてまいりたいと考えております。次に、道路政策について御質問がありました。まず、管理道路を市道認定することにつきましては、本市の管理道路は 142 路線あり、そのうち 131路線については転回広場がないなどの理由により、市道認定の基準を満たしておりません。仮に市道認定の基準を緩和して管理道路を市道に認定した場合、交付税の基準財政需要額として算定されるものの、このことにより発生する整備費用や今後の維持管理費の負担がふえることなどから、管理道路を必要に応じて市道認定することはあっても、その全てを市道認定することは難しいものと考えております。次に、市道の拡幅計画をつくることにつきましては、現在の市道を拡幅するためには、さらなる道路用地の確保が必要となり、土地の買収や既存家屋の補償が伴います。そのため、拡幅工事費のほかに用地買収費などの多額の費用が必要になるとともに、道路面積に比例して維持管理費用も増加することから、御指摘のあった拡幅計画の策定は、非常に困難なものと考えております。次に、管理道路や法定外公共物を将来どのように解決するのかにつきましては、市道認定の難しい管理道路についても、市民生活に密着した道路であることから、今後も適切な維持管理に努めていかなければならないと考えております。また、法定外公共物の道路は、市道認定基準を満たすものについては、将来的に市道認定を行い、そのほかについては、民間で所有することが適切と考えられる場合、売却などを行ってまいりたいと考えております。次に、がけ条例の制定を求めることについて御質問がありました。がけ条例の制定につきましては、本市では、多くの宅地が傾斜地にあるため、建築物の新築や建てかえをする際に制約を受けるなど、土地所有者や建築主などにさまざまな影響があると考えられ、慎重に判断する必要があります。そのため、他都市の状況などを踏まえながら、課題の抽出など、今後も引き続き研究してまいりたいと考えております。(「議長、20 番」と呼ぶ者あり)

再質問 20番 小貫元

再質問をいたします。一つ目に、まず、住ノ江2丁目の件ですけれども、3年間は入らなかったのですよね。その前は入っていたので、なぜこの3年間だけが入らなかったのかということが意味不明だったので、そこを説明していただくとともに、ここの道路は、住ノ江2丁目というのは、国道に出るには左折しかできないのです。奥沢方面に行くには、入船2丁目に抜けるしかないのです。そういう面では、あの一番上の道路というのが重要になるというところで、たとえ第3種路線であっても、1回ぐらいはきちんと市の責任で入るべきだというふうに思いますので、その辺を明確に答弁してください。(「うちの前も3種だけど入ったよ」と呼ぶ者あり)そういうことなのだけれども。それで、もう一つですが、小樽港の整備優先の話ですけれども、検証することが難しいという話をしていましたが、石狩湾新港には、1972 年から 2,390 億円つぎ込まれてきました。同じ期間、小樽港はどうだったかというと 916 億円、約4割なのです。明らかに小樽港の整備優先ということは果たされていないのですよね。だから、各管理者が進めてきたとかそういう話ではなくて、きちんとこの小樽港の整備優先の原則に立ち戻るべきだと。今の事実を見て、検証することが難しいということで、優先ではないと言えるかどうか、その辺はどうでしょうか。次に、機能分担の関係で、港湾振興ビジョンの話をしていましたけれども、これも北海道では3月に新しい指針をつくっているので、これは後で調べてみてほしいなと思います。四つ目に、港湾計画の改定の話ですが、前市長が言い出したことは、要は、もとに戻すという話だと思うのです。港湾計画の改定については、早く作業を進めるという話ですけれども、それであったならば、せめてこの本会議で、第4回定例会には関係する補正予算を提出したいとか、そういう言明をいただけないものなのかどうか、お願いいたします。(発言する者あり)次に、五つ目ですが、管理道路の話は、確かに、前段の私の文章からしてみたら、全てを直ちにという答弁になるのかと反省しているのですけれども、ただ、全部を一気にということを何も求めているわけではないので、どこの道路を取り上げたらわかりやすいかと思っていたのですが、一つ、狭くない道路でわかりやすい例を紹介いたします。築港のパチンコ店と、エナジーソリューションの間の道路、これは経済常任委員会でもやっていますけれども、ここは管理道路となっています、あれだけ広くても。しかし、土地の所有は、旧だか新だかわからないけれども、OBCのままです。道路用地だから固定資産税も入ってこない。――――――――――――――――――。過去に市が寄附を求めたのだけれども断られて、OBCから用地を無償で借り上げて管理道路にしていると。ですから、持ち主がOBCだけれども、除雪第1種路線で除雪も入るし、補修もすると。住宅地図で幅をはかったら、大体 18 メートル、登記簿上は 2,212 平方メートル、これだけあるところですが、これを全部、基準財政需要額に算入したとしたら、おおよそ 55 万円。建設課によると、この5年間で道路の穴埋めは 37 カ所。パッチングは 44 平方メートル、約 25 万円。これは別にかかっていると思いますけれども、それだけとってみれば約 25 万円。単年度平均5万円。こういう道路が実際にあるわけですから、まずしっかり調査をして、少しでも財源を確保すべきではないかと思うのですが、少し調べてみたいぐらいの答弁はいただけないものか、お願いいたします。次に、法定外公共物の話ですけれども、法定外公共物でも、実際に砂撒きもしていて、除雪も入っている路線もありますので、これは、まずそういうところは、段階的に管理道路にしていくという対応も必要ではないかと思いますが、それについてお答えください。最後に、がけ条例の関係ですけれども、影響があるということと、慎重に判断という話をしているのですが、ただ、やはりあの厚真町の状況を見ていると、今、早急にいろいろと考えていかなければいけないのではないかと。秋元議員は、がけ上の話をしていましたけれども、このがけ条例はがけ下の話ですが、結局、国土交通省のがけ地近接等危険住宅移転事業というのがありますけれども、これの対象となる場合も条例による規制が必要だと。いわゆる、がけ条例が必要だというふうになっているのです。建物が多数あるだとかそういう曖昧なことではなくて、まずせめて、対象となる建築物がどのぐらいあるのか、もしくは、新たな建築物についても、条例の規制がなくても、注意を促すことをしていきたいだとか、そのぐらいは対応が必要ではないかと思うのですけれども、それについてお答えください。(「議長、1番、議事進行について」と呼ぶ者あり)

質問 1番 秋元智憲

ただいまの小貫議員の質問の中で、個別の企業の――の話についてお話がありましたけれども、少し不適切ではないかというふうに思いますので、その辺は削除していただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。(「賛成」と呼ぶ者あり)

再質問 20番 小貫元

そのようにお願いします。

再質問 20番 小貫元

登記簿に載っている話をそこはしているので、そこは一切問題はないと思うのです。登記簿上の話をしているのであって。ただ、――については、――――――――――――ということは、―――――――――――ということではないとは思うので、そういう面では、そこは削除していただいてという話をしているのです。(発言する者あり)

答弁 市長 迫俊哉

小貫議員の再質問にお答えいたします。港湾の関係については、私から答弁をさせていただきたいと思います。質問の2番目にあったかと思いますけれども、小樽港の整備優先が実現されていたかどうかということで、これまで両港にかかった整備費用などについて御提示いただきましたが、私は、知事の発言がその後、建設の過程でどのように配慮されてきたかということは、やはり、先ほどの本答弁にもありましたけれども、それを検証することは難しいのではないかというふうに考えておりますし、この小樽港、石狩湾新港のそれぞれの港湾整備につきましては、時代のニーズに合わせて、それぞれの各港湾管理者が整備してきたものと認識しているところでございます。それから、3点目につきましては、御質問ではなかったと思いますが、北海道が3月に定めたビジョンについて確認しておくようにというようなお話だったかと思いますので、これについては、確認をさせていただきたいというふうに思っております。それから、小樽港港湾計画の改定につきまして、先ほどの答弁では、早期に、できるだけ早くに作業を再開させていただく旨の答弁をさせていただきました。当面どのぐらいの費用がかかって、第4回定例会で補正予算に計上するといいますか、予算があるかどうかわかりませんけれども、準備が整い、それにかかわる費用が年度内に発生するということであれば、当然、第4回定例会の補正予算にも計上させていただきたい、このように考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

小貫議員の再質問にお答えいたします。私からは、4点、答弁させていただきます。まず1点目は、住ノ江2丁目の排雪に関してですけれども、過去5年間につきましては、平成 25 年、26 年につきましては、地域総合除雪で、当該道路については排雪は入っているという状況になっております。先ほど市長からも答弁をさせていただきましたが、この一番上の道路につきましては、やはり車両の通り抜けができないという状況になっておりますので、それでここは第3種路線となっております。それで、今後につきましては、少し繰り返しになってしまうのですけれども、やはり個別の対応になってしまうのかというふうには考えているところであります。2点目、管理道路につきましては、今、小貫議員からもお話がありましたとおり、民間、小樽ベイシティ開発がお持ちになっている土地の中で、我々が、市が無償で貸与していただいているという状況になっております。そういったことで、相手もあることなので、この件につきましては、相手にもお話はしてみようかというふうには考えているところであります。三つ目、法定外公共物につきましては、基本的に、管理道路につきましても、先ほど答弁させていただきましたけれども、多くの市道認定できない管理道路がたくさんあるという状況の中で、あえて法定外公共物の道路についても、そこまで管理道路として位置づけるかという部分については、そういう道路等を使われているものもありますので、その状況に応じて判断する必要があるのかというふうには考えております。四つ目、がけ条例につきましては、確かに小貫議員がおっしゃったとおりに、やはり、昨今の地震等の部分につきましては、そういった取り組みも必要ではないかというふうには考えております。ただ、我々としましては、なかなか早急な判断をするのは難しい。それは、先ほど市長からの答弁の中でも、やはり小樽のこの地域性を考えますと、このがけ条例を設置しますと、本当に家を建てる土地がない形になることも想定できますので、そういうことを考えますと、相対的に市としてそういった条例を設置すべきかどうかにつきまして、やはり引き続き、調査・研究はしていく必要があるのではないかというふうに考えております。

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

申しわけございません。なぜこの3年間入らなかったのかという部分につきましては、貸出ダンプが入っているところは、基本的に地域総合除雪での排雪は入らないという形で取り組んでいたこともありましたので、ここにつきましては、この4路線のうち、貸出ダンプを行っているところが住ノ江7丁目線、国道沿いに一番近い道路が第2種路線で貸出ダンプ制度を利用しておりました。それで、28 年度は行っていまして、昨年度から第2種路線につきましては、貸出ダンプ制度は対象外にしましたので、これについては地域総合除雪で行っていると。そして、次の国道から2本目、3本目におきましては、ここは第2種路線だったのですけれども……(発言する者あり)はい。それで、ずっと貸出……(発言する者あり)

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

要は、やはり貸出ダンプ制度を利用しているところについては、地域総合除雪の排雪については入っていなかったという形になっているところであります。(発言する者あり)(「議長、20 番」と呼ぶ者あり)

再々質問 20番 小貫元

再々質問をいたします。まず、この住ノ江2丁目の件は、そこまで引っ張る予定はなかったのですけれども、一つ事実誤認があると思うのは、通り抜けできないと言っているのですが、あそこの除雪は、そのまま住ノ江の神社を上がっていって、入船2丁目の上通線をそのままずっと雪をかいていくのですよね。たしか、2人の元建設部長もいますけれども、そこはよくわかっているはずなので、だから、通り抜けできないというのは事実とは違うと思います。もう一つ、貸出ダンプのところは、市の総合除雪ではなくて、貸出ダンプを優先しているみたいな話がありましたけれども、私、以前に、松ヶ枝のいつも貸出ダンプでやっているところがあって、そしたら、貸出ダンプでやっているのだけれども、そこは先に市の排雪を入れますといって、貸出ダンプをキャンセルさせて、それはなぜですかと聞いたら、やはり市民の皆さんに負担させるわけにはいかないのでと、当時の課長は答えて、それで、市の排雪を入れますという形でやっていたので、私は、貸出ダンプを入れるから市の排雪を入れないのですという理由は、過去の経過からして違うのかというふうに思いますので、そこは明確にお答えください。それで、本来聞こうと思っていたことが、管理道路の話で、これは市道認定の基準というのは、あくまでも市が決める話ですよね。どう管理するかというのも市が決める話だと思うのです。だから、確かに現状の基準では、管理道路、転回できないから市道認定できませんという話はわかるのですけれども、その基準を決めるのも市だし、管理するのも市なのだから、それだったら金をもらっておいたほうがいいのではないのという、至って簡単な話なのです。だから、現状の基準で考えるから難しいという話になるのだと思います。そこを答弁願いたいと思います。あと、よくわからなかった答弁が、がけ条例との関係で、新たに建てる場所がないみたいな話をしていたのですが、今人口が減っている中で、そういう話ではなくて、やはり今度は人口が減って、人口増加の時代は、住む場所を確保するためにがけ下でも住宅を建てる、それはそうでしょうけれども、今、人口が減少している中で、今度はどうやって安全に暮らせるかというところを重点に置いたら、がけ下ではないと建てられないのだから、そこに建ててしまうではだめなのですよ。もしくは、ほかのがけ条例が定めているように、擁壁をきちんと築いて建てるというだけの話なので、土地がないというのは、これもまた事実と少し違うのではないかと思うので、再度答弁をお願いします。

答弁 市長 迫俊哉

それでは、小貫議員の再々質問にお答えさせていただきます。御質問があった住ノ江2丁目の道路に限らず、一般論で言わせていただきますけれども、貸出ダンプが入るから排雪ができないとか、あるいは、民間がやっているから排雪が必要ないのだという考え方につきましては、基本的には税の公平負担という、税の公平性という観点からどうなのかなという感じがいたします。この3年の間、どのような形で除排雪が行われてきたか、あるいは、その貸出ダンプ制度がどのように運用されてきたか。先日の御質問にも答弁させていただきましたけれども、改めて、私は初めてこの冬を迎えるわけですから、そういった点をまず検証させていただければなというふうに思っているところでございます。それから、がけ条例のお話でした。建設部長からいろいろと答弁がありましたけれども、がけ条例については、いろいろな先進的な取り組みをされている自治体などの状況も含めながら、今後いろいろ調べさせていただく旨は答弁させていただきましたが、小貫議員の再質問は、条例も検討していただきたいけれども、それとは別に、注意喚起はできるのではないのかというような御質問だったかと思います。それはそれで、どういったことができるかわかりませんが、やはり危険の発生のおそれがあるような、そういった事案については、条例制定はまた別といたしましても、注意喚起できるような状況であれば、それは注意喚起をしていく、行政としてしていく、その責務もあるのではないかなと。民地、土地の所有者もいるということは前提ですけれども、そういったことは行政の責任としてあるのではないかというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

管理道路につきましては、要は、要件が整ったものにつきましては、我々は計画的に順次、市道に認定はさせていただきたいと進めているところであります。ただ、先ほど小貫議員からありましたように、基準財政需要額の算入の話があるのですけれども、それは、あくまでも交付税算定上の部分であって、その経費が交付税として市に交付されるわけではないので、やはり我々としては、市道認定後の維持管理費等を考えますと、なかなか難しいのではないかというふうには考えているところであります。

出典:小樽市議会 平成30年第3回定例会 2018年10月3日 議事録 PDF(175ページ) 間違いを知らせる