小樽市議会 平成30年第3回定例会 2018年10月2日
(1)「オール小樽」について2 8月27日付朝日新聞の記事について/(2)小樽市人口減少問題研究会の結果報告について/(3)除排雪について
2018年10月2日、小樽市議会の一般質問で、石田博一議員が「「オール小樽」について2 8月27日付朝日新聞の記事について」「小樽市人口減少問題研究会の結果報告について」「除排雪について」について質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 石田博一 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 石田博一
質問の前に、このたびの大地震、そして、昨日来の台風におきまして、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。そして、一日も早い復興とお亡くなりになった方には御冥福を、そして、おけがをされた方には、一日も早い御回復をお祈り申し上げます。それでは、質問に入ります。最初に、「オール小樽」について質問をいたします。これまで、たびたび「オール小樽」という言葉が使われてきたと思いますが、私の解釈では、これは5者相乗りとイコールであると捉えております。これにより、大きなお金は主に箱物などに流れ、本来あるべき市民のための政策予算や教育予算がおろそかになっていた市民不在の市政が続き、それが人口減少に歯どめがかからなくなっていた一因ではないでしょうか。(「それはおかしいよ」と呼ぶ者あり)前市長は、御高齢者や子育て世代のための政策を一つ一つ実現してきました。(発言する者あり)その内容については、この場では控えますが、まさに市民本位、市民目線の政策に取り組んでいたと私は評価しております。(「今までやってきたはおかしいでしょう」と呼ぶ者あり)しかし、以前と同じ5者から推薦を受けた迫市長も、「オール小樽」を掲げていると私は認識しておりますが、これではまた昔に逆戻りするのではと不安を持つ市民も少なくありません。(「何言ってるんですか」と呼ぶ者あり)まさか数の力を武器に私が考える「オール小樽」の方々だけの意見で、この小樽のまちを仕切っていこうとしているのではないでしょうね。(「なりません」と呼ぶ者あり)迫市長が考える「オール小樽」とは、どのようなものなのかお答えください。(発言する者あり)また、御自分のパンフレットに「すべての市民に寄り添う市政」とありますが、私が考える「オール小樽」と矛盾していると感じます。どのような意図で、この言葉を掲げたのか、わかるように説明してください。続きまして、8月 27 日付、朝日新聞の記事について質問いたします。この中で、迫市長は、「かつての市役所の体質には問題があった」と訴えたとありますが、それはどのような問題だったのか、また、今もその体質が残っているのか、そうであればどのように改善していくのかお答えください。次に、小樽市人口減少問題研究会の結果報告についてお尋ねします。小樽商科大学の御協力のもと、本年7月に「小樽市における人口減少の要因分析及び有効な施策に関する研究の報告書」がまとめられました。人口減少問題は、小樽に限らず全国各地で抱えている最重要課題であります。報告書の冒頭で、「国立大学と自治体が本気で向かい合って人口減少という現代日本の大きな課題に取り組んだことはあまり前例がない」とした上で、「大学側が地方社会と向かい合い、自治体がエビデンスベースの政策を指向したからこそ可能になった共同である」と締めております。地域によってさまざまな要因があるわけですが、この小樽の場合、政策的対応に対する主要なターゲットは子育て世代とすべきであるという結論が出ました。子育て世代への政策としては、今、年度途中ですが、年度内での対応や新年度に向けて、この研究結果に基づいて、どのようなことを考えているのか具体的にお答えください。最後に除排雪についてお尋ねします。平成 29 年度の除排雪において、かなりのおくれが発生いたしました。特に、第2、第6ステーションは 10 日以上もおくれていたと思われますが、その要因は何だったのかお答えください。(「前市長でしょ」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)それと、平成 30 年度の地域総合除雪のJVの編成に当たり、代表者要件がまた厳しくなりましたが、その理由をお答えください。以上、再質問を留保して私の質問を終わります。(発言する者あり)(「緩くしてしまったのを戻しただけなんです」と呼ぶ者あり)
答弁 市長 迫俊哉
石田議員の御質問にお答えいたします。初めに、「オール小樽」について御質問がありました。まず、私が考える「オール小樽」につきましては、市民の皆様を初め、議会や経済界、まちづくり団体などとコミュニケーションをしっかりとって、知恵を出し合い、ともに力を合わせて課題に立ち向かっていく姿をあらわすものであります。次に、「すべての市民に寄り添う市政」の意図につきましては、私の政治姿勢の一つである、対話、これを重視し、市民の皆様との対話や議論を重ね、まちづくりをともに考え、進めるとともに、市民の皆様にとってわかりやすく納得いただけるまちづくりを進めていくという私の政治姿勢をあらわしたものであります。次に、8月 27 日付、朝日新聞の記事について御質問がありました。市役所の体質につきましては、これまで市民の皆様の声を聞いてきた中で、市民感覚をもっと持つべきであると感じ取ってきたことから、職員にもっと積極的に生活、福祉、経済などの現場に入って関係者の皆様と対話をし、市民ニーズをしっかり捉えるよう意識改革を促すとともに、庁内での議論と連携を促進して組織全体としての課題解決力を高め、市民本位のまちづくりにつなげていく考えであります。次に、小樽市人口減少問題研究会の結果報告について御質問がありました。子育て世代への政策につきましては、このたびの研究から、子育てインフラの整備、子育てに係る人的ネットワークの構築、学校教育のレベルの向上が、子育て環境の市民満足度を高めるとの結果が得られたため、まずは子育てに係る人的ネットワークの構築の観点から、子育て世代包括支援センターの早期の開設に向け、課題の整理を進めるほか、他の施策についても庁内横断的に検討を進めてまいります。これらの検討結果を踏まえ、市民の皆様からの御意見も伺いながら、順次、事業化を進めてまいりたいと考えております。次に、除排雪について御質問がありました。まず、第2、第6ステーションの排雪作業のおくれの要因につきましては、市による排雪箇所の決定に時間を要したことから、作業時に配置する交通誘導員、運搬用ダンプの手配などを計画的に行うことができなかったことによるものと考えております。また、雪処理場までの排雪運搬ルートの排雪作業を優先しなければならないにもかかわらず、ルートとなる幹線道路の排雪を後回しにしたことも要因の一つであると認識しております。次に、地域総合除雪業務の代表者要件につきましては、私といたしましては、公共事業として、公道上での安全な除雪作業を履行でき、地域の地形等の状況を熟知し、また、共同企業体の組織運営能力を有している建設業の事業者が、共同企業体の代表者であるべきと考えたためであります。(「パトロールしてきたんだべや。どこ見てパトロールしてたんだよ」と呼ぶ者あり)(「議長、6番」と呼ぶ者あり)
質問 6番 石田博一
私から2点。最初のこの「オール小樽」なのですが、これは私の思い込みというか、そういう部分であることがよくわかりました。ただ、選挙の結果では、全有権者数から見れば、約4分の1の方の票が迫さんに入ったということで、残りの4分の3の方の御意見をどのような形で拾っていくのかというのを一つお聞きしたいなと思います。(「前回はそれが民意だと言ってたしょ」と呼ぶ者あり)(「新しい質問だよ」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)それと、もう1点は代表者要件の件ですが、これも実は前市長のときに、これを緩和した理由というのは大きな目的というのが一つありました。これは、どこの企業も今、人材不足なのですよ。そして、例えば今3社で組んだり4社で組んだりしてもらっていますけれども、同じ社数でもやはり人員不足のために、機動力が落ちているというのは現実なのです。これのために、前市長は4社以上だとかそのようなことを言っていたわけなのですが。(「不調になったしょ」と呼ぶ者あり)ただ問題は、今はまだいいのですが、将来的にこの除雪体制が維持できるかどうかというのが、大変不安な状況なのです。(「根拠示してから言えばいいしょ」と呼ぶ者あり)そして、その状況に備えて登録業者もふやそうとしていましたし、この代表者要件も少し緩くしていたという、そういう経緯があるのです。これも、現市長にはよく御理解をしていただきたいところなので、そういった意味を含めて今後、この地域総合除雪に対していろいろ制度をつくっていくのだと思いますけれども、そこら辺を含めて市長の見解をお尋ねしたいと思います。
答弁 市長 迫俊哉
石田議員の再質問にお答えいたします。最初の質問に対するお答えでありますけれども、確かに投票率なども含めて、私に投票された方々の市民の皆さんの割合というのは、その程度だったかなと。4分の1というお話がありましたけれども、その程度だったかというふうに思っております。しかし、今後の4年間におきまして、この残りの4分の3の皆様の信任も得られるように、多くの皆様の御意見を聞きながらまちづくりを進めていきたいというふうに思っておりますし、この4分の1が私にとって全てではないというふうに思っておりますので、今後、引き続き努力しながら多くの皆さんの御理解、そして御指示をいただけるよう努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。それから、二つ目の代表者要件の問題につきましては、人材が不足している、これは市内のいろいろな業種、業態で人手が不足しているということは承知しておりますし、除雪全般については先ほど来申し上げましたとおり、今後の検証の中で改めて私なりにも見直していきたいというふうに思っておりますが、この代表者要件につきましては、突き詰めると異業種も参入できる、こういった要件であったわけですから、私は改めて今回、代表者要件をもとに戻す形をとりましたけれども、やはり、公共事業として公道上での安全な除雪作業の履行を担保する、このためには、もともとあった代表者要件のこの項目というのは、やはり欠かすことのできない要件であった、そういう認識の下で、今回変えさせていただいたということでございます。(「誰でも勝手に除排雪作業やったら困るしょ」と呼ぶ者あり)