みんなの議会

小樽市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月15日

(1)忍路トンネルの安全対策について/(2)市民のための住宅政策について/(3)雪堆積場の対策について

2018年6月15日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「忍路トンネルの安全対策について」「市民のための住宅政策について」「雪堆積場の対策について」について質問し、市長 森井秀明、建設部長 上石明が答弁しました。

質問者
川畑正美 議員
答弁者
市長 森井秀明、建設部長 上石明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 21番 川畑正美

一般質問をします。最初に忍路トンネルの安全対策についてです。国道5号、忍路防災の新忍路トンネルが3月 17 日土曜日 15 時に開通しました。旧国道5号は落石崩壊、岩盤崩壊などの危険箇所、交通事故発生箇所があって、当該道路の整備でこれらの課題が解消し、安全・安心な交通を確保することを目的につくったトンネルでした。市民を初め利用者にとって、喜ばしいことでした。しかし、このトンネル開通後、交通事故が連続的に発生しています。ゴールデンウィーク前後では5月2日午前 10 時前、トンネル内で乗用車同士の正面衝突が発生し、68 歳の男性が大けがをするなど、5人が病院に運ばれ、4月 13 日にも同じトンネル内で正面衝突事故が起きています。私自身、何度も通っていますが、忍路トンネル内の待避所あたりから上りになっていて、なぜこのような構造になっているのか疑問でした。市長はこのトンネルで事故が起きていることについて、どのように考えていますか。5月 15 日に小樽・余市間国道新設改修期成会の総会が開催され、私は理事の一員として出席しました。総会終了後、忍路防災、塩谷防災など、国道5号の防災工事にかかわる国土交通省北海道開発局小樽開発建設部の担当者から説明を受けました。説明後、忍路防災のトンネル建設に当たって、なぜこのような構造になったのか説明を求めましたが、トンネル構造基準に合致しているという通り一遍の答弁でした。より安全対策を講じていただくために、後日、小樽開発建設部を訪問し、道路管理者として安全対策を警察にも求めていただくよう申し入れをしました。小樽開発建設部では、交通規制は北海道公安委員会の管轄としながらも、警察とも協議して改善策を検討したいと答弁されました。住民の方から小樽開発建設部の要請があります。新忍路トンネル出口から旧忍路トンネル出口にかけてのカーブを直線に改修することや、忍路中央小学校の国道から踏切への右折左折に当たって、後続車に停車不安を与えないような対策を要望しています。市長はどう考えますか。交通規制対策についてです。忍路トンネル入り口に速度解除、追い越し解除標識があり、住民の方からは忍路トンネル入り口に設置の時速 50 キロメートルの速度制限と右側部分はみ出し通行禁止の終点の標識は運転者の誤解を招くので、撤去してもらいたいと要望しています。市長はどう考えますか。また、トンネル内には歩道が整備され、片側一車線ながら、幅員も確保され、明るさも十分あります。トンネル内は白線の実線があり、トンネル内での追い越しが禁止されておりますが、加速や追い越しする車両もあります。住民の方からはトンネル出入り口等に事故防止を呼びかける看板の設置を要望しています。市長は市民要望について、どのように受けとめられますか。交差点の信号対策についてです。新国道5号と新忍路本通線との交差点には歩行者の押しボタン式信号機が設置されています。信号機を設置する前に町会を初め、地元の皆さんは信号機設置前から、この交差点にせめて感応式信号機をつけてほしいと要望していました。また交差点の市道から国道を見ると、一方がトンネルの出口から間近で、一方は上り坂となっており、見通しがよくありません。現在の押しボタン式信号機に感応式信号機を併設することで、安全対策が向上するのではありませんか。市長の考えをお聞かせください。国道5号と新忍路本通線の交差点から忍路漁港へ向かう市道には速度規制標識がなく、途中の正念寺前から 30 キロメートル規制が始まっています。住民の方からは通学道路なのに、なぜ交差点との始まりから 30 キロメートル規制にしていないのかと疑問視しています。市長はどうお考えですか。市民や利用者の安全を守る立場の小樽市長として、これまで道路管理者としての小樽開発建設部及び北海道公安委員会、小樽警察署などに改善策を求められたのでしょうか。対策を求めているなら、申し入れ内容をお知らせください。またそれに対する回答があれば示してください。塩谷防災工事への対処についてです。塩谷トンネル工事は 2020 年3月 25 日までの日程で進められています。この塩谷トンネル、新塩谷トンネルを含め、塩谷防災でできる施設については、利用者が安全で安心できるものにしていただきたいと願っています。市長は町会からの要望による交通安全施設を含めた環境整備について、道路管理者の小樽開発建設部、交通規制を担当する北海道公安委員会、小樽警察署に安全対策として申し入れてください。いかがでしょうか。2点目に市民のための住宅施策についてです。既存借上住宅制度は、既存賃貸共同住宅の空き住戸を市営住宅として借り上げて転貸しする制度として 2017 年度から開始しました。17 年度予算は 160 万円の国庫補助金で、480 万円の事業として取り組みましたが、応募は1事業者、1棟4戸しかなく、入居者は4世帯にとどまっています。今年度は 247 万円の国庫補助金で 752 万円の事業予算を計画していますが、現時点では民間賃貸住宅の家主の応募がありません。その要因について説明願います。制度の主な条件は対象物件の応募エリア、借上単位、借上期間、住宅スペースなどがあります。住宅提供者からは条件が厳しいという声もあります。改善策について検討されていますか。改善策の検討内容をお知らせください。住宅に困窮する子育て世帯が、より少ない負担で住めるようにすることを目的とする制度としているのであれば、若年者の市内定住を促進させることも考慮して、家賃を補助して子育て世代を支援する制度を設立することが現実的な施策ではないでしょうか。我が党は若年者の生活応援、定住対策としてお互いに 35 歳未満の夫婦で非課税世帯に対し、最大1万円の家賃を補助する若年定住促進家賃補助金制度を提案しています。検討してはいかがでしょうか。市営住宅の空き住居の問題です。近年建設されたエレベーターつき住宅は常に応募があり、空き住戸となることはほとんどありません。しかし、エレベーターのない住宅は空き住戸が多く、修繕して募集する住戸は圧倒的に少なく放置されているのが現状ではありませんか。子育て世帯を支援することを目的に、既存借上住宅制度を推進していますが、その前に市が保有する財産である市営住宅の空き住戸を積極的に修繕して活用してはいかがでしょうか。市長の考えをお聞かせください。市営住宅の修繕についてです。2018 年4月現在の空き住戸状況を確認したところ、エレベーター設置住宅と用途廃止住宅を除いた市営住宅の戸数は 1,877 戸ありました。そのうち空き住戸 276 戸で修繕予定 190 戸となっています。空き住戸は祝津住宅、塩谷住宅に集中していますけれども、祝津住宅、塩谷住宅の空き住戸と修繕予定戸数をお知らせください。そのうち今年度に修繕して募集する予定の住戸数を祝津、塩谷別に示してください。市営住宅の入居者は高齢化し、人口減少が起きています。市営住宅を修繕して、若い世帯が入居できるようにすることが必要です。敷金を廃止することで、入居者を広げることができます。また若い世帯の経済的負担を軽減することができます。市長の見解をお聞かせください。3点目に雪堆積場などの対策についてです。個別雪堆積場の事業対策について伺います。17 年度の小樽市内の雪堆積場は 12 カ所あります。除排雪された雪には市道に散布された砂を初め、それ以外のごみが混入しています。中央ふ頭基部雪処理場を除いた雪堆積場について、融雪後清掃作業をしているが、市の管理地である幸1丁目、建設事業課、寅吉沢の堆雪場は、ことしについては清掃作業をしていないと伺いました。しかし一昨年に閉校した旧塩谷中学校のグラウンドは、まだ清掃されておらず、地域住民から私に、堆積された雪が融雪前に黒くなって見苦しく、融雪によって雪にまじったペットボトルや空き缶が露出し、ごみ捨て場になってしまうとの苦情を受けています。塩谷中学校のグラウンドの苦情にどのような対応をしているのか、お知らせください。また、ほかの7カ所の堆積場は苦情や清掃についてどのような対処をしているか、お知らせください。滑りどめとして散布された砂の処理について伺います。市道に散布された砂は融雪時期に市道脇に溜まっているのを見かけます。これらはバイクや自転車、そして歩行者にとって危険な状況にあります。滑りどめ砂まきの事後処理は建設事業課で回収処理されていると伺いました。散布された砂の後処理は除雪費用として予算計上されていません。滑りどめとして実施した作業は市民の安全確保のために除雪対策本部が行ったものです。滑りどめの砂まきを実施した業者が散布状況を熟知しております。除排雪対策の融雪後作業として、砂散布したステーション、業者が処理することが適任です。除雪費として予算計上し、対処すべきではありませんか。見解をお示しください。以上、再質問を留保して質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

川畑議員の御質問にお答えをいたします。初めに忍路トンネルの安全対策について御質問がありました。まず忍路トンネルで、事故が起きていることにつきましては、3月 17 日のトンネル開通以降、約3カ月の間にトンネル内のほぼ同じ場所で3件の正面衝突事故が発生していることは、非常に重大な状況であると受けとめております。次に住民の方から小樽開発建設部への要望について、どう考えるかにつきましては、新トンネル出口から、旧トンネル出口にかけてのカーブを直線に改修することにつきましては、当該箇所の道路線形が現在暫定であり、完成後の線形は直線に近づくと聞いておりますが、国道から踏切への右左折に当たっての対策を含め、住民からこのような要望があったことは、小樽開発建設部及び北海道公安委員会に対して伝えてまいりたいと考えております。次に、忍路トンネル入り口に設置している標識の撤去要望につきましては、トンネルの外は時速 50キロメートルの速度制限と、追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止となっており、設置されている標識はそれらの交通規制の終点を示しています。それに対してトンネル内は道路交通法により法定速度の時速 60 キロメートルと追い越し禁止の規制が設けられております。このようにトンネルの内と外の道路では、規制の内容が異なっておりますので、トンネル入り口の標識については道路交通法上、必要な標識であるため、撤去は難しいものと聞いておりますが、住民の要望についてお伝えをするとともに、安全対策につきましても今後小樽警察署等、関係機関と協議をしてまいりたいと考えております。次にトンネル出入り口等に事故防止を呼びかける看板の設置要望につきましては、交通安全対策として事故防止を呼びかける看板の設置は必要と考えておりますので、6月6日に小樽開発建設部、小樽警察署、忍路町会等の関係者で現地を視察し、今後、注意喚起看板を設置するなどの事故防止対策を進めていくこととしております。次に押しボタン式信号機に感応式信号機を併設することにつきましては、忍路市街地区の住民は一般国道5号忍路防災事業により、忍路市街から小樽方面や余市方面に行く際の国道へ抜けるルートが二つから一つになり、交通量の多い新国道への出入りや横断について、当該交差点の危険性や防災上の不安、利便性の阻害などについて危惧をしておりました。このことから、私としても当該交差点の交通安全対策として、押しボタン式信号機と感応式信号機などの交通安全施設の設置については、忍路地区における交通事故の防止、防災上の不安の解消及び利便性の確保の観点などから必要だと考え、忍路町会長との連名により要望しているところであります。次に通学道路なのに、なぜ交差点との始まりから 30 キロメートル規制にしていないのかとの疑問につきましては、国道5号との交差点から忍路漁港に向かう新しい市道は児童・生徒の通学路や忍路に居住する方々の生活道路となっておりますが、歩道も幅員も確保されていることから、規制のかからない法定速度の時速 60 キロメートルとなっていると伺っております。しかしながら、児童・生徒の安全・安心の確保は、重要なことと考えておりますので、安全対策について今後小樽警察署と協議を進めてまいります。次に関係機関への申し入れにつきましては、正式な申し入れという形はとっておりませんが、衝突事故が多発したこともあり、5月下旬より小樽警察署と連携し、小樽開発建設部、忍路町会を含めた関係者で6月6日に現地視察するなど、情報の共有を図っており、その中で安全対策についてトンネル内に減速マークの設置等の取り組みを進めていくこととしております。次に、塩谷防災工事の安全対策につきましては、忍路防災同様、地元自治体として関係機関に協力し、当該事業を進めていくことから、その中で地元住民などから交通安全対策に係る要望があった場合には、必要に応じ関係機関に対して申し入れをしていきたいと考えております。次に、市民のための住宅政策について御質問がありました。まず今年度の民間賃貸住宅の家主の応募がない要因につきましては、不動産関係団体に聞き取りをしたところ、主に一棟当たりの最小借上戸数が4戸であること、1戸の床面積が 50 平方メートル以上 80 平方メートル以下であること、建物の建築年が木造の場合、平成 20 年以降であることなどの条件が合わないとの意見があり、そのため事業者の応募が少なかったものと考えております。次に、制度の改善策の検討内容につきましては、現在昨年度入居分も含めて、4世帯分の借上住宅しか確保されていない状況です。このため借上戸数、床面積、築造年数など、事業者からの応募条件が合わないとの意見があった項目などを踏まえ、国庫補助要件も考慮しながら、制度の見直しについて検討してまいりたいと考えております。次に、提案のありました補助金制度につきましては、平成 14 年度から4年間、市では人口対策として新婚世帯に2万円の家賃補助をする若年者定住促進家賃補助制度を実施しましたが、費用対効果を考慮して休止したこともあり、御提案のありました補助金制度は考えておりません。しかしながら、若年者の定住促進は重要なものと考えていることから、引き続き既存借上住宅制度も含め、子育て世帯の施策の充実について検討してまいりたいと考えております。次に、子育て世帯支援のための市営住宅の積極的な活用につきましては、現在活用できる空き住戸については原則として公募を行っておりますが、多くの子育て世帯が希望する地区の市営住宅には空き室がないという状況になっております。今後は、平成 31 年度に改訂予定の小樽市公共賃貸住宅長寿命化計画の中で、子育て世帯向け住戸の拡充について検討してまいりたいと考えております。次に、祝津住宅、塩谷住宅の空き住戸と修繕予定戸数及び今年度の修繕、募集予定戸数につきましては、祝津住宅の空き戸数は 94 戸、そのうち修繕予定は 73 戸。塩谷住宅の空き戸数は 78 戸、そのうち修繕予定は 55 戸となっています。なお今年度の修繕後、募集予定の住戸数は過去の入居者公募での募集倍率や現在の劣化状況などを考慮して、市内全体から修繕する市営住宅を決めるため祝津住宅、塩谷住宅に限定した戸数はお示しできません。次に、敷金を廃止することで入居者を広げ、若い世帯の経済的負担を軽減することにつきましては、現在一般世帯向け住宅に入居の際は月額家賃の2カ月分の敷金を納付いただいておりますが、これは敷金が入居者との賃貸借契約に伴い生ずる債務や、原因者負担の費用を担保するという目的があるため、廃止することは考えておりません。次に、雪堆積場等の対策について御質問がありました。まず旧塩谷中学校雪堆積場等の対応につきましては、一昨年より旧塩谷中学校グラウンドを地域総合除雪の雪堆積場として利用しております。グラウンドにはまだ雪が堆積をしており、清掃作業は行っておりませんが、融雪後すぐに清掃を行う予定となっております。このほかの雪堆積場については、過去に清掃に関する要望を受け付けておりますが、その都度対応を行っているものであります。次に、滑りどめとして散布された砂の処理につきましては、融雪後の道路上には冬季間に散布された砂のほかに、ごみや土砂なども堆積していることから、道路維持作業の一環として建設事業課が路面清掃業務を発注し、砂の処理を行っております。そのため除雪費ではなく道路橋りょう維持費として予算を計上しているものであり、今後におきましても路面清掃業務の遂行により道路の適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。(「議長、21 番」と呼ぶ者あり)

再質問 21番 川畑正美

それでは再質問をいたします。まず忍路トンネルの安全対策の関係ですけれども、私は小樽・余市間国道新設改修期成会での質問に続いて、後日我が党の菊地葉子北海道議会議員とともに、小樽警察署に電話で申し入れして、そして国道管理者である小樽開発建設部には交通事故対策の申し入れをしてきました。この流れがあって6月6日に、先ほど市長が答弁した一部のことがありましたけれども、6月6日に道路管理者である小樽開発建設部と交通規制の管理者である小樽警察署、そして小樽市の生活安全課、地元忍路・蘭島町会の役員、そして申し入れた菊地葉子北海道議会議員の事務所所長と私の総勢 17 名が新忍路トンネルの合同点検と称して、現地で話し合いを行ったわけです。8日には北海道新聞でその様子が報道されましたが、私は住民要望を満たす立場で、先ほどの質問とダブる部分はありますけれども、補足させていただきます。まず話し合いは、最初に小樽警察署交通1課長から、「参加された皆様の知恵を拝借して小樽警察署が中心になって小樽開発建設部、小樽市、川畑氏に忍路・欄島町会の皆様方と一体となって事故を防ぎたいと集まってもらいました」と、このような挨拶がありました。小樽警察署の報告では交通事故が、先ほど市長がおっしゃったとおり、忍路トンネル内のほぼ同じ場所で正面衝突事故が3月 29 日より3件発生、負傷者は 10 名、うち2名が一歩間違えると死亡するという重傷を負ったと。またトンネル前後でも忍路中央小学校付近でガードレールに衝突する単独事故、そして5月3日にはバスと乗用車が正面衝突する交通事故が発生したという報告を受けました。インターネットでは、トンネル途中で上り坂になって速度が落ち、追突を避けるためハンドルを切って正面衝突や追突事故を起こす危険がある。失敗トンネルという評価が書き込まれておりました。小樽開発建設部からは余市側の1キロメートルは勾配 2.5%、トンネルの中心部が直線から穏やかなカーブになっており、ここで正面衝突が3件起きているのだけれども、工事を行った小樽開発建設部としては、道路の幅員や明るさも十分あって、カーブや上り坂は建設基準に合致したすばらしいものだと自負していると。このようにトンネル構造を自慢げに説明したものです。話し合いは多岐にわたりましたけれども、住民の方からの要望と関係部署からの答弁を中心に5点にわたって説明させていただきます。まず1点目は、規制標識です。これについては警察がトンネル出入り口の注意看板の規制解除は、これまでの速度が終わることを示していると説明されていますけれども、速度、追い越し解除看板があることで、運転者に微妙に影響して、スピードも追い越しも可能と捉えてしまうと。国道5号には長橋トンネルや砂留トンネルもあるのですけれども、この両方とも片側2車線であって、それでも 50 キロメートル規制をされていると。小樽警察署はこのトンネルはカーブがきついためと言いわけしているのです。しかし、住民の方からは忍路トンネルはカーブが緩いけれども、事故が多発して魔のカーブではないかと、そのように評されているよという意見もありました。そして安全対策から忍路トンネルも規制すべきではないかという声があったわけです。小樽警察署からは、安全対策としてトンネル内の通路を削って、速度を落とす方法もあると。しかし、小樽開発建設部からは、トンネル内の道路を削るとバイクなどに危険が及ぶので、路上に破線の減速マークを表示することで事故防止を促すことはできると考えていると。これは恐らく小樽開発建設部に実施してもらえるのではないかというふうに思うのです。事故防止の看板設置の問題では、現在塩谷トンネルの中にきついカーブがあるのですが、そこには電光掲示板で危険、事故防止を呼びかける看板が設置されているわけです。このように電光掲示板の危険防止看板を設置してほしいという要望に対して、小樽開発建設部はトンネル内の電光掲示板については昔は許可されたけれども、道路工事基準が改定された新たなトンネルについては取りつけはできないことになっているという返答でした。住民からは、小樽開発建設部ではトンネルの入り口付近などに危険表示看板の設置は、恒久的なものをつくるとなれば、それは即断できないという返事だったのですけれども、そうであれば、とりあえず簡易的なものをつくって、その後検討してもらえないのかという申し入れをしているわけです。そして三つ目には、国道の構造に問題があるわけですけれども、新忍路トンネルから蘭島に向かう新国道には旧忍路トンネルの出口部分との接点があります。この新国道の現状はカーブになっているわけです。事故防止のために降雪前に直線に直してほしいと。それが住民の要望なのです。そしてまた忍路中央小学校向かいの踏切に向かって、右折、左折することで後続車が停車しなければならないと。実際に忍路中央小学校付近で、ガードレールに衝突する単独事故が発生しているし、5月3日にはバスと乗用車が正面衝突する事故が発生しています。今後も衝突事故の可能性があって、右折路線、左折路線を設定してほしいと申し入れがあったのですけれども、小樽開発建設部としては旧トンネルに塩谷トンネルの発掘土を入れて、トンネル内を封鎖した上で補強する必要があるので、それができないと直線には直させないと。それから左折……(発言する者あり)少し静かに聞いてください。左折路線、右折路線の設定は、難しいという消極的な対応だったのです。四つ目には、新忍路本通線の速度規制の問題です。これも先ほど市長が答弁されていますけれども、市民からは途中から 30 キロメートル規制になっているので、最初から 30 キロメートル規制にすべきではないのかと。国道が 50 キロメートル規制で忍路の通りが 30 キロメートル規制、その他が 60 キロメートル規制というのは、それは理屈に合わない状況があるわけです。そして5点目の交差点の信号です。この信号についても、忍路町会は道路建設前から要望しているのですけれども、新国道5号と小樽市道である新忍路本通線の十字路交差点は押しボタン式信号機になっているので、交差点は見通しが悪くて、冬になれば積雪も重なってもっと悪くなると。だから、忍路の住民としては、釣りだとか、パン屋に来るお客もたくさんいるので、安全対策として新たな信号機を設置しなくても、既存の信号機の回路を変更することで、信号が自動的に変わるものもあると。だから経済的な負担も少ないので検討してほしいという要望が出ているのです。(「端的に言わないとわかんないって」と呼ぶ声あり)それで、小樽警察署は要望はよくわかるけれども、最終的には北海道公安委員会が決めることになるのだという回答なのです。(「そしたら、道議会でやったほうがいいんじゃないですか」と呼ぶ者あり)住民の方からは、今要望を出した五つくらいの項目があるのですけれども、その中でも改善の余地を残した回答があるのです。そういう問題だとか、市民の、利用者の安全・安心を守る立場で、市長として、この機会に曖昧な回答などに対して、小樽開発建設部と警察署に改めて申し入れて、住民の皆さんが納得できる回答を引き出すために全力を尽くしていただきたいと、そういうふうに思うのですが、その点についてお答えいただきたいと思います。それから住宅の問題ですけれども、我が党の質問に対して、提案に対して検討できないというようなことでいただきました。ただ、市営住宅の修繕については 17 年第3回定例会の建設常任委員会では塩谷住宅でせめてこれだけやりたいというものはないのかという質問に対して、おおむね前年どおりの戸数は確保したいと。塩谷住宅の修繕は過去の実績を見ると、20 戸弱くらいがやっているもので、毎年それをやってきていると、そういう答弁をいただいたのです。ところが、空き住戸修繕件数は先ほど言ったように、祝津、塩谷あわせて 15 年は 28 軒、16 年は 15 軒、17 年は 21 軒という実績なのです。これからいくと、塩谷のお答えについては、この半分です。ですから市営住宅の空き住戸が放置されているという市民の声に応えていないのですけれども、そうなっているのはなぜなのかを説明していただきたい。それから、市営住宅入居に対する敷金の問題ですが、小樽市営住宅条例で特定目的住宅を除く公営住宅の入居者は2カ月分に相当する額の敷金を入居前に納付することになっていると。市営住宅の住居者が高齢化しているわけで、若い世帯が低所得の状況にあると言われているわけですから、若年者に市内に定住してもらうというのも大切なわけです。ですから敷金を廃止することで、若い世帯が市営住宅に入居することになるのだろうと、そういうふうに私は思うのです。ですから地域の貢献度にもつながるのではないかというふうに思っています。それで市長に、この件について改めて回答をお願いしたいというふうに思っています。もう一つ、最後の雪堆積場の対策についてですけれども、滑りどめの砂まきは除排雪の一連の作業ではないかと思うのです。どこの箇所にどれほどの砂を散布しているかというのは、砂まきした業者が最も熟知していることで、除雪対策本部が責任を持って処理すべき作業ではないかと私は思っていますけれども、その点で先ほど市長は、散布事業については路面清掃及び側溝のしゅんせつ等で予算を計上していると。これは金額的に言うと 2,000 万円と少しくらいになるようです。であれば、一方で雪堆積場のところは除雪対策本部でやって、そしてこちらは同じ除雪の対策で別々にするということはどうも違和感を感じるのですが、改めてその辺について変更すべきではないかと私は思っているのですけれども、それについてお答えいただきたいと思います。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

川畑議員の再質問にお答えをいたします。私が答弁したこと以外におきましては担当部長より答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。私からは忍路トンネルのことにつきまして答弁させていただきたいと思います。先ほども答弁させていただいたように、忍路トンネルの事故が約3カ月の間に、ほぼ同じ場所で3件の正面衝突事故が起きているなど、そのように事故が起きていることそのものにおいては、私たちといたしましても非常に重大な状況であると認識し、受けとめているところでございます。先ほど川畑議員からるる御説明がありましたように、もちろん小樽市としても各関係機関との情報共有と連携を図りながら、行えるべきことにおいては進めていかなければならないと思っており、それについては、それも先ほど川畑議員がおっしゃったように、市もその中に入って協議をさせていただいているところでございます。そのお話の中であった内容において、もちろん全て実現できるようにして事故をなくすことが大事だというふうには思っておりますけれども、やはり設置者である小樽開発建設部であったり公安委員会など基準に基づいて取り組まれていることもありますので、一概に我々のほうで必ずやってくださいということによって実現できるとは限らないことが多いと思いますので、その相手方の基準や、またその状況の中で簡易にできることからまず1歩ずつ進めていったりとか、またその中で行えることが何なのかということも、私たちなりに情報共有、協議をしながら形にできることから一つずつ進めていきたい、このように考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

川畑議員の再質問にお答えいたします。3点御質問がありました。まず1点目です。塩谷住宅の修繕が少ないという部分ですが、その理由についてですけれども、この修繕につきましては、やはり出入りといいますか、要は退去した後に新しく入居される方の修繕を行っているものでありまして、そのこともありまして先ほど市長からの答弁にありましたように、住宅ごとでお示しをできないという形で答弁させていただきました。費用については少ないということはやはりそれだけ出入りというか、そういうものが少ないということもあることから、少なくなっております。2点目ですけれども、敷金の関係ですが、敷金についてもやはり目的があることから、この敷金の免除ということは私どもとしては考えておりません。三つ目です。砂の回収ですけれども、これは3月まで除雪を行っておりまして、要は4月の雪解けから砂の回収を行っております。これは機械と人力といいますか、マンパワーで行っているのですが、要は4月になりますと除雪のJV、事業者がもう解散をしております。もしその事業者とまた契約をするとなりますと、結局JVを編成している業者に対して、また随意契約みたいな形になっていることから、我々としましては先ほど言いましたけれどもJVがもうないので、そこにできないですし、さらにやはり随意契約という契約はしたくないので、きちんと入札をしたいということもありましたので、改めて4月、新年度の中で道路維持費の中で入札をして、業者に、要は委託をしているということであります。(「議長、21 番」と呼ぶ者あり)

再々質問 21番 川畑正美

再々質問です。トンネルの関係で私が聞いているのは、先ほども長々と話したのですけれども、結論は、要するに地元自治体として関係機関に協力するというふうに答弁が先ほどあったのですが、確かにそれは大事なことです。ただ、やはり協力をすると同時に市民の今、事故が起きている、あるいは安全を守るという立場からいけば、もっとやはり強力的に関係機関に申し入れして、強力的というのは強いほうだよ。先ほど言った協力とは違うのです。そういう点で積極的に依頼していくと、そういうことが必要だと思うので、そういう立場で見ると、どうも答弁が聞こえてこないのです。だから、もう一度そこを改めて何ていうのか、市長の決意というか、そのことをきちんと答えてほしいと思います。それから住宅の問題ですけれども、改修するものが少ないというのは空き家がたくさんあるのです。例えば塩谷でも。つくづくもう、空き住戸がいっぱいあるのですよ。だけどそれを直さないから入れないのでいるのです。入る人がいないから直さないのではないのです。現実は、あるのに直していないから入りたくても入れないでいるというのが実情なのです。そこをきちんとやはり捉えてほしいと。それから敷金が、目的が云々と言いますよね。確かにそれはそうかもしれません。ただ、逆に言うと、敷金をとっているのだから、すぐ直すのは当たり前だと私は思うのです。その辺はどうなのかなと思うのです。(発言する者あり)それから砂の回収の関係ですが、これは確かにJVはもう解散するということがありますけれども、早い時期からそういう契約をしていけば、十分対応が可能だと思うのです。なぜ私がそこを言うかというと、私が調べたところでは、市道関係事業費の推移というか、この5年くらいの推移を見てみると、臨時市道整備事業だとか、あるいは道路橋りょう維持費だとか、毎年のように減っているわけです。減っていってそちらに砂まきの砂を回収させていて、要するに市民の除雪費以外のものが押さえられてしまっているというふうに私は見えるのです。だから、その部分を除雪なら除雪の関連で見ていく必要性があるのではないかと。そのことを私は強調したいと思うのです。(「何言ってるの」と呼ぶ者あり)言っていることがわかりませんか。(「わかんないわ」と呼ぶ者あり)いや、あなたがわからなくてもいいのですけれども。まずそれで答えていただきたいと思います。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

川畑議員の再々質問にお答えいたします。私が答弁したこと以外におきましては、担当部長より答弁をさせていただきます。私からは最初の忍路トンネルのことにおいて答弁させていただきますけれども、先ほども答弁させていただいたように、やはりこのように事故が繰り返されていることそのものにおきましては、非常に重大な案件だと認識をしております。ですので、川畑議員も同席の場面でもあったかとは思いますけれども、市もその中にきちんと入って、その状況を確認し、そして例えば信号機のことにおいては忍路町会と連名で要請についても行っているところでございます。ですので、これまでも行っているところではありますけれども、引き続き事故を防ぐために強力的にやっていきたいというふうに思っておりますので、川畑議員におかれましても、これからもその点においてはともに行政に対してお力添えをいただければ思っておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

川畑議員の再々質問にお答えいたします。まず1点目です。修繕、入りたいのだけれども、修繕しないから入れないのだということでしたが、我々としましては、もし入りたい方がいるのであれば、すぐ修繕はしておりますし、もししていないのであれば、それはきちんとやっていきたいと思っております。先ほど答弁させていただいたのは、この修繕というのは要は先ほど言ったように小樽市の中で、やはりどうしても町中とか人気のあるところはやはり応募がありますので、どうしてもやはりそこを優先的にやるために、先ほど言った塩谷地区の修繕がやはり少ないと。ただ、済みません、繰り返しになりますけれども、もしどうしても入りたいのに修繕がされていないというのであれば、それはきちんと対応はすべきと考えております。2点目、敷金ですが、敷金につきましては、基本的にやはり原因者というか、利用者の原因で何か修繕が発生するのであれば、それは敷金で対応させていただきますので、それがないのであればお返しをする形になります。そういった意味では答弁の繰り返しになりますけれども、やはり敷金はきちんといただくべきと考えておりますので、廃止は考えておりません。三つ目の砂ですけれども、川畑議員のおっしゃることも十分わかるのですが、先ほど言いましたけれども、年度をまたぐという形はなかなか難しいので、JVについても先ほど言いましたが解散しております。そういった意味でどうしても砂の処理というのは新年度でやる形になりますので、なかなか正直いって、今の部分は難しいのかなと思っております。ただ、砂の回収につきましては、やはり市民からの問い合わせもあります。そういった部分につきましては、我々としてもきちんとやはりやっていかなければいけないと思っておりますので、きちんとした予算の確保には努めてまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月15日 議事録 PDF(195ページ) 間違いを知らせる