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小樽市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日

(1)小樽市コンプライアンス委員会の報告について/(2)小樽港港湾計画改訂作業の一時中断について/(3)ふれあいパスについて/(4)石原裕次郎氏のブロンズ像設置について

2017年9月12日、小樽市議会の一般質問で、中村岩雄議員が「小樽市コンプライアンス委員会の報告について」「小樽港港湾計画改訂作業の一時中断について」「ふれあいパスについて」「石原裕次郎氏のブロンズ像設置について」について質問し、市長 森井秀明、産業港湾部長 中野弘章が答弁しました。

質問者
中村岩雄 議員
答弁者
市長 森井秀明、産業港湾部長 中野弘章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 中村岩雄

小樽市コンプライアンス委員会からの報告によりますと、高島漁港区において、観光船の護岸使用登録、係留許可がなされている事実、無断で車どめにUフックを取りつけ、その撤去をさせることなく船を係留させたままで、係船環の取りつけを条件に係留の許可がなされている事実、水産関連施設や、その利用者のための飲食、物販店以外は建設が禁止されているにもかかわらず、観光船利用者のための利便施設の建築許可がなされている事実、いずれについても、通報対象事実ありと判断されています。市は、コンプライアンス委員会の調査結果を真摯に受けとめ、是正措置を講じるべきと考えます。そこで、何点かお尋ねしておきます。今回の公益通報とコンプライアンス委員会の判断の根拠となった分区条例の制定に至った経緯について、御説明をお願いします。分区条例のあり方について、現在の小樽港の状況を踏まえて、分区条例に全てが適合していると考えていますか。お答えください。適合していない例があるとすれば、どのようなものですか、お示しください。適合していないものがあるなら、分区条例自体を見直す時期が来ているのではないでしょうか。お考えをお示しください。小樽の漁業の6次産業化など、守り育てていかなければなりません。同時に観光も、我が国の成長戦略の柱、地方創生への切り札であるという認識のもと、拡大する世界の観光需要を取り込み、世界が訪れたくなる観光先進国日本への飛躍を図ることとされ、小樽観光も、また新たな起業や雇用を生み出すことが望まれており、漁業ともしっかりリンクしながら、知恵を出し合い、力を寄せ合って困難を乗り越え、世界に発信する魅力的な国際観光都市への飛躍が期待されていますので、市としての一層の努力をお願いするものであります。小樽港港湾計画改訂についてお聞きします。2年間行ってきた改訂計画に向けた作業の中で、取扱貨物量を含めた現状と課題を検討した結果、現段階において現状の貨物量から大幅な増加が見込めないため、その状況を計画改訂に反映させると縮小方向につながるおそれがあり、現時点での計画改訂に向けた作業は行わないこととしています。そこで確認をしますが、現在進めている第3号ふ頭の岸壁改良と泊地しゅんせつ事業について、港湾計画の改訂作業を一時中断することによる影響が出ないのか。お答えください。ふれあいパスについて伺います。今定例会で補正予算計上されている老人福祉費のうち、ふれあいパス事業費について、当初1億 6,000万円から1億 8,670 万円となりましたが、10 月からの事業費の市負担分が 2,670 万円増となったもので、唐突な感じがしています。そこで伺いますが、なぜ、一気に市が全額負担することとなったのか、御説明願います。また、中央バスと段階的に負担を軽額する協議ができなかったのか、お答えください。再度、負担割合について協議をすることができないのか、その努力をしてみるべきと思いますが、お答えください。この影響として、今後、市民負担がふえることにならないのか、御説明をお願いします。石原裕次郎記念館が、8月 31 日に閉館しました。平成3年のオープン以来 26 年間にわたり、石原裕次郎ファンはもちろん、小樽観光にとっても多大な恩恵があったことと思います。閉館に当たり、石原裕次郎氏の愛車ロールスロイスが市に寄贈されるということを受け、全国の石原裕次郎ファンに呼びかけ、ガバメントクラウドファウンディングでの寄附金の募集を進めていますが、さらに今月1日、石原裕次郎氏の妻、石原まき子氏と石原裕次郎記念館の浅野謙治郎館長が市役所を訪れ、森井市長に記念館の屋外に展示されているヨット、ハレ・コンテッサ号を小樽港マリーナに寄贈する考えを示したとの報道がなされました。今、市民の中から、小樽を第二のふるさととした石原裕次郎氏を末永く記念してブロンズ像を設置すべきという声が多数上がっています。ヨットとブロンズ像を組み合わせることで、新たな観光スポットとなり得るわけです。市長のお考えをお聞かせください。再質問を留保し、終わります。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

中村岩雄議員の御質問にお答えをいたします。初めに、小樽市コンプライアンス委員会の報告について御質問がありました。まず、分区条例の制定に至った経緯につきましては、港と市街地が近接している小樽特有の土地事情や、港周辺の観光地化などにより臨港地区内にさまざまな用途の建物が建設され、港湾活動に支障となると危惧されたことから、無秩序な土地利用を防ぎ、港湾機能を保全するとともに、小樽らしさを生かした個性的なまちづくりを進めていくために、平成8年9月 30 日に分区条例を制定したものであります。次に、小樽港の状況を踏まえて、分区条例に全てが適合しているかにつきましては、詳細に調査したわけではありませんが、このたびのコンプライアンス委員会の調査結果を踏まえますと、必ずしも全ての建物が分区条例に適合しているとは考えておりません。次に、適合していない例につきましては、新築時には分区条例に適合していたものが、所有者がかわるなどで用途が変更され、分区条例に適合しなくなった建築物などがあるものと考えております。また、漁港区の「前各号の施設に従事する者及びその利用者のための飲食店又は物販店」のような規定について、利用者の取り扱いを今回の件のように拡大解釈してしまったことにより、分区条例に適合するとして許可した建築物が存在する可能性は否定できません。次に、分区条例の見直しにつきましては、まず、今回行うべきことは、このたびの公益通報による調査結果に基づいて、是正措置をしっかりと講ずることであると考えております。その上で、今後、実態調査を行った上で、必要に応じて分区条例のあり方なども検討してまいりたいと考えております。次に、港湾計画改訂作業について、御質問がありました。港湾計画改訂作業の一時中断による第3号ふ頭の事業への影響につきましては、現在、第3号ふ頭の岸壁整備や泊地のしゅんせつを進めており、早期完成に向けて、今後も継続して整備を行ってまいりたいと考えておりますので、港湾計画改訂作業の一時中断による影響はないと考えております。次に、ふれあいパスについて、御質問がありました。まず、ふれあいパス事業の事業者負担分を市が全額負担することになったこと及び段階的に負担を減額することができなかったことの理由につきましては、北海道中央バス株式会社とは、これまでも数年にわたり、事業者負担分についての協議を行ってまいりました。本年3月には、このままでは例年と同じ内容での協定を結ぶことが難しいとの申し出がありましたが、市の厳しい財政状況を説明した上で、例年どおり協定を締結していただけるよう、協議を続けておりました。さらに、本年7月にも、厳しい経営状況が続いているため、本事業に協力することが極めて難しく、年度当初からの事業者負担を解消してほしいという強い申し入れがありました。本市といたしましては、この事業はバス事業者に御協力をいただきながら進めてきたと認識をしており、高齢者の重要施策として、この事業を継続したいという思いから、バス事業者の申し入れを勘案した結果、10 月以降の事業者負担を解消し、利用者負担分を除く全額を負担する必要があると判断をいたしました。次に、負担割合について再度協議するべきということにつきましては、これまでの経過から、事業者負担の協力を要請することは難しいため、次年度以降も同様の方針で行わなければならないと考えておりますが、市の負担が大きいことから、負担軽減に向け、引き続き制度の見直しについても検討してまいります。次に、ふれあいパス事業の事業者負担解消により利用者負担がふえることにならないかということにつきましては、今年度については、事業者負担の解消分を市が負担することで考えております。次年度以降については、市の負担軽減に向けて制度変更を検討することが必要となりますが、新たな制度を構築するまでは、負担割合については、今回提案している市の負担 100 円という内容のまま、続けざるを得ないものと考えております。次に、石原裕次郎氏のブロンズ像設置について、御質問がありました。現在、記念館の閉館に当たり、さまざまな展示品等を譲り受け、石原裕次郎氏の本市への貢献や功績を後世に残していくための準備をしており、とりわけ愛車ロールスロイスの保存、展示事業につきましては、クラウドファウンディングにより全国から寄附金を募りながら、実施に向けた取り組みを進めているところであります。また、記念館前に展示されていたヨット、ハレ・コンテッサ号の小樽港マリーナへの寄贈の話については、これから内容を伺ってまいりたいと考えております。このような中、ブロンズ像につきましては、今後、全国の石原裕次郎ファンを初め、民間等において、設置に向けた具体的な動きがありましたら、市といたしましても、可能な範囲で協力をしてまいりたいと考えております。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)

再質問 4番 中村岩雄

それでは、再質問を一、二点、させていただきます。まず、コンプライアンス委員会の報告について、まず、是正措置を講ずる、それでよろしいかと思うのですけれども、これも速やかに進めていっていただきたいと。その上で、また実態調査を行った上で、必要に応じて分区条例のあり方なども検討していくというようなお答えでしたが、港湾機能を守ること、これはもう、もちろん大切であろうと思います。と同時に、市としての全体の経済発展のことを考えますと、それを考えていただきながら、分区の趣旨を踏まえた上で、産業振興につながる取り組みには、ぜひ積極的に市も取り組んでみていただきたいというふうに思うのですが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。それから、港湾計画の改訂、計画改訂中断についてのところで、第3号ふ頭の岸壁整備、泊地のしゅんせつ、この早期完成に向けて今後も継続して整備を行っていくということですけれども、もう少し、早期完成、その時期的なことを、第3号ふ頭と、それから岸壁整理と泊地しゅんせつの、その完成予定なども、もう少し詳しく御説明いただければありがたいと思います。この2点、お願いいたします。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

中村岩雄議員の再質問にお答えをいたします。私が答弁したこと以外におきましては、担当より答弁させていただきます。私からは、1点目について答弁させていただきます。今、お話がありましたけれども、まず、私たちといたしましては、まず今回行うべきは、やはりこのたびの公益通報による調査結果に基づいて、まず、しっかりと是正措置を行うこと、これが第一だと思っております。ですので、それを行わなければ次に進めないと私たちは認識をしているところでございます。しかしながら、中村岩雄議員がおっしゃるように、その分区条例の状況であったり、または、さまざま、これだけ観光客の方々が来られて臨港地区を含めて、かなり多くの方々の出入りが出てきている中で、今後における分区条例をどうするのかということにおきましては、その是正措置後において、皆様からもそのような御提案とかをいただきながら、改善を図れるべきことがありましたら検討していきたいと思っておりますので、必要に応じて、分区条例のあり方についてということで御答弁をさせていただいたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 産業港湾部長 中野弘章(産業港湾部長は2018年2月まで)

中村岩雄議員の再質問にお答えいたします。私からは、第3号ふ頭の岸壁整備と泊地しゅんせつの完成の時期ということの御質問でございました。岸壁は、これは両方とも国の直轄事業でありまして、予定どおり予算措置が行われればという前提でございますけれども、岸壁が平成 33 年度完成、しゅんせつ工事は 30 年度完成を予定しているところでございます。(「議長、4番」と呼ぶ者あり)

再質問 4番 中村岩雄

これは質問というよりもお願いでありますけれども、最後の石原裕次郎氏のブロンズ像の件ですけれども、再質問というよりもお願いです。(「だめだってそれは」と呼ぶ者あり)(「新しい質問だよ」と呼ぶ者あり)(「だめです」と呼ぶ者あり)(「ひどいですね」と呼ぶ者あり)

再質問 4番 中村岩雄

そうですか。わかりました。

出典:小樽市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日 議事録 PDF(126ページ) 間違いを知らせる