みんなの議会

小樽市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日

(1)海水浴場に関連して/(2)銭函海岸周辺の市街化調整区域の建築物について/(3)グラウンドの整備について/(4)市道和宇尻中央通線について/(5)市政運営について

2017年6月15日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆行議員が「海水浴場に関連して」「銭函海岸周辺の市街化調整区域の建築物について」「グラウンドの整備について」「市道和宇尻中央通線について」「市政運営について」について質問し、市長 森井秀明、教育長 林秀樹、副市長 上林猛が答弁しました。

質問者
酒井隆行 議員
答弁者
市長 森井秀明、教育長 林秀樹、副市長 上林猛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 酒井隆行

一般質問を行います。海水浴場に関連して質問をいたします。6月 24 日から市内6カ所、海水浴場が随時開設される予定となっております。初めに、平成 28 年度の市内海水浴場において、海水浴場開設期間内に発生した水難事故件数を海水浴場ごとにお知らせください。また、海水浴場として開設されていない市内の海岸において、海水浴を目的とした行為の結果、発生してしまった水難事故件数をお知らせください。関連して、海水浴場として開設されている場所では、水難事故を未然に防ぐ活動や万が一事故が起きてしまったときには、速やかに救助活動ができる体制が整備されておりますが、海水浴場以外での海水浴においては、水難事故を未然に防ぐ活動もなく、事故が発生してしまったときの救出活動においても、大幅な時間のおくれが発生し、重大な事故につながるおそれがあります。小樽市内や札幌、さらには、道央圏からの多くの海水浴を楽しむお客様に対して、水難事故を未然に防ぐために、徹底した周知をしていただきたいと考えますが、小樽市のホームページ以外での方法で、どのような取り組みをされているのか、お聞かせください。次に、おたるドリームビーチ海水浴場運営対策協議会について質問をいたします。昨年のシーズンオフから今日までの間に、協議会の会議は何回開催されたのか。開催回数と主な議題についてお示しください。また、協議会として、今シーズンに向けて、どのような取り組みをされているのか、今後の取り組みも含めてお聞かせください。関連して、おたるドリームビーチ海水浴場ルールについて質問をいたします。まず、第1章総則の第2条「ルールの周知・啓発の徹底」について、今シーズンの取り組みをお聞かせください。次に、第2章海の家の第 17 条第3項「苦情対応等」について、「組合は、対応記録簿を作成し、必要に応じて公開する」ことになっておりますが、昨年の苦情総件数と主な苦情内容をお示しください。次に、第4章「ルールの遵守」について、「協議会は、ルール遵守の状況等を確認するため、パトロールを実施する」ことになっておりますが、昨年は、協議会としてパトロールを何回行ったのかお示しください。また、ルール違反の報告についても、お示しください。次に、銭函海岸周辺の市街化調整区域の建築物について質問をいたします。平成 28 年5月末時点で、55 棟の違法建築物を確認しているという、昨年の第2回定例会本会議での答弁でありましたが、その後の合同パトロールや是正に向けての指導により、違法建築物の現在の状況をお示しください。次に、銭函海岸周辺の市街化調整区域において、都市計画法第 34 条第1号の周辺居住者の日常生活に必要な物品の販売、加工、修理等の業務用の店舗、事業場など、第2号の市街化調整区域内の鉱物、観光及び水資源の有効利用上必要な建築物について、これらに該当する建築物はないのかお答えください。次に、グラウンド整備について質問をいたします。小・中学校も含めて、市内には多くのグラウンドがあり、少年野球や社会人野球チーム、サッカー少年団など多くの市民がスポーツを楽しむために、グラウンドを使用しておりますが、グラウンド施設の老朽化は、深刻な状況となっております。例えば、フェンスやフェンスを支える鉄柱は、補修できるものと補修ができない状態のものがあるなど、グラウンドは、計画的に整備を進めていただきたいと考えますが、見解をお示しください。また、グラウンドの土についても、補充で済むところと改修が必要なところもあると認識をしておりますが、市には、補充や改修の基準はあるのか。また、具体的な整備計画はあるのかについてもお示しください。次に、市道和宇尻中央通線について質問をいたします。張碓町、春香町付近の国道5号線を小樽から札幌に向かって車で行くと、左側に比較的広い道路幅の礼文塚通線、和宇尻中央通線があります。本来ならば、この道路が銭函新通線とつながる予定だったとお聞きしておりますが、当時の計画とこれまでの経緯について御説明ください。次に、現在の和宇尻中央通線の交通量について、どのような状況なのかお示しください。あわせて、当時、この市道の事業費についてもお聞かせください。また、和宇尻中央通線は、冬期間、車両通行禁止規制となっておりますが、冬期間の車両の通行を規制している理由をお聞かせください。現在は、余り活用されていない市道と認識しておりますが、仮に銭函新通線とつながり、当時の計画どおりに開通していたとしたら、どのような効果があったと考えられますか。市長の見解を伺います。また、将来にわたり、この整備済みの道路をどのように活用していくのか、現在から次世代に向かっての未整備道路の展望を伺います。あわせて、当時計画どおりの事業を進めるためには、どれぐらいの事業費が必要なのかもお答えください。最後に、森井市長の市政運営について質問をいたします。平成 28 年1月 18 日、臨時会にて副市長人事案が賛成多数で同意、同年2月1日付で上林副市長が就任しました。平成 28 年1月 31 日まで、教育長として、小樽の教育環境の改善、学力向上に向けた取り組みなど、我々自民党は、その手腕と実行力に高い評価をしていました。上林副市長は、就任前の平成 27 年 12 月に、ある新聞記者の取材に対し、市議会や小樽商工会議所などに、森井市長のまちづくりについての考え方を伝え、「歩み寄りながら小樽を前に進めていきたい」と抱負を述べられておりました。任命権者である森井市長は、副市長就任前のこの抱負について、共通認識を持っていたのかお聞かせください。また、副市長就任後、この件について議論されたのかお聞かせください。また、同じ取材で、副市長は、「このままでは小樽は他の市町村に置いていかれる」との危機感を示されておりましたが、副市長就任後、市長とはこの件について議論されたのでしょうか。お答えください。次に、本年5月2日の定例記者会見で、森井市長は、市長就任からの2年間に点数をつけるとしたらとの問いに、100 点と言いたいと話しておりましたが、副市長の就任後から今日までの間、市長が副市長に対する評価について、点数をつけるとしたら何点になるのかお答えください。最後に、これからの市政運営上、副市長にどのようなことを求めていくのか。森井市長の見解を求めて、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

酒井隆行議員の御質問にお答えいたします。初めに、海水浴場に関連して御質問がありました。まず、平成 28 年度の市内海水浴場における海水浴場開設期間内の水難事故につきましては、発生しておりません。また、海水浴場として開設されていない市内海岸における海水浴中の水難事故件数につきましては、2件となっております。次に、水難事故を未然に防ぐため、小樽市ホームページ以外に取り組んでいる周知方法につきましては、市民の皆様に対しては、広報おたる7月号で、海水浴場のオープン情報と事故防止を図るための注意事項を掲載するほか、市内の各学校や保育所、幼稚園、各町会宛てに注意喚起の文書を配布しており、市外では、例えば札幌市教委においては、海水浴場での遊泳をホームページなどで働きかけていただいております。さらに、海水浴場以外で遊泳が行われているような箇所には、海水浴場の利用を促す看板を設置しているところであります。次に、おたるドリームビーチ海水浴場運営対策協議会の開催回数と主な議題につきましては、昨シーズン終了後に1回、ことしは開設前に2回の合計3回開催し、パトロールの報告や翌年の開設に向けた検討が行われたほか、ことしの開設前には、来場者が火器を使用できるエリアを設けるためのルール改正等の取り組みについて話し合われております。今後は、オープンに向けて、ルールの改正について利用者に周知するほか、昨年に引き続き、協議会での合同パトロール等を実施することとしております。次に、ルールの周知・啓発の取り組みにつきましては、今シーズンも引き続き、ルール啓発チラシを海の家や駐車場ゲート、協議会合同パトロールなどにおいて配布するほか、駐車場での看板の設置や場内放送により、利用者への周知を図ることとしております。また、小樽市ホームページのほか、市内各学校や町会宛てに送付する海水浴場の周知文書の中でも、ルールの改正についてお知らせすることとしております。次に、苦情の総件数と主な内容につきましては、総件数は 16 件で、主な内容は、シャトルバスがなくなったこと、海水浴場への歩道が砂利道で歩きづらいこと、公衆トイレが遠くて不便なことなどであると、組合からお聞きしております。次に、昨年の協議会でのパトロール回数につきましては、開設前と開設期間中に、協議会で合同パトロールを3回行ったほか、開設期間中に道と市が交互に行い、合計で 11 回のパトロールを実施しております。また、パトロールの結果、ルール違反となる事例の報告はありませんでした。次に、銭函海岸周辺の市街化調整区域の建築物について御質問がありました。まず、違法建築物の現在の状況につきましては、本年5月末時点において、昨年と同時期に確認していた 55 棟は、1棟減って 54 棟となっていましたが、当時、仮置きと判断していたコンテナ等の一部が常設化していることを確認したことから、それら 11 棟を追加して、65 棟となっております。次に、都市計画法第 34 条第1号及び第2号に該当する建築物はないのかにつきましては、当該建築物は、市街化調整区域内にあり、居住者がいないことから、同法第1号に規定する、周辺居住者の日常生活に必要な物品の販売店舗や事業場等に該当するものではありません。また、当該地域は、同法第2号に規定する、歴史的な経緯など、客観的に判断して認められる史跡、文化財、すぐれた景勝地等の観光資源に当たらないことから、当該建築物は同号に規定する、観光資源の有効利用上必要な建築物に該当するものではないものと考えております。次に、グラウンドの整備について御質問がありました。まず、グラウンドの計画的な整備につきましては、公園内のグラウンドの整備については、現在、平成 34 年までの長寿命化計画に基づき、遊戯施設の優先的な更新整備を進めていることから、フェンスなどの部分的な維持補修のみ、予算の範囲内で行っているところであります。また、グラウンドの計画的な整備につきましては、次の長寿命化計画の中で、検討してまいりたいと考えております。次に、グラウンドの土の補充や改修の基準などにつきましては、公園内のグラウンドは、競技レベルの高い体育施設とは異なり、地区住民の身近な軽スポーツを中心とした多目的広場であり、少年野球や少年サッカーなどの利用を目的としております。そのため、グラウンドの土の補充及び改修の基準は、特にないことから、パトロールや利用者の声により、グラウンドの状態を確認して、部分的な土の補充を行っているところであり、現時点において具体的な整備計画はございません。次に、市道和宇尻中央通線について御質問がありました。まず、市道和宇尻中央通線の当時の計画とこれまでの経緯につきましては、平成4年度に国道5号から市道銭函新通線までの 1,960 メートルを都市計画決定しております。そのうち、国道5号から市道礼文塚通線までの約 780 メートルの区間につきましては、平成6年度に事業認可を受け、事業に着手し、平成 14 年度に完了しております。残りの区間につきましては、本市の財政健全化の取り組みの中で、事業費が膨大になることから、事業の実施を見送ったところであります。次に、現在の市道和宇尻中央通線の交通量につきましては、近年、交通量については、計測しておりませんが、主に地域住民などが利用しているものと認識をしております。次に、当時の市道和宇尻中央通線の事業費につきましては、平成6年度から平成 14 年度までの9年間で、測量費、補償費、工事費などを合わせますと、総額で約 14 億 9,000 万円となっております。次に、市道和宇尻中央通線の冬期間車両通行禁止規制につきましては、本市道と市道和宇尻中央線との交差点付近から、市道礼文塚通線との交差点の区間について、現在のところ、本市道に接道している住宅等がなく、地域住民の生活に支障となっていないことや迂回路も確保できていることから、除雪を行わず規制を行っているところであります。次に、仮に市道和宇尻中央通線が市道銭函新通線まで開通していた場合の効果につきましては、当該地区の地域内交通ネットワークが構築されることにより、地域の利便性や生活環境の向上が図られるとともに、周辺未利用地の宅地開発の誘導につながる効果があったものと考えております。次に、この整備済みの道路の活用と未整備道路の展望につきましては、整備済みの道路については、地域住民の利便性や生活環境の向上に一定程度寄与しておりますが、現在は、冬期間車両通行禁止規制をしている状況であります。今後は、周辺の土地利用や人口動向によって活用されていくものと考えております。また、未整備道路の整備につきましては、事業費が膨大になることから、事業実施は難しいものと考えております。次に、計画どおりの事業を進めた場合の市道和宇尻中央通線の事業費につきましては、都市計画決定した 1,960 メートルのうち、未整備区間の 1,180 メートルを整備した場合、現行で試算をいたしますと、補償費、工事費などを合わせた総額は、概算で約 42 億円となります。次に、市政運営について御質問がありました。まず、副市長の就任前における抱負について、共通認識を持っていたのかにつきましては、私が副市長に求める役割として、私の公約を理解し、その実現に向けて力を尽くしてもらえるよう、就任を打診したものであります。その際に、私の市政に対する考え方を副市長に伝えておりますことから、報道にありました就任前の抱負については、それを踏まえた内容になっているものと認識をしております。次に、副市長就任後、この抱負について議論がなされたのかにつきましては、抱負そのものについては、議論はしておりませんが、副市長の任として、さまざまな機会を捉えて、私の市政運営についての考えを市議会や商工会議所などにお伝えいただき、理解していただくよう話し合ってきたところであります。次に、副市長の就任前における危機感について、就任後に議論されたのかにつきましては、その取材内容についての議論は、特段しておりませんが、より円滑な市政運営を図るため、国や北海道、他の市町村を初め、議会や関係諸団体との連携を一層深めていくことや本市が抱えている課題などについて、常日ごろから話し合い、共通認識を深めてきたところであります。次に、副市長の就任後から今日までの、私の副市長に対する評価につきましては、私の公約実現や政策の推進に向け、庁内はもちろん、各界各層とも調整しながら、さまざまな課題を一つ一つ解決し、着実に進めていただいておりますので、非常に高く評価をしており、私とともに全力で取り組んできているということからも、100 点満点中の 100 点に値するものと考えております。次に、これからの市政運営上、副市長に対しどのようなことを求めているのかにつきましては、まだ具現化には至っていない取り組みや大きな課題もありますので、それらの解決、実現に向け、引き続き尽力いただくとともに、このまちをより元気にしていくために、そして、「住みよいまち、人にやさしいまち」の実現に向けて、ともに取り組んでいただきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

酒井隆行議員の御質問にお答えいたします。ただいまグラウンドの整備について御質問がございました。まず、教育委員会所管のグラウンド施設の計画的な整備についての見解につきましては、グラウンドの整備は、学校教育活動やスポーツ振興の観点から、安全に利用できる環境を整えていくために必要なものと考えております。現在、小・中学校につきましては、施設を管理する学校からの要望に応じ、また、社会体育施設につきましては、定期的な点検や利用者からの要望等に応じ、必要な維持補修に努めているところでございます。次に、グラウンドの土の補充や改修の基準などにつきましては、具体的な基準や整備計画は有しておりませんが、学校や利用者からの要望や施設の状況を把握した上で、優先度を勘案しながら、土の補充や改修を行ってきているところでございます。(「議長、13 番」と呼ぶ者あり)

再質問 13番 酒井隆行

それでは、再質問をさせていただきます。市政運営についてのみ、そのほかについては、予算特別委員会で細かく聞いていきたいと思いますので、お願いいたします。まず、共通認識は持っていたのかというところで、持っていたようだというようなニュアンスだったというふうに思います。それから、記者会見の、この小樽市議会やそれから小樽商工会議所などに、森井市長のまちづくりについての考え方という部分については、就任後、議論をされていないというふうに答弁いただいたかと思いますので、この後の質問は、副市長にお答えいただきたいと思います。まず、森井市長のまちづくりについての考え方を市議会や商工会議所などにどのような機会を捉えて、今まで伝えてこられたのか。それについて副市長から答弁願いたいと思います。それから、同じく、この森井市長のまちづくりの考え方について、市議会や商工会議所などに伝えた結果、十分に理解されているというふうに理解しているのか、十分に理解をされているというふうに思っているのか。それについても見解を伺います。それから、まちづくりの考え方を伝えた結果、副市長が就任後おっしゃっていた、「歩み寄りながら小樽を前に進めていきたい」という、こういう形に現在なっているのかどうか。これについてもお聞かせください。それから、「このままでは小樽は他の市町村に置いていかれる」というような危機感ともとれるコメントもされておりました。これについて、副市長就任後、今日までどのような取り組みをし、現在どのような状況になっていると思うのか。これについても見解を伺います。副市長の評価というところで、100 点という点数を述べられておりました。まあ、そう来るかなというふうには思っていたのですが、一生懸命やったら 100 点というのは、少し違うのではないでしょうか。やはり、この前段に、副市長に就任された暁には、私はこういうふうに小樽市を、小樽市政をもっていきたいという方法を述べられた上で、この質問をしているので、そういう部分もきちんと酌んでいただいて、それも含めて 100 点ということなのか。それも含めてというのは、市議会や商工会議所などと良好な関係を築き上げられたという認識の上での 100 点なのかどうなのか。これについても、もう一度答弁をしていただきたいと思います。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

酒井隆行議員の再質問にお答えいたします。私が答弁したこと以外におきましては、副市長から答弁をしていただくことになると思いますので、よろしくお願いをいたします。私は、最後の 100 点の件で、私自身の副市長に対しての評価について、御指摘というか質問があったかと思います。私自身、抱負等のことも含めてということでありましたけれども、先ほど答弁しましたように、その新聞記事のことそのものに対してのやりとりというわけで、副市長とお話をしたわけではありませんが、やはり御就任いただいてから、この間、さまざまな場面で、機会あるごとに、さまざまな案件のことも含めて、議論をしながら物事を進めてきているところでございます。ですから、そういう意味合いにおいて、共通認識の上で、たくさんの課題があったり問題点も含めて、一つ一つ前に進めているという件におきまして、全力でもうやっていただいているので、100 点ということでお話をしたところでございます。もちろん、私自身のことにおいて、皆様から御指摘をされたときのように、まだ、この小樽において、たくさんの課題、または公約において実現できていないこともありますから、今後においては、そのこともともに取り組んでいただきたいというふうに思っているところでございます。そして、議員の皆様であったり、商工会議所の方々に対しても、そのことを理解をさせられたのかというようなことにおいても、お聞きになられたかと思いますが、やはり、このお役目についてから、この間、議員の皆様のもとにも何度も歩んでいただき、また、商工会議所の方々はもちろんですけれども、さまざまな物事を進めたり、また課題解決に向けて、何度も足を運んでいただいたり皆様とも協議をいただいていると、私自身認識をしております。議員の皆様の中で、まだまだ足りない部分、またはもっとここを高めてほしい、そのような指摘や要望等はあるかと思いますけれども、その件におきましては、引き続き、その皆様の期待に応えられるように、副市長ともども、私自身もしっかり取り組んでまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 副市長 上林猛(副市長は2017年9月まで)

酒井隆行議員の再質問にお答えいたします。まず、副市長という立場が、市長という立場と違って、どちらかと言うと内部、内政に関することが主な仕事だというふうに思っておりまして、外部に出て、トップとして自分の考え方を表明するとかそういう職ではないので、具体的に議会または商工会議所の中で、私の所感についてを述べるということよりは、何か問題がある、何か詰まったことがある、またはこちらから説明をしなければならないこと、それらのことについて、市長にかわって私から説明をする、考え方を説明するということなので、そういう意味では、教育長というトップで、外部に対して私の考え方を発信する部職とは、かなり様相が違うなというふうに、私自身は思っています。また、議会に対しては、これも施策について、私自身が各会派を回って施策の考え方を伝えるというのが、私の職ではございませんので、何か問題があったときに、その考え方に対しての調整、またはそごがあった場合の説明、そういうことに終始しておりました。そういう意味では、私個人の考え方というよりは、市長の考え方を補完をするという、そういう職であろうというふうに考えておりますので、その意味では、私が当初考えていた議会、商工会議所、さまざまな機会に調整役という意味で言えば、そういう意味で、私個人というよりは、副市長という立場で調整役に集中したということだろうというふうに思います。それから、他都市との置いていかれるということで言えば、これもさまざまな思いで言ったわけでございまして、連携、協力、国や道や管内の市町村、札幌市などとの調整という意味では、個別具体に私が提案という形で連絡する職ではないので、ただ、さまざまな場面を通じて、道との調整、または札幌市との関係、北しりべしとの連携の話、そういう形で、その職に、私が副市長の職として務めなければならない業務については、私自身とすれば、精いっぱいやってこれたかなというふうには思います。先ほど言った、まちづくりについて、または公約についてという意味で言えば、その件に関して私自身が、副市長として、市民または団体に対して発信するという職ではないので、そういう意味では、いわゆる調整役で、目立たない、縁の下の力持ち、そういうのが副市長としての職かなというふうに思いますし、また、もう一つ、職員に対して服務の監督者としての立場で、市長とそれから職員の間の調整役といいますか、市長の考えていること、または職員の考えていることを市長に伝える、その意思の疎通を図っていく。それもまた、副市長としての大きな役割だと思っていますし、まだその任についても、十分とは言えないまでも、何とかその職を全うしたいというふうには考えております。全てについて答えたかどうかはわかりませんが、私の所感としては、そのような考え方で副市長の職を務めております。(「議長、13 番」と呼ぶ者あり)

再々質問 13番 酒井隆行

再々質問します。今、副市長からいろいろ説明がありましたけども、私が聞いているのは、平成 27 年 12 月の新聞記者の取材に対して、副市長は、「市議会や商工会議所などに森井市長のマチづくりについての考え方を伝え、歩み寄りながら小樽を前に進めていきたい」というコメントを残されております。この件について、私は聞いているので、副市長の仕事云々かんぬんという話ではなくて、それも確かに先ほど聞いて、それも含まれているコメントだなというふうには思いましたが、聞きたいのは、その森井市長のまちづくりの考え方について、市議会や商工会議所に十分理解されているのか。前に進めるとおっしゃっておりましたので、それを進めるためには、やはり十分説明をして、十分理解をしていかなければ、双方していかなければ、前に進んでいかないというふうに私は思っております。そういう意味で、この部分、お聞きをしましたので、副市長としてのお仕事云々かんぬんではなくて、このコメントについて、現在はどうなっているのかという部分に絞って、もう一度答弁をしていただきたいと思います。

答弁 副市長 上林猛(副市長は2017年9月まで)

酒井隆行議員の再々質問にお答えいたします。12 月のコメントは、当時、教育長という立場で、副市長になったときの、こういうことをしたいという所感を申し上げました。それで、実際に副市長の職について、現実は、まずは私自身が森井市長の考え方、または森井市長の公約、今どういうふうにまちづくりを考えているのかということに関して言えば、その外側から眺めていることでしか、当時は理解をしていませんでしたし、また、実際に副市長に就任し、ほぼしばらくの間、やはり、どういう考え方、どういうことをしようとしているのかということについては、なかなか私自身に理解をさせるまでに、相当時間は要したところでございます。また、現実に副市長の職として、市長のまちづくり、公約の実現に向けて、どういうふうに役割を演じるかというと、ほとんどは職員に対して市長の考え方、これをどうやって職員に浸透させて、そのことが市民にどのように作用し、まちづくり、小樽の発展のために寄与できるのか。それをどう職員に伝えていくのか。または議会に対しても議会答弁という形で、どう伝えていくのか。これは、一番私が、市長に対しての私自身の考え方を言う場面というのは、ほとんど議会答弁の勉強会の場で、どう答弁するかというときに、私の意見をその場所に発揮しながら、市長と考え方をすり合わせながら答弁をする。そのことをまた職員に対して、考え方を伝えていく。それが実際の業務では一番多いことだったかなと思います。外部に対して、商工会議所なり市議会議員個人に対して、私がまちづくり、公約に対して言う場面というのは、余りありませんでしたし、そういう意味では、私自身としても、その部分については、少し物足りない、私自身がもっと外に出て、その考え方を説明すべきであったなという反省は、現時点ではしております。そういう意味で、これからも副市長という立場で、市長の補佐役として、どういうふうに議会または商工会議所、市民、または職員とかかわっていくかということに関して言えば、私自身はもっと積極的に発信をしていかねばならない。そのように、反省はしているところでございます。

出典:小樽市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日 議事録 PDF(199ページ) 間違いを知らせる