小樽市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月1日
まちづくりについて
2017年3月1日、小樽市議会の一般質問で、小貫元議員が「まちづくりについて」質問し、市長 森井秀明、教育長 林秀樹、総務部長 前田一信、財政部長 前田孝一、産業港湾部長 中野弘章、産業港湾部参事 飯田俊哉、建設部長 相庭孝昭、副市長 上林猛が答弁しました。
- 質問者
- 小貫元 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明、教育長 林秀樹、総務部長 前田一信、財政部長 前田孝一、産業港湾部長 中野弘章、産業港湾部参事 飯田俊哉、建設部長 相庭孝昭、副市長 上林猛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 20番 小貫元
最後に、まちづくりについて質問します。一つ目は、建築基準法第 42 条第2項道路についてです。建築基準法では、第 42 条に道路についての定めがあります。第1項で、4メートル以上のものとの定めがあります。第1項の道路について、第3号にある「この章の規定が適用されるに至つた際現に存在する道」についてどのように確認し、道路としているのか説明してください。第 42 条第2項では、4メートル未満の道で、特定行政庁の指定したものが第1項の規定にかかわらず道路とみなし、中心線から2メートルを境界線とみなすことになっています。この2項道路について、小樽市の現状がどのようになっているのか、指定の方法、これまでの取り組み、2項道路の延長について説明してください。市内の道路は、狭い道路が多数存在します。そのことが、車も入れず、冬季の除雪の問題、緊急車両が入ることができないなど、住みにくさの原因の一つになっています。市長は、提案説明で、「住みよいまち、人にやさしいまち小樽」を実現すると言っています。市民生活の安全性を確保するため、2項道路の解決が必要になります。市長は、現在の市内の道路状況について、市民が安全に暮らしていく上で改善が必要だと思うことを示してくだい。2項道路の現状について、市長の認識を示してください。また、今後は担当職員を配置し、年間に調査、測量する計画性を持って把握し、道路境界を決定することが必要と考えます。お答えください。二つ目は、崖地の建築物についてです。建築基準法第 19 条第4項では、「建築物ががけ崩れ等による被害を受けるおそれのある場合においては、擁壁の設置その他安全上適当な措置を講じなければならない。」とあります。これを受け、北海道は、建築基準法施行条例を定め、いわゆるがけ条例と呼ばれる条文があります。この条文の内容について説明するとともに、北海道が行う急傾斜地崩壊危険区域指定とどのように異なるのか、説明してください。北海道からは、このがけ条例についてどのような指示があるのか、市としてこの条例に対応した事務をどのように執行してきたのか、説明してください。防災の点からも、崖地の建築物について対応していくことが必要と思いますが、今後の方針を示してください。三つ目に、議案第 24 号小樽市総合的な計画の策定等に関する条例案について質問します。地方自治法の改正によって、基本構想を定める法的根拠が失われ、基本構想を議決事項にするために条例を制定するものと理解しています。基本構想を議決事項とする手段として、自治基本条例の改正という手続をとらなかった理由を説明してください。条例案では、総合計画は「本市の最上位の計画」と位置づけられています。よりよい総合計画にしていくには、策定の段階から市議会議員も含めて議論することが必要です。現在の審議会条例と同様に、審議会委員に市議会議員を加えることを求めます。お答えください。日本共産党は、学校の統廃合に当たっては、子供の教育上の観点とともに、地域とともに歩む学校づくり、地域住民の合意形成を求めてきました。また、学校の存廃は、その地域に居住する年齢構成にも大きく影響します。市長は、提案説明で、既存借り上げ住宅の開始で、子育て世帯の住環境の充実とともに、中心部への市営住宅建設に向けて検討すると述べています。市長が提案説明で示した、このような検討項目にあるように、学校適正配置の基本計画をつくったときから、森井市長になったことで、まちづくりの方向性を大きく変えようとしていると捉えています。基本計画を見直しする時期ではないですか、市長の見解を求めます。教育委員会は、西陵中学校と松ヶ枝中学校の統合校を閉校後の商業高校を活用するという案を示しています。この案を各小学校の保護者を対象にして説明を行うと聞いています。どの小学校が対象で、それぞれ何回開くのかについて説明してください。また、なぜ保護者だけに説明会を開くのか、その理由と説明内容を示してください。教育長は、教育行政執行方針で、「御理解を得た上で、小樽商業高校閉校後の学校施設の活用について、北海道教育委員会へ要望したい」と述べました。閉校後は、行政財産から一般財産に変わります。商業高校の跡利用の管轄は道教委ということでいいのか、お答えください。「御理解を得た上で」といいますが、3月中に地区別懇談会の開催は予定していないと聞いています。今年度中の道教委への要望は諦めているということでいいのか、お答えください。以上、再質問を留保し、終わります。(拍手)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、まちづくりについて御質問がありました。初めに、建築基準法第 42 条第2項道路についてですが、まず同法第 42 条第1項第3号の道路につきましては、一般的に既存道路と称されるもので、同法が施行された昭和 25 年以前から存在する4メートル以上の道路のことをいい、本市では、確認申請や建築相談があった際に、当時の航空写真で道路形態や沿道家屋の建築状況を確認し、現況の道路状況と照らし合わせて当該道路に該当するかどうかを判断しております。次に、建築基準法第 42 条第2項道路につきましては、同法の施行以前に形成された市街地等において、4メートル未満の既存の道路について、道路の中心線から両側に2メートルずつ後退した線を道路境界線とみなし、建築基準法上の道路として扱う特例で、指定に当たっては先ほどの既存道路と同様の確認を行っております。また、当該道路は、建築相談や確認申請の際に関係する敷地のみ部分的に判定しており、他の部分は判定していないことから、全体の延長はお示しすることができません。次に、市内の道路状況で改善が必要なことにつきましては、本市は古いまち並みが残っており、幅員の狭い道路が多く存在していることから、除雪車両や緊急車両などが進入しづらい状況があることは認識しております。しかしながら、現状では道路を拡幅することは難しいことから、市民の皆様からの要望が多い冬期間の除雪や舗装の補修、側溝の修繕などを着実に行っていくことが、市民生活の安全につながるものと考えております。次に、2項道路の現状についての認識等につきましては、私としましては、当該道路は、通行や災害時の避難、日照や通風などの空間確保として市民の皆様に直結した重要な役割を担っているため、用地の測量等を行い、用地確定をすることは大変重要なことであると認識しておりますが、当該道路は本市には膨大な数があり、境界が未確定である場合が多いことから、用地の確定を進めていくことは難しいものと考えておりますが、他都市の対応を調査してまいりたいと考えております。次に、崖地の建築物についてですが、まず、北海道建築基準法施行条例に規定する、いわゆるがけ条例の内容につきましては、高さが2メートルを超える崖付近に建築物を建築する場合は、崖崩れ防止の擁壁を設ける場合など、一部の例外を除き、外壁面と崖との間は崖の高さの2倍以上離すことになっております。また、急傾斜地崩壊危険区域の指定とがけ条例との違いにつきましては、急傾斜地崩壊危険区域は、崩壊により相当数の居住者等に危害が生ずるおそれのある急傾斜地などを指定し、当該区域内での切り土・盛り土などの工事に知事の許可を必要とすることで、急傾斜地の崩壊を防止するものであります。一方、がけ条例は、建築物が崖の崩壊の影響を受けないようにするための個別の建築物に対する規制であります。次に、北海道のがけ条例につきましては、本市は、建築主事を置く特定行政庁であり、小樽市建築基準法施行条例を制定して、北海道とは別に建築確認事務を行っていることから、北海道建築基準法施行条例は適用されません。なお、北海道のがけ条例に相当する規定は、本市の条例には設けておりませんが、宅地造成により新たに生じた崖については、宅地造成等規制法における技術的な基準が適用され、安全性が確保されていると考えております。次に、崖地の建築物についての対応につきましては、本市では多くの宅地が傾斜地にあり、崖地に係る規制に抵触するような建築物が多数あることから、新たに規制を設けることはさまざまな影響があると考えられますので、今後、他都市の状況等を研究してまいりたいと考えております。次に、総合計画についてですが、まず、小樽市総合的な計画の策定等に関する条例案に関し、自治基本条例の改正としなかった理由につきましては、自治基本条例は、協働によるまちづくりの基本的なルールを定めたものであり、議決や審議会への諮問など、策定に係る具体の手続については、別個の条例としてまとめて規定することがわかりやすいと考えたことから、既存の審議会条例の規定も統合する形で新規の条例案としたものであります。次に、条例案の審議会委員に市議会議員を加えることにつきましては、従前から執行機関の附属機関である審議会に議員が加わることは適当ではないとする行政実例があり、本市以外の道内主要都市においては、これに沿った状況となっております。また、総合計画策定においては、基本構想を議案として提出予定であるほか、議員の皆様には議会の場で議論していただくという機会があるため、審議会委員には加えなかったものであります。次に、学校の統廃合についてですが、学校適正配置に係る基本計画の見直しにつきましては、人口減少が急速に進んでいる本市において、安心して子育てができる環境づくりを行っていくとともに、未来の小樽を支える人材となるよう教育環境をしっかりと整えていく必要があることから、さまざまな取り組みを進めてまいりました。適正化基本計画の見直しの必要性につきましては、何よりも子供たちの教育環境の充実の観点から、まずは教育委員会において判断されるものと考えておりますが、まちづくりの原点は人づくりからという視点に立って、今後も教育委員会と連携して進めてまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
小貫議員の御質問にお答えいたします。ただいま、まちづくりについて御質問がございました。まず、学校の統廃合についてですが、西陵中学校と松ヶ枝中学校の再編に係る保護者への説明につきましては、対象は両中学校の校区に関係する4校の小学校で、回数につきましては、2月から3月の保護者会に合わせて実施しているもので、稲穂小学校2回、緑小学校4回、最上小学校3回、入船小学校3回となっております。今回、保護者のみを対象とした理由につきましては、これまで開催した地区別懇談会において、統合時に関係する保護者からの意見を聞くべきという御意見をいただいたことや保護者の出席が少なかったことから、保護者の御意見や御質問も伺いたいという考えで実施しているものでございます。説明内容につきましては、これまでの地区別懇談会で説明している内容と同様で、商業高校閉校後の施設を統合校として活用したいこと、一定の御理解を得た上で、施設活用を北海道教育委員会へ要望していくことのほか、校舎敷地内にグラウンドを整備する考えや再編後の校区、学校規模推計などについてであります。また、あわせて、これまで地区別懇談会において出ております主な意見などを説明しているところでございます。次に、北海道における商業高校の跡利用の所管につきましては、北海道教育委員会に確認いたしましたところ、道立高校の跡利用につきましては、北海道教育委員会が所管していると伺っております。次に、北海道教育委員会への今年度中の要望につきましては、現在、校区に関係する小学校の保護者に対して教育委員会の考え方を説明しているところでございます。保護者の考え方なども踏まえつつ、新年度も引き続き、保護者や地域住民の方々へ説明し、御理解を得た上で、小樽商業高校閉校後の学校施設の活用について北海道教育委員会へ要望したいと考えております。(「議長、20 番」と呼ぶ者あり)
再質問 20番 小貫元
再質問します。まず、予算編成の冒頭に除雪費のことをお聞きしましたけれども、検証が新年度からということになると、恐らくまず内部での検証ということが始まって、その後、議会に示されると、そしていきなり予算がついてくると、こういう話になると思うのです。やはりそれだと、我々議会としては、審議時間が非常に短いし、資料を集めるのにも非常に苦労すると思うのです。それで、単年度だと、ある意味、ことしは仕方ないかなという部分はあるかとは思うのですが、毎年このように、もう2年ですけれども、行われるということが果たして正常といえるのかということについて、これは予算編成の段階から当初予算で計上しないということだったのか、それとも建設部が上げる段階でだめだったということなのか、その辺はどうだったのか、お聞きしたいと思います。それと、基準財政収入額の部分について、特別土地保有税の関係がありましたけれども、そういうことは来年度は、この収入額は残念ながら少し下がるという見込みでいるのか、その辺をお聞かせください。あと成果、トップランナーのことについてですが、経費区分が見直しになるから余り影響ないのだみたいな楽天的な話でしたけれども、ただ、そうなると振りかえ先であるところの単位費用ないし何かが下げられるということになると思うのです。地方交付税第2条第6項、単位費用の定義については、標準的条件を備えた地方団体が合理的かつ妥当な水準において要する経費なのだとなっているわけであって、やはりこうやって国から来るお金を削減しているということに対して、市の見解を示してください。次に、駐車場調査経費の関係で、まず現状把握するということもあったと思うのですが、駐車場法に基づけば、市に届け出ることになっていると思うのですよ、駐車場の設置もしくは変更については。だから、調査しなくても、既に場所は押さえていると思うし、規模も押さえていると思うのです。それなのに、さらにお金が必要だというのが何でなのか、この辺をお聞かせください。もう一つ、駐車場法第3条第1項の規定で、駐車場整備地区、もしくは第 20 条第2項の規定で周辺地区を定めるとなっています。今回の調査の範囲というのは、駐車場整備地区や周辺地区と同一なのかどうか、これをお聞かせください。次に、IT企業の誘致に関してですが、何でITなのかというのもあるのですけれども、企業というのは、経済的合理性で動くというのがまずあると思うのです。そこに、小樽に来て、継続的にやはり経済行動をできるかどうかというのが一つ判断材料になると思うのです。そういう面で、小樽の産業特性とこのIT企業という点では、どのように関連していると考えているのか、お聞かせください。あと、小樽港との関係です。まず、長期構想が遅れているということと、数値を盛り込むという話ですけれども、今、石狩湾新港との関係で、1990 年と 2015 年の貨物量の比較を述べていただきましたが、この 25 年というスパンで非常に大きく動いているわけです。しかも、ほとんど小樽港が機能分担で、両港で取り扱うとしていたのにもかかわらず、小樽港は減る一方で、石狩湾新港がふえているという結果が出ているわけです。小樽港の 1990 年のフェリー貨物を除く貨物量が 242 万トン、石狩湾新港約 36 万トンだった。ところが、2015 年には、小樽港が 89 万トン、これはフェリー貨物を除きます。石狩湾新港が約 562 万トンということで、これだけの変動が 25 年であるわけですから、これが長期構想で、今時点ではっきり果たして見通せるかどうかというのは極めて難しいというか、無理だと思います。だから、具体的な規模や配置については港湾計画に盛り込むと、それで 10 年から 15 年のスパンで考えていくというのが基本だと思うのですよ。ところが、小樽港の場合は、もう 20 年港湾計画の改訂が行われていないからいろいろそごが出てきているということなのだと思います。ですから、やはりこういうことを見ても、長期構想で数値目標を定めるということがふさわしいと思うのかどうか、これのお考えをお聞かせください。次に、ガントリークレーンの石狩湾新港との関係ですけれども、小樽港との関係については大分厳しい財政状況を述べていましたが、石狩湾新港についてはすごく寛大なのだなということで私は聞いていました。それで、コンテナ貨物についても伸びるのだと、石狩湾新港は。これは管理組合と全く同じ答弁ですよね。伸びて、週3便にふえたというのですけれども、全ての航路が釜山経由で来るコンテナ船ですよね。だから、今後、仮に東南アジアに延ばしたとしても、釜山経由になるし、東南アジアで言えば、直接航路が苫小牧港とありましたが、これも 2012 年で結局廃止になったと、こういう状態ですから。管理組合があと狙っている航路ということになると、ロシアとの航路ということになります。今、市長が小樽港の将来都市像の中でロシアのことも触れていましたけれども、今、外貿コンテナが石狩湾新港でこれだけ伸びるということは、ロシアに手をつけないと、つまり小樽港の貨物に手をつけないと無理なのではないかと私は思っています。それで、石狩湾新港が伸びるというコンテナの想定値は、小樽港の外貿に影響を与えると思いませんかということを聞きたいと思います。あと、泊原発との関係ですけれども、今、北電は、結局、石狩湾新港にある火力発電所の2号機、3号機の様子を少し見るという話ですよね。それは何でかといったら、泊原発再稼働するからだと。もう原発再稼働しないで、火力発電所つくってくれたほうが小樽市としても税収が上がるし、そのほうがいいのですけれども。今、市長は、北電は再稼働反対ということをわかっていると言いますけれども、他会派からはいろいろ意見ありましたが、共産党としては、申し入れをするのだったら、しっかり再稼働反対という文言を入れて北電に申し入れてはどうかと思いますので、これについてお答えください。あと、プールについてですが、複合施設についていろいろと検討していくという話なのですけれども、まず調査したところが 12 カ所だという話がありました。これたしか、昨年の第2回定例会で高野議員が聞いたときから一切変わっていない数字です。それ以降、全く何もやっていないということなのでしょうか。まず、ふえていないということは、そういうことでいいのか、お答えください。あと、公共施設の基本方針に沿ってという話があって、聞いていて少し不安になったのが、やはりそうなると個別施設計画を待つことになるのだなと。先ほど、最初のところで、交付税措置を活用できないのかというくだりでは、何か事業年度までに厳しいような答弁がありましたけれども、そうなると一体いつまで待てばいいのかというのが、今の市長の答弁だと、かなりの間待ってくださいというふうにしか聞こえませんでした。平成 29 年度までに進めると、方向性を示すということなのですけれども、このやはり方向性を示すということは、基本設計、実施設計を策定するということが方向性を示すことになるのではないかと思います。これをいつまでにやるのか、私たちは、来年度中とは言っていますけれども、それだったらいつまでやるのか、お示しください。あと、市政運営についてですけれども、今回、故事成語を紹介させていただきましたが、この故事成語は誤解を招かないようにという意味ですけれども、古代中国で王を利用する家臣がいて、そのことを進言したら、逆に腹を立てられてとらわれの身になってしまったと、そういう背景がこの言葉にはあるわけです。私は、非常に今の小樽市政に通じるものがあるなと感じていました。それを市長がどう感じるかというのは、また別の話ですが。(発言する者あり)それで、高島漁港の問題ですが、問題はいろいろあるけれども、漁業者とテーブルに着いたばかりなのに、なぜそこで許可してしまうかという話なのですよ。それはもう市政がどうのこうのと、手続が正しいかどうかという以前に、人と人との関係において、そういうことをやってしまったら、信頼関係はもう失われてしまうということが私はあると思います。ですから、そこをしっかりと話し合いがつけられるようにしていってほしいと思います。それと、これまでの市政執行を見ていますと、何か市長の一言で物事が決まっているのではないかというところが見受けられるというのが感想です。先日、第二次観光基本計画の説明を経済常任委員会で受けましたけれども、そこでも事務局として観光振興室が入っているのに、策定委員会で提言した内容に、新たに一つ項目が加えられているということもありました。しかも、修正内容について、策定委員会のメンバーは知らされていないということなのですよね。きのうの答弁では、進捗状況を知らせていくのだという答弁がありましたけれども、知らせていくということは当たり前の話で、それだけではなくて、やはり反対意見を封じ込めるような手法ではなくて、お互いを認め合う議論を重ねていくこと、それで物事を決定していくべきと思いますが、これについて御意見を聞かせてください。次に、2項道路についてですけれども、包括的に写真撮影、航空写真で道路を認定しているという話で、2項道路については部分的でないといろいろと認定していないという話で、全体の状況がわからないということでした。市の道路であっても、この2項道路に該当する部分がもちろんあります。国の社会資本整備総合交付金で、狭隘道路の解消という項目があると思いますけれども、こういった交付金もしっかり活用できるのではないかと思いますが、それについて御意見を聞かせてください。あと、総合計画ですけれども、議員は議会で議論できるからいいのだと、そういう話だったと思いますが、ただ策定委員会で決められたことを、そう簡単に議事機関とはいえ、差し戻しするというのは非常に難しい話だと思うのです。市政について、議会審議の内容を全てとは言わなくても、ある程度押さえているのが議員ですので、そういう議員が含まれてこそ、よりよい総合計画になるのではないかと私は考えています。もう一つは、総合計画というのは、基本構想と基本計画で組み立てられています。このうち、議決事項というのは基本構想だけなのです。もう一方の基本計画は、審議会にはかかるけれども、議会に出てきて議決事項ではないわけなのですよ。だから、審議会に議員が加わることが必要ではないかと私は考えますけれども、再度答弁していただきたいと思います。それと、学校の統廃合に関してですが、見直しをという話をしましたけれども、そもそもこの基本計画、統廃合の基本計画というのは、まちづくりの視点が含まれていないと思うのです。石狩湾新港を除き、総合計画でも、都市計画マスタープランでも、九つの地域に分けています。これが、基本計画では6地区になってしまっているわけですよ。まちづくりの方向性が計画の段階からもうこうやって変わってきてしまっているわけですけれども、市長がかわって、まちなか居住も今までより強力に進めると、そういう気持ちがあるのだったらば、せめて中心部の計画は、一旦白紙に戻すということを述べていただけたらうれしいと思いますので、お答えください。もう一つは、財政が厳しいということを何度か答弁でいただきましたけれども、しかし、そういう財政が厳しくても、道教委から商業高校の跡を買うことについてはオーケーなのだと、これは全然整合性がとれない、市長がどこに中心点を置いているのかということが理解できない部分です。財政が厳しいというのだったら、商業高校を買い取るのではなくて、既存の校舎を活用すべきではないかと思いますけれども、お答えください。もう一つですが、教育委員会で、新年度中も理解を得るよう努力するみたいな話がありました。私が聞いたのは、今年度、ことし3月、今月中の返事というのは諦めたのですかということを聞いたのですけれども、それは諦めたということで、今、答弁を押さえていいのかどうか、それをお聞かせください。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
小貫議員の再質問にお答えいたします。私から答弁したこと以外におきましては、各担当から答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。かなり多くの項目にまたがっておりますので、何か漏れていたりとかありましたら御指摘いただけたらと思います。まず1点目、私からは、まず除雪費のことにおいて、当初予算ではなく、第3回定例会で上げることによって審議時間がどうしても短くなってしまうということもあるので、やはり当初予算から掲げるべきではないかという御指摘、それが正常だと思われているのか、またはその状況は当初からそのような予定だったのかということかと思いますけれども、私といたしましても、先ほども答弁させていただきましたが、当初予算で出していきたい、これがやはり原則だと思っております。しかしながら、私就任させていただいたこの間、さまざまな除排雪における制度変更であったり、または仕組みなどに変えてきたところでございます。私といたしましては、何とか十分に検証を行った上で皆様に御提示をさせていただくことによって、よりよい環境づくりにしていきたいと思っているところでございますので、改善は図りたい、当初予算に上げたいという思いはありますけれども、恐縮ですが、今年度においては第3回定例会で掲げたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。そして、それは当初からの予定だったのかというお話ですけれども、今年度、平成 29 年度に上げていく分においては、当初から第3回定例会でというお話になっていたところでございます。それと、私からは、石狩湾新港に対しての対応は寛大に見えるという御指摘がありましたけれども、私自身はそのような対応は行っておりません。私自身も、先ほども答弁いたしましたが、過度な投資をするべきではないと私自身も思っているところでございます。その中で、石狩湾新港の今後の動向、またはこれからの貨物量の増加、それらを推計していく中で、石狩湾新港管理組合とは今後のあり方について、ガントリークレーンに限らず、いろいろとお話をさせていただいているところでございます。今後においても、そのような過度な投資とならないように、常にチェックもしていきたいと思っているところではございますが、今後においては、石狩湾新港はもちろんなのですけれども、石狩湾新港と小樽港が物流の奪い合いになることのないよう、この石狩湾という枠組の中で、石狩湾新港と小樽港がどう連携し、お互いを高めていくのかという視点が重要だと思っているところでございます。その視点を持って、今後においての発展に向けて、両港が物流で地域経済の高まりに結びつくように取り組んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。それと、泊原発の要請等に対して、再稼働反対の文言を入れるべきという御指摘でありましたが、今後において要請する機会においては、その文言を入れて対応してまいりたいと思います。それと、高島の件でしたけれども、漁業者とのテーブルに着いたばかりなのに許可を出したことに対して指摘したいということであったかと思います。おっしゃるように、漁業者と事業者がお互いの状況を理解し合える環境づくりということで、テーブルに着いていただけるように市としても努力をしているところでございます。これからも、その両者がお互いの環境がお互いを阻害することのないように、またお互いがお互いを、それぞれの取り組みが高まり合えるような環境づくりに市がしっかりと対応していくことであると思っておりますけれども、その取り組みとその許可を出すという要件が、やはり別な考え方だと私は思っております。許可におきましては、今までも説明させていただいているように、許可要件に従って対応させていただいておりますので、その件においては、現状の許可要件を満たしたことから許可をしたということで御理解いただきたいと思います。それと、第二次小樽市観光基本計画のことに照らし合わしての御質問で、私が反対を封じ込める行動をしているのではないかというお話でしたが、恐縮ですが、第二次小樽市観光基本計画の御指摘の点については、私がどのようなことをおっしゃられているのかわからないので、その具体的な形での答弁はできませんけれども、先ほどもお話しさせていただいたように、やはりさまざまな施策があります。その中で、さまざまな過程において議論が行われますけれども、その中で、当然、私であったり、職員と議論すれば、職員の中で意見が違う場合もありますし、また新たな意見が出てくることもございます。その時々において、その内容が当然によい内容であれば加えたり変えたりする場合もありますし、また、そのようないろいろな過程が今までもありましたが、最終的な判断というのは、やはり私自身は市政執行における責任者でありますので、その責任のもとで、その議論の過程等を、また内容等を踏まえて、最終的な政策決定を行っておりますので、小貫議員が御指摘のような状況ではありません。(発言する者あり)(「全然わかっていない」と呼ぶ者あり)それと、学校の適正配置について、白紙に戻せという御指摘だったかと思いますけれども……(「見直し」と呼ぶ者あり)(「見直しだ」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
学校の適正配置についての件でありますけれども、先ほどもお話をさせていただいたところでございますが、やはり学校の適正配置における取り組みにおいては、子供たちのことを考え、教育委員会が取り組まれていることでございます。私といたしましても、現在、学校適正配置の基本計画が進められているのは、やはりこのまちに住んでいる子供たちが未来の小樽を支える人材となるように、その教育環境を整えていくために行っていることだと思っているところでございます。今後においても、この点については教育委員会の中で、その観点のもとでいろいろと考えられていくと思っておりますので、今は行政も子供たちのために教育に対してしっかり責任をとるべきという立ち位置ではありますので、その責任のもとで教育委員会と連携しながら、その環境づくりを整えてまいりたい、このように考えているところでございますので、御理解をいただければと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 前田一信(総務部長は2018年2月まで)
小貫議員の再質問にお答えいたします。私からは、プールの関係と、それから総合計画の関係についてお答えしたいと思います。最初にプールですけれども、こちらにつきましては議員御指摘のとおり、箇所数につきましては、12カ所で変わってございません。ですが、実際に箇所数は 12 カ所ですけれども、今後、他都市でもいろいろな複合施設とかつくったりしておりますので、そういったいわゆる先進都市と言われるようなところを視察してきて、どのようなメリットですとか、あるいはデメリットですとか、そういったものがあるのかをまずは検証してみたいと思ってございます。それからまた、そのプールがいつまでにというようなお話もあったかと思うのですけれども、こちらにつきましても、単純に考えますと、単独施設をつくった場合には割と早くできるということなのですが、それにしましてもやはり複数年かかるようですし、それからまた複合施設ということになりますと、いろいろな形態によって違うとは思いますけれども、こちらはやはり単独施設よりもさらに年数がかかるということになりますので、そういった意味では 29 年度までにすぐに始めてでき上げるという状況ではないなとは考えてございます。それから、続きまして総合計画についてでございます。総合計画につきまして、市議会議員を入れたほうがいいのではないかということでのお話でしたけれども、こちら市長からもお答えいたしましたが、他都市といいますか、そういったところでも、実は道内の主要都市でも市議会議員が入っているというところがないというような状況がございまして、それは先ほど市長からお話ししたとおり、行政実例なんかでもそういった形になっているというようなこともございます。そしてまた、我々としましては、今後進めていくに当たっては、議会の常任委員会とか、そういったいろいろな議会へ報告する場を使いまして、市議会議員の皆様には丁寧に御説明していきたいなと思っておりますので、御理解いただければと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 財政部長 前田孝一(財政部長は2020年2月まで)
私から、交付税の関係で、2点ほどお答えさせていただきます。まず、基準財政収入額の件でございます。特別土地保有税の関係でございますけれども、この特別土地保有税に関しましては、平成 14 年度で新規課税というのは終わってございます。たまたま徴収猶予期間というのが、一定程度の計画があった場合に徴収猶予されるというのがございまして、その徴収猶予期間が切れた案件が 27、28 年度でございましたので、地方税の、市税の歳入予算としては上がってございますけれども、もともと交付税の基準財政収入額上は、平成 15 年度以降、新規課税がないということで、基準財政収入額の対象から外れてございますので、今後は、この特別土地保有税の関係で基準財政収入額がどうのこうのするということはございません。それから、トップランナー方式の関係でございますが、これは一方で増嵩する自治体の経費に適切に需要額を対応させる、こういった中で必要な経費をきちんと算定する、その一方で、一定程度委託が進められている経費については、その実態、全国の委託の進捗状況等を勘案して、そちらを需要額の単位費用で算定する、そういった考え方でございます。したがいまして、先ほど、市長の答弁にもございましたとおり、トップランナー方式によって、当然、経費として少なくなる、需要額を落とす部分はございますけれども、また一方では、その部分については必要な経費に充てられるということで、大きな影響は本市にはないと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部長 中野弘章(産業港湾部長は2018年2月まで)
小貫議員の再質問にお答えいたします。私からは、このたびのIT関連企業の補助金にかかわりましての御質問ということで、小樽の産業特性との関係ですとか、継続的合理性はどうなのかというような御質問だったかと思います。このたびのこの補助金につきましては、実際に誘致活動を進めていく中で、非常にこういうニーズが多かったということがございます。これまでは、銭函ですとか、石狩湾新港の小樽市域の食品物流関係を中心に工場等の誘致を進めてきたところなのですけれども、そのような形で担当がいろいろ情報収集する中でこういうものが多かったと。それにつきましては、IT系というのは成長産業であるということと、また、首都圏等の土地代ですとか賃借料の高いところになくても、地方でもそういう職場を置いていても対応できるというような、そういったようなところからこういうニーズがあったのだというふうに考えております。また、小樽におきましては、既存の企業等の競合もほとんどないと考えておりますし、市内の中心部におきましても、においが出るとか、排煙が出るとか、そういったような問題もございませんし、道の補助金のメニューにも同じようなメニューございますけれども、道はある程度もっと大きな規模のもので、小樽の場合、中心部の空きビルというのはそれほど大きくございませんので、それで枠を少し小さくしたようなところでございます。ですから、企業の継続的合理性を、今ここで保証することはできませんけれども、現状におきまして、このような企業を誘致するということは非常に小樽市にとってプラスであると考えまして、このような補助制度を創設したいということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部参事 飯田俊哉
小貫議員の長期構想の数値目標の設定についての再質問にお答えいたします。長期構想につきましては、20 年から 30 年後の小樽港の役割ですとか機能について描くものでございますけれども、そのためにはやはり具体の目標を示すことがどのような変更を目指しているのか明確になるということから、今回、数値目標を設定することにしたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)
小貫議員の再質問にお答えいたします。私からは、駐車場の調査事業のこと、それから 42 条2項道路の取り組みについてお答えさせていただきます。まず、駐車場の調査経費でございますけれども、これは実態調査と書いてあるので少し誤解を招いたかもしれませんが、単純に駐車場がどれだけあるのですかということだけではなくて、その需給状況、どれだけとまっているのですかと、ですからそのエリアにどれだけ駐車に対する需要があって、どれだけ供給があるのですかという現在のを把握し、また将来的にもどれだけ見込まれるのですかと、これを調査するものでございます。それで、エリアですけれども、図面でないと説明が難しいのですが、駐車場整備地区というのは、小樽駅から行きまして北西側、おおむね竜宮通り、それから海のほうへ行きまして堺町通りと言ったらおわかりいただけますか。そこから今度南に戻りまして、於古発川沿いに水天宮まで上がりまして、そこからグリーンロードを経由しまして小樽駅に戻る、国道の少し上までやって、そこのエリアを含んで小樽駅まで戻るというような大まかなエリアです。それで、周辺地区につきまして、その外側になりますので、海側は先ほどの本通線、堺町通りを臨港線まで広げた形、それから北西側は稲北交差点まで広げた形、それから南は入船町、大まかに言うと入船までグリーンロードから広げた形ということになっております。それで、今回は、ほぼそれに一致するのですが、ただこの駐車場の調査が平成3年以来やっていないということで、全くデータが古いということでございまして、今回、中心も含めて少し欲張った構想かもしれませんが、観光地といいますか、運河沿い、ここら辺も一緒にやって、データを提供できればいいのではないかということで、運河沿い、運河の臨港道路といいますか、運河から一つ海側の臨港道路の周辺まで範囲として広げているというところでございます。それから、42 条2項道路の関係でございます。議員御指摘のとおり、狭あい道路整備等促進事業という事業はございます。あと市道についても、まだ4メートル未満の幅員しかないといったことが、もう 10 キロメートル単位でございます。そういった中で、やはりこういった4メートル未満の道路、ここら辺の用地確定だけでもということで進めていくという事業の大切さは十分そのとおりだと思うのですが、現在、私ども、例えば市道認定の 10 カ年計画ということで、平成 23 年から 32 年までの間で 46 路線、8.8 キロメートルを認定するための資料をそろえていこうといったこと、それから地積測量といいまして、各区域の、各区画の、市内全域の区画の土地を確定していく、改めて新しい精度の高い方式で確定していくということを今始めたところでございます。そういったこともございますので、この事業の重要性はわかるのですが、そこまで財力、それからマンパワーを割けるかということは、まだ検討の余地があるだろうというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
小貫議員の再質問にお答えします。最初に、財政状況が厳しい中、商業高校の校舎を使うのではなく、既存の校舎を使うことはできないのかというようなお話だったと思いますけれども、そういう考え方ももちろんあろうかと思いますけれども、実際に統合する両校について検討もいたしました。その中で、西陵中学校につきましては、学校としての校舎の耐震化はできているものの、昭和の時代の建物ということで、相当数改修をしなければならないということですとか、それからグラウンドも整備要望がずっと上がってきている状況ですので、そういった意味でいけば、これからしばらく使うということになれば相当のお金、経費をかけていかなければならないということもございます。それから、もう一方の松ヶ枝中学校は、耐震化もできていない状況でございまして、経費をかけるという観点から見ると、非常に厳しいものがあるのかなと思っております。いずれにいたしましても、両校の子供たちの通学環境も含めて、教育環境をよくするという観点で検討を進めていく必要があると思っております。それから、もう一点ですけれども、北海道教育委員会への今年度中の要望について、今年度どういうふうにするのかということでございますが、先ほども答弁で申し上げましたけれども、現在、校区に関する小学校の保護者に対しまして、教育委員会の考え方を説明しているところです。保護者の考え方も踏まえつつ、新年度も引き続き保護者や地域住民の方々へ説明をして、御理解を得た上で利活用について北海道教育委員会へ要望をしていきたいと考えていますので、先ほど、今年度の要望はどうなのかということでございますけれども、大変厳しい状況にあるということでございます。(「議長、20 番」と呼ぶ者あり)
再々質問 20番 小貫元
何点かですけれども、絞って再々質問します。まず、除雪費の当初予算計上しないことということで、原則は、当初予算が原則だという認識があるということですけれども、もう一つが、第3回定例会で予算をつけるのだという話がありました。私たちとしては、当初予算でつけるべきだというまず思いはありますが、第3回定例会でいきなり方向性も含めて出されると困るのですけれども、それは方向性ぐらいは第2回定例会で出すという予定なのか、その辺をお聞かせください。石狩湾新港との関係では、物流の奪い合いにならないようにということで連携していくのだというような話でしたけれども、先ほど市長が言ったように、港湾というのはすそ野が広いという産業構造を持っています。もともとこの石狩湾新港をごり押しするときだって、いや、小樽港の貨物がふえてきたのだと、だから小樽港を補完するために石狩湾新港をつくるのだと言って、機能分担が必要だと言ってやってきたわけですよ。ところが、現在は、もう石狩湾新港を小樽港が補完するみたいな、そんな形になってきてしまっているので、市長は財政が厳しいと何度か言っていますけれども、財政が困難だとなってきたら、もうこの新港の負担金にもメスを入れていかないとだめなのではないかと思いますが、これについてお答えください。あと、プールについて、先進都市を視察するのだという話がありましたけれども、私、2011 年に議員になりました。そのとき、総務常任委員会でしたが、それ以来ずっと取り上げていますけれども、ひたすら調査すると言っているのですよ。ことし6年目です。一体どれだけ調査すればいいのですかという話なのですよ、今上がってきているのは。だから、もう既に調査だなんて言っていないで、もういつつくるのかというところを決めてとりかかっていかないと無理ではないですかと、私は思います。これについてお答えください。あと、総務部長が、平成 29 年にできるというものではないみたいな、今、答弁がありましたけれども、ということは、もう先ほど市長が言ったことと何か違うのかなと思いますが、いつつくるということを示せるのか、そのことについてはいかがなのか、示してください。次に、産業港湾部から、長期構想の関係で答弁がありましたけれども、長期構想に数値を盛り込むことの理由を聞いたわけではなくて、再質問で取り上げた貨物の変化を踏まえた上で、そういうことを見通せるのが可能かどうかということを再質問で聞いたと思いますので、それが今、長期構想で、この時点で将来を見通せると思っているのか、その辺をしっかり答弁いただきたいと思います。あと、駐車場との関係ですけれども、平成3年以来調査していないという話がありました。平成3年の調査というのは、平成4年の駐車場整備計画を定める上で調査したということだと思うのですが、この駐車場整備計画をつくるために調査するのだというのだったら、理由がいろいろとわかるのですけれども、ところが提案説明を聞いていると、そうではないと。駐車場法に定められている駐車場整備地区を更新するのですと。平成4年の駐車場整備計画というのは、平成 22 年までを目標年次として定めているので、今、駐車場整備計画を見直したいのですという理由なのだったら納得ができるのですよ。ところが、そういう説明ではないのです。だから、本質問で言ったように、唐突感が否めないという話をしているのであって、今の建設部長の答弁だと、駐車場整備計画を見直すということで捉えていいのか、その辺をお答えください。あと、42 条2項道路との関係ですけれども、交付金の活用が可能だという話は答弁でありましたけれども、一つ、再質問で聞きたかったことは、この問題というのは、建築基準法に定められている話で、別に何か特別なことをやってくださいというわけではなくて、法律にのっとって淡々とやったらどうでしょうかという提起なのですよ。それで、10 年や 20 年というところで解決するような問題ではない話で、下手したら 100 年単位の事業になる話なのですよ。ただ、そのスタートとなるのが、どこが2項道路なのかということをしっかりと把握することが、まずそこからがスタートではないかと思いますので、まず市道認定されている2項道路だけでも調査すべきではないかと思いますけれども、これについて答弁をお願いしたいと思います。あと、教育委員会の答弁がどうもすっきりしない答弁で、もう少しはっきり言っていただいたほうがわかりやすいのですが、まず道教委への要望について、3月中にしないということを明言していただきたいと思いますが、これがまず一つと、あと、いろいろ整備に金がかかるのだという話が出されていましたけれども、商業高校だって整備するのに金が必要になりますので、それはやはり理由にならないと。まちづくりとどう一緒に考えるのかと、先ほど松ヶ枝中学校の問題がありましたが、松ヶ枝中学校が丸ごとなくなれば、あの最上の地域に小学校も中学校もなくなると。道営住宅、市営住宅、たくさんあるけれども、あそこに子育て世代が全く住まなくなってしまうと、あの山の上に。そうしたら、そこに結局残るのは高齢者だけだと。そういうまちづくりと一体に考えてほしいというのが今回の質問ですので、ぜひまちづくりと一体にしっかり考えていただきたいということを最後の質問といたします。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
小貫議員の再々質問にお答えいたします。私から答弁したこと以外には、担当より答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。1点目は、除雪費の件で、方向性ぐらいは第2回定例会で示されるのかという件だったかと思います。この点におきましては、昨年も、初めて開催させていただきました建設常任委員の方々との懇談会等において、第3回定例会より前に課題提示であったり、また方向性なりを懇談する機会を設けたいと考えているところでございます。まだ、恐縮ですが、はっきりとした日程等は決まっておりませんけれども、できれば早い時期に行えるように、担当部と調整を図ってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。それと、私からはもう一点、石狩湾新港の負担金にメスを入れるべきだという御指摘だったかと思います。現行では、今、3%シーリングで、年々、少しずつですが、負担が下がってきており、今年度におきましては3億円を切るという形になりつつあるかと思っております。先ほど来からお話しさせていただいたように、私自身は過度な投資自体はやはり行うべきではないと思っているところでございます。今後における石狩湾新港の取り組み、または貨物量、さらには方向性、これらを見きわめながら市としても必要なことにおいては申し入れをしていかなければならない、このように考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 副市長 上林猛(副市長は2017年9月まで)
小貫議員の再々質問にお答えいたします。私からは、プールの件について答弁させていただきます。先ほど総務部長からお話がありました、調査の項目は変わってないのだけれども、一つ、調査をしてきたのは、資料を取り寄せて、それについての分析といいますか、そういう調査が主でございますけれども、実際にどのように建てるかということに関していえば、まずは実際に現場に行って、その確認をするということと、もう一つ大事なのは、その計画に至るまでのプロセスがどういう経過をたどったのか、これはさまざまな検討の過程の中でどういう意見、計画の中で、それを選択したのはどういうわけなのか。例えば進め方、調査、基本設計、実施設計、その段取りを市民の合意をどの段階で得たのか、または議会の進め方、どの段階で議会にどういうふうにかけて、そこまでのプロセスはどうであったか、その辺の細かい具体的な進め方などについても調査しなければなりませんし、さらに、主に道内中心の調査でございましたけれども、全国的にもっとユニークな建て方をしたところがあるのかどうかということも含めて、再度、厳密にやってみたいということでございます。それと、今後の進め方のことで後退したのではないかというお話でございましたけれども、先ほど市長が個別施設計画との関係で答弁をしましたとおり、今後、個別施設計画の策定を進めていく予定ですが、既に検討を進めている施設や緊急性の高い事案が生じた場合は、その都度判断をしていくということでございますので、このプールについてはもう既に検討を進めている施設という、私どもはそのように理解しております。また、先ほど、市長の答弁の中で、任期中にということは、平成 31 年4月までの任期ですので、それまでには方向を定めますということでございますので、この調査の中でできるだけ具体的な案を示して、29、30 年度の間には一定の方向を示していきたいという考え方でございますので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部参事 飯田俊哉
小貫議員の長期構想の数値目標の設定について、再々質問にお答えします。今、長期構想をつくる段階で目標を設定する、小樽港の今後の、20 年後、30 年後の役割を設定する段階で、その数値の見通しが可能かということでございますけれども、あくまで我々そういう目標を設定するということでやってございますので、今の段階で我々は見通した目標値を設定するということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)
小貫議員の再々質問にお答えいたします。1点目、駐車場の調査計画でございますけれども、これは先に結論から申しますと、特に駐車場整備計画ですとか、そういったものの策定には使えるかもしれませんが、それを前提にしたとか、特定の計画を前提にしたものではなく、あくまでも基本調査ということです。それはなぜかといいますと、例えば、一つの例ですけれども、先ほど市長が答弁申し上げましたとおり、駅前広場についてはやはり改良しなければならいと、その中に駅前駐車場というのがございます。それから、それを補完する形で駅横駐車場というのがございます。そのあり方といいますか、そういったことを考えるに当たっても、これらの資料が必要になるであろうということでございます。それと、先ほど申し上げました、実態が、四半世紀にわたって駐車の需要状況がわかっていないということで、今回は基本調査という形でこの調査を行ってデータを得たいと考えているところでございます。それから、42 条2項道路の件ですけれども、市道については、4メートル未満のエリアといいますか、どれだけの延長があるというのは調査しています。道路台帳がありますので、それでわかるのですが。ただ、現況がピンが入っているか、ピンが入ってないか、私ども、今、全て押さえていないのですけれども、そういったこともしていかなければ、いわゆる実際に使うに当たってといいますか、実効性があるのかどうかということは少し疑問があります。そういったことを含めると、いわゆる、今、先ほど申し上げましたような用地確定といいますか、そういった作業が必要になりますので、その中では地積測量ですとか、市道認定事業、そういったことをやっておりますので、そういったことに、今、人、それから財力を割いているところでございますので、御理解いただきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
小貫議員の再々質問にお答えいたします。再度のお尋ねですけれども、北海道教育委員会に対して今年度中の要望はどうなのだということでございますけれども、今年度中の要望は考えておりません。それから、まちづくりの方向性と一体となって再編整備の計画の見直しも進めていくべきではないかというようなお話だったと思いますけれども、これまでも市長部局と連携しながら進めております。また、先ほど市長からも答弁ございましたように、まちづくりの原点は人づくりという観点もございますので、そういったところで、今後、市長部局とも連携を十分図りながら検討を進めてまいりたいと考えております。