小樽市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月14日
通告どおり周産期医療について
2016年6月14日、小樽市議会の一般質問で、安斎哲也議員が「通告どおり周産期医療について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。
- 質問者
- 安斎哲也 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 安斎哲也
とんでもない無責任な答弁の後に、通告どおり周産期医療について伺います。昨日も質問で取り上げられていましたが、私としては、市長就任後の人事異動によって、何ら設置根拠のない事務移行に、ただ素人が聞こえのいい言葉のある部署に理念もなく移したことに、本当に8年間つじ立ちしても勉強していなかったのだなと、残念な思いで質問をさせていただきます。小樽協会病院の分娩再開に向けた支援策を検討する北後志周産期医療協議会が設置され、医師確保と施設改修、財政支援などについて、今後、議論されることになったことは評価されるべきと思いますし、これに向け、病院局長をはじめとする関係者の皆様の慎重かつ堅実な取組に敬意を表します。まず伺いますが、周産期医療の定義をお聞かせください。保健所設置の根拠と、これまで周産期医療を担ってきたことについて、法令を基にお聞かせください。母子保健法に基づいて小樽市で行われている、妊娠がわかったときから育児の相談までという周産期の時期を含む連続した期間に、妊産婦に対してケアをする事業にはどのようなものがあり、どこが担当しているのかお聞かせください。また、小樽市における地域保健に関する一時的な窓口はどこですか。なぜ協会病院の分娩再開に向けた関係機関との調整を福祉部に所管させたのか、理由を明確に説明してください。市長公約にある「安定した周産期医療実現」の定義は何を指しているのですか。周産期医療は、妊婦と小児の救急医療との関係が密接になりますが、小樽市全体の救急医療を担当しているのは保健所であって、関係機関との調整を福祉部に担わせることは合理的に説明がつきませんし、事務分掌にもありませんが、説明を求めます。現状の所管状況が成立するとしても、保健所と福祉部の役割分担は明確に整理すべきであると思います。どの部分が子育て支援で、どの部分が母子保健とするのか全庁的に検討と合意をすべきであると思いますが、現状ではどのようになっているのか見えません。この点について説明を求めます。今後、小樽協会病院の分娩再開に向けた協議が進められていくと思いますが、現時点でも妊産婦がおり、小樽で言えばおたるレディースクリニックが担ってくれていますが、それでも胎児の状況によっては札幌の病院に通わなければならなくなるかと思います。そういったデリケートな時期に、小樽市のような医療環境の下で、実際に妊婦の方たちがどういった不安を感じているか、どのようなニーズがあるのか、現状を把握されていますか。把握されているのであれば、どのような声があるのかお聞かせください。その現状を受け、小樽市として交通費支援や宿泊支援など、今いる妊婦に対してできる支援があると思いますが、このような支援について検討しているのか。しているのであれば、何をどのように検討しているのかお示しください。また、さらに言うならば、厚生労働省が進めている子育て世代包括支援センターを設置し、小樽市において、周産期医療を含む子育てに対する包括的なケアシステムを構築することはできないのでしょうか。市長の見解を伺います。再質問を留保し、終わります。(拍手)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、周産期医療について御質問がありました。まず、周産期医療の定義につきましては、妊娠 22 週から生後7日未満までの期間が周産期とされ、合併症妊娠など母子の異常が生じやすく不安定な状態にあります。この期間における母子の突発的な緊急事態に備えるための総合的な医療であります。次に、保健所設置の根拠につきましては、地域保健法第5条に基づいており、同法施行令第1条第3項に本市が保健所を設置する市と規定されております。また、これまで周産期医療を担ってきたことにつきましては、北海道が医療法第 30 条の4に基づき北海道医療計画を策定しておりますが、この中で周産期医療の体制整備がうたわれており、また、同法第30 条の 10 において、地方公共団体は、医療計画の達成を推進するよう努めることとなっておりますので、一義的に医療法を所管する保健所が担っております。次に、本市での妊産婦のケアに関する事業とその担当、また、地域保健の窓口につきましては、まず、妊産婦のケアに関する事業は、保健師などによるハイリスク妊婦への訪問、母親教室、妊婦訪問や生後28 日までの新生児訪問など産前産後を通して行っており、これらの事業は保健所が担当しております。また、地域保健の担当窓口は保健所になります。次に、小樽協会病院の分娩再開に向けた関係機関との調整を福祉部に所管させた理由につきましては、周産期医療にかかわる調整は子育て支援と多くかかわってきますので、福祉部内に子育て支援と周産期医療の両方の業務を担う職員を配置したものであります。次に、「安定した周産期医療実現」の定義につきましては、産婦人科医などの働きやすい体制を整えることにより、安定的に医師を確保し、地域の皆様が安心して子供を産み育てることができる環境を実現することであると考えております。次に、救急医療担当である保健所と周産期医療にかかわる調整を福祉部に担当させることについての事務分掌との関連につきましては、福祉部で担当する業務は、医療法に規定される事務について行うものではなく、周産期医療体制を確保するための支援で、北海道など関係機関からの情報収集や医師確保の要請、小樽協会病院を含む医療関係者との協議が主な業務であります。また、専門的な知識が必要な場合は、保健所と連携をとって業務を進めております。福祉部子育て支援課の事務分掌に子育て支援対策についてのことがうたわれておりますので、周産期医療にかかわる調整は福祉部で担当しているものであります。次に、母子保健担当の保健所と子育て支援担当の福祉部の役割分担につきましては、周産期医療体制を確保するための支援については福祉部で、妊婦訪問や新生児訪問など専門職による対応が必要な母子保健については保健所が担当しておりますが、連携をとりながら業務を進めているところであります。(発言する者あり)次に、妊婦の方たちの不安やニーズ、現状の把握につきましては、市民の皆様からは、お手紙やメールなどにより、小樽市内で分娩可能な医療機関が1施設のみであることへの不安などの御意見をいただいており、小樽協会病院での一日も早い分娩再開が必要だと認識しているところであります。次に、交通費支援や宿泊支援につきましては、市内で分娩可能な医療機関が1施設のみであるため、妊婦健診のために市外の医療機関に通い、また、出産もされている方がいらっしゃることは承知しておりますが、まずは小樽協会病院での一日も早い分娩再開に向けて取り組んでいくことが重要と考えております。次に、子育て世代包括支援センターの設置と包括的なケアシステムの構築につきましては、本センターは、妊娠期から子育て期にわたるさまざまなニーズに対して総合的な相談支援を提供するワンストップ拠点として整備するもので、おおむね平成 32 年度末までに地域の実情等を踏まえながら全国的にその機能の整備を目指すこととされております。本市にとりまして、どのような形態が適切であるかも含め、他自治体の状況を調査するなど研究してまいりたいと考えております。(「こんなへ理屈答弁じゃ満足できないね」と呼ぶ者あり)(「議長、5番」と呼ぶ者あり)
再質問 5番 安斎哲也
再質問に入る前に1点議長に確認したいのですけれども、よろしいでしょうか。
再質問 5番 安斎哲也
私の本質問の中で市長の公用車使用状況についてるる質問させていただきましたけれども、その中で、私としては、公務であれば行政目的は何だったのかと質問していましたが、全てにおいて個々の内容はお答えできないというような答弁でありました。百歩譲って個々の内容はいいとしても、公務であるのであれば、行政目的については本答弁でお答えできるものと思いますので、それを控える理由が全く理解できません。議長においては、ぜひこの点を市長に御指摘いただいて、本答弁として、その行政目的の部分をお答えしていただくよう促していただきたいのですが、いかがでしょうか。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
先ほど答弁はさせていただいておりますので、それで続けて……
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
先ほども答弁いたしましたけれども、市政運営上、差しさわりがあると私は考えていたところでございますので、その示し方とかも含めて、もう一度検討しなければならないと思っておりますので、現行においてはこのような状況だということで御理解いただければと思います。(発言する者あり)(「だめだよ、そんなもの」と呼ぶ者あり)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
それでは、その表現方法について少し検討する時間が必要なので、その時間をいただければと思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
先ほどもお話ししましたけれども、それについては少し時間を要すると思いますので、本日中には難しいと思いますから、明日も議会が行われると思いますので、明日の議会までには何とか用意して提出したいと思います。(「議長、3番、議事進行について」と呼ぶ者あり)
質問 3番 髙橋龍
今、市長がおっしゃいました明日までにということですけれども、これから我々新風小樽の再質問を迎えるに当たって、個別具体にというふうに安斎議員はおっしゃっていましたけれども、その答弁がないと再質問に入ることは難しいのではないかなと思いますが、議長、いかがでしょうか。(「めちゃくちゃになるんだから整理しなきゃだめだって」と呼ぶ者あり)